JP3040775U - スーツケースの施錠機構 - Google Patents

スーツケースの施錠機構

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JP3040775U
JP3040775U JP1997000921U JP92197U JP3040775U JP 3040775 U JP3040775 U JP 3040775U JP 1997000921 U JP1997000921 U JP 1997000921U JP 92197 U JP92197 U JP 92197U JP 3040775 U JP3040775 U JP 3040775U
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修 桑山
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サンコー鞄株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施錠の有無を一見して確認出来る施錠状態表
示部を備え、又、2個所以上のロック部を同時に施錠・
開錠出来るスーツケースの施錠機構を提供する。 【解決手段】 把手部分に、鍵孔2aを有する回動部材
2を組付け、把手部分の両側に蓋閉じ状態をロックする
ロック部10を設け、各ロック部10には、施錠・開錠
のマークを切換表示する表示部材41を備えた錠状態表
示部40を組付け、回動部材2と各表示部材41とを、
連動用のスライド部材3を介して夫々連結した構成を備
えており、施錠又は開錠時の鍵の回動操作に伴って、各
施錠状態表示部40に、施錠又は開錠のマークが表示さ
れる様にした。そして、回動部材2に取着した第3のロ
ック用係合部B3が、鍵の回動操作に伴って回動し、蓋
側ケースに設けた被係合部に係・脱される様にするとよ
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、施錠ロック部に付設した施錠状態表示部を一見するだけで、施錠さ れているか否かを明確に確認出来、又、大型のものでもより堅固・確実に、且つ 、迅速に施錠・開錠出来る様にしたスーツケースの施錠機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
旅行用のスーツケースは、運搬途中に蓋が誤って開いたり、盗難に遭うのを防 ぐ等の為に、施錠して置くことは欠かせない。 ところが、従来は、スーツケースを一見しただけでは施錠の有無を確認出来ず 、一々錠前に手を掛けて確認する他なかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の目的は、施錠・開錠時に、1箇所に設けた鍵孔に挿し込んだ 鍵を廻すだけで、複数箇所に設けた施錠ロック部が同時に施錠・開錠されると共 に、各施錠ロック部に、施錠又は解錠の確認マークが表示される様にしたスーツ ケースの施錠機構を提供するにある。 又、考案の付随的な目的は、把手部分の左右両側の施錠ロック部の他に、把手 部分に設けた鍵孔の取付箇所にも設けた、簡易な機構の第3の施錠ロック部を、 鍵の回動操作に連動して係・脱させ、より確実な蓋閉じと施錠とを、簡易に行え る様にしたスーツケースの施錠機構を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本考案によるスーツケースの施錠機構は、 把手部分に、鍵孔2aを有する回動部材2を組付け、 把手部分の両側に、蓋閉じ状態をロックするロック部10を設け、 各ロック部10には、施錠・開錠のマークを切換表示する表示部材41を備え た施錠状態表示部40を組付け、 前記回動部材2と各表示部材41とを、連動用のスライド部材3を介して夫々 連結した構成を備えており、 施錠又は開錠時の鍵の回動操作に伴って、各施錠状態表示部40に、施錠又は 開錠のマークが表示される様に構成した。 具体的な構成例として、 身側ケースの施錠縁部aに設けたガイドレール1に遊嵌したスライド部材3と 、 蓋側ケースの施錠縁部bに取着されて、蓋閉じ状態をロックする為のロック用 係合部B1,B2と、 前記ガイドレール1に組付けられて、前記ロック用係合部B1,B2に係脱さ れる被係合部21を備えたトグル機構に類するロック部10と、 身側ケースに取着された、鍵孔2aを有する回動部材2と、 該回動部材2の施錠・開錠時の回動の動きを前記スライド部材3に伝えて、該 部材を左右動させる伝動部材2bと、 前記スライド部材3に設けられて、その左右動に伴って、前記ロック部10に 設けた施錠用被係合部25に係脱される施錠用係合部5と、 前記ロック部10に組付けられ、前記スライド部材3の動きを受けて変位し、 施錠又は開錠のマークを表示窓に選択的に表示させる表示部材41を備えた施錠 状態表示部40とを具備する構成にするとよい。 そして、回動部材2に取着した第3のロック用係合部B3が、鍵の回動操作に 伴って回動し、蓋側ケースに設けた被係合部に係・脱される様にするとよい。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の一実施例を、図面を参照しながら説明する。 図1に示したこの実施例のスーツケース50は、厚さ方向に二分割された身側 ケース50A及び蓋側ケース50Bを、図示を省いたヒンジ部を介し開閉自在に 合体させた構成を備えている。
【0006】 そして、身側ケース50Aの、ヒンジ部と対向する側の嵌合縁部aには、本考 案による施錠機構の機構本体Aを組付けている。 又、嵌合縁部aと噛み合う、蓋側ケース50Bの嵌合縁部bには、施錠機構の 一部を構成する、鉤状をした第1及び第2のロック用係合部B1及びB2を、左 右両端近くに突設している。
【0007】 更に、嵌合縁部bの真ん中部分には、機構本体Aの中央部に組付けた第3のロ ック用係合部B3(図5参照)を係止させる為の、図では見えないが、第3の被 係合部を設けている。 嵌合縁部aの中央箇所には、スーツケー50の横持ち用の把手51を取付けて いる。52は縦持ち用の把手、53はキャスターである。
【0008】 図2〜図4に於いて、1は、機構本体Aの基盤部分を兼ねるガイドレールで、 その長さ寸法は、嵌合縁部aの長さより幾分短く設定している。 ガイドレール1は、嵌合縁部aに沿わせた状態で、身側ケース50Aの内側に ビス止している。把手51の取付部54は、図2,3に示した様に、ガイドレー ル1にビス止されている。55は、その取付用の補強板、56はガイドレール1 の蓋である。 図3の57は、把手51の両側端の回転軸51aに組付けられて、把手51を 横倒し付勢するコイルばねである。
【0009】 図3に示した様に、取付部54の中央部に縦向きに設けた貫孔54aには、鍵 (図示略)を挿し込む鍵孔2aを備えた円柱状の回動部材2を遊嵌状態で組付け ている。 この回動部材2の下面には、その回動軸を挟む対称位置に1組の突部(伝動部 材)2b,2bを下向きに突設している。 又、回動部材2の下面には、前述の第3のロック用係合部B3を、回動部材2 と一体に回動する様に固着している。
【0010】 ガイドレール1の溝内には、図4〜図9に示した様に、この溝長さの約半分の 長さの帯板状のスライド部材3,3を、突き合わせ状に遊嵌させている。 この両スライド部材3,3の夫々の内側(ガイドレール1の中央部に近い側) 端は、図3に示した様に、所定長さに亙って互いに噛み合う様に切欠部cを設け て、横幅を半分に狭めている。 そして、この狭まった端部には、回動部材2の突部2bを夫々遊嵌させる係合 孔3aを設けている。
【0011】 この構成によって、鍵孔2aに鍵を挿し込み施錠・開錠操作すると、回動部材 2の左又は右廻りの回動に伴って、1組のスライド部材3,3は、図5に示した 様に、互い遠ざけられるか、又は、図4に示した様に、互いに引き寄せられる様 になっている。 尚、ガイドレール1には、突部2b,2bとの干渉を避ける為の、1組の円弧 状スリット1a,1aを設けている。3bは、止ビス(図示略)との干渉を避け る長孔である。
【0012】 両スライド部材3,3の夫々の外側端近くには、図3に示した様に、後述する 施錠状態表示部40の表示筒(表示部材)41に当接して、この表示筒41を所 定角度だけ回動させる為の(図9参照)、突起部4を切起状に設けている。 又、スライド部材3の狭められた外側(ガイドレール1の両末端側)端を、施 錠用係止部5としている。
【0013】 ガイドレール1の両端近くには、スーツケースの蓋閉状態を固定し、且つ、解 放させる役割を果す、トグル機構に類するロック部10を、図1に示した様に夫 々組付けている。 このロック部10は、図4〜図10に示した様に、金属板を曲げ加工して作ら れて、ガイドレール1上の所定位置に固着したベース部材11と、このベース部 材11にピン連結された、ロック係脱用のレバー12と、以下に述べるリンク部 材とを組合わせて構成されている。
【0014】 図10の分解斜視図に示した様に、ベース部材11の内側端には、ピン13を 通す長孔14を部材の長手方向に沿って設け、外側端には、ピン15を横向きに 通すピン孔16を設けている。 17は、所定長さを有する摺動子で、その内側端のピン孔17aには、ピン1 3が挿嵌されており、レバー12と共に、長孔14の長さ分だけ左右動可能であ る。 18はコイルばねで、その一端はピン13に、他端はベース部材11の中間箇 所に設けた係止部19に夫々係止されており、ピン13を外側方向に引っ張り付 勢する役割を果す。20は摺動子17の移動規制用のストッパーである。
【0015】 摺動子17の外側端近くには、ロック用係合部B1,B2を係止させる被係合 部21を設けている。
【0016】 所定長さのチャンネル材状をしたレバー12には、その側面の内側端にピン1 3を通すピン孔22を設け、外側端寄りの所定間隔を隔てた2箇所にも、ピン孔 23,24を設けている。 又、レバー12の外側端近くには、係合孔25a(図7参照)を有する施錠用 被係止部25を下向きに突設している。 更に、後述する施錠状態表示部40の一部を構成する、表示窓26を設けてい る。
【0017】 27はリンク部材で、その両端には、ピン孔27a,27bを設けている。ピ ン孔27aには、この孔にベース部材11のピン孔16を重ね合わせた状態で、 ピン15が挿通される。又、ピン孔27bには、この孔にレバー12のピン孔2 3に重ねた状態で、ピン28が挿通される(図7参照)。
【0018】 レバー12の外側端には、図7〜図9に示した様に、レバー12を図9に示し たロック状態に保持させる為の、ロック用の係止爪29を左右に摺動可能に組付 けている。 この係止爪29は、ばね30により、外側向きに(ロック側に)押圧付勢され ている。
【0019】 ガイドレール1の両外側端近くには、図6〜図10に示した様に、施錠用被係 止部25を挿込ませる挿込孔31と、係止爪29を引っ掛ける係止孔32を設け ている。 尚、図10の33は、ガイドレール1の末端の取付孔34に嵌着させる端部飾 り、35は、ガイドレー1の取付用部材である。
【0020】 更に、レバー12の外側端寄りの箇所には、図6〜図10に示した構成を備え る施錠状態表示部40を組付けている。 41は、施錠状態表示部40の本体部分となる表示筒で、レバー12の側面に 取付けた水平支軸42に軸嵌されている。そして、水平支軸42には、表示筒4 1を時計廻り方向に回動付勢するばね43を組付けている。 表示筒41の外周面には、図10に示した様に、「LOCK」及び「OPEN 」のマークを、周方向に隣り合わせに設けている。
【0021】 表示筒41には、突片44が取着されており、施錠操作に伴って、スライド部 材3がガイドレール1に沿って外側方向に所定ストロークだけ移動すると、図8 ,図9に示した様に、突片44が、スライド部材3に設けた突起部4に押しやら れて、表示筒41が、ばね43の付勢力に抗して所定角度左向きに回動する様に なっている。45は回動規制用のストッパーである。
【0022】 次に、上記施錠機構の作用を説明する。 先ず、スーツケース50の蓋閉じ状態を固定する為のロック部10に就いて、 その作用を説明する。 レバー12は、図7又は図8に示した様に、完全に引上げ又は完全に押下げる と、コイルばね18を用いたトグル機構に類する作用によって、上記の引上げ又 は押下げ状態に保持される。
【0023】 レバー12が引き上げられており、ロック部10は開錠状態にあり、且つ、蓋 が開いている時には、図7に示した様に、ピン13はコイルばね18により長孔 14の外側端に引き寄せられている。 その為、被係合部21は、ロック用係合部B1,B2と干渉しない位置を占め ている。 又、回動部材2に取着した第3のロック用係合部B3も、その被係合部と干渉 しない位置に回動されている。
【0024】 そこで、蓋を閉ざした上、レバー12を押し下げると、トグル機構の作用によ り、ピン13は、摺動子17を連行して長孔14の内側端に移動させられる。 この移動に伴って、摺動子17に設けた被係合部21が、蓋側に設けたロック 用係合部B1,B2に引っ掛かり、互いに係合される。 それと同時に、レバー12の外側端に設けた係止爪29が、ばね30の押圧力 に抗してガイドレール1の係止孔32に嵌まり込んだうえ、図8に示した様に、 その孔縁部に抜止状態で引っ掛かる。 これによって、このままの状態では、レバー12は引き上げられなくなり、ロ ック部10はロックされる。
【0025】 未だ、施錠していないこの状態では、図4に示した様に、1組のスライド部材 3,3は、回動部材2に設けた1組の突部2b,2bによって、互いに引き寄せ られている。 この状態から、回動部材2が鍵によって施錠側に回動されると、図5に示した 様に、スライド部材3,3は、突部2b,2bの回動に伴って互いに遠ざけられ る。
【0026】 その為、図9に示した様に、各スライド部材3の外側端の施錠用係止部5が、 レバー12に設けた施錠用被係止部25の係合孔25aに挿し込まれる。 これによって、ロック部10に設けた係止爪29を、ロック解放側に押圧操作 しても、レバー12を引き上げられなくなってしまう。つまり、施錠機構は施錠 状態になる。
【0027】 そして今度は、鍵孔2aに挿込んだ鍵を開錠側に回動させると、1組のスライ ド部材3,3は、再び互いに引き寄せられて、施錠用係止部5は係止孔25aか ら抜け出し、レバー12の引き上げが可能な開錠状態に戻る。 そこで、係止爪29をばね30の押圧力に抗して押しやり、係止孔32との係 合を解いてやれば、ロック部10はロック状態から解放される。
【0028】 処で、1組のスライド部材3,3が互いに引き寄せられた開錠状態では、図7 ,8に示した様に、施錠状態表示部40の突片44は、スライド部材3に設けた 突起部4に接触していない。 その為、表示筒41は、ばね43により、「OPEN」のマークを表示窓26 に表示させる回動位置に保たれている。
【0029】 この状態から、施錠して、1組のスライド部材3,3を互いに遠ざけさせると 、それに伴って、図9に示した様に、突起部4が、突片44を外側方向に押しや るので、表示筒41は、ばね43の付勢力に抗して左向きに回動されて、表示窓 26には、「LOCK」のマークが表示される。
【0030】 又、施錠操作に伴って、開錠時には、図4に示した様に引っ込んでいた第3の ロック用係止部B3が、図5に示した様に、回動部材2と共に回動されて突出し 、前述の様に、蓋側ケース50B側に設けある図示しない被係合部に係合される 。
【0031】 つまり、鍵孔2aに鍵を挿し込み、左右に廻す操作だけで、左右2箇所に設け たロック部10,10を、同時に施錠・開錠させることが出来る。 その上、両ロック部10,10の中間箇所に設けた第3のロック用係合部B3 のロック係・脱も連動的に行わせることが出来る。
【0032】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案によるスーツケースの施錠機構は、 以下に列挙した如き、実用上の優れた効果を奏する。 (a) 付設した施錠状態表示部に、現在、施錠されているか否かが明確に表 示される。 (b) 従って、蓋が閉じられていても、施錠されているか否か定かでない場 合に、その確認の為の煩わしい手間が不要になる。 (c) 更に、鍵の回動操作に連動させて、付設した第3のロック用係合部も 、同時に係・脱出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、スーツケース
の蓋を開いた状態の斜視図である。
【図2】同上、把手の取付部分の近傍に於ける、施錠機
構の部分々解斜視図である。
【図3】同上、把手部分の分解斜視図、及び施錠機構の
部分分解斜視図である。
【図4】同上、開錠状態で示す、施錠機構の部分的透視
斜視図である。
【図5】同上、施錠状態で示す、施錠機構の部分的透視
斜視図である。
【図6】同上、ロック部の斜視図である。
【図7】同上、ロックを解いた状態で示す、ロック部の
縦断面図である。
【図8】同上、ロックした状態で示す、ロック部の縦断
面図である。
【図9】同上、ロック部を施錠した状態の縦断面図であ
る。
【図10】同上、ロック部を組付けた施錠機構の分解斜
視図である。
【符号の説明】
A 機構本体 B1〜B3 ロック用係合部 1 ガイドレール 2 回動部材 2a 鍵孔 2b 突部(伝動部材) 3 スライド部材 3a 係合孔 4 突起部 5 施錠用係止部 10 ロック部 11 ベース部材 12 レバー 13,15,28 14 長孔 15 ピン 16,17a,22〜23,27a,27b, ピン孔 18 コイルばね 19 係止部 20 ストッパー 21 被係合部 25 施錠用被係止部 25a 係合孔 26 表示窓 29 係止爪 30 ばね 31 挿込孔 32 係止孔 40 施錠状態表示部 41 表示筒(表示部材) 42 水平支軸 43 ばね 44 突片 45 ストッパー 50 スーツケース 50A,身側ケース 50B 蓋側ケース 51,52 把手 53 キャスター 54 取付部 54a 貫孔 55 補強板 56 蓋 57 コイルばね a,b 嵌合縁部 c 切欠部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手部分に、鍵孔2aを有する回動部材
    2を組付け、 把手部分の両側に、蓋閉じ状態をロックするロック部1
    0を設け、 各ロック部10には、施錠・開錠のマークを切換表示す
    る表示部材41を備えた施錠状態表示部40を組付け、 前記回動部材2と各表示部材41とを、連動用のスライ
    ド部材3を介して夫々連結した構成を備えており、 施錠又は開錠時の鍵の回動操作に伴って、各施錠状態表
    示部40に、施錠又は開錠のマークが表示される様にし
    たことを特徴とするスーツケースの施錠機構。
  2. 【請求項2】 身側ケースの施錠縁部aに設けたガイド
    レール1に遊嵌したスライド部材3と、 蓋側ケースの施錠縁部bに取着されて、蓋閉じ状態をロ
    ックする為のロック用係合部B1,B2と、 前記ガイドレール1に組付けられて、前記ロック用係合
    部B1,B2に係脱される被係合部21を備えたトグル
    機構に類するロック部10と、 身側ケースに取着された、鍵孔2aを有する回動部材2
    と、 該回動部材2の施錠・開錠時の回動の動きを前記スライ
    ド部材3に伝えて、該部材を左右動させる伝動部材2b
    と、 前記スライド部材3に設けられて、その左右動に伴っ
    て、前記ロック部10に設けた施錠用被係合部25に係
    脱される施錠用係合部5と、 前記ロック部10に組付けられ、前記スライド部材3の
    動きを受けて変位し、施錠又は開錠のマークを表示窓に
    選択的に表示させる表示部材41を備えた施錠状態表示
    部40とを具備することを特徴とする請求項1記載のス
    ーツケースの施錠機構。
  3. 【請求項3】 前記回動部材2に取着した第3のロック
    用係合部B3が、鍵の回動操作に伴って回動し、蓋側ケ
    ースに設けた被係合部に係・脱される様にしたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のスーツケースの施錠機
    構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3427705B2 (ja) 1997-11-21 2003-07-22 松下電工株式会社 分電盤の中蓋取付構造
JP2013128738A (ja) * 2011-11-22 2013-07-04 Honda Motor Co Ltd トランク
JP7396161B2 (ja) 2020-03-27 2023-12-12 スズキ株式会社 収納ケース

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