JP3025511U - 折り畳み式手押し運搬車 - Google Patents

折り畳み式手押し運搬車

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JP3025511U
JP3025511U JP1995014161U JP1416195U JP3025511U JP 3025511 U JP3025511 U JP 3025511U JP 1995014161 U JP1995014161 U JP 1995014161U JP 1416195 U JP1416195 U JP 1416195U JP 3025511 U JP3025511 U JP 3025511U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開、折り畳み操作に便利な折り畳み式手押
し運搬車の提供。 【解決手段】 一つのハンドル、一対の伸縮フレーム、
一つの上横梁、一つの下横梁、一つの置き台及び一つの
車輪架を備えてなり、上述の下横梁はハンドル内の押し
ボタンで上下伸縮移動の動作が制御されるもので、上述
の折り畳み式手押し運搬車には二つの連接台座と一片の
枠板が設けられ、その中、内側に位置する連接台座と該
枠板の壁の縁には切欠き状の斜面滑道が設けられ、該二
つの斜面滑道は車輪架の底部台座の壁の縁の形成する斜
面滑道と相互に対応し抵触し、上述の斜面滑道の抵触作
用により、置き台の展開或いは折り畳み状態を操作制御
でき、同時に一体に車輪架を連動させて外向きに展開或
いは内向きに折り畳む動作を行わせ、もって運搬車の収
縮折り畳み動作の目的を達成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の展開、折り畳み操作の行いやすい折り畳み式手押し運搬車に関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般の工場、家庭、商店、飛行場などで、多くの物品や旅行かばんの運搬の必 要があり、そのため市場には各式各様の運搬車があり、使用者が重い物品や旅行 かばんを運搬するのに利用され、人力を節約するのに役立っている。ただしこれ ら運搬車の全体のフレームは固定構造とされ、収縮或いは折り畳みができず、ゆ えに物品や旅行かばんを運搬しない時にはその体積が大きいために場所を取り、 収納に不便であった。このような従来の運搬車の欠点を鑑み、ある運搬車ではフ レームを二段折り曲げ式として、車輪と受け台を可動式に展開できるものとして いるが、このような運搬車は実際に使用するときには却って不便なところがあっ た。例えばフレームを折り曲げる時に、使用者がフレームを折り曲げ方を誤ると フレームが滑らかに折り曲げられず、再び元の位置に戻してから再び折り曲げる 必要があり、面倒であったり、また使用者が車輪架と置き台を展開する時には、 まず二つの車輪架を外向きに回転させて後、置き台を展開し、反対に折り畳む時 には上述の二つのステップを経て折り畳む必要があり、面倒であって、このよう に、従来の運搬車は設計及び使用上不便であり、改善が望まれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、折り畳み、展開動作の行いやすい、一種の折り畳み式手押し運搬車 を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、 一つのハンドルとされて、二片の対称の嵌め板と、嵌め板内部に設置された押 しボタンと、該押しボタンに連接する二片の対称なガイド板を備えており、一つ の圧縮ばねが固着されて上述の押しボタンは該圧縮ばねの上方に設置され、該押 しボタンの二側壁には一つの挿しピンが凸設され、これら挿しピンは上述のガイ ド板内側に開設された斜形孔内に挿置されて、挿しピンは上述の斜形孔の斜形範 囲内で往復性の移動動作可能とされ、上述のガイド板の外側にも一つの斜形孔が 開設されてこれら斜形孔に一つの連接棒が挿置されているものと、 一対の伸縮フレームとされて、対称の二つの内スリーブ管と二つの外スリーブ 管を備え、該二つの内スリーブ管は外スリーブ管内に置かれてその内部で伸縮移 動可能とされ、内スリーブ管の頂端は上記ハンドル内に挿置され、内スリーブ管 の底端には一つの固定座が嵌合され、上述の外スリーブ管の底端は下述の車輪架 の軸孔内に挿置され並びに可動式に置き台上の嵌め溝内に置かれているものと、 一つの上横梁と一つの下横梁とされて、該二つの横梁はそれぞれ二つの外スリ ーブ管の頂端部と底端部で二つの外スリーブ管を被覆して固定しており、該二つ の外スリーブ管がこれら二つの横梁と結合されて一体とされているものと、 一つの置き台とされて、平板状を呈し、該置き台の二側端部にはいずれも二つ の連接台座と一片の枠板で囲まれた嵌め溝が形成されていて、これら嵌め溝には 上述の二つの外スリーブ管の底端が挿置され、上述の二つの連接台座の中、内側 に位置する連接台座の壁の端部には一つの切欠き状の斜面滑道が設けられ、上述 の枠板の壁の縁にも一つの切欠き状の斜面滑道が設けられ、これら二つの切欠き 状の斜面滑道が下述の車輪架の底部台座の壁の縁に設けられた斜面滑道と相互に 対応し抵触しているものと、 一つの車輪架とされて、その軸孔内に一つの引っ張りばねが設けられて、該引 っ張りばねの一端が該軸孔の内壁に固着され別端は外スリーブ管の管壁に固着さ れ、また該車輪架の底部台座上の壁の縁部には一つの斜面滑道が設けられている もの、 以上を備えた構成としている。
【0005】 請求項2の考案では、前記内スリーブ管の底端に設けられた固定座の内部に一 つのばねと一つの挿しピン部材が設けられ、該挿しピン部材には一つの斜形ガイ ド溝が設けられ、この斜形ガイド溝に一つの連接棒が挿置されている。
【0006】 請求項3の考案では、前記置き台の二つの連接台座の外側に位置する連接台座 の壁の縁に一つの切欠き状の斜面滑道が設けられ、該切欠き状の斜面滑道は車輪 架側面に突設された突出ブロックと相互に対応し抵触していることを特徴として いる。
【0007】 請求項4の考案では、前記置き台に設けられた二つの連接台座の外側に位置す る連接台座の内面板上に一つの傘歯車部が設けられ該傘歯車部に相対する車輪架 の底部には別に一つの歯車部が設けられ、上記二つの歯車部に設けられたラチェ ット歯が相互に対応してかみ合わされている。
【0008】 請求項5の考案では、前記ハンドルが、 二片の対称の嵌め板とされて、その外側が一つの軟質ゴムで被覆されて該嵌め 板中央の内側壁上にいずれも二つのストッパが凸設されているものと、 一片の操作制御ガイド板とされて、上述の二片の嵌め板内部に設置され、該操 作制御ガイド板の上方には二つの対称な止めボタンが設けられ、該操作制御ガイ ド板の二側端部にはそれぞれ一つのV形孔が開設されて該V形孔に連接棒の頂端 が予め挿置され、該操作制御ガイド板の上述の二つのストッパに対応する中央部 の位置には、四つの突出ブロックで囲まれた一つの凹所が形成されて、この凹所 に一つの圧縮ばねが収容され、上述のストッパが該圧縮ばねの周囲を圧迫してい るものと、 二つの支承座とされ、内スリーブ管の頂端に嵌められ、並びに該内スリーブ管 と共に二つの嵌め板に固定され、該支承座の二側にはそれぞれ一つのガイド溝が 形成されて連接棒が置かれ、並びに該連接棒が該ガイド溝内のみで上下にスライ ド動作可能とされているものと、 以上を包括するものとされている。
【0009】 請求項6の考案では、内スリーブ管底端に設けられる固定座が、内部に一つの フック部材、一つのばね及び一つの挿しピンを有し、該フック部材の中央には一 つの斜形孔が開設され、該挿しピンは一つの枢軸で該フック部材に連結され、且 つ挿しピンは該斜形孔の斜形範囲内でスライド動作可能とされている。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の折り畳み式手押し運搬車は、一つのハンドル、一対の伸縮フレーム、 一つの上横梁、一つの下横梁、一つの置き台及び一つの車輪架を備えてなり、上 述の下横梁はハンドル内の押しボタンで上下伸縮移動の動作が制御されるもので 、上述の折り畳み式手押し運搬車には二つの連接台座と一片の枠板が設けられ、 その中、内側に位置する連接台座と該枠板の壁の縁には切欠き状の斜面滑道が設 けられ、該二つの斜面滑道は車輪架の底部台座の壁の縁の形成する斜面滑道と相 互に対応し抵触し、上述の斜面滑道の抵触作用により、置き台の展開或いは折り 畳み状態を操作制御でき、同時に一体に車輪架を連動させて外向きに展開或いは 内向きに折り畳む動作を行わせ、もって運搬車の収縮折り畳み動作の目的を達成 するものである。
【0011】
【実施例】
図1と図2に示されるように、本考案の折り畳み式手押し運搬車は、一つのハ ンドル10、一対の伸縮フレーム20、一つの上横梁30、一つの下横梁40、 一つの置き台50及び一つの車輪架60を備えている。
【0012】 図1、図3及び図4に示されるように、本考案の上記一対の伸縮フレーム20 は、対称の二つの内スリーブ管21と二つの外スリーブ管22を備え、該二つの 内スリーブ管21の頂端は本考案の上記ハンドル10内に挿置されて固定状態を 呈し、上述の二つの外スリーブ管22の底端は車輪架60の軸孔61内に挿置さ れており並びに可動式に置き台50上に設置されている。こうして本考案の伸縮 フレーム20、車輪架60(車輪架上には車輪62が設けられている)及び置き 台50が一体とされている。本考案の二つの外スリーブ管22を組付ける時には 、上述の上横梁30及び下横梁40がそれぞれ二つの外スリーブ管22の頂端部 及び底端部に被覆され螺合により固定され、該二つの外スリーブ管22と二つの 横梁が固定されて一体とされ、脱落の恐れがない。
【0013】 図1、3及び図4に示されるように、本考案の内スリーブ管21は外スリーブ 管22内に設置され、並びにその内部で伸縮移動するものとされる。該内スリー ブ管21の頂端はハンドル10に固定され、底端には一つの固定座23が結合さ れる。該固定座23の内部には一つのばね231及び一つの挿しピン部材232 が設けられ、該挿しピン部材232には一つの斜形ガイド溝233が設けられ該 斜形ガイド溝233には一つの連接棒24が挿入される。
【0014】 図に示される本考案のハンドル10は二片の対称な嵌め板11と、該嵌め板1 1内部に装置される押しボタン12と、該押しボタン12に連接する二片の対称 なガイド板13を備えている。上述のハンドル10の内部には一つのガイド溝1 4が開設され、このガイド溝には一つの圧縮ばね15が嵌め置かれ、上述の押し ボタン12はこの圧縮ばね15上に嵌め置かれ固定されており、使用者が圧縮ば ね15を押す動作に利用される。上述の押しボタン12の二側の壁上には一つの 挿しピン121が凸設され、該二つの挿しピン121は下に述べる二片のガイド 板13内側に設けられた斜形孔13A内に挿置され、且つ該挿しピン121は上 述の斜形孔13Aの斜形範囲内で往復する移動動作を行うことができるものとさ れる。図に示されるように本考案の二片のガイド板13は、その内側にいずれも 一つの斜形孔13Aが開設されているほか、いずれの外側にももう一つの斜形孔 13Bが開設されている。この斜形孔13Bには上述の連接棒24の頂端が挿置 される。
【0015】 図1、3及び図4に示されるように、平常の押しボタン12が押されていない 状態の時には、押しボタン12の挿しピン121は、ガイド板13の斜形孔34 1の最も内側頂端に停留しており、このとき、内スリーブ管21に嵌められた固 定座23の挿しピン部材232はばね231の外向きの圧迫を受けて上述の外ス リーブ管22の上挿し孔A内に挿置されている。ゆえに、内スリーブ管21と外 スリーブ管22の間は固定状態を呈し、滑動するおそれがない。図5に示される ように、押しボタン12が下に押されると、挿しピン121はガイド板13の斜 形孔13Aの斜面に沿って下に移動し、ガイド板13を圧迫して内側に移動させ 、ガイド板13のもう一つの斜形孔13Bもまた上述の連接棒24を牽引して上 に移動する動作を行う。ゆえに連接棒24の底端も挿しピン部材232上の斜形 ガイド溝233上で上に移動する運動を行い、これにより挿しピン部材232は 内側に収縮し、並びに外スリーブ管22の上挿し孔Aの束縛から離脱する。この とき、内スリーブ管21は可動状態を呈し、使用者が内スリーブ管21を外スリ ーブ管22の内部に向けて圧縮すると、挿しピン部材232が外スリーブ管22 に開設された下挿し孔B内に挿置され、これにより内スリーブ管21と外スリー ブ管22は固定状態を呈し、もって伸縮フレーム20の収縮が達成される。図2 及び図6にはすでに収縮した状態が示される。どうように、内スリーブ管21を 外スリーブ管22内部より引き伸ばす時には、その操作方式と原理は上述と同じ である。
【0016】 図2、3及び図7に示されるように、本考案の置き台50は平板状を呈し、旅 行かばんや物品を置くのに用いられ、該置き台の二側端部には、いずれも二つの 連接台座51、52と一片の枠板55で囲まれた嵌め溝53が形成されている。 この二つの嵌め溝は本考案の二つの外スリーブ管22の底端を挿置するのに用い られ、並びに枢軸54により上述の二つの外スリーブ管22は可動式に二つの嵌 め溝53内に取り付けられて本考案の外スリーブ管と置き台が一体とされている 。並びに置き台が外スリーブ管上で折り畳み或いは展開動作可能とされている。 上述の二つの連接台座の中、内側に位置する連接台座52の壁の縁には切欠き状 の斜面滑道52Aが設けられている。このほか、上述の枠板55の壁の縁には同 様に切欠き状の斜面滑道55Aが設けられている。これらの切欠き状の斜面滑道 52A、55Aは本考案の車輪架60の底部台座53の壁の縁に形成された斜面 滑道63Aと相互に対応し抵触する。また上述の二つの連接台座の中、外側に位 置する連接台座51の壁の縁にも一つの切欠き状の斜面滑道51Aが形成され、 該切欠き状の斜面滑道51Aは車輪架60の側面に凸設された突出ブロック64 と相互に対応し抵触する。
【0017】 図8に示されるように、本考案の置き台50を折り畳み収縮状態から展開状態 としたい時には、置き台50を下向きに回転させる。このとき、連接台座52の 切欠き状の斜面滑道52Aと枠板の斜面滑道55Aは順に底部台座63の斜面滑 道63Aと相互に抵触し、車輪架60もまた外向きに展開する移動動作を発生し 、置き台50と車輪架60が約45°の角度に展開すると、もう一つの連接台座 51の斜面滑道51Aと車輪架60の突出ブロック64が相互に抵触し、該車輪 架60は順次置き台50に連動して完全に展開し、並びに車輪架と置き台は相互 に固定する状態を呈し、脱落の恐れがない。これは図9に示される状態である。
【0018】 図3及び図7に示されるように、本考案の車輪架60の軸孔61内には、一つ の引っ張りばね65が設けられ、該引っ張りばね65の一端は軸孔61の内壁に 固着され、該引っ張りばねのもう一端は外スリーブ管22の管壁に固定されてい る。本考案の運搬車が図2に示されるようなすでに収縮された状態にある時には 、該引っ張りばねはいかなる動作も行わず、本考案の運搬車の置き台50が下に 展開される時には車輪架60が同期に左右方向に移動すると、該引っ張りばね6 5は引っ張られてトルクを発生し、図1と図9に示される車輪架完全展開時には 、引っ張りばねの伸張動作は停止する。反対に、本考案の運搬車が再度折り畳ま れる時には、ただ置き台50が操作されて上に移動させられるだけでよく、上述 の引っ張りばね65がそれ自体の弾性回復力の作用により、車輪架60を牽引す ると同時に収縮、折り畳みの動作を発生し、ゆえに引っ張りばねはもとの無作用 力状態に回復する。
【0019】 本考案の置き台50の二側端部に設けられた二片の連接台座51、52及び本 考案の車輪架60の底部台座63はいずれも図10に示されるもう一つの実施例 の様態とされてもよい。図に示される該実施例では、置き台50の二側端部に設 けられた一片の外側に位置する連接台座56の内面板上に、一つの傘歯車部70 が設けられ、また該傘歯車部70に相対する車輪架60の底部にはもう一つの歯 車部71が設けられており、上述の傘歯車部70に設けられたラチェット歯70 A及び歯車部71に設けられたラチェット歯71Aが相互に噛み合わされ、使用 者が置き台50の展開或いは折り畳みを操作する時には、車輪架60を連動によ り同時に一体に外向きに展開或いは内向きに収合させる。
【0020】 本考案のハンドル及び一対の伸縮フレームもまた図11に示される別の実施例 の様態としてもよい。該実施例では、図11、12、13及び図15に示される ように、ハンドル80は二片の対称の嵌め板81と該嵌め板81内部に設置され る一片の操作制御ガイド板82と、二つの支承座83を備えている。上述の二つ の嵌め板81の外側は軟質ゴム81Aで被覆されハンドルに触感と外観をよくす る作用を持たせている。該嵌め板81の中央内側壁には二つのストッパ81Bが 設けられる。図に示される操作制御ガイド板82の上方には一体に二つの対称な 止めボタン82Aが設けられて使用者が操作制御ガイド板82を左右横向きに動 作させるのに利用され、該操作制御ガイド板82の二側端部にはそれぞれ一つの V形孔82Bが開設され、本考案の連接棒84の頂端を挿置するのに供される。 操作制御ガイド板82の上述の二つのストッパ81Bに相対する中央位置には、 4つの突出ブロック82Cで囲まれてなる一つの凹所82Dが形成されており、 この凹所82Dには一つの圧縮ばね82Eが収容される。図13に示されるよう に、操作制御ガイド板82が二つの嵌め板81内部に取り付けられる時、二つの 嵌め板81のストッパ81Bは圧縮ばね82Eの周囲に抵触し、操作制御ガイド 板82が左或いは右に操作される時には、図14に示されるように上述のストッ パ81Bは圧縮ばね82Eの一端を圧縮し、凹所82D内の圧縮ばね82Eに圧 縮状態を発生させ、これにより使用者がそれ以上操作制御ガイド板82に加力し ない時には、圧縮ばね82Eの弾性により操作制御ガイド板82は図13に示さ れるもとの状態に回復する。
【0021】 上述の二つの支承座83は、先に内スリーブ管21Aの頂端に嵌められた後、 該内スリーブ管と共に二つの嵌め板81上に取り付けられ、支承座、内スリーブ 管及びハンドルの三者がこうして固定され一体とされ、脱落の恐れがない。上述 の支承座83の二側面部分にはそれぞれ一つのガイド溝83Aが形成されて連接 棒84を置くのに供され、並びに連接棒はこのガイド溝84A内のみで上下のス ライド動作可能とされる。
【0022】 図11、図15に示されるように、一つのスリーブ22Bが外スリーブ管22 Aの底端に固定され、図11、図15に示されるように、上述の内スリーブ管2 1Aの底端には固定座90が設けられ、その内部には一つのフック部材91、一 つのばね92及び一つの挿しピン93が設けられる。該挿しピン93がまずフッ ク部材91に嵌入され、その後、枢軸94が該挿しピン94とフック部材91の 中央に開設された斜形孔91A内に穿入され、挿しピンは該斜形孔91Aの斜形 範囲内で左右方向にスライド動作可能とされる。上述のフック部材91の二端に はそれぞれ一つのフック孔91Cと一つのフック91Bが設けられ、フック孔9 1Cは連接棒84の底端を掛けるのに供され、フック91Bは上述のばね92の 可動端を掛けるのに用いられる(ばねの固定端は固定座に固定される)。その操 作様式及び原理は前述の実施例と同じであるので、説明は省略する。
【0023】
【考案の効果】
本考案の折り畳み式手押し運搬車は、一つのハンドル、一対の伸縮フレーム、 一つの上横梁、一つの下横梁、一つの置き台及び一つの車輪架を備えてなり、上 述の下横梁はハンドル内の押しボタンで上下伸縮移動の動作が制御されるもので 、上述の折り畳み式手押し運搬車には二つの連接台座と一片の枠板が設けられ、 その中、内側に位置する連接台座と該枠板の壁の縁には切欠き状の斜面滑道が設 けられ、該二つの斜面滑道は車輪架の底部台座の壁の縁の形成する斜面滑道と相 互に対応し抵触し、上述の斜面滑道の抵触作用により、置き台の展開或いは折り 畳み状態を操作制御でき、同時に一体に車輪架を連動させて外向きに展開或いは 内向きに折り畳む動作を行わせ、もって運搬車の収縮折り畳み動作の目的を達成 するものであり、使用者の操作に便利であり、進歩性と実用性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の運搬車完全展開時の斜視図である。
【図2】本考案の運搬車収縮折り畳み時の斜視図であ
る。
【図3】本考案の分解斜視図である。
【図4】本考案の内スリーブ管と外スリーブ管の伸縮動
作の連続表示図である。
【図5】本考案の内スリーブ管と外スリーブ管の伸縮動
作の連続表示図である。
【図6】本考案の内スリーブ管と外スリーブ管の伸縮動
作の連続表示図である。
【図7】本考案の置き台の展開或いは折り畳み操作時に
車輪架を外向き或いは内向きに連動する動作連続表示図
である。
【図8】本考案の置き台の展開或いは折り畳み操作時に
車輪架を外向き或いは内向きに連動する動作連続表示図
である。
【図9】本考案の置き台の展開或いは折り畳み操作時に
車輪架を外向き或いは内向きに連動する動作連続表示図
である。
【図10】本考案の連接台座と底部台座のもう一つの実
施例図である。
【図11】本考案のハンドルと伸縮フレームのもう一つ
の実施例図である。
【図12】図11の操作制御ガイド板と嵌め板の局部拡
大断面図である。
【図13】本考案の操作制御ガイド板が嵌め板内で動作
していない時の断面図である。
【図14】本考案の操作制御ガイド板が嵌め板内で動作
している時の断面図である。
【図15】図11の内スリーブ管と外スリーブ管の伸縮
動作連続表示図である。
【図16】図11の内スリーブ管と外スリーブ管の伸縮
動作連続表示図である。
【符号の説明】
10・・・ハンドル 20・・・伸縮フレーム 30・
・・上横梁 40・・・下横梁 50・・・置き台 6
0・・・車輪架 21・・・内スリーブ管 22・・・
外スリーブ管 61・・・軸孔 62・・・車輪 23
・・・固定座 231・・・ばね 232・・・挿しピ
ン部材 233・・・斜形ガイド溝 11・・・嵌め板
12・・・押しボタン 13・・・ガイド板 14・
・・ガイド溝 15・・・圧縮ばね 121・・・挿し
ピン 13A・・・斜形孔 13B・・・斜形孔 5
1、52・・・連接台座 55・・・枠板 53・・・
嵌め溝 54・・・枢軸 52A・・・斜面滑道 55A・・・
斜面滑道 63A・・・斜面滑道 51A・・・斜面滑
道 64・・・突出ブロック 65・・・引っ張りばね
63・・・底部台座 56・・・連接台座 70・・
・傘歯車部 71・・・歯車部 70A・・・ラチェッ
ト歯 71A・・・ラチェット歯 80・・・ハンドル
81・・・嵌め板 82・・・操作制御ガイド板 8
3・・・支承座 81A・・・軟質ゴム 81B・・・
ストッパ 82A・・・止めボタン 82B・・・V形
孔 84・・・連接棒 82C・・・突出ブロック 8
2D・・・凹所 82E・・・圧縮ばね 21A・・・
内スリーブ管 83A・・・ガイド溝 22B・・・ス
リーブ 22A・・・外スリーブ管 90・・・固定座
91・・・フック部材 92・・・ばね 93・・・
挿しピン 94・・・枢軸 91A・・・斜形孔 91
C・・・フック孔 91B・・・フック

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのハンドルとされて、二片の対称の
    嵌め板と、嵌め板内部に設置された押しボタンと、該押
    しボタンに連接する二片の対称なガイド板を備えてお
    り、一つの圧縮ばねが固着されて上述の押しボタンは該
    圧縮ばねの上方に設置され、該押しボタンの二側壁には
    一つの挿しピンが凸設され、これら挿しピンは上述のガ
    イド板内側に開設された斜形孔内に挿置されて、挿しピ
    ンは上述の斜形孔の斜形範囲内で往復性の移動動作可能
    とされ、上述のガイド板の外側にも一つの斜形孔が開設
    されてこれら斜形孔に一つの連接棒が挿置されているも
    のと、 一対の伸縮フレームとされて、対称の二つの内スリーブ
    管と二つの外スリーブ管を備え、該二つの内スリーブ管
    は外スリーブ管内に置かれてその内部で伸縮移動可能と
    され、内スリーブ管の頂端は上記ハンドル内に挿置さ
    れ、内スリーブ管の底端には一つの固定座が嵌合され、
    上述の外スリーブ管の底端は下述の車輪架の軸孔内に挿
    置され並びに可動式に置き台上の嵌め溝内に置かれてい
    るものと、 一つの上横梁と一つの下横梁とされて、該二つの横梁は
    それぞれ二つの外スリーブ管の頂端部と底端部で二つの
    外スリーブ管を被覆して固定しており、該二つの外スリ
    ーブ管がこれら二つの横梁と結合されて一体とされてい
    るものと、 一つの置き台とされて、平板状を呈し、該置き台の二側
    端部にはいずれも二つの連接台座と一片の枠板で囲まれ
    た嵌め溝が形成されていて、これら嵌め溝には上述の二
    つの外スリーブ管の底端が挿置され、上述の二つの連接
    台座の中、内側に位置する連接台座の壁の端部には一つ
    の切欠き状の斜面滑道が設けられ、上述の枠板の壁の縁
    にも一つの切欠き状の斜面滑道が設けられ、これら二つ
    の切欠き状の斜面滑道が下述の車輪架の底部台座の壁の
    縁に設けられた斜面滑道と相互に対応し抵触しているも
    のと、 一つの車輪架とされて、その軸孔内に一つの引っ張りば
    ねが設けられて、該引っ張りばねの一端が該軸孔の内壁
    に固着され別端は外スリーブ管の管壁に固着され、また
    該車輪架の底部台座上の壁の縁部には一つの斜面滑道が
    設けられているもの、 以上を備えてなる、折り畳み式手押し運搬車。
  2. 【請求項2】 前記内スリーブ管の底端に設けられた固
    定座の内部には一つのばねと一つの挿しピン部材が設け
    られ、該挿しピン部材には一つの斜形ガイド溝が設けら
    れ、この斜形ガイド溝に一つの連接棒が挿置されてい
    る、請求項1に記載の折り畳み式手押し運搬車。
  3. 【請求項3】 前記置き台の二つの連接台座の外側に位
    置する連接台座の壁の縁には一つの切欠き状の斜面滑道
    が設けられ、該切欠き状の斜面滑道は車輪架側面に突設
    された突出ブロックと相互に対応し抵触していることを
    特徴とする、請求項1に記載の折り畳み式手押し運搬
    車。
  4. 【請求項4】 前記置き台に設けられた二つの連接台座
    の外側に位置する連接台座の内面板上には一つの傘歯車
    部が設けられ該傘歯車部に相対する車輪架の底部には別
    に一つの歯車部が設けられ、上記二つの歯車部に設けら
    れたラチェット歯が相互に対応してかみ合わされている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の折り畳み式手押し
    運搬車。
  5. 【請求項5】 前記ハンドルは、 二片の対称の嵌め板とされて、その外側が一つの軟質ゴ
    ムで被覆されて該嵌め板中央の内側壁上にいずれも二つ
    のストッパが凸設されているものと、 一片の操作制御ガイド板とされて、上述の二片の嵌め板
    内部に設置され、該操作制御ガイド板の上方には二つの
    対称な止めボタンが設けられ、該操作制御ガイド板の二
    側端部にはそれぞれ一つのV形孔が開設されて該V形孔
    に連接棒の頂端が予め挿置され、該操作制御ガイド板の
    上述の二つのストッパに対応する中央部の位置には、四
    つの突出ブロックで囲まれた一つの凹所が形成されて、
    この凹所に一つの圧縮ばねが収容され、上述のストッパ
    が該圧縮ばねの周囲を圧迫しているものと、 二つの支承座とされ、内スリーブ管の頂端に嵌められ、
    並びに該内スリーブ管と共に二つの嵌め板に固定され、
    該支承座の二側にはそれぞれ一つのガイド溝が形成され
    て連接棒が置かれ、並びに該連接棒が該ガイド溝内のみ
    で上下にスライド動作可能とされているものと、 以上を包括するものとされる、請求項1に記載の折り畳
    み式手押し運搬車。
  6. 【請求項6】 内スリーブ管底端に設けられる固定座
    は、内部に一つのフック部材、一つのばね及び一つの挿
    しピンを有し、該フック部材の中央には一つの斜形孔が
    開設され、該挿しピンは一つの枢軸で該フック部材に連
    結され、且つ挿しピンは該斜形孔の斜形範囲内でスライ
    ド動作可能とされている、請求項1に記載の折り畳み式
    手押し運搬車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010155606A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd ベビーカーおよびそのハンドル高さ調節機構
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