JP3048322B2 - 通信方法および携帯情報端末 - Google Patents

通信方法および携帯情報端末

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JP3048322B2 JP7294219A JP29421995A JP3048322B2 JP 3048322 B2 JP3048322 B2 JP 3048322B2 JP 7294219 A JP7294219 A JP 7294219A JP 29421995 A JP29421995 A JP 29421995A JP 3048322 B2 JP3048322 B2 JP 3048322B2
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章 平井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル携帯電話
網を利用してパソコン通信などを行う通信方法および携
帯情報端末などの情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル携帯電話網を利用した着
信方法として、「ダイレクトナンバー」方法がある。こ
の「ダイレクトナンバー」方法は、携帯電話などの移動
機に対して、その加入者番号の他に、付加番号を与え、
付加番号を用いて携帯電話に接続されているパソコンな
どの端末に直接着信する方法である(「NTT DoC
oMo テクニカル・ジャーナル VOL3 No.
1」の「移動通信ネットワークの新サービス 3 着信
系サービス」pp18〜23を参照)。
【0003】すなわち、発信者が付加番号に対して発信
すると、交換局内で該番号が付加番号であることが認識
され、該付加番号に対応する加入者番号がテーブルから
読み出される。そして、加入者番号と付加番号が移動機
に送信され、まず加入者番号の移動機に着信し、該移動
機は続いて送られてくる付加番号を受信し、その付加番
号を、移動機に接続されているパソコンなどの端末に送
信することにより、自動的にパコソンなどへの接続を可
能にするものである。
【0004】上記した従来の技術では、処理ソフトを予
め起動し、自動着信状態にしておいてから着信を行い、
着信時の付加番号によって、通信ソフトが通信を開始す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のダイレ
クトナンバー方法は、予めデータ通信用またはFAX通
信用の処理ソフトを起動しておく必要があり、付加番号
を用いて自動着信可能な状態にあっても、データ通信ま
たはFAX通信の何れかの自動着信しかできない。この
ため、例えばデータ通信用の処理ソフトを起動している
時に、相手側から付加番号を使用してFAX通信が行わ
れた場合には、正常に通信できないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、付加番号を基に、例えば
データ着信であるのか、FAX着信であるのかを判別
し、判別結果に応じて処理ソフトを起動させることによ
り、データ通信とFAX通信などの何れの通信も可能と
する通信方法および携帯情報端末などの情報処理装置
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、相手端末から発信される番号に、交換
網で加入者番号を追加して送信され、該加入者番号の携
帯電話に着信し、受信した番号を基に、該携帯電話に接
続されている情報処理装置に着信し、該情報処理装置と
前記端末間で通信を行う通信方法において、情報処理装
置で動作するデータ通信ソフトやFAX通信ソフトなど
の処理ソフトと対応付け番号を登録しておき、受信した
番号と、予め登録されている番号とを比較し、一致した
ことに応じて、情報処理装置内の所定の処理ソフトを開
させることを特徴としている。
【0008】また、携帯電話などの電話機と、複数の処
理ソフトが動作する情報処理装置と、電話機と情報処理
装置とを接続する通信アダプタとを備えた携帯情報端末
などにおいて、処理ソフトと対応付けされた番号を登録
する手段と、電話機が加入者番号と付加番号を受信した
とき、該受信した付加番号と前記登録した番号とを比較
する手段と、比較結果が一致したとき、当該番号に対応
した処理ソフトを開始する手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。図1は、本発明に係る通信方
を利用したシステムの全体構成を示す。図において、
101は携帯電話、102は後述する機能が組み込まれ
た通信アダプタ、103は複数の通信ソフトがインスト
ールされているパソコン、104は携帯電話インタフェ
ース信号、105はパソコンインタフェース信号であ
る。携帯電話101と通信アダプタ102とパソコン1
03とで、携帯情報端末が構成される。
【0010】106は電話器、携帯情報端末などの端
末、111は公衆回線、110は基地局、109は中継
局、107、108は無線区間である。端末106から
無線区間107までは、前述した従来の構成と同様であ
る。
【0011】端末106が「ダイレクトナンバー」を用
いて発信する場合は、携帯電話101の付加番号をダイ
ヤルする。このダイヤル(付加番号)は公衆回線111
を介し、基地局110から無線区間108を経て中継局
109に到達する。中継局109では、付加番号を基に
携帯電話101の加入者番号を検索し、検索された加入
者番号を付加番号に追加して送信する。
【0012】加入者番号が追加されたダイヤル(つま
り、付加番号+加入者番号)は無線区間107を通り、
加入者番号の携帯電話101に到達する。ここで携帯電
話101は、ダイヤル中の付加番号を基に「ダイヤルナ
ンバー」であることを判定し、携帯電話インタフェース
信号104を介して、通信アダプタ102に対して付加
番号を通知する。ここまでの動作は前述した従来の技術
と同様である。
【0013】通信アダプタ102は、通知された付加番
号がデータ通信であるかFAX通信であるかを判定し、
その判定結果をパソコンインタフェース信号105を介
してパソコン103に送信する。パソコン103は、そ
の判定結果を基にデータ通信ソフトまたはFAX通信ソ
フトを起動させ、自動着信を開始する。通信ソフトが起
動されると、通信アダプタ102は、パソコンインタフ
ェース信号105を介してパソコン103に対してデー
タ/FAX通信モデムとして機能し、携帯電話101と
の間で携帯電話インタフェース信号104を介して送受
信データのやりとりを行う。
【0014】図2は、本発明の自動着信機能が組み込ま
れた通信アダプタの内部構成を示す。携帯電話インタフ
ェース信号104は、デジタル携帯電話インタフェース
201に入力され、デジタル携帯電話インタフェース2
01はマイコン202に接続されている。マイコン20
2は、クロック生成部203と共有メモリタイミング制
御206とPIO制御207に接続されている。モデム
ポートレジスタ208はPIO制御207に接続されて
いる。パソコン端末インタフェース209は、共有メモ
リタイミング制御206とモデムポートレジスタ208
に接続され、またパソコンインタフェース信号105に
接続されている。
【0015】クロック生成部203は、マイコン202
を動作させるためのクロックを供給する。マイコン20
2は、共有メモリタイミング制御206を介して、RO
M204、RAM205をアクセスする。また、マイコ
ン202はPIO制御207を介してモデムポートレジ
スタ208をアクセスする。ROM204には通信アダ
プタ102がデータ/FAXモデムとして機能させるた
めのプロトコル、パソコン側やデジタル携帯電話側との
データのやりとりを行うためのプロトコル、パソコン側
やデジタル携帯電話側とのデータのやりとりを行うため
のプロトコルを実現するためのプログラム(ファームウ
ェア)が書き込まれている。本発明の自動着信方式によ
る処理プログラムは、例えばこのROM204の中のフ
ァームウェアとして組み込まれている。
【0016】RAM205には、そのファームウェアを
実行するのに必要なテーブル(データ、ステータスな
ど)が書き込まれている。また、本発明の特徴である、
付加番号がデータ通信であるかFAX通信であるかを判
定するために、対応する番号が例えばRAM205に登
録されている。
【0017】デジタル携帯電話インタフェース201
は、携帯電話インタフェース信号104を介してデジタ
ル携帯電話との間で、発呼、着呼シーケンス時の手順信
号のやりとりや、データ/FAX通信時のデータの送受
信信号のやりとりを行う。パソコン端末インタフェース
209は、例えば通信アダプタ102をPCカードの形
で提供する部分は、PCカードスロットとしてのインタ
フェース(JEIDAVer4.2で規定)を実現す
る。また、パソコンインタフェース信号105は、パソ
コンのシリアルコミュニケーションインタフェースとし
てもよい。
【0018】(実施例1) これは通信アダプタ102のRAM204の一つの番号
を登録する実施例であ る。 図3は、着信時の応答シーケ
ンスを示し、図4は、着信時の通信アダプタのRING
出力処理を示す。図3、4を参照して、本発明の通信ア
ダプタ102の着信時の動作を説明する。図3におい
て、携帯電話101と通信アダプタ102間の各信号
は、携帯電話インタフェース信号104を介してやりと
りする信号であり、通信アダプタ102とパソコン10
3間の各信号は、パソコンインタフェース信号105を
介してやりとりする信号であり、図の上から下に順に時
間が経過する。
【0019】まず、携帯電話101が相手側からの着信
を受けると、着信通知301を通信アダプタ102に出
力する。通信アダプタ102は着信通知301を受けた
時点から一定時間(T1)の間、着番号通知(加入者番
号)+ダイヤル(付加番号)+ダイヤル完了(完了コー
ド)302を待つ。一定時間(T1)内に着番号通知+
ダイヤル+ダイヤル完了302を受けた場合(図3の
(a))、「ダイレクトナンバー」であるので、通信ア
ダプタ102内のマイコン202は、RAM内に登録さ
れている番号(登録番号)を読み出し、この登録番号と
入力されたダイヤル(付加番号)とを比較し、一致した
ときにはパソコン103に対し、パソコンを呼び出すた
めにRINGリザルト303を一定間隔(例えば3秒)
毎に出力し、一致しないときはRINGリザルト303
を出力しない。
【0020】パソコン側103は、RINGリザルトを
検出することにより通信ソフトを起動させ、自動応答す
るように設定されているので、RINGリザルト303
を検出して応答コマンドATA304を通信アダプタ1
02に出力する。通信アダプタ102は応答コマンドA
TA304を受けると、携帯電話101へオフフック要
求305を出力することにより通話を開始させる。
【0021】デジタル携帯電話網が通話状態になると、
携帯電話101から通話中表示306が通信アダプタ1
02に出力される。通信アダプタ102は通話中表示3
06を受けると、使用している通信ソフトがデータ通信
の場合は、非電話サービス要求307としてデータ通信
を要求し、使用している通信ソフトがFAX通信の場合
は、非電話サービス要求307としてFAX通信を要求
する。
【0022】携帯電話101が非電話サービス要求30
7を受けて、網がデータ通信またはFAX通信モードに
切り替わると、非電話サービス確認(データまたはFA
X)308を通信アダプタ102に出力する。その後、
パソコン103側と相手側端末106との間で、データ
通信またはFAX通信が行われる。
【0023】これに対して、図3(b)に示すように、
着信通知301を通信アダプタ102が受けてから一定
期間(T1)の間に、着番号通知+ダイヤル+ダイヤル
完了を受信しないときは、「ダイレクトナンバー」でな
いので、通信アダプタ102はRINGリザルト303
をパソコン103に出力しない。従って、通信アダプタ
102は、「ダイレクトナンバー」でない着信に対して
は応答しない。
【0024】図4は、図3のシーケンスを実現するため
の通信アダプタ102内のファームウェアのRING出
力処理を示す。着信通知301を受けると、処理に起動
がかかる(ステップS401)。処理が起動されるとタ
イマT1を起動する(ステップS402)。タイマT1
は着番号通知+ダイヤル+ダイヤル完了302受信待ち
のタイムアウト時間である。
【0025】着番号通知+ダイヤル+ダイヤル完了30
2を受けたか否かを判定し(ステップS403)、着番
号通知+ダイヤル+ダイヤル完了302を受けるとステ
ップS405に進み、受けていないときはステップS4
04に進む。ステップS404では、T1のタイムアウ
トを検出し、タイムアウトのときはステップS407に
進み、この処理からぬける。この場合は、RING出力
処理ステップS406が起動されないので、RINGリ
ザルト303は出力しない。ステップS404におい
て、タイムアウトしていないときはステップS403に
進む。
【0026】ステップS405では、予め通信アダプタ
102に設定された登録番号と入力された付加番号(図
3のダイヤル302)との比較を行い、一致している場
合はステップS406のRING出力処理に進み、一致
しない場合はステップS407に進む。ステップS40
6のRING出力処理では、パソコン103に対し、R
INGリザルト303を、応答コマンド304を受ける
まで、3秒に1回出力する処理を行う。
【0027】本実施例によれば、ダイレクトナンバーに
よる着信があった場合にのみ、パソコン側の処理ソフト
にRINGリザルトを出力することにより、該処理ソフ
トを起動させ、自動応答させることができる。また、付
加番号の有無だけでなく、その番号を判定することによ
り、特定の付加番号に対してだけ、処理ソフトを起動す
ることができる。例えば、特定の付加番号を受信したと
きに、データ通信あるいはFAX通信を行うために、予
め選択して処理ソフトを使用することができる。
【0028】(実施例2)これは、通信アダプタ102のRAM204位2の番号
を登録する実施例である(ここでは、番号はデータ通信
ソフトとFAX通信ソフトに対応するとする)。 図5、
6、7を用いて、実施例を説明する。図5、6は、着信
時の応答シーケンスであり、図7は、図5、6を実現す
るためのRING出力処理を示している。なお、図5、
6において、図3と同じ信号には同じ参照番号を付けて
いる。また、図7において、図4と同じ処理ステップに
は同じ参照番号を付けている。
【0029】図5は、相手側から、「ダイレクトナンバ
ー」における付加番号としてダイヤルAで着信した場合
のシーケンスを示し、図6は相手側からダイレクトナン
バーにおける付加番号としてダイヤルBで着信した場合
のシーケンスを示している。通信アダプタ102のRA
M205内には、予め付加番号としてダイヤルAとダイ
ヤルBが登録されている。
【0030】図5において、携帯電話101が相手側か
らの着信を受けると、着信通知301を通信アダプタ1
02に出力する。通信アダプタ102は着信通知301
を受けた時点から一定時間(T1)の間、着番号通知+
ダイヤルA+ダイヤル完了302aを待つ。一定時間
(T1)内に着番号通知+ダイヤルA+ダイヤル完了3
02aを受けた場合は、そのダイヤルAがRAM205
に登録されているダイヤルと一致しているか否かをチェ
ックし、一致しているとき、通信アダプタ102は、パ
ソコン103に対し、ダイヤルAで着信したことを示す
コードRINGAリザルト303aを出力する。一致し
ていないときはコードRING Aリザルト303aを
出力しない。
【0031】パソコン103がRING Aリザルト3
03aを受けると、予めパソコン103にインストール
されたデータ通信ソフトA502aをデータ通信ソフト
A起動501aにより起動させる。データ通信ソフトA
502aが起動後は、一定間隔(例えば3秒)毎にRI
NG303を出力する。データ通信ソフトA502a
は、RINGリザルト303を検出することにより自動
応答するように設定してあるので、RINGリザルト3
03を検出して応答コマンドATA304を通信アダプ
タ102に出力する。
【0032】通信アダプタ102は応答コマンドATA
304を受けると、携帯電話101へオフフック要求3
05を出力することにより通話を開始させる。デジタル
携帯電話網が通話状態になると、携帯電話101から通
話中表示306が通信アダプタ102に出力される。通
信アダプタ102は通話中表示306を受けると、非電
話サービス要求A307aとしてデータ通信を要求す
る。携帯電話101が非電話サービス要求A307aを
受けて、電話網つまり交換側がデータ通信モードに切り
替わると、非電話サービス確認A308aを通信アダプ
タ102に出力する。その後、パソコン103側と相手
側端末112との間で、データ通信が行われる。
【0033】図6において、携帯電話101が相手側か
らの着信を受けると、着信通知301を通信アダプタ1
02に出力する。通信アダプタ102は着信通知301
を受けた時点から一定時間(T1)の間、着番号通知+
ダイヤルB+ダイヤル完了302bを待つ。一定時間
(T1)内に着番号通知+ダイヤルB+ダイヤル完了3
02bを受けた場合は、そのダイヤルBがRAM205
に登録されているダイヤルと一致しているか否かをチェ
ックし、一致しているとき、通信アダプタ102は、パ
ソコン103に対し、ダイヤルBで着信したことを示す
コードRINGBリザルト303bを出力する。一致し
ていないときはコードRING Aリザルト303aを
出力しない。
【0034】パソコン103がRING Bリザルト3
03bを受けると、予めパソコン103にインストール
されたFAX通信ソフトB502bをFAX通信ソフト
B起動501bにより起動させる。FAX通信ソフトB
502bが起動後は、一定間隔(例えば3秒)毎にRI
NG303を出力する。FAX通信ソフトB502b
は、RINGリザルト303を検出することにより自動
応答するように設定してあるので、RINGリザルト3
03を検出して応答コマンドATA304を通信アダプ
タ102に出力する。
【0035】通信アダプタ102は応答コマンド304
を受けると、携帯電話101へオフフック要求305を
出力することにより通話を開始させる。デジタル携帯電
話網が通話状態になると、携帯電話101から通話中表
示306が通信アダプタ102に出力される。通信アダ
プタ102は通話中表示306を受けると、非電話サー
ビス要求B307bとしてFAX通信を要求する。携帯
電話101が非電話サービス要求B307bを受けて、
交換側がFAX通信モードに切り替わると、非電話サー
ビス確認B308bを通信アダプタ102に出力する。
その後、パソコン103側と相手側端末112との間
で、FAX通信が行われる。
【0036】図7は、図5、6のシーケンスを実現する
ための通信アダプタ102内のファームウェアのRIN
G出力処理を示す。着信通知301を受けると、処理に
起動がかかる(ステップS401)。処理が起動される
とタイマT1を起動する(ステップS402)。タイマ
T1は着番号通知+ダイヤル+ダイヤル完了302受信
待ちのタイムアウト時間である。
【0037】着番号通知+ダイヤル+ダイヤル完了30
2を受けたか否かを判定し(ステップS403)、着番
号通知+ダイヤル+ダイヤル完了302を受けるとステ
ップS405aに進み、受けていないときはステップS
404に進む。ステップS404では、T1のタイムア
ウトを検出し、タイムアウトのときはステップS407
に進み、この処理からぬける。この場合は、RING出
力処理ステップS406が起動されないので、RING
リザルト303は出力しない。ステップS404におい
て、タイムアウトしていないときはステップS403に
進む。
【0038】ステップS405aでは、予め通信アダプ
タ102に登録設定されたダイヤルA(データ通信用)
と入力された付加番号(302aにおけるダイヤルA)
との比較を行い、一致している場合はステップS701
のRING A出力処理に進み、パソコン103側で、
RING A303aによりデータ通信ソフトA502
aを起動する。ステップS406のRING出力処理で
は、パソコン103に対し、RINGリザルト303
を、応答コマンド304を受けるまで、3秒に1回出力
する処理を行う。
【0039】一致していな場合は、ステップS405b
で、予め通信アダプタ102に登録設定されたダイヤル
B(FAX通信用)と入力された付加番号(302bに
おけるダイヤルB)との比較を行い、一致している場合
はステップS702のRING B出力処理に進み、パ
ソコン103側で、RING B303bによりFAX
通信ソフトB502bを起動する。ステップS406の
RING出力処理では、パソコン103に対しRING
リザルト303を、応答コマンド304を受けるまで3
秒に1回出力する処理を行う。一致しない場合はステッ
プS407に進み、この処理からぬける。
【0040】本実施例によれば、着番号通知における付
加番号として、予め2つの番号を登録しておくことによ
って、データ通信による着信か、またはFAX通信によ
る着信かを自動判定して、データ通信ソフトまたは、F
AX通信ソフトの処理ソフトを起動することができる。
また、データ通信ソフトもしくはFAX通信ソフトが起
動された後は、従来のように、RINGリザルトが通信
ソフトに入力されるので、従来の処理ソフトを変更する
ことなくそのまま使用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、処理ソフトと対応付けされた番号を登録しておき、
着信時に受信した番号をチェックすることで、着信種別
に応じた任意の処理ソフトの通信を自動的に開始させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイレクトナンバー方法を利用し
たシステムの全体構成を示す。
【図2】本発明の自動着信機能が組み込まれた通信アダ
プタの内部構成を示す。
【図3】本発明の一実施例における着信時の応答シーケ
ンスを示す。
【図4】本発明の一実施例における着信時の通信アダプ
タのRING出力処理を示す。
【図5】他の実施例における、データ通信で着信したと
きの応答シーケンスを示す。
【図6】他の実施例における、FAX通信で着信したと
きの応答シーケンスを示す。
【図7】他の実施例における、着信時の通信アダプタの
RING出力処理を示す。
【符号の説明】
101 携帯電話 102 通信アダプタ 103 パソコン 104 携帯電話インタフェース 105 パソコンインタフェース信号 106 端末 107、108 無線区間 109 中継局 110 基地局 111 公衆回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−13970(JP,A) 特開 平3−10595(JP,A) 特開 平2−158263(JP,A) 特開 昭64−49468(JP,A) 特開 平7−222247(JP,A) 特開 平7−303065(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04M 11/00 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手端末から発信される番号に、交換網
    加入者番号を追加して送信され、該加入者番号の携帯
    電話に着信し、受信した番号を基に、該携帯電話に接続
    されている情報処理装置に着信し、該情報処理装置と前
    記端末間で通信を行う通信方法において、情報処理装置で動作する処理ソフトと対応付けて番号を
    登録しておき、 受信した付加番号と、登録されている
    号とを比較し、一致したことに応じて、前記情報処理装
    置内の所定の処理ソフトを開始させることを特徴とする
    通信方法。
  2. 【請求項2】 携帯電話と、複数の処理ソフトが動作す
    情報処理装置と、該携帯電話と情報処理装置とを接続
    する通信アダプタとを備えた携帯情報端末において、
    理ソフトと対応付けされた番号を登録する手段と、前記
    携帯電話が加入者番号と付加番号を受信したとき、該受
    信した付加番号と前記登録した番号とを比較する手段
    と、比較結果が一致したとき、当該番号に対応した処理
    ソフトを開始する手段とを備えたことを特徴とする携帯
    情報端末。
  3. 【請求項3】 複数の番号が受信可能な電話機に接続さ
    れる情報処理装置において、 情報処理装置で動作する処理ソフトと対応付けされた番
    号を保持する手段と、 電話機からの番号が入力されたことに応じて、受信した
    番号に対応する処理ソフトと電話機との間の通信を開始
    する手段と、 を具備することを特徴とする情報処理装置。
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