JP3042118U - 携帯電話機用イヤホーンコードの整理保持具 - Google Patents

携帯電話機用イヤホーンコードの整理保持具

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JP3042118U
JP3042118U JP1997002413U JP241397U JP3042118U JP 3042118 U JP3042118 U JP 3042118U JP 1997002413 U JP1997002413 U JP 1997002413U JP 241397 U JP241397 U JP 241397U JP 3042118 U JP3042118 U JP 3042118U
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JP1997002413U
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Inventor
春實 太田
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太田金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イヤホーンコードを携帯電話機につないだま
ゝ、該電話機に沿わせてコンパクトな捲回状態にして整
理保持することができる一方、使用に際しては、ワンタ
ッチ操作で解きほぐして迅速にイヤホーンを使用可能な
ものとする。 【解決手段】 電話機の一側面に、互いに離間して反対
向きに突出した1対のコード掛止片6、7を設け、これ
らを巡ってイヤホーンコード4を捲回状態に保持しうる
ものとする。上記一方の掛止片6は、回転自在または着
脱自在なものとし、これを回転または取外すことでイヤ
ホーンコード4の保持力を解除し、一挙に巻きをほどい
て迅速に使用状態に転換できるものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、携帯電話機に付設して使用されるイヤホーンコードの整理保持具 に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、携帯電話機の益々の汎用化に伴って、騒音の多い場所での使用とか、両 手を使っての作業中あるいは自動車の運転中の使用等の便宜性のために、コード 式のイヤホーンを接続して使用されることが多くなってきている。
【0003】 ところが、イヤホーンコードは一般的に1mをこえるような相当な長さを有す るのに加え、電話がかかってきたときにすぐさま通話対応ができるように、電話 機本体に接続したまゝ保持しておくことが望まれるため、電話機の携帯時にいさ ゝか邪魔になるという難点があった。このため、一般的には、イヤホーンコード を電話機本体に巻き付けて整理したり、あるいは別途巻き束にして電話機本体に 沿わせて携帯するものとしていることが多い。しかしながら、いずれの場合も、 電話がかかってきたときの即時対応が行いにくく、時としてコードが複雑にもつ れてその解きほぐしに手間と時間がかかり、機を失することがあるというような 難点があった。
【0004】 従来、このような不便さを解消するための1つの提案として、例えば特開平8 −237349号公報に示されるように、携帯電話機本体とは別に、イヤホーン コードを巻き取り状態に収納しておくための巻き取り収納具を用意し、これを電 話機と異に携帯することが推奨されている。
【0005】 しかしながら、この場合、巻き取り収納具そのものが比較的コスト高につくと ともに、携帯に嵩張って邪魔になり、更には電話がかかってきたときに、巻き取 り収納具からイヤホーンコードを引き出した上で電話機本体に接続するのに手間 がかかり、実用上いささか面倒であるというような難点があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、イヤホーンコードを携帯 電話機につないだまま、携帯の邪魔にならないようにコンパクトに整理保持でき 、使用に際してはワンタッチで迅速に解きほぐして装着使用することができると 共に、構造が簡単で極めて廉価に供給しうる携帯電話機用のイヤホーンコード整 理保持具を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1に係る携帯電話機用イヤホーンコード整理保持具は、携帯 電話機本体またはそれを収納するケースの外周側面の適所に、相互間に所定間隔 を存置して互いに反対方向に突出した1対のコード掛止片が設けられ、これらの 両コード掛止片を巡ってイヤホーンコードを捲回状態に保持しうるものとなされ ると共に、 上記1対のコード掛止片のうちの少なくとも1つが、コード保持力を解除しう る態様に回転自在または取外し自在なものとなされていることを特徴とするもの である。
【0008】 上記イヤホーンコード整理保持具は、不使用時においてはイヤホーンコードを 上記両掛止片に捲回装着することによって携帯電話機の外面に沿わせた状態にコ ンパクトに整理収納することができ、携帯にも格別邪魔にならない。一方、使用 時には、一方の掛止片を保持位置から解除位置に回転させあるいは取外すことに よって、コード保持力を解除しうる。したがって、この解除操作でイヤホーンコ ードは巻きが解かれた状態になって解放され、そのまゝすぐに先端のイヤホーン レシーバ部を耳孔に当てて迅速に使用することが可能となる。
【0009】 請求項2に係る考案は、既存の携帯電話機に爾後取付けして使用することがで きるものとした保持具であり、電話機本体またはそれを収納するケースの外周側 面に貼着される帯状取付基板と、該基板の両端部に、相互間に所定間隔を存置し て互いに反対方向に突出状に設けられた1対のコード掛止片とを有し、 上記面コード掛止片を巡ってイヤホーンコードを捲回状態に保持しうるものと なされる一方、 上記1対のコード掛止片のうちの少なくとも1つが、コード保持力を解除しう る態様において回転自在または取外し自在なものとなされていることを特徴とす る携帯電話機を要旨とする。
【0010】 請求項3は、イヤホーンコードの先端に付いているレシーバ部を同時に安定良 く整理保持しうる機能を付加して、一層便利良く使用しうるようにしたものであ り、1対のコード掛止片間の位置に、イヤホーンレシーバを着脱自在に保持する レシーバ保持手段が設けられてなるものである。
【0011】 請求項4の考案は、上記レシーバ保持手段が、互いに対をなす係着可能な面フ ァスナー片からなるもので、上記レシーバの着脱操作を至極簡便に行いうると共 に、当該保持部の製作コストも極めて低いものとなしうる利点を有するものであ る。
【0012】
【考案の実施の形態】
図面はこの考案の好適な実施態様の1つを示すものである。
【0013】 図1、2及び3において、(1)は携帯電話機本体、(2)はその収納ケース 、(3)はこの考案に係るイヤホーンコード(4)の整理保持具を示す。
【0014】 上記整理保持具(3)は、電話機本体(1)またはそのケース(2)の一側面 に取付けて使用しうるようになされたもので、薄い合成樹脂板からなる帯状の取 付基板(5)と、この基板の両端部に設けられた1対のコード掛止片(6)(7 )とを有する。
【0015】 これらの1対の掛止片(6)(7)は相互間に所定間隔を存置して、互いに反 対向きに突出したもので、それらを巡ってイヤホーンコード(4)を捲回状態に 保持しうるものとなされている。
【0016】 かつ、一方の上端側のコード掛止片(6)は、金属製または硬質樹脂製の線材 ないし条材をもて正面視U字状かつ側面視略倒Z字状に成形されたものであり、 その両脚端の対向状に折曲げられた基端取付軸部(6a)(6a)が図4に示す ように断面偏平楕円状に形成され、該取付軸部(6a)(6a)が、若干の弾性 を保持する取付用押さえ板(8)をもって基板(5)に弾性抑圧状態に抑さえ止 められている。従って、該掛止片(6)は、常態においては図4(ロ)に示すよ うなコード保持姿勢を保って安定的に保持される一方、上記取付部(6a)(6 a)を中心に回転自在であり、上記押さえ板(8)の弾力に抗して強制的に外方 に倒すことによって図4の(ロ)に鎖線で示すように解除位置までほゞ180° 近い角度範囲に亘って回転させうるものとなされている。
【0017】 他方の掛止片(7)は、基板(5)と一体に形成されたもので、その下端の幅 方向中間部を切り起こした態様で、下向きに突出した舌片状のものとして形成さ れている。
【0018】 基板(5)は、内側面側に感圧性接着剤層(9)が設けられ、それを保護する 離型紙を剥すことによって上記接着剤層(9)を利用して電話機本体(1)また はそのカバー(2)の外周面の所望の個所に貼着して取付けうるものとなされて いる。
【0019】 両掛止片(6)(7)間の位置には、基板(5)の外面にイヤホーンコード( 4)の先端のレシーバ部(4a)を着脱自在に装着保持しうる保持手段として、 帯状の面ファスナー(11)が取付けられており、これに対応して上記レシーバ 部(4a)の背面にも、上記面ファスナー(11)と対をなす相手方の係合可能 な小さい面ファスナー片(12)が適宜接着剤等を用いて取付けられている。
【0020】 上記実施態様のイヤホーンコード整理保持具(1)は、図2に示すように例え ば電話機本体(1)を収納したカバー(2)の一側面に、基板(5)を貼付ける ことで装着される。
【0021】 そして、携帯電話機を使用していないときは、イヤホーンコード(4)の基端 のプラグ(4b)を電話機本体(1)に差込んで接続したまゝ、当該コード(4 )を保持具(3)の上下1対の掛止片(6)(7)をめぐってそれらに捲回状態 に巻きつけ、先端のレシーバ部(4a)を基板(5)側の面ファスナー(11) に背面の面ファスナー片(12)を係合させることによって固定する。この状態 では、イヤホーンコード(4)は電話機の側面側にコンパクトに整理保持されて いるので、電話機本体(1)と共に鞄とかポケット等に入れて好都合に携帯でき 、携帯中にコード(4)が絡み合ったりもつれるのを回避しうる。
【0022】 電話がかかってきた場合には、上方の掛止片(6)を指先で外方に引き倒すよ うに回転させる。すると、該掛止片(6)は偏平楕円状の取付軸部(6a)と弾 性押さえ板(8)との作用で、一挙に図4(ロ)の実線位置(掛止位置)から鎖 線で示す解除位置まで転回する。従って、これに伴って、イヤホーンコード(4 )は、掛止片(6)による保持力が解かれる結果、一挙に解放されて解きほぐさ れる。そこで、レシーバ(4a)を取外し、これを耳孔にはめることで通話を開 始しうる。
【0023】 上記実施態様は、この考案の好適な1つの実施態様を示すものであって、この 考案は、請求項に記載した範囲内で任意に設計変更が可能である。
【0024】 例えば、掛止片(6)(7)のうち、その1つを基板(5)に対して着脱自在 なものとし、これを取外すことでコード保持力を解除しうるものとしても良い。 また、両方の掛止片(6)(7)を、回転自在または取外し自在なものとして構 成することも可能である
【0025】
【考案の効果】
請求項1のこの考案に係る携帯電話機用イヤホーンコードの整理保持具にあっ ては、該コードを使用しないときには1対の掛止片間をめぐって捲回状態にして コンパクトに、しかも該イヤホーンコードを電話機につないだまゝそれに沿わせ た状態にして整理保持することができ、携帯の邪魔になることがない。しかも、 コードが絡み合ってもつれるようなこともない。しかも、上記捲回による整理操 作も容易かつ迅速に行いうる。
【0026】 また、携帯電話機の使用時には、回転自在または着脱自在に設けられた少なく とも一方の引掛片を回動したりまたは取り外したりするワンタッチ操作により、 イヤホーンコードを保持具から迅速かつ確実に解放してもつれることなく取り外 すことができるため、迅速な通話対応が可能である。
【0027】 もとより、この考案の整理保持具は、構造が簡単で、安価に製作提供できる。
【0028】 請求項2の考案によれば、既存の携帯電話機に取付用の基板を爾後取付けして 、上記の便利なコード整理保持具を簡単に装着使用することができる。
【0029】 請求項3によれば、併せてイヤホーンコードの先に付いているレシーバ部をも 安定よく整理保持しておくことができる。そのため、イヤホーンコードが保持具 から勝手にほどけることが防止され、より確実な保持が可能となる。
【0030】 請求項4によれば、更にレシーバの着脱操作をワンタッチで簡単に行いうるも のとなしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施態様に係るイヤホーンコード整
理保持具を携帯電話機から分離して示した装着前の状態
の斜視図である。
【図2】イヤホーンコード整理保持具を携帯電話機に装
着した使用状態を示す斜視図である。
【図3】イヤホーンコードの取外し時の状態を示す斜視
図である。
【図4】電話機に取付ける前のイヤホーンコード整理保
持具を示すもので、(イ)は取付基板の裏面の離型紙の
一部を剥した状態の斜視図、(ロ)は全体中央縦断面
図、(ハ)は全体正面図である。
【符号の説明】
1 …携帯電話機本体 2 …収納ケース 3 …イヤホーンコード整理保持具 4 …イヤホーンコード 5 …取付用基板 6 …掛止片 6a…取付軸部 7 …掛止片 8 …取付用押さえ板 11…面ファスナー 12…面ファスナー片

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機本体またはそれを収納するケ
    ースの外周側面の適所に、相互間に所定間隔を存置して
    互いに反対方向に突出した1対のコード掛止片が設けら
    れ、これらの両コード掛止片を巡ってイヤホーンコード
    を捲回状態に保持しうるものとなされると共に、 上記1対のコード掛止片のうちの少なくとも1つが、コ
    ード保持力を解除しうる態様に回転自在または取外し自
    在なものとなされていることを特徴とする携帯電話機用
    イヤホーンコードの整理保持具。
  2. 【請求項2】 携帯電話機本体またはそれを収納するケ
    ースの外周側面に貼着される帯状取付基板と、該基板の
    両端部に、相互間に所定間隔を存置して互いに反対方向
    に突出状に設けられた1対のコード掛止片とを有し、 上記面コード掛止片を巡ってイヤホーンコードを捲回状
    態に保持しうるものとなされる一方、 上記1対のコード掛止片のうちの少なくとも1つが、コ
    ード保持力を解除しうる態様において回転自在または取
    外し自在なものとなされていることを特徴とする携帯電
    話機。
  3. 【請求項3】 1対のコード掛止片間の位置に、イヤホ
    ーンのレシーバ部を着脱自在に保持するレシーバ保持手
    段が設けられてなる請求項1または2に記載の携帯電話
    機。
  4. 【請求項4】 レシーバ保持手段が、互いに対をなす係
    着可能な面ファスナー片からなる請求項3に記載の携帯
    電話機。
JP1997002413U 1997-04-03 1997-04-03 携帯電話機用イヤホーンコードの整理保持具 Expired - Lifetime JP3042118U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018195863A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 史子 國枝 配線巻取具およびそれを用いる携帯型電子機器ならびに紐体の巻取具

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JP2018195863A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 史子 國枝 配線巻取具およびそれを用いる携帯型電子機器ならびに紐体の巻取具

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