JP3045972U - 旅行鞄の牽引装置 - Google Patents

旅行鞄の牽引装置

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JP3045972U JP1997007334U JP733497U JP3045972U JP 3045972 U JP3045972 U JP 3045972U JP 1997007334 U JP1997007334 U JP 1997007334U JP 733497 U JP733497 U JP 733497U JP 3045972 U JP3045972 U JP 3045972U
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宏經 謝
永順 謝
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宏經 謝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮折り畳み操作が簡単に行える旅行鞄の牽
引装置の提供。 【解決手段】 一つのハンドル、一対の伸縮架、一つの
スライド可能な上横棒、一つの固定横棒、一つの底座、
一つの足制御押圧装置、及び一つの底座伸縮装置、及び
旅行鞄背面に固定された一組の上固定板と下固定板を構
成要件として具え、該ハンドルの内部に一つの長形引き
棒が横設されて上述の伸縮架の伸縮動作を制御するのに
用いられ、該上横棒が操作されて上固定板と結合し、下
横棒が操作されて下固定板と結合し、旅行鞄が底座及び
底座伸縮装置上に置かれて伸縮架体上に固定される時、
使用者が小さい力で旅行鞄を牽引でき、不使用時に伸縮
折り畳みされて収納場所を取らないものとされた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、旅行鞄の牽引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品を詰め込んで重くなった旅行鞄を手に下げて歩くことは旅行者を疲れさせ 、旅行の楽しみを半減させる。そのためすでに各種の旅行鞄の牽引車、運搬車が 市販されているが、伸縮折り畳み不能のものは場所をとり、伸縮折り畳み可能な ものは、一般にその構造が複雑で操作しにくく、故障率が高かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、重い旅行鞄を乗せて牽引するのに用いられて不使用時には収縮折り 畳みでき収納空間をとらない、一種の旅行鞄の牽引装置を提供することを課題と している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、一つのハンドル10とされて、その内部に一つの長形引き 棒11が横設され、該長形引き棒11の上方の二側端部上に、それぞれ一つの圧 縮バネ12が長形引き棒11に対して圧迫可能に設けられ、該長形引き棒11の 二側端面にそれぞれ一つの縦溝13が設けられ、各縦溝13がそれぞれ一つの連 接棒14を掛けるのに用いられる、上記一つのハンドル10と、 一対の伸縮架20とされて、上から下に一対の内管21、中管22、外管23 を具え、該内管21が該中管22の内部で伸縮可能とされ、該中管22が該外管 23の内部で伸縮可能とされ、該外管23の底端が後述の足制御押圧装置60の 足座63の二つの側孔631内に挿着されている、上記一対の伸縮架20と、 一つの上横棒30とされて、二つの上記中管22の管体外部をスライド可能で 、対称な二片の枠体で組成されて、その中の一片の枠体の壁面に一対の左右対称 な枠孔Bが形成されて中央部に固定ブロック31が凸設され、該一対の枠孔Bが 後述の上固定板80の一対の挿入孔81と相互に対応し、該固定ブロック31が 上固定板80中央の固定孔82と相互に対応する、上記上横棒30と、 一つの固定横棒40と、 一つの底座50とされて、中央部が内に凹んだ板体51であり、その左右二側 が***して二つの対称な中空枠座52が形成され、該中空枠座52に後述の底座 伸縮装置70が収容される、上記底座50と、 一つの足制御押圧装置60とされて、一つのペダル61、一対のバネ62、一 つの足座63及び一つのL形棒64で組成され、該L形棒64が足座63の中間 挿入孔632内に挿し置かれてネジ633でペダル61と固定されている、上記 足制御押圧装置60と、 一つの底座伸縮装置70とされて、一対の底座管71と、一対の底座内管72 と一つの横板73を具え、該底座管71が底座50の中空枠座52内部に収容固 定され、該底座内管72が底座管71の内部で伸縮スライド運動可能とされた、 上記底座伸縮装置70と、 一つの上固定板80とされて、旅行鞄の背面上方に固定され、その左右二側に 一対の挿入孔81が設けられ、中央に一つの固定孔82が設けられた、上記上固 定板80と、 一つの下固定板90とされて、旅行鞄の背面下方に固定され、その左右二側に 一対の挿入孔91が設けられ、該挿入孔91の内壁面に一つの突出ブロック92 が凸設されている、上記下固定板90、 以上を具えた牽引装置であり、随意に各種の大きさの異なる旅行鞄と結合され 、旅行鞄を牽引するのに用いられ、不使用時には収縮折り畳みして場所を取らず に収容できるようにしてあり、以上の構成よりなる旅行鞄の牽引装置としている 。
【0005】 請求項2の考案は、前記二つの内管21と二つの中管22のいずれの底端にも 一つのストッパが設けられ、該ストッパに案内溝が設けられ、該案内溝の内部に 一つの圧縮バネと一つのピンが収容され、該ピンに一つの凹溝が設けられ、該凹 溝に折状係止部材の底端が嵌め置かれていることを特徴とする、請求項1に記載 の旅行鞄の牽引装置としている。
【0006】 請求項3の考案は、前記二つの内管21の内部に一つの連接棒14が設置され 、該連接棒14の上端がハンドル10内の長形引き棒11の縦溝13に掛けられ 、該連接棒14の下端がストッパの折状係止部材上に設けられた掛け孔に掛けら れていることを特徴とする、請求項1に記載の旅行鞄の牽引装置としている。
【0007】 請求項4の考案は、前記上横棒30の内部に一つの案内溝32が設けられ、該 案内溝32に一つの圧縮バネ33が嵌め置かれ、該圧縮バネ33上に一つの押し ボタン34が設けられ、該押しボタン34の二側壁に二つの傾斜孔341が設け られていることを特徴とする、請求項1に記載の旅行鞄の牽引装置としている。
【0008】 請求項5の考案は、前記上横棒30の内部に設けられた押しボタン34の二側 壁に設けられた二つの傾斜孔341内に、二本の連動棒35が収容され、該連動 棒35の一端に対称な凸部351が凸設され、該連動棒35の側面部分に一つの L形突起352が設けられ、該L形突起352が該上横棒30の一対の枠孔より 外部に突出していることを特徴とする、請求項4に記載の旅行鞄の牽引装置とし ている。
【0009】 請求項6の考案は、対称な二片の枠体で組成された前記上横棒の、その中の一 片の枠体の中央壁面に一つの枠孔が設けられた、請求項1に記載の旅行鞄の牽引 装置としている。
【0010】 請求項7の考案は、前記上横棒内に設けられた押しボタンの一側中央部分上に 一つの挿止部361が設けられ、該挿止部361が上横棒の壁面中央に設けられ た枠孔より外部に突出している、請求項4に記載の旅行鞄の牽引装置としている 。
【0011】 請求項8の考案は、前記足制御押圧装置60の足座63の側面に、活動可能な 一つのL形板634が凸設され、該L形板634の内壁面及び底端部分に係止ブ ロック635と一つの斜面スライドブロック636が凸設され、この係止ブロッ ク635が下固定板90の挿入孔91内壁面に凸設された突出ブロック92と相 互に対応し、該斜面スライドブロック636がL形棒64の壁面に設けられた斜 面滑り溝641と相互に対応することを特徴とする、請求項1に記載の旅行鞄の 牽引装置としている。
【0012】 請求項9の考案は、前記足制御押圧装置60のL形棒64の前端に突出するフ ック部642が設けられ、該フック部642が底座50後側部に開けられた止め 孔57と相互に係合可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載の旅行鞄の 牽引装置としている。
【0013】 請求項10の考案は、前記上固定板80の中央部に上が狭く下が広い挿入孔8 4が設けられた、請求項1に記載の旅行鞄の牽引装置としている。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案の牽引装置は、一つのハンドル、一対の伸縮架、一つのスライド可能な 上横棒、一つの固定横棒、一つの底座、一つの足制御押圧装置、及び一つの底座 伸縮装置、及び旅行鞄背面に固定された一組の上固定板と下固定板を構成要件と して具え、該ハンドルの内部に一つの長形引き棒が横設されて上述の伸縮架の伸 縮動作を制御するのに用いられ、該上横棒が操作されて上固定板と結合し、下横 棒が操作されて下固定板と結合し、旅行鞄が底座及び底座伸縮装置上に置かれて 伸縮架体上に固定される時、使用者が小さい力で旅行鞄を牽引でき、不使用時に は収縮折り畳みされて収納場所を取らないものとされている。
【0015】
【実施例】
図1、2、3に示されるように、本考案の旅行鞄の牽引装置は、一つのハンド ル10、垂直に収縮及び引伸し可能な一対の伸縮架20、スライド可能な一つの 上横棒30、一つの固定横棒40、一つの底座50、一つの足制御押圧装置60 、及び一つの底座伸縮装置70、及び旅行鞄83の背面に固定された一組の上固 定板80と下固定板90を組み合わせてなる。
【0016】 図1は本考案の一対の伸縮架20と底座50を展開した状態を示し、本考案は この状態で、旅行鞄83を置いて使用者が牽引するのに用いられる。図2伸縮架 20と底座50が収縮折り畳みされた状態を示し、本考案はこの状態で手に下げ て携帯されるか或いは場所をとらずに収納できる。図に示されるように、上固定 板80と伸縮架20は旅行鞄83の背面の上方と下方にそれぞれリベットで固定 され、上固定板80の左右二側に一対の挿入孔81が設けられ、中央に一つの固 定孔82が設けられている。
【0017】 図1、3、4、5に示されるように、本考案のハンドル10の内部には一つの 長形引き棒11が横設され、その上方の二側端部上に、それぞれ一つの圧縮バネ 12が長形引き棒11に対する圧迫可能に設けられている。また、該長形引き棒 11の二側端面にそれぞれ一つの縦溝13が設けられ、各縦溝13に、内管21 内に設けられた連接棒14が掛けられている。図に示されるように、本考案は垂 直に伸縮可能な一対の伸縮架20を具え、それは上から下に且つ内から外に順に 内管21、中管22、外管23を嵌合して形成され、内管21が中管22の内部 で伸縮し、中管22が外管23の内部で伸縮可能とされている。
【0018】 図5に示されるように、上記内管21の底端に一つのストッパ24が設けられ 、それに一つの案内溝242が設けられ、該ストッパ24の内部に一つの圧縮バ ネ243と一つのピン244が収容され、該ピン244に軸方向に一つの凹溝2 45が設けられ、該凹溝245に、一つの折状係止部材246の底端が嵌め置か れている。上記連接棒14は、その上端が長形引き棒11の二側端部の縦溝13 内に掛けられ、下端が上記折状係止部材246の掛け孔249に掛けられている 。該折状係止部材246はその中央部に開けられた軸孔247を貫通する一つの 軸248を以てストッパ24に左右の揺動可能に連接される。平常状態の時、ピ ン244は圧縮バネ243の弾力により外向きに突き出されて内管21と中管2 2の挿入孔A内に進入しており、内管21と中管22を固定状態としてスライド 不能としている。ただし、連接棒14が引き上げられる時、折状係止部材246 がそれに連動して左右に揺動し、ピン244を圧迫して内縮させて内管21、中 管22の挿入孔Aより離脱させ、この時、内管21と中管22の間は相互に不束 縛の状態となり、内管21が中管22内部で伸縮スライド動作自在となる。
【0019】 図1及び図3に示される一対の外管23は、その外部が一つの固定横棒40で 被包並びに固定され、外管23の底端が足制御押圧装置60に設けられた足座6 3の二つの側孔631内に挿着され、それにより外管23が足制御押圧装置60 と固定されて一体とされている。
【0020】 図1、3、15には中管22と外管23が示され、該外管23の上端に一つの 外管座27が嵌めこまれ、中管22の底端に一つのストッパ26が嵌め込まれ、 その構造と動作原理は完全に上述の内管21底端に嵌め込まれたストッパ24( 図5参照)と同じである。図15に示されるように、内管21が中管22内部に 収縮させられる時、内管21底端のストッパ24は中管22に設けられたストッ パ26の折状係止部材264を圧迫し、それを左(右)に揺動させ、ピン263 と圧縮バネ262が案内溝261の内部で内向きに収縮し、ゆえにピン263が 外管23の挿入孔Bを離脱し、このとき、中管22、外管23の間は相互に不束 縛の状態となり、中管22が外管23の内部で伸縮動作可能となる。
【0021】 図1、3、6、7に示される上横棒30は、二つの中管22の管外部で随意に スライド可能で、上横棒30が旅行鞄83背面の上横棒30の高さに調整できる ようにしてある。該上横棒30は対称な二片の枠体で組成され、且つその中の一 片の枠体の壁面に一対の左右対称な枠孔Bが形成され、中央部に固定ブロック3 1が凸設され、上述の一対の枠孔Bが本考案の上固定板80に設けられた一対の 挿入孔81と相互に対応し、上記固定ブロック31が上固定板80中央の固定孔 82と相互に対応する。
【0022】 図に示されるように上横棒30の内部には、一つの案内溝32が設けられ、該 案内溝32に一つの圧縮バネ33が嵌め置かれ、該圧縮バネ33上に一つの押し ボタン34が設けられ、該押しボタン34が圧縮バネ33上で押圧の動作を行う 。該押しボタン34の二側壁に二つの傾斜孔341が設けられ、該傾斜孔341 に二本の連動棒35が収容され、該連動棒35の一端に対称な凸部351が設け られ、それが傾斜孔341内に置き入れられて傾斜孔341の範囲内で往復移動 を行う。また、該連動棒35の側面部分に一つのL形突起352が設けられ、該 L形突起352が上述の上横棒30の一対の枠孔Bより外部に突出している。
【0023】 図1、7、8に示されるように、上横棒30を旅行鞄83の背面の上固定板8 0に結合する時には、固定ブロック31を上固定板80中央の固定孔82の位置 に合わせて挿入して嵌め止めし、同時に、押しボタン34を下に押して、傾斜孔 341が凸部351をその斜面に沿って内側に移動収縮させ、二つのL形突起3 52を上固定板80の二側の一対の挿入孔81内に挿入すれば、上固定板80を 上横棒30に係止することができる。
【0024】 図1、3、9に示されるように、本考案の底座50は、その中央部が内に凹ん だ板体51とされ、その左右二側が***して二つの対称な中空枠座52が形成さ れ、該中空枠座52に本考案の底座伸縮装置70が収容される。本考案の足制御 押圧装置60は、一つのペダル61、一対のバネ62、一つの足座63及び一つ のL形棒64で組成され、該L形棒64は足座63の中間挿入孔632内に挿し 置かれてネジ633でペダル61と固定され、ペダル61が下に踏まれる時、L 形棒64も同時に下に移動し、ペダル61が開放される時、上述の一対のバネ6 2の弾力によりペダル61とL形棒64が一体に上昇し原状に復する。上述の足 座63の側面には一つのL形板634が凸設され、該L形板634の内壁面及び 底端部分に係止ブロック635と一つの斜面スライドブロック636が凸設され 、この係止ブロック635が下固定板90の挿入孔91内壁面に凸設された突出 ブロック92と相互に対応し、該斜面スライドブロック636がL形棒64の壁 面に設けられた斜面滑り溝641と相互に対応する。
【0025】 図に示されるように、底座50と足制御押圧装置60の組み合せは、一つの枢 軸53が底座50の軸孔54と足座63の軸孔637にそれぞれ挿入され、該枢 軸の二端がねじりバネ55と車輪56に挿入されることで完成し、また以上で本 考案の伸縮架20及び足制御押圧装置60及び底座50の組合せが完成する。
【0026】 図10、11に示されるように、旅行鞄83を底座50上に置いて伸縮架20 に固定する時には、旅行鞄83の背面の下固定板90の挿入孔91に上述の足座 63側面のL形板634の位置を合わせて挿入する。すると、下固定板90内の 突出ブロック92がL形板634の内壁面の係止ブロック635と相互に係止さ れる。反対に、下固定板90と伸縮架20を分離する時は、ただペダル61を下 に踏めば、L形棒64が同時に下に移動し、このとき、L形棒64内壁面の斜面 滑り溝641とL形板634底端の斜面スライドブロック636の対応する斜面 関係により、斜面スライドブロック636が斜面滑り溝641の範囲より離脱し 、これによりL形板634の係止ブロック635が下固定板90の突出ブロック 92の束縛より離脱して、下固定板90がL形板634より分離可能となる。
【0027】 図3に示されるように、L形棒64の前端は突出するフック部642を具え、 底座50と伸縮架20が折り畳まれる時(図2の如く)、該フック部642が底 座50後側部に開けられた止め孔57と係合し、底座50が伸縮架20に固定さ れて離脱防止がなされ、底座50が展開されて図1に示される使用状態とされる 時には、使用者がペダル61を押し下げるだけで、L形棒64も同時に下に移動 し、伸縮架20と底座50が分離して展開可能な状態となる。
【0028】 図12、13、14には、上横棒30及び上固定板80の別の実施例が示され ている。その中、上固定板80の中央部には上が狭く下が広い挿入孔84が設け られている。該実施例の上横棒30もまた対称な二片の枠体で組成され、その中 の一片の枠体の中央壁面に一つの枠孔Cが設けられ、該枠孔Cが上述の上固定板 80に開けられた上が狭く下が広い挿入孔84と相互に対応する。図に示される ように上横棒30の内部の案内溝32上にも一つの圧縮バネ33が嵌め置かれ、 その上に押しボタン36が設けられ、該押しボタン36の二側に二本の連動棒3 7が連接している。しかし、該実施例の押しボタン36は、一側の中央部に一つ の挿止部361が設けられ、該挿止部361が上横棒30に開けられた枠孔Cよ り外部に突出している。使用者が押しボタン36を下に押す時、該挿止部361 が上横棒30に開けられた挿入孔84の下部の広い部分に位置し、直接挿止部3 61が挿入孔84内に挿入可能となる。使用者が押しボタン36を開放する時、 押しボタン36は圧縮バネ33により突き上げられて挿止部361もまた上昇し 挿入孔84の上端の狭い部分に導入され、ゆえに該挿止部361が上固定板80 と係合して一体とされ、上横棒30と上固定板80相互の固定が達成される。
【0029】 図1及び図3に示される本考案の底座伸縮装置70は、一対の底座管71と、 一対の底座内管72と一つの横板73を具えてなる。該底座管71は底座50の 中空枠座52内部に収容固定され、底座内管72は底座管71の内部で伸縮スラ イド運動可能なものとされ、底座管71の上端に一つの管筒74が嵌められ、底 座内管72の底端に一つの管座75が嵌められている。
【0030】 以上の説明及び添付の図面は、本考案の旅行鞄83に対する実施例に関するも のであり、該実施例は本考案を説明するためのもので本考案を限定するものでは ない、例えば、旅行鞄をリュックサック、野菜籠及び各種包装箱体のいずれとし ても、その背面に本考案の上固定板80と下固定板90を取り付ければ、いずれ も本考案の牽引装置を運用できる。本考案は新規性を有するのみならず、使用者 に操作、使用しやすい効果を提供している。
【0031】
【考案の効果】
本考案の旅行鞄の牽引装置は、重い旅行鞄を牽引するのに用いられ、不使用時 には収縮折り畳みでき収納空間をとらず、またその伸縮と折り畳み操作が簡単で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の旅行鞄の牽引装置を展開した時の斜視
図である。
【図2】本考案の牽引装置を収縮折り畳みした時の斜視
図である。
【図3】本考案の上固定板と下固定板、及び牽引装置の
分解斜視図である。
【図4】本考案のハンドル及び内管、中管の分解斜視図
である。
【図5】本考案のストッパの分解斜視図である。
【図6】本考案の上横棒の分解斜視図である。
【図7】本考案の上横棒の制御動作表示図である。
【図8】本考案の上横棒と上横棒の制御動作表示図であ
る。
【図9】本考案の下固定板と足制御押圧装置を結合させ
る時の連続動作表示図である。
【図10】本考案の下固定板と足制御押圧装置を結合さ
せる時の連続動作表示図である。
【図11】本考案の下固定板と足制御押圧装置を結合さ
せる時の連続動作表示図である。
【図12】本考案の上固定板と上横棒のもう一つの実施
例の分解斜視図である。
【図13】図12の実施例の上横棒の制御動作表示図で
ある。
【図14】図12の実施例の上横棒と上固定板の制御動
作表示図である。
【図15】本考案の中管に設けられたストッパの断面図
である。
【符号の説明】
1 ハンドル 11 長形引き棒 12 圧縮バネ 13 縦溝 14 連接棒 20 伸縮架 21 内管 22 中管 23 外管 24 ストッパ 242 案内溝 243 圧縮バネ 244 ピン 245 凹溝 246 折状係止部材 247 軸孔 248 軸 249 掛け孔 26 ストッパ 261 案内溝 262 圧縮バネ 263 ピン 264 折状係止部材 27 外管座 30 上横棒 31 固定ブロック 32 案内溝 33 圧縮バネ 34 押しボタン 341 傾斜孔 35 連動棒 351 凸部 352 L形突起 36 押しボタン 361 挿止部 37 連動棒 40 固定横棒 50 底座 51 板体 52 中空枠座 53 枢軸 54 軸孔 55 ねじりバネ 56 車輪 57 止め孔 60 足制御押圧装置 61 ペダル 62 バネ 63 足座 631 側孔 632 中間挿入孔 633 ネジ 634 L形板 635 係止ブロック 636 斜面スライドブロック 637 軸孔 64 L形棒 641 斜面滑り溝 642 フック部 70 底座伸縮装置 71 底座管 72 底座内管 73 横板 74 管筒 75 管座 80 上固定板 81 挿入孔 82 固定孔 83 旅行鞄 84 上が狭く下が広い挿入孔 90 下固定板 91 挿入孔 92 突出ブロック

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのハンドル10とされて、その内部
    に一つの長形引き棒11が横設され、該長形引き棒11
    の上方の二側端部上に、それぞれ一つの圧縮バネ12が
    長形引き棒11に対して圧迫可能に設けられ、該長形引
    き棒11の二側端面にそれぞれ一つの縦溝13が設けら
    れ、各縦溝13がそれぞれ一つの連接棒14を掛けるの
    に用いられる、上記一つのハンドル10と、 一対の伸縮架20とされて、上から下に一対の内管2
    1、中管22、外管23を具え、該内管21が該中管2
    2の内部で伸縮可能とされ、該中管22が該外管23の
    内部で伸縮可能とされ、該外管23の底端が後述の足制
    御押圧装置60の足座63の二つの側孔631内に挿着
    されている、上記一対の伸縮架20と、 一つの上横棒30とされて、二つの上記中管22の管体
    外部をスライド可能で、対称な二片の枠体で組成され
    て、その中の一片の枠体の壁面に一対の左右対称な枠孔
    Bが形成されて中央部に固定ブロック31が凸設され、
    該一対の枠孔Bが後述の上固定板80の一対の挿入孔8
    1と相互に対応し、該固定ブロック31が上固定板80
    中央の固定孔82と相互に対応する、上記上横棒30
    と、 一つの固定横棒40と、 一つの底座50とされて、中央部が内に凹んだ板体51
    であり、その左右二側が***して二つの対称な中空枠座
    52が形成され、該中空枠座52に後述の底座伸縮装置
    70が収容される、上記底座50と、 一つの足制御押圧装置60とされて、一つのペダル6
    1、一対のバネ62、一つの足座63及び一つのL形棒
    64で組成され、該L形棒64が足座63の中間挿入孔
    632内に挿し置かれてネジ633でペダル61と固定
    されている、上記足制御押圧装置60と、 一つの底座伸縮装置70とされて、一対の底座管71
    と、一対の底座内管72と一つの横板73を具え、該底
    座管71が底座50の中空枠座52内部に収容固定さ
    れ、該底座内管72が底座管71の内部で伸縮スライド
    運動可能とされた、上記底座伸縮装置70と、 一つの上固定板80とされて、旅行鞄の背面上方に固定
    され、その左右二側に一対の挿入孔81が設けられ、中
    央に一つの固定孔82が設けられた、上記上固定板80
    と、 一つの下固定板90とされて、旅行鞄の背面下方に固定
    され、その左右二側に一対の挿入孔91が設けられ、該
    挿入孔91の内壁面に一つの突出ブロック92が凸設さ
    れている、上記下固定板90、 以上を具えた牽引装置であり、随意に各種の大きさの異
    なる旅行鞄と結合され、旅行鞄を牽引するのに用いら
    れ、不使用時には収縮折り畳みして場所を取らずに収容
    できるようにしてあり、以上の構成よりなる旅行鞄の牽
    引装置。
  2. 【請求項2】 前記二つの内管21と二つの中管22の
    いずれの底端にも一つのストッパが設けられ、該ストッ
    パに案内溝が設けられ、該案内溝の内部に一つの圧縮バ
    ネと一つのピンが収容され、該ピンに一つの凹溝が設け
    られ、該凹溝に折状係止部材の底端が嵌め置かれている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の旅行鞄の牽引装
    置。
  3. 【請求項3】 前記二つの内管21の内部に一つの連接
    棒14が設置され、該連接棒14の上端がハンドル10
    内の長形引き棒11の縦溝13に掛けられ、該連接棒1
    4の下端がストッパの折状係止部材上に設けられた掛け
    孔に掛けられていることを特徴とする、請求項1に記載
    の旅行鞄の牽引装置。
  4. 【請求項4】 前記上横棒30の内部に一つの案内溝3
    2が設けられ、該案内溝32に一つの圧縮バネ33が嵌
    め置かれ、該圧縮バネ33上に一つの押しボタン34が
    設けられ、該押しボタン34の二側壁に二つの傾斜孔3
    41が設けられていることを特徴とする、請求項1に記
    載の旅行鞄の牽引装置。
  5. 【請求項5】 前記上横棒30の内部に設けられた押し
    ボタン34の二側壁に設けられた二つの傾斜孔341内
    に、二本の連動棒35が収容され、該連動棒35の一端
    に対称な凸部351が凸設され、該連動棒35の側面部
    分に一つのL形突起352が設けられ、該L形突起35
    2が該上横棒30の一対の枠孔より外部に突出している
    ことを特徴とする、請求項4に記載の旅行鞄の牽引装
    置。
  6. 【請求項6】 対称な二片の枠体で組成された前記上横
    棒の、その中の一片の枠体の中央壁面に一つの枠孔が設
    けられた、請求項1に記載の旅行鞄の牽引装置。
  7. 【請求項7】 前記上横棒内に設けられた押しボタンの
    一側中央部分上に一つの挿止部361が設けられ、該挿
    止部361が上横棒の壁面中央に設けられた枠孔より外
    部に突出している、請求項4に記載の旅行鞄の牽引装
    置。
  8. 【請求項8】 前記足制御押圧装置60の足座63の側
    面に、活動可能な一つのL形板634が凸設され、該L
    形板634の内壁面及び底端部分に係止ブロック635
    と一つの斜面スライドブロック636が凸設され、この
    係止ブロック635が下固定板90の挿入孔91内壁面
    に凸設された突出ブロック92と相互に対応し、該斜面
    スライドブロック636がL形棒64の壁面に設けられ
    た斜面滑り溝641と相互に対応することを特徴とす
    る、請求項1に記載の旅行鞄の牽引装置。
  9. 【請求項9】 前記足制御押圧装置60のL形棒64の
    前端に突出するフック部642が設けられ、該フック部
    642が底座50後側部に開けられた止め孔57と相互
    に係合可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載
    の旅行鞄の牽引装置。
  10. 【請求項10】 前記上固定板80の中央部に上が狭く
    下が広い挿入孔84が設けられた、請求項1に記載の旅
    行鞄の牽引装置。
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