JP3049718U - 浄水器のフィルタ - Google Patents
浄水器のフィルタInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い濾過効果を提供できるほか、環境汚染を
もたらさず、また低いコストで製造できる浄水器のフィ
ルタの提供。 【解決手段】 若干の貫通孔を有する管体外に若干層の
濾紙を巻き付け、その上下端それぞれにカバーを装着し
てなる。
もたらさず、また低いコストで製造できる浄水器のフィ
ルタの提供。 【解決手段】 若干の貫通孔を有する管体外に若干層の
濾紙を巻き付け、その上下端それぞれにカバーを装着し
てなる。
Description
【0001】
本考案は一種の浄水器のフィルタに関し、さらに詳しくは、若干の貫通孔を有 する管体外に、濾紙が巻き付けられ、その上端と下端に蓋が設けられてなり、濾 紙の良好な濾過特性と管体の設計の組み合わせにより良好な濾過水質と出水効果 を有すると共に、低コストの濾紙の使用により低コストで製造できるものに関す る。
【0002】
浄水器のフィルタは、水中の雑質を除くのに用いられ、優れた濾過効果を有す るフィルタは一本でほとんどの雑質を取り除くことができ、使用者にきれいな水 を提供することができる。一般にフィルタは浄水器の前端に設置され、浄水器に とって不可欠な役割を果たしている。
【0003】 図1は周知のフィルタの斜視図である。図より分かるように、このような周知 のフィルタAは、綿糸A1を巻いてなり、濾過の効果を有するものとされ、並び に中央に一つの通路A2が形成されて、フィルタAの周囲から水が通路A2にし み込む時に、綿糸A1を巻き付けた構造により比較的大きな面積で雑質の通路A 2への進入を阻止して雑質除去の効果を達成するものとされている。このような フィルタは濾過の効果を有するとはいえ、以下のような欠点も有していた。 1.綿糸を交錯させて多層に巻いた構造により水中の雑質を除去する効果を達 成するものとされるが、雑質除去の効果を実際に達成するためには綿糸と綿糸と の間の間隙は相当に小さくなければならず、現実には比較的大きな間隙が発生す るため、大きな雑質は除去できても小さい雑質の進入を阻止できなかった。その ため良好な濾過効果を達成するためには複数のフィルタを取付ける必要があり、 却って製造コストが上がった。 2.フィルタの材料にコストがかかり、また製造に時間がかかるため、製造コ ストが相対的に高くなった。 3.フィルタの使用期限が約1か月と短く、使用済のフィルタは廃棄されるが 、綿糸は回収再使用不能で自然分解しにくいため、環境汚染をもたらした。
【0004】 綿糸を使用した周知のフィルタの欠点を解決するために、すでに図2に示され るようなフィルタBが開発された。それは、セラミック或いは石綿を中央に通路 B1を有する円筒状に成形したもので、フィルタB材質の有する孔により濾過を 行い、その濾過効果は良好は綿糸を利用したものより良好であったが、なおも以 下のような欠点を有していた。 1.フィルタの孔が微細であるため、外部から通路内へと進入する水量が少な くなり、出水量が減少した。 2.孔の設計が直線状であるため、比較的多くの雑質が濾過されることなく通 路内に進入してしまうため、より良好な濾過効果を得るためには幾つかのフィル タを増設しなければならず、使用者の支出が増加した。 3.材料にコストがかかり製造に時間がかかるため、製造コストがかかった。
【0005】 上述の2種類のフィルタの有する欠点を解決すべく本考案はなされたものであ る。
【0006】
本考案は、浄水器のフィルタにおいて、濾紙を多層に巻いた構造を採用し、紙 自体の良好な濾過性質と、多層に巻いた紙材間に大きな間隙が発生しないことを 利用して、完全な濾過を行えるようにして、余分のフィルタを増設する必要をな くすことを課題としている。
【0007】 本考案は次に、浄水器のフィルタにおいて、巻いた濾紙の中央部分に若干の貫 通孔を設けた管体を設置することで、濾紙で濾過した後の水が該貫通孔より管体 内に流れて管体より流出するようにして出水量を増加させることを課題としてい る。
【0008】 本考案はさらに、浄水器のフィルタにおいて、濾材として紙を採用して、交換 、廃棄後にもとのフィルタが自然分解するようにし、環境を汚染しないものとす ることを課題としている。
【0009】 本考案はさらにまた、浄水器のフィルタにおいて、濾材として紙を採用して、 材料コストを低くすると共に、製造プロセスを簡易化し、製造コストを低くする ことを課題としている。
【0010】
請求項1の考案は、若干の貫通孔を有する管体外に若干層の濾紙を巻き付け、 その上下端それぞれにカバーを装着してなる浄水器のフィルタとしている。
【0011】 請求項2の考案は、濾紙が無塵紙とされたことを特徴とする、請求項1に記載 の浄水器のフィルタとしている。
【0012】
図3から図5に示されるように、本考案のフィルタ1は、管体11の外周に濾 紙12、望ましくは無塵紙が何層にも巻き付けられ、該管体11の表面に若干の 貫通孔111が設けられ、管体11に濾紙12が巻かれたものの上下端にそれぞ れカバー13、13’が設けられてなる。
【0013】 使用時には、水が濾紙12の周囲より濾紙12にしみ込み、さらに管体11の 貫通孔111より管体11内に進入し、最後にフィルタ1の上端より流出する。 濾紙12が何層にも管体11外周に巻き付けられていることと、濾紙層間の間隙 が非常に小さいことから、水中の雑質は完全に濾紙12の表面に残され、水と共 に管体11内に進入することはなく、即ち良好な濾過効果を達成できる。且つ、 濾紙12が紙であることから、フィルタ1交換後に、濾紙12は自然に分解する ため、環境汚染をもたらさず、環境にやさしい製品ということができる。また同 時に、濾紙12は紙製品であるため、非常に安価であり、管体11への巻き付け にも特殊な機器や人力を必要としないため、大幅に製造コストを低減することが できる。
【0014】
本考案は高い濾過効果を提供できるほか、環境汚染をもたらさず、また低いコ ストで製造でき、ゆえに、実用性と産業上の利用価値を有する考案であるといえ よう。
【図1】周知のフィルタの斜視図である。
【図2】もう一種の周知のフィルタの斜視図である。
【図3】本考案の分解斜視図である。
【図4】本考案の斜視図である。
【図5】本考案の組合せ断面図である。
1 フィルタ 11 管体 111 貫通孔 12 濾紙 13、13’ カバー A、B フィルタ A1 綿糸 A2、B1 通路
Claims (2)
- 【請求項1】 若干の貫通孔を有する管体外に若干層の
濾紙を巻き付け、その上下端それぞれにカバーを装着し
てなる浄水器のフィルタ。 - 【請求項2】 濾紙が無塵紙とされたことを特徴とす
る、請求項1に記載の浄水器のフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011421U JP3049718U (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 浄水器のフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011421U JP3049718U (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 浄水器のフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3049718U true JP3049718U (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=43183950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011421U Expired - Lifetime JP3049718U (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | 浄水器のフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049718U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016087505A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 日本バイリーン株式会社 | カートリッジフィルタ |
-
1997
- 1997-12-12 JP JP1997011421U patent/JP3049718U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016087505A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 日本バイリーン株式会社 | カートリッジフィルタ |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |