JP3039479U - モップにおける柄取付装置 - Google Patents

モップにおける柄取付装置

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JP3039479U
JP3039479U JP1995013346U JP1334695U JP3039479U JP 3039479 U JP3039479 U JP 3039479U JP 1995013346 U JP1995013346 U JP 1995013346U JP 1334695 U JP1334695 U JP 1334695U JP 3039479 U JP3039479 U JP 3039479U
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JP
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attachment
peripheral wall
fitting hole
mounting
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JP1995013346U
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寛 西本
忠之 丸橋
護視 澤田
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Just Co., Ltd.
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Just Co., Ltd.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の力を有効に利用し、かつモップの転
びを未然に防止することを課題とする。 【解決手段】 平面横長とした払拭具固定部Aの上面中
央に、柄の取付具Bを水平方向に回転可能に取付け、前
記取付具Bの一側に払拭具固定部Aの中心から偏心して
モップの柄Cが取付けられるように、モップにおける柄
取付け装置を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、モップの柄を払拭具固定部に取付けるための装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、モップの柄は一部のハンドモップを除いて、払拭具固定部の上面中央に 取付けられている。また、モップの柄を払拭具固定部に対して水平方向に回転可 能としたものとしては、特開平6−142026号の発明が知られている。 前記発明は、払拭具固定部の上面中央に柄の基端を水平方向回転可能に取り付 けることにより、柄を回転させることにより横方向の清掃に対応しやすくしたも のであるが、柄が払拭具固定部の中央に取付けられている点は、従来のモップと 同様である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
モップは柄を介して前方への移動力を払拭具固定部に伝える構造である。とこ ろで、物を前方へ移動させる場合、その物の後方から押す方が前方から引くより も力が有効に働く。この原理から考えれば、モップにおいては柄の基端を払拭具 固定部の後部に取付けて、柄を押すことによって払拭具固定部の後部に力を伝え ることが好ましく、柄の先端を払拭具固定部の中央に取付けた従来のモップは力 を有効利用しにくい構造であったということができる。 また、柄の先端が払拭具固定部の中央に取付けられたモップにおいては、柄を 押す力が払拭具固定部を回転させる方向に働きやすく、モップ後部が浮き上がる (モップが転ぶ)という問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、平面横長とした払拭具固定部の上面中央に、柄の取付具を水平方 向に回転可能に取付け、前記柄は前記取付具の一側に、払拭具固定部の中心から 偏心して取付けてモップにおける柄取付装置を構成したものである。 請求項2の考案は、柄を取付具の上部に上下方向に回動可能に取付けたもの、 請求項3の考案は、取付具を払拭具固定部の上面に凹凸嵌合により回転可能に固 定し、取付具と払拭具固定部との当接面には取付具の回転を規制する係止機構を 設けたものである。
【0005】 請求項4、5の考案は構成を一層具体化したものである。 請求項4の考案において、払拭具固定部はその上面中央に取付具嵌合穴を設け 、この取付具嵌合穴に環状の周壁を形成してある。一方前記取付具嵌合穴に嵌装 される取付具は、基板の下部に前記取付具嵌合穴の周壁に摺接する取付壁を設け ると共に、取付壁の下端に前記周壁の下端に係止する係止爪を設ける。そして、 前記嵌合穴の周壁と取付壁とには取付具の回転を規制する凹凸係止部を設ける。 また、前記基板の上部一側には柄取付部を突設し、この柄取付部に柄を水平軸を 介して上下方向に回動自在に取付けた構成としてある。 請求項5の考案において、払拭具固定部はその上面中央に取付具嵌合穴を設け 、この取付具嵌合穴には環状の周壁を形成し、この周壁は上方の大径部と下方の 小径部と両者をつなぐ環状段部とで構成する。前記取付具嵌合穴に嵌装される取 付具は、基板の下部に前記取付具嵌合穴の周壁の大径部に摺接する外側取付壁と 周壁の小径部に摺接する内側取付壁とを設けると共に、内側取付壁の下端には前 記周壁の下端に係止する係止爪を設け、前記嵌合穴の周壁と内側又は外側の取付 壁とには取付具の回転を規制する凹凸係止部を設ける。また、前記基板の上部一 側には柄取付部を突設し、この柄取付部に柄を水平軸を介して上下方向に回動自 在に取付けた構成としてある。
【0006】
【作用】
上記構成により、モップの柄の取付け端をノップの進行後側に位置させてモッ プを使用することができ、従来の課題が解決される。
【0007】
【考案の実施の形態】 図1において、払拭具固定部Aの上面をなすカバー1の中央に取付具Bが水平 方向に回転可能に取付けてあり、取付具Bに柄Cが上下方向に回動可能に取付け てある。 前記払拭具固定部Aは、図2に示すように、モップ2を取付けるための固定ホ ルダー3と回動ホルダー4とを有するもので、カバー1は合成樹脂製である。こ のカバー1は平面横長であって、その中央に取付具Bを嵌装するための嵌合穴5 が設けてある。この嵌合穴5は平面円形であって、取付具と摺接する周壁を有し ている。この周壁は、上部に形成された大径の周壁6と下部に形成された小径の 周壁7、そして周壁6、7をつなぐ環状段部8とで構成してある。前記環状段部 8には後に述べる凹凸係止部を構成する係止凸部9が2ヵ所対向して設けてあり 、この係止凸部9が上下移動可能となるように、スリット10(図4参照)が形 成してある。
【0008】 前記取付具Bは、図3に示すように、前記嵌合穴5の開口部に対応した円形の 基板11の周縁部に下方に伸びる筒状の外側取付壁12が設けてあり、その内側 には筒状の内側取付壁13が設けてある。 前記外側取付壁12は前記嵌合穴5の大径の周壁6に摺接する大きさであって 、その下端は環状段部8に摺接している。そして、外側取付壁12の下端には図 5に示すように、前記環状段部の係止凸部9に係止する係止溝14が8ケ所等間 隔で形成してあり、係止凸部9と係止溝14とで凹凸係止部を構成している。な お、係止凸部9及び係止溝14の対向面は、係脱が容易に行なわれるように傾斜 面又は円弧面としておく。 前記内側取付壁13は前記嵌合穴5の小径の周壁7に摺接する大きさであって 、その下端には周壁7の下端縁に係止する係止爪15が2ヵ所対称的に設けてあ り、組立時に係止爪15部分が弾性変形可能なようにスリット16が設けてある 。
【0009】 前記取付具Bの一側には、カバー1の中心から偏心して、柄Cを取付けるため の1対の取付柱17が立設してある。この取付柱17には水平な取付軸18が突 設してあり、この取付軸18が柄Cの基端部を構成するヘッド19に形成された 受け溝20に嵌装してある。すなわち、柄Cの基端はカバー1の中央から偏心し て取付けられている。
【0010】 上記構成により以下の作用を得ることができる。 カバー1の中央に回転可能に取付けた取付具Bの一側に柄Cを取付けたので、 柄Cの基端はカバー1の中央から偏心した位置となっている。したがって、取付 け具Bを回転させて柄Cの基端位置をカバー1の進行後方に位置させてモップを 操作することにより、力を有効に利用できるので、楽にかつモップの転びもなく 清掃作業を行なうことができる。 取付具Bが回転可能であるから、柄Cの基端位置は取付具Bを回転させること によって変更することができる。例えば、図4において柄Cの基端をa位置とし て使用すると、モップはa位置側の半分が汚れやすい。そこで、a位置での使用 の後に取付具Bを回転させて柄Cの基端をb位置として使用することにより、モ ップ全体を平均して利用することができる。また、柄Cの基端をc位置とすれば 長手方向にモップを使用することができる。 嵌合穴の環状段部に形成した係止凸部9と係止具の内側取付壁に形成した係止 溝14との係止によって、取付具Bの回転は規制されている。すなわち、係止溝 14は8ケ所に形成してあるので45度毎に係止凸部9と係止溝14とは係止し て、取付具Bの不慮の回転は防止される。また、取付具Bを回転させる場合は、 取付具Bに意識的に回転力を加えることにより係止が解除され、係止凸部9は下 方へ押し下げられて取付具Bが回転する。そして45度回転すると係止凸部9は その弾性力によって上方へ復帰し、係止溝14に係止する。なお、係止凸部9及 び係止溝14の対向面を傾斜面又は円弧面としておくことにより上記係止解除が スムーズに行なわれる。 なお、係止角度は任意に設定すればよく、係止溝を4ヵ所とすれば90度毎に 係止することとなる。
【0011】 この考案は上記実施形態の他に、例えば以下の様な変形構造での実施が可能で ある。 取付具Bの払拭具固定部Aへの取付構造としては、嵌合構造の他ボルトやボス などによる取付も可能である。この場合払拭具固定部に嵌合穴を設ける必要はな い。 柄Cの取付具への取付構造としては、水平軸を介した取付の他、球継手21を 利用したり(図6)、合成樹脂によるヒンジ構造とすることも可能である。 取付具Bの回転を規制するための係止構造としては、図7に示すように、前記 嵌合穴5の大径の周壁6の下部に係止溝14を設け、取付具Bの取付壁22に係 止凸部23を設ける構造とすることもできる。この場合、取付壁22には係止凸 部23が弾性変形可能となるようにスリット24を形成する。そして、この構造 とした場合には嵌合穴に小径の周壁7や環状段部8を設けず、取付壁22の下端 に係止爪25を設けてこの係止爪を周壁6の下縁に係止させて取付具Bを固定す ることもできる(請求項4、図6)。 また、取付具Bをボルトなどで払拭具固定部Aに取付ける場合には、取付具B の下面と払拭具固定部Aの上面とが摺接するので、この両面に係止構造を設ける こともできる。
【0012】
【考案の効果】
この考案によれば、柄を払拭具固定部の中央から偏心して取付けたので、モッ プ使用時に力が有効利用されると共にモップの転びもなく、モップによる清掃作 業が容易になる。 この考案によれば柄を取付けた取付具が回転可能であるから、柄の先端位置を 変化させて使用することができ、柄の取付け位置を偏心させたことに伴うモップ の汚れの偏在を解消することができ、また清掃場所の条件に適した状態で使用す ることができる。 また、請求項3以降の考案によれば、取付具の回転を規制する係止機構を設け たので、取付具の不慮の回転を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案実施形態の斜視図である。
【図2】 同じく柄を省略した断面図である。
【図3】 同じく要部拡大断面図である。
【図4】 同じく払拭具固定部の平面図である。
【図5】 同じく取付具の底面図である。
【図6】 この考案の別の実施形態を示す要部拡大断面
図である。
【図7】 同じく係止構造を示す断面図である。
【符号の説明】
A 払拭具固定部 B 取付具 C 柄 1 カバー 2 払拭具 3 固定ホルダー 4 回動ホルダー 5 嵌合穴 6 周壁 7 周壁 8 環状段部 9 係止凸部 10 スリット 11 基板 12 外側取付壁 13 内側取付壁 14 係止溝 15 係止爪 16 スリット 17 取付柱 18 取付軸 19 ヘッド 20 受け溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 澤田 護視 埼玉県大宮市桜木町4丁目463番地 株式 会社サニクリーンジャスト内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面横長とした払拭具固定部の上面に、
    取付具を介して柄が取付けられた柄取付装置において、
    前記取付具は前記払拭具固定部の上面中央に水平方向に
    回転可能に取付けられ、前記柄は前記取付具の一側に、
    払拭具固定部の中心から偏心して取付けられた、モップ
    における柄取付装置
  2. 【請求項2】 柄は、取付具の上部に上下方向に回動可
    能に取付けられた、請求項1記載のモップにおける柄取
    付装置
  3. 【請求項3】 取付具は払拭具固定部の上面に凹凸嵌合
    により回転可能に固定され、取付具と払拭具固定部との
    当接面には取付具の回転を規制する係止機構が設けられ
    た、請求項1又は2に記載のモップにおける柄取付装置
  4. 【請求項4】 平面横長とした払拭具固定部の上面に、
    取付具を介して柄が取付けられた柄取付装置において、
    前記払拭具固定部は上面中央に取付具嵌合穴が設けら
    れ、この取付具嵌合穴には環状の周壁が形成され、前記
    取付具嵌合穴に嵌装される取付具は、 基板の下部に前記取付具嵌合穴の周壁に摺接する取付壁
    が設けられると共に、取付壁の下端には前記周壁の下端
    に係止する係止爪が設けられ、 前記嵌合穴の周壁と取付壁とには取付具の回転を規制す
    る凹凸係止部が設けられ、 前記基板の上部一側には柄取付部が突設され、この柄取
    付部に柄が水平軸を介して上下方向に回動自在に取付け
    られた、モップにおける柄取付装置
  5. 【請求項5】 平面横長とした払拭具固定部の上面に、
    取付具を介して柄が取付けられた柄取付装置において、
    前記払拭具固定部は上面中央に取付具嵌合穴が設けら
    れ、この取付具嵌合穴には環状の周壁が形成され、この
    周壁は上方の大径部と下方の小径部と両者をつなぐ環状
    段部とで構成され、前記取付具嵌合穴に嵌装される取付
    具は、 基板の下部に前記取付具嵌合穴の周壁の大径部に摺接す
    る外側取付壁と周壁の小径部に摺接する内側取付壁とが
    設けられると共に、内側取付壁の下端には前記周壁の下
    端に係止する係止爪が設けられ、 前記嵌合穴の周壁と内側又は外側の取付壁とには取付具
    の回転を規制する凹凸係止部が設けられ、 前記基板の上部一側には柄取付部が突設され、この柄取
    付部に柄が水平軸を介して上下方向に回動自在に取付け
    られた、モップにおける柄取付装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247438A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Gohei Takemoto スポンジ付きモップ
JP2014014612A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Yamazaki Corp モップ用拭体及びモップ

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JP2009247438A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Gohei Takemoto スポンジ付きモップ
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