JP3046951U - 管の漏れ止め具 - Google Patents

管の漏れ止め具

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JP3046951U JP1997007743U JP774397U JP3046951U JP 3046951 U JP3046951 U JP 3046951U JP 1997007743 U JP1997007743 U JP 1997007743U JP 774397 U JP774397 U JP 774397U JP 3046951 U JP3046951 U JP 3046951U
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龍彦 大高
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株式会社東洋アソシエイツ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破損した管等からの流体の漏出を好適に防止
し得ると共に、取り付けが容易でかつ破損し難い漏れ止
め具を得る。 【解決手段】 ケーシング20を構成する各ケーシング
半体20a,20bの相互に対峙するブラケットの組の
うち一方の組のブラケット25a,25bの対向する面
を、ブラケットの前記ケーシング20a,20bの軸線
方向に直交方向に両ブラケット25a,25b間の間隔
を広げるテーパ面29,29とし、前記テーパ面29,
29を備えたブラケット25a,25bに形成された挿
孔の少なくとも一方27aを、ブラケットの突出方向を
長さ方向とする楕円状に形成する。そして、他方の組の
ブラケット24a,24bに形成された挿孔の少なくと
も一方26bを、前記ケーシング20a,20bの軸線
方向に直交方向のブラケットの端縁に開口する略U字状
の切欠とし、他方の挿孔26aを、ブラケットの突出方
向を長さ方向とする楕円状に形成してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガスや蒸気等の気体、燃料、水等の液体を搬送する配管等に使用さ れる管の漏れ止め具に関するものであり、より詳細には、ソケット等の連結具に より連結された管の連結部分や管の破損箇所からの流体の漏れを防止するために 管の外周に巻回される管の漏れ止め具に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体や気体等の流体を搬送するための配管は、風雨による腐食、振動、その他 種々の理由により劣化すると、各配管の連結部分や腐食、亀裂等の生じた部分よ り内部を搬送される流体が管の外部に漏れ出すおそれがある。
【0003】 このように流体の漏れの発生の原因となる腐食、亀裂の生じた配管や、配管の 連結具は、新しい管、連結具に交換される等して補修されている。
【0004】 しかし、このように腐食、亀裂の生じた配管や、配管の連結具を交換するため には、該配管を備える装置、設備等の運転を停止し、配管内を搬送される流体の 流れを停止させる必要があり、その間該配管を備える装置、設備等を使用できず 、これらの装置、設備を使用した作業の停止が余儀なくされる。
【0005】 そのため、このような配管内を流れる流体の流れを停止することなく、ソケッ ト等の連結具により連結された管の連結部分からの流体の漏れを防止するために 、管を取り外すことなしに管の外周に取り付け可能に構成された漏れ止め具(図 5参照)が、実公平2−17272号公報に開示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
実公平2−17272号公報に開示されている漏れ止め具110にあっては、 漏れの生じた管の連結部分を、管を取り外すことなしに補修することができ、該 配管を備えた装置、設備等における作業を停止することなく配管の補修が可能で ある点において優れたものである。
【0007】 しかし、前記従来における漏れ止め具にあっては、管の外周に該漏れ止め具1 10を固定する際に二つ割りに形成されたケーシング120a,120bを4本 のボルト130,130,130,130により相互に固定すると共に、前記ケ ーシング120a,120bの外周より挿入され、ゴムスリーブ140に向かっ て延びる、ケーシング120a,120bの側面上に放射状に配置された多数の ボルト160,160,160,・・・を締め付けることによって、前記ゴムス リーブ140を補修等がされる管の外周表面に密着させる構造であるため、その 取り付けに際して多数のボルトを締め付ける必要があり、通常、配管の設置され ている天井裏もしくは同様の暗い又は狭い場所での取り付け作業が煩雑である。
【0008】 また、前記ケーシング120a,120bを固着するボルト130,130, 130,130は、これを締め付ける際にそれぞれのボルトを均一に締め付けな ければ、ケーシング120a,120bに歪みが生じ、特に、この種の漏れ止め 具のケーシングの素材として採用されることの多い鋳鉄等の、歪みに対する耐性 の低い材質により前記ケーシングが形成されている場合には、該歪みにより亀裂 が生ずる等の破損のおそれがある。そのため、前記漏れ止め具110の取り付け には熟練を要する。
【0009】 また、配管された状態の管の外周に前記漏れ止め具110を取り付ける場合、 二つ割りに形成された各ケーシング120a,120bを相互に固定する4本の ボルト130,130,130,130を全て取り外し、ケーシング120a, 120bを二分割された状態としておく必要がある等、その作業は煩雑である。
【0010】 さらに、前記ケーシング120a,120bの外周側壁面より、ケーシング1 20a,120b内に配置されたゴムスリーブ140に向かって延びるゴムスリ ーブ140を管の外周に押圧するためのボルト160,160,160,・・・ は、該ボルトの締め付けを均等に行わなければ、管の外周とゴムスリーブ140 との間に隙間が生じ、流体の漏れの発生する原因となる。
【0011】 加えて、前述のようにケーシング120a,120bの側壁面の全周にわたっ てゴムスリーブ押圧用のボルト160,160,160,・・・が配置された漏 れ止め具110にあっては、取り付けの際に管の裏側となるボルトや、物陰に配 置された配管に対して取り付ける際にボルトの締めつけが困難であり、また、こ のような状態においてボルトの締め付けを均一に行うことは困難である。
【0012】 また、前記従来における漏れ止め具110に使用されているゴムスリーブ14 0は、前記ケーシング同様二分割され、この二分割されたゴムスリーブ140の 接合部分は単に圧力下で接触されているのみであるため、管内より漏れる流体が 高圧の場合等においては該接合部分を介して流体が漏れ止め具110外に漏れ出 すおそれがある等の欠点を有する。
【0013】 さらに、従来の漏れ止め具は、鋳鉄製であり、重量が重く靱性に欠け、締めす ぎや片締めによりひび割れが生じ、使用不可能となる。また、表面の鍍金が風雨 により約2週間程度で剥離し、錆びが発生する。
【0014】 そこで本考案の目的は、前記従来技術における欠点を解消するためになされた ものであり、管に対する取り付けが容易であり、従って取り付け作業に特殊な技 術や熟練を要さず、かつ、ボルトの締め付け不良による漏れ止め具の破損や、漏 れ止め具の取り付け後に該補修箇所からの流体の漏れが生じ難く、しかも良好に 流体の漏れを止めることのできる漏れ止め具を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の漏れ止め具10は、管50の外周に巻回 されるスリーブ40と、該スリーブ40の外周を被覆して前記スリーブ40を管 50の外周に圧着するケーシング20と、前記ケーシング20をスリーブ40の 巻回された管50の外周に固定するボルト30及びナット32より成り、 前記ケーシング20は、ボルト30の挿入される透孔ないしは切欠より成る挿 孔26a,27a,26b,27bが形成されたブラケット24a,25a,2 4b,25bを両端より突出した、半円弧状に形成された二のケーシング半体2 0a,20bの前記ブラケット24a,25a,24b,25bを相互に対峙し て配置すると共に、相互に対峙するブラケット24a,24b及び25a,25 bにそれぞれ形成された孔26a,26b及び27a,27bを介してボルト3 0及びナット32により前記2のケーシング半体20a,20bを固定して形成 された略円筒状を成し、 前記各ケーシング半体20a,20bのブラケット24a,24b及び25a ,25bのうち少なくとも一のブラケット例えば符号25aが、他のブラケット 25bとの対向面を前記ケーシングの軸線方向に直交方向で、前記ブラケット2 5aの端縁方向に傾斜してなるテーパ面29を備えると共に、前記テーパ面29 を備えたブラケット25a又は前記テーパ面29を備えたブラケット25aと対 峙するブラケット25bに形成された挿孔27a,27bの少なくとも一方、例 えば符号27bを、前記ケーシングの軸線方向に直交方向を長さ方向とする例え ば楕円状の長孔として、又は同方向のブラケット端縁に開口する切欠きとして形 成したことを特徴とする。
【0016】 また、本考案の漏れ止め具10は、前記ブラケット25a,25bの構成に加 え、又は前記構成とは別に、前記各ケーシング半体20a,20bの相互に対峙 するブラケットの組24a,24b及び25a,25bのうちテーパ面を有しな い一方の組のブラケット24a,24bに形成された挿孔26a,26bの少な くとも一方例えば符号26bを、前記ケーシングの軸線方向に直交方向で、前記 ブラケットの端縁方向に開口する略U字状の切欠とすることもでき、この場合、 前記U字状の切欠とされた挿孔26bの形成されたブラケット24bと対峙する ブラケット24aに形成された挿孔26aを、ブラケット24aの前記ケーシン グの軸線方向に直交方向に楕円状の長孔、又はブラケット24aの端縁に開口し たU字状の切欠とすることもできる。
【0017】 さらに、前記スリーブ40は、壁面の一箇所を前記ケーシング20a,20b の軸線方向に切断して縦割れ部41の形成された縦割れ円筒状を成し、前記縦割 れ部41を成すスリーブ40の両端外周面に、スリーブ40の外周方向に突出し 、ケーシング20のブラケット24a,24b間に挟持される舌片43,43を それぞれ設けると共に、前記スリーブ40の内周面に、少なくともスリーブ40 の両端開口近傍に形成され、スリーブ40の中心方向にその先端を向けて膨出さ れた、円周方向に連続して形成された膨出部46a,46b又は48a,48b を形成する。
【0018】 加えて、前記ケーシング20はアルミニウム又はアルミニウム合金にて形成す ることができ、また、 前記半体20a,20bのブラケット24a,25a外側面であって、ナット 32,32の接触する部分に、該ナットの嵌合する窪み28,28を設けること もできる。
【0019】 また、前記長孔27aに対峙するブラケット25aの挿孔27aに設けた窪み 28にナット32を接着しておくことができる。
【0020】 また、前記舌片43、43のスリーブ直径方向半体方向にブラケット25a, 25aに挾持される舌片45をスリーブ40の外周方向に突設形成すれば、ケー シングの締め付けを強固にするなどの効果を得られる。
【0021】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の管の漏れ止め具につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明 する。
【0022】 図1中10は漏れ止め具であり、管50の外周に巻回される合成ゴム等の弾性 材料より成るスリーブ40と、該スリーブ40の外周から、該スリーブを挟持し て管50の外周に固定する二の半体20a,20bより成るケーシング20、及 び前記ケーシング20の各ケーシング半体20a,20bを相互に固定して連結 するボルト30,30及びナット32,32により構成される。
【0023】 〔スリーブ40〕 前記スリーブ40は、本考案の漏れ止め具10が取り付けられる管内を流れる 流体の性質に応じて選定された特性を備える各種合成ゴム等の弾性材料より成り 、本実施形態にあっては、前記弾性材料としてエチレン・プロピレン・ジエンゴ ム(EPDM)、又はアクリルニトリル・ブタジエンゴム(NBR)を使用して いる。
【0024】 前記EPDMは、管内を流れる流体が−30〜+140℃の範囲で使用でき、 水、蒸気、化学品等が流れる管の漏れ防止に適し、また、NBRは、−20〜+ 100℃の範囲で使用でき、特に耐油性に優れることから、油類の流れる管の漏 れ止めに使用するに適している。
【0025】 なお、本発明のスリーブ40は前記EPDM、NBRに限定されず、各種の合 成ゴム、樹脂、その他適用される管内を流れる流体の性質に合わせてその材質を 選定することができる。
【0026】 前述のような材質より成るスリーブ40は、その長さ方向に直線状に切断され た縦割れ部41を備えた縦割れ円筒状に形成されており、前記縦割れ部41を介 して円筒内部に管を挿入することにより、管の外周に巻回可能に構成されている 。
【0027】 この縦割れ部41は、該縦割れ部41を成すスリーブ40の両端部にそれぞれ 舌片43,43が外周方向に突出して形成されており、該舌片43,43を相互 に突き合わせて配置すると共に、該スリーブ40の外周をケーシング20で固定 する際にケーシング20のブラケット24a,24b間に該舌片43,43を相 互に密着した状態で挟持することにより、該スリーブ40の縦割れ部41を密閉 し得るように構成されている。
【0028】 また、スリーブ40の外周であって、前記縦割れ部41の形成された部分と円 周方向において対称位置の外周面には、スリーブ40のケーシング20への装着 の際に舌片43,43の位置ぎめを行うと共に前記ケーシング20a,20bの 締め付けを強固に全体に均一且つ強固にするため、前記円筒状スリーブ40の長 さ方向に配置され、円周方向外方に向かって突出する舌片45を設けることもで き、ケーシング20にて該スリーブ40を固定する際に、前記位置決め用舌片4 5をケーシング20の半体20a,20b間で挟持固定する。
【0029】 前記スリーブ40の内周面は、スリーブ40により巻回される管50が同一径 の管の連結部分や、管の破損箇所を補修する場合等には平坦な形状に、異なる径 の管の連結部分を補修する場合等には、該連結された管の連結部分において段差 を有し、他の部分を平坦に形成することもできるが、好適には、該スリーブの内 周面に、図2及び図3に示すようにスリーブの円周方向に連続して形成された膨 出部を形成し、該膨出部が管50の外周に密着してスリーブ40の内周面と管5 0の外周面間に漏れ出した流体が、漏れ止め具10の外に漏れ出すことを防止し ている。
【0030】 図2に示す本考案の実施形態は、管50の破損箇所や同一径の管の連結部分か らの流体の漏れを防止するための漏れ止め具10のスリーブ40の一例を示した ものであり、スリーブ40の内周面はその中央部において波形状に起伏した膨出 部が形成されており、前記スリーブ40の両端開口付近において、前記スリーブ は内部中央方向にその先端を向けて膨出する楔形の膨出部46a,46bが形成 されている。
【0031】 なお、図2に示すスリーブ40は、同一径の管50の連結部分又は管50の破 損箇所からの流体の漏出防止に用いるものであるが、図3は、本考案の別の実施 形態を示すスリーブ40で、このスリーブ40は、外径の異なる2本の管の連結 部分や、複数の管を相互に連結する際に使用されるソケット52等の連結具と管 50との連結部分を被覆して該部より流体の漏出を防止する際に使用するもので ある。
【0032】 図3に示すように、このスリーブ40の開口は、図3中左右でその内径を異に している。そして、大径に形成されたスリーブ40の開口寄りに形成された楔形 の膨出部48aのやや内側寄りに、連結される小径の管の外周に十分に圧密可能 な長さで突出する断面矩形状の膨出部42を形成し、この矩形状の膨出部42を 大径の管やソケット52等の端部側縁に圧接させて管の連結部分がシールされる ように形成している。
【0033】 一方、小径の管が挿入されるスリーブ40の内周には、管の連結部分方向にそ の先端を傾斜させた断面台形状の膨出部44が形成されている。そして、小径に 形成された開口付近には、前記大径に形成された開口近傍に形成されたと同様の 楔形の膨出部48bがその先端をスリーブの内部中央方向に向けて膨出形成され ている。
【0034】 以上のように形成されたスリーブ40は、補修等がなされる管の外周に巻回さ れると共に該スリーブの外周を被覆するケーシング20により管の外周に圧着さ れる。
【0035】 〔ケーシング20〕 図1中20は、前記スリーブ40の外周を被覆するケーシング20を示し、該 ケーシング20は、略対称の形状に形成された2つの半体20a,20bを対向 配置して2組のボルト30,30及びナット32,32で止着して形成したもの であり、該ケーシング20の半体20a,20bを固定するボルト30,30の 締め付けにより半体20a,20b相互の間隔が狭まることによりケーシング2 0内に配置されたスリーブ40を管の外周に密着させるものである。
【0036】 前記ケーシング20は、この種の漏れ止め具のケーシングの材質として一般的 に採用されている鋳鉄、その他各種の材質により形成することができるが、本実 施形態にあっては比較的歪みに強く、ボルトの締め過ぎ等によりケーシングに歪 み等が生じた場合であっても亀裂等が生じ難く、しかも軽量で錆の発生がなく安 価であるアルミニウム若しくはアルミニウム合金、より好適には下表に示すアル ミニウム合金等を使用している。
【0037】
【表1】
【0038】 前記ケーシングの各ケーシング半体は、図1、図4(A)及び図4(B) に 示すように、前記スリーブの外周形状と略同一の曲率で湾曲形成された内周面を 備えた半円弧状を成し、2の半体20a,20bを対峙して配置した際に、略円 筒状のケーシング20が形成されるよう構成されている。
【0039】 前記各ケーシング半体20a,20bの内周面の両端であって、該半体20a ,20bを対峙して配置した際に形成される円筒の開口部分内周には、円周方向 の中心に向かって突出するフランジ22,22が形成され、スリーブ40を挟持 した際にケーシング20の開口部分よりスリーブ40のはみ出しを防止している 。
【0040】 このフランジ22,22は、本考案の漏れ止め具10が固着される管50が均 一の径を有するものである場合には、左右において同一の長さに突出させ、異径 の管の接続部分に固着される場合には、左右において被覆する管の径に合わせて その突出長さを変更することもできる。
【0041】 さらに、前記ケーシング20の各ケーシング半体20a,20bの相互に対峙 する部分には、それぞれブラケット24a,25a,24b,25bが突出して 形成されており、該ブラケット24a,25a,24b,25bに半体20a, 20bを相互に固定するボルト30,30を挿通する透孔ないしは切欠状に形成 された挿孔26a,27a,26b,27bが形成されている。
【0042】 本考案にあっては、一方の半体20aのブラケット24a,25aの外側面で あって、前記挿孔26a,27aに対応する位置に、ナット32が嵌合される窪 み28を形成し、ボルト30,30の締め付けの際にナット32が回動しないよ う所望により接着剤によりあらかじめ固定される。
【0043】 また、前記半体20a,20bを相互に対峙させた際に対向する2組のブラケ ット24a,24b及び25a,25bのうち少なくとも一方の組のブラケット 25a,25bの対向面を、ブラケット25a,25bが前記ケーシングの軸線 方向に直交方向に徐々に厚みを狭めるように傾斜させて、テーパ面29,29を 形成すると共に、該テーパ面29,29の形成されたブラケット25a,25b に形成された挿孔の少なくとも一方27bを前記ケーシング20a,20bの軸 線方向に直交方向を長さ方向とした楕円状に形成し、ボルト30及びナット32 を緩めることにより、該デーパ面29,29の形成されたブラケット25a,2 5bに支持されたボルト30及びナット32を螺合させたままの状態において他 方のブラケット24a,24b間を開放して、該開放されたブラケット24a, 24b間より管をスリーブ40及びケーシング20内に挿入可能に構成すること もできる。
【0044】 なお、図1に示す漏れ止め具10にあっては前記テーパ面29をブラケット2 5a,25bの双方に形成し、また、挿孔27bを楕円状とした例について示し たが、前記テーパ面29は、ブラケット25a,25bのいずれか一方にのみ設 けても良く、また、挿孔27bは前記楕円状のものに代えて前記ケーシング20 a,20bの軸線方向に直交方向にブラケット25bの端縁に開口する略U字状 の切欠きに形成することもできる。
【0045】 さらに、他方のブラケット24a,24bに形成された挿孔26a,26bの 一方26aを、所望により同様に楕円状の長孔に形成すると共に、該挿孔26a と対峙する挿孔26bを、図1に示すようなU字状の切欠に形成することもでき 、このように構成した場合、ブラケット24a,24bに支持されたボルト30 を緩めて遊びを大きくすることにより、該ボルト30は、ナット32と係合した 状態において図4(B)に示すように揺動させて前記U字状の切欠に掛け外しす ることができ、管の外周に該ケーシング20を固定する際の作業を極めて容易と する。
【0046】 また、前記挿孔26a,26bのいずれとも前述のU字状の切欠として形成し 、ボルト30を僅かに緩めることによりナット32に螺合されたままの状態のボ ルト30を容易に取り外しできるように構成しても良い。
【0047】 なお、前記ボルト30及びナット32は、半体20a,20bの両端において 複数個づつ設けることもできるが、本考案にあっては、それぞれ1組づつ計2組 のボルト30,30とナット32,32によって該ケーシング20を固定してい る。
【0048】 このように2組のボルト30及びナット32ケーシング20の固定を行うこと により、ボルト30の締め付け作業、すなわち漏れ止め具10の取り付け作業が 短時間で完了するのみならず、2組のボルト30とナット32で半体20a,2 0bの締め付けを行う場合には、両ボルトの締め付け状態が均一でない場合であ っても楕円状又は切欠状に形成された挿孔の遊びによりまた、舌片43,43, 45によって、ケーシング20自体に歪みが生じ難く、従って歪みによりケーシ ング20に亀裂等が発生して破損することを防止することができる。
【0049】 〔漏れ止め具の使用方法及び作用〕 以上のように構成された漏れ止め具は、以下のようにして使用される。
【0050】 まず、本考案の漏れ止め具10の使用に際しては、開放される側のブラケット 24a,24bに締結されているボルト30を緩め、該ボルト30を挿孔26a ,26bより抜き取る。
【0051】 前記ブラケット24a,24bの一方24bの挿孔26bがU字状の切欠形状 に形成されており、他方の挿孔26aが所望により楕円状に形成されたケーシン グ20の場合には、ボルト30を緩めると共に、該ボルト30を図4(B)に示 すように上方向かって揺動させることにより該U字状の切欠よりボルト30を外 して該ボルト30により固定されていたブラケット24a,24b間を離間する 。
【0052】 さらに、いずれの挿孔26a,26bをもU字状の切欠形状に形成した場合に は、ボルト30を僅かに緩めることにより、ナット32に螺合されたままのボル ト30を前記U字状の切欠の開口部より抜き取って、ブラケット24a,24b 間を離間する。
【0053】 この時、他の組のボルトとナットにより締結されているブラケット25a,2 5bは、ブラケツト25a,25bの前記ケーシング20a,20bの軸線方向 に直交方向に傾斜するテーパ面29,29を備えているため、僅かにボルト30 を緩めて遊びをつくることにより、ボルト30を挿孔27a,27bより抜き取 ることなく半体20a,20b間を離間することができ、従来の漏れ止め具のよ うに全てのボルトを取り外すことなく容易に取り付け準備が完了する。
【0054】 このようにしてケーシング20のブラケット24a,24b間を離間させると 、該離間したブラケット24a,24b間にスリーブ40の縦割れ部41があら われる。そして、このスリーブ40の縦割れ部41に指等を挿入して該縦割れ部 41を押し広げ、該部分より補修等がされる管に嵌挿もしくは前記管を挿入する 。
【0055】 なお、前記スリーブ40の外周面を、ケーシング20の内周面に接着すると、 ケーシング20の半体20a,20b間を離間した際にスリーブ40の縦割れ部 41を成すスリーブ40の端部間が同時に離間して管を挿入可能な状態となり好 適である。
【0056】 また、テーパ面29,29の形成されたブラケット25a及び又は25b側に 配置されたナット32は、ブラケット25aに形成された窪み28内に固着する こともでき、ボルト止めの際のナットの脱落による紛失を防止することができる と共にボルトの締め付けが容易となる。
【0057】 このようにして、スリーブ40内に管を嵌挿した後、該漏れ止め具10の取り 付けられる管がソケット52と管50の連結部分等、外径の異なる連結部分であ る場合には、該スリーブ40の内周に設けられた矩形状の膨出部42が管の段差 の部分に当接するように位置合わせし、2本のボルト30,30をナット32, 32にそれぞれ締め付けて管の外周に固定する。
【0058】 スリーブ40の縦割れ部41に形成された舌片43,43及び45が、このボ ルト30,30の締め付けによりブラケット24a,24b,25a,25b間 に挟持されて密閉固定され、従来の漏れ止め具にあっては流体の漏れの生じ易か ったスリーブ40の接合部(縦割れ部41)からの流体の漏れを略完全に防止す ることができると共に、スリーブ40の内周に形成された各膨出部がケーシング 半体20a,20b間の間隔が狭まることによってケーシング20による締め付 けのみで管の外周にバッキン40が圧密され、従来の漏れ止め具のように、スリ ーブ40を管の外周に押圧するための特殊な構造を必要としない。
【0059】 このようにして、管の外周に漏れ止め具10が取り付けられると、スリーブ4 0の内周に形成された楔形膨出部46a,46b及び48a,48bが管の外周 に圧着して、漏れ止め具10内を気密の状態とする。そして、管の破損箇所又は 管の連結部分より流体の漏れが生ずると、この漏出した流体の圧力により前記楔 形膨出部46a,46b及び48a,48bが図2及び図3中に矢印で示すよう に管の外周表面により強固に圧着され、管の外周と楔形膨出部46a,46b及 び48a,48b間の接触がより一層密となり、漏れ止め具10外に流体の漏出 が生ずることがない。
【0060】 なお、異径管を連結した場合にあっては、漏出する流体は管の連結部分から小 径管方向により大量に流出するが、本実施形態のスリーブ40にあっては、前述 の矩形状の膨出部42を越えて流体がスリーブの小径の開口側に漏出した場合で あっても、台形状膨出部44、楔形膨出部48bにより重畳的に漏れ止めされて おり、流体の漏出が好適に防止される。
【0061】 以上のように構成された本考案の漏れ止め具10は、タンカー等の船舶内の配 管、ガス管、冷暖房用の配管、大型建造物内の配管、重工業分野の配管、産業プ ラントの配管等各種分野の配管に使用することができ、また、用途に合った材質 でスリーブ40を製造することにより水、油等の搬送される配管の他に蒸気等の 高温の流体、化学品、薬剤等の搬送される配管の漏れ止めに使用することもでき る。
【0062】
【考案の効果】
以上説明した構成により、本考案の漏れ止め具は以下のような顕著な効果を有 する。
【0063】 ケーシング半体のブラケットの少なくとも一にテーパ面を形成すると共に、該 デーパ面を備えるブラケットの挿孔、及び前記テーパ面を備えるブラケットと対 峙するブラケットに形成された挿孔の少なくとも一方を楕円状ないしはU字状の 切欠に形成することにより、該ブラケットの挿孔内に挿入されているボルトを抜 き取ることなく他方のブラケット間を離間して、管をケーシング及びスリーブ内 に挿入することができ、極めて容易に管の外周に取り付けることのできる管の漏 れ止め具を提供することができた。
【0064】 また、相互に対向配置されたブラケットのうち、管をケーシング及びスリーブ 内に挿入するために離間される側のブラケットに形成された挿孔の一方をU字状 の切欠とすると共に、他方の挿孔を楕円状の開口又はU字状の切欠に形成するこ とにより、ボルトをナットに螺合させたままの状態においてボルトを前記U字状 の切欠に掛け外しすることができ、従って管の外周への取り付けが容易な漏れ止 め具を提供することができた。
【0065】 さらに、スリーブの縦割れ部に、ブラケット間に挟持される舌片を設けた場合 には、流体の漏れの生じ易い縦割れ部からの流体の漏出を好適に防止することが でき、スリーブの内周に膨出部を形成した場合には、スリーブの外周にケーシン グを取り付けるのみでバッキンを管の外周に好適に圧着することができ、管の外 周にスリーブを圧着するための特赦な構成を必要としない。
【0066】 加えて、アルミニウム又はアルミニウム合金によりケーシングを形成すること により、破損し難く軽量かつ安価であると共に、錆の発生しない漏れ止め具を提 供することができた。
【0067】 さらに、ブラケットにナットの嵌合する窪み等の係止部を設けた場合には、ボ ルトの締め付け時にナットの回動を抑止することができ、漏れ止め具の取り付け が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の漏れ止め具の分解斜視図。
【図2】 スリーブの断面概略図。
【図3】 他のスリーブを示す断面概略図。
【図4】 本考案の漏れ止め具の断面図であり、(A)
はボルトを締結した状態、(B)はボルトを緩めて半体
間を離間した状態を示す。
【図5】 従来の漏れ止め具を示す斜視図。
【符号の説明】
10 漏れ止め具 20 ケーシング 20a,20b ケーシングの半体 22 フランジ 24a,24b,25a,25b ブラケット 26a,26b,27a,27b 挿孔 28 窪み 29 テーパ面 30 ボルト 32 ナット 40 スリーブ 41 縦割れ部 42 膨出部(矩形状) 43 舌片(縦割れ部の) 44 膨出部(台形状) 45 舌片 46a,46b 膨出部(楔形) 48a,48b 膨出部(楔形) 50 管 52 ソケット 110 漏れ止め具 120a,120b ケーシング 130 ボルト 140 スリーブ 160 ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の外周に巻回されるスリーブと、該ス
    リーブの外周を被覆して前記スリーブを管の外周に圧着
    するケーシングと、前記ケーシングをスリーブの巻回さ
    れた管の外周に固定するボルト及びナットより成り、 前記ケーシングは、断面半円弧状に形成された二のケー
    シング半体と、該二のケーシング半体のそれぞれ両端よ
    り突出したブラケットと、このブラケットに、それぞれ
    形成したボルトの挿入される透孔ないしは切欠より成る
    少なくとも一の挿孔を形成すると共に、前記ブラケット
    を相互に対向して配置し、この対向するブラケットにそ
    れぞれ形成された挿孔を介してボルト及びナットにより
    前記2のケーシング半体を相互に固定して形成された略
    円筒状を成し、 前記各半体のブラケットのうち少なくとも一のブラケッ
    トが、他のブラケットとの対向面に、前記ケーシングの
    軸線方向に直交方向で、前記ブラケットの端縁方向に傾
    斜するテーパ面を形成すると共に、前記テーパ面を備え
    たブラケット又は前記テーパ面を備えたブラケットと対
    向するブラケットに形成された挿孔の少なくとも一方
    を、前記ケーシングの軸線方向に直交方向に長孔もしく
    は、同方向のブラケット端縁に開口する切欠きとして形
    成したことを特徴とする管の漏れ止め具。
  2. 【請求項2】 管の外周に巻回されるスリーブと、該ス
    リーブの外周を被覆して前記スリーブを管の外周に圧着
    するケーシングと、前記ケーシングをスリーブの巻回さ
    れた管の外周に固定するボルト及びナットより成り、 前記ケーシングは、ボルトの挿入される透孔ないしは切
    欠より成る挿孔が形成されたブラケットを両端より突出
    した、半円弧状に形成された二のケーシング半体の前記
    ブラケットを相互に対峙して配置すると共に、相互に対
    峙するブラケットに形成された二の挿孔を介してボルト
    及びナットにより前記2のケーシング半体を相互に固定
    して形成された略円筒状を成し、 前記各ケーシング半体のブラケットのテーパ面を有しな
    いブラケットの挿孔の少なくとも一方が、前記ケーシン
    グの軸線方向に直交方向で、前記ブラケットの端縁に開
    口する略U字状の切欠であることを特徴とする管の漏れ
    止め具。
  3. 【請求項3】 管の外周に巻回されるスリーブと、該ス
    リーブの外周を被覆して前記スリーブを管の外周に圧着
    するケーシングと、前記ケーシングをスリーブの巻回さ
    れた管の外周に固定するボルト及びナットより成り、 前記ケーシングは、ボルトの挿入される透孔ないしは切
    欠より成る挿孔が形成されたブラケットを両端より突出
    した、半円弧状に形成された二のケーシング半体の前記
    ブラケットを相互に対峙して配置すると共に、相互に対
    峙するブラケットに形成された二の挿孔を介してボルト
    及びナットにより前記2のケーシング半体を相互に固定
    して形成された略円筒状を成し、 前記各半体の相互に対峙するブラケットの組のいずれか
    一方の組の少なくとも一のブラケットのが、他のブラケ
    ットとの対向面を前記ケーシングの軸線方向に直交方向
    で、前記ブラケットの端縁方向に傾斜するテーパ面を形
    成し、前記テーパ面を備えたブラケット及び前記テーパ
    面を備えたブラケットと対峙するブラケットに形成され
    た挿孔の少なくとも一方を、前記ケーシングの軸線方向
    に直交方向に長孔として形成すると共に、 他方の組のブラケットに形成された挿孔の少なくとも一
    が、前記ケーシングの軸線方向に直交方向で、前記ブラ
    ケットの端縁方向に開口する略U字状の切欠であること
    を特徴とする管の漏れ止め具。
  4. 【請求項4】 前記U字状の切欠とされた挿孔の形成さ
    れたブラケットと対峙するブラケットに形成された挿孔
    を、前記ケーシングの軸線方向に直交方向に長孔として
    形成したことを特徴とする請求項2又は3記載の管の漏
    れ止め具。
  5. 【請求項5】 前記スリーブは、壁面の一箇所を長さ方
    向に切断して縦割れ部の形成された縦割れ円筒状を成
    し、前記縦割れ部を成すスリーブの両端外周面に、スリ
    ーブの外周方向に突出し、ケーシングのブラケット間に
    挟持されて密閉される舌片をそれぞれ設けると共に、 前記スリーブの内周面に、少なくともスリーブの両端開
    口近傍に形成され、スリーブの内部中央方向にその先端
    を向けて膨出された、円周方向に連続して形成された膨
    出部を備えたことを特徴とする請求項1〜4いずれか1
    項に記載の漏れ止め具。
  6. 【請求項6】 前記ケーシングがアルミニウム又はアル
    ミニウム合金にて形成されてなることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の管の漏れ止め具。
  7. 【請求項7】 前記ケーシングの半体のブラケット外側
    面であって、ナットの接触する部分に、該ナットが嵌合
    する形状の窪みを設けたことを特徴とする請求項1〜7
    いずれか1項記載の管の漏れ止め具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499656U (ja) * 1990-11-22 1992-08-28
JP2010261480A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd 補強金具
JP2014228143A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 株式会社 正宇カップリング パイプ補修用クランプ

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