JP3038719U - 具材付き食品の包装体 - Google Patents

具材付き食品の包装体

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JP3038719U JP1996012736U JP1273696U JP3038719U JP 3038719 U JP3038719 U JP 3038719U JP 1996012736 U JP1996012736 U JP 1996012736U JP 1273696 U JP1273696 U JP 1273696U JP 3038719 U JP3038719 U JP 3038719U
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ingredient
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JP1996012736U
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Inventor
美泉 堀地
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シノブフーズ株式会社
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 米飯等の主食品の上に液状味付等で味付けさ
れた所望の具を載置した状態で食することができる具材
付き食品の包装体に関し、たとえば米飯と汁気のあるも
のとの組み合わせからなる包装容器入りの食品におい
て、容器内にそれらの調味済食品を収容した後、長い時
間を経過した後も食味の新鮮さを失わないように包装す
ることを課題とする。 【解決手段】 主食品が収容された容器本体1に、該容
器本体1を開閉可能とする蓋体7が着脱自在に取付けら
れ、且つ前記主食品上に載置するための具材11を密閉状
態で収容してなるとともに開封手段が具備された具包装
体10が、前記容器本体1と蓋体7間に介装され、しか
も、前記具包装体10を開封して前記容器本体1及び蓋体
7から引き抜いた際に、具包装体10内の具材11が前記主
食品上に載置される構成にしてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、具材付き食品の包装体、さらに詳しくは、米飯等の主食品の上に液 状味付等で味付けされた所望の具を載置した状態で食することができる具材付き 食品の包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の食品の包装体として、液状の味付料とともに所定の具を密 封袋に収容して、容器に盛りつけた米飯の上に載置できるようにしたレトルト食 品や、米飯とともに所定の具を密封袋に収容して冷凍させた冷凍食品等のインス タント食品、或いは所定の蓋付き容器に米飯とともに所定の具を盛りつけた持ち 帰り弁当等のような包装容器入りの食品が市販されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、密封袋に収容した食品を加熱又は解凍して食することができるよ うにした従来の包装容器入りの食品は、具材が汁気のないものである場合には、 包装後長時間経過した後にも食味に影響がでないが、丼物やカレーライスのよう に、米飯と具を含む液状味付料が同一容器内に収容されるものの場合には、盛り つけた後は極力早く食することが必要である。
【0004】 そのためには、たとえば米飯と汁気のあるものとの組み合わせからなる包装容 器入りの食品においては、容器内にそれらの調味済食品を収容した後、長い時間 を経過した後も食味の新鮮さを失わないように包装することが解決すべき課題と なっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決せんとしてなされたもので、その課題を解決 するための手段は、主食品が収容された容器本体1に、該容器本体1を開閉可能 とする蓋体7が着脱自在に取付けられ、且つ前記主食品上に載置するための具材 11を密閉状態で収容してなるとともに開封手段が具備された具包装体10が、前記 容器本体1と蓋体7間に介装され、しかも、前記具包装体10を開封して前記容器 本体1及び蓋体7から引き抜いた際に、具包装体10内の具材11が前記主食品上に 載置される構成にしてなることにある。
【0006】 本考案の具材付き食品の包装体においては、容器本体に収容した米飯等の主食 品上に載せる具材が、具包装体10内に収容されて別に載せられているので、その 具包装体10を開封して容器本体1や蓋体7から引き出すまで互いに混ざり合うこ ともない。
【0007】 従って、汁気の多い具材、或いは流動性のあるソース等を含む具材を米飯等の 主食品と分離させて同一容器内で包装することができる。
【0008】 また、具包装体10は、密封されているので、包装された具材11が短時間に変質 したり、その食感を損なうこともない。
【0009】 一方、食する場合には、ミシン目等の開封手段によって具包装体10を開封し、 その具包装体10を前記容器本体1や蓋体7から引き出すと、その具包装体10の移 動とともに具材11が米飯等の主食品上に押し出されて載置されることとなる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について説明する。
【0011】 図1及び図2において、1は、米飯2を収容した合成樹脂製の容器本体で、後 述の具包装体を引き出す側の端部は、図1のようにテーパ面3,3が形成されて いるとともに、中央には湾曲部4が形成されることによって、これらテーパ面3 や湾曲部4より前記具包装体を引き出す引出し口5が形成されている。
【0012】 6は、前記容器本体1の外周に形成された溝部で、後述する蓋体との嵌合部分 となるものである。
【0013】 7は、前記容器本体1を開閉可能とするための透明なOPS樹脂からなる蓋体 で、その外周において下方に突出した突出部8が前記容器本体1の溝部6に嵌合 されることによって、前記容器本体1に着脱自在に取付けられている。
【0014】 前記蓋体7の突出部8は、前記容器本体1の引出し口5に重ね合わせられる部 分において、具材の絞り出し用の突出部として機能し、さらにこのような具材の 絞り出し用として機能する突出部9,…が、蓋体7の短手方向の裏面側に4条平 行に突設されている。
【0015】 10は、具材11を収容するための具包装体で、透明な合成樹脂フィルムで構成さ れている。
【0016】 この具包装体10は、上下2枚の合成樹脂製フィルムを両側縁で貼り合わせ、シ ールすることによって、具材11が密閉状態で包装されている。
【0017】 また、具包装体10の前端部12は、両側縁13,13 がテーパ状に形成されて略台形 状に形成されている。
【0018】 さらに、具包装体10の後端部14側には、その具包装体10の開封手段であるミシ ン目15が刻設されている。
【0019】 16,16 は、開封の起点となるVノッチで、前記ミシン目の両側に形成されてい る。
【0020】 次に、このような構成からなる具材付き包装体を使用する場合について説明す る。
【0021】 先ず、Vノッチ16を起点とし、ミシン目15を介して、具包装体10の後端部14を 図3に示すように切断し、具包装体10を開封する。
【0022】 次に、その開封端が容器本体1の内部、より具体的には容器本体1と蓋体7と の嵌合部分より内側に入るように、蓋体7を少し持ち上げて、具包装体10をわず かに引出し口5側に移動させる。
【0023】 その後、図4に示すように、具包装体10の前端部12を同図の矢印イ方向に引き 出すと、具包装体10が移動するのにつれて、具包装体10の後方の開放端から具材 11が取り出され、そのまま米飯2上に載置されることとなる。
【0024】 この場合において、蓋体7の外周に形成された突出部8は、容器本体1の引出 し口5に重ね合わせられる部分において、具材の絞り出し用の突出部として機能 するものであり、またこのように機能する突出部9,…が他に計4条形成されて いるため、具包装体10の開放された後端部13が突出部8,9に接近すると、その 突出部8,9に具包装体10の後端部13が押されて具材11が偏平に絞り出されるこ ととなり、従って具材11は、より効率的に米飯2の上に載置されるのである。
【0025】 このようにして具包装体10の後端部13が引出し口5に接近し、さらに容器本体 1の外部に引き出されると、具包装体10内の具材11のほとんどが米飯2上に平均 的に展開した状態で載置されることとなる。
【0026】 本実施例では、上述のように、蓋体7を容器本体1に嵌合した状態のままで具 包装体10の前端部12を容器本体1の外部へ引き出すことにより、食する直前に具 11を米飯上に載せることができる。
【0027】 また、具包装体10の引出しによって具材11を米飯2の上に載せることができる ため、特に器具を用いることなく、また具材の収容部分に直接手を触れることな く、具材の絞り出しをすることができる。
【0028】 尚、上記実施例では、具包装体10が容器本体1と蓋体7間で挟持されるように 介装したが、これに限らず、容器本体1又は蓋体7にスリットを形成して、それ を具包装体10の引出し口とすることも可能である。
【0029】 また、該実施例では、容器本体1の裏面側に、具材11を絞り出すための突出部 8,9を蓋体7の裏面側に形成したため、具材11を具包装体10から効率的に絞り 出すことができ、具包装体10内に具材11が残存するのを防止できるという好まし い効果が得られたが、このような突出部8,9を蓋体の裏面側に形成することは 本考案に必須の条件ではない。
【0030】 さらに、上記実施例では、具包装体10を開封する手段として、具包装体10の後 端部13にミシン目15を形成したが、具包装体10の開封手段はこれに限定されるも のではなく、たとえばVノッチのみで開封する手段であってもよい。
【0031】 さらに、容器本体1内に収容される食品は、主として上記実施例の米飯が使用 されるが、米飯以外の穀粒製品に使用することも可能であり、また穀粒製品に限 らず、うどん,そば,スパゲティ等の麺類やパン等の穀粉製品に使用することも 可能である。
【0032】 要は、具材に対する主食品として使用されるものであればよい。
【0033】 また、具材としては、丼の具として用いられる肉,卵,野菜等を調味液で味付 けしたようなものや、人参,じゃがいも等を入れたカレー等を使用することがで きる他、種々のものを使用することができる。
【0034】 さらに、具材には、固形食品と流動食品とを混合したものの他、固形食品のみ かちなるもの、或いは流動食品のみからなるものも含まれる。さらには、ソース のように液状体のみのものも含まれる。
【0035】 さらに、容器本体1内に収容した米飯2等の上に、具包装体10とは別に、固形 状のおかず類を載置するようにした場合は、同一容器内にたとえば揚げ物のよう に乾燥度の高いものとソースのような流動性のものとを組み合わせて収容する場 合に、互いに品質を保持できるという利点がある。
【0036】 また、具包装体10の材質も上記実施例に限定されるものではないが、該実施例 のような透明な合成樹脂製フィルムを用いれば、収容物としての具材を外部から 容易に視認することができ、購入者に包装中及び食前の趣向を与えるという利点 がある。
【0037】 さらに、蓋体7の材質も上記実施例のOPS樹脂に限定されるものではないが 、透明なOPS樹脂で構成した場合には、商品の内容が外から見え、且つ容器全 体が安価で軽量となる利点がある。
【0038】
【考案の効果】
叙上のように、本考案は、主食品が収容された容器本体に、該容器本体を開閉 可能とする蓋体を着脱自在に取付け、且つ前記主食品上に載置するための具材を 密閉状態で収容してなる具包装体を、容器本体と蓋体間に介装したものであるた め、包装中において主食品と具材との両食品が互いに混じり合うことがなく、食 味を長時間新鮮に保つことができるという効果がある。
【0039】 また、具材を収容した具包装体は、後端部を開封するとともに、その前端部を 容器本体及び蓋体から引き出すだけで、具材を引き出すだけで容器本体内の米飯 等の上に押し出して載せることができ、特に丼物とかカレーライスのように汁気 に富む食品を弁当状に包装する場合の包装構造としてきわめて有用である。
【0040】 さらに、具包装体には開封手段が具備されているとともに、具材が密閉状態で 包装されているため、開封しない限り、具材の食感,鮮度,品質等が維持され、 従って、具材が不用意に変質するおそれもないという効果がある。
【0041】 このように、本考案では、具包装体からの具材の絞り出しによって、その具材 を主食品上に容易に載置しうるとともに、その具包装体の開封直前までは、具材 の食感,鮮度,品質を保持しうるという、主として流動性の具材付き食品の包装 体として画期的な食品包装体を得るに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての具材付き食品の包装体の平面
図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】具包装体の開封時の平面図。
【図4】具包装体を引き出す状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…容器本体 2…米飯 7…蓋体 10…具包装体 11…具材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主食品が収容された容器本体(1) に、該
    容器本体(1) を開閉可能とする蓋体(7) が着脱自在に取
    付けられ、且つ前記主食品上に載置するための具材(11)
    を密閉状態で収容してなるとともに開封手段が具備され
    た具包装体(10)が、前記容器本体(1) と蓋体(7) 間に介
    装され、しかも、前記具包装体(10)を開封して前記容器
    本体(1) 及び蓋体(7) から引き抜いた際に、具包装体(1
    0)内の具材(11)が前記主食品上に載置される構成にして
    なることを特徴とする具材付き食品の包装体。
  2. 【請求項2】 前記具包装体(10)の開封手段が、ミシン
    目(15)である請求項1記載の具材付き食品の包装体。
JP1996012736U 1996-12-13 1996-12-13 具材付き食品の包装体 Expired - Lifetime JP3038719U (ja)

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