JP3056027B2 - 蛍光表示菅 - Google Patents
蛍光表示菅Info
- Publication number
- JP3056027B2 JP3056027B2 JP5193398A JP19339893A JP3056027B2 JP 3056027 B2 JP3056027 B2 JP 3056027B2 JP 5193398 A JP5193398 A JP 5193398A JP 19339893 A JP19339893 A JP 19339893A JP 3056027 B2 JP3056027 B2 JP 3056027B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- display tube
- fluorescent display
- cover
- cover glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蛍光表示菅に関し、特に
カバーガラスの構造に関するものである。
カバーガラスの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光表示菅は図4(a)に示すと
おり、カバーガラス1とガラス基板2にて真空密閉した
容器の中で、フィラメント3から放出される熱電子を、
直流またはパルス電圧を印加したグリッド4で加速して
ガラス基板2上に表示すべきパターンの形状に塗布され
た蛍光体5に衝突発光させていた。
おり、カバーガラス1とガラス基板2にて真空密閉した
容器の中で、フィラメント3から放出される熱電子を、
直流またはパルス電圧を印加したグリッド4で加速して
ガラス基板2上に表示すべきパターンの形状に塗布され
た蛍光体5に衝突発光させていた。
【0003】また、この蛍光表示菅に用いられるカバー
ガラスは図4(b)に示すとおりフロントガラス9と側
面ガラス8をシールガラス10にて固着し形成してい
る。さらに前記フロントガラス9の内壁は平坦であっ
た。
ガラスは図4(b)に示すとおりフロントガラス9と側
面ガラス8をシールガラス10にて固着し形成してい
る。さらに前記フロントガラス9の内壁は平坦であっ
た。
【0004】一方、図5(b)に示す蛍光体5で被覆さ
れた表示パターンの配線部11をスリットやメッシュ状
にして発光した光を背面に透過させ背後から所望のパタ
ーンを表示させる裏面発光型の蛍光表示菅において用い
られるカバーガラスは、図5(a)に示すとおりフロン
トガラス9と側面ガラス8が一体成形され、かつその内
壁表面は平坦であった。
れた表示パターンの配線部11をスリットやメッシュ状
にして発光した光を背面に透過させ背後から所望のパタ
ーンを表示させる裏面発光型の蛍光表示菅において用い
られるカバーガラスは、図5(a)に示すとおりフロン
トガラス9と側面ガラス8が一体成形され、かつその内
壁表面は平坦であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
蛍光表示菅のカバーガラスでは、ガラス基板と真空容器
を形成したとき、その容器は大気圧に耐えるための強度
が必要であった。真空容器の強度を増すために、カバー
ガラスの材厚を厚くすると真空容器が重くなり、またス
ペースファクターが悪くなるという問題があった。例え
ば、側面ガラスを厚くした場合内在するグリッドやアノ
ードと外部引き出しリードとのコンタクト部分である接
触端子スペースの制約があり表示パターン可能エリアが
小さくなるという問題が発生していた。
蛍光表示菅のカバーガラスでは、ガラス基板と真空容器
を形成したとき、その容器は大気圧に耐えるための強度
が必要であった。真空容器の強度を増すために、カバー
ガラスの材厚を厚くすると真空容器が重くなり、またス
ペースファクターが悪くなるという問題があった。例え
ば、側面ガラスを厚くした場合内在するグリッドやアノ
ードと外部引き出しリードとのコンタクト部分である接
触端子スペースの制約があり表示パターン可能エリアが
小さくなるという問題が発生していた。
【0006】本発明の目的は、カバーガラスの材厚を厚
くすることなく、表示菅の耐圧強度を強くすることがで
き、かつ表示パターン可能エリアを小さくすることがな
い蛍光表示菅を提供することにある。
くすることなく、表示菅の耐圧強度を強くすることがで
き、かつ表示パターン可能エリアを小さくすることがな
い蛍光表示菅を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、側面ガラスと
フロントガラスをシールガラス材で固着し形成したカバ
ーガラスとガラス基板にて真空密閉した容器の中で、フ
ィラメントから放出される熱電子を、直流またはパルス
電圧で加速してアノード(陽極)上の表示すべきパター
ンの形状で塗布された蛍光体に衝突発光させて、所望の
パターンを表示する蛍光表示管において、前記カバーガ
ラス内壁に、少なくともフロントガラスの一部と側面ガ
ラスの一部に固着され高さが側面ガラスの高さより低い
リブを設けたことを特徴とする。また、本発明は、カバ
ーガラスとガラス基板にて真空密閉した容器の中で、フ
ィラメントから放出される熱電子を、直流またはパルス
電圧で加速してアノード(陽極)上の表示すべきパター
ンの形状で塗布された蛍光体に衝突発光させて、所望の
パターンを表示する蛍光表示管において、前記カバーガ
ラスが、板ガラスを加熱軟化させ所望の外形形状を有す
る成形型内に充填することにより側面ガラス部、フロン
トガラス部を一体成形したカバーガラスであり、かつ成
形時フロントガラス部内壁面に中央で交差するように対
角線に沿って側面ガラスの高さより低いリブを同時に形
成してなる一体成形カバーガラスであることを特徴とす
る。
フロントガラスをシールガラス材で固着し形成したカバ
ーガラスとガラス基板にて真空密閉した容器の中で、フ
ィラメントから放出される熱電子を、直流またはパルス
電圧で加速してアノード(陽極)上の表示すべきパター
ンの形状で塗布された蛍光体に衝突発光させて、所望の
パターンを表示する蛍光表示管において、前記カバーガ
ラス内壁に、少なくともフロントガラスの一部と側面ガ
ラスの一部に固着され高さが側面ガラスの高さより低い
リブを設けたことを特徴とする。また、本発明は、カバ
ーガラスとガラス基板にて真空密閉した容器の中で、フ
ィラメントから放出される熱電子を、直流またはパルス
電圧で加速してアノード(陽極)上の表示すべきパター
ンの形状で塗布された蛍光体に衝突発光させて、所望の
パターンを表示する蛍光表示管において、前記カバーガ
ラスが、板ガラスを加熱軟化させ所望の外形形状を有す
る成形型内に充填することにより側面ガラス部、フロン
トガラス部を一体成形したカバーガラスであり、かつ成
形時フロントガラス部内壁面に中央で交差するように対
角線に沿って側面ガラスの高さより低いリブを同時に形
成してなる一体成形カバーガラスであることを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例のカバーガラスの斜視図と蛍
光表示菅の断面図である。図1に示すように、カバーガ
ラス1とガラス基板2にて真空密閉した容器の中に、熱
電子を放出するフィラメント3と放出される熱電子を加
速制御するグリッド4を備え、ガラス基板2上に配線層
11と蛍光体5を形成する。
る。図1は本発明の実施例のカバーガラスの斜視図と蛍
光表示菅の断面図である。図1に示すように、カバーガ
ラス1とガラス基板2にて真空密閉した容器の中に、熱
電子を放出するフィラメント3と放出される熱電子を加
速制御するグリッド4を備え、ガラス基板2上に配線層
11と蛍光体5を形成する。
【0009】更に、カバーガラス1は側面ガラス8とフ
ロントガラス9をシールガラス10にて固着形成し、フ
ロントガラス6の内壁にガラスにてリブ12を設けてい
る。図2はリブ12の形状を変えた実施例2のカバーガ
ラスの斜視図と蛍光表示菅の断面図である。
ロントガラス9をシールガラス10にて固着形成し、フ
ロントガラス6の内壁にガラスにてリブ12を設けてい
る。図2はリブ12の形状を変えた実施例2のカバーガ
ラスの斜視図と蛍光表示菅の断面図である。
【0010】図3は実施例3のカバーガラスの斜視図と
蛍光表示管の断面図である。本図に示されるカバーガラ
スは側面ガラス8とフロントガラス9が一体形成されて
おり、かつそのフロントガラス9の内壁面に中央で交差
するように対角線に沿ってカバーガラス1と一体でリブ
12を形成している。
蛍光表示管の断面図である。本図に示されるカバーガラ
スは側面ガラス8とフロントガラス9が一体形成されて
おり、かつそのフロントガラス9の内壁面に中央で交差
するように対角線に沿ってカバーガラス1と一体でリブ
12を形成している。
【0011】また、本図に示されるリブ12を有するカ
バーガラス1は蛍光体5で被覆された表示パターンの配
線部11をスリットやメッシュ状にして、発光した光を
背面に透過させ背後から所望のパターンを表示させる裏
面発光型の蛍光表示菅に用いるため表示されるパターン
への影響はない。
バーガラス1は蛍光体5で被覆された表示パターンの配
線部11をスリットやメッシュ状にして、発光した光を
背面に透過させ背後から所望のパターンを表示させる裏
面発光型の蛍光表示菅に用いるため表示されるパターン
への影響はない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、蛍光表示
菅に用いられるカバーガラス内壁にリブを設けることに
より、その容器の強度を増加させ、スペースファクター
のよい蛍光表示菅を作ることができる。つまり、薄いガ
ラスで軽量な大型のデスプレイを作ることが可能とな
る。
菅に用いられるカバーガラス内壁にリブを設けることに
より、その容器の強度を増加させ、スペースファクター
のよい蛍光表示菅を作ることができる。つまり、薄いガ
ラスで軽量な大型のデスプレイを作ることが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例用のカバーガラスの斜視図及
びそれを使用した一実施例の断面図である。
びそれを使用した一実施例の断面図である。
【図2】本発明の他の実施例用のカバーガラスの斜視図
及びそれを使用した蛍光表示菅の断面図である。
及びそれを使用した蛍光表示菅の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例用のカバーガラスの斜視
図及びそれを使用した蛍光表示菅の断面図である。
図及びそれを使用した蛍光表示菅の断面図である。
【図4】従来の蛍光表示菅の一例の斜視図、及びそれに
使用するカバーガラスの斜視図及び(a)図の断面図で
ある。
使用するカバーガラスの斜視図及び(a)図の断面図で
ある。
【図5】従来の蛍光表示菅の他の一例用のカバーガラス
の斜視図及びをそれを使用した蛍光表示菅の断面図であ
る。
の斜視図及びをそれを使用した蛍光表示菅の断面図であ
る。
【符号の説明】 1 カバーガラス 2 ガラス基板 3 フィラメント 4 グリッド 5 蛍光体 6 リード 7 コンタクト端子 8 側面ガラス 9 フロントガラス 10 シールガラス 11 配線部 12 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 31/15 H01J 29/86 H01J 29/87
Claims (2)
- 【請求項1】 カバーガラスとガラス基板にて真空密閉
した容器の中で、フィラメントから放出される熱電子
を、直流またはパルス電圧で加速してアノード(陽極)
上の表示すべきパターンの形状で塗布された蛍光体に衝
突発光させて、所望のパターンを表示する蛍光表示管に
おいて、側面ガラスとフロントガラスをシールガラス材
で固着し形成された前記カバーガラスの内壁に、少なく
ともフロントガラスの一部と側面ガラスの一部に固着さ
れ高さが側面ガラスの高さより低いリブを設けたことを
特徴とする蛍光表示管。 - 【請求項2】 カバーガラスとガラス基板にて真空密閉
した容器の中で、フィラメントから放出される熱電子
を、直流またはパルス電圧で加速してアノード(陽極)
上の表示すべきパターンの形状で塗布された蛍光体に衝
突発光させて、所望のパターンを表示する蛍光表示管に
おいて、前記カバーガラスが、板ガラスを加熱軟化させ
所望の外形形状を有する成形型内に充填することにより
側面ガラス部、フロントガラス部を一体成形したカバー
ガラスであり、かつ成形時フロントガラス部内壁面に中
央で交差するように対角線に沿って側面ガラスの高さよ
り低いリブを同時に形成してなる一体成形カバーガラス
であることを特徴とする蛍光表示管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193398A JP3056027B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 蛍光表示菅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5193398A JP3056027B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 蛍光表示菅 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0750144A JPH0750144A (ja) | 1995-02-21 |
JP3056027B2 true JP3056027B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16307288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5193398A Expired - Lifetime JP3056027B2 (ja) | 1993-08-04 | 1993-08-04 | 蛍光表示菅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056027B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006202526A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Hitachi Displays Ltd | 画像表示装置 |
US8673163B2 (en) | 2008-06-27 | 2014-03-18 | Apple Inc. | Method for fabricating thin sheets of glass |
CN102388003B (zh) | 2009-03-02 | 2014-11-19 | 苹果公司 | 用于强化用于便携式电子设备的玻璃盖的技术 |
US9778685B2 (en) | 2011-05-04 | 2017-10-03 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US10189743B2 (en) | 2010-08-18 | 2019-01-29 | Apple Inc. | Enhanced strengthening of glass |
US8824140B2 (en) | 2010-09-17 | 2014-09-02 | Apple Inc. | Glass enclosure |
US10781135B2 (en) | 2011-03-16 | 2020-09-22 | Apple Inc. | Strengthening variable thickness glass |
US9725359B2 (en) | 2011-03-16 | 2017-08-08 | Apple Inc. | Electronic device having selectively strengthened glass |
US9128666B2 (en) | 2011-05-04 | 2015-09-08 | Apple Inc. | Housing for portable electronic device with reduced border region |
US9944554B2 (en) | 2011-09-15 | 2018-04-17 | Apple Inc. | Perforated mother sheet for partial edge chemical strengthening and method therefor |
US9516149B2 (en) | 2011-09-29 | 2016-12-06 | Apple Inc. | Multi-layer transparent structures for electronic device housings |
US10144669B2 (en) | 2011-11-21 | 2018-12-04 | Apple Inc. | Self-optimizing chemical strengthening bath for glass |
US10133156B2 (en) | 2012-01-10 | 2018-11-20 | Apple Inc. | Fused opaque and clear glass for camera or display window |
US8773848B2 (en) | 2012-01-25 | 2014-07-08 | Apple Inc. | Fused glass device housings |
US9946302B2 (en) | 2012-09-19 | 2018-04-17 | Apple Inc. | Exposed glass article with inner recessed area for portable electronic device housing |
US9886062B2 (en) | 2014-02-28 | 2018-02-06 | Apple Inc. | Exposed glass article with enhanced stiffness for portable electronic device housing |
-
1993
- 1993-08-04 JP JP5193398A patent/JP3056027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0750144A (ja) | 1995-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000328 |