JP3040587B2 - 発泡剥離性シート - Google Patents

発泡剥離性シート

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JP3040587B2 JP4109222A JP10922292A JP3040587B2 JP 3040587 B2 JP3040587 B2 JP 3040587B2 JP 4109222 A JP4109222 A JP 4109222A JP 10922292 A JP10922292 A JP 10922292A JP 3040587 B2 JP3040587 B2 JP 3040587B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の加工時における
固定用や搬送用などとして好適な、中間に高接着力状態
を含む少なくとも3段階の接着力状態を形成できる発泡
剥離性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、支持基材に発泡剤含有の感圧接着
層を設けてなる発泡剥離性シートが知られていた(特開
昭56−61468号公報)。これは、物品の接着目的
を達成したのち発泡剤含有の感圧接着層を加熱して接着
力低減処理し、物品を容易に分離できるようにしたもの
であり、FPCの如き電子物品やその材料等の加工時に
おける固定や、搬送等の物流など多種多様な目的に用い
られている。
【0003】しかしながら、使用できる範囲が狭く通
常、使用目的ごとに組成の異なる発泡剤含有感圧接着層
を形成して物品の接着、分離を繰り返す必要がある問題
点などがあった。すなわち例えば物品にパターン印刷を
付与した後カット加工する場合などに、パターン形成時
とカット時とでは発泡剥離性シートに要求される性能が
相違するため、パターン形成用とカット用の異なる発泡
剥離性シートを準備し、パターン形成からカット加工に
移行する際に改めて物品の分離・接着を繰り返す必要が
あり、能率的でない問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一枚の接着
性シートを物品を接着保持したまま多工程で使用できて
物品と接着層との分離・接着の繰返し作業を省略できる
発泡剥離性シートを得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持基材の少
なくとも片側に、処理温度が異なる2種以上の発泡剤
と、高温処理用の弾性率向上剤を含有して異なる温度に
よる加熱処理で高接着力の中間状態を経て接着力低減状
態に至る少なくとも3段階の接着力状態を形成する発泡
剤含有接着層を有することを特徴とする発泡剥離性シー
トを提供するものである。
【0006】
【作用】処理温度が異なる2種以上の発泡剤を含有する
接着層とすることにより、異なる温度による加熱処理で
発泡剤の処理状態の変化に基づき2段階以上の接着力状
態を形成でき、低度の膨脹ないし発泡状態では接着力を
初期状態よりも高くすることができる。一方、高度に膨
脹ないし発泡させた状態では通例、接着力が低減するが
弾性率向上剤を併用して高温処理により高度な膨脹(発
泡)状態を形成する際に、接着層の弾性率を向上させる
ことにより接着力をより低減させることができて、接着
保持していた物品に損傷を与えることなく容易に分離で
きる接着力状態とすることができる。
【0007】従って、異なる温度による加熱処理で高接
着力の中間状態を経て接着力低減状態に至る少なくとも
3段階の接着力状態を形成する発泡剤含有接着層を得る
ことができる。また中間状態では発泡剤の加熱処理によ
る膨脹で緩衝機能が向上する。前記の結果、例えば初期
状態の発泡剤含有接着層に物品を接着保持させてパター
ン印刷した後その接着状態の維持下に加熱処理して接着
層を中間状態とし、カット加工等の必要な加工工程に供
することができ、物品の分離・接着処理を省略できる。
その場合、中間状態では緩衝機能が向上しているのでカ
ット加工等の耐衝撃性が要求される工程で好都合に機能
する。
【0008】
【実施例】図1に本発明の発泡剥離性シートを例示し
た。1が支持基材、2が発泡剤含有接着層であり、3は
接着保持された物品である。本発明において発泡剤含有
接着層は、支持基材の両側にあってもよい。
【0009】支持基材としては、プラスチックフィル
ム、紙、織布、不織布ないしフェルト、金属箔、発泡
体、それらのラミネート体などからなる適宜なものを用
いうる。厚さは10μm〜5mmが一般的であるが、これ
に限定されない。剥離剤で処理した薄葉体などからなる
セパレータを支持基材に用いて接着層を適宜に移着しう
るようにした発泡剥離性シートとしてもよい。
【0010】発泡剤含有接着層の形成には、適宜な接着
剤を用いることができ、一般には常温で接着力を示すも
のを得るべく感圧接着剤などが用いられる。感圧接着剤
としては、ゴム系感圧接着剤、アクリル系感圧接着剤、
スチレン・共役ジエンブロック共重合体系感圧接着剤な
どの適宜なものを用いることができ、紫外線硬化型のも
のなども用いうる(特開昭56−61468号公報、特
開昭61−174857号公報、特開昭63−1798
1号公報)。
【0011】また、融点が約200℃以下等の熱溶融性
樹脂を含有してクリープ性を改善したものや、常温では
接着力が小さくて加熱により充分な接着力が発現するよ
うにした熱時感圧接着剤なども用いうる(特公昭56−
13040号公報)。なお感圧接着剤は、必要に応じて
架橋剤、粘着付与樹脂、可塑剤、充填剤、老化防止剤な
どの適宜な添加剤を配合したものであってもよい。
【0012】より具体的には例えば、天然ゴムや合成ゴ
ムをベースポリマーとするゴム系感圧接着剤、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、2−エチルヘキ
シル基、イソオクチル基、イソノニル基、イソデシル
基、ドデシル基、ラウリル基、トリデシル基、ペンタデ
シル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシ
ル基、ノナデシル基、エイコシル基の如き通例、炭素数
が20以下のアルキル基を有するアクリル酸ないしメタ
クリル酸等のアクリル酸系アルキルエステル、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、アクリル酸ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、
N−メチロールアクリルアミド、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリル酸グリシジル、メタクリル
酸グリシジル、酢酸ビニル、スチレン、イソプレン、ブ
タジエン、イソブチレン、ビニルエーテルなどを成分と
するアクリル系ポリマーをベースポリマーとするアクリ
ル系感圧接着剤などがあげられる。
【0013】発泡剤含有接着層を中間の膨脹(発泡)状
態に加熱処理した場合における接着力の向上性(物品の
保持力、緩衝性)、及び最終の膨脹(発泡)状態に加熱
処理した場合における接着力の低下性(物品の分離性)
のバランスなどの点より好ましく用いうる感圧接着剤
は、アクリル系、ゴム系、シリコーン系のものなどであ
り、それらに応じた適宜な弾性率向上用助剤を含むこと
もある。
【0014】発泡剤含有接着層は、接着剤に処理温度が
異なる2種以上の発泡剤と、高温処理用の弾性率向上剤
を配合することにより形成することができる。これによ
り、異なる温度による加熱処理で少なくとも3段階の接
着力状態を形成することができる。熱時感圧接着剤等を
用いた場合には、その接着剤の接着処理温度よりも高温
で膨脹ないし発泡する発泡剤が用いられる。
【0015】発泡剤の配合量は、接着層を中間状態とし
て膨脹(発泡)させる程度や、接着力を低下させる程度
に応じて適宜に決定してよい。一般には、使用発泡剤の
各種についてベースポリマー100重量部あたり1〜1
00重量部、好ましくは5〜40重量部、就中10〜3
0重量部配合される。
【0016】用いる発泡剤については特に限定はなく、
低温処理用と高温処理用の少なくとも2種類の処理温度
の組合せとなるように種々の無機系や有機系の発泡剤を
選択使用することができる。処理温度にもたせる温度差
は、発泡剤の感温特性等の処理精度に応じて適宜に決定
されるが、一般には20〜100℃、就中30〜70℃
の処理温度差とされる。
【0017】一般に用いられる無機系発泡剤の例として
は、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水
素ナトリウム、亜硝酸アンモニウム、水素化ホウ素ナト
リウム、アジド類などがあげられる。
【0018】一般に用いられる有機系発泡剤の例として
は、水、トリクロロモノフルオロメタンやジクロロモノ
フルオロメタンの如き塩フッ化アルカン、アゾビスイソ
ブチロニトリルやアゾジカルボンアミド、バリウムアゾ
ジカルボキシレートの如きアゾ系化合物、パラトルエン
スルホニルヒドラジドやジフェニルスルホン−3,3'
−ジスルホニルヒドラジド、4,4'−オキシビス(ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド)、アリルビス(スルホニ
ルヒドラジド)の如きヒドラジン系化合物、ρ−トルイ
レンスルホニルセミカルバジドや4,4'−オキシビス
(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)の如きセミカル
バジド系化合物、5−モルホリル−1,2,3,4−チ
アトリアゾールの如きトリアゾール系化合物、N,N'
−ジニトロソペンタメチレンテトラミンやN,N'−ジ
メチル−N,N'−ジニトロソテレフタルアミドの如き
N−ニトロソ系化合物などがあげられる。
【0019】発泡剤をマイクロカプセル化してなる熱膨
脹性微粒子は、混合操作が容易であるなどの点より好ま
しく用いられる。熱膨脹性微粒子には、マイクロスフェ
ア(商品名、松本油脂社製)などの市販物もある。なお
本発明においては、必要に応じて発泡助剤を添加しても
よい。
【0020】弾性率向上剤としては、例えば接着層中の
発泡剤を処理する最高の加熱温度で接着層の弾性率の向
上化を開始する、例えば架橋剤や光硬化促進剤などが用
いられる。架橋剤としては、例えばイソシアネート系化
合物、エポキシ系化合物、メラミン系化合物、過酸化物
系化合物、硫黄系化合物、ジアゾ系化合物、樹脂系化合
物などの処理温度等に応じた適宜なものを用いうる。
【0021】より具体的には例えば、トルエンジイソシ
アネートの如き芳香族系イソシアネート化合物、ヘキサ
メチレンジイソシアネートの如き炭化水素系イソシアネ
ート化合物、イソホロンジイソシアネートの如き脂環式
系イソシアネート化合物、それらの付加反応物などのイ
ソシアネート系架橋剤、ビスフィノールA系エポキシ化
合物、グリシジル基等を含有する飽和炭化水素系化合
物、グリシジル基等を導入したポリマーなどのエポキシ
系架橋剤、過酸化ベンゾイル、クメンヒドロキシパーオ
キサイドなど過酸化物系架橋剤、アルキルフェノール樹
脂などの樹脂系架橋剤などがあげられる。
【0022】弾性率向上剤の配合量は、接着層の接着力
を最終的に低下させる程度に応じて適宜に決定してよ
い。一般には、接着剤におけるベースポリマー100重
量部あたり0.01〜40重量部、好ましくは0.1〜
10重量部、就中0.3〜5重量部配合される。
【0023】発泡剥離性シートの形成は、例えば支持基
材に異種発泡剤と弾性率向上剤を含有する接着層を塗工
形成する方式、セパレータ上に塗工形成した異種発泡剤
と弾性率向上剤を含有する発泡剤含有接着層を移着する
方式など、適宜な方式で行ってよい。設ける発泡剤含有
接着層の厚さは適宜に決定してよく、一般には500μ
m以下、就中5〜200μmとされる。なお支持基材の片
側に異種発泡剤と弾性率向上剤を含有する発泡剤含有接
着層を設ける場合、その反対側には1種類の発泡剤を含
有する又は発泡剤を含有しない感圧性等の接着層を設け
てもよい。
【0024】本発明の発泡剥離性シートの適用は、例え
ば図1、図2、図3に例示した如く、未処理状態の発泡
剤含有接着層2に物品3を接着保持させて目的とするパ
ターン印刷等を施したのち(図1)、それを接着保持す
る発泡剤含有接着層2を加熱処理して低温処理用の発泡
剤を膨脹(発泡)させて接着力が向上した中間処理層2
1とし、カット加工等の次の目的とする措置を施す(図
2)。ついで、含有発泡剤の種類数に応じ所定の加熱温
度で次の中間処理状態として順次目的とする措置を施し
た後、残る高温(最高温度)処理用の発泡剤を加熱処理
して膨脹ないし発泡させると共に、弾性率向上剤を作用
させて接着力が分離用に低減した処理層22とし(図
3)、目的とするカット物品31等を分離(回収)する
方法などとして行うことができる。
【0025】前記において処理温度が異なる発泡剤を含
有する接着層の加熱条件は、支持基材の耐熱性などに応
じて各発泡剤の発泡温度等により適宜に決定してよい。
複数の中間状態を形成しうる場合、高温側の加熱温度で
処理するなどしてその一部を省略することもできる。な
お加熱処理等は、使用目的に応じた適宜な段階で行うこ
とができる。
【0026】本発明の発泡剥離性シートは、発泡剤含有
接着層に物品を接着保持させたまま複数の措置を施し、
目的達成後は保持物品を容易に分離(剥離回収)できる
ことが要求される種々の用途に好ましく用いることがで
きる。特に、緩衝機能と高接着力状態が有利に作用する
措置を後続措置として含む場合に有利である。その例と
しては、印刷や転写、他の場所への搬送等の初期措置の
後に、カット加工や研磨加工、接着物の剥離、圧着組立
て等の強い接着保持力と耐衝撃性が要求される措置が後
続する場合などがあげられる。
【0027】本発明の発泡剥離性シートは、適宜な形態
で用いることができ、例えばキャリヤテープを介し定間
隔に配置するなどして自動加工ライン等に連続的に導入
しうる形態なども採ることができる。なお、初期状態時
における物品の接着保持処理は、単なる圧着処理や加熱
圧着処理など発泡剤含有接着層の接着特性に応じて適宜
な方式で行うことができる。
【0028】本発明において接着保持する物品について
は任意である。その例としは、半導体ウエハやチップの
如き電子物品、セラミックコンデンサや発振子の如き電
気物品、液晶セルの如き表示デバイス、その他サーマル
ヘッドや太陽電池、プリント基板などの種々の物品があ
げられる。また施す複数の措置も、例えば研磨処理、ダ
イシング、パターン形成、組立て等の加工や搬送など任
意である。
【0029】実施例1 アクリルグラフトゴム(アクリル20部(重量部、以下
同じ):MMA)からなるベースポリマー100部に、
テルペン系粘着付与樹脂10部、Tgが80℃の樹脂6
0部、架硫剤0.5部、熱膨脹性微粒子A(マイクロス
フェアF−50D:120℃加熱発泡用、以下同じ)1
5部、熱膨脹性微粒子B(マイクロスフェアF−80S
D:150℃加熱発泡用、以下同じ)30部、及びアル
キルフェノール樹脂20部を配合してなる接着剤のトル
エン溶液を調製し、厚さ25μmのポリエステルフィル
ムに乾燥後の厚さが30μmとなるように塗布し、加熱
乾燥処理して発泡剥離性シートを得た。
【0030】実施例2 アクリル酸ブチル100部とアクリル酸5部からなる重
量平均分子量80万のアクリル系共重合体100部を含
むトルエン溶液に熱膨脹性微粒子A15部と熱膨脹性微
粒子B30部と過酸化ベンゾイル3部を配合してなる接
着剤を用いたほかは、実施例1に準じて発泡剥離性シー
トを得た。
【0031】比較例1 熱膨脹性微粒子Bを配合しないほかは実施例1に準じて
発泡性シートを得た。
【0032】比較例2 熱膨脹性微粒子Aを配合しないほかは実施例1に準じて
発泡性シートを得た。
【0033】比較例3 アルキルフェノール樹脂を配合しないほかは実施例1に
準じて発泡性シートを得た。
【0034】評価試験 接着力 実施例、比較例で得た発泡剥離性シートにおける発泡剤
含有接着層につき、ステンレス板(SUS 304 B
A仕上げ面)に対する常温(接着処理)、及び120℃
又は150℃で1分間の加熱処理後における接着力(1
80度ピール)をJIS Z 0237に準拠して測定
した。
【0035】上記の結果を表1に示した。なお表には、
発泡剤含有接着層の各加熱膨脹後の層厚を併記した。ま
た層厚の単位はμmで、接着力の単位はg/20mmであ
る。
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の発泡剥離性シートによれば2種
以上の発泡剤と弾性率向上剤を含有する接着層により、
高接着力の中間状態を経て接着力低減状態に至る少なく
とも3段階の接着力状態を安定して形成でき、接着保持
した物品を剥がす必要なく加工や搬送等の複数の措置に
供することができ、物品と接着層との分離・接着工程を
省略でき、最終的には接着力を充分に低減化できて物品
に損傷を与えることなく容易に分離することができる。
しかも、前記の中間状態が発泡剤による膨脹で緩衝機能
を有し、接着保持物品を衝撃力より保護する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図。
【図2】実施例の適用工程を例示した断面図。
【図3】実施例の他の適用工程を例示した断面図。
【符号の説明】
1:支持基材 2:発泡剤含有接着層 21:中間処理状態の発泡剤含有接着層 22:最終処理状態の発泡剤含有接着層 3:接着保持された物品 31:カット加工された物品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基材の少なくとも片側に、処理温度
    が異なる2種以上の発泡剤と、高温処理用の弾性率向上
    剤を含有して異なる温度による加熱処理で高接着力の中
    間状態を経て接着力低減状態に至る少なくとも3段階の
    接着力状態を形成する発泡剤含有接着層を有することを
    特徴とする発泡剥離性シート。
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