JP3056138B2 - 携帯電話システムの着信方式 - Google Patents
携帯電話システムの着信方式Info
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- JP3056138B2 JP3056138B2 JP21229497A JP21229497A JP3056138B2 JP 3056138 B2 JP3056138 B2 JP 3056138B2 JP 21229497 A JP21229497 A JP 21229497A JP 21229497 A JP21229497 A JP 21229497A JP 3056138 B2 JP3056138 B2 JP 3056138B2
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- Japan
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- station apparatus
- mobile station
- base station
- radio base
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線基地局装置
に対する同期確立を確実にして、着信率を向上させる携
帯電話システムの着信方式に関する。
に対する同期確立を確実にして、着信率を向上させる携
帯電話システムの着信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の携帯電話システムとして、例えば
特開平５−２５２０９３号公報に記載のものがある。こ
れは、固定局としての無線基地局装置が固定周期のタイ
ムスロットにより周期的に報知信号を発信し、移動局装
置が、まず連続受信モードで報知信号を受信するととも
に、内蔵した受信周期設定タイマの同期をとり、この
後、非連続受信モードで固定周期のタイムスロットの間
受信部を駆動し、同期外れを検出したときは連続受信モ
ードに切り替えて、報知信号の受信を容易にするという
ものである。
特開平５−２５２０９３号公報に記載のものがある。こ
れは、固定局としての無線基地局装置が固定周期のタイ
ムスロットにより周期的に報知信号を発信し、移動局装
置が、まず連続受信モードで報知信号を受信するととも
に、内蔵した受信周期設定タイマの同期をとり、この
後、非連続受信モードで固定周期のタイムスロットの間
受信部を駆動し、同期外れを検出したときは連続受信モ
ードに切り替えて、報知信号の受信を容易にするという
ものである。
【０００３】これにより、移動局装置が受信部を間欠的
に動作させて無線電波を受信するとき、各移動局装置が
持つ同期管理用のタイマの同期外れの防止を図り、移動
局装置の電力消費量の低減を図ることができる。移動局
装置は前記非連続受信モードでの間欠受信を自局内のタ
イマによって行っている。
に動作させて無線電波を受信するとき、各移動局装置が
持つ同期管理用のタイマの同期外れの防止を図り、移動
局装置の電力消費量の低減を図ることができる。移動局
装置は前記非連続受信モードでの間欠受信を自局内のタ
イマによって行っている。
【０００４】また、従来の他の携帯電話システムとし
て、図２に示すものがある。これは間欠受信を行う移動
局装置１と、この移動局装置１の在圏を管理し、呼処理
を行う構内交換局装置２と、この構内交換局装置２側の
構内内線と無線との変換（交換）を行う無線基地局装置
３とからなり、構内交換局装置２には１つ以上の無線基
地局装置３が接続され、これらの無線基地局装置３には
１つ以上の移動局装置１が在圏している。
て、図２に示すものがある。これは間欠受信を行う移動
局装置１と、この移動局装置１の在圏を管理し、呼処理
を行う構内交換局装置２と、この構内交換局装置２側の
構内内線と無線との変換（交換）を行う無線基地局装置
３とからなり、構内交換局装置２には１つ以上の無線基
地局装置３が接続され、これらの無線基地局装置３には
１つ以上の移動局装置１が在圏している。
【０００５】この携帯電話システムでは、図３に示すよ
うに、構内交換局装置２からの呼び出しにより、無線基
地局装置３は移動局装置１に対し、１つのページング信
号を出力して、この移動局装置１の無線部を間欠動作さ
せ、この移動局装置１からの着信状態の報告信号を受け
て、無線基地局装置３が構内交換局装置２へ一定時間内
に応答を返し、必要に応じかかる動作を繰り返すという
ものである。なお、前記移動局装置１の呼び出しは、構
内交換局装置２によるリンギングトーン発生時に行われ
る。
うに、構内交換局装置２からの呼び出しにより、無線基
地局装置３は移動局装置１に対し、１つのページング信
号を出力して、この移動局装置１の無線部を間欠動作さ
せ、この移動局装置１からの着信状態の報告信号を受け
て、無線基地局装置３が構内交換局装置２へ一定時間内
に応答を返し、必要に応じかかる動作を繰り返すという
ものである。なお、前記移動局装置１の呼び出しは、構
内交換局装置２によるリンギングトーン発生時に行われ
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
公報に記載の従来の携帯電話システムにあっては、非連
続受信モードでは、移動局装置内のタイマによって自局
に対する着信を間欠的に行うため、無線基地局装置から
は移動局装置が同期確立したか否かを知り得ず、着信率
が低下するという課題があった。
公報に記載の従来の携帯電話システムにあっては、非連
続受信モードでは、移動局装置内のタイマによって自局
に対する着信を間欠的に行うため、無線基地局装置から
は移動局装置が同期確立したか否かを知り得ず、着信率
が低下するという課題があった。
【０００７】また、図２に示す携帯電話システムでは、
１回の呼び出しによる１回のページング信号の送出であ
るため、移動局装置の間欠受信動作において、そのペー
ジング信号に同期できない場合があり、この場合には呼
損となってしまうほか、電源を切っている移動局装置や
圏外の移動局装置に対して確実に受信させることができ
ない場合が生じるという課題があった。
１回の呼び出しによる１回のページング信号の送出であ
るため、移動局装置の間欠受信動作において、そのペー
ジング信号に同期できない場合があり、この場合には呼
損となってしまうほか、電源を切っている移動局装置や
圏外の移動局装置に対して確実に受信させることができ
ない場合が生じるという課題があった。
【０００８】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、呼び出しの繰り返しや電話のかけ直しなどの
無駄な呼処理を抑えながら呼損の発生を防止し、結果的
に移動局装置における着信率，伝送効率の向上を図るこ
とができる携帯電話システムの着信方式を得ることを目
的とする。
のであり、呼び出しの繰り返しや電話のかけ直しなどの
無駄な呼処理を抑えながら呼損の発生を防止し、結果的
に移動局装置における着信率，伝送効率の向上を図るこ
とができる携帯電話システムの着信方式を得ることを目
的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項１の発明にかかる携帯電話システムの着信方式は、
無線基地局装置に、これに無線電波で結合される移動局
装置固有の番号によって移動局装置の群分けを行わせ、
この群ごとに特定の移動局装置を呼び出すページング信
号を送信させることで、前記移動局装置の無線部を間欠
的に動作させ、前記無線基地局装置にページング信号を
予め設定した時間内で繰り返し送信させるようにすると
ともに、前記無線基地局装置に、ページング信号を繰り
返し送信するタイミングを、構内交換局装置の呼処理ご
とに設定させるようにしたものである。
求項１の発明にかかる携帯電話システムの着信方式は、
無線基地局装置に、これに無線電波で結合される移動局
装置固有の番号によって移動局装置の群分けを行わせ、
この群ごとに特定の移動局装置を呼び出すページング信
号を送信させることで、前記移動局装置の無線部を間欠
的に動作させ、前記無線基地局装置にページング信号を
予め設定した時間内で繰り返し送信させるようにすると
ともに、前記無線基地局装置に、ページング信号を繰り
返し送信するタイミングを、構内交換局装置の呼処理ご
とに設定させるようにしたものである。
【００１０】
【００１１】また、請求項２の発明にかかる携帯電話シ
ステムの着信方式は、前記構内交換局装置で設定された
無線基地局装置からの応答時間を、前記構内交換局装置
におけるリンギングトーン時間に合わせるようにしたも
のである。
ステムの着信方式は、前記構内交換局装置で設定された
無線基地局装置からの応答時間を、前記構内交換局装置
におけるリンギングトーン時間に合わせるようにしたも
のである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図１はこの発明の携帯電話システ
ムの着信方式を示す通信シーケンス図であり、同図にお
いて、１は間欠受信を行う移動局装置、２は複数の移動
局装置１の在圏を管理する構内交換局装置、３は構内内
線と無線との変換を行う無線基地局装置である。
図について説明する。図１はこの発明の携帯電話システ
ムの着信方式を示す通信シーケンス図であり、同図にお
いて、１は間欠受信を行う移動局装置、２は複数の移動
局装置１の在圏を管理する構内交換局装置、３は構内内
線と無線との変換を行う無線基地局装置である。
【００１３】この無線基地局装置３は移動局装置１の固
有の番号によって移動局装置１群分けしており、これら
の群ごとに特定の移動局装置１を呼び出すページング信
号を、その移動局装置１へ送信するとともに、その移動
局装置１の無線部（図示しない）を間欠動作させる。ま
た、この無線基地局装置３は前記ページング信号を予め
設定した設定時間内で繰り返し送信するためのタイマ
（図示しない）を有する。このタイマによる送信タイミ
ングは、構内交換局装置２による呼処理ごとに設定され
る。
有の番号によって移動局装置１群分けしており、これら
の群ごとに特定の移動局装置１を呼び出すページング信
号を、その移動局装置１へ送信するとともに、その移動
局装置１の無線部（図示しない）を間欠動作させる。ま
た、この無線基地局装置３は前記ページング信号を予め
設定した設定時間内で繰り返し送信するためのタイマ
（図示しない）を有する。このタイマによる送信タイミ
ングは、構内交換局装置２による呼処理ごとに設定され
る。
【００１４】次にこの携帯電話システムの着信手順につ
いて説明する。いま、特定の構内交換局装置２内に在圏
する移動局装置１に対する着信があったとすると、その
構内交換局装置２は在圏する無線基地局装置３に対して
呼び出しを行うと同時に、呼び出しをかけた発信側に対
してリングバックトーン（ＲＢＴ）を送信する。このと
き、構内交換局装置２ではこの呼び出しに対する応答を
待つための時間を、予めタイマによって設定しておく。
いて説明する。いま、特定の構内交換局装置２内に在圏
する移動局装置１に対する着信があったとすると、その
構内交換局装置２は在圏する無線基地局装置３に対して
呼び出しを行うと同時に、呼び出しをかけた発信側に対
してリングバックトーン（ＲＢＴ）を送信する。このと
き、構内交換局装置２ではこの呼び出しに対する応答を
待つための時間を、予めタイマによって設定しておく。
【００１５】構内交換局装置２から呼び出しを受けた無
線基地局装置３は、これに設けられたタイマが設定する
時間内で、移動局装置１に対するページング信号を繰り
返し送信する。なお、その設定した時間を超えてタイマ
がタイムアウト状態となったときに、そのページング信
号の送信は直ちに停止される。
線基地局装置３は、これに設けられたタイマが設定する
時間内で、移動局装置１に対するページング信号を繰り
返し送信する。なお、その設定した時間を超えてタイマ
がタイムアウト状態となったときに、そのページング信
号の送信は直ちに停止される。
【００１６】このため、間欠受信を行う移動局装置１
は、前記ページング信号を、自局内のタイマにより設定
されたタイミングにて受信を開始し、前記無線基地局装
置３で設定された時間経過後、無線基地局装置３に着信
状態報告信号を送信する。このため、無線基地局装置２
はその着信報告を受けて、構内交換局装置２へ応答を返
し、構内交換局装置２にて予め設定された応答のための
タイムアウト時間内に応答があった場合には、この応答
タイミングをタイムストップとして、再び呼処理を繰り
返し、前記同様の動作を実行する。
は、前記ページング信号を、自局内のタイマにより設定
されたタイミングにて受信を開始し、前記無線基地局装
置３で設定された時間経過後、無線基地局装置３に着信
状態報告信号を送信する。このため、無線基地局装置２
はその着信報告を受けて、構内交換局装置２へ応答を返
し、構内交換局装置２にて予め設定された応答のための
タイムアウト時間内に応答があった場合には、この応答
タイミングをタイムストップとして、再び呼処理を繰り
返し、前記同様の動作を実行する。
【００１７】なお、この構内交換局装置２で設定する応
答を待つための時間（タイムアウト時間）は、例えばリ
ンギングトーン時間に合わせて３秒とし、そのタイムア
ウトによる呼び出しの繰り返しは１回とする。これは、
移動局装置１の電源が切られている場合や移動局装置１
が圏外にあるような場合に、その移動局装置１に対して
の呼び出しを行った発信者が、長時間に亘って応答を待
つのを回避するためである。
答を待つための時間（タイムアウト時間）は、例えばリ
ンギングトーン時間に合わせて３秒とし、そのタイムア
ウトによる呼び出しの繰り返しは１回とする。これは、
移動局装置１の電源が切られている場合や移動局装置１
が圏外にあるような場合に、その移動局装置１に対して
の呼び出しを行った発信者が、長時間に亘って応答を待
つのを回避するためである。
【００１８】また、無線基地局装置３でタイマ設定する
時間は、例えば１回の呼び出しで確実に移動局装置１に
受信させるために、できるだけ多くページング信号を送
信可能にする３秒程度とするのが好ましい。
時間は、例えば１回の呼び出しで確実に移動局装置１に
受信させるために、できるだけ多くページング信号を送
信可能にする３秒程度とするのが好ましい。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば無線基
地局装置に、これに無線電波で結合される移動局装置固
有の番号によって移動局装置の群分けを行わせ、この群
ごとに特定の移動局装置を呼び出すページング信号を送
信させることで、前記移動局装置の無線部を間欠的に動
作させ、前記無線基地局装置にページング信号を予め設
定した時間内で繰り返し送信させるようにしたので、呼
び出しの繰り返しや電話のかけ直しなどの無駄な呼処理
を抑えながら呼損の発生を防止し、結果的に移動局装置
における着信率，伝送効率の向上を図ることができると
いう効果が得られる。
地局装置に、これに無線電波で結合される移動局装置固
有の番号によって移動局装置の群分けを行わせ、この群
ごとに特定の移動局装置を呼び出すページング信号を送
信させることで、前記移動局装置の無線部を間欠的に動
作させ、前記無線基地局装置にページング信号を予め設
定した時間内で繰り返し送信させるようにしたので、呼
び出しの繰り返しや電話のかけ直しなどの無駄な呼処理
を抑えながら呼損の発生を防止し、結果的に移動局装置
における着信率，伝送効率の向上を図ることができると
いう効果が得られる。
【図１】 この発明の実施の一形態による携帯電話シス
テムの着信方式を示す通信シーケンス図である。
テムの着信方式を示す通信シーケンス図である。
【図２】 一般的な携帯電話システムを示すブロック図
である。
である。
【図３】 従来の携帯電話システムの着信方式を示す通
信シーケンス図である。
信シーケンス図である。
１ 移動局装置 ２ 構内交換局装置 ３ 無線基地局装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/26 H04Q 7/04 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項１】 無線基地局装置が、これに無線電波で結
合される移動局装置固有の番号によって移動局装置の群
分けを行い、この群ごとに特定の移動局装置を呼び出す
ページング信号を送信することで、前記移動局装置の無
線部を間欠的に動作させる携帯電話システムの着信方式
において、 前記無線基地局装置に、ページング信号を予め設定した
時間内で繰り返し送信させ、 前記無線基地局装置は、ページング信号を繰り返し送信
するタイミングを、構内交換局装置の呼処理ごとに設定
するようにした ことを特徴とする携帯電話システムの着
信方式。 - 【請求項２】 前記構内交換局装置で設定された無線基
地局装置からの応答時間を、前記構内交換局装置におけ
るリンギングトーン時間に合わせたことを特徴とする請
求項１に記載の携帯電話システムの着信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21229497A JP3056138B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 携帯電話システムの着信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21229497A JP3056138B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 携帯電話システムの着信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1155746A JPH1155746A (ja) | 1999-02-26 |
| JP3056138B2 true JP3056138B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16620209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21229497A Expired - Fee Related JP3056138B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 携帯電話システムの着信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3056138B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP21229497A patent/JP3056138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1155746A (ja) | 1999-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000314 |
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