JP3042485B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP3042485B2
JP3042485B2 JP10010395A JP1039598A JP3042485B2 JP 3042485 B2 JP3042485 B2 JP 3042485B2 JP 10010395 A JP10010395 A JP 10010395A JP 1039598 A JP1039598 A JP 1039598A JP 3042485 B2 JP3042485 B2 JP 3042485B2
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晴美 中野
明弘 塚本
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
に関する。
【0002】
【従来技術と解決すべき課題】近年、電子スチルカメラ
が実用化されている。この電子スチルカメラは、撮影し
た直後でも現像処理することなく直ちに再生してモニタ
あるいはTV画面等に表示することができ、非常に便利
である。
【0003】しかし、使用者がシャッターチャンスを待
っている状態で、シャッターチャンスがやってきた場
合、シャッター操作を行なうタイミングが早すぎたり遅
すぎたりしてシャッターチャンスを逃してしまうという
問題があった。本発明は上記実情に鑑みて成されたもの
で、シャッターチャンスを確実にものにすることができ
る電子スチルカメラを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体を一定
間隔で撮像し、撮影画像を順次出力する撮像手段と、前
記撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、前記
撮像手段から順次出力される撮像画像を前記画像記憶手
段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像を順
次消去することにより前記撮像手段から出力される新た
な撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、撮影を指
示する撮影指示手段と、この撮影指示手段により撮影が
指示された場合、撮影指示時点において前記画像記憶手
段に既に記憶されている撮像画像を保存記録する保存画
像記録手段とを具備したことを特徴とする。更に、前記
保存画像記録手段は、撮影指示時点において前記画像記
憶手段に既に記憶されている複数の撮影画像のブレを検
出し、この検出結果に応じて前記複数の撮影画像の中か
ら最もブレの少ない撮影画像を保存記録することを特徴
とする に、複数の撮影モードの中から所望の撮影モ
ードを選択する選択手段を備え、前記記憶制御手段は、
前記選択手段により選択された撮影モードが所定の撮影
モードの場合に、前記記憶制御を実行し、前記保存画像
記録手段は、前記選択手段により選択された撮影モード
が所定の撮影モードの場合に、前記保存記録を実行する
ことを特徴とする。更に、前記複数の撮影モードは、1
枚撮影モードと前後撮影モードを含み、前記記憶制御手
段は、前記選択手段により前記前後撮影モードが選択さ
れた場合に、前記記憶制御を実行し、前記保存画像記録
手段は、前記選択手段により前記前後撮影モードが選択
された場合に、前記保存記録を実行することを特徴とす
る。また、本発明は、被写体を一定間隔で撮像し、撮像
画像を順次出力する撮像手段と、前記撮像画像を所定枚
数分記憶する画像記憶手段と、前記撮像手段から順次出
力される撮像画像を前記画像記憶手段に所定枚数分記憶
させ、その後、最古の記憶画像を順次消去することによ
り前記撮像手段から出力される新たな撮像画像を順次記
憶させる記憶制御手段と、撮影を指示する撮影指示手段
と、この撮影指示手段により撮影が指示された場合、前
記画像記憶手段に記憶されている、撮 影指示前及び又は
後の撮像画像の中から所定の撮像画像を保存記録する保
存画像記録手段とを具備したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は全体の回路構成を示すブロ
ック図である。同図において10は光学系で、レンズ1
1,シャッター12,CCDなどの撮像素子13等によ
り構成され、オートフォーカス機構及びEE機構によ
り、ピント、露出等が自動的に合わせられるようになっ
ている。また、14はシャッター制御回路で、このシャ
ッター制御回路14はシャッター釦15の操作に応じて
シャッター12を制御する。
【0006】上記シャッター釦15は、信号ライン16
a,16bによりシャッター制御回路14に接続してお
り、シャッター釦15に人の指が触れると(軽く押され
ると)信号ライン16aを介してタッチ信号をシャッタ
ー制御回路14に送り、シャッター釦15が押されると
信号ライン16bを介してON信号をシャッター制御回
路14に出力する。このシャッター制御回路14は、シ
ャッター釦15からタッチ信号が送られてくるとスタン
バイモードとなり、オートフォーカス、EE機構により
ピント及び露出を合わせると共に、そのときの撮影モー
ドに応じて撮影を開始、例えば1/60秒の間隔でシャ
ッター12を動作させる。
【0007】そして、上記シャッター12の動作に伴
い、被写体の像がレンズ11及びシャッター12を介し
て撮像素子13の面に投影され、撮像素子13から投影
像に対する信号、つまり、撮像信号が信号処理回路17
へ送られる。この信号処理回路17は、撮像信号を処理
して輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yを作成し、
信号ラインaを介して表示制御回路18へ出力する。ま
た、上記信号処理回路17から出力される信号は、スイ
ッチSW1を介して変調回路19へ送られると共に、ス
イッチSW2を介してA/D変換回路21へ送られる。
【0008】上記スイッチSW1,SW2は、制御回路
24からのスイッチ信号S1,S2によりオン/オフ制
御される。上記A/D変換回路21は、信号処理回路1
7から送られてくる輝度信号Y及び色差信号R−Y,B
−Yをそれぞれデジタルデータに変換し、画像メモリ例
えば半導体メモリ22へ出力する。この半導体メモリ2
2は、複数枚の画像例えば180枚の画像を記憶できる
容量を有しており、図2に示すように画像記憶エリア2
2aに対応させてフラグエリア22bが設けられてい
る。
【0009】そして、上記半導体メモリ22には、A/
D変換回路21から送られてくる画像データがメモリ制
御回路23の制御に従って順次記憶されるが、180枚
分の画像データを記憶すると最初に記憶した画像データ
が新しい画像データに順次書換えられる。
【0010】また、上記メモリ制御回路23には、制御
回路24から制御信号が与えられると共に、シャッター
制御回路14からシャッター信号が与えられる。上記メ
モリ制御回路23は、特定の動作モードにおいてシャッ
ター制御回路14からシャッター釦15のタッチ信号が
与えられると半導体メモリ22への画像データ書込み制
御を開始し、その後、シャッター釦15のON信号が与
えられると、そのとき半導体メモリ22に記憶した画像
に対応するフラグエリア22bにシャッターフラグFを
セットすると共に、その後、1秒間は半導体メモリ22
に対する画像の書込み制御を継続する。
【0011】そして、上記半導体メモリ22に記憶され
た画像は、メモリ制御回路23により順次CPU20に
読出される。このCPU20から読出される画像を順次
比較して各画像間の「動き度合」を求め、その前後の
「動き度合」も最も少ない画像を選択し、その選択信号
をメモリ制御回路23に出力する。このメモリ制御回路
23は、半導体メモリ22の記憶画像の中から上記CP
U20により選択された画像をアドレス指定して読出
し、D/A変換回路25に入力する。
【0012】上記半導体メモリ22から読出された画像
は、D/A変換回路25によりアナログ信号に変換さ
れ、信号ラインbを介して表示制御回路18へ送られる
と共に、制御回路24からのスイッチ信号S3によりオ
ン/オフ制御されるスイッチSW3を介して変調回路1
9に入力される。この変調回路19は、信号処理回路1
7からスイッチSW1を介して与えられる信号あるいは
D/A変換回路25からスイッチSW3を介して与えら
れる信号を変調し、記録回路26へ出力する。この記録
回路26は、変調回路19から送られてくる信号を記録
ヘッド27aを介して画像記録媒体例えばフロッピーデ
ィスク28に記録する。このフロッピーディスク28に
は、例えば50枚程度の画像を記憶することができる。
【0013】上記フロッピーディスク28に記録された
画像は、再生モードにおいて再生ヘッド27b(一般に
記録ヘッド27aと兼用)により読出され、再生回路3
1を介して復調回路32へ送られる。この復調回路32
は、再生信号を復調してエンコーダ33に入力し、元の
輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yに戻して表示制
御回路18へ出力する。この表示制御回路18は、信号
ラインA,b,cにより入力される3系統の画像信号を
制御回路24からの指示に従って選択し、CRT等のモ
ニタ34に出力して表示する。このモニタ34は、ファ
インダ部位に配置される。
【0014】また、上記制御回路24には、シャッター
制御回路14からのシャッターのON信号が与えられる
と共にキー入力部35が接続される。このキー入力部3
5には、通常の1枚撮影モードと前後撮影モードとを切
換える撮影モード切換キー、撮影モード、再生モード等
の動作モードを指定する動作モード指定キー、再生モー
ドにおいてフロッピーディスク28の読出しアドレスを
前後させるフォワードキー及びバックキー等の各種操作
キーが設けられている。上記制御回路24は、キー入力
部35からのキー入力信号、シャッター制御回路14か
らのシャッターON信号に応じてスイッチSW1,SW
2,SW3をオン/オフ制御すると共に、メモリ制御回
路23,表示制御回路18及び他の回路に制御指令を与
える。
【0015】次に上記実施形態の動作を説明する。従来
のカメラと同様の撮影を行なう場合には、キー入力部3
5に設けられている撮影モード切換キーにより1枚モー
ドを指定する。制御回路24は、この1枚モードが指定
されると、シャッター制御回路14及びメモリ制御回路
23に1枚モード信号を出力すると共に、スイッチSW
1,SW2,SW3をオフし、更に表示制御回路18に
信号ラインaを選択するように指示する。この状態で撮
影者がシャッター釦15に指を軽く触れると、タッチ信
号がシャッター制御回路14へ送られる。シャッター制
御回路14は、タッチ信号が送られてくるとスタンバイ
モードとなり、オートフォーカス、EE機構によりピン
ト、露出を合わせると共に、シャッター12を1/60
秒毎に動作させる。これにより被写体の像がレンズ11
及びシャッター12を介して撮像素子13の面に投影さ
れ、撮像素子13から投影像に応じた輝度信号Y及び色
差信号R−Y,B−Yが出力され、信号ラインaを介し
て表示制御回路18へ送られる。
【0016】表示制御回路18は、制御回路24からの
指示により信号ラインaにより送られてくる信号を選択
し、モニタ34に表示する。このモニタ表示により撮影
者は、被写体の状態を確認することができ、シャッター
操作が可能となる。そして、撮影者がシャッター釦15
を押すと、ON信号がシャッター制御回路14へ送られ
る。シャッター制御回路14は、ON信号が与えられる
と、そのON信号を与えられると、そのON信号を制御
回路24に出力し、その後、シャッター動作を一時停止
する。
【0017】制御回路24は、シャッター制御回路14
からシャッターON信号が送られてくると、スイッチS
W1を一定時間例えば1/60秒の間だけオンする。こ
のスイッチSW1がオンとなっている間、信号処理回路
17から出力される撮影信号、すなわち、輝度信号Y及
び色差信号R−Y,B−Yが変調回路19へ送られて変
調され、記録回路26に入力される。記録回路26は、
変調回路19から送られてくる信号に従って記録ヘッド
27aを駆動し、フロッピーディスク28に撮影画像を
記録する。そして、上記スイッチSW1がオフすると、
シャッター制御回路14はシャッター釦15からのタッ
チ信号の有無を判断し、タッチ信号が送られてきていれ
ばシャッター12の制御動作を再び開始する。以下、同
様にして順次撮影を行なうことができる。
【0018】上記の1枚モードでは、フロッピーディス
ク28への画像記録はシャッター釦15を押した時に限
定されるが、シャッター操作の前後の撮影画像の中から
ブレの最も少ない画像を選んでフロッピーディスク28
に記録したい場合には、撮影モード切換キーにより前後
撮影モードを切換指定する。
【0019】以下、この前後撮影モードにおける制御動
作を図3のフローチャートを参照して説明する。制御回
路24は、この前後撮影モードが指定されると、シャッ
ター制御回路14及びメモリ制御回路23に前後撮影モ
ード信号を出力すると共に、スイッチSW1,SW3を
オフ、スイッチSW2をオンし、更に表示制御回路18
に信号ラインaを選択するように指示する。この状態で
撮影者がシャッター釦15に指を軽く触れると(ステッ
プA1)、タッチ信号が信号ライン16aを介してシャ
ッター制御回路14へ送られる。
【0020】シャッター制御回路14は、タッチ信号が
送られてくると、オートフォーカス、EE機構によりピ
ント、露出を合わせると共にシャッター12を1/60
秒毎に動作させて撮影動作を開始する(ステップA
2)。これにより被写体の像がレンズ11及びシャッタ
ー12を介して撮像素子13の面に投影され、撮像素子
13から投影像に応じた輝度信号Y及び色差信号R−
Y,B−Yが出力され、信号ラインaを介して表示制御
回路18へ送られる。
【0021】表示制御回路18は、信号ラインaにより
送られてくる信号を制御回路24の指示に従って選択
し、モニタ34に表示する。このモニタ表示により撮影
者は、被写体の状態を確認することができ、シャッター
操作が可能となる。更に、上記信号処理回路17から出
力される画像信号は、スイッチSW2を介してA/D変
換回路21に入力され、デジタル信号に変換されて半導
体メモリ22に入力される。このときシャッター制御回
路14からメモリ制御回路23にシャッター釦15のタ
ッチ信号がメモリ制御回路23に与えられる。メモリ制
御回路23は、上記タッチ信号が与えられている間、A
/D変換回路21から出力される画像データを半導体メ
モリ22に順次書込み、180枚分の書込みを終了する
と、最初に書込んだ画像データから順に新しい画像デー
タに書換える。
【0022】そして、撮影者がシャッター釦15を押す
と(ステップA3)、ON信号が信号ライン16bを介
してシャッター制御回路14へ送られる。シャッター制
御回路14は、ON信号が与えられると、そのON信号
をメモリ制御回路23及び制御回路24に出力すると共
に、その後の1秒間はシャッター制御動作をそのまま継
続する。
【0023】メモリ制御回路23は、シャッター制御回
路14からシャッターON信号が送られてくると、図2
に示すようにそのとき半導体メモリ22に記録された1
/60秒の画像に対し、対応するフラグエリア22bに
シャッターフラグFをセット(ステップA4)すると共
に、その後、1秒間は半導体メモリ22に対する撮影画
像の書込みを継続する(ステップA5)。従って、シャ
ッター釦15を押した場合に、シャッター操作前の2秒
間の撮影画像(120枚)及びシャッター操作後の1秒
間の撮影画像(60枚)が半導体メモリ22に記録され
る。
【0024】しかして、メモリ制御回路23は、上記半
導体メモリ22への撮影画像の書込みを終了すると、半
導体メモリ22の記憶画像を順次読出してCPU20に
出力する。このCPU20は、半導体メモリ22から読
出される画像に対して図4に示すように各画像間の「動
き度合」を求め、その後の「動き度合」の最も少ない画
像を選択してメモリ制御回路23に通知する。
【0025】上記「動き度合」の検出方法は種々知られ
ており、そのためのプログラムをCPU20に組込めば
よい。例えば「日本電気株式会社C&Cシステム研究
所」による1981年7月発行の「通方報研資CS81
−87」,「会議テレビ信号の動き補償フレーム間符号
化」等がよく知られているが、本発明に適用する場合は
簡易的な方式でよく、例えば本出願人による特願昭63
−43497号の明細書に記載された動画像検出方法を
用いてもよい。図4における“2”,“3”等の数値
は、「動き度合」の相対的な大きさを示したものであ
る。
【0026】しかして、CPU20は、上記した原理に
基づいて各画像について動ベクトルを検出して「動き度
合」を求め(ステップA6)、その後「動き度合」の最
も少ない画像、つまり、ブレの最も少ない最良の画像を
選択してメモリ制御回路23に通知する(ステップA
7)。この場合、ブレの最も少ない画像として同じレベ
ルのものが複数ある時はシャッタータイミングに最も近
い画像の方を選択する。そして、メモリ制御回路23
は、半導体メモリ22に記憶されている画像の中からC
PU20により選択された画像をアドレス指定して読出
し、D/A変換回路25に入力する。
【0027】上記D/A変換回路25は、半導体メモリ
22から読出される画像データをアナログ信号に変換し
て信号ラインbに出力する。このとき制御回路24は、
表示制御回路18に信号ラインbを選択するように指示
を与えると共に、スイッチSW3を一定時間オン状態に
保持する。上記表示制御回路18は、D/A変換回路2
5から送られてくる画像信号を制御回路24の指示によ
り選択してモニタ34に表示する。この結果、撮影者は
CPU20により選択された画像をモニタ34により確
認することができる。また、上記スイッチSW3がオン
することにより、半導体メモリ22から読出される画像
が変調回路19へ送られて変調される。そして、この変
調された画像データが記録回路26へ送られ、記録ヘッ
ド27aによりフロッピーディスク28に記録される
(ステップA8)。
【0028】上記のように前後撮影モードでは、シャッ
ター操作を行なうと、その前後に撮影した複数の画像が
半導体メモリ22に記憶されると共に、この半導体メモ
リ22に記憶した画像の中からブレの最も少ない画像が
自動的に選択されてフロッピーディスク28に記録され
る。
【0029】しかして、上記フロッピーディスク28に
記録した画像を再生したい場合は、再生モードを指定す
る。制御回路24は、再生モードが指定されると、表示
制御回路18に信号ラインcを選択するように指示する
と共に、フロッピーディスク28に記録されている最初
の画像を再生ヘッド27bにより読出し、再生回路31
により増幅した後、復調回路32に入力して復調動作を
行なわせる。この復調回路32により復調された信号
は、エンコーダ33に入力されて元の輝度信号Y及び色
差信号R−Y,B−Yに戻され、信号ラインcを介して
表示制御回路18に送られる。この表示制御回路18
は、エンコーダ33から送られてくる画像信号を制御回
路24の指示に従って選択してモニタ34に表示する。
また、この状態でフォワードキーを操作することによっ
てフロッピーディスク28の記録画像が順次読出され、
モニタ34に表示される。
【0030】なお、上記実施形態では、シャッターを押
した前後数秒の撮影画像を半導体メモリ22に記憶して
ブレの少ない画像を選択するようにしたが、シャッター
操作後は撮影を停止し、シャッターを押した時までの数
秒の撮影画像を対象としてブレの少ない画像を選択する
ようにしてもよいし、シャッター操作後の数秒のみを対
象としてもよい。
【0031】また、上記実施形態では、1/60秒毎に
シャッター12を制御するようにしたが、その他の値に
設定しても良いことは勿論である。更に上記実施形態で
は、画像メモリとして半導体メモリ22を使用した場合
について示したが、その他、例えば磁気テープ,フロッ
ピーディスク等を用いてもよい。更に又、最もブレのな
い画像とシャッターを押した本来の画像の両方を記録す
るようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、被
写体を一定間隔で撮像し、撮影画像を順次出力する撮像
手段と、前記撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手
段と、前記撮像手段から順次出力される撮像画像を前記
画像記憶手段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記
憶画像を順次消去することにより前記撮像手段から出力
される新たな撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段
と、撮影を指示する撮影指示手段と、この撮影指示手段
により撮影が指示された場合、撮影指示時点において前
記画像記憶手段に既に記憶されている撮像画像を保存記
録する保存画像記録手段とを備えるようにしたので、シ
ャッター操作前の撮影画像を得ることができる。更に、
本発明によれば、前記保存画像記録手段は、撮影指示時
点において前記画像記憶手段に既に記憶されている複数
の撮影画像のブレを検出し、この検出結果に応じて前記
複数の撮影画像の中から最もブレの少ない撮影画像を保
存記録するので、シャッター操作前の最良の撮影画像を
得ることができる に、本発明によれば、複数の撮影
モード(例えば、1枚撮影モード、前後撮影モード等)
の中から所望の撮影モードを選択する選択手段を備え、
前記記憶制御手段は、前記選択手段により選択された撮
影モードが所定の撮影モード(例えば、前後撮影モー
ド)の場合に、前記記憶制御を実行し、前記保存画像記
録手段は、前記選択手段により選択された撮影モードが
所定の撮影モード(例えば、前後撮影モード)の場合
に、前記保存記録を実行するので、ユーザーが所望する
場合にのみシャッター操作前の撮影画像を得ることがで
きる。また、本発明によれば、被写体を一定間隔で撮像
し、撮像画像を順次出力する撮像手段と、前記撮像画像
を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、前記撮像手段か
ら順次出力される撮像画像を前記画像記憶手段に所定枚
数分記憶させ、その後、最古の記憶画像を順次消去する
ことにより前記撮像手段から出力される新たな撮像画像
を順次記憶させる記憶制御手段と、撮影を指示する撮影
指示手段と、この撮影指示手段により撮影が指示された
場合、前記画像記憶手段に記憶されている、撮影指示前
及び又は後の撮像画像の中から所定の撮像画像を保存記
録する保 存画像記録手段とを備えるようにしたので、シ
ャッター操作前後の撮影画像の中から所定の撮影画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における全体の回路構成を
示すブロック図。
【図2】図1における半導体メモリの記憶構成を示す
図。
【図3】同実施形態における撮影動作を説明するための
フローチャート。
【図4】同実施形態における半導体メモリの記憶画像の
中からブレの最も少ない画像を選択する場合の動作を説
明するための図。
【符号の説明】
10…光学系、11…レンズ、12…シャッター、13
…撮像素子、14…シャッター制御回路、15…シャッ
ター釦、16a,16b…信号ライン、17…信号処理
回路、18…表示制御回路、19…変調回路、20…C
PU、21…A/D変換回路、22…半導体メモリ、2
3…メモリ制御回路、24…制御回路、25…D/A変
換回路、26…記録回路、27a…記録ヘッド、27b
…再生ヘッド、28…フロッピーディスク、31…再生
回路、32…復調回路、33…エンコーダ、34…モニ
タ、35…キー入力部、SW1〜SW3…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/253 H04N 5/76 - 5/097

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を一定間隔で撮像し、撮画像を
    順次出力する撮像手段と、 前記撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、 前記撮像手段から順次出力される撮像画像を前記画像記
    憶手段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像
    を順次消去することにより前記撮像手段から出力される
    新たな撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、 撮影を指示する撮影指示手段と、 この撮影指示手段により撮影が指示された場合、撮影指
    示時点において前記画像記憶手段に既に記憶されてい
    像画像を保存記録する保存画像記録手段と、 を具備したことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記保存画像記録手段は、撮影指示時点
    において前記画像記憶手段に既に記憶されている複数の
    撮影画像のブレを検出し、この検出結果に応じて前記複
    数の撮影画像の中から最もブレの少ない撮影画像を保存
    記録することを特徴とする請求項1記載の電子スチルカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 複数の撮影モードの中から所望の撮影モ
    ードを選択する選択手段を備え、 前記記憶制御手段は、前記選択手段により選択された撮
    影モードが所定の撮影モードの場合に、前記記憶制御を
    実行し、 前記保存画像記録手段は、前記選択手段により選択され
    た撮影モードが所定の撮影モードの場合に、前記保存記
    録を実行することを特徴とする請求項1記載の電子スチ
    ルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記複数の撮影モードは、1枚撮影モー
    ドと前後撮影モードを含み、 前記記憶制御手段は、前記選択手段により前記前後撮影
    モードが選択された場合に、前記記憶制御を実行し、 前記保存画像記録手段は、前記選択手段により前記前後
    撮影モードが選択された場合に、前記保存記録を実行す
    ることを特徴とする請求項記載の電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 被写体を一定間隔で撮像し、撮像画像を
    順次出力する撮像手段と、 前記撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、 前記撮像手段から順次出力される撮像画像を前記画像記
    憶手段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像
    を順次消去することにより前記撮像手段から出力される
    新たな撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、 撮影を指示する撮影指示手段と、 この撮影指示手段により撮影が指示された場合、前記画
    像記憶手段に記憶されている、撮影指示前及び又は後の
    撮像画像の中から所定の撮像画像を保存記録する保存画
    像記録手段と、 を具備したことを特徴とする電子スチルカメラ。
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