JP3040906U - 鼻孔拡張マスク - Google Patents

鼻孔拡張マスク

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JP3040906U
JP3040906U JP1997001037U JP103797U JP3040906U JP 3040906 U JP3040906 U JP 3040906U JP 1997001037 U JP1997001037 U JP 1997001037U JP 103797 U JP103797 U JP 103797U JP 3040906 U JP3040906 U JP 3040906U
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秀紀 萩原
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秀紀 萩原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク装着時の息苦しさを解消する。 【解決手段】 使用者の鼻柱を跨いで両頬骨近傍にまで
延びる長さを有するバー状の弾性部材5をマスク本体4
に取り付け、この弾性部材5に、この弾性部材5を少な
くとも使用者の両頬部分に係着するための粘着剤を施
す。マスク本体4に、使用者の顎に係止される下方部分
4aを備えていることが好ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、鼻孔拡張マスクに関し、さらに詳細には、装着時に鼻孔を開いた状 態に維持することのできる鼻孔拡張マスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
呼吸を容易にするために、あるいは呼吸を補助するために、鼻孔を開いた状態 に維持する目的に使用するものとして、例えば特開平9−24106号公報に記 載されているような鼻孔拡張テープが知られている。
【0003】 このテープは、使用者の鼻柱を跨ぐ長さを有する細長いテープと、このテープ の一方の面または内部にその長さの大部分に亘って設けられたバー状のプラスチ ック製弾性部材とからなり、テープの使用者の鼻に接触する部分には粘着剤が施 されている。そして、このテープを鼻柱を跨ぐように貼ると、プラスチック製弾 性部材が曲げられ、この弾性部材が弾性により平らな状態に復帰しようとする力 によって鼻孔が拡張され、鼻孔の空気の通りが良くなり、酸素の吸入量が増加す るというメカニズムを有する。
【0004】 このような鼻孔拡張テープは、「アクティブマックス」あるいは「ブリーズラ イト」という商品名で市販されており、酸素の吸入量を増加させたい各種スポー ツ分野で大いに利用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、職業または作業によってはマスクの常時装着を強いられる場合があ り、また、最近では、風邪予防のためのみでなく、花粉症対策としてのマスクの 着用者が著しく増加している。
【0006】 ところがマスクの着用が長時間に亘ると息苦しさを覚えるものであり、特に花 粉症対策用のマスクはフィルターの目が細かいため、この息苦しさがより増大す るという問題がある。
【0007】 本考案は、このようなマスク装着時の息苦しさを解消することができる鼻孔拡 張マスクを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された鼻孔拡張マスクは、バー状の弾性部材が従来の鼻孔拡張 テープと同様にテープ側に取り付けられているものである。すなわち、少なくと も使用者の鼻柱を跨ぐ長さを有し、かつ一方の面または内部にその長さの大部分 に亘ってバー状の弾性部材を備えた細長いテープがマスク本体に取り付けられ、 このテープのマスク本体側とは反対側の面に粘着剤が施されてなることを特徴と するものである。
【0009】 上記弾性部材およびテープは、使用者の両頬骨近傍にまで延びる長さを有する ことが好ましい。また、さらに上記マスク本体が、使用者の顎に係止される下方 部分を備えていることが好ましい。
【0010】 また、請求項4に記載された鼻孔拡張マスクは、バー状の弾性部材がマスク本 体側に取り付けられているものである。すなわち、少なくとも使用者の鼻柱を跨 ぐ長さを有するバー状の弾性部材を取り付けたマスク本体に、上記弾性部材に沿 ってテープが取り付けられ、このテープのマスク本体側とは反対側の面に粘着剤 が施されていることを特徴とするものである。
【0011】 この場合も、上記弾性部材およびテープは、使用者の両頬骨近傍にまで延びる 長さを有することが好ましい。そして、上記マスク本体が、使用者の顎に係止さ れる下方部分を備えているものとしてもよい。
【0012】 請求項7に記載された鼻孔拡張マスクも、バー状の弾性部材がマスク本体に取 り付けられている形式のものであるが、この弾性部材は、使用者の鼻柱を跨いで 両頬骨近傍にまで延びる長さを有する長さを有し、かつこの弾性部材を少なくと も使用者の両頬部分に係着するための粘着剤が上記弾性部材に施されていること を特徴とするものである。
【0013】 この場合も、上記マスク本体が、使用者の顎に係止される下方部分を備えてい ることが好ましい。
【0014】
【考案の効果】
請求項1または4に記載された鼻孔拡張マスクよれば、マスクを装着すると、 バー状の弾性部材が使用者の顔の前面に鼻柱を跨ぐように曲げられた状態で添着 されるから、この弾性部材が平らな状態に復帰しようとする力により鼻孔が拡張 され、空気の通りが良くなり、酸素の吸入量が増加して、息苦しさが解消される 。特に、弾性部材が使用者の両頬骨近傍にまで延びる長さを有する場合、頬の筋 を前方に引くことができるから、これによって、鼻孔がさらに拡張されて息苦し さの解消度合いが向上する。さらに、マスク本体が、使用者の顎に係止される下 方部分を備えている場合は、マスク本体の上辺が下方に引かれるので、マスクの ずり上がりが防止され、さらに効果がある。
【0015】 請求項7に記載された鼻孔拡張マスクよれば、弾性部材が、使用者の鼻柱を跨 いで両頬骨近傍にまで延びる長さをを有し、かつこの弾性部材が少なくとも使用 者の両頬部分に粘着剤で係着されるから、頬の筋を前方に引くことができ、これ によって鼻孔が拡張されて息苦しさが解消される。
【0016】 この場合も、マスク本体が使用者の顎に係止される下方部分を備えていること により、上述のように息苦しさが解消効果がより向上する。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】 図1は、本考案による鼻孔拡張マスクの一実施の形態の正面図、図2は側面図 、図3は概略的断面図である。また、図4および図5は、本考案の効果の説明に 供する説明図で、各図の(a)はマスク3の使用前の状態、(b)はマスク3の 使用後の状態をそれぞれ示す。
【0019】 図1および図2において、1は使用者の顔であり2はその鼻である。マスク3 のマスク本体4の内側には、マスク本体4の上辺に沿って幅一杯に延びるバー状 のプラスチック製弾性部材5が取り付けられており、この弾性部材5のマスク本 体4側とは反対側の面、すなわち顔1に接する側の面に粘着剤6が施されている 。この粘着剤6は、両面粘着テープであってもよい。
【0020】 また、マスク本体4には、使用者の顎に係止される下方部分4aが一体に設け られている。
【0021】 このような構成を有するマスク3を顔1に装着すると、バー状の弾性部材5が 使用者の顔1の前面に鼻柱を跨ぐように曲げられた状態で添着されるから、この 弾性部材5が平らに戻ろうとする反発力により鼻孔が拡張され、空気の通りが良 くなり、酸素の吸入量が増加して、息苦しさが解消される。特に、弾性部材5が 使用者の両頬骨近傍にまで延びる長さを有していることにより、図4および図5 に示すように、頬の筋を前方に引くことができるから、これによって、鼻孔がさ らに拡張されて息苦しさの解消度合いが向上する。さらに、マスク本体4が、使 用者の顎に係止される下方部分4aを備えていることにより、マスク本体4の上 辺が下方に引かれるので、マスク3のずり上がりが防止され、さらに効果がある 。
【0022】 なお、上述の実施の形態の場合、弾性部材5の顔1に接する側の面全体に粘着 剤6を施さないで、使用者の顔1の両頬に接する部分のみに粘着剤6を施したも のでも効果がある。
【0023】 また、弾性部材5は、上述の実施の形態のように、顔1の両頬骨近傍にまで延 びる長さを有することが望ましいが、図面ならびに詳細な説明は省略するが、少 なくとも使用者の鼻柱を跨ぐ長さを有し、かつ一方の面または内部にその長さの 大部分に亘ってバー状の弾性部材を備えた細長いテープをマスク本体4に取り付 け、このテープのマスク本体4側とは反対側の面に粘着剤を施した場合でも、す なわち、言わば従来の鼻孔拡張テープをマスク本体4に両面粘着テープで取り付 けたのと同様の構成であっても、それなりの効果はある。
【0024】 さらに、図面ならびに詳細な説明は省略するが、少なくとも使用者の鼻柱を跨 ぐ長さを有するバー状の弾性部材を取り付けたマスク本体4に、上記弾性部材に 沿って両面粘着テープテープを取り付けた場合でも、それなりの効果はある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による鼻孔拡張マスクの一実施の形態の
正面図
【図2】同 側面図
【図3】同 概略的断面図
【図4】本考案の効果の説明に供する説明図
【図5】本考案の効果の説明に供する説明図
【符号の説明】
1 顔 2 鼻 3 マスク 4 マスク本体 4a マスク本体の下方部分 5 弾性部材 6 粘着剤

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも使用者の鼻柱を跨ぐ長さを有
    し、かつ一方の面または内部にその長さの大部分に亘っ
    てバー状の弾性部材を備えた細長いテープがマスク本体
    に取り付けられ、該テープのマスク本体側とは反対側の
    面に粘着剤が施されてなることを特徴とする鼻孔拡張マ
    スク。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材および前記テープが、使用
    者の両頬骨近傍にまで延びる長さを有することを特徴と
    する請求項1記載の鼻孔拡張マスク。
  3. 【請求項3】 前記マスク本体が、使用者の顎に係止さ
    れる下方部分を備えてなることを特徴とする請求項2記
    載の鼻孔拡張マスク。
  4. 【請求項4】 少なくとも使用者の鼻柱を跨ぐ長さを有
    するバー状の弾性部材を取り付けたマスク本体に、前記
    弾性部材に沿ってテープが取り付けられ、該テープのマ
    スク本体側とは反対側の面に粘着剤が施されてなること
    を特徴とする鼻孔拡張マスク。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材および前記テープが、使用
    者の両頬骨近傍にまで延びる長さを有することを特徴と
    する請求項4記載の鼻孔拡張マスク。
  6. 【請求項6】 前記マスク本体が、使用者の顎に係止さ
    れる下方部分を備えてなることを特徴とする請求項5記
    載の鼻孔拡張マスク。
  7. 【請求項7】 使用者の鼻柱を跨いで両頬骨近傍にまで
    延びる長さを有するバー状の弾性部材がマスク本体に取
    り付けられ、該弾性部材を少なくとも使用者の両頬部分
    に係着するための粘着剤が前記弾性部材に施されてなる
    ことを特徴とする鼻孔拡張マスク。
  8. 【請求項8】 前記マスク本体が、使用者の顎に係止さ
    れる下方部分を備えてなることを特徴とする請求項7記
    載の鼻孔拡張マスク。
JP1997001037U 1997-02-25 1997-02-25 鼻孔拡張マスク Expired - Lifetime JP3040906U (ja)

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PCT/JP1997/002624 WO1998037924A1 (fr) 1997-02-25 1997-07-29 Masque ecarteur nasal

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012029990A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Daio Paper Corp マスク
KR20220002956U (ko) * 2021-06-10 2022-12-19 주식회사 엠바이옴 비강 확장 기능을 갖는 보건용 마스크

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