JP3054993B2 - 携帯用振動計 - Google Patents
携帯用振動計Info
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Description
ンやポンプ、あるいは、ベアリングや歯車等の各種回転
機械、あるいは、内部を流体が通過する弁やスチ―ムト
ラップ等の流体制御機器等の機械設備の作動に伴う振動
を検出して、異常や故障を発見するために用いる携帯用
振動計に関する。
は各種の回転機械や流体制御機器等の機械設備が数多く
取り付けられており、これらの設備は、最少の消費エネ
ルギ―で最大の生産量を得ると共に最高の生産品質を維
持するために、携帯用振動計によって定期的に振動測定
が行われ作動状態がチェックされている。
て説明する。これは、振動ピックアップ22と、測定す
る機械設備の番号及び異常や故障を判定するために必要
となる機械設備の型式等の諸条件を入力するためのキ―
ボ―ド等の入力部23と、振動ピックアップ22で検出
した振動信号が電気信号として入力される信号処理部2
4と、入力部23から入力された諸条件及び信号処理部
24で検出した測定値を記憶するために信号処理部24
に設けた記憶部25と、記憶部25で記憶したデ―タを
表示する表示部26とから成るものである。
トラップ20の作動に伴う振動を検出する手順を以下に
説明する。測定者は、スチ―ムトラップ番号1番のスチ
―ムトラップ20の設置場所へ行き、先ずスチ―ムトラ
ップの番号、型式、使用圧力、配管サイズ等の諸条件を
入力部23から入力する。入力された諸条件は信号処理
部24の記憶部25に記憶されると共に表示部26に表
示される。またこれらの諸条件を別途シ―ト27に手書
きしてスチ―ムトラップ20の入口配管28等に取り付
ける銘板29に張付ける。次に振動ピックアップ22を
スチ―ムトラップ20に押し当てて振動測定を行う。振
動ピックアップ22で検出したスチ―ムトラップ20の
振動信号が電気信号として信号処理部24に入力され、
処理された測定値が信号処理部24の記憶部25に記憶
されると共に表示部26に表示される。上記の手順を他
の測定すべきスチ―ムトラップについて順次行い測定を
完了する。測定完了後に記憶部25に蓄えられたデ―タ
をプリントアウトしたりホストコンピュ―タに伝送した
りすることによって作動状態の判定が行われる。
と共に表示あるいはプリントアウトによって出力されれ
ば作動の良否判定を行うときに便利であり、信号処理部
やホストコンピュ―タで作動の良否判定を自動的に行う
場合に必要であり、また配管サイズは、これが出力され
れば取替える場合に便利であるためである。またこれら
諸条件の手書きは、次回測定時に銘板を見て諸条件を入
力できるようにするためである。
は、携帯用振動計による機械設備の測定に際し、機械設
備の諸条件を入力する作業が必要であるだけでなく、銘
板作成用に同一内容の諸条件をシ―トに手書きする作業
も必要であるので、測定作業が繁雑なものになってしま
う問題があった。また手書きミスを生じる危険もあっ
た。
機械設備の諸条件の手書作業を不要にして、測定が簡便
かつ正確に行える携帯用振動計を得ることである。
るために講じた本発明の技術的手段は、諸条件の記載さ
れたシ―トが取付けられる被測定機械設備の振動を検出
する携帯用振動計であって、振動ピックアップと、被測
定機械設備の諸条件を入力する入力部と、振動ピックア
ップで検出した振動信号を処理する信号処理部と、入力
部からの諸条件及び信号処理部で検出した測定値を記憶
する記憶部と、記憶部で記憶した諸条件と測定値を表示
する表示部と、記憶部で記憶した諸条件を被測定機械設
備に取付けられるシートに印字する印字部とを具備した
ことを特徴とする携帯用振動計にある。
入力部から入力された被測定機械設備の番号、型式、使
用圧力、配管サイズ等の諸条件は記憶部に記憶され、測
定値と共に表示部に表示されると共に、印字部によって
印字される。従って、銘板用のシ―トに諸条件を手書き
しなくても、印字部で印字されたシ―トを銘板用として
使用できる。
チ―ムトラップの振動測定を例に説明する(図1参
照)。スチ―ムトラップ1が蒸気配管(入口側蒸気配管
2a,出口側蒸気配管2b)に取り付けられている。入
口側蒸気配管2aには銘板3が取り付けられている。ス
チ―ムトラップ1の作動に伴う振動を検出する携帯用振
動計4は、例えば圧電素子を用いてスチ―ムトラップの
作動に伴う機械的振動を電気信号に変換する振動ピック
アップ5と、入力部6と、信号処理部7と、表示部8
と、印字部9とを備えた測定器10と、両者を接続する
ケ―ブル11とから構成される。信号処理部7は、増幅
部12と、A/D変換部13と、判定部14と、記憶部
15とを備えている。
チ―ムトラップの番号、型式、使用圧力、配管サイズ等
の諸条件をキ―入力するものである。この入力された諸
条件は信号処理部7の記憶部15に記憶される。また記
憶部15には予めスチ―ムトラップの型式と使用圧力に
基づく判定基準が記憶されている。
出された電気信号を増幅部12で増幅し、A/D変換部
13でデジタル変換し、判定部14で、デジタル変換さ
れた電気信号と記憶部15に記憶された型式及び使用圧
力とから、予め記憶部15に記憶された判定基準に基づ
いて、作動の良否を判定し、判定結果を記憶部15に記
憶するものである。表示部8は、信号処理部7の記憶部
15に記憶された諸条件と判定結果を表示するものであ
り、印字部9は信号処理部7の記憶部15に記憶された
諸条件を印字するものである。
チ―ムトラップ番号1番のスチ―ムトラップ1の設置場
所へ行き、先ずスチ―ムトラップの番号、型式、使用圧
力、配管サイズ等の諸条件を入力部6から入力する。入
力された諸条件は信号処理部7の記憶部15に記憶さ
れ、表示部8に表示されると共に印字部9から印字され
る。印字部9によって諸条件が印字されたシ―ト16を
銘板3に張付ける。次に振動ピックアップ5をスチ―ム
トラップ1に押し当てて振動測定を行う。振動ピックア
ップ5で検出したスチ―ムトラップ1の振動信号が電気
信号として信号処理部7に入力され、増幅部12で増幅
され、A/D変換部13でデジタル変換され、判定部1
4で作動の良否が判定され、判定値が測定値として記憶
部15に記憶される。記憶部15に記憶された測定値が
表示部8に表示される。上記の手順を他の測定すべきス
チ―ムトラップについて順次行い測定を完了する。測定
完了後に記憶部15に蓄えられたデ―タをプリントアウ
トしたりホストコンピュ―タに伝送したりすることによ
って作動状態の判定が行われる。
記のように本発明によれば、入力部から入力した諸条件
が印字部によって印字されるので、銘板用に諸条件を別
途手書きする必要がなくなり、測定が簡便かつ正確にな
る。
ムトラップを測定する場合を示す構成図である。
を測定する場合を示す構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 諸条件の記載されたシ―トが取付けられ
る被測定機械設備の振動を検出する携帯用振動計であっ
て、振動ピックアップと、被測定機械設備の諸条件を入
力する入力部と、振動ピックアップで検出した振動信号
を処理する信号処理部と、入力部からの諸条件及び信号
処理部で検出した測定値を記憶する記憶部と、記憶部で
記憶した諸条件と測定値を表示する表示部と、記憶部で
記憶した諸条件を被測定機械設備に取付けられるシート
に印字する印字部とを具備したことを特徴とする携帯用
振動計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5309794A JP3054993B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 携帯用振動計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5309794A JP3054993B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 携帯用振動計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139995A JPH07139995A (ja) | 1995-06-02 |
JP3054993B2 true JP3054993B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=17997324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5309794A Expired - Fee Related JP3054993B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 携帯用振動計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054993B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003083849A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-19 | Tlv Co Ltd | 診断システム |
JP2005326592A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Tlv Co Ltd | タグ装置 |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP5309794A patent/JP3054993B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07139995A (ja) | 1995-06-02 |
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