JP3054783B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP3054783B2
JP3054783B2 JP3132692A JP13269291A JP3054783B2 JP 3054783 B2 JP3054783 B2 JP 3054783B2 JP 3132692 A JP3132692 A JP 3132692A JP 13269291 A JP13269291 A JP 13269291A JP 3054783 B2 JP3054783 B2 JP 3054783B2
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正一 嵯峨崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MAP(Manuf
acturing AutomationProtoc
ol)による通信回線に接続可能な数値制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】MAPは、工場用LAN(Local
Area Network)の国際標準プロトコルであ
り、1988年3月に最初の3.0版が発行された。プ
ロトコル(protocol)は、一般に「通信規約」
と和訳され、「2つ以上の装置間でデータ通信を行うた
めに必要な送信、到達確認、再送などの手順とそれを表
現するメッセージフォーマットに関する規定」である。
従ってMAPは上記のプロトコル(通信規約)の意味で
ある。また本発明の数値制御装置は、MAPによる通信
回線に接続されたものであるため、本明細書において単
に数値制御装置と記載した場合にも、MAPによる通信
回線に接続された数値制御装置であることを意味する。
図32は従来の数値制御装置を示すブロック図であり、
図において、1Aは例えば工作機械を制御する従来の数
値制御装置本体、2はCRTなどからなる表示装置、3
はキーボードなどからなる入力装置、4は工作機械など
の被制御機械、13はMAPによりデータ通信を行うた
めの通信回線であり、本明細書ではMAP幹線という。
このMAP幹線13としては、MAPの物理層の規定に
基づく同軸ケーブルを使用する。14はMAP幹線から
信号を取るためのタップ、15はタップ14とモデム1
2を接続するためのドロップケーブルである。
【0003】図32の従来の数値制御装置本体1Aは、
加工プログラムや後述するMAPに関するパラメータ等
のデータを記憶する記憶部5A、中央処理装置を含む制
御部6A、該制御部6Aの指令に基づき加工プログラム
の解析を行う解析部7、入力装置3からの入力信号を制
御部6Aに与える入力インタフェース8、制御部6Aか
らの表示信号を表示装置2に与える出力インタフェース
9、制御部6Aからの動作指令信号を被制御機械4に与
えたり、被制御機械4からの信号を制御部6Aに与える
信号入出力インタフェース10、MAPの通信プロトコ
ルを制御するMAPインタフェース11及びMAP幹線
における信号とMAPインタフェースが認識できる信号
との間の変復調をするためのモデム12とにより構成さ
れている。MAPに関するパラメータには、MAC層の
パラメータとその他のパラメータが有りますが、MAP
というプロトコルを説明しながら、これらを説明する。
MAPのデータリンク層としては、LANシステムが有
するデータリンクの2つの副層、すなわち媒体アクセス
制御(MAC:Media Access Contr
ol)副層と論理リンク制御(LLC:Logical
Link Control)副層がある。そして前記
MAC(媒体アクセス制御)は、複数の装置からのデー
タ送信要求が共通の伝送路上で競合した場合のアクセス
権制御や、装置と伝送路の物理的な接続点の識別及びフ
レーム形成などの制御を行なう。MAC層パラメータに
は、多項目のパラメータが含まれるが、ここではトーク
ン保持時間と最大再試行回数について説明する。MAP
のMAC方式では、送出フレームの衝突を回避させるた
め、トークンバス(Token Passing Bu
s)方式を採用している。この方式では、まず、バス
(MAP幹線)に接続したステーション(各装置)間に
論理的なリングを定義しておき、この論理リングの上に
トークンを巡回させる。送信を行いたいステーション
は、このトークンが自分のところに回ってきたときに送
信を行い、この論理リングの隣のステーションにトーク
ンを引渡す。そして上記トークンが自分のステーション
に回ってきたときにこれを自分のところに保持できる時
間が設定可能であり、このトークン保持時間はMAC層
パラメータの一項目として設定される。なお、このトー
クン保持時間の設定は、例えば図3,11で後述するよ
うに、優先順位の一番高いトークンを保持した場合の時
間監視タイマ値に設定される。またフレーム送信が失敗
した場合の再試行回数もある範囲内で設定可能であり、
この最大再試行回数もMAC層パラメータの別の項目と
して設定される。MAC層パラメータ以外のMAPに関
するパラメータにも複数項目のパラメータが含まれる
が、例えば、MAP幹線を介してデータ通信を行う送信
周波数帯・受信周波数帯、モデム出力レベル等がパラメ
ータとなっており、これらの各項目毎にデータ値が設定
可能になっている。このようにMAPに関するパラメー
タを大別すると、MAC層パラメータとその他のパラメ
ータの2グループになるが、各グループが複数項目のパ
ラメータを含み、それぞれの項目毎にデータ値を可変設
定できるようになっている。
【0004】次に図32の動作について説明する。MA
Pインタフェース付きの数値制御装置1AをMAP幹線
13に接続する場合、数値制御装置1Aの電源投入また
はMAP通信有効パラメータオン操作により、記憶部5
Aに登録されているMAPに関するパラメータをMAP
インタフェース11にダウンロードしてMAPインタフ
ェース11を初期化し、MAP幹線13に接続されてい
る装置が構成している論理リング(Logical R
ing)にインリング(in Ring)し、図示して
いないホストコンピュータなどのクライアントとコネク
ションを確立して、MAP幹線13を介して通信を開始
する。
【0005】次に加工プログラムは、まずオペレータに
よる入力装置3の操作か、またはMAP幹線13に接続
された図示しないクライアントからMAP幹線13、タ
ップ14、ドロップケーブル15、数値制御装置1Aの
モデム12及びMAPインタフェース11を介して制御
部6Aに入力され記憶部5Aに登録される。
【0006】数値制御装置1Aの起動がかけられると、
前記記憶部5Aに登録された加工プログラムは制御部6
Aの指令で解析部7で解析され、制御部6Aは解析部7
で解析されたデータを計算処理し、該計算処理したデー
タを信号入出力インタフェース10を介して出力し工作
機械4を駆動制御する。さらに、制御部6Aは、工作機
械4の動きなどを表示装置2でモニタするための制御を
行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の数値制御装置では、MAPに関するパラメータ
は記憶部に固定して記憶されるか、数値制御装置の入力
装置の操作によって設定し記憶部に登録されるが、この
パラメータの変更が必要になる場合がある。例えば前記
MAC層パラメータである、送信が失敗した場合の最大
再試行回数や自装置のトークン保持時間を変更したい場
合があるが、工場の現場ではこれらのパラメータの変更
ができない場合がある。またオペレータの数値制御装置
の入力装置の操作によってパラメータを何とか変更でき
る場合もあるが、パラメータの内容が難解であるため、
オペレータがパラメータを容易に変更できないなどの問
題があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、MAPに関するパラメータを予
めパソコンなどで編集できるソフトウエアを提供し、パ
ソコンでMAPに関するパラメータを数種類編集して、
該編集されたパラメータテーブルをフロッピーなどの記
憶媒体に登録しておき、必要なパラメータをオペレータ
の入力装置の操作や、ホストコンピュータなどのクライ
アントからの読込み指示により、前記記憶媒体に登録さ
れたパラメータテーブルをMAPインタフェースにダウ
ンロードしてMAPに関するパラメータを容易に変更す
ることができる数値制御装置を得ることを目的とするも
のである。
【0009】またネットワークに障害が生じるなどの問
題が発生して、MAP幹線に接続された装置のMAPに
関するパラメータの確認を行う必要性が生じた場合、上
記のように構成された従来の数値制御装置では、パラメ
ータの確認は、個々の数値制御装置で確認するしか方法
がなく、クライアントで一括して確認することができな
いなどの問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、クライアントがMAP幹線に接
続されている数値制御装置に対してMAPに関するパラ
メータの送信要求をリクエストすることによってMAP
インタフェースを初期化したパラメータをクライアント
に送信し、個々の数値制御装置のMAPに関するパラメ
ータをクライアントが一括して確認、または、クライア
ントが指定したパラメータを数値制御装置側からクライ
アントに送信し、個々の数値制御装置のMAPに関する
特定のパラメータをクライアントが一括して確認するこ
とができる数値制御装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0011】またMAPの幹線で使用される通信周波数
帯は3チャンネルあるが、上記のように構成された従来
の数値制御装置をMAP幹線に接続する場合は、使用さ
れている周波数を予め知っていてパラメータを設定して
おかないとクライアントと通信できないなどの問題点が
あった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、電源投入時にMAP幹線で使用
されている通信周波数帯を検出できる数値制御装置を得
ることを目的とするものである。
【0013】またMAPのネットワークを構築する場
合、MAP幹線に同軸ケーブルを使用しているため、ネ
ットワークのレベル調整が必要である。上記のように構
成された従来の数値制御装置では、個々の数値制御装置
毎にオペレータがパラメータなどを変更してMAP幹線
に接続されている数値制御装置のモデムの出力レベルを
調整してネットワークのレベル調整を行なわなければな
らないなどの問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、クライアントからの指示でモデ
ム出力レベルのパラメータをクライアントから受信し、
該受信したパラメータでモデムを初期化し直すことによ
って、モデムの出力レベルをクライアントからの指示に
よりリモートで変更できる数値制御装置を得ることを目
的とするものである。
【0015】また装置をMAP幹線に接続する場合は、
予め決められた個別の重複しないアドレスを設定して接
続しなければならないが、上記のように構成された従来
の数値制御装置をMAP幹線に接続する場合に、すでに
MAP幹線に接続されていて論理リングを構成している
他の装置と同じアドレスが設定されていると、論理リン
グに入れずにクライアントと通信ができず、また、その
原因をオペレータに通知できないなどの問題点があっ
た。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、MAP幹線に接続する場合にす
でにMAP幹線に同一アドレスの装置がすでに接続され
ているとき、アラームを表示を行い、さらに、予め決め
られた特定のMACアドレスやネットワークアドレスで
再初期化して前記論理リングに入り異常をクライアント
に通知し、クライアント側にもアラーム表示をさせるこ
とができる数値制御装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る数値制御装置は、加工プログラムを記憶する記憶部
と、該記憶された加工プログラムを解析演算するプログ
ラム解析部と、データの入力を行なうデータ入力装置
と、データの表示を行なうデータ表示装置と、該データ
入力装置からデータの入力制御及びデータ表示装置への
データの表示制御並びに前記記憶部に対してデータの書
込み及び読出し制御を行なう制御部と、MAP幹線に接
続され他の装置とデータ通信を行なうモデム及びMAP
インタフェースと、少くともMAC層パラメータを含む
MAPに関する複数項目のパラメータについて、該複数
の各項目毎に複数のデータを設定してテーブル構成のデ
ータとした複数のパラメータテーブルを記憶する記憶媒
体と、該記憶媒体を駆動してパラメータテーブルデータ
の読出しを行なう記憶媒体駆動装置と、該記憶媒体駆動
装置を介して前記記憶媒体からパラメータテーブルデー
タの読込み入力動作を制御する記憶媒体制御部とを備
え、前記制御部はオペレータによる前記データ入力装置
の操作により、前記MAPインタフェースを初期化する
ために、前記記憶媒体に記憶された複数のうちのいずれ
かのパラメータテーブルを選択してデータを読込み入力
する動作指示を前記記憶媒体制御部に与えるパラメータ
テーブル選択入力指示手段を含むものである。
【0018】この発明の請求項2に係る数値制御装置
は、前記請求項1に係る数値制御装置において、前記制
御部はクライアントからの指示により前記MAPインタ
フェースを初期化するために、前記記憶媒体に記憶され
た複数のうちの指定されたパラメータテーブルデータを
読込み入力する動作指示を前記記憶媒体制御部に与える
パラメータテーブル入力指示手段を含むものである。
【0019】この発明の請求項3に係る数値制御装置
は、加工プログラムを記憶する記憶部と、該記憶された
加工プログラムを解析演算するプログラム解析部と、デ
ータの入力を行なうデータ入力装置と、データの表示を
行なうデータ表示装置と、該データ入力装置からデータ
の入力制御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並
びに前記記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御
を行なう制御部と、MAP幹線に接続され他の装置とデ
ータ通信を行なうモデム及びMAPインタフェースとを
備え、前記記憶部は少くともMAC層パラメータを含む
MAPに関する複数項目のパラメータについて、該複数
の各項目毎に複数のデータを設定してテーブル構成のデ
ータとした複数のパラメータテーブルを記憶するパラメ
ータテーブル記憶手段を含むものである。
【0020】この発明の請求項4に係る数値制御装置
は、前記請求項3に係る数値制御装置において、前記制
御部はオペレータによる前記データ入力装置の操作また
はクライアントによる指示により、前記MAPインタフ
ェースを初期化するために、前記パラメータテーブル記
憶手段に記憶された複数のパラメータテーブルから指示
されたものを選択するパラメータテーブル選択手段を含
むものである。
【0021】この発明の請求項5に係る数値制御装置
は、加工プログラムを記憶する記憶部と、該記憶された
加工プログラムを解析演算するプログラム解析部と、デ
ータの入力を行なうデータ入力装置と、データの表示を
行なうデータ表示装置と、該データ入力装置からデータ
の入力制御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並
びに前記記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御
を行なう制御部と、MAP幹線に接続され他の装置とデ
ータ通信を行なうモデム及びMAPインタフェースとを
備え、前記記憶部は少くともMAC層パラメータを含む
MAPに関する複数項目のパラメータについて、該複数
の各項目毎に複数のデータを設定してテーブル構成のデ
ータとした複数のパラメータテーブルを記憶するパラメ
ータテーブル記憶手段を含み、前記制御部はオペレータ
による前記データ入力装置の操作またはクライアントに
よる指示により、前記MAPインタフェースを初期化す
るために、前記パラメータテーブル記憶手段に記憶され
た複数のパラメータテーブルから指示されたものを選択
するパラメータテーブル選択手段と、クライアントから
のMAPパラメータの一括送信要求指示により、前記パ
ラメータテーブル記憶手段に記憶された複数のパラメー
タテーブルのうち前記パラメータテーブル選択手段によ
り選択されMAPインタフェースの初期化に用いたMA
Pに関する複数項目のパラメータデータをクライアント
に送信するパラメータ送信手段を含むものである。
【0022】この発明の請求項6に係る数値制御装置
は、前記請求項5に係る数値制御装置において、前記制
御部はクライアントからのMAPパラメータの個別送信
要求指示により、前記パラメータテーブル記憶手段に記
憶された複数のパラメータテーブルのうち前記パラメー
タテーブル選択手段により選択されMAPインタフェー
スの初期化に用いたMAPに関する複数項目のパラメー
タデータより、クライアントからの送信要求指示で指定
された項目のパラメータデータを選択するパラメータ選
択手段を含むものである。
【0023】この発明の請求項7に係る数値制御装置
は、加工プログラムを記憶する記憶部と、該記憶された
加工プログラムを解析演算するプログラム解析部と、デ
ータの入力を行なうデータ入力装置と、データの表示を
行なうデータ表示装置と、該データ入力装置からデータ
の入力制御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並
びに前記記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御
を行なう制御部と、MAP幹線に接続され他の装置とデ
ータ通信を行なうモデム及びMAPインタフェースとを
備え、前記制御部はMAP幹線に使用されている通信周
波数帯を自動的に検出するブロードバンド周波数検出手
段を含むものである。
【0024】この発明の請求項8に係る数値制御装置
は、前記請求項7に係る数値制御装置において、前記M
AP幹線に使用されている通信周波帯が複数ある場合
に、前記制御部は前記複数の通信周波数帯が登録された
前記ブロードバンド周波数検出手段と、該ブロードバン
ド周波数検出手段に登録された複数の検出周波数帯の優
先順位の変更を行なう優先順位変更手段とを含むもので
ある。
【0025】この発明の請求項9に係る数値制御装置
は、加工プログラムを記憶する記憶部と、該記憶された
加工プログラムを解析演算するプログラム解析部と、デ
ータの入力を行なうデータ入力装置と、データの表示を
行なうデータ表示装置と、該データ入力装置からデータ
の入力制御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並
びに前記記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御
を行なう制御部と、MAP幹線に接続され他の装置とデ
ータ通信を行なうモデム及びMAPインタフェースとを
備え、前記制御部はクライアントからのモデム出力レベ
ル変更要求指示により、前記モデムの出力レベルのパラ
メータを変更するモデムレベル変更手段を含むものであ
る。
【0026】この発明の請求項10に係る数値制御装置
は、加工プログラムを記憶する記憶部と、該記憶された
加工プログラムを解析演算するプログラム解析部と、デ
ータの入力を行なうデータ入力装置と、データの表示を
行なうデータ表示装置と、該データ入力装置からデータ
の入力制御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並
びに前記記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御
を行なう制御部と、MAP幹線に接続され他の装置とデ
ータ通信を行なうモデム及びMAPインタフェースを備
え、前記制御部はMAPネットワーク上に同一のMAC
アドレスまたはネットワークアドレスが重複して存在す
る異常を検出するアドレス異常検出手段と、該アドレス
異常検出手段が異常を検出した場合に、あらかじめ決め
られた特定のMACアドレスまたはネットワークアドレ
スにより再初期化を行なうと共に、前記異常をクライア
ントに通知する異常通知手段を含むものである。
【0027】
【作用】この請求項1に係る発明においては、記憶部は
加工プログラムを記憶し、プログラム解析部は前記記憶
された加工プログラムを解析演算する。データ入力装置
はデータを入力し、データ表示装置はデータを表示す
る。制御部は前記データ入力装置からデータの入力制御
及びデータ表示装置へのデータの表示制御並びに前記記
憶部に対してデータの書込み及び読出し制御を行なう。
モデム及びMAPインタフェースはMAP幹線に接続さ
れ他の装置とデータ通信を行なう。記憶媒体は少くとも
MAC層パラメータを含むMAPに関する複数項目のパ
ラメータについて、該複数の各項目毎に複数のデータを
設定してテーブル構成のデータとした複数のパラメータ
テーブルを記憶する。記憶媒体駆動装置は前記記憶媒体
を駆動してパラメータテーブルデータの読出しを行な
う。記憶媒体制御部は前記記憶媒体駆動装置を介して前
記記憶媒体からパラメータテーブルデータの読込み入力
動作を制御する。また前記制御部に含まれるパラメータ
テーブル選択入力指示手段はオペレータによる前記デー
タ入力装置の操作により、前記MAPインタフェースを
初期化するために、前記記憶媒体に記憶された複数のう
ちのいずれかのパラメータテーブルを選択してデータを
読込み入力する動作指示を前記記憶媒体制御部に与え
る。
【0028】この請求項2に係る発明においては、前記
請求項1に係る発明において前記制御部に含まれるパラ
メータテーブル入力指示手段がクライアントからの指示
により前記MAPインタフェースを初期化するために、
前記記憶媒体に記憶された複数のうちの指定されたパラ
メータテーブルデータを読込み入力する動作指示を前記
記憶媒体制御部に与える。
【0029】この請求項3に係る発明においては、記憶
部は加工プログラムを記憶し、プログラム解析部は前記
記憶された加工プログラムを解析演算する。データ入力
装置はデータを入力し、データ表示装置はデータを表示
する。制御部は前記データ入力装置からデータの入力制
御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並びに前記
記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御を行な
う。モデム及びMAPインタフェースはMAP幹線に接
続され他の装置とデータ通信を行なう。そして前記記憶
部に含まれるパラメータテーブル記憶手段は少くともM
AC層パラメータを含むMAPに関する複数項目のパラ
メータについて、該複数の各項目毎に複数のデータを設
定してテーブル構成のデータとした複数のパラメータテ
ーブルを記憶する。
【0030】この請求項4に係る発明においては、前記
請求項3に係る発明において、前記制御部に含まれるパ
ラメータテーブル選択手段がオペレータによる前記デー
タ入力装置の操作またはクライアントによる指示によ
り、前記MAPインタフェースを初期化するために、前
記パラメータテーブル記憶手段に記憶された複数のパラ
メータテーブルから指示されたものを選択する。
【0031】この請求項5に係る発明においては、記憶
部は加工プログラムを記憶し、プログラム解析部は前記
記憶された加工プログラムを解析演算する。データ入力
装置はデータを入力し、データ表示装置はデータを表示
する。制御部は前記データ入力装置からデータの入力制
御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並びに前記
記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御を行な
う。モデム及びMAPインタフェースはMAP幹線に接
続され他の装置とデータ通信を行なう。そして前記記憶
部に含まれるパラメータテーブル記憶手段は少くともM
AC層パラメータを含むMAPに関する複数項目のパラ
メータについて、該複数の各項目毎に複数のデータを設
定してテーブル構成のデータとした複数のパラメータテ
ーブルを記憶する。前記制御部に含まれるパラメータテ
ーブル選択手段はオペレータによる前記データ入力装置
の操作またはクライアントによる指示により、前記MA
Pインタフェースを初期化するために、前記パラメータ
テーブル記憶手段に記憶された複数のパラメータテーブ
ルから指示されたものを選択する。また前記制御部に含
まれるパラメータ送信手段はクライアントからのMAP
パラメータの一括送信要求指示により、前記パラメータ
テーブル記憶手段に記憶された複数のパラメータテーブ
ルのうち前記パラメータテーブル選択手段により選択さ
れMAPインタフェースの初期化に用いたMAPに関す
る複数項目のパラメータデータをクライアントに送信す
る。
【0032】この請求項6に係る発明においては、前記
請求項5に係る発明において、前記制御部に含まれるパ
ラメータ選択手段がクライアントからのMAPパラメー
タの個別送信要求指示により、前記パラメータテーブル
記憶手段に記憶された複数のパラメータテーブルのうち
前記パラメータテーブル選択手段により選択されMAP
インタフェースの初期化に用いたMAPに関する複数項
目のパラメータデータより、クライアントからの送信要
求指示で指定された項目のパラメータデータを選択す
る。
【0033】この請求項7に係る発明においては、記憶
部は加工プログラムを記憶し、プログラム解析部は前記
記憶された加工プログラムを解析演算する。データ入力
装置はデータを入力し、データ表示装置はデータを表示
する。制御部は前記データ入力装置からデータの入力制
御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並びに前記
記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御を行な
う。モデム及びMAPインタフェースはMAP幹線に接
続され他の装置とデータ通信を行なう。そして前記制御
部に含まれるブロードバンド周波数検出手段はMAP幹
線に使用されている通信周波数帯を自動的に検出する。
【0034】この請求項8に係る発明においては、前記
請求項7に係る発明において前記MAP幹線に使用され
ている通信周波帯が複数ある場合に、前記制御部に含ま
れる前記ブロードバンド周波数検出手段に前記複数の通
信周波数帯が登録される。また前記制御部に含まれる優
先順位変更手段は前記ブロードバンド周波数検出手段に
登録された複数の検出周波数帯の優先順位の変更を行な
う。
【0035】この請求項9に係る発明においては、記憶
部は加工プログラムを記憶し、プログラム解析部は前記
記憶された加工プログラムを解析演算する。データ入力
装置はデータを入力し、データ表示装置はデータを表示
する。制御部は前記データ入力装置からデータの入力制
御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並びに前記
記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御を行な
う。モデム及びMAPインタフェースはMAP幹線に接
続され他の装置とデータ通信を行なう。そして前記制御
部に含まれるモデムレベル変更手段はクライアントから
のモデム出力レベル変更要求指示により、前記モデムの
出力レベルのパラメータを変更する。
【0036】この請求項10に係る発明においては、記
憶部は加工プログラムを記憶し、プログラム解析部は前
記記憶された加工プログラムを解析演算する。データ入
力装置はデータを入力し、データ表示装置はデータを表
示する。制御部は前記データ入力装置からデータの入力
制御及びデータ表示装置へのデータの表示制御並びに前
記記憶部に対してデータの書込み及び読出し制御を行な
う。モデム及びMAPインタフェースはMAP幹線に接
続され他の装置とデータ通信を行なう。そして前記制御
部に含まれるアドレス異常検出手段はMAPネットワー
ク上に同一のMACアドレスまたはネットワークアドレ
スが重複して存在する異常を検出する。また前記制御部
に含まれる異常通信手段は前記アドレス異常検出手段が
異常を検出した場合に、あらかじめ決められた特定のM
ACアドレスまたはネットワークアドレスにより再初期
化を行なうと共に、前記異常をクライアントに通知す
る。
【0037】
【実施例】図1はこの発明の第1乃至第10実施例を示
す数値制御装置のブロック図である。同図において、2
〜4及び7〜15は図32に示した従来装置と全く同一
のものを示し、同様の動作を行なう。1は本発明に係る
数値制御装置本体、5は本発明に係る記憶部であり5
a,5b及び5cを含む。この5a,5b及び5cはM
APに関する複数項目のパラメータについて、各項目毎
に3つのデータを設定してそれぞれ個別のテーブルに登
録しておくパラメータテーブル(a),(b)及び
(c)である。6は本発明に係る制御部であり、6a及
び17〜29の各手段を含む。前記6aは制御部6全体
の制御を行なう制御手段である。30はパソコン等で編
集されたMAPに関する3種類のパラメータテーブルを
登録したフロッピー、16はフロッピー30からデータ
を読取るためのフロッピードライブ装置である。
【0038】制御部6に含まれる17はフロッピードラ
イブ装置16に挿入されたフロッピー30からデータを
読込むためのフロッピー入出力インタフェース、18は
制御手段6aからの指示でフロッピードライブ装置16
に挿入されたフロッピー30からデータを読込むために
フロッピードライブ装置16を制御するフロッピー制御
部、19はホストコンピュータなどのクライアントから
のパラメータ入力指示でフロッピー30に登録された指
定のパラメータテーブルを入力するようにフロッピー制
御部18に指示をするパラメータテーブル入力指示手
段、20はオペレータの入力装置の操作でMAPインタ
フェース11を初期化するために前記フロッピー30に
登録されたパラメータテーブルを選択し入力するパラメ
ータテーブル選択入力指示手段、21はクライアントか
らの送信要求で、クライアントにMAPに関するパラメ
ータを送信するパラメータ送信手段、22はクライアン
トからの送信要求で、指定のパラメータを選択するパラ
メータ選択手段、23はパラメータテーブル5a,5b
及び5cに登録されたパラメータテーブルを選択するパ
ラメータテーブル選択手段、24はクライアントからの
モデム出力レベル変更要求により、モデム12の出力レ
ベルのパラメータを変更するモデムレベル変更手段、2
6はMAP幹線13に使用されている通信周波数帯を自
動的に検出するブロードバンド周波数検出手段、27は
ブロードバンド周波数検出手段26に登録された複数の
通信周波数帯の優先順位の変更を行うための優先順位変
更手段、28はネットワーク上に同一のMACアドレス
やネットワークアドレスが重複して存在するような異常
を検出するアドレス異常検出手段、29はネットワーク
上に同一のMACアドレスやネットワークアドレスが重
複して存在するような異常をクライアントに通知する異
常通知手段である。
【0039】MAC(媒体アクセス制御)では、前記の
ようにMAP幹線13の接続装置への伝送媒体へのアク
セス制御などの制御を行なう。MACアドレスは前記制
御を行なうために各装置に重複することがないように設
定されるアドレスである。そしてこのMACアドレスも
MAC層パラメータの1設定項目として設定される。ま
たMAPでは、ディジタル情報を伝送媒体を使って伝送
するのに、ディジタル信号のまま送信するベースバンド
方式ではなく、ディジタル信号をいったんアナログ信号
に変換して送信するブロードバンド方式を用いる。この
ブロードバンド方式では、伝送するディジタル信号を送
信側の変調器(モデムの一部)により搬送波の上に変調
(振幅変調又は周波数変調)してアナログ信号に変換
し、帯域通過フィルタ等を用いて限られた帯域の周波数
成分だけを伝送媒体上に送出する。また受信側では復調
器(モデムの一部)により受信信号に対して復調処理を
行い送信側のディジタル信号を再生する。この変調・復
調用に図1のモデム12を用いる。ブロードバンド周波
数検出手段26は、MAP幹線13に使用されているブ
ロードバンド方式による送信周波数帯と受信周波数帯を
自動的に検出するものである。
【0040】図2はこの発明の第1実施例を示すパソコ
ンの表示装置の表示画面図である。図3はこの発明の第
1実施例を示すパソコンの表示装置の別の表示画面図で
ある。図2及び図3はこの発明において、パソコン上で
MAPパラメータ編集ソフトウエアを起動したときのパ
ソコンの表示装置の画面の一例をそれぞれ示し、図にお
いて、201は表示枠、202はMAPの第1層である
MAC層のパラメータ設定画面である。MAC層パラメ
ータ設定画面202において、設定項目#1は、自己の
ステーションのMACアドレスであり、図では0000
6901016aと設定されている。また設定項目#2
は、フレームの送信を失敗したときの最大再試行回数で
あり、図では6回と設定されている。203は上記MA
C層パラメータの設定項目#2をパソコンのマウスでヒ
ットした場合のMAX RETRY LIMITの説明
表示で、図では設定範囲(1〜7回)も示されている。
205はパソコンのESCキーを操作した場合のファイ
ル登録メニュー表示で、再試行回数6がパソコンに挿入
されたフロッピーに登録される。MAC層パラメータ設
定画面202の設定項目#3は、受信フレーム時間監視
タイマ値(単位はmsec)であり、設定項目#4は、優先
順位の一番高いトークンを保持した場合の時間監視タイ
マ値(単位はmsec)である。なお、設定項目#5〜#8
は、図2,3ではパラメータ説明表示エリア203でカ
バーされているので、図11を参照して説明する。MA
C層パラメータ設定画面の設定項目#5〜#7は、トー
クン周回時間監視タイマ値(単位はmsec)であり、優先
順位毎に設定する。図11では、周回時間(4),
(2),(0)の順が、優先順位の高い方から低い方へ
の順番である。設定項目#8は、リング上のMACエン
ティティ(リング上に挿入できる局)の最大値(単位は
局数)である。
【0041】図4はこの発明の第1実施例を示す数値制
御装置の表示装置の表示画面図である。同図はこの発明
において、入力装置3の入出力キーを操作したときの表
示装置2の画面の一例を示し、図において、100はフ
ロッピーデータ表示画面を表示するための「フロッピ
ー」メニューキー、113はMAPパラメータ設定画面
を表示するための「パラメータ」メニューキー、101
は表示枠、102は記憶部5に登録された加工プログラ
ムの一覧を表示する加工プログラム一覧表、103はデ
ータ入力画面、104は入力すべき加工プログラム番号
を入力するデータ入力部、105は「入力」「出力」
「コピー」などの操作メニューを表示するメニュー表示
部とメニューキーである。106は現在の表示画面の前
頁の画面を表示するための前ページキー、107は現在
の表示画面の次頁の画面を表示するための次ページキー
である。
【0042】図5はこの発明の第1実施例を示す数値制
御装置の表示装置の別の表示画面図である。同図はこの
発明において、入力装置3のメニュー表示キー105の
「フロッピー」メニューキー100を選択したときの表
示装置2の画面の一例を示し、100、101、10
5、106及び107は、図4に示したものと全く同じ
部分を示す。98はフロッピー30に登録されたファイ
ル名の一覧であり、図には、モデム出力レベルとして4
1dBと45dBの2種類、再試行回数として4回と6
回の2種類が示されている。なお、モデム出力レベルは
図24で後述するようにMAPに関するパラメータとし
て設定される。99は数値制御装置1の記憶部5に登録
したいファイル名を表わしており、文字が反転表示され
ている。108はフロッピーデータ表示画面で、フロッ
ピー30に登録されているファイル名を表示するファイ
ル名一覧を表示している。また109はメッセージ表示
部で「データ入力実行中」を表示している。
【0043】図6はこの発明の第1実施例を示す数値制
御装置の表示装置の更に別の表示画面図である。同図は
この発明において、図5と同様に入力装置3のメニュー
表示キー105の「フロッピー」メニューキー100を
選択し、フロッピー30からデータが読出せなかったと
きの表示装置2の画面の一例を示し、図の100、10
1、105、106、107、108及び113は、図
5と全く同じものを示している。110は、エラーメッ
セージで「ファイル名が読めません」と表示している。
【0044】図7はこの発明の第1実施例を示すフロー
チャートである。以下、この発明の第1実施例の動作に
ついて、図1に示したブロック図、図7に示したフロー
チャート、図2及び図3に示したクライアントの表示装
置の表示画面図並びに図4、図5及び図6に示した数値
制御装置の表示装置2の表示画面図に基づいて説明す
る。
【0045】まず、MAPに関するパラメータを編集で
きるソフトウエアをパソコンで起動すると、図2で示し
たような画面がパソコンの表示装置に表示される。図2
の203は、項目#2をマウスでヒットした場合のMA
RETRY LIMITパラメータの内容を表示し
ている。オペレータは、前記設定項目#1〜#8のパラ
メータを画面上のデータ入力部204で設定する(ステ
ップS1)。次に、オペレータは、パソコンのESCキ
ーを操作して図3のファイル登録メニュー表示205を
表示させ、ファイル名〔A:M RETRY.PR
M〕、コメント〔トランスポートリトライ回数6〕を設
定して、パソコンへ挿入されたフロッピー30にパラメ
ータテーブルを登録する(ステップS2)。オペレータ
は、ステップS1及びステップS2の操作を繰り返し
て、フロッピー30に数種類のパラメータテーブルを登
録する。
【0046】次にオペレータは、パラメータテーブルを
登録したフロッピー30を数値制御装置のフロッピード
ライブ装置16に挿入して、入力装置3にある入出力キ
ーを操作して、前記パラメータテーブルの情報を入力イ
ンタフェース8を介して制御手段6aに入力する。制御
手段6aは入力された情報により出力インタフェース9
を介して表示装置2に命令を送ることにより、表示装置
2の表示画面を図4に示すデータ入力画面103に切換
える(ステップS3)。
【0047】次にオペレータは、図4のメニュー表示キ
ー105の「フロッピー」メニュー100を操作する
と、図4のデータ入力画面103を表示したときと同様
の手段で表示装置2の表示画面を図5に示すフロッピー
データ表示画面108に切換える(ステップS4)。同
時に制御手段6aは、フロッピー制御部18にフロッピ
ー30に登録されているファイル名の一覧表を記憶部5
に読込むように指示する。
【0048】フロッピー制御部18は、制御手段6aか
ら指示で、フロッピー30のシリンダ数やシリンダ内セ
クタ数やセクタサイズやファイルシステム等のフォーマ
ット情報をチェックして、この数値制御装置1が取扱え
るフォーマットであるかどうかを判別する(ステップS
5)。判別結果がYESの場合はステップS6へ、NO
の場合はステップS13へ移る。
【0049】数値制御装置1が取扱えるフォーマットで
あれば、フロッピー制御部18はフロッピードライブ装
置16を制御しフロッピー入出力インタフェース17を
介して、フロッピー30からファイル名一覧のデータを
読み込み、記憶部5に登録する。次に制御手段6aは、
記憶部5に登録されたファイル名一覧表データを出力イ
ンタフェース9を介して表示装置2に例えば図5に示し
たようなファイル名一覧98を表示する(ステップS
6)。
【0050】オペレータは記憶部5に登録したいファイ
ル名99にカーソルを入力装置3にある「↑」「↓」キ
ーを操作して移動させて、次に入力装置3にあるインプ
ットキーを操作して入力インタフェース8を介して制御
手段6aに入力情報を入力する(ステップS7)。次に
制御手段6aは、出力インタフェース9を介して表示装
置2のメッセージ表示部109に「データ入力実行中」
を表示すると同時にパラメータテーブル選択入力指示手
段20にファイル入力を指令する。パラメータ選択入力
指示手段20は、制御手段6aからの指令で、フロッピ
ー制御部18に指定されたファイルを読込むように指示
する。フロッピー制御部18はフロッピードライブ装置
16を介してフロッピー30からオペレータが指定した
ファイルを読込むと、ファイル名一覧表を記憶部5に登
録した場合と同様の動作で指定ファイルを記憶部5に登
録する(ステップS9)。
【0051】次に制御手段6aは、MAPインタフェー
ス11から情報を読出して、クライアントと通信路(コ
ネクション)を確立しているかどうかを判別する(ステ
ップS10)。この判別結果がYESの場合はステップ
S11へ、NOの場合はステップS12へ移る。
【0052】クライアントとコネクションが確立してい
る場合は、制御手段6aは、MAPインタフェース11
に対して、通信終了の指示を行う。MAPインタフェー
ス11は、制御手段6aからの指示で、クライアントと
のコネクションを断って(ステップS11)、終了処理
を行なう。その後制御手段6aは、出力インタフェース
9を介して表示装置2のメッセージ表示部109に「M
APインタフェース初期化実行中」を表示すると同時
に、記憶部5に登録されたMAPに関するパラメータを
読出してMAPインタフェース11を再び初期化する
(ステップS12)。
【0053】ステップS5の判別で数値制御装置1が取
扱えるフォーマットでないと判別した場合は、図6のよ
うにメッセージ表示部109に「ファイル名が読めませ
ん」のようなエラーメッセージを表示する(ステップS
13)。
【0054】図8はこの発明の第2実施例を示すフロー
チャートである。図9はこの発明の第2実施例を示す通
信パケットの説明図である。同図はこの発明において、
フロッピー30に登録されたパラメータテーブルを数値
制御装置1内の記憶部5に登録するようにクライアント
から数値制御装置1に指示した場合の通信パケット上の
データを示している。図10はこの発明の第2実施例を
示す別の通信パケットの説明図である。同図はこの発明
において、フロッピー30に登録されたパラメータテー
ブルを数値制御装置1内の記憶部5への登録に失敗した
場合のクライアントへのエラー回答を通信パケット上の
データを示し、図の数字「4」は、例えば「指定ファイ
ル名なし」を表わす。
【0055】次にこの発明の第2実施例の動作につい
て、図1に示したブロック図、図8に示したフローチャ
ート並びに図9及び図10の通信パケット説明図に基づ
いて説明する。
【0056】まず、オペレータは、MAPパラメータ編
集ソフトウエアをパソコンで起動してMAPに関するパ
ラメータを編集し(ステップS1)、フロッピー30に
登録して(ステップS2)、フロッピー30をフロッピ
ードライブ装置16に挿入する。
【0057】次にクライアントは、図9の通信パケット
に示したようにフロッピー30に登録されたパラメータ
テーブルを記憶部5に登録し、MAPインタフェース1
1を初期化するように指示する通信パケットを数値制御
装置1に送信する(ステップS20)。図9で「IN
I」は例えばMAPインタフェース11の初期化命令を
示し、「M RETRY2.PRM」は例えばフロッピ
ー30に登録されたパラメータテーブルのファイル名を
示している。
【0058】クライアントが送信した通信パケットは、
MAP幹線13、タップ14、ドロップケーブル15、
モデム12及びMAPインタフェース11を介して制御
手段6aに入り、制御手段6aは受信した通信パケット
を解析して、パラメータテーブル入力指示手段19に指
示する。パラメータテーブル入力指示手段19は、制御
手段6aからの指令で、クライアントが指定したファイ
ルを記憶部5に登録するようにフロッピー制御部18に
指示する。フロッピー制御部18は、制御手段6aから
の指示で指定のファイルがフロッピー30に存在するか
どうかを判別する(ステップS21)。判別結果がYE
Sの場合はステップS9へ、NOの場合はステップS2
2へ移る。
【0059】前記制御手段6aからの指示による指定の
ファイルがフロッピー30に存在する場合は、この発明
の第1実施例におけるステップS9、ステップS11及
びステップS12と同様の動作で記憶部5にパラメータ
テーブルを登録し、クライアントとのコネクションを断
ち、通信終了処理後、記憶部5に登録したパラメータテ
ーブルでMAPインタフェース11を再初期化する。
【0060】また前記指定のファイルがフロッピー30
に存在しない場合は、フロッピー制御部18は、ファイ
ル名なしの情報を制御手段6aに返す。制御手段6a
は、フロッピー制御部18からのエラー情報でエラーの
通信パケットを作成して、MAPインタフェース11、
モデム12、ドロップケーブル15、タップ14及びM
AP幹線13を介して、クライアントに図10に示すよ
うなエラーの通信パケットを送信する(ステップS2
2)。図10で「ERR」は例えばエラーを、「4」は
例えばエラー番号で「指定ファイルなし」を示してい
る。
【0061】図11はこの発明の第3実施例を示す数値
制御装置の表示装置の表示画面図である。同図はこの発
明おいて、図4の入力装置3のメニュー表示キー105
の「パラメータ」メニューキー113を選択したときの
表示装置2の画面の一例を示し、図の100、101、
105、106、107及び113は図4と全く同じも
のを示している。112はMAPの第1層であるMAC
層のパラメータを設定するMAC層パラメータ設定画面
であり、図2,3で説明したが再度要約すると下記の通
りである。 設定項目#1:MACアドレス 設定項目#2:リトライ最大値(単位:回数) 設定項目#3:受信フレーム時間監視タイマ値(単位:
msec) 設定項目#4:最優先順位のトークン保持時間監視タイ
マ値(単位:msec) 設定項目#5:優先順位一位のトークン周回時間監視タ
イマ値(単位:msec) 設定項目#6:優先順位二位のトークン周回時間監視タ
イマ値(単位:msec) 設定項目#7:優先順位三位のトークン周回時間監視タ
イマ値(単位:msec) 設定項目#8:リング上のMACエンティティの最大値
(単位:局数) 図11の111はデータ入力部である。図12はこの発
明の第3実施例を示すフローチャートである。
【0062】次にこの発明の第3実施例の動作につい
て、図1に示したブロック図、図12に示したフローチ
ャート及び図11に示した数値制御装置の表示装置2の
表示画面に基づいて説明する。
【0063】まず、オペレータは、この発明の第1実施
例と同様の動作で図4のデータ入力画面103を選択す
る(ステップS3)。次にオペレータは図4のメニュー
表示キー105の「パラメータ」メニュー113を操作
すると、図4のデータ入力画面103を表示したときと
同様の手段で表示装置2の表示画面を図11に示すMA
C層パラメータ設定画面112に切換える(ステップS
31)。
【0064】次にオペレータは、データ入力部111に
各項目のパラメータを入力装置3のキーを使用してパラ
メータを設定し、インプットキーを操作する。入力され
たパラメータデータは、入力インタフェース8を介して
制御手段6aに入力される。制御手段6aは、入力され
たパラメータデータを記憶部5のパラメータテーブル
(a)5aに登録する。また、次のパラメータテーブル
にデータ値の異なるパラメータ情報を登録したい場合
は、オペレータは図11の次ページキー107を操作し
てその情報を入力インタフェース8を介して制御手段6
aに入力する。制御手段6aは入力された情報により出
力インタフェース9を介して表示装置2に命令を送るこ
とにより、表示装置2の表示画面を図示していないMA
C層パラメータ設定第2画面に切り換える。オペレータ
は、MAC層パラメータ設定画面と同様の操作で設定項
目#1〜#8にデータを入力することによって前述と同
様の動作で記憶部5のパラメータテーブル(b)5bに
パラメータ情報が登録される。本操作を繰り返すことに
より、MAPに関する8項目の各パラメータについて、
それぞれ3段階のデータ値から選択されたパラメータデ
ータにより構成された3種類のパラメータテーブルデー
タを、パラメータテーブル5a、5b及び5cにそれぞ
れ登録する(ステップS32)。
【0065】次にクライアントからのパラメータテーブ
ル5a、5b及び5cの選択並びにMAPインタフェー
ス11の再初期化の指示をMAP幹線13、タップ1
4、ドロップケーブル15、モデム12及びMAPイン
タフェース11を介して制御手段6aが受信すると、制
御手段6aはパラメータテーブル選択手段23に指定の
パラメータテーブルを選択するように指示する。パラメ
ータテーブル選択手段23は制御手段6aからの指示
で、指定のパラメータテーブルを選択する(ステップS
33)。
【0066】その後、制御手段6aは、この発明の第1
実施例における図7のステップS10、ステップS11
及びステップS12と同様の動作でクライアントとのコ
ネクションをチェックし、コネクションが確立している
場合は、コネクションを断ち、パラメータテーブル選択
手段23で選択されたMAPに関するパラメータを使っ
て、MAPインタフェース11を初期化する。
【0067】図13はこの発明の第4実施例を示すクラ
イアントの表示装置の表示画面図である。同図はこの発
明において、クライアントが数値制御装置1にMAPパ
ラメータの送信要求を出した後、各数値制御装置1から
送信されてきたMAPパラメータを表示したときのクラ
イアントの表示装置の画面の一例を示し、図の201は
表示枠、206は各装置のMAC層パラメータの一覧表
である。図14はこの発明の第4実施例を示す通信パケ
ットの説明図である。同図はこの発明において、クライ
アントが数値制御装置1にMAPパラメータの送信要求
を出したときの通信パケット上のデータを示し、図の#
1は1号機、(ALL)はMAPインタフェース11を
初期化したMAPに関するパラメータ全体を表わしてい
る。図15はこの発明の第4実施例を示す別の通信パケ
ットの説明図である。同図はこの発明において、数値制
御装置1がクライアントにパラメータを送信したときの
通信パケット上のデータを示し、図の(001)はMA
Cアドレスのパラメータ番号、「0000690101
6a」はMACアドレス、(002)はMAX RET
RY LIMITのパラメータ番号、「6」はMAX
RETRY LIMITの値、(003)はSLOT
IMEのパラメータ番号、「C8」はSLOT TIM
Eの値をそれぞれ表わしている。図16はこの発明の第
4実施例を示すフローチャートである。
【0068】次にこの発明の第4実施例の動作について
図1に示したブロック図、図16に示したフローチャー
ト、図13に示した数値制御装置の表示装置2の表示画
面図並びに図14及び図15の通信パケット説明図に基
づいて説明する。まず、クライアントが、MAP幹線1
3に接続されている各数値制御装置に対して、図14に
示したようにMAPパラメータ送信要求の通信パケット
を送信する。図14の「#1」は、数値制御装置1の号
機番号を表わしており、(ALL)はMAPに関するパ
ラメータ全部を要求することを表わしている(ステップ
S41)。
【0069】図14に示した通信パケットを制御手段6
aはMAP幹線13、タップ14、ドロップケーブル1
5、モデム12及びMAPインタフェース11を介して
受信すると、制御手段6aは通信パケットの内容を解析
した後、MAPインタフェース11を初期化したパラメ
ータを記憶部5から読出してパラメータをクライアント
に送信するようにパラメータ送信手段21に指示する。
パラメータ送信手段21は、制御手段6aからの指示
で、記憶部5からMAPインタフェース11を初期化し
たパラメータを読出す(ステップS42)。
【0070】パラメータ送信手段21は、ステップS4
2において読出したパラメータから図15に示したよう
な通信パケットを作成して、MAPインタフェース1
1、モデム12、ドロップケーブル15、タップ14及
びMAP幹線13を介してクライアントに送信する。図
15で「#1」は号機番号、(001)はMACアドレ
ス、(002)はMAX RETRY LIMIT、
(003)はSLOT TIMEをそれぞれ表わしてい
る(ステップS43)。クライアントは各数値制御装置
からMAPに関するパラメータを受信すると、クライア
ントの表示装置に図13のようなMAC層パラメータ一
覧表206を表示する(ステップS44)。
【0071】図17はこの発明の第5実施例を示すクラ
イアントの表示装置の表示画面図である。同図はこの発
明において、クライアントが数値制御装置1に指定のM
APパラメータの送信要求を出した後、各数値制御装置
1から送信されてきた指定のMAPパラメータを表示し
たときのクライアントの表示装置の画面の一例を示し、
図の201は表示枠、207は各装置の[MAX RE
TRY LIMIT]パラメータの一覧表である。図1
8はこの発明の第5実施例を示す通信パケットの説明図
である。同図はこの発明において、クライアントが数値
制御装置1に指定のMAPパラメータの送信要求を出し
たときの通信パケット上のデータを示し、図の(00
2)はMAX RETRY LIMITのパラメータ番号
を表わしている。図19はこの発明の第5実施例を示す
別の通信パケットの説明図である。同図はこの発明にお
いて、数値制御装置1がクライアントに指定のパラメー
タを送信したときの通信パケット上のデータを示し、図
の数字「6」はMAX RETRY LIMITの値を
表わしている。
【0072】次にこの発明の第5実施例の動作について
図1に示したブロック図、図17に示したクライアント
の表示装置の表示画面図並びに図18及び図19の通信
パケット説明図に基づいて説明する。まず、クライアン
トがMAP幹線13に接続されている各数値制御装置に
対して、図18に示したように指定のMAPパラメータ
送信要求の通信パケットを送信する。同図の「#1」
は、数値制御装置1の号機番号を表わしており、(00
2)はMAX RETRY LIMITの値を要求する
ことを表わしている。
【0073】制御手段6aは、図18に示した通信パケ
ットをMAP幹線13、タップ14、ドロップケーブル
15、モデム12及びMAPインタフェース11を介し
て受信すると、この通信パケットの内容を解析した後、
パラメータ選択手段22にMAPインタフェース11を
初期化したパラメータのうち指定されたパラメータを記
憶部5から読出し、これをパラメータ送信手段22を介
してクライアントに送信するように指示する。パラメー
タ選択手段21は、制御手段6aからの指示で、記憶部
5から初期化したパラメータのうち指定されたパラメー
タを読出して、パラメータ送信手段21に渡す。
【0074】パラメータ送信手段21は、パラメータ選
択手段22からパラメータを受取ると、図19に示した
ような通信パケットを作成してMAPインタフェース1
1、モデム12、ドロップケーブル15、タップ14及
びMAP幹線13を介してクライアントに送信する。図
19で「#1」は号機番号を表わし、(002)はMA
RETRY LIMITの値を表わしている。クラ
イアントは各数値制御装置からMAPに関するパラメー
タを受信すると、表示装置に図17のような指定のパラ
メータ一覧表207を表示する。
【0075】図20はこの発明の第6実施例を示す数値
制御装置の表示装置の表示画面図である。同図はこの発
明において、表示装置2に図示していないMAC層パラ
メータ設定第3画面を表示しているときに次ページキー
107を操作した場合の表示装置2の画面の一例を示
し、図の101、105、106及び107は図4と全
く同じものを示している。115はMAP幹線13に使
用されている通信周波数帯を表示する検出通信周波数帯
画面であり、116に受信周波数帯が「P−Q」、送信
周波数帯が「3’−4’」と表示されている。なお図2
3で後述するように、受信周波数帯及び送信周波数帯は
それぞれ3チャネルあり、MAPに関するパラメータの
1項目としてそれぞれ選択して設定することができる。
図21はこの発明の第6実施例を示す数値制御装置の表
示装置の別の表示画面図である。同図はこの発明におい
て、図20で通信周波数帯を検出できなかった場合の検
出通信周波数帯画面の一例を示し、図の101、10
5、106、107及び115は、図20と全く同じも
のを示している。117は通信周波数帯が検出できなか
ったので、受信周波数、送信周波数ともに、「−−−」
を表示しており、118はエラーメッセージである「通
信周波数帯が検出できません」を表示している。図22
はこの発明の第6実施例を示すフローチャートである。
【0076】次にこの発明の第6実施例の動作について
図1に示したブロック図、図22に示したフローチャー
ト並びに図20及び図21に示した数値制御装置の表示
装置2の表示画面図に基づいて説明する。まず、MAP
インタフェース11の使用周波数帯を初期化する段階
で、制御手段6aはブロードバンド周波数検出手段26
にMAP幹線13で使用されている周波数帯を検出する
ように指示する。ブロードバンド周波数検出手段26
は、制御手段6aからの指示で記憶部5から受信周波数
「P−Q」及び送信周波数「3’−4’」のパラメータ
を読出す(ステップS51)。そしてMAPインタフェ
ース11に対して、前記読出したパラメータの設定を行
なう(ステップS52)。
【0077】ステップS52における通信周波数帯のパ
ラメータの設定後、MAPインタフェース11からの戻
り値をチェックして正常であるかどうかを判別する(ス
テップS53)。判別結果の正常またはエラーにより2
つに分岐する。判別結果が正常であれば、検知した周波
数を表示装置2に表示するように制御手段6aに指示す
る。制御手段6aはブロードバンド周波数検出手段26
からの要求で検知した周波数を、図20に示したような
検出周波数帯表示画面に、例えば受信周波数「P−
Q」、送信周波数「3’−4’」を各々表示する(ステ
ップS61)。検出周波数帯表示画面は、図示していな
いMAC層パラメータ設定第3画面を表示装置2に表示
しているとき、オペレータが入力装置3の次ページキー
107を操作することによって、図4のデータ入力画面
を表示装置2に表示する動作と同様の動作で表示する。
【0078】ステップS53の判別結果がエラーの場合
は、ブロードバンド周波数検出手段26は、記憶部5か
ら次の受信周波数「R−S」、送信周波数「4a’−
5’」のパラメータを読出し(ステップS54)、MA
Pインタフェース11に対して、前記読出したパラメー
タの設定を行なう(ステップS55)。前記パラメータ
設定後、MAPインタフェース11からの戻り値をチェ
ックして正常であるかどうかを判別する(ステップS5
6)。
【0079】ステップS56の判別結果が正常であれ
ば、ステップS61と同様の動作を行い、エラーの場合
は、ブロードバンド周波数検出手段26は、記憶部5か
ら次の受信周波数「T−U」、送信周波数「6’−FM
1’」のパラメータを読出し(ステップS57)、MA
Pインタフェース11に対して、前記読出したパラメー
タの設定を行なう(ステップS58)。前記パラメータ
設定後、MAPインタフェース11からの戻り値をチェ
ックして正常であるかどうかを判別する(ステップS5
9)。
【0080】ステップS59の判別結果が正常であれ
ば、ステップS61と同様の動作を行い、エラーの場合
は、ブロードバンド周波数検出手段26は、制御手段6
aに表示装置2にエラーメッセージを表示するように指
示する。制御手段6aはブロードバンド周波数検出手段
26からのエラー表示命令で出力インタフェース9を介
して表示装置2に、例えば図21のように検出周波数帯
に「−−−」117を表示し、エラーメッセージ118
を表示する(ステップS60)。
【0081】図23はこの発明の第7実施例を示す数値
制御装置の表示装置の表示画面図である。同図はこの発
明において、表示装置2に図20に示す検出通信周波数
帯画面を表示しているときに次ページキー107を操作
したときの表示装置2の画面の一例を示し、101、1
05、106及び107は、図4と全く同じものを示し
ている。120はMAP幹線で使用されている通信周波
数帯を検出する順番を決定する通信周波数検出優先順位
画面である。通信チャネルとしては3チャネルあり、こ
の通信周波数検出優先順位もMAPに関するパラメータ
の1項目として設定される。図の例では、チェックする
通信周波数帯は1番目が「R−S」及び「4a’−
5’」、2番目が「P−Q」及び「3’−4’」、3番
目が「T−U」及び「6’−FM1’」となっている。
121はデータ入力部である。
【0082】次にこの発明の第7実施例の動作につい
て、図1に示したブロック図及び図23に示した数値制
御装置の表示装置2の表示画面図に基づいて説明する。
まず、オペレータが図20の検出通信周波数帯画面を表
示装置2に表示しているとき、入力装置3の次ページキ
ー107を操作することによって、図4のデータ入力画
面を表示装置2に表示する動作と同様の動作で図23の
通信周波数帯検出優先順位画面を表示する。
【0083】次にオペレータは、入力装置3を操作して
データ入力部121に優先順位データを、例えば#
(1)データ(2)と設定して、インプットキーを操作
すると、優先順位データは、入力インタフェース8を介
して制御手段6aに入力される。そして制御手段6aは
ブロードバンド周波数検出手段26の検出優先順位を変
更するように、優先順位データと変更指示を優先順位変
更手段27に出すと同時に、出力インタフェース9を介
して優先順位の表示を例えば「P−Q、3’−4’」に
対しては「2」を表示装置2に表示する。優先順位変更
手段27は、制御手段6aからの指示でブロードバンド
周波数検出手段26の検出優先順位を変更する。
【0084】図24はこの発明の第8実施例を示すクラ
イアントの表示装置の表示画面図である。同図はこの発
明において、各数値制御装置のモデム出力レベルを表示
したときのクライアントの表示装置の画面の一例を示す
ものである。またこの各装置のモデム出力レベルもMA
Pに関するパラメータの1項目として設定される。20
1は表示枠、208はモデム出力レベル一覧表、209
はデータ入力部である。図25はこの発明の第8実施例
を示す通信パケットの説明図である。同図はこの発明に
おいて、クライアント側でモデム出力レベルを変更した
場合に、数値制御装置側にモデム出力レベル変更要求し
たときの通信パケット上のデータを示し、(020)は
モデム出力レベルのパラメータ番号、「47」はモデム
出力レベルの値を表わしている。図26はこの発明の第
8実施例を示すフローチャートである。
【0085】次にこの発明の第8実施例の動作につい
て、図1に示したブロック図、図24に示したクライア
ントの表示装置の表示画面図、図25の通信パケット説
明図及び図26に示したフローチャートに基づいて説明
する。まず、クライアント側は、クライアントのモデム
出力レベル画面208を選択し、キーボードのキーを操
作して、データ入力部209に各装置のモデム出力レベ
ルの値を例えば、#(1)データ(47)と設定する
(ステップS71)。
【0086】ステップS71の設定をすると、図25に
示したような通信パケットが数値制御装置1に送信され
る。図25で「MODEM」はモデム出力レベル変更命
令、「#1」は号機番号、(020)はモデム出力レベ
ルのパラメータ番号、「47」はモデム出力レベル値を
表わしている。クライアントから送信された通信パケッ
トは、MAP幹線13、タップ14、ドロップケーブル
15、モデム12及びMAPインタフェース11を介し
て、制御手段6aに入力される。受信された通信パケッ
トは、制御手段6aで解析され、モデム出力レベル値と
変更指示をモデム出力レベル変更手段24に対して行う
(ステップS72)。
【0087】次にモデム出力レベル変更手段24は、ク
ライアントとのコネクションを断って(ステップS7
3)、モデム出力レベルを指定の値に変更して(ステッ
プS74)、MAPインタフェース(11)を初期化し
て、モデム出力レベルを変更する(ステップS75)。
【0088】図27はこの発明の第9実施例を示すクラ
イアントの表示装置の表示画面図である。同図はこの発
明において、数値制御装置1がMAP幹線13上の装置
と同一のMACアドレスが設定されていたために(MA
Cアドレスは図2、3で説明したようにMAC層パラメ
ータの設定項目#1として設定される)、論理リングに
入れなかった場合のエラーメッセージの表示装置2の画
面の一例を示し、101、105、106、107及び
112は、図11と全く同じものを示している。122
はエラーメッセージで「論理リング上に同一のMACア
ドレスが存在します」を表示している。図28はこの発
明の第9実施例を示すフローチャートである。
【0089】次にこの発明の第9実施例の動作について
図1に示したブロック図、図27に示した数値制御装置
の表示装置2の表示画面図及び図28のフローチャート
に基づいて説明する。まず、MAPインタフェース11
の初期化段階で、制御手段6aが記憶部5からMACア
ドレスを読出し(ステップS81)、MAPインタフェ
ース11に対してMACアドレスの初期化を行なう(ス
テップS82)。
【0090】次にアドレス異常検出手段28は、MAP
インタフェース11からの戻り値が正常であるかどうか
を判別して(ステップS83)、正常ならば次のステッ
プを実行し、異常ならば表示装置2にエラー表示をする
ように制御手段6aに通知する。制御手段6aは、アド
レス異常検出手段28からのエラー表示要求で出力イン
タフェース9を介して表示装置2に図27に示すような
前述のMAC層パラメータ設定画面にエラーメッセージ
122を表示する(ステップS84)。
【0091】図29はこの発明の第10実施例を示すク
ライアントの表示装置の表示画面図である。同図はこの
発明において、数値制御装置1にMAP幹線13上の同
一のMACアドレスが設定されていたため、論理リング
に入れなかった場合のクライアントのエラーメッセージ
の表示装置の画面の一例を示し、201は表示枠、21
0は各装置のMACアドレス一覧表、211及び212
は重複したMACアドレスを反転表示している。214
は変更アドレス設定部である。図30はこの発明の第1
0実施例を示すフローチャートである。図31はこの発
明の第10実施例を示す通信パケットの説明図である。
同図はこの発明において、数値制御装置1が、クライア
ントへのエラー通知の通信パケット上のデータを示し、
「MAC ADDRESS ERROR」はエラー内
容、「#1」は1号機、(001)はMACアドレスの
パラメータ番号、「00006901016c」はMA
Cアドレスを表わしている。
【0092】次にこの発明の第10実施例の動作につい
て、図1に示したブロック図、図27に示した数値制御
装置の表示装置2の表示画面図、図29に示したクライ
アントの表示装置の表示画面図、図30のフローチャー
ト及び31図の通信パケットの説明図に基づいて説明す
る。また図30のフローチャートのうち、ステップS8
1、ステップS82、ステップS83及びステップS8
4は、図28に示したフローチャートと同様の動作であ
るので説明を省略する。
【0093】図30のステップS84では、図27にお
いて数値制御装置の表示装置2の表示画面にエラーメッ
セージ122を表示するように、アドレス異常検出手段
28が制御手段6aに指示した後、アドレス異常検出手
段28は異常通知手段29にMACアドレス異常をクラ
イアントに通知するように指示する。まず、特定のMA
Cアドレスを異常通知用アドレスとして予め決めてお
き、異常通知手段29はアドレス異常検出手段28から
の指示で、異常となったMACアドレスを異常通知用M
ACアドレスに変更して(ステップS95)、MAPイ
ンタフェース11を初期化しなおす(ステップS9
6)。
【0094】異常通知手段29は前記異常通知用MAC
アドレスの初期化を完了したら、次にクライアントとの
コネクションを確立して(ステップS97)、コネクシ
ョン確立後、異常通知手段29は図31に示すようなエ
ラー通知の通信パケットを作成する。図31で「MAC
ADDRESS ERROR」はMACアドレス異常
通知を、「#1」は号機番号を、(001)はMACア
ドレスを表わすパラメータ番号、「000069010
16c」は異常となったMACアドレスを表わしてい
る。
【0095】異常通知手段29はエラー通知の通信パケ
ットを作成した後、この作成した通信パケットをMAP
インタフェース11、モデム12、ドロップケーブル1
5、タップ14及びMAP幹線13を介してクライアン
トに送信する(ステップS98)。クライアントは、数
値制御装置からエラー通知の通信パケットを受信した
ら、図29に示すようなクライアントの表示装置のMA
Cアドレス画面に例えば、同一アドレスで異常となった
装置を反転表示211及び212としてエラー表示をす
る(ステップS99)。さらに前記エラー通知後、図2
9に示したようにクライアントのMACアドレス画面の
データ入力部214で[NC5号機]のアドレスを例え
ば、「00006901016f」と設定することによ
って、この発明の第8実施例におけるモデム出力レベル
変更機能と同様の動作でクライアントからアドレス異常
の発生した数値制御装置のMACアドレスを変更するこ
とができる。
【0096】前記実施例においては、MAPに関する各
項目のパラメータをテーブル構成のデータとした複数の
(実施例では3つの)パラメータテーブル記憶手段を設
けた例を示した。これは各項目(図2及び図3のMAC
層パラメータの例では8項目、送信周波数帯・受信周波
数帯、通信周波数帯検出優先順位、モデム出力レベル
等)毎のパラメータにつき、3段階までの可変データを
設定可能として、これらの設定された各項目のパラメー
タを組合せグループ化したパラメータテーブルをあらか
じめ3個設けておくことである(MAPに関するパラメ
ータの工場現場での一括変更を容易にするため)。しか
し本発明はこれに限定されるものではなく、例えば各項
目のパラメータ毎に設定された数だけのデータをそれぞ
れ記憶しておき、各項目のパラメータ毎に選択信号によ
り選択されたデータ値のパラメータを取出して変更を行
なうようにしてもよい。この手法はパラメータの部分的
変更の場合には短時間ですみ、メモリもテーブルメモリ
よりも小容量で足りる。
【0097】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、加工プ
ログラムを記憶する記憶部と、該記憶された加工プログ
ラムを解析演算するプログラム解析部と、データの入力
を行なうデータ入力装置と、データの表示を行なうデー
タ表示装置と、該データ入力装置からデータの入力制御
及びデータ表示装置へのデータの表示制御並びに前記記
憶部に対してデータの書込み及び読出し制御を行なう制
御部と、MAP幹線に接続され他の装置とデータ通信を
行なうモデム及びMAPインタフェースとを備えた数値
制御装置において、少くともMAC層パラメータを含む
MAPに関する複数項目のパラメータについて、該複数
の各項目毎に複数のデータを設定してテーブル構成のデ
ータとした複数のパラメータテーブルをフロッピーなど
の記憶媒体に登録しておき、該記憶媒体に登録されたパ
ラメータテーブルを数値制御装置に読込むための記憶媒
体駆動装置と、該記憶媒体駆動装置の制御を行う記憶媒
体制御部とを備え、且つ前記制御部はオペレータの入力
装置の操作でMAPインタフェースを初期化するために
前記記憶媒体に登録された複数のうちのいずれかのパラ
メータテーブルを選択し入力するように記憶媒体制御部
に指示を与えるパラメータテーブル選択入力指示手段を
含むようにしたので、オペレータが数値制御装置のMA
Pに関するパラメータを簡単に変更することができる効
果がある。
【0098】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記制御部はクライアントからの指示でMA
Pインタフェースを初期化するために前記記憶媒体に登
録された複数のうちの指定されたパラメータテーブルを
入力するように記憶媒体制御部に指示を与えるパラメー
タテーブル入力指示手段を含むようにしたので、クライ
アントが数値制御装置のMAPに関するパラメータを簡
単に変更することができる効果がある。
【0099】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記記憶部は少くともMAC層パラメータを
含むMAPに関する複数項目のパラメータについて、該
複数の各項目毎に複数のデータを設定してテーブル構成
のデータとした複数のパラメータテーブルを記憶するパ
ラメータテーブル記憶手段を含むようにしたので、パラ
メータデータの読出し及び変更を迅速に行なうことがで
きる効果がある。
【0100】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記制御部はオペレータによる前記データ入
力装置の操作またはクライアントによる指示により、前
記MAPインタフェースを初期化するために、前記パラ
メータテーブル記憶手段に記憶された複数のパラメータ
テーブルから指示されたものを選択するパラメータテー
ブル選択手段を含むようにしたので、オペレータまたは
クライアントが数値制御装置のMAPに関するパラメー
タを簡単に変更することができる効果がある。
【0101】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記記憶部は前記複数のパラメータテーブル
を記憶するパラメータテーブル記憶手段を含み、前記制
御部は前記複数のパラメータテーブルから指示されたも
のを選択するパラメータテーブル選択手段と、クライア
ントからのMAPパラメータの一括送信要求指示によ
り、前記パラメータテーブル記憶手段に記憶された複数
のパラメータテーブルのうち前記パラメータテーブル選
択手段により選択されMAPインタフェースの初期化に
用いたMAPに関する複数項目のパラメータデータをク
ライアントに送信するパラメータ送信手段を含むように
したので、各装置のMAPに関するパラメータを確認す
る場合、オペレータが各装置の設置場所において個別に
確認しなくとも、クライアントはMAP幹線に接続され
ている各装置のMAPに関する複数項目のパラメータを
一括して確認することができる効果がある。
【0102】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記制御部はクライアントからのMAPパラ
メータの個別送信要求指示により、前記パラメータテー
ブル記憶手段に記憶された複数のパラメータテーブルの
うち前記パラメータテーブル選択手段により選択されM
APインタフェースの初期化に用いたMAPに関する複
数項目のパラメータデータより、クライアントからの送
信要求指示で指定された項目のパラメータデータを選択
するパラメータ選択手段を含むようにしたので、各装置
の特定項目のMAPに関するパラメータをクライアント
で一括して確認することができる効果がある。
【0103】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記制御部はMAP幹線で使用されている通
信周波数帯を自動的に検出するブロードバンド周波数検
出手段を含むようにしたので、数値制御装置をMAP幹
線に接続する場合、使用されている周波数を予め知らな
くても自動的にクライアントと通信できる効果がある。
【0104】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記MAP幹線に使用されている通信周波帯
が複数ある場合に、前記制御部は前記複数の通信周波数
帯が登録されたブロードバンド周波数検出手段と、前記
ブロードバンド周波数検出手段に登録された複数の検出
周波数帯の優先順位の変更を行なう優先順位変更手段と
を含むようにしたので、複数の周波数帯が使用されてい
るMAP幹線に数値制御装置を接続する場合もユーザが
周波数選択の優先順位を変更することによって指定の周
波数でクライアントと通信できる効果がある。
【0105】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記制御部はクライアントからのモデム出力
レベル変更要求でモデムの出力レベルを変更するモデム
レベル変更手段を含むようにしたので、ネットワークの
各ノードのレベルを調整する場合、オペレータが各装置
の設置場所において個別に調整する代わりにクライアン
トが一括して調整できる効果がある。
【0106】またこの発明によれば、前記数値制御装置
において、前記制御部はMAPネットワーク上に同一の
MACアドレスまたはネットワークアドレスが重複して
存在する異常を検出するアドレス異常検出手段と、該ア
ドレス異常検出手段が異常を検出した場合に、あらかじ
め決められた特定のMACアドレスまたはネットワーク
アドレスにより再初期化を行なうと共に、前記異常をク
ライアントに通知する異常通知手段を含むようにしたの
で、数値制御装置をMAP幹線に接続する場合、MAP
幹線上にすでに同一のMACアドレスの装置が存在して
いた場合の異常をクライアント側で知ることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1乃至第10実施例を示す数値制
御装置のブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例を示すパソコンの表示装
置の表示画面図である。
【図3】この発明の第1実施例を示すパソコンの表示装
置の別の表示画面図である。
【図4】この発明の第1実施例を示す数値制御装置の表
示装置の表示画面図である。
【図5】この発明の第1実施例を示す数値制御装置の表
示装置の別の表示画面図である。
【図6】この発明の第1実施例を示す数値制御装置の表
示装置の更に別の表示画面図である。
【図7】この発明の第1実施例を示すフローチャートで
ある。
【図8】この発明の第2実施例を示すフローチャートで
ある。
【図9】この発明の第2実施例を示す通信パケットの説
明図である。
【図10】この発明の第2実施例を示す別の通信パケッ
トの説明図である。
【図11】この発明の第3実施例を示す数値制御装置の
表示装置の表示画面図である。
【図12】この発明の第3実施例を示すフローチャート
である。
【図13】この発明の第4実施例を示すクライアントの
表示装置の表示画面図である。
【図14】この発明の第4実施例を示す通信パケットの
説明図である。
【図15】この発明の第4実施例を示す別の通信パケッ
トの説明図である。
【図16】この発明の第4実施例を示すフローチャート
である。
【図17】この発明の第5実施例を示すクライアントの
表示装置の表示画面図である。
【図18】この発明の第5実施例を示す通信パケットの
説明図である。
【図19】この発明の第5実施例を示す別の通信パケッ
トの説明図である。
【図20】この発明の第6実施例を示す数値制御装置の
表示装置の表示画面図である。
【図21】この発明の第6実施例を示す数値制御装置の
表示装置の別の表示画面図である。
【図22】この発明の第6実施例を示すフローチャート
である。
【図23】この発明の第7実施例を示す数値制御装置の
表示装置の表示画面図である。
【図24】この発明の第8実施例を示すクライアントの
表示装置の表示画面図である。
【図25】この発明の第8実施例を示す通信パケットの
説明図である。
【図26】この発明の第8実施例を示すフローチャート
である。
【図27】この発明の第9実施例を示すクライアントの
表示装置の表示画面図である。
【図28】この発明の第9実施例を示すフローチャート
である。
【図29】この発明の第10実施例を示すクライアント
の表示装置の表示画面図である。
【図30】この発明の第10実施例を示すフローチャー
トである。
【図31】この発明の第10実施例を示す通信パケット
の説明図である。
【図32】従来の数値制御装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,1A 数値制御装置本体 2 表示装置 3 入力装置 4 被制御機械 5,5A 記憶部 5a パラメータテーブル(a) 5b パラメータテーブル(b) 5c パラメータテーブル(c) 6,6A 制御部 6a 制御手段 7 解析部 8 入力インタフェース 9 出力インタフェース 10 信号入出力インタフェース 11 MAPインタフェース 12 モデム 13 MAP幹線 14 タップ 15 ドロップケーブル 16 フロッピードライブ装置 17 フロッピー入出力インタフェース 18 フロッピー制御部 19 パラメータテーブル入力指示手段 20 パラメータテーブル選択入力指示手段 21 パラメータ送信手段 22 パラメータ選択手段 23 パラメータテーブル選択手段 24 モデム出力レベル変更手段 26 ブロードバンド周波数検出手段 27 優先順位変更手段 28 アドレス異常検出手段 29 異常通知手段 30 フロッピー 98 ファイル名一覧表画面 99 指定ファイル名 100 フロッピーメニューキー 101 表示枠 102 プログラム一覧表表示画面 103 データ入力画面 104 データ入力部 105 メニュー表示キー 106 前ページキー 107 次ページキー 108 フロッピーデータ入力画面 109 メッセージ表示エリア 110 エラーメッセージ 111 データ入力部 112 MAC層パラメータ設定画面 113 パラメータメニューキー 115 検出周波数帯表示画面 116 周波数帯表示 117 周波数帯表示 118 エラーメッセージ表示エリア 120 通信周波数帯優先順位設定画面 121 データ入力部 122 エラーメッセージ表示エリア 201 表示枠 202 MAC層パラメータ設定画面 203 パラメータ説明表示エリア 204 データ入力部 205 ファイル登録表示エリア 206 MAC層パラメータ表示画面 207 パラメータ表示画面 208 モデム出力レベル設定画面 209 データ入力部 210 MACアドレス設定画面 211 反転表示 212 反転表示 214 データ入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−93804(JP,A) 特開 平4−22240(JP,A) 特開 昭63−136101(JP,A) 特開 昭63−123250(JP,A) 特開 昭64−58141(JP,A) 特開 昭62−147837(JP,A) 特開 平3−71747(JP,A) 実開 平3−54008(JP,U) 実開 平1−135503(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/414 G05B 19/418

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムを記憶する記憶部と、 該記憶された加工プログラムを解析演算するプログラム
    解析部と、 データの入力を行なうデータ入力装置と、 データの表示を行なうデータ表示装置と、 該データ入力装置からデータの入力制御及びデータ表示
    装置へのデータの表示制御並びに前記記憶部に対してデ
    ータの書込み及び読出し制御を行なう制御部と、 MAP幹線に接続され他の装置とデータ通信を行なうモ
    デム及びMAPインタフェースと、少くともMAC層パラメータを含む MAPに関する複数
    項目のパラメータについて、該複数の各項目毎に複数の
    データを設定してテーブル構成のデータとした複数のパ
    ラメータテーブルを記憶する記憶媒体と、 該記憶媒体を駆動してパラメータテーブルデータの読出
    しを行なう記憶媒体駆動装置と、 該記憶媒体駆動装置を介して前記記憶媒体からパラメー
    タテーブルデータの読込み入力動作を制御する記憶媒体
    制御部とを備え、 前記制御部はオペレータによる前記データ入力装置の操
    作により、前記MAPインタフェースを初期化するため
    に、前記記憶媒体に記憶された複数のうちのいずれかの
    パラメータテーブルを選択してデータを読込み入力する
    動作指示を前記記憶媒体制御部に与えるパラメータテー
    ブル選択入力指示手段を含むことを特徴とする数値制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部はクライアントからの指示に
    より前記MAPインタフェースを初期化するために、前
    記記憶媒体に記憶された複数のうちの指定されたパラメ
    ータテーブルデータを読込み入力する動作指示を前記記
    憶媒体制御部に与えるパラメータテーブル入力指示手段
    を含むことを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
  3. 【請求項3】 加工プログラムを記憶する記憶部と、 該記憶された加工プログラムを解析演算するプログラム
    解析部と、 データの入力を行なうデータ入力装置と、 データの表示を行なうデータ表示装置と、 該データ入力装置からデータの入力制御及びデータ表示
    装置へのデータの表示制御並びに前記記憶部に対してデ
    ータの書込み及び読出し制御を行なう制御部と、 MAP幹線に接続され他の装置とデータ通信を行なうモ
    デム及びMAPインタフェースとを備え、 前記記憶部は少くともMAC層パラメータを含むMAP
    に関する複数項目のパラメータについて、該複数の各項
    目毎に複数のデータを設定してテーブル構成のデータと
    した複数のパラメータテーブルを記憶するパラメータテ
    ーブル記憶手段を含むことを特徴とする数値制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部はオペレータによる前記デー
    タ入力装置の操作またはクライアントによる指示によ
    り、前記MAPインタフェースを初期化するために、前
    記パラメータテーブル記憶手段に記憶された複数のパラ
    メータテーブルから指示されたものを選択するパラメー
    タテーブル選択手段を含むことを特徴とする請求項3記
    載の数値制御装置。
  5. 【請求項5】 加工プログラムを記憶する記憶部と、 該記憶された加工プログラムを解析演算するプログラム
    解析部と、 データの入力を行なうデータ入力装置と、 データの表示を行なうデータ表示装置と、 該データ入力装置からデータの入力制御及びデータ表示
    装置へのデータの表示制御並びに前記記憶部に対してデ
    ータの書込み及び読出し制御を行なう制御部と、 MAP幹線に接続され他の装置とデータ通信を行なうモ
    デム及びMAPインタフェースとを備え、 前記記憶部は少くともMAC層パラメータを含むMAP
    に関する複数項目のパラメータについて、該複数の各項
    目毎に複数のデータを設定してテーブル構成のデータと
    した複数のパラメータテーブルを記憶するパラメータ
    ーブル記憶手段を含み、 前記制御部はオペレータによる前記データ入力装置の操
    作またはクライアントによる指示により、前記MAPイ
    ンタフェースを初期化するために、前記パラメータテー
    ブル記憶手段に記憶された複数のパラメータテーブルか
    ら指示されたものを選択するパラメータテーブル選択手
    段と、クライアントからのMAPパラメータの一括送信
    要求指示により、前記パラメータテーブル記憶手段に記
    憶された複数のパラメータテーブルのうち前記パラメー
    タテーブル選択手段により選択されMAPインタフェー
    スの初期化に用いたMAPに関する複数項目のパラメー
    タデータをクライアントに送信するパラメータ送信手段
    を含むことを特徴とする数値制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部はクライアントからのMAP
    パラメータの個別送信要求指示により、前記パラメータ
    テーブル記憶手段に記憶された複数のパラメータテーブ
    ルのうち前記パラメータテーブル選択手段により選択さ
    れMAPインタフェースの初期化に用いたMAPに関す
    複数項目のパラメータデータより、クライアントから
    の送信要求指示で指定された項目のパラメータデータを
    選択するパラメータ選択手段を含むことを特徴とする請
    求項5記載の数値制御装置。
  7. 【請求項7】 加工プログラムを記憶する記憶部と、 該記憶された加工プログラムを解析演算するプログラム
    解析部と、 データの入力を行なうデータ入力装置と、 データの表示を行なうデータ表示装置と、 該データ入力装置からデータの入力制御及びデータ表示
    装置へのデータの表示制御並びに前記記憶部に対してデ
    ータの書込み及び読出し制御を行なう制御部と、 MAP幹線に接続され他の装置とデータ通信を行なうモ
    デム及びMAPインタフェースとを備え、 前記制御部はMAP幹線に使用されている通信周波数帯
    を自動的に検出するブロードバンド周波数検出手段を含
    むことを特徴とする数値制御装置。
  8. 【請求項8】 前記MAP幹線に使用されている通信周
    波帯が複数ある場合に、前記制御部は前記複数の通信周
    波数帯が登録された前記ブロードバンド周波数検出手段
    と、該ブロードバンド周波数検出手段に登録された複数
    の検出周波数帯の優先順位の変更を行なう優先順位変更
    手段とを含むことを特徴とする請求項7記載の数値制御
    装置。
  9. 【請求項9】 加工プログラムを記憶する記憶部と、 該記憶された加工プログラムを解析演算するプログラム
    解析部と、 データの入力を行なうデータ入力装置と、 データの表示を行なうデータ表示装置と、 該データ入力装置からデータの入力制御及びデータ表示
    装置へのデータの表示制御並びに前記記憶部に対してデ
    ータの書込み及び読出し制御を行なう制御部と、 MAP幹線に接続され他の装置とデータ通信を行なうモ
    デム及びMAPインタフェースとを備え、 前記制御部はクライアントからのモデム出力レベル変更
    要求指示により、前記モデムの出力レベルのパラメータ
    を変更するモデムレベル変更手段を含むことを特徴とす
    る数値制御装置。
  10. 【請求項10】 加工プログラムを記憶する記憶部と、 該記憶された加工プログラムを解析演算するプログラム
    解析部と、 データの入力を行なうデータ入力装置と、 データの表示を行なうデータ表示装置と、 該データ入力装置からデータの入力制御及びデータ表示
    装置へのデータの表示制御並びに前記記憶部に対してデ
    ータの書込み及び読出し制御を行なう制御部と、 MAP幹線に接続され他の装置とデータ通信を行なうモ
    デム及びMAPインタフェースとを備え、 前記制御部はMAPネットワーク上に同一のMACアド
    レスまたはネットワークアドレスが重複して存在する異
    常を検出するアドレス異常検出手段と、該アドレス異常
    検出手段が異常を検出した場合に、あらかじめ決められ
    た特定のMACアドレスまたはネットワークアドレスに
    より再初期化を行なうと共に、前記異常をクライアント
    に通知する異常通知手段を含むことを特徴とする数値制
    御装置。
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