JP3055742B2 - 柱用型枠の組み立て方法および型枠 - Google Patents

柱用型枠の組み立て方法および型枠

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JP3055742B2
JP3055742B2 JP5123191A JP12319193A JP3055742B2 JP 3055742 B2 JP3055742 B2 JP 3055742B2 JP 5123191 A JP5123191 A JP 5123191A JP 12319193 A JP12319193 A JP 12319193A JP 3055742 B2 JP3055742 B2 JP 3055742B2
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正昭 江口
徹 林
隆史 増田
浩一 松井
康之 石川
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Kumagai Gumi Co Ltd
Sato Kogyo Co Ltd
Okumura Corp
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Kumagai Gumi Co Ltd
Sato Kogyo Co Ltd
Okumura Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁に連なる柱を成形す
るための型枠の組み立てに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、壁に連なる矩形断面の柱の成形の
ため、柱筋を取り巻く矩形の各コーナー部に一対の平板
状の型枠パネルをアングル形に配置した後、前記型枠パ
ネルの出隅を規定する各面に沿って複数の縦端太と複数
の横端太とを配置し、次いで、互いに相対する横端太同
士を連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、横端太同士の
連結作業は、縦端太を垂直に維持しかつ横端太を水平に
維持する間に行う必要があり、これに多大の労力と時間
を必要とした。したがって、本発明の目的は、型枠の組
立作業を容易にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、壁に連なる柱
を成形するための型枠の組み立て方法であって、柱筋を
取り巻く矩形の各コーナー部にアングル形状の型枠パネ
ルと該型枠パネルにその長手方向に互いに間隔をおいて
取り付けられた複数の支持部材とを備える型枠を配置
し、互いに相対する一対の型枠を連結することを含む。
型枠は、アングル形状の型枠パネルと、前記型枠パネル
にその長手方向へ互いに間隔をおいて配置された複数の
支持部材とを含み、各支持部材が、前記型枠パネルの出
隅を規定する両面に固定されその長手方向と直角な方向
へ伸びかつ前記出隅で交差する、互いに枢着された一対
の棒状体を備える。
【0005】
【発明の作用および効果】本発明によれば、各コーナー
部に、型枠パネルと該型枠パネルに取り付けられた複数
の支持部材との複合体である型枠を配置して型枠相互の
連結を行うことから、従来における各コーナー部への前
記一対の型枠パネルの配置、各型枠パネルの支持部材で
ある縦横の各端太材の配置、および、前記端太材を所定
の位置に支持しての互いに相対する型枠パネルおよび端
太材の相互連結に比べて、型枠の組み立てに要する手数
が少なくまた容易であり、これらの作業に要する労力お
よび時間は少ない。前記支持部材を構成する一対の棒状
体は互いに枢動可能であることから、両棒状体をそれぞ
れ前記アングル形状の型枠パネルに固定するとき、特に
前記型枠パネルがセメント、コンクリート等の材料で形
成され打設コンクリートと共に柱の成形材とされる場
合、製造誤差を伴う前記型枠パネルの破損を回避するこ
とができる。
【0006】
【実施例】図1を参照すると、本発明に従って、柱筋1
0の周りに組み立てられた4つの柱用型枠12が示され
ている。各型枠12は、柱筋10を取り巻く矩形の各コ
ーナー部に配置され、互いに相対する一対の型枠12が
相互に連結されている。隣接する一対の型枠12には、
互いに間隔をおかれた一対の壁用型枠パネル14が接し
ている。両壁用型枠パネル14が規定する空間には壁筋
15が配置されている。両壁用型枠パネル14が規定す
る前記空間は、4つの型枠12が規定す空間に連なって
いる。互いに連通するこれらの空間には後にコンクリー
トが打設され、互いに連なる柱および壁が成形される。
【0007】各型枠12は、アングル形状の型枠パネル
16と、型枠パネル16にその長手方向(図3で見て上
下方向)に互いに間隔をおいて取り付けられた複数の支
持部材18とを含む。図示の例では、さらに、型枠パネ
ル16の両辺部に一対の平板状の型枠パネル20が接続
され、かつ、各支持部材18が両型枠パネル20に取り
付けられている。図示の型枠パネル16,20は相互に
合いじゃくりはぎにより接続されている。
【0008】壁用型枠パネル14および柱用型枠パネル
16,20は、それぞれ、前記コンクリートの打設空間
を規定すると共に、前記コンクリートの養生後に引き剥
されることなくコンクリート成形体の一部となる。本発
明は、この例に限らず、コンクリートの養生後にその成
形体から引き剥されるタイプの型枠パネルにも適用可能
である。
【0009】各支持部材18は、互いに枢着された一対
の棒状体22,24からなる。図示の例では、各棒状体
は、矩形の横断面形状を有する管部材からなる。両棒状
体22,24は、これらの互いに交差する一端部に設け
られた複数の孔のうちの1つを貫通するボルト・ナット
組立体26により、枢着されている。両棒状体22,2
4は、それぞれ、型枠パネル16の出隅を規定する両面
に固定され、両棒状体22,24の他端部はそれぞれ型
枠パネル16の長手方向と直角な方向へ伸び、壁用型枠
パネル14の直前で終わっている。ボルト・ナット組立
体26が通される前記孔の位置を選択することにより、
ボルト・ナット組立体26と両棒状体22,24の他端
部までの距離を変えることができる。このことから、両
棒状体22,24を、前記柱のコーナーから壁までの距
離が異なる柱および壁の成形に適用することができる。
【0010】両棒状体22,24は互いに枢動可能であ
ることから、これらを型枠パネル16に固有のすなわち
僅かな製造誤差を持ったアングル形状に沿って配置する
ことができる。従って、型枠パネル16に両棒状体2
2,24を固定するとき、型枠パネル16は両棒状体2
2,24に従っての変形を強制されることはなく、これ
によりパネルの破損が防止される。
【0011】図1および図2を参照すると、型枠パネル
16への各支持部材18の固定は、型枠パネル16の両
辺部とこれに接する支持部材18の両棒状体とをそれぞ
れ貫通するボルト28と、ボルト28の両端部に螺合さ
れた一対のナット30,32とにより、または、相対す
る一対の型枠12を互いに連結するために用いられるタ
イロッドの一部すなわち外側ロッド34とその両端部に
螺合されるコーン状のナット36およびナット38とに
より、行うことができる。外側ロッド34は型枠パネル
16の各辺部とこれに接する支持部材18の各棒状体2
2,24とを貫通し、コーン状のナット36は型枠パネ
ル16に接しかつナット38は各棒状体に接している。
型枠パネル20への各支持部材18の固定は、前記した
ボルト28および両ナット30,32によりなされてい
る。
【0012】型枠12の組み立ては、各型枠パネル1
6,20に複数の支持部材18を取り付けた後、柱筋1
0の周りの矩形の各コーナー部に配置し、互いに相対す
る型枠12を相互に連結することにより行なう(図2お
よび図3)。
【0013】相対する型枠12の相互連結は次のように
して行うことができる。代表的に、図2で見て左下のコ
ーナー部と右下のコーナー部とに配置される一対の型枠
12を参照する。左下の一方の型枠12に固定されたコ
ーン状のナット36に、予め、前記タイロッドの残りの
一部を成す内側ロッド(セパレータ)40の一端部を螺
合させかつ右下の他方の型枠12のための他のコーン状
のナット36を内側ロッド40の他端部に螺合してお
く。この一方の型枠12を所定の位置に配置した後、他
方の型枠12を所定の位置に配置し、他のコーン状のナ
ット36に他方の型枠12の棒状体24を通して外側ロ
ッド34をねじ込む。次いで、この外側ロッド34にナ
ット38を螺合させる。図示の例では、相対する左上の
型枠12と左下の型枠12との相互連結、および、相対
する右上の型枠12と右下の型枠12との相互連結も、
このような方法で行われている。
【0014】また、次のような連結方法を採ることがで
きる。すなわち、図2で見て左上のコーナー部と右上の
コーナー部とに配置される一対の型枠12を参照する
と、左上の一方の型枠12に固定されたコーン状のナッ
ト36に、予め、フック状の先端部を有する内側ロッド
(セパレータ)42を螺合させ、右上の他方の型枠12
にはリング44を有するコーン状のナット36を固定し
ておく。前記一方の型枠12を配置するとき、先に配置
された他方の型枠12のコーン状のナット36のリング
44に内側ロッド42のフック状の先端部を引掛ける。
これにより、両型枠12相互が連結される。
【0015】例示した2つの連結方法は、図示の例に代
えて、いずれか一方のみを採用してもよい。各型枠12
の前記各コーナー部への配置は、内側ロッド40,42
が柱筋10を通過するように、横方向へ平行移動させる
ことにより行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って組み立てられた柱用型枠の平面
図である。
【図2】柱用型枠を各コーナー部に配置する状態を示す
平面図である。
【図3】本発明に従って組み立てられた柱用型枠の側面
図である。
【符号の説明】
10 柱筋 12 型枠 16 型枠パネル 18 支持部材 22,24 棒状体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000172813 佐藤工業株式会社 富山県富山市桜木町1番11号 (73)特許権者 000148346 株式会社銭高組 大阪府大阪市西区西本町2丁目2番11号 (72)発明者 江口 正昭 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組 東京本社内 (72)発明者 林 徹 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組 東京本社内 (72)発明者 増田 隆史 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組 東京本社内 (72)発明者 松井 浩一 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組 東京本社内 (72)発明者 石川 康之 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会 社熊谷組 東京本社内 (56)参考文献 実公 昭4−6472(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 13/02 E04G 17/065

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に連なる柱を成形するための型枠の組
    み立て方法であって、柱筋を取り巻く矩形の各コーナー
    部にアングル形状の型枠パネルと該型枠パネルにその長
    手方向に互いに間隔をおいて取り付けられた複数の支持
    部材とを備える型枠を配置し、その後、互いに相対する
    一対の型枠を連結する、柱用型枠の組み立て方法。
  2. 【請求項2】 壁に連なる柱の成形に使用される型枠で
    あって、アングル形状の型枠パネルと、前記型枠パネル
    にその長手方向へ互いに間隔をおいて配置された複数の
    支持部材とを含み、各支持部材が、前記型枠パネルの出
    隅を規定する両面に固定されその長手方向と直角な方向
    へ伸びかつ前記出隅で交差する、互いに枢着された一対
    の棒状体を備える、型枠。
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CN104594529B (zh) * 2015-01-19 2016-09-28 台州建筑安装工程公司 钢结构厂房外墙拐角处立柱模框和外墙施工方法
CN106320363A (zh) * 2015-06-16 2017-01-11 五冶集团上海有限公司 轧制线钢结构的地脚螺栓安装方法
CN112982953A (zh) * 2021-03-03 2021-06-18 张文郡 一种建筑拼接模板

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