JP3039886B2 - 電気コーヒー沸かし器 - Google Patents

電気コーヒー沸かし器

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JP3039886B2
JP3039886B2 JP4006962A JP696292A JP3039886B2 JP 3039886 B2 JP3039886 B2 JP 3039886B2 JP 4006962 A JP4006962 A JP 4006962A JP 696292 A JP696292 A JP 696292A JP 3039886 B2 JP3039886 B2 JP 3039886B2
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coffee
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英司 根本
孝之 小島
浩 古田
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株式会社日立ホームテック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒー豆粉砕器を、
粉砕物の有無によってコーヒー豆の挽き終わりを検出す
る構成とした電気コーヒー沸かし器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭62−61629号
公報に示されているように、モーター及びモーターで駆
動される減速機構やコーヒー豆を粉砕するうすなどを器
体本体の上部に組み込んだ電気コーヒー沸かし器が一般
的に知られており、モーターの起動及び停止は手動スイ
ッチやタイマースイッチによって行われるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気コーヒー沸
かし器では、例えば手動スイッチを使用した場合は、粉
砕物が無くなるまでスイッチをおし続けていなければな
らず、特に粉砕が長時間必要なときはかなり面倒であっ
た。又、タイマースイッチを使用した場合でも粉砕時間
とタイマー設定時間を合わせる手間や、設定時間の誤り
によって粉砕物が挽き残ったり、挽き終わってもモータ
ーの空転音が続き、耳ざわりな音を発生させる等という
問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、外うすと内うすからな
り、内うすか外うすの少なくとも片方がモーターの出力
により回転してコーヒー豆を粉砕するコーヒー豆粉砕器
にて、モーター出力軸のスラスト方向に適寸の移動量を
設け、この出力軸によりウォームギアを介し駆動される
内うすか外うすと、もう片方のうす間の粉砕物の有無に
よって、出力軸の位置をスラスト方向に移動させる。
【0005】通常時において出力軸のスラスト方向の移
動量を付勢する為の付勢部材を設けるとよい。
【0006】又、出力軸の延長線上にモーターへの通電
を行う切り換えスイッチと、この切り換えスイッチを動
作させるための操作片を設けてもよい。
【0007】
【作用】本発明によれば、手動やタイマーでスイッチを
押す時間を加減すること無く、内うすと外うすの間に粉
砕物が無くなると、出力軸の位置をスラスト方向に適寸
の移動量だけ移動させ、操作片にて切り換えスイッチを
動作させて、粉砕物が無くなったことを検知することに
より、コーヒー豆の挽き終わりを検出し、モーターを停
止させ、コーヒー豆を挽き残すこと無く挽き終わった後
のモーターの空転音を無くする作用をする。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を施した電気コーヒー
沸かし器について、図1〜図5にて説明する。
【0009】図において、1は水タンク2が着脱自在に
装着されABS樹脂あるいはPP樹脂等の軟質樹脂で形
成された電気コーヒー沸かし器本体であり、この本体1
の下端内部には上面側に載置されるコーヒーポット3の
保温機能を兼ねるヒーターユニット4が組み込まれてい
る。そして前記水タンク2内の水は逆止弁5aを有する
導水パイプ5を介してヒーターユニット4に導かれて、
ここで加熱昇温するようになっている。
【0010】一方、前記本体1のコーヒーポット3上方
位置には図2に示すようにコーヒー豆粉砕器6の固定う
すをなす外うす6a及び回転うすをなす内うす6bが設
置されており、このコーヒー豆粉砕器6で生成されたコ
ーヒー粉を受けるコーヒー粉濾過器7が着脱自在に装着
されている。そして前記ヒーターユニット4からの熱湯
は立上りパイプ8を通ってその先端からコーヒー粉濾過
器7内で抽出されたコーヒー液はコーヒー粉濾過器7の
下端に設けたしずく防止弁9を介してその下方のコーヒ
ーポット3に流下するようになっている。
【0011】前記内うす6bは本体1内に取り付けられ
たモーター支持台10に回転自在に垂直に支持した回転
軸11に内うす固定ネジ12にて取り付けられており、
回転軸11と一体に回転するようになっている。この回
転軸11の上部にはウォームホィール13が固定されて
おり、このウォームホィール13には本体1の上部に略
水平に設置されたモーター14の出力軸14aに設けた
ウォーム15aが噛み合い、このウォーム15a及びウ
ォームホイール13からなるウォームギア15を介しモ
ーター14の回転を減速して内うす6bに伝えるように
なっている。尚、16はコーヒー豆をコーヒー豆粉砕器
6に投入するためのホッパーである。
【0012】ここで、モーター14を回転させることに
より、内うす6bが回転駆動されホッパー16内のコー
ヒー豆は外うす6a及び内うす6bの両うす間で粉砕さ
れてコーヒー粉と成り、このコーヒー粉はコーヒー豆粉
砕器6下方のコーヒー粉濾過器7内に直接落下収納され
る。
【0013】図3に示す通りモーター14には出力軸1
4aの、スラスト方向に約3mm程度移動量をもたせて
あり、出力軸14aの負荷側には前記ウォーム15aが
固定されている。又、出力軸14aのスラスト方向の移
動量を常時負荷に付勢するため、出力軸14aの反負荷
側には軸受材17、可動部材18及びこれらを介して付
勢する付勢部材(上記実施例では円筒バネ)19を設け
ている。又、これらの後方には切り換えスイッチ20を
配置し、前記出力軸14aがスラスト方向の反負荷側に
移動したとき、軸受材17及び可動部材18を介し切り
換えスイッチ20の操作片20aを作動させている。
【0014】次に本実施例の動作について説明する。
【0015】ホッパー16にコーヒー豆を投入しモータ
ー14を回転させると、前記ウォームギア15を介し内
うす6bが回転駆動され、コーヒー豆粉砕器6の両うす
によって粉砕される。このとき両うす間にコーヒー豆を
粉砕するときの反力が発生し、この反力は前記ウォーム
ギア15によって出力軸14aのスラスト方向に力を変
換し出力軸14aを反負荷側に移動させる。これにより
前記のごとく、切り換えスイッチ20の操作片20aを
作動させ、切り換えスイッチ20を「入」とする。又、
コーヒー豆が無くなったときは、コーヒー豆粉砕器6の
両うす間に発生するコーヒー豆を粉砕するときの反力が
無くなるため、出力軸14aは付勢部材19によって負
荷側に付勢され、切り換えスイッチ20の操作片20a
は開放され、切り換えスイッチ20は「切」となる。以
上によりコーヒー豆粉砕器6の両うす間の粉砕物の有無
が検知できる。
【0016】図4は上記実施例の回路図であり、器体ス
イッチ21は押しボタン式のスイッチでありメインスイ
ッチ21aとモータースイッチ21bの2接点を一つの
枠に収納し、かつ一つの押しボタンにて操作することが
できる。前記メインスイッチ21aは押す毎に「入」
「切」を繰り返すロック式のスイッチであり、モーター
スイッチ21bは押している間のみ「入」となるノンロ
ック式のスイッチである。
【0017】器体スイッチ21の押しボタンを押すこと
によりメインスイッチ21aとモータースイッチ21b
が「入」となり、モーター14は回転する。これによっ
て、コーヒー豆がホッパー16に投入されているときは
コーヒー豆粉砕器6によって粉砕される。このとき、前
記説明のごとく切り換えスイッチ20は「入」となる。
又、器体スイッチ21から指を離した場合モータースイ
ッチ21bは「切」となるが、メインスイッチ21aは
ロック式であるため「入」を保持する。これによってモ
ーター14は回転を続けコーヒー豆を粉砕する。このと
きの回路図を図5に示す。この後にホッパー16内のコ
ーヒー豆が無くなり粉砕が終わると同時に、前記説明の
ごとく切り換えスイッチ20は「切」となり、器体の動
作は自動的にコーヒー豆粉砕終了を感知して粉砕動作か
ら抽出動作に移行する。従って上記構成により、一回の
操作で自動的にコーヒー豆を挽き、内うす6bと外うす
6aの間に粉砕物が無くなると、出力軸14aの位置を
スラスト方向に適寸の移動量だけ移動させ、操作片20
aにて切り換えスイッチ20を動作させて、粉砕物が無
くなったことを検知することにより、コーヒー豆の挽き
終わりを検出し、モーター14を停止させ、コーヒー豆
を挽き残すこと無く挽き終わった後のモーター14の空
転音を無くする効果がある。
【0018】尚、上記実施例では、出力軸14aがスラ
スト方向の反負荷側に移動したとき、軸受材17及び可
動部材18を介し切り換えスイッチ20の操作片20a
を作動させているが、ヒンジレバー等を用いて間接的に
操作片20aを作動させる構造でも良い。
【0019】又、本実施例では内うす6bが回転うすを
なしているが、別の実施例として外うす6a側を回転さ
せ、内うす6bを固定しても同様の作用効果を有するも
のである。この場合は例えば外うす6aの外周に歯形を
形成しウォームホィール13と兼用させ、ウォーム15
aを噛み合わせても良い。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によると、モーターの出力軸
のスラスト方向に適寸の移動量を設け、この出力軸によ
りウォームギアを介し駆動される内うすか外うすと、も
う片方のうす間の粉砕物の有無によって、出力軸の位置
をスラスト方向に移動させるものとしたから、粉砕物が
無くなったことを検知し、コーヒー豆の挽き終わりを検
出することができ、通常時においては前記出力軸のスラ
スト方向の移動量を付勢する為の付勢部材を設けたか
ら、上記検出が確実となる。又出力軸の延長線上にモー
ターへの通電を行う切り換えスイッチと、この切り換え
スイッチを動作させるための操作片を設けたから、一回
の操作で自動的にコーヒー豆を挽き、コーヒー豆の挽き
終わりを検出し、モーターを停止させ、コーヒー豆を挽
き残すこと無く挽き終わった後のモーターの空転音を無
くする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気コーヒー沸かし器
の部分破断正面図である。
【図2】同じくその要部平面図である。
【図3】同じく動作原理図である。
【図4】同じくその回路図である。
【図5】同じくコーヒー豆粉砕時の回路図である。
【符号の説明】
6 コーヒー豆粉砕器 6a 外うす 6b 内うす 14 モーター 14a 出力軸 15 ウォームギア 19 付勢部材 20 切り換えスイッチ 20a 操作片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 31/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外うす(6a)と内うす(6b)からな
    り、内うす(6b)がモーター(14)の出力により回
    転してコーヒー豆を粉砕するコーヒー豆粉砕器(6)
    有する電気コーヒー沸かし器において、前記モーター
    (14)の出力軸(14a)のスラスト方向に適寸の移
    動量を設け、この出力軸(14a)の負荷側にウォーム
    ギア(15)を介し駆動される内うす(6b)を有し、
    この内うす(6b)ともう片方の外うす(6a)間の粉
    砕物の有無によって、出力軸(14a)の位置をスラス
    ト方向に移動させるものとなし、さらに出力軸(14
    a)の反負荷側の延長線上にモーター(14)への通電
    の入り切りを行う切り換えスイッチ(20)と、この切
    り換えスイッチ(20)を動作させるための操作片(2
    0a)を設けたことを特徴とする電気コーヒー沸かし
    器。
  2. 【請求項2】 通常時においては出力軸(14a)のス
    ラスト方向の移動量を負荷側に付勢する為の付勢部材
    (19)を設けた請求項1記載の電気コーヒー沸かし
    器。
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