JP3056489U - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

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JP3056489U
JP3056489U JP1998005948U JP594898U JP3056489U JP 3056489 U JP3056489 U JP 3056489U JP 1998005948 U JP1998005948 U JP 1998005948U JP 594898 U JP594898 U JP 594898U JP 3056489 U JP3056489 U JP 3056489U
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博 大川
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大川電設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大電力が消費される期間の電力使用量を低
減させることができ、且つ、商用電力と自家用発電機を
有効に利用することができる電力制御装置を提供する。 【解決手段】 複数の電力負荷15と、自家用発電機2
0と、電力負荷15の使用電力量を監視して電力負荷1
5への給電を制御する制御手段とを設ける。電力負荷1
5にて設定値以上の電力が消費された場合、制御手段は
一定条件下で電力負荷15の電源を商用電力若しくは自
家用発電機20の電力に切り換える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、工場、店舗或いは家庭などに設けられ、商用電力が供給される冷暖 房機或いは照明などの複数の電力負荷の制御を行なう電力制御装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来工場、倉庫、店舗或いは家庭などと電力会社との契約基本料金は、高圧引 き込みの場合、使用電力の最高値(デマンド値)により基本電力料金が設定され ると共に、店舗或いは家庭用などの低圧引き込みの場合、電力負荷の台数や電力 負荷の電力使用量の大きさにより基本電力料金が設定されている。そして、電力 会社に支払う電力使用料金はそれぞれの電力負荷で消費される電力使用量に応じ て算出される。
【0003】 一方、一般的に日中には多くの電力負荷が使用され、夜間には比較的少ない電 力負荷が使用されている。また、高圧引き込みタイプの電力(この場合6600 V)が供給される工場或いは店舗などでは、特に夏の最も暑い時期の日中13時 〜16時には冷房機などが最大限に運転され年間を通じて最大の電力が使用され ている。
【0004】 そして、一定時間内(この場合約30分間とされている)に使用された電力量 が積算されて所定の記憶装置に記憶されると共に、当該記憶装置には年間を通じ て最大の電力使用量のみが記憶される。係る、記憶装置に記憶された最大の電力 使用量を元に以後の基本電力料金が算出される。この場合、最大使用電力量が大 きいと月々の基本電力料金は高額であり、最大使用電力量が小さいと月々の基本 電力料金は低額であった。
【0005】 しかし、電力会社では大量の電力が使用され供給電力が不足してしまうと、電 力使用者に多大の迷惑をかけてしまう。このため、年間を通じて最大の電力使用 量に対応した発電所を準備して、供給電力が不足しそうな場合に電力を補填して いた。係る、電力使用量が供給電力量を超えてしまうような場合、新たに膨大な 費用をかけて発電所を建設しなくてはならなかった。そこで、電力会社では発電 所建設などの費用の負担を軽減するため、最大電力が使用される日中の13時〜 16時の時間帯と、その前後数時間の時間帯と、それ以外の時間帯とに分け、最 大電力が使用される時間帯の電力使用料金を高額、最大電力が使用される前後と なる時間帯の電力使用料金を中額、それ以外の時間帯の電力使用料金を低額に設 定して発電所建設などの経費負担の増大を抑えていた。
【0006】 また、低圧引き込みタイプの電力(この場合100V/200V)が供給され る一般家庭等での代表的な契約基本料金としては負荷契約、回路契約等がある。 また、電力負荷の起動時には約3倍の電力が消費されるのは周知の通りであり、 多数の電力負荷が同時に起動されると、大きな電力が消費されることとなる。こ の場合、多数設置された負荷が同時に運転される可能性を考慮して主ブレーカー の遮断電力容量が設定されて取り付けられるが、電力会社との契約基本料金は、 取り付けられた負荷の電力消費量の大きさにより決められた計算式で契約基本料 金が設定されている。係る場合、主ブレーカーに接続された負荷の電力使用量が 大きいと契約基本料金は高額となり、負荷の電力使用量が小さいと契約基本料金 は低額であった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、高圧引き込みタイプの工場、倉庫或いは店舗などでは年間を通 じての最大電力使用量を元に電力会社に支払う基本電力料金が算出されていたが 、大きな電力が使用される期間は年間を通じて数日乃至1ヶ月間位であった。こ の場合、大きな電力が使用されない他の月でも高額の基本電力料金を支払わなけ ればならない問題があった。
【0008】 そこで、年間を通じて大きな電力が使用される数日乃至1ヶ月間位の電力使用 量を小さく抑えることができれば大きな電力が使用されない他の月の基本電力料 金を低減させることが可能となる。このため、年間を通じて最も大きな電力が消 費される期間の電力使用量を低減させることができる電力制御装置の開発が望ま れていた。
【0009】 また、店舗或いは家庭用などの低圧引き込みタイプで何台も数多くの電力負荷 が一度に使用された場合でも、安全に使用できるように遮断電力容量に余裕のあ る主ブレーカーが取り付けられていた。そこで、負荷が同時に稼働しないように 制御を行なえば、取り付けられている遮断電力容量の大きな主ブレーカーを、小 さな遮断電力容量のものにすることができ、契約基本料金の低減を図ることが可 能となるが、遮断電力容量の大きな主ブレーカーが取り付けられるとどうしても 契約基本料金が高額になり、月々の基本電力料金が高額になってしまう問題があ った。
【0010】 本考案は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、最大 電力が消費される期間の電力使用量を低減させることができ、且つ、商用電力と 自家用発電機を有効に利用することができる電力制御装置を提供することを目的 とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
即ち、請求項1の考案の電力制御装置は、工場、店舗或いは家庭などに設けら れた冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、自家用発電機と、電力負荷の 使用電力量を監視して電力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、電力負荷 にて設定値以上の電力が消費された場合、制御手段は一定条件下で電力負荷の電 源を商用電力又は自家用発電機の電力の何れかに切り換えるものである。
【0012】 また、請求項2の考案の電力制御装置によれば、請求項1に加えて制御手段は 、夜間は商用電力のままとし、日中は自家用発電機の電力に切り換えるものであ る。
【0013】 また、請求項3の考案の電力制御装置によれば、工場、店舗或いは家庭などに 設けられた冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、自家用発電機と、電力 負荷の使用電力量を監視して電力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、工 場、店舗或いは家庭などで使用される商用電力の使用電力量が設定値より大きく なった場合、制御手段は設定値で不足した分の電力を自家用発電機から補填する ものである。
【0014】 更に、請求項4の考案の電力制御装置によれば、工場、店舗或いは家庭などに 設けられた冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、当該電力負荷の使用電 力量を監視して電力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、電力負荷にて設 定値以上の電力が消費された場合、制御手段は電力負荷を予め設定された順位に 従って給電の制限若しくは遮断を行なうものである。
【0015】 更にまた、請求項5の考案の電力制御装置によれば、請求項4に加えて制御手 段は、工場、店舗或いは家庭などで使用される使用電力量が予め設定された設定 値以上になった場合、照明に供給している電力を制限するものである。
【0016】 また、請求項6の考案の電力制御装置によれば、複数の電力供給装置と、工場 、店舗或いは家庭などに設けられた冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と 、当該電力負荷の使用電力量を監視して電力負荷への給電を制御する制御手段と を備え、制御手段は各電力供給装置の使用電力量を検出し、各電力供給装置から 電力使用料金が安いものに切り換えるものである。
【0017】
【考案の実施の形態】
次に、図面に基づき本発考案の実施形態を詳述する。図1は本発明の電力制御 装置10の電気回路図である。尚、各図において同一符号で示すものは同一のも のとする。電力制御装置10は例えば電力制御部11と図示しない工場或いは店 舗などに設けられた冷暖房機16、或いは、照明17などの複数の電力負荷15 ・・・とから構成されている。係る電力制御部11には計器用変成器13と、制 御手段としての制御装置12が設けられている。
【0018】 また、計器用変成器13と制御装置12との間にはデマンド積算計26、パル ス検出器27及びデマンド制御盤28がそれぞれ計器用変成器13側から順に配 線接続されている。該計器用変成器13は電力会社から給電される高圧引き込み タイプの6600Vでは直接使用電力量を測定することが困難であるため、電流 と電圧を変成して測定できるように構成されている。係る高圧引き込みタイプの 電流と電圧を計器用変成器13で変成する技術については、周知の技術であるた め説明を省略する。
【0019】 ここで、デマンド積算計26は計器用変成器13で変成された電流と電圧を測 定すると共に、測定した電力使用量及びデマンド値(ピーク値)を測定し、それ らの信号データを送出するものである。また、パルス検出器27はデマンド積算 計26より受けた信号データをパルス信号データに変換してデマンド制御盤28 へ送出するものである。係るデマンド積算計26にて電力会社から供給される高 圧引き込みタイプの電流と電圧を測定して、電力使用量及び一定時間内の電力使 用量のデマンド値を測定する技術については、周知の技術であるため説明を省略 する。また、パルス検出器27で検出した信号データを送出する技術については 、周知の技術であるため説明を省略する。
【0020】 また、デマンド制御盤28はパルス検出器27より送出された信号データを受 けて、使用電力量及び電力使用量のピーク値を表示するように構成されると共に 、受けた信号データを制御装置12に送出するものである。係るデマンド制御盤 28で使用電力及び電力使用量のピーク値を表示する技術、及び、受けた信号デ ータを送出する技術については、周知の技術であるため説明を省略する。
【0021】 一方、工場、倉庫或いは店舗などで消費する電力の電力供給源としては商用電 力と自家用発電機20とがあり、商用電力として業務用高圧電源21は6600 Vが用いられてる。業務用高圧電源21は計器用変成器13を介して二つに分岐 して変圧器14、14Aに接続されている。この場合、一方の変圧器14Aは業 務用高圧電源21を三相200Vに変換すると共に、他方の変圧器14は単相1 00V/200Vに変換するように構成されている。
【0022】 そして、業務用高圧電源21は一方の変圧器14A、主ブレーカー32A(図 中主開閉器)を介して電力負荷15に接続されている。係る電力負荷15は、図 示しない店舗、会館或いは大広間などのホールに複数台設置された冷暖房機16 の室外機16B(この場合、室外機16Bは1台のみ図示)、室内機16A、1 6A、16Aなどの機器を云う。
【0023】 また、業務用高圧電源21は他方の変圧器14、主ブレーカー32(図中主開 閉器)を介して調光器19に接続され、調光器19は電力負荷15としての照明 17に接続されている。係る調光器19は周知の通り照明17の明るさを調整す るものであり詳細な説明を省略する。また、変圧器14には遮断スイッチ25を 介して図示しない湯沸かし器、調理器、冷蔵庫などの電力負荷15が接続されて いる。また、変圧器14には切換スイッチ18を介して電気ストーブなどの電力 負荷15が接続されている。
【0024】 係る切換スイッチ18には自家用発電機(図中低圧発電機)20が接続されて おり、この自家用発電機20は他方の変圧器14で変換された単相100V/2 00Vと同等の単相100V/200Vを出力し、切換スイッチ18に接続され た電力負荷15を動作できるように構成されている。尚、33は主ブレーカー3 2、32Aより遮断電力容量の小さな分岐ブレーカーである。
【0025】 ここで、電力供給源としては商用電力(業務用高圧電源21)と自家用発電機 20とが考えられる。係る、商用電力と自家用発電機20との電力使用料金は、 最大電力が消費される日中の一定時間帯では、自家用発電機20で発電した電力 使用料金より、電力会社から供給される商用電力の電力使用料金の方が大幅に高 額となっている。
【0026】 他方、制御装置12は冷暖房機16の室外機16B及び室内機16Aなどに接 続されると共に、他の電力負荷15及び遮断スイッチ25に接続されている。ま た、制御装置12は制御盤24を介して切換スイッチ18に接続されている。尚 、制御盤24は制御装置12より信号データを受けて、自家用発電機20の駆動 を行なうと共に、切換スイッチ18を切り換えて自家用発電機20の電力を電力 負荷15に給電するように構成されている。
【0027】 また、制御装置12は計器用変成器13で測定された一定時間内(この場合約 30分間)の電力使用量を信号データとしてデマンド積算計26、パルス検出器 27、デマンド制御盤24を介して受ける。そして、一定時間内に受けた信号デ ータを積算して記憶すると共に、一定時間内に使用される電力使用量の監視を行 なう。これにより、制御装置12は一定時間内に各電力負荷15で消費される電 力使用量がどの位の値になるかを予測できるように構成されている。
【0028】 即ち、制御装置12は各電力負荷15で消費される電力使用量を監視して、そ れら電力負荷15で消費される電力使用量が一定時間内に予め定められた設定値 以上になってしまうのを予測した場合、電力負荷15の制御、遮断スイッチ25 、制御盤24及び調光器19の制御を行なうように構成されている。また、電力 負荷15、遮断スイッチ25、制御盤24及び調光器19には優先順位が設定さ れており、制御装置12は優先順位の高い順に制御できるように構成されている 。
【0029】 以上の構成で次ぎに電力制御装置10の動作説明を行なう。尚、電力制御装置 10には電力会社から商用電力(業務用高圧電源21)が供給されているものと する。また、電力制御部11には分岐ブレーカー33を介して電力が供給され動 作状態にあるものとする。また、制御装置12には予め年間を通じて最も暑い時 期の日中の13時〜16時の最大電力使用量より例えば20%〜30%低い値が 予め設定されているものとする。また、制御装置12は電力負荷15、遮断スイ ッチ25、調光器19、制御盤24の順に制御を行なうものとする。
【0030】 夏などの暑い時期に冷暖房機16などの電力負荷15・・・が運転されると、 制御装置12は計器用変成器13で測定された一定時間内(この場合約30分間 )の電力使用量を積算して記憶すると共に、一定時間内の電力使用量の予測値の 設定を行なう。そして、制御装置12は電力負荷15の電力使用量を監視して最 も暑くなる日中13時〜16時の一定時間内に消費される電力使用量が予測した 設定値を越えそうな場合、優先順位の高い冷暖房機16を一台或いは複数台の運 転を一時停止させる。
【0031】 この場合、停止させる冷暖房機16は一時電力を遮断しても他に大きく影響す ることのない、店舗、会館或いは大広間などのホールに複数台設置された冷暖房 機16を停止させ、冷暖房機16に設けられた図示しない送風機のみの運転が行 なわれる。係る、制御装置12は電力使用量を積算している一定時間を経過した 場合、一時電力を遮断した冷暖房機16の運転を再開する。これにより、一定時 間内に消費される電力使用量が設定値を超えないようにすることができるように なる。
【0032】 また、優先順位の高い冷暖房機16を一台或いは複数台の運転を一時停止させ ても更に一定時間内に積算される電力使用量が設定値を越えそうな場合、遮断ス イッチ25を遮断して電力負荷15の遮断を行なう。それでも、一定時間内に積 算される電力使用量が設定値を越えそうな場合、調光器19を制御して、他に大 きく影響することのない照明17の照度を下げて暗くし電力使用量を低減させる 。係る、制御装置12は電力使用量を積算している一定時間を経過した場合、一 時電力を遮断した調光器19を制御して照明17を明るくする。これにより、一 定時間内に消費される電力使用量が予め設定された設定値を超えないようにする ことができるようになる。
【0033】 そして、それでも尚一定時間内に消費される電力使用量が設定値を越えそうな 場合、制御盤24を制御して自家用発電機20を運転すると共に、切換スイッチ 18を切り換えて、自家用発電機20の電力を電力負荷15に給電する。係る、 制御装置12は電力使用量を積算している一定時間を経過した場合、切換スイッ チ18を元に戻してから自家用発電機20を運転停止する。これにより、前述同 様一定時間内に消費される電力使用量が設定値を超えないようにすることができ るようになる。従って、最も暑くなる日中の一定時間内の電力最大使用量を低減 できて基本電力料金を低く抑えることができるようになり、基本電力料金が高額 の場合に比して、電力使用料金を大幅に低減させることができ、総じて年間の電 力使用料金を大幅に低減させることができるようになる。
【0034】 次に、図2に他の電力制御装置10の回路図を示している。この場合、業務用 高圧電源21は計器用変成器13を介して切換スイッチ18の一方が接続されて おり、切換スイッチ18の他方には業務用高圧電源21と同じ高圧電源(660 0V)を発電する自家用発電機20Aが接続されている。また、切換スイッチ1 8には変圧器14、14Aが接続されており、一方の変圧器14A、主ブレーカ ー32Aを介して電力負荷15に接続されている。
【0035】 また、他方の変圧器14は主ブレーカー32(図中主開閉器)を介して調光器 19に接続され、調光器19は電力負荷15としての照明17に接続されている 。また、変圧器14には遮断スイッチ25を介して図示しない湯沸かし器、調理 器、冷蔵庫などの電力負荷15が接続されている。また、変圧器14には切換ス イッチ18を介して電気ストーブなどの電力負荷15が接続されている。この場 合、制御装置12は制御盤24を制御して業務用高圧電源21或いは自家用発電 機20Aをそれぞれの変圧器14、14Aに供給するように構成されている。
【0036】 以上の構成で次ぎに電力制御装置10の動作説明を行なう。尚、電力制御装置 10には電力会社から商用電力(業務用高圧電源21)が供給されているものと する。また、電力制御部11には分岐ブレーカー33を介して電力が供給され動 作状態にあるものとする。また、制御装置12には予め年間を通じて最も暑い時 期の日中の13時〜16時の最大電力使用量より例えば20%〜30%低い値が 設定されているものとする。また、電力負荷15、遮断スイッチ25、制御盤2 4及び調光器19には制御する優先順位が設定されており、制御装置12は電力 負荷15、遮断スイッチ25、調光器19、制御盤24の順に制御を行なうもの とする。
【0037】 夏などの暑い時期に冷暖房機16などの電力負荷15・・・が運転されると、 制御装置12は計器用変成器13で測定された一定時間内(この場合約30分間 )の電力使用量を積算して記憶すると共に、一定時間内の電力使用量の予測を行 なう。そして、制御装置12は電力負荷15の電力使用量を監視して最も暑くな る日中13時〜16時の一定時間内に消費される電力使用量が予測した設定値を 越えそうな場合、優先順位の高い冷暖房機16を一台或いは複数台の運転を一時 停止させる。
【0038】 この場合、停止させる冷暖房機16は一時電力を遮断しても他に大きく影響す ることのない、店舗、会館或いは大広間などのホールに複数台設置された冷暖房 機16を停止させ、冷暖房機16に設けられた図示しない送風機のみの運転が行 なわれる。係る、制御装置12は電力使用量を積算している一定時間を経過した 場合、一時電力を遮断した冷暖房機16の運転を再開する。これにより、前述同 様一定時間内に消費される電力使用量が設定値を超えないようにすることができ るようになる。
【0039】 また、優先順位の高い冷暖房機16を一台或いは複数台の運転を一時停止させ ても更に一定時間内に消費される電力使用量が設定値を越えそうな場合、遮断ス イッチ25を遮断して電力負荷15の遮断を行なう。それでも、一定時間内に消 費される電力使用量が設定値を越えそうな場合、調光器19を制御して、他に大 きく影響することのない照明17をある程度暗くして電力使用量を低減させる。 係る、制御装置12は電力使用量を積算している一定時間を経過した場合、一時 電力を遮断した調光器19を制御して照明17を明るくする。これにより、前述 同様一定時間内に消費される電力使用量が予め設定された設定値を超えないよう にすることができるようになる。
【0040】 そして、それでも尚一定時間内に消費される電力使用量が設定値を越えそうな 場合、制御盤24に制御信号を送る。制御盤24は自家用発電機20の運転を開 始すると共に、切換スイッチ18を切り換え、自家用発電機20の電力は各変圧 器14、14Aに供給されて各電力負荷15・・・は運転される。これにより、 商用電力と自家用発電機20Aを有効に利用することができるようになる。特に 、電力会社と時間帯別季節別料金で契約を行なう深夜電力(この場合、20時か ら翌日の8時)は日中電力より安く、深夜電力を電力会社、日中を自家用発電機 20Aの電力を使用することにより電力使用料金を大幅に低減させることが可能 となる。
【0041】 次に、図3にもう一つの他の電力制御装置10の回路図を示している。この場 合、業務用高圧電源21は計器用変成器13を介して各変圧器14、14Aに接 続されている。そして、一方の変圧器14Aは、主ブレーカー32Aを介して電 力負荷15に接続されている。
【0042】 また、他方の変圧器14は主ブレーカー32(図中主開閉器)を介して調光器 19に接続され、調光器19は電力負荷15としての照明17に接続されている 。また、変圧器14には遮断スイッチ25を介して図示しない湯沸かし器、調理 器、冷蔵庫などの電力負荷15が接続されている。即ち、制御装置12は一方の 変圧器14Aに接続された電力負荷15、及び、他方の変圧器14に接続された 調光器19、遮断スイッチ25などの制御を行なうように構成されている。
【0043】 以上の構成で次ぎに電力制御装置10の動作説明を行なう。尚、電力制御装置 10には電力会社から商用電力(業務用高圧電源21)が供給されているものと する。また、電力制御部11には分岐ブレーカー33を介して電力が供給され動 作状態にあるものとする。また、制御装置12には予め年間を通じて最も暑い時 期の日中の13時〜16時の最大電力使用量より例えば20%〜30%低い値が 設定されているものとする。また、電力負荷15、遮断スイッチ25、制御盤2 4及び調光器19には制御する優先順位が設定されており、制御装置12は電力 負荷15、遮断スイッチ25、調光器19の順に制御を行なうものとする。
【0044】 夏などの暑い時期に冷暖房機16などの電力負荷15・・・が運転されると、 制御装置12は計器用変成器13で測定された一定時間内(この場合約30分間 )の電力使用量を積算して記憶すると共に、一定時間内の電力使用量の予測を行 なう。そして、制御装置12は電力負荷15の電力使用量を監視して最も暑くな る日中13時〜16時の一定時間内に消費される電力使用量が予測した設定値を 越えそうな場合、優先順位の高い冷暖房機16を一台或いは複数台の運転を一時 停止させる。
【0045】 この場合、停止させる冷暖房機16は一時電力を遮断しても他に大きく影響す ることのない、店舗、会館或いは大広間などのホールに複数台設置された冷暖房 機16を停止させ、冷暖房機16に設けられた図示しない送風機のみ運転が行な われる。係る、制御装置12は電力使用量を積算している一定時間を経過した場 合、一時電力を遮断した冷暖房機16の運転を再開する。これにより、前述同様 一定時間内に消費される電力使用量が設定値を超えないようにすることができる ようになる。
【0046】 また、優先順位の高い冷暖房機16を一台或いは複数台の運転を一時停止させ ても更に一定時間内に消費される電力使用量が設定値を越えそうな場合、遮断ス イッチ25を動作して電力負荷15の遮断を行なう。それでも、一定時間内に消 費される電力使用量が設定値を越えそうな場合、調光器19を制御して、他に大 きく影響することのない照明17の照度を下げて暗くして電力使用量を低減させ る。
【0047】 係る、制御装置12は電力使用量を積算している一定時間を経過した場合、一 時電力を遮断した調光器19を制御して照明17を明るくする。これにより、前 述同様一定時間内に消費される電力使用量が予め設定された設定値を超えないよ うにすることができるようになる。従って、最も暑くなる日中の一定時間内の電 力最大使用量を低減できて基本電力料金を低く抑えることができるようになり、 基本電力料金が高額の場合に比して、電力使用料金を大幅に低減させることがで き、総じて年間の電力使用料金を大幅に低減させることができるようになる。
【0048】 尚、実施例では制御装置12に予め年間を通じて最も暑い時期の日中の13時 〜16時の最大電力使用量より20%〜30%低い値を設定したが、設定値はこ れに限るものではない。
【0049】 次に、図4にもう一つの他の電力制御装置10の回路図を示している。この場 合、電力会社から低圧引き込みタイプの電灯低圧電源23(単相100V/20 0V電力)と、動力低圧電源22(三相200V電力)が供給されている。動力 低圧電源22は、主ブレーカー32A、分岐ブレーカー33・・・を介して電力 負荷15(この場合冷暖房機16)が接続されている。また、電灯低圧電源23 は調光器19に接続され、調光器19には電力負荷15としての照明17が接続 されている。
【0050】 また、電灯低圧電源23は、主ブレーカー32、分岐ブレーカー33・・・、 遮断スイッチ25を介して図示しない湯沸かし器、調理器、冷蔵庫及び図示しな い冷暖房機などの電力負荷15が接続されている。係る、主ブレーカー32、3 2Aと分岐ブレーカー33・・・との間には電流及び電圧を測定するためのセン サー29、29がそれぞれ接続されており、各センサー29、29は制御装置1 2に接続されている。
【0051】 制御装置12はこれらセンサー29、29で検出された信号データに基づいて 電力負荷15、遮断スイッチ25及び調光器19などの制御を行なうように構成 されている。即ち、制御装置12は電灯低圧電源23と、動力低圧電源22とを 別々に制御できるように構成されている。尚、30、31は電力使用量を積算す るための積算電力計である。
【0052】 また、制御装置12は一方のセンサー29で検出された信号データに基づいて 電力消費量を監視し、電力負荷15及び調光器19などの制御を行なえるように 構成されている。この場合、制御装置12はセンサー29で検出された信号デー タ(運転している電力負荷15の電力使用量)と予め設定された設定値とから、 他の電力負荷15の使用電力量を算出できるように構成されている。即ち、制御 装置12はセンサー29で検出された信号データと、これから運転する電力負荷 15の起動時及び運転時の使用電力量が予め設定された設定値以内の場合、その 電力負荷15の運転を行なえる(この場合、複数台の電力負荷15の運転も含む )ように構成されている。
【0053】 また、制御装置12は予め設定された設定値とセンサー29で検出された信号 データとから、これから運転する電力負荷15の起動時及び運転時の電力使用量 が予め設定された設定値以上になる場合、優先順位の低い電力負荷15を制御を 行なう。これにより、これから運転する電力負荷15の起動時及び運転時の電力 使用量が予め設定された設定値以下になった場合、優先順位の高い電力負荷15 の運転を行なうように構成されている。
【0054】 また、制御装置12は他方のセンサー29で検出された信号データに基づいて 電力消費量を監視し、複数の電力負荷15(この場合冷暖房機16)の起動時電 力使用量の最大値が予め設定された設定値以上になる場合、電力負荷15を一台 ずつ起動するように構成されている。即ち、制御装置12は複数の電力負荷15 を起動する電力使用量のピーク値が予め設定された設定値を越えそうな場合、電 力負荷15を一台ずつ起動して、電力負荷15の起動時の電力使用量のピーク値 が予め設定された設定値を越えないように構成されている。
【0055】 以上の構成で次ぎに電力制御装置10の動作説明を行なう。尚、電力制御装置 10には電力会社から商用電力(動力低圧電源22、電灯低圧電源23)が供給 され、各主ブレーカー32、32Aの遮断電力容量はそれぞれの主ブレーカー3 2、32Aに接続された全電力負荷15と同等、或いは、それより所定値小さな ものが取り付けられているものとする。また、電力負荷15、遮断スイッチ25 及び調光器19には優先順位が設定されており、制御装置12は優先順位の高い 順に制御を行なうものとする。
【0056】 夏などの暑い時期に図示しない冷暖房機などの電力負荷15・・・が運転され ると、制御装置12は一方のセンサー29からの信号データを検出する。係る制 御装置12は主ブレーカー32に接続された電力負荷15・・・の電力消費量を 監視し、センサー29で検出された電力負荷15の電力使用量と予め設定された 設定値とから、他の電力負荷15の使用電力量を算出する。そして、分岐ブレー カー33に接続された図示しない電力負荷の運転を行なう場合、運転可能な電力 量であれば、その電力負荷15の運転が行なわれる。
【0057】 また、優先順位の高い電力負荷15(この場合、冷暖房機16)を運転する場 合、優先順位の低い電力負荷15(この場合照明17)の制御が行なわれる。即 ち、制御装置12は調光器19を制御して他に大きく影響することのない優先順 位の低い照明17の照度を下げて暗くし、照明17の電力使用量を低減させる。 また、他の優先順位の高い電力負荷(図示せず)が運転される場合、制御装置1 2は、これもまた電力を遮断しても他に大きく影響することのない、事務所など に複数台設置された冷暖房機16を停止し、図示しない冷暖房機16の送風機の み運転が行なわれる。
【0058】 これにより、消費される電力使用量を略平準化することが可能となると共に予 め制御装置12に設定した設定値を超えないようにすることができ、主ブレーカ ー32の遮断電力容量を小さくすることが可能となる。従って、電力会社との契 約基本料金を低減させることが可能となり、電力使用料金を低減させることがで きるようになる。尚、他の電力負荷の使用が終了し、センサー29で検出した信 号データと設定値とから遮断スイッチ25及び調光器19などを復帰可能な電力 量になった場合、制御装置12は遮断スイッチ25を接続して電力負荷15の運 転を行なうと共に、調光器19を制御して照明17を明るくする。
【0059】 また、制御装置12は他方のセンサー29からの信号データから主ブレーカー 32Aに接続された複数の電力負荷15・・・の電力消費量の監視を行なう。係 る、複数の電力負荷15・・の起動を行なう場合、センサー29で検出された信 号データと予め設定した設定値とから、電力負荷15の起動が行なわれる。この 場合、センサー29で検出された信号データと予め設定された設定値から複数の 電力負荷15を運転可能な場合、複数の電力負荷15が同時に起動される。
【0060】 また、センサー29で検出された信号データと予め設定された設定値から電力 負荷15を複数運転不可能な場合、制御装置12は電力負荷15を一台起動し、 所定時間経過後次の電力負荷15の起動を行なう。即ち、制御装置12は複数の 電力負荷15を起動する電力使用量のピーク値が予め設定された設定値を越えそ うな場合、電力負荷15を所定の時間間隔で一台ずつ起動して、電力負荷15の 起動時の電力使用量が定値を越えないようにしている。
【0061】 これにより、前述同様消費される電力使用量を略平準化することが可能となる と共に予め制御装置12に設定した設定値を超えないようにすることができ、主 ブレーカー32Aの遮断電力容量を小さくすることが可能となる。従って、電力 会社との契約基本料金を低減させることができるようになると共に、電力使用料 金を低減させることができ、総じて年間を通じて電力使用料金を大幅に低減させ ることができるようになる。
【0062】 尚、実施例では高圧引き込みタイプの電力を業務用高圧電源21で説明したが これに限らず、工場、倉庫等に使用される高圧A、高圧Bの高圧電源でも差し支 えない。
【0063】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案によれば、工場、店舗或いは家庭などに設けられた冷 暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、自家用発電機と、電力負荷の使用電 力量を監視して電力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、電力負荷にて設 定値以上の電力が消費された場合、制御手段は一定条件下で電力負荷の電源を商 用電力又は自家用発電機の電力の何れかに切り換えるようにしているので、例え ば一定時間内の電力使用量が制御手段に予め設定された設定値より越えそうな場 合、電力負荷の電源を商用電力又は自家用発電機の電力に切り換えて使用するこ とが可能となる。これにより、基本電力料金の安い方の電力を使用することが可 能となる。従って、日中の一定時間内の電力最大使用量を低減できて基本電力料 金を低く抑えられ、総じて年間を通じて電力使用料金を大幅に低減させることが できるようになるものである。
【0064】 また、請求項2の考案によれば、請求項1に加えて制御手段は、夜間は商用電 力のままとし、日中は自家用発電機の電力に切り換えるようにしているので、例 えば夜間だけ商用電力を使用することが可能となる。これにより、昼間は商用電 力の代わりに比較的安い自家用発電機の電力を使用することが可能となる。従っ て、商用電力と自家用発電機を効率的に使用することができ、総じて年間を通じ て電力使用料金を大幅に低減させることができるようになるものである。
【0065】 特に、例えば電力会社と時間帯別季節別料金で契約を行なうと深夜電力(この 場合、20時から翌日の8時)は日中電力より安く、電力会社の電力を深夜に使 用し、自家用発電機の電力を日中使用することにより電力使用料金を大幅に低減 させることが可能となるものである。
【0066】 また、請求項3の考案によれば、工場、店舗或いは家庭などに設けられた冷暖 房機或いは照明などの複数の電力負荷と、自家用発電機と、電力負荷の使用電力 量を監視して電力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、工場、店舗或いは 家庭などで使用される商用電力の使用電力量が設定値より大きくなった場合、制 御手段は不足した分の電力を自家用発電機から補填するようにしているので、不 足した商用電力を自家用発電機から補填することが可能となる。これにより、例 えば最も暑くなる日中の一定時間内の電力最大使用量を低減できて、基本電力料 金を低く抑えることができる。従って、年間の電力使用料金を大幅に低減させる ことができるようになるものである。
【0067】 更に、請求項4の考案によれば、工場、店舗或いは家庭などに設けられた冷暖 房機或いは照明などの複数の電力負荷と、当該電力負荷の使用電力量を監視して 電力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、電力負荷にて設定値以上の電力 が消費された場合、制御手段は電力負荷を予め設定された順位に従って給電の制 限若しくは遮断を行なうようにしているので、例えば頻繁に使用することのない 電力負荷の優先順位を高くすることが可能となる。これにより、優先順位の高い 順に電力負荷を制御、若しくは、遮断することができるようになる。従って、例 えば日中の一定時間内の最大電力使用量が設定値を超えてしまうのを防止するこ とが可能となる。特に、電力負荷の制御、若しくは、遮断することにより消費さ れる電力使用量を略平準化することが可能となる。これにより、遮断電力容量の 小さな主ブレーカーを確実に使用することができるようになる。従って、一層効 果的に年間の電力使用料金を低減させることができるようになるものである。
【0068】 更にまた、請求項5の考案によれば、請求項4に加えて制御手段は、工場、店 舗或いは家庭などで使用される使用電力量が予め設定された設定値以上になった 場合、照明に供給している電力を制限するようにしているので、例えば他に大き く影響しない照明の照度を下げて電力使用量を低減させることが可能となる。こ れにより、例えば日中の一定時間内の最大電力使用量を低減させることが可能と なる。従って、月々の基本電力料金を低く抑えることができ、総じて基本電力料 金を年間を通じて大幅に低減させることができるようになるものである。
【0069】 また、請求項6の考案によれば、複数の電力供給装置と、工場、店舗或いは家 庭などに設けられた冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、当該電力負荷 の使用電力量を監視して電力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、制御手 段は各電力供給装置の使用電力量を検出し、各電力供給装置から電力使用料金が 安いものに切り換えるようにしているので、使用料金の易い電力を使用すること ができるようになる。これにより、使用する電力料金を大幅に低減させることが 可能になる。従って、年間を通じての電力使用料金を一層効果的に低減させるこ とができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力制御装置の電気回路図である。
【図2】もう一つの電力制御装置の電気回路図である。
【図3】もう一つの電力制御装置の電気回路図である。
【図4】もう一つの電力制御装置の電気回路図である。
【符号の説明】
10 電力制御装置 11 電力制御部 12 制御装置 13 計器用変成器 14 変圧器 14A 変圧器 15 電力負荷 16 冷暖房機 17 照明 18 切換スイッチ 19 調光器 20 自家用発電機 20A 自家用発電機 21 業務用高圧電源 22 動力低圧電源 23 電灯低圧電源 25 遮断スイッチ 26 デマンド積算計 27 パルス検出器 28 デマンド制御盤 29 センサー 32 主ブレーカー 32A 主ブレーカー 33 分岐ブレーカー

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場、店舗或いは家庭などに設けられた
    冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、自家用発
    電機と、前記電力負荷の使用電力量を監視して電力負荷
    への給電を制御する制御手段とを備え、 前記電力負荷にて設定値以上の電力が消費された場合、
    前記制御手段は一定条件下で前記電力負荷の電源を商用
    電力又は前記自家用発電機の電力の何れかに切り換える
    ことを特徴とする電力制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、夜間は商用電力のままと
    し、日中は自家用発電機の電力に切り換えることを特徴
    とする請求項1の電力制御装置。
  3. 【請求項3】 工場、店舗或いは家庭などに設けられた
    冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、自家用発
    電機と、前記電力負荷の使用電力量を監視して電力負荷
    への給電を制御する制御手段とを備え、 前記工場、店舗或いは家庭などで使用される商用電力の
    使用電力量が設定値より大きくなった場合、前記制御手
    段は前記設定値で不足した分の電力を前記自家用発電機
    から補填することを特徴とする電力制御装置。
  4. 【請求項4】 工場、店舗或いは家庭などに設けられた
    冷暖房機或いは照明などの複数の電力負荷と、当該電力
    負荷の使用電力量を監視して電力負荷への給電を制御す
    る制御手段とを備え、 前記電力負荷にて設定値以上の電力が消費された場合、
    前記制御手段は前記電力負荷を予め設定された順位に従
    って給電の制限若しくは遮断を行なうことを特徴とする
    電力制御装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、工場、店舗或いは家庭など
    で使用される使用電力量が予め設定された設定値以上に
    なった場合、照明に供給している電力を制限することを
    特徴とする請求項4の電力制御装置。
  6. 【請求項6】 複数の電力供給装置と、工場、店舗或い
    は家庭などに設けられた冷暖房機或いは照明などの複数
    の電力負荷と、当該電力負荷の使用電力量を監視して電
    力負荷への給電を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は前記各電力供給装置の使用電力量を検出
    し、前記各電力供給装置から電力使用料金が安いものに
    切り換えることを特徴とする電力制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5500285B1 (ja) * 2013-03-19 2014-05-21 日新電機株式会社 開閉所の電源設備及び開閉所における所内電源生成方法
JP2015139317A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社東光高岳 模擬装置、運用パターン決定支援システム及び運用パターン決定支援方法
US9762036B2 (en) 2014-02-25 2017-09-12 Wave Energy Inc. Electric power distribution system

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