JP3048701B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3048701B2
JP3048701B2 JP3260804A JP26080491A JP3048701B2 JP 3048701 B2 JP3048701 B2 JP 3048701B2 JP 3260804 A JP3260804 A JP 3260804A JP 26080491 A JP26080491 A JP 26080491A JP 3048701 B2 JP3048701 B2 JP 3048701B2
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勝彦 岩瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル通信網に接
続される通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆電話回線等のアナログ通信網は本来
音声信号伝達用に設計されていることから、データ通信
には不向きである。そこで、このようなアナログ通信網
の欠点を補うべく、近年はディジタル通信網(例えばI
SDN、サービス総合ディジタル網)が普及しつつあ
る。
【0003】ISDNは、通話情報用に2チャネル(B
チャネル)、付加情報用に1チャネル(Dチャネル)設
けられ、Bチャネルの各々は64Kbps(bit/s
ec)のデータ伝送能力を有している。このようにIS
DNは、アナログ網に比べて充分に高速であるため、そ
の高速性を利用した端末機器が多種存在している。これ
らの端末には音声とデータを同時に伝送する端末機器が
あり、この場合、端末の通信は、一般に、音声及びデー
タに各1チャネルずつ、即ちBチャネル2回線を有する
ことを基本としている。
【0004】また、データ多重化の標準化規格である
H.221においては、音声及び文書データ等をBチャ
ネル1回線で多重化することが試みられている。この
H.221規格はフレーミングの規格であり、そのフレ
ーミングに当たっては特定のビットパターンを検出する
ことによって、フレームの同期がとれるようになってい
る。これによって、Bチャネル1回線で多重化が可能と
なり、また通信途中での通信速度の変更も可能となり、
今後様々な端末機器に応用されるものと期待されてい
る。
【0005】図4は従来のH.221規格に従う多重化
端末を示している。
【0006】即ち、受信データは回線インタフェース部
11を介して多重化部12に入り、ここで音声データ、
非音声データ又はハイレベル伝送制御(HDLC)手順
データ等の各サブチャネルに分離される。ここで、例え
ばG4ファクシミリに代表されるHDLC手順のデータ
が多重化部12に入ると、多重化部12では多重化の同
期信号のビットパターンは検出できるが、最初からHD
LC手順のフラグが伝送された場合は検出することがで
きないので、強制的に64Kbpsのデータ全てが音声
データであるとして、音声データチャネルに接続されて
しまい、データは受信されないことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、H.22
1規格に従う端末では、H.221フレームを持たない
データを受信した場合、即ち所定時間内にH.221フ
レームが検出されない場合は音声信号と判断され、Bチ
ャネル信号は全て音声サブチャネルに接続してしまう。
そして、H.221の多重化部12を持つ受信端末側で
は強制的に全てを音声データとして通信状態に入ってし
まうため、全てがデータである場合にはこれを受信でき
ないというわけである。
【0008】従って、本発明はH.221フレームを持
たないデータを受信した場合でも、データの受信を可能
にする通信端末装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、通信端
末装置は、電話回線とのインタフェースを行う回線イン
タフェース部と、この回線インタフェース部から印加さ
れるデータから多重化のためのフレーム同期信号を取り
出して音声データと非音声データとを互いに分離して抽
出する多重化手段と、回線インタフェース部からのデー
タよりハイレベル伝送制御手順のためのHDLCフラグ
を検出するHDLCフラグ検出手段と、このHDLCフ
ラグ検出手段によりHDLCフラグが検出された場合は
回線インタフェース部からのデータを上述の多重化手段
をバイパスするように切り換える切り換え手段とを備え
ている。
【0010】
【作用】多重化手段により多重化のための同期信号のビ
ットパターンが検出され、音声データと非音声データと
が互いに分離して抽出される。一方、HDLCの手順で
伝送されたものについては、HDLCのフラグ検出手段
によりこれを検出し、回線インタフェース部からのデー
タを多重化手段をバイパスするように切換えているた
め、HDLCの手順で伝送されたて来たデータについて
も、データであると検出して受信することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、図2及び図3はこの実施例においてHDLCフラ
グパターンに基くデータの流れをそれぞれ説明するため
の説明図である。
【0012】図1において、21は回線インタフェース
部、22は多重化部である。この多重化部22は、多重
化回路22a、切り換え回路22b、フラグ検出回路2
2c、及び切り換え回路22dを有しており、従来の多
重化部に切り換え回路22b及び22dとフラグ検出回
路22cとが付加されている。
【0013】フラグ検出回路22cは、データクロック
によりラッチされる8ビット構成のシフトレジスタと、
このシフトレジスタから出力されたデータがHDLCフ
ラグパターン“01111110”のとき真であること
を示す出力を発生するコンパレータ等とから構成されて
おり、HDLCフラグパターン専用のフラグ検出部であ
る。
【0014】このような構成において、フラグ検出回路
22cでHDLCフラグパターンがいまだ検出されてい
ない状態では、そのデータの流れは図1の太線の如くな
る。HDLCフラグパターンがフラグ検出回路22cに
おいて連続して所定時間以上検出されると、このフラグ
検出回路22cは切り換え回路22b及び切り換え回路
22dを制御し、回線インタフェース部21からのデー
タを図2のように、切り換え回路22bから切り換え回
路22dへとバイパスする。これにより、HDLCの手
順で伝送されて来たデータについても、全てがデータで
あるとして受信できることになる。
【0015】一方、フラグ検出回路22cにおいてHD
LCフラグパターンが検出されなかった場合は、図3に
示すように、フラグ検出回路22cはデータを多重化回
路22aに入力するように切り換え回路22bを制御す
る。多重化回路22aは多重化のための同期信号である
ビットパターンを検出し続け、H.221規格に従って
例えば音声データ、非音声データの各サブチャネルに分
割する。
【0016】従来の多重化方式では、多重化のための同
期信号を検出するビットパターンが伝送されないときに
は強制的に全てのデータが音声データであるということ
で通信が行われる。このため、HDLC手順のデータを
受信できないという不都合があった。しかしながら、本
実施例のように、HDLCのフラグパターンを検出する
フラグ検出回路22cと、多重化のための同期信号をと
るビットパターン検出部である多重化回路22aとを共
に備えているため、多重化されたデータ列であるのか又
はHDLC手順によるデータ列であるのかを通信回線が
つながった早い時間に区別することができる。
【0017】また、従来方式においては、HDLC手順
のデータの時には、全てが音声データとして通信に入っ
てしまったが、HDLCのフラグの検出部を設けている
ためHDLC手順のみをサポートする端末とも通信する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、電話回線とのインタフェースを行う回線インタフェ
ース部と、この回線インタフェース部から印加されるデ
ータから多重化のためのフレーム同期信号を取り出して
音声データと非音声データとを互いに分離して抽出する
多重化手段と、回線インタフェース部からのデータより
ハイレベル伝送制御手順のためのHDLCフラグを検出
するHDLCフラグ検出手段と、このHDLCフラグ検
出手段によりHDLCフラグが検出された場合は回線イ
ンタフェース部からのデータを上述の多重化手段をバイ
パスするように切り換える切り換え手段とを備えている
ため、H.221フレームを持たないデータを受信した
場合でも、データの受信が可能である。即ち、通信回線
がつながった早い時点で、多重化されたデータ列である
のか又はHDLC手順によるデータであるのかを判別す
ることが可能となる。その結果、従来のように特定のビ
ットパターンが伝送されないときは、強制的にすべてが
音声データであるということで通信が行なわれ、HDL
C手順によるデータが受信できないという不都合をなく
すことができる。また、HDLC手順のみをサポートす
る端末装置とも通信を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1でHDLCフラグパターンが検出された場
合のデータの流れを説明するための説明図である。
【図3】図1でHDLCフラグパターンが検出されなか
った場合のデータの流れを説明するための説明図であ
る。
【図4】通信端末装置の一般的な例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
21 回線インタフェース部 22 多重化部 22a 多重化回路 22b、22d 切り換え回路 22c フラグ検出回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 - 5/26 H04L 13/02 - 13/18 H04L 29/00 - 29/12 H04Q 3/52 H04Q 11/00 - 11/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線とのインタフェースを行う回線
    インタフェース部と、該回線インタフェース部から印加
    されるデータから多重化のためのフレーム同期信号を取
    り出して音声データと非音声データとを互いに分離して
    抽出する多重化手段と、前記回線インタフェース部から
    のデータよりハイレベル伝送制御手順のためのHDLC
    フラグを検出するHDLCフラグ検出手段と、該HDL
    Cフラグ検出手段によりHDLCフラグが検出された場
    合は前記回線インタフェース部からのデータを前記多重
    化手段をバイパスするように切り換える切り換え手段と
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
JP3260804A 1991-10-08 1991-10-08 通信端末装置 Expired - Lifetime JP3048701B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3260804A JP3048701B2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 通信端末装置

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JP3260804A JP3048701B2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05103116A JPH05103116A (ja) 1993-04-23
JP3048701B2 true JP3048701B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=17352984

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