JP3049090B2

JP3049090B2 - 単眼望遠鏡

Info

Publication number: JP3049090B2
Application number: JP3503737A
Authority: JP
Inventors: ヴァルターツァップ
Original assignee: ミノックスゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
Priority date: 1990-02-19
Filing date: 1991-02-11
Publication date: 2000-06-05
Anticipated expiration: 2015-06-05
Also published as: WO1991012550A1; DE9001937U1; KR920701852A; EP0516641A1; KR100215916B1; DE59102509D1; EP0516641B1; US5321547A; JPH05506726A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、請求の範囲第１項の前提概念に記載の単眼
望遠鏡に関するものである。

この種の望遠鏡の視野は、大きく拡大すると小さく、
従って特定の対象物に照準を定めることは困難である。

本発明の課題は、望遠鏡を固持した状態で利用者が単
に眼の覗き角度を変えるだけで、ファインダ像から望遠
鏡像へ、またはその逆へ移ることができるように、ファ
インダを備えた単眼望遠鏡を提供することである。

この課題は、請求の範囲第１項の特徴部分によって解
決される。本発明によれば、利用者は比較的大きな視野
を備えたファインダで対象物に照準をあわせ、望遠鏡を
固持した状態で眼の覗き角度をわずかに変えるだけで、
照準をあわせた対象物の拡大像を望遠鏡の中に見ること
ができる。この場合眼回転中心点とは、利用者がファイ
ンダ像から望遠鏡像（拡大像）を見るために、またはそ
の逆を見るために、眼をファインダ接眼レンズから望遠
鏡接眼レンズのアイピースへ回転させる際の、またはそ
の逆の方向へ回転させる際の眼の回転中心点である。し
たがって、本発明による単眼望遠鏡を使用する際、利用
者は望遠鏡に対する眼の位置を変えずに、ファインダ像
と望遠鏡像とを選択的に見ることができる。

単眼望遠鏡の操作性を良くし、ファインダ接眼レンズ
の光路及び望遠鏡接眼レンズの光路が眼の回転中心点で
交わるようにするため、望遠鏡像とファインダとは共通
のケーシング内に収納されている。この場合ケーシング
は覗き方向に見て扁平に構成されている。ファインダ光
路は、扁平なケーシングを扁平方向にほぼ垂直に貫通し
ている。望遠鏡の光路は、長いためにケーシング内で屈
曲されている。

このように構成された単眼望遠鏡は、ケーシングが扁
平であるので、シガレットケース、財布等のように衣服
のポケットに収納させることができる。それにもかかわ
らず、本発明による単眼望遠鏡は他の単眼望遠鏡と同様
の機能を有している。

本発明による構成では、対物レンズと接眼レンズと
は、実際ケーシングの外壁のすぐ近くに配置されてい
る。これらのレンズを保護するため、本発明の他の構成
によれば、例えば望遠鏡ケーシングの上部隅角部に設け
られる簡単に操作可能な回転ノブを回転させることによ
り操作される絞りが設けられる。

単眼望遠鏡を扁平に構成するためには、光路をフラッ
トに案内する必要がある。このことは、一方では、対物
レンズのフロントレンズを分割し、分割したフロントレ
ンズの間に第１の転向ミラーを配置することにより保証
され、他方では、光路をケーシング内でフラットに延び
る巻線状に設定することにより保証される。

焦点調節は、二つの転向ミラーが屈曲した対物レンズ
軸線の方向に移動可能に構成されていることにより保証
される。これは、ケーシングに装着される回転ノブによ
って実現される。

本発明の他の詳細は、従属項及び以下の図面を用いた
説明から明らかになる。

次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明す
る。

第１図は本発明による単眼望遠鏡の正面図、第２図は単眼望遠鏡の側面図、第３図は単眼望遠鏡の背面図、第４図は第２図の線IV−IVによる断面図、第５図は第３図の線Ｖ−Ｖによる断面図、第６図は第２図の線VI−VIによる断面図、及び第10図の
線IV−IVによる断面図、第７図は本発明による単眼望遠鏡の光学的構成を示す第
３図に対応する図、第８図は第７図の光学的構成の側面図であって、第７図
の線Ｘ−Ｘによる断面図、第９図はファインダ照明円の光路を示す図、第10図は第７図の線XI−XIによる断面図、第11図は第７図の矢印XIIの方向に見た光路の平面図、第12図はファインダ像を示す図、第13図は第12図のファインダ像を拡大した望遠光の像と
付設したスケールとを示す図、である。

第１図ないし第３図からわかるように、本発明による
単眼望遠鏡のケーシング50は、長方形の形状を有してい
る。第１図は、ケーシング50の正面図である。図中２は
望遠鏡対物レンズであり、４はファインダ対物レンズの
フロントレンズである。ケーシング50の前面には、ファ
インダ像のマークを照明するための光取り入れ穴３が設
けられている。

回転ノブ１により単眼望遠鏡の焦点調節が行なわれ
る。別の回転ノブ５（第６図）は、レバー伝動装置13,1
2を介してシャッター薄板に作用する。シャッター薄板
は、非使用時にファインダ接眼レンズ６と望遠鏡接眼レ
ンズ78（第６図）をカバーするために、矢印51の方向へ
移動可能である。望遠鏡を使用しない場合には、回転ノ
ブ５は、レバー13,9を介して、望遠鏡対物レンズ及びフ
ァインダ対物レンズのフロントレンズのためのシャッタ
ー薄板８をも操作する。

第２図からわかるように、ケーシング50は非常に扁平
に構成されており、その結果例えばベストのポケットま
たはジャケットのポケットに入れることができる。

ファインダ接眼レンズ６と望遠鏡接眼レンズのアイピ
ース７とは、第３図に示すように互いに非常に近接して
配置されており、従って利用者は眼を単にファインダ接
眼レンズ６からわずかな角度だけ望遠鏡接眼レンズのア
イピース７の方へ回転させて、ファインダ像（第12図）
から拡大部分（第13図）へ移すだけでよい。眼の回転中
心点28（第８図）は、望遠鏡接眼レンズのアイピース７
の光軸とファインダ接眼レンズ６の光軸との交点にあ
る。

望遠鏡対物レンズのフロントレンズ２とファインダ対
物レンズ４とは互いに横に並んでおり、ケーシング50内
のスペースを利用して、中心線67の両側に互いに間隔を
持って配置されている。望遠鏡対物レンズのフロントレ
ンズ２とファインダ対物レンズのフロントレンズ４の間
には、照明円30（第12図）を照明するための窓３が設け
られている。距離スケール54（第13図）は、照準目標と
しての対象物、第13図によれば教会及び（または）家の
大きさを知りたい場合、もしくは推測する場合に、その
対象物までの距離を決定するために用いる。

照明円30は、ファインダ光路内へ、ファインダ像60の
中心へ反射される。照明円30によって取り囲まれている
対象物は、望遠鏡のイメージフィールドにおいては拡大
されて、拡大像19として見える。

第７図によれば、回転ノブ１は棒14を矢印55（第４
図）の方向へ操作し、その結果ミラー往復台24は、焦点
調節のために矢印64（第７図）の方向へ移動することが
できる。

望遠鏡の作動位置では、ファインダ内では像60が第12
図のように縮尺して見える。

眼の視線の方向を下方へ、例えば第３図においてファ
インダ接眼レンズ６から望遠鏡接眼レンズ７へ移すと、
ファインダ像60の拡大像19が見える。拡大像19の横には
測定スケール54が見える。測定スケール54には転向プリ
ズム23が付設されている（第７図）。

本発明による単眼望遠鏡は極めて扁平に構成されてい
るので、結像に用いる個々の光学要素をケーシング50内
に次のように設けねばならない。即ちこれら光学要素が
申し分のない結像を保証し、且つ観察されるべき対象物
にたいする焦点調節を可能にし、一方通常必要な像反転
を生じさせるように設けねばならない。

これを達成するため、対物レンズと接眼レンズはそれ
ぞれ色補正されている。望遠鏡対物レンズ系2,17（第10
図）は色消しレンズとして分割して構成され、より厳密
には、色補正が前記望遠鏡対物レンズ系の第２のレンズ
17で行なわれるように色消しレンズとして分割して構成
されている。望遠鏡接眼レンズ７の補正は、アイピース
が何倍も厚くならないように、フィールドレンズ20で行
なわれる。なぜなら、ここには光線方向により多くの空
間があるからである。

第10図によれば、フロントレンズ２と望遠鏡対物レン
ズ系の第２のレンズ17の間に第１の平面ミラー16が設け
られている。平面ミラー16は、光路を矢印61の方向へほ
ぼ垂直に、鉛直線にたいしてほぼ30分の角度で傾斜して
いるベース面へ導き、下方へケーシング内へ誘導してい
る。第７図及び第８図において、19はイメージフィール
ドである。光路は、ケーシング50の下部部分において、
互いに直角に配置されている二つの平面ミラー18にあた
る。平面ミラー18は、光路を矢印62の方向へ上方へ誘導
する。従って光路はケーシング50内で中心軸線67にたい
して側方にずれて、接眼レンズに達する。光路は別の平
面ミラー21にあたる。平面ミラー21は、結像光線を望遠
鏡接眼レンズのアイピース７を介して眼の回転中心点28
へ誘導する。このような構成によりかなりの空間が節約
され、光路のフラット性を保証している。

ファインダ対物レンズ４（第８図）の後方には、部分
透過性ミラー26が配置されている。光線が矢印63の方向
へ通過すると、ファインダ光路はファインダ接眼レンズ
６（アイピース）を介して眼の回転中心点28へ案内され
る。利用者が望遠鏡対物レンズのフロントレンズ２（第
１図）を通して見るか、またはファインダ対物レンズ
（第１図）を通して見るかに応じて、利用者には望遠鏡
光路を通過した対象物が拡大して見えるか、またはファ
インダ光路を通過した対象物が大きな視野で見える。こ
のために観察者は眼を回転中心点28のまわりにわずかに
回転させればよい。

部分透過性のミラー26は、開口部３を通って入射する
光を照明円としてファインダ像へ反射させる。

本発明の主要な効果は、単眼望遠鏡が極めて扁平に構
成されている点にあるが、大きな視野を得ることがで
き、この視野内で望遠鏡の位置を変えることなく観察者
の眼をファインダ光路から望遠鏡光路へわずかに回転さ
せるだけで大きな部分を見ることができるようにするた
めのファインダを有し、焦点調節が可能であるような高
価値の望遠鏡の光学的クオリティは完全に保証されてい
る。このため二つの接眼レンズは、ケーシングが観察者
の眼の右側に位置するように配置されている。この配置
は強制的なものではない。左の眼がよく見える観察者の
場合には、その左側に配置してもよい。この場合には、
光路を対称に入れ替えればよい。

本発明による単眼望遠鏡の他の利点は、回転ノブ５に
よりレンズがカバーされ、従ってケーシング内部全体が
密閉され、よって本発明による単眼望遠鏡は粗野な使用
にも適していることである。

さらに回転ノブ１により（第７図）、２つのミラー18
を矢印64の方向へ移動させることができ、よって焦点調
節が保証されていることである。

ミラー21は、第８図に示すように光路を矢印65の方向
へ斜め上方へ望遠鏡から射出し、その結果水平なファイ
ンダ光路と眼の回転中心点28で合致するように調整され
ている。距離を測るため距離スケール54が設けられてい
る。距離スケール54は、望遠鏡の使用を妨げないように
イメージフィールドの横に配置されている。イメージフ
ィールドの横に距離スケール54がある場合には付加的な
転向要素を必要とする。即ちプリズム23を必要とする。
プリズム23は、プリズム性のレンズエッジセグメントと
しても構成することができる。このようにスペースを節
約して、反射像をも含めて所望の像を観察することがで
きる。

符号 1 回転ノブ（焦点調節ノブ） 2 望遠鏡対物レンズのフロントレンズ（正） 3 照明円を備えたファインダマーキング部用の窓 4 ファインダレンズ 5 回転ノブ 6 ファインダ接眼レンズ 7 望遠鏡接眼レンズのアイピース 8 対物レンズシャッター薄板 9 シャッター薄板用のレバー 10 接眼レンズシャッター 12 接眼レンズシャッター用のレバー 13 回転ノブ５に連結されている、シャッター薄板用
のレバー９及び接眼レンズシャッター用のレバー12のた
めの連接棒 14 焦点調節ノブ用の連接棒 16 第１の平面ミラー 17 わずかに傾斜した、望遠鏡対物レンズ（負レン
ズ）の第２のレンズ 18 中央ミラー（アングルミラー） 19 イメージフィールド 20 望遠鏡接眼レンズのフィールドレンズ（色消しレ
ンズ） 21 接眼レンズミラー 23 イメージフィールド19用のプリズム性スケール担
持体 24 ミラー18用の往復台 26 部分透過性ミラー 28 眼の回転中心点 29 完全反射型転向ミラー 30 照明マーキング部（照明円） 50 ケーシング 54 距離スケール 58 軸 59 回転中心点 60 ファインダのイメージフィールド 66 覗き方向 67 ケーシングの中心線 68 斜め上方から延びている照明円30用光路

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) G02B 23/00 G02B 23/14

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】ファインダを有している単眼望遠鏡におい
て、望遠鏡とファインダとが共通の覗き方向（66）を有して
いること、望遠鏡光路内にミラーシステムが設けられて
いること、ファインダが、光軸（63）を有する少なくと
も一つのファインダ対物レンズ（４）とファインダ接眼
レンズ（６）とを有していること、望遠鏡が、少なくと
も一つの望遠鏡対物レンズ（2,17）と、アイピース
（７）を備えた望遠鏡接眼レンズ（20,7）とを有してい
ること、ファインダ接眼レンズ（６）の光軸（63）と望
遠鏡接眼レンズ（７）の光軸（65）が、これら両接眼レ
ンズ（6,7）の後方で観察者の眼の回転中心点（28）で
交わっていることを特徴とする単眼望遠鏡。
【請求項２】望遠鏡接眼レンズのアイピース（７）とフ
ァインダ接眼レンズ（６）とが、覗き方向（66）に対し
てほぼ垂直な方向に近接して配置されていることを特徴
とする、請求項１に記載の単眼望遠鏡。
【請求項３】望遠鏡接眼レンズのアイピース（７）の光
軸（65）が、覗き方向（66）に対して交差する方向へ延
びて、眼の回転中心点（28）でファインダ接眼レンズ
（６）の光軸（63）と交わっていることを特徴とする、
請求項１に記載の単眼望遠鏡。
【請求項４】ファインダ接眼レンズ（６）の光軸（65）
が、覗き方向（66）に平行に延びて、眼の回転中心点
（28）で望遠鏡接眼レンズのアイピース（７）の光軸
（65）と交わっていることを特徴とする、請求項１に記
載の単眼望遠鏡。
【請求項５】ケーシング（50）が、覗き方向（66）に扁
平に形成されていることを特徴とする、請求項１に記載
の単眼望遠鏡。
【請求項６】ファインダ光路が、扁平なケーシング（5
0）を扁平方向にほぼ垂直に貫通していることを特徴と
する、請求項１または５に記載の単眼望遠鏡。
【請求項７】望遠鏡の結像光路は、光軸がケーシング
（50）内でフラットに且つほぼ長方形の経路を描くよう
に屈曲していることを特徴とする、請求項１に記載の単
眼望遠鏡。
【請求項８】ケーシングがほぼ長方形に形成され、長い
方の側面が望遠鏡使用時に下方へ向いていることを特徴
とする、請求項１または５に記載の単眼望遠鏡。
【請求項９】ケーシング（50）の一方の側に望遠鏡対物
レンズのフロントレンズ（２）とファインダ対物レンズ
のフロントレンズ（４）とが設けられ、前記一方の側に
対向する側に、望遠鏡接眼レンズのアイピース（７）が
設けられていることを特徴とする、請求項１または５に
記載の単眼望遠鏡。
【請求項１０】望遠鏡対物レンズのフロントレンズ
（２）が、ケーシング（50）の上部部分に配置され、望
遠鏡接眼レンズのアイピース（７）も同様にケーシング
（50）の上部部分に、しかしフロントレンズ（２）とは
逆の側の背面側に配置されていること、両レンズ（2,
7）は、ケーシング（50）の中心線（67）にたいしてず
らして配置されていることを特徴とする、請求項１に記
載の単眼望遠鏡。
【請求項１１】望遠鏡対物レンズが、互いに分離されて
いる二つのレンズユニット（2,17）から成り、これらの
レンズユニット（2,17）の間に、結像光路をケーシング
（50）の下部部分へ誘導するように転向システムの第１
の平面ミラー（16）が設けられていることを特徴とす
る、請求項１または５に記載の単眼望遠鏡。
【請求項１２】平面ミラー（16）が、レンズユニット
（2,17）の間に、光線の入射軸にたいして45゜のわずか
なずれを持って傾斜して配置されていることを特徴とす
る、請求項11に記載の単眼望遠鏡。
【請求項１３】平面ミラー（16）が、光路を対物レンズ
側面にたいしてわずかに傾斜して下方へ誘導しているこ
とを特徴とする、請求項11に記載の単眼望遠鏡。
【請求項１４】ケーシング（50）の下部部分に、光路を
ケーシング（50）の上部部分へ望遠鏡接眼レンズ（７）
のほうへ誘導する二つのミラー（18）が設けられている
ことを特徴とする、請求項11に記載の単眼望遠鏡。
【請求項１５】２つのミラー（18）が、入射光線の方向
（矢印61,62）へ、焦点調節のために一緒に移動可能に
配置されていることを特徴とする、請求項14に記載の単
眼望遠鏡。
【請求項１６】望遠鏡接眼レンズが、二つのレンズユニ
ット（7,20）から成り、これらのレンズユニット（7,2
0）の間に平面ミラー（21）が設けられていることを特
徴とする、請求項１に記載の単眼望遠鏡。
【請求項１７】望遠鏡対物レンズ（2,17）も望遠鏡接眼
レンズ（20,7）も色補正されていることを特徴とする、
請求項１に記載の単眼望遠鏡。
【請求項１８】望遠鏡対物レンズ（2,17）が、色消しレ
ンズとして分割して構成されていることを特徴とする、
請求項17に記載の単眼望遠鏡。
【請求項１９】望遠鏡接眼レンズ（7,20）のフィールド
レンズ（20）が色補正されていることを特徴とする、請
求項17に記載の単眼望遠鏡。
【請求項２０】ファインダ（4,6）の結像光路が、部分
透過性のミラー（26）を介して案内されていること、こ
の部分透過性のミラー（26）によって照明円（30）がフ
ァインダ像に反射されていることを特徴とする、請求項
１または５に記載の単眼望遠鏡。
【請求項２１】ファインダ対物レンズと望遠鏡対物レン
ズの横に、照明マーキング部（30）のための照明穴
（３）がケーシング（50）に設けられ、有利にはファイ
ンダのイメージフィールドに見える照明円が設けられて
いることを特徴とする、請求項１または５に記載の単眼
望遠鏡。
【請求項２２】ファインダマーキング部（30）の照明
が、上方斜めから入射する光路（68）によって行なわれ
ることを特徴とする、請求項20に記載の単眼望遠鏡。
【請求項２３】二つのミラー（18）を変位させるため
に、回転ノブ（１）がケーシング（50）の上端にしてケ
ーシングの一つの隅角部に設けられていることを特徴と
する、請求項14に記載の単眼望遠鏡。
【請求項２４】ケーシングの上部隅角部に、後方または
前方へケーシングにたいしてずれている別の回転ノブ
（５）が設けられ、該回転ノブ（５）は、望遠鏡対物レ
ンズのフロントレンズ（２）及び（または）ファインダ
対物レンズ（４）を蔽うために、且つファインダマーキ
ング部を照明するために用いる絞り（8,10）を操作する
ことを特徴とする、請求項１または５に記載の単眼望遠
鏡。
【請求項２５】望遠鏡接眼レンズのアイピース（７）及
びファインダ接眼レンズ（６）のシャッター薄板（8,1
0）を操作するためのレバー伝動装置（9,12,13,14,57,5
9）が設けられていることを特徴とする、請求項24に記
載の単眼望遠鏡。
【請求項２６】望遠鏡及びファインダのレンズが、長方
形の外形を有していることを特徴とする、請求項１に記
載の単眼望遠鏡。
【請求項２７】イメージフィールド（19）の横に、距離
スケール（54）が設けられていることを特徴とする、請
求項１に記載の単眼望遠鏡。
【請求項２８】距離スケール（54）を反射させるための
プリズム（23）またはプリズム性のレンズエッジセグメ
ントが設けられていることを特徴とする、請求項27に記
載の単眼望遠鏡。