JP3049516B2 - 魚群探知機 - Google Patents

魚群探知機

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JP3049516B2 JP3226346A JP22634691A JP3049516B2 JP 3049516 B2 JP3049516 B2 JP 3049516B2 JP 3226346 A JP3226346 A JP 3226346A JP 22634691 A JP22634691 A JP 22634691A JP 3049516 B2 JP3049516 B2 JP 3049516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を水中に発射
し、その反射エコーをCRT等に表示してその映像から
魚群を探知する魚群探知機に関し、特に、水底の起伏を
正確に表示することができる魚群探知機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の魚群探知機は、水上を移動する船
舶に搭載され、水中へ超音波を発信し、その反射エコー
を受信して超音波を反射する物体(水底及び魚群)の深
度を測定している。反射エコーは魚群の大きさ及び魚の
密度に強度が比例するので、その強度を色、濃淡等で表
示することにより水底との区別が可能で、また、魚の量
も推定することができる。従来の魚群探知機で、例えば
図4(a)に示すような断面の水底と魚群との真上を左
方から右方へ航行しながら探知を行うと、図4(b)に
示すような映像が得られる。この映像では、縦軸に深度
D、横軸に時間Tが取られる。また、最新の測定深度が
右端に表示され、右から左へと所定の画像送り速度で送
られて行き、左端で順次消滅していく。この画像送り速
度と船速とにより横軸(時間T)のスケールが定まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
魚群探知機では、横軸に時間が取られているため、その
映像は船舶の速度及び画像送り速度に依存し、横方向に
伸びたり縮んだりする。例えば、画像送り速度一定で、
船速を速くすると横軸方向(水平方向)に縮み起伏が激
しい映像となり、船速を遅くすると横軸方向(水平方
向)に伸びて起伏が緩やかな映像となる。したがって、
従来の魚群探知機の映像から、海底の起伏の状態を読み
取ることは困難であるという問題点がある。漁を行う場
合、網を破損させることの無いように、海底の起伏の状
態により網を入れるかどうかの判断が成されるが、判断
が遅れると魚を逃がしてしまうために海底の状況が容易
に認識できる魚群探知機が望まれる。本発明は、海底の
地形を一目で読み取ることができるように、深度を距離
の関数で表した映像が得られる魚群探知機を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、船舶に
搭載され、超音波を水中に向けて発射し、その反射エコ
ーを受信して受信情報を得、該受信情報を表示手段の画
面上に表示することにより魚群の探知を行う魚群探知機
において、前記船舶の位置を検出し、位置情報を出力す
る位置検出手段と、実質的に同時刻に得られた前記受信
情報と前記位置情報とを互いに関連させて記憶する記憶
手段と、前記受信情報のうちの特定の受信情報を第1の
受信情報と第2の受信情報として指定する指定手段と、
前記第1の受信情報を得てから第2の受信情報が得られ
るまでの間に前記船舶が移動した移動距離を前記記憶手
段に記憶された位置情報から求める演算手段と、前記受
信情報を時間の関数として前記表示手段に表示させると
ともに、当該表示に代えて、前記第1の受信情報を得て
から前記第2の受信情報が得られるまでの間に得た受信
情報を前記移動距離の関数として前記表示手段に表示さ
せるための表示制御手段とを有することを特徴とする魚
群探知機が得られる。
【0005】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に本発明の一実施例を示す。図1の魚群探知
機は、送信部11、送受波器12、受信部13、A/D
変換器14、魚探バッファメモリ15、位置魚探メモリ
16、表示制御部17、表示部18、表示器19、航法
装置20、及び操作部21を備えている。
【0006】魚群探知を行うには、まず、送信部11
が、パルス幅が一定の高周波電気信号を発生させ、送受
波器12へ出力する。送受波器12は、一般に船底に設
置され、電歪素子等を用いて電気信号/超音波変換を行
う。即ち、送受波器12は、高周波信号が入力されると
超音波を発生し、超音波は水中に向けて発射される。
【0007】水中に発射された超音波は、魚群及び海底
等によって反射され、反射エコーとして再び送受波器1
2に戻ってくる。送受波器12は反射エコーを受波し
て、電気信号(エコー信号)に変換する。エコー信号は
受信部13に入力され、受信部13にて増幅される。増
幅されたエコー信号はA/D変換器14でA/D変換さ
れ魚探バッファメモリ15に魚探情報として記憶され
る。なお、魚探バッファメモリ15は1回の超音波発射
による魚探情報を記憶する。
【0008】一方、航法装置20は所定時間毎、即ち、
超音波の発射時間毎に自船(この航法装置20が搭載さ
れた船舶)の位置(緯度及び経度)を求める。そして、
得られた自船の位置を現わす位置情報を位置魚探メモリ
16へ出力する。なお、航法装置20としては、GPS
航法装置、ロラン航法装置、及び衛星航法装置等様々な
ものが適用可能である。
【0009】航法装置20から位置魚探メモリ16へ位
置情報が出力されると、位置魚探メモリ16は魚探バッ
ファメモリ15より魚探情報を読み出す。そして位置魚
探メモリ16は位置情報と魚探情報とを一対の情報とし
て記憶する。こうして、位置魚探メモリ16には、魚群
探知(超音波発射)の度に魚探情報と自船の位置情報と
を対にした情報が書き込まれていく。ここで、位置魚探
メモリ16は、少なくとも表示器19に表示可能な時間
分の情報を記憶することが可能な記憶容量を有してい
る。記憶容量を越える情報については最先の情報(最も
古い情報)から順次削除し、代わりに新しいデータを書
き込んでいく。
【0010】表示制御部17は、位置魚群メモリ16か
ら最新の魚探情報を読み出し、操作部21から予め設定
された表示レンジに適合する信号に変換する。また、操
作部21からの再設定により表示レンジが変更されれ
ば、それに適合するように魚探情報を変換する。変換さ
れた魚探情報は表示部18に入力される。そして、入力
された魚探情報は、表示器19用の画像情報に変換さ
れ、表示部18内部のリフレッシュメモリ(図示せず)
に書き込まれる。リフレッシュメモリに書き込まれた画
像情報は所定の読み出し速度で読み出され、ビデオ信号
として表示器19へ出力される。表示器19はラスター
スキャン方式が採用されており、表示部18からのビデ
オ信号を受けて魚探映像を表示する。
【0011】以上のようにして得られた魚探映像は、従
来同様横軸を時間として表示されている。しかし、本実
施例では、魚探映像上の所定の2点を指定することによ
り横軸を距離に変更して表示させることができる。
【0012】まず、簡易表示方法としてグラフを表示す
る方法について説明する。図2(a)に示すように操作
部21からの指示によりカーソル(×で示す)を移動さ
せ、始点と終点とを指定する。表示制御部17は、指定
された始点及び終点の魚探情報に対応する位置情報をそ
れぞれ位置魚探メモリ16から読み出す。表示制御部1
7は演算部(図示せず)を有しており、読み出した始点
及び終点の位置情報から、この2点間の自船の移動距離
を計算する。また、求めた移動距離と、始点と終点との
魚探情報とから海底の平均傾斜角を求める。平均傾斜角
は、平均傾斜角=tan-1((終点深度−始点深度)/
移動距離)、で求められる。さらに、始点と終点の魚探
情報及び求められた移動距離よりグラフを求める。そし
てこのグラフは、求められた移動距離に基づいて決定さ
れる(CRT画面上の所定の範囲内に収まるように決定
される)表示レンジに適合するように変換される。そし
て、図2(a)に示すように通常の魚探映像に上述の指
定された区間の映像が重ねて表示されるようなビデオ信
号に変換され表示部18に出力され、表示器19に表示
される。
【0013】指定区間の表示状態を図2(b)に拡大し
て示す。ここでは横軸、縦軸、共に同じ目盛りの距離で
表示され、また、実際の移動距離及び平均傾斜角度を数
字で表示するため、実際の海底の傾斜状態を容易に確認
することができる。
【0014】次に、上述のグラフ表示に重ねて魚探情報
を表示する精密表示について説明する。この場合、表示
制御部17は、指定された始点情報が得られてから終点
情報が得られるまでの間に得られた魚群情報及び位置情
報を読み出す。そして、読み出した魚群情報と位置情報
とから、移動距離に対する詳細な深度変化を求める。ま
た、上述のように始点と終点の情報からグラフを求め
る。求めた、詳細な深度変化及びグラフは図3(a)に
示される所定の位置に表示されるよう信号処理されて表
示部18にその信号が送られ、表示器19に表示され
る。図3(b)に拡大図を示す。ここでも、横軸、縦
軸、共に同じ目盛りの距離で表示され、また、実際の移
動距離及び傾斜角度を数字で表示し、さらに、海底の起
伏が移動距離の関数として詳細に表示されるため、実際
の海底の起伏状態を容易に確認することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれは、航法装置を用いて移動
距離を算出し、海底の起伏を移動距離の関数として魚群
探知の結果を縦軸横軸とも同じ目盛りで示されたグラフ
上に表示するようにしたことで、海底の状況の確認が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の魚群探知機のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の表示器の表示状態を説明す
るための図である。
【図3】本発明の他の実施例の表示器の表示状態を説明
するための図である。
【図4】従来の魚群探知機の表示器の表示状態を説明す
るための図である。
【符号の説明】
11 送信部 12 送受波器 13 受信部 14 A/D変換器 15 魚探バッファメモリ 16 位置魚探メモリ 17 表示制御部 18 表示部 19 表示器 20 航法装置 21 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−164971(JP,A) 特開 昭58−79178(JP,A) 特開 昭54−151067(JP,A) 実公 昭50−10774(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/56 - 7/64 G01S 15/96

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船舶に搭載され、超音波を水中に向けて
    発射し、その反射エコーを受信して受信情報を得、該受
    信情報を表示手段の画面上に表示することにより魚群の
    探知を行う魚群探知機において、前記船舶の位置を検出
    し、位置情報を出力する位置検出手段と、実質的に同時
    刻に得られた前記受信情報と前記位置情報とを互いに関
    連させて記憶する記憶手段と、前記受信情報のうちの特
    定の受信情報を第1の受信情報と第2の受信情報として
    指定する指定手段と、前記第1の受信情報を得てから第
    2の受信情報が得られるまでの間に前記船舶が移動した
    移動距離を前記記憶手段に記憶された位置情報から求め
    る演算手段と、前記受信情報を時間の関数として前記表
    示手段に表示させるとともに、当該表示に代えて、前記
    第1の受信情報を得てから前記第2の受信情報が得られ
    るまでの間に得た受信情報を前記移動距離の関数として
    前記表示手段に表示させるための表示制御手段とを有す
    ることを特徴とする魚群探知機。
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