JP3040204B2 - 中空樹脂の射出成形装置 - Google Patents

中空樹脂の射出成形装置

Info

Publication number
JP3040204B2
JP3040204B2 JP18311991A JP18311991A JP3040204B2 JP 3040204 B2 JP3040204 B2 JP 3040204B2 JP 18311991 A JP18311991 A JP 18311991A JP 18311991 A JP18311991 A JP 18311991A JP 3040204 B2 JP3040204 B2 JP 3040204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
gas
gas injection
injection molding
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18311991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH054258A (ja
Inventor
恒夫 栗原
勝茂 日下
敏行 東
輝男 市川
理也 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP18311991A priority Critical patent/JP3040204B2/ja
Publication of JPH054258A publication Critical patent/JPH054258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040204B2 publication Critical patent/JP3040204B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプラスチックの
中空インジェクション成形において、中空部を成形する
ためのガスが洩れるのを防止するようにした射出成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックのような樹脂成形品
を射出成形で製作するにあたり、キャビティ内に射出し
た溶融樹脂が凝固するまでの間に樹脂内に高圧ガスを注
入し、内部に中空部を形成するような中空樹脂成形品の
成形法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、例えば図6に示
すように型閉めした金型51,52のキャビティ53内
に溶融樹脂54を射出し、キャビティ53面に接する樹
脂の表層が凝固を始めた時点で、表層の一部に、ガス注
入部材55のニードル56を突出させて穴を明け、この
穴から溶融樹脂54内部に向けてガス供給路57から送
られる高圧ガスを注入しようとするものであるが、この
穴に向けて噴出する高圧ガスが金型51,52の型合せ
面から漏洩し、ガス圧低下のため良好な状態で中空部を
形成できず、成形品の外形形状にも悪影響を与えるとい
う不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明は、金型に装着されたガス注入部材の先端面が
キャビティに臨み、この先端面にガス注入部が設けら
れ、このガス注入部材の先端面に、ガス注入部を取り
囲む状態で反キャビティ側に向けて凹部となり且つキャ
ビティ連通する溝部が形成された中空樹脂の射出成形
装置において、溝部は、キャビティ側を広く形成した。
また、ガス注入部材の先端面は、キャビティ側面と略同
一面とした。
【0005】
【作用】キャビティに連通する溝部に溶融樹脂が入り込
むと、この溶融樹脂はガス注入部の周囲を取り囲む状態
でガスの流通を遮るため、ガス洩れが防止できる。又、
溝部のキャビティ側を広く形成することで離型時のアン
ダカットの問題が生じない。さらに、ガス注入部材の先
端面をキャビティ側面と略同一面とすることで、溝部を
切除してキャビティ側面の張出し(凸部)並びに窪み
(凹部)防止を図る。
【0006】
【実施例】本発明の射出成形装置の実施例について添付
した図面に基づき説明する。図1はプラスチック成形用
の射出成形装置の全体図、図2、図3はガス注入部材の
作動図を示し、図2がニードル突出時、図3がニードル
後退時である。
【0007】図1に示すように中空樹脂成形用の射出成
形装置1は、固定型取付板2に取付けられる固定型本体
3と、可動型取付板4に取付けられる可動型本体5が型
開き、型閉め可能となり、型閉め状態の両型本体3,5
間にはキャビティ6が形成される。そして固定型本体3
には、キャビティ6内に溶融樹脂を充填するためのスプ
ルー7が設けられ、一方可動型本体5には、中空部形成
用のガス注入部材8が設けられてその先端面をキャビテ
ィ6内に臨ませている。
【0008】又、可動型取付板4には押出板9が設けら
れ、この押出板9にはその先端をキャビティ6に臨ませ
た押出ピン10が取付けられて、凝固後の成形品を押出
して離型せしめることが出来るようにされている。
【0009】ガス注入部材8は図2に示すように例えば
ケーシング12上部の第1シリンダ部13で摺動可能な
第1ピストン14と、この第1ピストン14の第2シリ
ンダ部15を摺動可能な第2ピストン16と、この第2
ピストン16から下方に延出するニードル17を備え、
このニードル17は、ケーシング12の下方中央部の貫
通孔18の中を摺動自在とされている。そしてこの貫通
孔18の下面開口部がガス注入部19として構成されて
いる。
【0010】又、貫通孔18にはガス通路20が連通し
ている。そしてこのガス通路20と貫通孔18の連通部
は、前述のニードル17によって連通自在とされ、即ち
ニードル17が連通部前面から更に下方に移動すると連
通が遮断され、上方に移動すると同部を開放する。そし
て前記の第2ピストン16が第2シリンダ部15内を下
方に移動することによって、第1ピストン14の位置如
何に拘らずニードル17はガス通路20の連通を遮断
し、又、第1ピストン14と第2ピストン16が共に下
方に移動した図2の状態で、ニードル17先端がキャビ
ティ内に突出するようにしている。尚、ガス通路20の
上流は、高圧ガスを供給するガス供給路21に連通して
いる。
【0011】ところでケーシング12先端の筒状部の前
面は、既述のようにキャビティ6内に臨んでいるが、そ
の前面は両型本体3,5の型合せ面、つまりキャビティ
6の側面と略同一面となると共に、その外周部には溝部
23が設けられている。つまりこの溝部23は、中央の
ガス注入部19を取り囲む状態で円形となり、反キャビ
ティ側に向って凹部を形成している。
【0012】又、この溝部23の形状は、図からも明ら
かなようにキャビティ6側が広くなり奥に向って狭くな
るような傾斜が設けられている。
【0013】以上のような構成による本発明の射出成形
装置1の作用効果は次の通りである。まず型閉めした状
態のキャビティ6内にスプルー7から溶融樹脂を充填す
る。この際ガス注入部材8のニードル17は、図2に示
す状態で先端をキャビティ6内に突出させていても良い
し、又は図2に示す状態から第2ピストン16のみを中
間位置まで後退させ、ニードル17でガス通路20を遮
断した状態に後退させていてもよい。但し後者の場合
は、溶融樹脂充填後ガス注入に先立って、図2に示すよ
うにニードル17先端で樹脂表層に孔を明ける必要があ
る。
【0014】充填した溶融樹脂の表層が半凝固状態とな
ったらガスの注入を開始する。つまり図2のようにニー
ドル17が前進した状態にある時は、そのままニードル
17を後退させてガス通路20を開放し、ニードル17
が中間位置にある時は前記記述の要領で一旦ニードル1
7を前進させて穴を明けた後、後退させてガス通路20
を開放する。
【0015】このためガス通路20で待機していた高圧
ガスは、貫通孔18、ガス注入部19を通って溶融樹脂
内に流入する。この際、流入ガスは図4に示すようにケ
ーシング12前面と固定型本体3の間の隙間から逃げ出
そうとするが、周囲の溝部23に入り込んだ溶融樹脂に
よって遮られ、外側に逃げ出すことが出来ない。つまり
高圧ガスの圧力は損なわれず、効果的に樹脂内に入り込
む。そして入り込んだガスは内部の未凝固の樹脂をキャ
ビティ6側面に押し付けながら厚肉部内を進行し、円部
に中空部を形成する。
【0016】次にかかる状態で中空部を形成した後成形
品24が凝固すると離型される。この際、キャビティ6
側が広がった溝部23の形状によって離型がスムースで
ある。尚、この溝部23の形状は離型の際に型離れが容
易になるという効果のみならず、溶融樹脂を充填する際
に充填しやすくなるという効果をも有するものである。
【0017】又、成形品24には、溝部23に入り込ん
だ樹脂が凝固して図5に示すような張出片25が形成さ
れることとなるが、この張出片25はその後切除しても
良いし、或いは外観品質を低下させない位置を選んでそ
のまま残すようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の中空樹脂の射出成
形装置は、ガスが隙間を通って大気に洩れ出るのを有効
に防止することが出来るため、ガス圧の低下、ガスの損
失といった事態を招くことなく、良好な形状の中空部を
成形できる。このため製品の外観品質を損なうようなこ
ともない。又、溝部のキャビティ側を広げることによっ
て溶融樹脂の充填及び離型がスムースである。さらに、
ガス注入部材の先端面は、キャビティの側面と略同一面
なので、溝部で成形した凸状の張出片を切除してキャビ
ティの側面を凹凸のない形状に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形装置の全体図
【図2】ガス注入部材のニードル突出時の作動図
【図3】ガス注入部材のニードル後退時の作動図
【図4】ガス注入状態を示す要部拡大図
【図5】成形品の斜視図
【図6】従来のガス注入部材の構造を示す断面図
【符号の説明】
(1)射出成形装置 (6)キャビティ (8)ガス注入部材 (12)ケーシング (17)ニードル (19)ガス注入部 (23)溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 輝男 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 斉藤 理也 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−41212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型に装着されたガス注入部材の先端面
    がキャビティ内に臨み、この先端面にガス注入部が設け
    られ、このガス注入部材の先端面には、前記ガス注入部
    を取り囲む状態で反キャビティ側に向けて凹部となり且
    つキャビティに連通する溝部が形成された中空樹脂の射
    出成形装置において、前記溝部は、キャビティ側が広く
    形成されたことを特徴とする中空樹脂の射出成形装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス注入部材の先端面は、キャビテ
    ィの側面と略同一面としたことを特徴とする請求項1に
    載の中空樹脂の射出成形装置。
JP18311991A 1991-06-27 1991-06-27 中空樹脂の射出成形装置 Expired - Fee Related JP3040204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18311991A JP3040204B2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 中空樹脂の射出成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18311991A JP3040204B2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 中空樹脂の射出成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH054258A JPH054258A (ja) 1993-01-14
JP3040204B2 true JP3040204B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=16130122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18311991A Expired - Fee Related JP3040204B2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 中空樹脂の射出成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040204B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH054258A (ja) 1993-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3040204B2 (ja) 中空樹脂の射出成形装置
JP3423426B2 (ja) 合成樹脂成形品の射出成形装置
JP3104325B2 (ja) 樹脂成形金型装置
JP3469644B2 (ja) 合成樹脂成形品の射出成形方法
JP2590693Y2 (ja) 射出成形用金型
JPH03193428A (ja) 射出成形用金型
JP3240353B2 (ja) 薄肉成形品用金型及び成形方法
JP2003053504A (ja) 金属成形体用金型及びそれを用いた金属成形体の製造方法
JP2003062656A (ja) ダイカスト方法及びダイカスト装置
JPH06143346A (ja) ブロック突出しピンゲート式射出成形用金型
JP6322018B2 (ja) 射出成形用金型及びそれを用いた樹脂成形品の製造方法
KR0149202B1 (ko) 합성수지 제품 내부에 중공부를 형성하는 밸브장치
JPS6258293B2 (ja)
JP3554503B2 (ja) 樹脂製部品の金型成形装置
JP2776244B2 (ja) 加圧流体圧入排出装置
JP3079520B2 (ja) 射出成形用金型のバルブゲート装置
JP3189267B2 (ja) 成形用金型装置
JP3017329B2 (ja) 射出成形機のリング状逆止弁
JP2001138373A (ja) 射出成形方法および射出成形金型
JP3515700B2 (ja) 樹脂製部品の金型成形装置
JPH0324931A (ja) 射出成形用ノズル装置
JPH08323820A (ja) 厚肉部を有する樹脂製品の射出成形方法
JP3079519B2 (ja) 射出成形用金型のバルブゲート装置
JPH06246799A (ja) 射出成形金型装置
JPS588622A (ja) 精密プラスチツク部品の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees