JP3040477U - スポットライト組込み葬祭用吊り灯籠 - Google Patents

スポットライト組込み葬祭用吊り灯籠

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JP3040477U
JP3040477U JP1997001155U JP115597U JP3040477U JP 3040477 U JP3040477 U JP 3040477U JP 1997001155 U JP1997001155 U JP 1997001155U JP 115597 U JP115597 U JP 115597U JP 3040477 U JP3040477 U JP 3040477U
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hanging lantern
hanging
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JP1997001155U
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Inventor
敏夫 作島
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株式会社作島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄暗い寺院本堂に安置される仏像等の本尊
を、吊り灯籠本体の背面に一体的に組込まれたスポット
ライト部分にて照射して、本尊を明かるく浮き上がら
せ、本尊を明確に認識して信仰心を高め、高尚さと荘厳
さを出現させて吊り灯籠としての品位を保持させる。 【解決手段】 多角形或いは丸形等の吊り灯籠本体の背
面適所に、宮殿内の本尊を照射するべくスポットライト
部分を一体的に組込み形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として寺院用仏具の一種として供せられる葬祭用吊り灯籠に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来より寺院本堂の須弥壇付近には、一対の吊り灯籠と称する仏具が天井より 吊設され、安置された仏像等の本尊を、他の荘厳品と共に装飾して使用されてい るものである。斯かる葬祭用吊り灯籠は、六角形や八角形等の多角形、或いは丸 形、菱形等の外観を備え、該吊り灯籠の内部に電球等の発光部分を備えて照明用 としても使用可能なもの、或いは照明機能を有しないもの等が適宜採択使用され ている。
【0003】 内部に発光部分を備えて照明可能とした葬祭用吊り灯籠は、確かに該吊り灯籠 周辺を少許明るくなし得るが、各宗派の仏像等の安置された本尊を照射すること は出来ず、宮殿内の中央に祀られた信仰の対象となる本尊を薄暗い中でお経を唱 え、祈られる状況に在り、本尊の姿を正確に認識し難いため、誠心を捧げて信心 する場合の妨げとなり、またその加護を願って祈る際の妨げともなる欠陥を有す るものであった。
【0004】 また仏像等の安置された本尊を、別途本堂の柱等に固定したスポットライトに より照射する場合も有るが、本堂の荘厳品とは拘わり合いの無い部位からの照射 であるため、高尚さや荘厳さに欠如し、有難みが薄れて深い信仰心が招来せぬ欠 陥を有するものであると同時に、見た目にも極めて不体裁でもあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
然るに本考案が茲に開発したスポットライト組込み葬祭用吊り灯籠にあっては 、既述した従来の欠陥に鑑みて鋭意研究の結果に提案されたものであって、各宗 派の寺院本堂に於いて、当該本堂の須弥壇上に載置された宮殿内の仏像等の本尊 を、荘厳品の一種として用いられる、左右に振り分けられて吊設された一対の葬 祭用吊り灯籠により、本尊を照射して該信仰心を更に向上せしめると共に、荘厳 品としての品位を失墜しないスポットライト組込み葬祭用吊り灯籠を提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記したような目的を有効に達成するがために、本考案になるスポットライト 組込み葬祭用吊り灯籠に於いては、多角形或いは丸形その他適宜形状を備えた葬 祭用に供せられる吊り灯籠本体1であって、該吊り灯籠本体1の背面適所に、宮 殿内の本尊を照射するためのスポットライト部分2が一体的に組込まれたスポッ トライト組込み葬祭用吊り灯籠を特徴としているものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案のスポットライト組込み葬祭用吊り灯籠にあっては、寺院本堂の須弥壇 付近の天井より、一対の吊り灯籠本体1が左右に振り分けられて吊設され、この 吊り灯籠本体1の背面、即ち仏像等の本尊が安置された側と対向する位置に、宮 殿内の本尊を照射するためのスポットライト部分2が一体的に組込まれ、以って 必要時に該吊り灯籠本体1のスポットライト部分2へ通電することで、予め本尊 に向って配されたスポットライト部分2が発光し、薄暗い中の本尊を明かるく浮 き上がらせる如く照射し得るものとなる。
【0008】
【実施例】
次いで本考案になるスポットライト組込み葬祭用吊り灯籠に関する実施の一例 について詳述する。
【0009】 1は葬祭用として供せられる吊り灯籠本体であって、該吊り灯籠本体1は各宗 派の寺院本堂の須弥壇付近の天井より、左右に振り分けられて鎖等にて吊設され る一対の荘厳品であり、本尊の面前を多種類の荘厳品と共に装飾されるものであ る。この吊り灯籠本体1は、六角形や八角形、菱形等の多角形、或いは丸形等々 の外観を備えた金属製または合成樹脂製よりなるもので、上部には庇と吊設用リ ング3を設け、下部には所望の台座を設けたもの、または上部中央に吊設用リン グを設けたもの等があり、該吊り灯籠本体1の胴部分4の内部には、所望により 発光部分を備えている。
【0010】 2はスポットライト部分を示しており、斯かるスポットライト部分2は、前記 吊り灯籠本体1の背面適所の外側に、吊り灯籠本体1と一体的に組込まれて固定 されている。即ち須弥壇上に載置された宮殿内の仏像等の本尊を照射するべく、 本尊と対向する側にスポットライト部分2が組込まれており、必要時にスポット ライト部分2へ通電することにより、スポットライト部分2が発光して左右から 本尊部分を照射して、当該本尊を明かるく浮かび上がらせるものとなる。このス ポットライト部分2の照射角度は、本尊の安置場所との関係で任意に設定するこ とが出来る。
【0011】 斯かるスポットライト部分2は、吊り灯籠本体1に組込まれて実施されるが、 図面に示されるように、吊り灯籠本体1の台座部分に相当する取り巻かれた多数 枚のハスの葉の一片を刳り貫いて、該刳り貫き部分にスポットライト部分2を平 滑状に嵌入固定させることで、不自然な突出部分が吊り灯籠本体1に出現せず、 在来使用されている吊り灯籠本体1と何等変わり無く供することが出来る。また 吊り灯籠本体1の胴部分4に平滑にスポットライト部分2を組込むことも可能で ある。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、通常薄暗い本堂に安置される仏像等の本尊を、吊り灯籠本体 に一体的に組込まれたスポットライト部分で以って、左右より等しく当該本尊を 照射することが出来、信仰の対象となる本尊を立体的に明かるく浮き上がらせる ことが出来る。そして薄暗くて明確に認識出来ない当該本尊を、明かるく照射可 能となしたことで、高尚さや荘厳さが出現して、信仰心を更に高めると共に、吊 り灯籠本体よりスポットライト部分が突出せず、平滑化させることで荘厳品とし ての品位を保ち、従来と何等変わり無く葬祭用として吊り灯籠本体を用いること が出来る優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り灯籠本体の全体正面図である。
【図2】要部の一部切欠した見取図である。
【符号の説明】
1 吊り灯籠本体 2 スポットライト部分 3 リング 4 胴部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形或いは丸形その他適宜形状を備え
    た葬祭用に供せられる吊り灯籠本体(1)であって、該
    吊り灯籠本体(1)の背面適所に、宮殿内の本尊を照射
    するためのスポットライト部分(2)が一体的に組込ま
    れたことを特徴とするスポットライト組込み葬祭用吊り
    灯籠。
JP1997001155U 1997-02-12 1997-02-12 スポットライト組込み葬祭用吊り灯籠 Expired - Lifetime JP3040477U (ja)

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