JP3053727U - 吸込口装置 - Google Patents

吸込口装置

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JP3053727U JP1998003410U JP341098U JP3053727U JP 3053727 U JP3053727 U JP 3053727U JP 1998003410 U JP1998003410 U JP 1998003410U JP 341098 U JP341098 U JP 341098U JP 3053727 U JP3053727 U JP 3053727U
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観が優れ、効率も高くできると共に、フィ
ルタ着脱が容易に行えて作業性を向上させられ、また、
構造を簡略化してコストダウンが図れる吸込口装置を提
供する。 【解決手段】 開口枠体2の開口領域に整流体3及び支
持具4を移動可能に配設してフィルタ支持構造を構成
し、整流体3、支持具4及びフィルタ5を一体に動かし
てフィルタ5を空気調和対象空間に露出させ、容易にフ
ィルタ5を着脱できることにより、空気調和対象空間側
から見て開口枠体2のみの一重枠とすることができ、外
観による制約を受けずに設置が行え、周囲と調和した美
観が得られる。また、メンテナンスも容易に行えて作業
能率が向上すると共に、有効開口面積を大きくとれ、気
流の通過抵抗を小さくして効率を上げられ、設備と保守
の両面で低コスト化できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、空気調和の対象となる空間における天井等に配置され、この空間内 の空気を吸込む吸込口装置で、特に装置内に空気浄化用のフィルタを備える吸込 口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和設備の一部として空気調和の対象となる室内空間の天井又は壁面に配 設され、換気等の目的で室内の空気を吸込む吸込口装置には、従来から、内部に 各種のフィルタを装着され、吸込んだ室内の空気をこのフィルタに通して空気中 の塵埃や臭気源物質等を除去できるものがある。このような従来のフィルタ付き の吸込口装置の一例を図4に示す。この図4は従来の吸込口装置の概略構成説明 図である。
【0003】 前記図4において従来の吸込口装置100は、矩形又は正方形の開口領域を有 し、且つこの開口領域の周囲を取巻く額縁部101aを形成されてなり、天井( 又は壁)50に取付けられると共にこの天井(又は壁)50内でダクト51と接 続され、ダクト51からの負圧を受けて室内の空気を開口領域へ吸込む開口枠体 101と、この開口枠体101の開口領域に収まって前記額縁部101aの内方 に連続する額縁部102aを形成されると共に中央に矩形又は正方形の開口領域 を有してなり、額縁部102a端部を開口枠体101内側壁に回動自在に軸支さ れて開口枠体101に対し開閉自在に取付けられる中枠102と、中枠102の 開口領域の室内寄りに複数並列に配設され、吸込まれる空気を整流する翼断面形 状の整流羽根103と、前記中枠102の開口領域で整流羽根103の下流側に 近接して着脱自在に配設され、吸込んだ室内空気を通過させて塵埃等を除去する フィルタ104とを備える構成である。
【0004】 上記構成に基づく従来の吸込口装置100において、室内の空気は、垂直向き に固定された整流羽根103に案内されながら中枠102の開口領域へ略垂直向 きに吸込まれ、フィルタ104を通過して塵埃等を除去された後、開口枠体10 1の内部空間を通ってダクト51に達し、下流側の空気調和機(図示を省略)へ 向う。
【0005】 この従来の吸込口装置100でフィルタ104を清掃又は交換する場合は、中 枠102と開口枠体101とを固定する開閉金具102bを緩めて固定を解除し 、中枠102を開口枠体101に対し室内側に回転させて取出した後、中枠10 2に装着されたフィルタ104を取外す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の吸込口装置は以上のように構成されていたことから、開口枠体101と 中枠102の二重枠となっており、室内側の額縁部も二重となって幅が太く見え る他、対で用いられる吹出口装置が一般に一重枠であるためにデザインの整合性 がとれないなど、外観上問題があった。また、開口枠体101と中枠102との 接続部分等の構造が複雑で製作に手間がかかることと合わせ、二重枠の分だけ有 効開口面積が小さくなっており、抵抗が大きく吸込用の空気調和機を高負荷対応 としなければならないなど、コスト高になってしまうという課題を有していた。
【0007】 また、開口枠体101に対して中枠102を回転させて開閉し、フィルタ10 4の交換や清掃を行っているが、開口枠体101の幅が小さいと中枠102各部 の回転半径の差が相対的に大きくなって開口枠体101内側面と干渉する部分が 生じ、中枠102を取出せなくなることから、短辺側寸法の小さい細幅の吸込口 が実現できないという課題を有した。さらに、中枠102の回転半径を確保して 開閉可能とするためには開口枠体101と中枠102間に十分な隙間が必要で、 この隙間からフィルタ104を通らない空気が吸込まれることとなり、空気浄化 性能の低下を招くという課題も有した。
【0008】 これに対し、外観を考慮してフィルタが開口枠体に直接支持され、中枠を有し ない一重枠構造とした吸込口装置も従来から存在し、有効開口面積を多く確保し て抵抗を小さくできたものの、フィルタを取外す際には一体構造のために開口枠 体も天井あるいは壁から取外す必要があり、作業には大幅に手間がかかってしま うという課題を有した。
【0009】 本考案は前記課題を解消するためになされたもので、外観が優れ、効率も高く できると共に、フィルタ着脱が容易に行えて作業性を向上させられ、また、構造 を簡略化してコストダウンが図れる吸込口装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る吸込口装置は、空気調和の対象となる空間から当該空間内気体を 吸込む開口領域を有してなる開口枠体と、当該開口枠体の開口領域の略全体に配 設され、開口領域に吸込まれた気体を通過させて浄化するフィルタとを備える吸 込口装置において、前記開口領域に横架される一又は複数の略板状体の整流体と 、前記開口枠体内側で前記整流体を一体に保持すると共に、前記フィルタを前記 整流体近傍で着脱自在に保持してなり、少なくともフィルタが開口領域で整流体 の下流側に位置する状態からフィルタが空気調和対象空間に露出する状態まで前 記開口枠体に対し位置調整可能に配設される支持具とを備えるものである。この ように本考案によれば、開口枠体の開口領域に整流体及び支持具を移動可能に配 設してフィルタ支持構造を構成し、整流体、支持具及びフィルタを一体に動かし てフィルタを空気調和対象空間に露出させ、容易にフィルタを着脱できることに より、空気調和対象空間側から見て開口枠体の開口領域に整流体や支持具以外の 構造材が現れない一重枠とすることができ、吸込口全体の外観のデザインを中枠 によって損うことがなく、外観による制約を受けずに設置が行えると共に、一般 的な吹出口装置と同様の外観としてデザインの統一が図れ、周囲と調和した美観 が得られる。また、メンテナンスも容易に行え、作業能率が向上すると共に、有 効開口面積を大きくとれ、気流の通過抵抗を小さくして空気調和機の吸込力を低 減でき、さらに有効開口面積が大きい分、従来と同じ処理風量なら装置全体の大 きさをより小さくできるなど、設備と保守の両面でコストダウンが図れる。
【0011】 また、本考案に係る吸込口装置は必要に応じて、前記支持具が、前記開口枠体 に対し開口領域横断面に平行な軸を中心として回動自在に取付けられてなり、前 記フィルタが前記整流体の下流側に位置する状態から空気調和対象空間側に露出 する位置まで前記整流体及び支持具と一体に回動可能であるものである。このよ うに本考案によれば、開口枠体に支持具を回動自在に取付け、開口枠体に対し整 流体、支持具及びフィルタを一体で回動させてフィルタを空気調和対象空間に露 出させ、容易にフィルタを着脱できることにより、一重枠としながらも簡略な構 造でフィルタを容易に着脱できることとなり、メンテナンスが容易に行えて作業 能率が向上し、且つ低コスト化できると共に、外観による制約がなく、周囲環境 への対応性が向上する。
【0012】 また、本考案に係る吸込口装置は必要に応じて、前記支持具が、前記開口枠体 に対し着脱自在に取付けられてなり、前記フィルタが前記整流体及び支持具と一 体に開口領域から前記空気調和対象空間側へ取外し可能であるものである。この ように本考案によれば、開口枠体に支持具を着脱自在に取付け、開口枠体から整 流体、支持具及びフィルタを一体で取外せることにより、回転による干渉等がな く、開口領域を細長い構造としても整流体、支持具及びフィルタを取外してフィ ルタ着脱が行えることとなり、開口領域のアスペクト比の大きいライン型吸込口 とすることができ、ライン型吹出口と同様の外観としてデザインの統一感が得ら れるなど、デザインのバリエーションを増やして周囲の環境により確実に対応で きると共に、整流体、支持具及びフィルタを取外した状態でフィルタ着脱作業が 行えることにより、フィルタ着脱作業が容易となって作業能率を向上させられ、 加えてフィルタの他に整流体や開口枠体、ダクトの清掃もより容易且つ適切に行 え、性能及び美観を維持できる。また、回転半径確保のための寸法余裕が不要と なることにより、フィルタ面積を最大限確保でき、フィルタを通らずに吸込まれ る空気を低減して空気浄化効率が大幅に向上する。
【0013】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の一実施の形態に係る吸込口装置を図1〜図3に基づいて説明す る。この図1は本実施の形態に係る吸込口装置の概略構成説明図、図2は図1に おけるA−A断面図、図3は本実施の形態に係る吸込口装置の整流羽根、支持具 及びフィルタの取外し動作説明図を示す。
【0014】 前記各図に示すように、本実施の形態に係る吸込口装置1は、天井50に配設 され、室内空間から室内の空気を吸込む細長い矩形状(又は正方形状)の開口領 域を有してなる開口枠体2と、複数枚の略板状体で形成され、前記開口領域の室 内寄りに開口領域の長手方向に平行な向きで複数並列に配設される整流体として の整流羽根3と、前記整流羽根3を一体に保持してなり、前記開口枠体2内側へ 開口枠体2に対し着脱自在に取付けられる支持具4と、前記整流羽根3の下流側 すなわち上方で前記開口枠体2の開口領域の略全体にわたって配設され、開口領 域に吸込まれた空気を通過させて浄化するフィルタ5とを備える構成である。
【0015】 前記開口枠体2は、アスペクト比の大きい細長い矩形状(又は正方形状)の開 口領域を有し、且つこの開口領域の周囲を取巻く額縁部2aを形成されてなり、 天井(又は壁)50に取付けられると共にこの天井(又は壁)50内でダクト5 1と接続され、ダクト51からの負圧を受けて室内の空気を開口領域へ吸込む構 成である。この開口枠体2の長手方向端部で下流側の二箇所には、前記支持具4 を取付けるための貫通孔2cを形成されてなる板状体の取付部材2bが開口領域 に掛渡されて配設される構成である。
【0016】 前記支持具4は、略直角に折曲げた板状体で形成され、この板状体の折曲げた 一片側に各整流羽根3の端部を固定されると共に、これと直角をなす他片側には 公知のピンラッチ4aが取付けられてなり、このピンラッチ4aを開口枠体2の 貫通孔2cに係合させて、前記開口枠体2に対し整流羽根3及びフィルタ5と一 体に着脱自在に取付けられる構成である。
【0017】 前記フィルタ5は、空気を通過させて空気中の塵埃や臭気源物質、微生物等を 捕集する公知の濾過体で、前記整流羽根3の上面と支持具4の他片との間に着脱 自在に保持される構成である。
【0018】 次に、前記構成に基づく吸込口装置における室内空気吸込状態及びフィルタの 着脱について説明する。 室内の空気は、垂直向きに固定された整流羽根3に案内されながら開口枠体2 の開口領域へ略垂直向きに吸込まれ、フィルタ5を通過して塵埃等を除去された 後、ダクト51内部に導かれることとなる。
【0019】 この吸込口装置1においてフィルタ5を清掃又は交換する場合は、整流羽根3 を持って整流羽根3及びフィルタ5、支持具4を一体に開口枠体2下流側に向け て押上げ、貫通孔2cに挿し込まれているピンラッチ4aをさらに押込み、ピン ラッチ4a下部を取付部材2bに接触させてロックを解除し(図3(B)参照) 、ピンラッチ4aの貫通孔2cに対する係合を解く。ピンラッチ4aによる係合 が解かれたら、整流羽根3及びフィルタ5、支持具4を下げてピンラッチ4aを 貫通孔2cから抜き(図3(C)参照)、さらに開口枠体2に対し整流羽根3及 びフィルタ5、支持具4を下げて開口枠体2から室内側に取出す。取出した整流 羽根3と支持具4との間からフィルタ5を横方向に取外し、清掃又は交換を行う 。再び整流羽根3と支持具4との間にフィルタ5を装着したら、前記と逆に開口 枠体2に対し一体化した整流羽根3及びフィルタ5、支持具4を持上げて開口領 域に挿入し、支持具4上部のピンラッチ4aを開口枠体2の貫通孔2cに挿し込 んでピンラッチ4a下部が取付部材2bに接触してロックがかかるまで押上げる 。この後、整流羽根3を放すと、ロックがかかったピンラッチ4aが貫通孔2c に係合して支持具4が開口枠体2に取付けられ、開口領域でフィルタ5が整流羽 根3下流側に位置する状態となる。
【0020】 このように、本実施の形態に係る吸込口装置においては、整流羽根3及び支持 具4を用いてフィルタ5の支持構造を構成し、且つ開口枠体2に支持具4を着脱 自在に取付け、開口枠体2から整流羽根3と支持具4及びフィルタ5を一体で容 易に取外せることから、室内空間側から見て開口枠体2の開口領域に整流羽根3 以外の構造材が現れない一重枠にできると共に、細長い構造としても干渉等もな くフィルタ着脱が行え、ライン型の吸込口とすることができ、同時にライン型吹 出口を用いる場合に同じ外観としてデザイン的な統一感が得られる。また、一重 枠として有効開口面積が大きい分、同じ処理風量でも従来よりコンパクト化でき 、構造簡略化と合わせてコストダウンが図れる。さらに、整流羽根3を取外せる ため、整流羽根3の他、開口枠体2内部やダクト51の清掃も行え、性能及び美 観を確実に維持できる。
【0021】 なお、前記実施の形態に係る吸込口装置においては、開口領域に配設する整流 体として略板状体の板厚方向を開口領域横断面に平行として並列配置した整流羽 根3を用いる構成としているが、この他、整流羽根は図4に示すような翼断面形 状に形成されてもよく、また、整流羽根が格子状に交差して配設されたり、放射 状に配設されたりする構成とすることもでき、さらに、開口領域を覆う板状体に 空気流通のための通風孔を多数所定ピッチで形成してなる整流板を用いる構成と することもでき、美観を高め、且つ室内空間側外観の周囲とのより一層のデザイ ン的統一を図ることができる。
【0022】 また、前記実施の形態に係る吸込口装置においては、フィルタ着脱のために開 口枠体2から整流羽根3と支持具4及びフィルタ5を一体で取外せる構成として いるが、この他、支持具を開口枠体に対し開口領域横断面に平行な軸を中心とし て回動自在に取付け、開口枠体に対し整流羽根、支持具及びフィルタを一体で回 動させてフィルタを室内空間に露出させ、フィルタ着脱を行う構成とすることも でき、前記同様、一重枠としながらも簡略な構造でフィルタを容易に着脱できる こととなり、メンテナンスが容易に行えて作業能率が向上すると共に、外観によ る制約がなく、周囲環境への対応性も向上させられる。 設される構成としているが、この他、床に配設される構成とすることもできる。 また、前記実施の形態に係る吸込口装置においては、天井(又は壁)50に配 設される構成としているが、この他、床に配設される構成とすることもできる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、開口枠体の開口領域に整流体及び支持具を移 動可能に配設してフィルタ支持構造を構成し、整流体、支持具及びフィルタを一 体に動かしてフィルタを空気調和対象空間に露出させ、容易にフィルタを着脱で きることにより、空気調和対象空間側から見て開口枠体の開口領域に整流体や支 持具以外の構造材が現れない一重枠とすることができ、吸込口全体の外観のデザ インを中枠によって損うことがなく、外観による制約を受けずに設置が行えると 共に、一般的な吹出口装置と同様の外観としてデザインの統一が図れ、周囲と調 和した美観が得られるという効果を奏する。また、メンテナンスも容易に行え、 作業能率が向上すると共に、有効開口面積を大きくとれ、気流の通過抵抗を小さ くして空気調和機の吸込力を低減でき、さらに有効開口面積が大きい分、従来と 同じ処理風量なら装置全体の大きさをより小さくできるなど、設備と保守の両面 でコストダウンが図れるという効果を有する。 また、本考案においては、開口枠体に支持具を回動自在に取付け、開口枠体に 対し整流体、支持具及びフィルタを一体で回動させてフィルタを空気調和対象空 間に露出させ、容易にフィルタを着脱できることにより、一重枠としながらも簡 略な構造でフィルタを容易に着脱できることとなり、メンテナンスが容易に行え て作業能率が向上し、且つ低コスト化できると共に、外観による制約がなく、周 囲環境への対応性が向上するという効果を有する。 また、本考案においては、開口枠体に支持具を着脱自在に取付け、開口枠体か ら整流体、支持具及びフィルタを一体で取外せることにより、回転による干渉等 がなく、開口領域を細長い構造としても整流体、支持具及びフィルタを取外して フィルタ着脱が行えることとなり、開口領域のアスペクト比の大きいライン型吸 込口とすることができ、ライン型吹出口と同様の外観としてデザインの統一感が 得られるなど、デザインのバリエーションを増やして周囲の環境により確実に対 応できると共に、整流体、支持具及びフィルタを取外した状態でフィルタ着脱作 業が行えることにより、フィルタ着脱作業が容易となって作業能率を向上させら れ、加えてフィルタの他に整流体や開口枠体、ダクトの清掃もより容易且つ適切 に行え、性能及び美観を維持できるという効果を有する。また、回転半径確保の ための寸法余裕が不要となることにより、フィルタ面積を最大限確保でき、フィ ルタを通らずに吸込まれる空気を低減して空気浄化効率が大幅に向上するという 効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態に係る吸込口装置の概略
構成説明図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】本考案の一実施の形態に係る吸込口装置の整流
羽根、支持具及びフィルタの取外し動作説明図である。
【図4】従来の吸込口装置の概略構成説明図である。
【符号の説明】
1、100 吸込口装置 2、101 開口枠体 2a、101a、102a 額縁部 2b 取付部材 2c 貫通孔 3、103 整流羽根 4 支持具 4a ピンラッチ 5、104 フィルタ 50 天井(又は壁) 51 ダクト 102 中枠 102b 開閉金具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和の対象となる空間から当該空間
    内気体を吸込む開口領域を有してなる開口枠体と、当該
    開口枠体の開口領域の略全体に配設され、開口領域に吸
    込まれた気体を通過させて浄化するフィルタとを備える
    吸込口装置において、 前記開口領域に横架される一又は複数の略板状体の整流
    体と、 前記開口枠体内側で前記整流体を一体に保持すると共
    に、前記フィルタを前記整流体近傍で着脱自在に保持し
    てなり、少なくともフィルタが開口領域で整流体の下流
    側に位置する状態からフィルタが前記空気調和対象空間
    に露出する状態まで前記開口枠体に対し位置調整可能に
    配設される支持具とを備えることを特徴とする吸込口装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の吸込口装置におい
    て、 前記支持具が、前記開口枠体に対し開口領域横断面に平
    行な軸を中心として回動自在に取付けられてなり、 前記フィルタが前記整流体の下流側に位置する状態から
    空気調和対象空間側に露出する位置まで前記整流体及び
    支持具と一体に回動可能であることを特徴とする吸込口
    装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の吸込口装置におい
    て、 前記支持具が、前記開口枠体に対し着脱自在に取付けら
    れてなり、 前記フィルタが前記整流体及び支持具と一体に開口領域
    から前記空気調和対象空間側へ取外し可能であることを
    特徴とする吸込口装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021688A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 ジェイアール東日本ビルテック株式会社 換気構造

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