JP3045495B1 - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JP3045495B1 JP3045495B1 JP10361006A JP36100698A JP3045495B1 JP 3045495 B1 JP3045495 B1 JP 3045495B1 JP 10361006 A JP10361006 A JP 10361006A JP 36100698 A JP36100698 A JP 36100698A JP 3045495 B1 JP3045495 B1 JP 3045495B1
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- Japan
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- tire
- tread
- tread edge
- shoulder
- circumferential
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/01—Shape of the shoulders between tread and sidewall, e.g. rounded, stepped or cantilevered
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/11—Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of isolated elements, e.g. blocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 本発明は叙上の如く構成しているため、偏摩
耗やゴム欠け或いは接地巾の大巾な減少を招くことなく
ワンダリング性能を効果的に向上できる。 【解決手段】 トレッド面2Sにトレッド縁TEに沿っ
て周方向に並ぶショルダーブロックSBを形成する。こ
のショルダーブロックSBのタイヤ軸方向外側の外壁面
10の輪郭は、タイヤ軸Lを中心とする円周面断面Kに
おいて、タイヤ軸方向外側に向かって凸となる円弧状曲
線11をなす。
耗やゴム欠け或いは接地巾の大巾な減少を招くことなく
ワンダリング性能を効果的に向上できる。 【解決手段】 トレッド面2Sにトレッド縁TEに沿っ
て周方向に並ぶショルダーブロックSBを形成する。こ
のショルダーブロックSBのタイヤ軸方向外側の外壁面
10の輪郭は、タイヤ軸Lを中心とする円周面断面Kに
おいて、タイヤ軸方向外側に向かって凸となる円弧状曲
線11をなす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワンダリング性能
を向上した空気入りタイヤに関する。
を向上した空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤ、特にトレッド部を強靱
なベルト層によって補強したラジアルタイヤでは、横ぶ
れに対する抑止効果が大きいトレッドショルダー部にお
いても剛性が大となるため、例えば轍ある路面を走行し
た際などにハンドルが取られる所謂ワンダリング現象が
発生しやすい傾向にある。
なベルト層によって補強したラジアルタイヤでは、横ぶ
れに対する抑止効果が大きいトレッドショルダー部にお
いても剛性が大となるため、例えば轍ある路面を走行し
た際などにハンドルが取られる所謂ワンダリング現象が
発生しやすい傾向にある。
【0003】このワンダリング現象を抑制、すなわちワ
ンダリング性能を向上するためには、トレッドショルダ
部の剛性を下げ、キャンバースラストをプラス側に移行
させるの効果的であることが知られており、そのため
に、従来、トレッド縁TEの近傍に周方向にのびる細溝
aを形成する手段(図6(A))、トレッドショルダ部
bの子午断面における輪郭形状を小さな円弧b1とした
所謂ラウンドショルダを採用する手段(図6(B))、
又トレッド縁TEにタイヤ軸方向にのびる多数のサイプ
cを設ける手段(図6(C))等が採用されている。
ンダリング性能を向上するためには、トレッドショルダ
部の剛性を下げ、キャンバースラストをプラス側に移行
させるの効果的であることが知られており、そのため
に、従来、トレッド縁TEの近傍に周方向にのびる細溝
aを形成する手段(図6(A))、トレッドショルダ部
bの子午断面における輪郭形状を小さな円弧b1とした
所謂ラウンドショルダを採用する手段(図6(B))、
又トレッド縁TEにタイヤ軸方向にのびる多数のサイプ
cを設ける手段(図6(C))等が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5
(A)、(C)の如き細溝aやサイプcを形成するもの
は、この細溝aやサイプcに原因してヒール&トゥ摩耗
や肩落ち摩耗等の異常摩耗が発生しやすく又ゴム欠け等
の損傷も招きやすくなる。又図5(B)のラウンドショ
ルダでは接地巾の大巾な減少を招くなど走行性能を阻害
する傾向にある。
(A)、(C)の如き細溝aやサイプcを形成するもの
は、この細溝aやサイプcに原因してヒール&トゥ摩耗
や肩落ち摩耗等の異常摩耗が発生しやすく又ゴム欠け等
の損傷も招きやすくなる。又図5(B)のラウンドショ
ルダでは接地巾の大巾な減少を招くなど走行性能を阻害
する傾向にある。
【0005】そこで本発明は、トレッドショルダ部をブ
ロックで形成したタイヤにおいて有効であり、このブロ
ックのタイヤ軸方向外側の外壁面の輪郭を、タイヤ軸方
向外側に向かって凸となる円弧状曲線とすることを基本
として、偏摩耗やゴム欠け或いは接地巾の大巾な減少を
招くことなくワンダリング性能を効果的に向上しうる空
気入りタイヤの提供を目的としている。
ロックで形成したタイヤにおいて有効であり、このブロ
ックのタイヤ軸方向外側の外壁面の輪郭を、タイヤ軸方
向外側に向かって凸となる円弧状曲線とすることを基本
として、偏摩耗やゴム欠け或いは接地巾の大巾な減少を
招くことなくワンダリング性能を効果的に向上しうる空
気入りタイヤの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、トレッド面にタイヤ周方向
に連なる3本以上の縦主溝Gを設け、かつトレッド縁に
近い縦主溝とトレッド縁TEとを継ぐ横主溝Yを設ける
ことにより前記トレッド縁TEに沿って周方向に並ぶシ
ョルダーブロックSBを有する空気入りタイヤであっ
て、前記ショルダーブロックSBのタイヤ軸方向外側の
外壁面の輪郭は、タイヤ軸を中心とする円周面断面にお
いて、タイヤ軸方向外側に向かって凸となる円弧状曲線
をなすことを特徴としている。
に、本願請求項1の発明は、トレッド面にタイヤ周方向
に連なる3本以上の縦主溝Gを設け、かつトレッド縁に
近い縦主溝とトレッド縁TEとを継ぐ横主溝Yを設ける
ことにより前記トレッド縁TEに沿って周方向に並ぶシ
ョルダーブロックSBを有する空気入りタイヤであっ
て、前記ショルダーブロックSBのタイヤ軸方向外側の
外壁面の輪郭は、タイヤ軸を中心とする円周面断面にお
いて、タイヤ軸方向外側に向かって凸となる円弧状曲線
をなすことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りタイ
ヤ1が、トラック、バスなどに使用される重荷重用ラジ
アルタイヤとして形成される場合を例示しており、図1
において、空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、その
両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォ
ール部3と、各サイドウオール部3の内方端に位置する
ビード部4とを具えている。
示例とともに説明する。図1は、本発明の空気入りタイ
ヤ1が、トラック、バスなどに使用される重荷重用ラジ
アルタイヤとして形成される場合を例示しており、図1
において、空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、その
両端からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォ
ール部3と、各サイドウオール部3の内方端に位置する
ビード部4とを具えている。
【0008】また前記ビード部4、4間にはカーカス6
が架け渡されるとともに、このカーカス6の外側かつト
レッド部2の内方には強靱なベルト層7が配される。
が架け渡されるとともに、このカーカス6の外側かつト
レッド部2の内方には強靱なベルト層7が配される。
【0009】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ赤道Cに対して70〜90°の角度で配列した1枚以
上、本例では1枚のカーカスプライ6Aからなり、この
カーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウオー
ル部3をへてビード部4のビードコア5の廻りで内側か
ら外側に折り返して係止される。カーカスコードとして
は、本例では、スチールコードが採用されるが、必要に
応じてまたタイヤのカテゴリに応じてナイロン、レーヨ
ン、ポリエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維コー
ドをも使用できる。
ヤ赤道Cに対して70〜90°の角度で配列した1枚以
上、本例では1枚のカーカスプライ6Aからなり、この
カーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウオー
ル部3をへてビード部4のビードコア5の廻りで内側か
ら外側に折り返して係止される。カーカスコードとして
は、本例では、スチールコードが採用されるが、必要に
応じてまたタイヤのカテゴリに応じてナイロン、レーヨ
ン、ポリエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維コー
ドをも使用できる。
【0010】又前記ベルト層7は、本例ではスチールコ
ードをタイヤ赤道Cに対して、例えば60±10°程度
の角度で傾けた最も内のベルトプライ7Aと、タイヤ赤
道Cに対してスチールコードを30°以下の小角度で傾
けて並べたベルトプライ7B、7C、7Dとを、例えば
前記ベルトコードがプライ間で互いに交差する箇所を1
箇所以上設けて重ね合わせた4層構造を例示している。
なお、ベルト層7には、必要に応じてレーヨン、ナイロ
ン、芳香族ポリアミド、ナイロンなど他のコード材料を
用いることができる。
ードをタイヤ赤道Cに対して、例えば60±10°程度
の角度で傾けた最も内のベルトプライ7Aと、タイヤ赤
道Cに対してスチールコードを30°以下の小角度で傾
けて並べたベルトプライ7B、7C、7Dとを、例えば
前記ベルトコードがプライ間で互いに交差する箇所を1
箇所以上設けて重ね合わせた4層構造を例示している。
なお、ベルト層7には、必要に応じてレーヨン、ナイロ
ン、芳香族ポリアミド、ナイロンなど他のコード材料を
用いることができる。
【0011】次に、前記トレッド部2の表面(トレッド
面2S)には、図2に略示するように、タイヤ周方向に
連なる3本以上の縦主溝G、およびトレッド縁TEに近
い縦主溝3とトレッド縁TEとを継ぐ横主溝Yを設ける
ことにより、前記トレッド縁TEに沿って周方向に並ぶ
ショルダーブロックSBを形成している。
面2S)には、図2に略示するように、タイヤ周方向に
連なる3本以上の縦主溝G、およびトレッド縁TEに近
い縦主溝3とトレッド縁TEとを継ぐ横主溝Yを設ける
ことにより、前記トレッド縁TEに沿って周方向に並ぶ
ショルダーブロックSBを形成している。
【0012】本例では、前記縦主溝Gが、タイヤ赤道C
の両側で配される内の縦主溝Gi、Giとその外側に配
される外の縦主溝Go、Goとの4本からなる場合を例
示している。そして、この外の縦主溝Goとトレッド縁
TEとの間であるトレッドショルダ部10に、外の縦主
溝Goとトレッド縁TEとを継ぐ横主溝Yを設けること
によって、前記トレッド縁TEに沿って周方向に並ぶシ
ョルダーブロックSBの列を形成している。
の両側で配される内の縦主溝Gi、Giとその外側に配
される外の縦主溝Go、Goとの4本からなる場合を例
示している。そして、この外の縦主溝Goとトレッド縁
TEとの間であるトレッドショルダ部10に、外の縦主
溝Goとトレッド縁TEとを継ぐ横主溝Yを設けること
によって、前記トレッド縁TEに沿って周方向に並ぶシ
ョルダーブロックSBの列を形成している。
【0013】なお本願では、前記トレッドショルダ部1
0以外の領域におけるトレッドパターンについては、特
に規制することがなく、又前記縦主溝Gおよび横主溝Y
についても、直線状、ジグザグ状、曲線状等の種々の溝
形状を採用することができる。なお本例では、縦主溝G
i、Gi間は、例えば周方向に連続してのびるリブとし
て、又縦主溝Gi、Go間は、これらを横主溝Yで継ぐ
ことにより中のブロックMBが周方向に並ぶブロック列
として形成した場合を例示している。
0以外の領域におけるトレッドパターンについては、特
に規制することがなく、又前記縦主溝Gおよび横主溝Y
についても、直線状、ジグザグ状、曲線状等の種々の溝
形状を採用することができる。なお本例では、縦主溝G
i、Gi間は、例えば周方向に連続してのびるリブとし
て、又縦主溝Gi、Go間は、これらを横主溝Yで継ぐ
ことにより中のブロックMBが周方向に並ぶブロック列
として形成した場合を例示している。
【0014】そして本発明では、前記ショルダーブロッ
クSBのタイヤ軸方向外側の外壁面10の輪郭は、図1
〜3に示す如く、タイヤ軸を中心とする円周面断面Kに
おいて、タイヤ軸方向外側に向かって凸となる円弧状曲
線11をなすことを特徴としている。
クSBのタイヤ軸方向外側の外壁面10の輪郭は、図1
〜3に示す如く、タイヤ軸を中心とする円周面断面Kに
おいて、タイヤ軸方向外側に向かって凸となる円弧状曲
線11をなすことを特徴としている。
【0015】ここでトレッド面2Sは、図4に示す如
く、タイヤ軸Jを中心として周方向にのびる円周面K0
であって、前記「円周面断面K」とは、タイヤ軸Jを中
心としかつ前記円周面K0とは同心な断面として定義さ
れる。
く、タイヤ軸Jを中心として周方向にのびる円周面K0
であって、前記「円周面断面K」とは、タイヤ軸Jを中
心としかつ前記円周面K0とは同心な断面として定義さ
れる。
【0016】前記ショルダーブロックSBは、トレッド
面2Sから、そのブロック高さHの少なくとも60%以
上、好ましくは80%以上、さらに好ましくは100%
の高さ範囲において外壁面10の輪郭を円弧状曲線11
で形成している。
面2Sから、そのブロック高さHの少なくとも60%以
上、好ましくは80%以上、さらに好ましくは100%
の高さ範囲において外壁面10の輪郭を円弧状曲線11
で形成している。
【0017】この円弧状曲線11は、本例では単一円弧
であって、その曲率半径Rを、半径方向外側から内側に
向かって順次増加させている。この曲率半径Rが最小と
なるトレッド面2Sにおける曲率半径Rは、外壁面10
の周方向長さLの0.4〜1.4倍とすることが、ワン
ダリング性能の向上のために望ましい。
であって、その曲率半径Rを、半径方向外側から内側に
向かって順次増加させている。この曲率半径Rが最小と
なるトレッド面2Sにおける曲率半径Rは、外壁面10
の周方向長さLの0.4〜1.4倍とすることが、ワン
ダリング性能の向上のために望ましい。
【0018】なお円弧状曲線11としては、複数の円弧
を組み合わせたもの、或いは楕円などの滑らかな種々の
凸曲線を採用することができる。
を組み合わせたもの、或いは楕円などの滑らかな種々の
凸曲線を採用することができる。
【0019】このように、前記外壁面10を円弧状曲線
11で形成することにより、キャンバースラストをプラ
ス側に移行させることが可能となる。なおキャンバース
ラスト(CT)とは、図5に示す如く、タイヤ1をキャ
ンバー角θで傾けて転動させるときに発生する進行方向
と直角な向きの力であって、傾けた方向に働く場合をプ
ラス、傾く向きと逆方向に働く場合にはマイナスとして
表される。このキャンバースラストがプラスの値となる
タイヤにあっては、斜面に沿って登る向きに力が作用す
るため、轍の乗り降りがスムーズとなるなどワンダリン
グ性能を向上する効果がある。
11で形成することにより、キャンバースラストをプラ
ス側に移行させることが可能となる。なおキャンバース
ラスト(CT)とは、図5に示す如く、タイヤ1をキャ
ンバー角θで傾けて転動させるときに発生する進行方向
と直角な向きの力であって、傾けた方向に働く場合をプ
ラス、傾く向きと逆方向に働く場合にはマイナスとして
表される。このキャンバースラストがプラスの値となる
タイヤにあっては、斜面に沿って登る向きに力が作用す
るため、轍の乗り降りがスムーズとなるなどワンダリン
グ性能を向上する効果がある。
【0020】又このものは、トレッド縁TEがエッジ状
のスクエアショルダーとなるため、接地巾の大巾の減少
がなく走行性能の維持を図ることができ、しかも、従来
の細溝aやサイプcに原因する異常摩耗やゴム欠け等の
発生もないため、タイヤ寿命の向上にも貢献できる。
のスクエアショルダーとなるため、接地巾の大巾の減少
がなく走行性能の維持を図ることができ、しかも、従来
の細溝aやサイプcに原因する異常摩耗やゴム欠け等の
発生もないため、タイヤ寿命の向上にも貢献できる。
【0021】以上詳述したが、本発明では、タイヤのカ
テゴリーも上記の例に限定されることなく、乗用車用、
小型トラック用など種々のカテゴリの空気入りタイヤに
採用することができる。
テゴリーも上記の例に限定されることなく、乗用車用、
小型トラック用など種々のカテゴリの空気入りタイヤに
採用することができる。
【0022】
【実施例】図1に示す構造をなしかつ図2に準じたトレ
ッドパターンを有するタイヤサイズが11R22.5
14Pの重荷重用ラジアルタイヤを表1の仕様に基づき
試作するとともに、各試供タイヤのキャンバースラスト
をタイヤコーナリング試験機を用いて測定した。なお測
定条件としては、使用リム(22.5×7.50)、内
圧(700kPa)、荷重(26.72kN)とし、キ
ャンバー角θが2度のときの値を比較した。
ッドパターンを有するタイヤサイズが11R22.5
14Pの重荷重用ラジアルタイヤを表1の仕様に基づき
試作するとともに、各試供タイヤのキャンバースラスト
をタイヤコーナリング試験機を用いて測定した。なお測
定条件としては、使用リム(22.5×7.50)、内
圧(700kPa)、荷重(26.72kN)とし、キ
ャンバー角θが2度のときの値を比較した。
【0023】なお比較例1はショルダーブロックの外壁
面を平面としたタイヤ、比較例2はショルダーブロック
の外壁面を平面としかつトレッド縁TE近傍に細溝aを
形成した図6(A)のタイヤである。
面を平面としたタイヤ、比較例2はショルダーブロック
の外壁面を平面としかつトレッド縁TE近傍に細溝aを
形成した図6(A)のタイヤである。
【0024】
【表1】
【0025】表の如く、実施例のタイヤは、細溝aを形
成したものよりもさらにワンダリング性能が改善される
のが確認できる。
成したものよりもさらにワンダリング性能が改善される
のが確認できる。
【0026】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
偏摩耗やゴム欠け或いは接地巾の大巾な減少を招くこと
なくワンダリング性能を効果的に向上できる。
偏摩耗やゴム欠け或いは接地巾の大巾な減少を招くこと
なくワンダリング性能を効果的に向上できる。
【図1】本発明の一実施例のタイヤの断面図である。
【図2】そのトレッドパターンを示す展開図である。
【図3】ショルダーブロックを示す斜視図である。
【図4】円周面断面を説明する線図である。
【図5】キャンバースラストを説明する線図である。
【図6】(A)〜(C)は従来技術を説明する線図であ
る。
る。
2S トレッド面 10 外壁面 11 円弧状曲線 G縦主溝 K 円周面断面 SB ショルダーブロック TE トレッド縁 Y 横主溝
Claims (1)
- 【請求項1】トレッド面にタイヤ周方向に連なる3本以
上の縦主溝Gを設け、かつトレッド縁に近い縦主溝とト
レッド縁TEとを継ぐ横主溝Yを設けることにより前記
トレッド縁TEに沿って周方向に並ぶショルダーブロッ
クSBを有する空気入りタイヤであって、 前記ショルダーブロックSBのタイヤ軸方向外側の外壁
面の輪郭は、タイヤ軸を中心とする円周面断面におい
て、タイヤ軸方向外側に向かって凸となる円弧状曲線を
なすことを特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10361006A JP3045495B1 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 空気入りタイヤ |
US09/461,811 US6371179B1 (en) | 1998-12-18 | 1999-12-16 | Pneumatic tire including shoulder blocks |
DE69921586T DE69921586T2 (de) | 1998-12-18 | 1999-12-17 | Luftreifen |
EP99310169A EP1010550B1 (en) | 1998-12-18 | 1999-12-17 | Pneumatic tyre |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10361006A JP3045495B1 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3045495B1 true JP3045495B1 (ja) | 2000-05-29 |
JP2000177327A JP2000177327A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18471797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10361006A Expired - Fee Related JP3045495B1 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 空気入りタイヤ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6371179B1 (ja) |
EP (1) | EP1010550B1 (ja) |
JP (1) | JP3045495B1 (ja) |
DE (1) | DE69921586T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3490943B2 (ja) * | 1999-12-17 | 2004-01-26 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP3787264B2 (ja) * | 2000-07-06 | 2006-06-21 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
EP1172235B1 (en) * | 2000-07-06 | 2006-09-13 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Pneumatic tire |
KR100462199B1 (ko) * | 2000-11-23 | 2004-12-16 | 한국타이어 주식회사 | 편마모 발생을 억제시킨 공기입 타이어 |
JP2003005850A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 基準電位発生回路 |
JP5054264B2 (ja) * | 2001-09-04 | 2012-10-24 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
US6860053B2 (en) * | 2002-06-01 | 2005-03-01 | Ned F. Christiansen | Grip friction pattern |
US20070137749A1 (en) * | 2005-12-20 | 2007-06-21 | Continental Ag | Tire with tread pattern |
MX2010008872A (es) * | 2008-03-17 | 2010-08-31 | Michelin Rech Tech | Llanta con bloque de resalto con aberturas para control de temperatura mejorado. |
EP2731810B1 (en) | 2011-07-14 | 2018-01-03 | Compagnie Générale des Etablissements Michelin | Method and device for manufacturing of tires for improved uniformity and endurance of aggressive tread designs |
CN103635307B (zh) * | 2011-07-14 | 2017-06-20 | 米其林集团总公司 | 用于改进激进的胎面设计的均匀性和耐久性的方法和轮胎 |
JP2016501777A (ja) * | 2012-12-20 | 2016-01-21 | ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレーションズ、 エルエルシー | タイヤ熱交換特徴 |
JP6535571B2 (ja) * | 2015-10-26 | 2019-06-26 | 株式会社ブリヂストン | 重荷重用タイヤ |
JP6801386B2 (ja) * | 2016-11-11 | 2020-12-16 | 住友ゴム工業株式会社 | 重荷重用タイヤ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE413537A (ja) | ||||
US1505233A (en) * | 1922-10-12 | 1924-08-19 | Fisk Rubber Co | Rut guard |
US1956011A (en) | 1932-02-18 | 1934-04-24 | Wingfoot Corp | Means for diminishing traction and riding noise in tires |
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