JP3048770B2 - 回路遮断器の電線接続装置 - Google Patents

回路遮断器の電線接続装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、低圧配電設備に使用
される回路遮断器や開閉器の端子部に電線を接続するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は回路遮断器の端子部に電線を接
続する従来方法を示すものである。図10において、1
は配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器、2はそ
の端子部に配置された端子板、3は端子板2のねじ穴2
aにねじ込まれる端子ねじ、4は端子ねじ3に一体的に
装着されたワッシャ、5は端子部に接続される電線であ
る。ここで、電線5を端子部に接続するには、従来は一
般に絶縁被覆を取り除いた接続端部5aをそのままで、
あるいは図示しない圧着端子を取り付けて端子板2とワ
ッシャ4との間に挟み込み、ドライバで端子ねじ3を締
めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ドライバで
ねじ締めを行う従来方法は、作業条件の悪い配線現場で
端子ねじを落として入れ直したり、締め付け力に注意を
払ったりして非常に手間がかかり、数多くの電線の接続
作業を必要とする大きな盤設備では多大の作業工数を必
要とした。特に、盤が完成した後、ないしは稼働状態に
入った後の負荷の仕様変更で配線を変更する際には、端
子ねじを弛めて電線を引き抜いた後、改めて接続作業を
行うため作業が極めて煩雑で、変更規模が大きい場合に
膨大な作業工数が必要であった。また、端子ねじの締め
付け力の管理は人の勘に頼ることが多く、不注意による
締め付け力の不足で端子部が発熱し、事故につながる危
険が多かった。そこで、この発明は、回路遮断器の端子
部に対する電線の接続や取外しをワンタッチで行うこと
ができ、かつ電線の接続端部に常にばらつきのない接触
圧力が得られる回路遮断器の電線接続装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の電線接続装置は、一端に回路遮断器の端
子板に締め付けられる端子板接続部が形成され、他端に
電線の接続端部が接触する電線接続部が形成され、前記
回路遮断器の操作面と平行に前記端子板に接続される短
冊形の接続板と、この接続板の前記電線接続部と相対し
て設けられた押し当て板ばね及び抜け止め板ばねと、こ
れらの板ばねと前記接続板の前記電線接続部とを覆うと
ともに、前記板ばねと前記電線接続部との間に電線の接
続端部を導入するための電線挿入穴があけられた絶縁物
のハウジングと、このハウジング内に前記接続板と平行
にスライド自在に収容され、一部分が前記抜け止め板ば
ねと接触するとともに、前記ハウジングの前記回路遮断
器操作面側にあけられた操作穴と対面する位置に操作凹
部が設けられたリリースボタンとを備え、前記ハウジン
グの電線挿入穴を通して前記回路遮断器操作面と平行に
差し込まれた電線の接続端部を前記押し当て板ばねによ
前記電線接続部に押し当て、また前記抜け止め板ばね
前記電線の接続端部に食い込ませて前記電線の抜け出
しを阻止するとともに、前記操作穴を通して前記操作凹
部に工具の先端を挿入し、この工具を倒して前記リリー
スボタンをスライドさせることにより、前記電線の接続
端部に食い込んだ抜け止め板ばねを変形させて、この電
線を抜き出せるようにするものとする(請求項1)。
【0005】各極の接続板に対して複数組の板ばねと電
線挿入穴とを設ければ、1台の回路遮断器に複数の負荷
を容易に接続することができる(請求項2)。上記電線
接続装置は複数極を一体構成しても単極ごとに別構成し
てもよく、その場合には各々のハウジングに隣接極のハ
ウジング同士を互いに連結するための凹凸部を形成する
のがよい(請求項3)。
【0006】
【作用】この発明は一端が回路遮断器の端子板に締め付
けられる接続板の他端に、電線の接続端部をこの接続板
に押し当てて接触圧力を発生させる板ばねと、この電線
の接続端部に食い込んで電線の抜け止め作用をする板ば
ねとを設け、ハウジングの電線挿入穴から接続板と板ば
ねとの間に電線を差し込んで接続を行うようにしたもの
である。単に差し込むだけで接続が完了するので作業が
ワンタッチとなり、また電線の接続板に対する接触圧力
は板ばねの変形量で定まっているので人によるばらつき
がない。差し込み接続した電線は、リリースボタンを回
路遮断器操作面からスライド操作することにより、抜け
止め板ばねの食い込みを解いて容易に抜き出すことがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図9に基づいてこの発明の実施
例を説明する。実施例1 図1〜図5はこの発明の基本的な実施例を示すもので、
図1は電線接続装置の縦断面図、図2はそのII−II線か
ら見た要部正面図、図3は図1の電線接続装置が接続さ
れた回路遮断器の平面図、図4は図3の側面図である。
なお、従来例と対応する部分には同一の符号を用いるも
のとする。ここで、実施例の回路遮断器1は2極式であ
り、これに応じて電線接続装置6も2極が一体構成され
た構造となっている。さて、図1〜図4において、7は
銅板からなる短冊形の接続板で回路遮断器1の端子板2
と同じ幅寸法を有し、その一端には端子板2に締め付け
られる端子板接続部7aが形成され、他端には電線5の
接続端部5aが接触する電線接続部7bが形成されてい
る。端子板接続部7aには回路遮断器1の端子ねじ3が
通る丸穴あるいはU字形の切欠溝が設けられている。
【0008】接続板7の電線接続部7bには、鋼板から
なる逆U字形のサポート金具8が両脚部先端でかしめ付
けにより結合されている。サポート金具8の図1の右側
の脚部には、図2に示すように電線接続部7bに接する
切欠穴9があけられ、またその上部にはU曲げ部にかけ
て角形の窓穴10があけられている。11は接続板7の
電線接続部7bと相対するように設けられた逆J字状の
押し当て板ばね、また12は同じくV字状の抜け止め板
ばねでいずれもばね用ステンレス板で構成されている。
押し当て板ばね11はL形に屈曲された基端部がサポー
ト金具8のかしめ付け時に図1の左側の脚部と接続板7
との間に挟み込まれて固定され、円弧状に曲げられた先
端部は電線接続部7bとの間に電線5の接続端部5aの
径寸法よりも小さい隙間を介して対向している。
【0009】これに対して、抜け止め板ばね12は押し
当て板ばね11の固定に先立って、一方の脚部がサポー
ト金具8の天井面に沿うようにしてV曲げ部が窓穴10
に挿入され、その後に固定された押し当て板ばね11と
サポート金具8の天井面との間に前記脚部が挟まれて図
1に示す状態に保持されている。そして、この状態で抜
け止め板ばね12の他方の脚部の先端部は押し当て板ば
ね11と同様に、電線接続部7bと隙間を介して対向し
ている。
【0010】13はモールド樹脂からなるハウジング
で、前面の2箇所に回路遮断器1の端子板2と同じ相間
間隔で凹部14が形成されており、接続板7、サポート
金具8、押し当て板ばね11及び抜け止め板ばね12か
らなる接続板組立体はこの凹部14に挿入されることに
より、接続板7の端子板接続部7aを除いて図1に示す
ようにハウジング13で覆われている。接続板7の電線
接続部7bには幅方向の中心を外れた位置にねじ穴が設
けられおり、上記組立体はハウジング13の裏面からこ
のねじ穴にねじ込まれたねじ15により固定されてい
る。また、ハウジング13の背面には、サポート金具8
の切欠穴9と対面する位置に電線5を通す電線挿入穴1
6があけられている。この電線挿入穴16は電線5の被
覆部を収容する大径部と接続端部5aを導入するテーパ
状の小径部とからなっている。
【0011】更に、図1において、ハウジング13内の
サポート金具8の上方に空間が設けられ、この空間にモ
ールド樹脂からなるリースボタン17が接続板7と平行
スライド自在に収容されている。リリースボタン17
はサポート金具8と幅寸法がほぼ同一のブロック状で上
面に角形の操作凹部17aが設けられ、また下面にフッ
ク17bが一体形成されている。ハウジング13の操作
凹部17aに対面する位置には角形の操作穴18があけ
られている。そして、サポート金具8の天井部にはフッ
ク17bの前後方向の移動を逃げるスリット19があけ
られ、またこれに沿う抜け止め板ばね12の脚部にはフ
ック17bと嵌合する穴があけられている。
【0012】リリースボタン17を図示の通り組み合わ
せるには、ハウジング13に挿入する前に、リリースボ
タン17を図の右前方に傾けた状態でフック17bをス
リット19を通して抜け止め板ばね12の穴に嵌合させ
る。その後、接続板組立体をハウジング13に挿入して
固定し、リリースボタン17がサポート金具8の上面と
ハウジング凹部14の壁面とに案内されて抜け止め板ば
ね12と一体にスライドするようにする。
【0013】上記電線接続装置6は、端子板接続部7a
が端子ねじ3で端子板2に締め付けられることにより回
路遮断器1に予め装着される。その際、ハウジング13
の側面及び上面は、図3及び図4に示すように回路遮断
器1のケースの対応面と一致し、両者の間に一体感が得
られるような形状となっている。
【0014】このような構成の下で、電線5を回路遮断
器1に接続するには、指定寸法だけ被覆を除去した接続
端部5aをハウジング13の電線挿入穴16及びサポー
ト金具8の切欠穴9を通して、押し当て板ばね11及び
抜け止め板ばね12と接続板7の電線接続部7bとの間
に被覆の端面が電線挿入穴16の小径部に突き当たるま
で差し込む。これにより弾性変形した押し当て板ばね1
1は先端の円弧状部で接続端部5aを電線接続部7bに
押圧して所要の接触圧力で接触させ、同時に抜け止め板
ばね11は先端部のエッジが接続端部5aの表面に食い
込んで抜け止め作用をする。
【0015】図示構成によれば、差込み動作だけで電線
5の接続が完了するので配線作業が極めて簡単となり、
また電線接続部7bとの間の接触圧力は押し当て板ばね
11の変形量により一定しているので加圧不足による発
熱の心配がない。なお、電線接続装置6は工場段階で回
路遮断器1に装着されるので、端子ねじ3による接続板
7の締め付けはねじ締め機により所定のトルクで迅速に
行われ、配線現場で手作業で締め付ける際のようなすで
に述べた問題は生じない。
【0016】次に、以下にリリースボタン17の操作に
ついて説明する。図1において、抜け止め板ばね12は
接続端部5aに食い込んでおり、電線5はこれを引っ張
っても容易には抜けない。そこで、電線5を引き抜く際
には、図6に示すように操作穴18を通して操作凹部1
7aにドライバ20の先端を挿入し、ドライバ20を図
の左に倒してリリースボタン17を図の右にスライドさ
せる。これに伴い、抜け止め板ばね12は一緒に右に移
動し、サポート金具8の窓穴10に深く入り込む。その
結果、接続端部5aに食い込んでいた抜け止め板ばね1
2の脚部は、窓穴10の下縁10aで押し上げられて接
続端部5aから浮き上がる。これにより、電線5は容易
に引き抜けるようになる。ドライバ20を抜き取れば、
リリースボタン17は抜け止め板ばね12の復元力によ
り図5の状態に自動的に復帰する。
【0017】ところで、回路遮断器1は通常、開閉ハン
ドル1a(図3,図4)が突出する操作面を前面にして
縦向きあるいは横向きに盤内に設置され、操作者はその
手前からハンドル操作をするようになっている。そこ
で、図示実施例においてはリリースボタン17も回路遮
断器1の開閉ハンドル1aと同一の操作面からドライバ
20を挿入するようにして操作性を良好にしている。ち
なみに、ドライバ20を例えば電線5の差込み側から挿
入するとすれば、その把手部分が盤パネルや取付部材、
他機器などに当たって操作がしにくい。
【0018】実施例2 図9及び図10は各極の接続板に対して複数組の板ばね
と電線挿入穴とを設けた実施例を示すもので、図9は電
線接続装置の要部を破断した平面図、図10はその背面
図である。この実施例では図9に示すように、各極の接
続板7の電線接続部7bに左右に並ぶ2つのサポート金
具8が固定され、その各々に押し当て板ばね11(図で
は見えない)及び抜け止め板ばね12が装着されてい
る。また、ハウジング13にはそれに応じて各極に2つ
の電線挿入穴16があけられている。このような構成に
よれば、1台の回路遮断器の負荷側に複数の負荷を接続
する場合にも電線ごとに独立して接触圧力を加えること
ができ、同一の端子ねじで複数の電線を共締めしていた
従来方法に比べて接触信頼性が高くなる。
【0019】実施例3 最後に、図11及び図12は電線接続装置を単極ごとに
別構成した実施例を示すもので、図11は単極の電線接
続装置を2個連結するときの様子を示す斜視図、図12
はこれを回路遮断器に装着した状態を示す斜視図であ
る。実施例1〜実施例3では2極の接続板7が一つのハ
ウジング13で一体構成されているが、この実施例では
接続板7ごとにハウジング13が別になっている。そし
て、各々のハウジング13には左右の側面にダブテイル
状の凹部13a及び凸部13bが一体形成され、これら
の噛み合いにより隣接極同士が図に示すように互いに連
結されるようになっている。このような構成によれば、
一種類の電線接続装置を用意するだけで回路遮断器の極
数に応じて任意の極数のものを自由に構成できる。
【0020】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、ワ
ンタッチ動作で電線の接続が可能なので配線工数が大幅
に低減されるとともに、誰が接続しても常に一定の接触
圧力が得られるので、配線の接触信頼性が向上する。そ
して、リリースボタンを回路遮断器の操作面側から操作
できるように内蔵させることにより、電線の取外し操作
容易かつワンタッチとなって配線変更時の工数が低減
する。また、各極ごとに複数の電線の挿入を可能とする
ことにより1台の回路遮断器から複数の負荷に電力を配
分するときの信頼性が向上する。更に、単極ごとに別構
成したものを連結して任意の極数のものを得るように構
成すれば、極数ごとに分けて生産する場合に比べてコス
トダウンが図れ、かつ管理が容易となるなど生産性がよ
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す電線接続装置の縦断
面図である。
【図2】図1のII−II線から見た要部正面図である。
【図3】図1の電線接続装置を装着した回路遮断器の平
面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図1におけるリリースボタンを操作したときの
状態を示す図である。
【図6】この発明の実施例2を示す電線接続装置の要部
を破断した平面図である。
【図7】図7の背面図である。
【図8】この発明の実施例3を示す電線接続装置の斜視
図である。
【図9】図8の電線接続装置を装着した回路遮断器の端
子部の斜視図である。
【図10】従来の電線接続方法を説明するための回路遮
断器の端子部の斜視図である。
【符号の説明】
1 回路遮断器 2 端子板 3 端子ねじ 5 電線 6 接続板 7a 端子板接続部 7b 電線接続部 7 サポート金具 11 押し当て板ばね 12 抜け止め板ばね 13 ハウジング 16 電線挿入穴 17 リリースボタン 20 ドライバ
フロントページの続き (72)発明者 堀内 龍彦 大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式 会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 植木 征一 大阪市平野区加美正覚寺4丁目7番45号 セイリツ工業株式会社内 (72)発明者 竹之内 博章 大阪市平野区加美正覚寺4丁目7番45号 セイリツ工業株式会社内 (72)発明者 小塙 明比古 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 井出 安俊 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 川嶋 善明 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 修一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−164178(JP,A) 特開 平2−201878(JP,A) 実開 昭51−28489(JP,U) 実開 昭51−5991(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/24 H01R 4/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に回路遮断器の端子板に締め付けられ
    る端子板接続部が形成され、他端に電線の接続端部が接
    触する電線接続部が形成され、前記回路遮断器の操作面
    と平行に前記端子板に接続される短冊形の接続板と、 この接続板の前記電線接続部と相対して設けられた押し
    当て板ばね及び抜け止め板ばねと、 これらの板ばねと前記接続板の前記電線接続部とを覆う
    とともに、前記板ばねと前記電線接続部との間に電線の
    接続端部を導入するための電線挿入穴があけられた絶縁
    物のハウジングと、このハウジング内に前記接続板と平行にスライド自在に
    収容され、一部分が前記抜け止め板ばねと接触するとと
    もに、前記ハウジングの前記回路遮断器操作面側にあけ
    られた操作穴と対面する位置に操作凹部が設けられたリ
    リースボタンと を備え、前記ハウジングの電線挿入穴を通して前記回路遮断器操
    作面と平行に差し込まれた電線の接続端部を前記押し当
    て板ばねにより 前記電線接続部に押し当て、また前記抜
    け止め板ばね前記電線の接続端部に食い込ませて前記
    電線の抜け出しを阻止するとともに、前記操作穴を通し
    て前記操作凹部に工具の先端を挿入し、この工具を倒し
    て前記リリースボタンをスライドさせることにより、前
    記電線の接続端部に食い込んだ抜け止め板ばねを変形さ
    せて、この電線を抜き出せるようにしたことを特徴とす
    る回路遮断器の電線接続装置。
  2. 【請求項2】各極の接続板に対して複数組の板ばねと電
    線挿入穴とが設けられていることを特徴とする請求項
    記載の回路遮断器の電線接続装置。
  3. 【請求項3】単極ごとに別構成され、各々のハウジング
    には隣接極のハウジングと互いに連結されるための凹凸
    部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の回路遮断器の電線接続装置。
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