JP3037730B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3037730B2
JP3037730B2 JP2243499A JP24349990A JP3037730B2 JP 3037730 B2 JP3037730 B2 JP 3037730B2 JP 2243499 A JP2243499 A JP 2243499A JP 24349990 A JP24349990 A JP 24349990A JP 3037730 B2 JP3037730 B2 JP 3037730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ装置に関し、詳細には、いわ
ゆるブックタイプの原稿を読み取る読取手段を備えたフ
ァクシミリ装置に関する。
〔従来の技術〕
ファクシミリ装置は、一般的に、シートタイプの原稿
を読み取るスキャナを備えたものが多いが、ブックタイ
プの原稿を送信する場合、このようなシートタイプの原
稿のみを読み取るスキャナを備えたファクシミリ装置で
は、ブックタイプの原稿を複写機等で読み取って、一旦
シートタイプの原稿に変更した後、ファクシミリ装置に
セットして読み取らせる必要がある。
そのため、従来よりブックタイプの原稿を読み取るこ
とのできるスキャナを備えたファクシミリ装置が出現し
ている。
このようなブックタイプの原稿を読み取ることのでき
るファクシミリ装置としては、従来、2つのタイプのも
のがある。
まず、第一のタイプは、自動原稿搬送装置を備えない
タイプのもので、原稿台に原稿がセットされスタートキ
ーが投入されると、原稿台上にセットされた原稿の読み
取りを行い、該原稿の読み取りが完了すると、タイマー
をスタートさせ、次のスタートキーの投入を待つ、タイ
マーがタイムオーバーする前に、スタートキーが投入さ
れると、次の原稿の読み取りを行う。スタートキーが投
入される前に、タイマーがタイムオーバーすると、読み
取りが終了したものと判断する。
第二のタイプは、自動原稿搬送装置を備えたタイプの
ものであり、自動原稿搬送装置に原稿がセットされてい
るときには、セットされた原稿を一枚づつ順次原稿台に
搬送し、原稿台上に搬送された原稿を主走査および副走
査して、自動原稿搬送装置にセットされた全ての原稿の
読み取りを完了すると、オペレータが原稿の読み取りの
完了を指示するキー操作を行う。この読取完了を指示す
るキー操作があると、ファクシミリ装置は、読み取った
原稿の画情報の送信を行う。また、ブックタイプの原稿
を読み取らせるときには、第一のタイプのときと同様に
処理する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のファクシミリ装置に
あっては、操作方法が面倒であったり、ブックタイプの
原稿とシートタイプの原稿とを交ぜて読み取らせて送信
する場合や、読取途中で特定のページの原稿に対して読
取条件を変更する場合の操作性が悪く、実際上これらの
操作が困難であるという問題だあった。
すなわち、第一のタイプのファクシミリ装置にあって
は、自動原稿搬送装置を備えていないため、シート原稿
を送信する場合にも、オペレータがいちいち原稿台に一
枚づつ原稿をセットする必要があり、操作性、作業性が
悪く、ファクシミリ装置の利用性が悪いという問題があ
った。
第二のタイプのファクシミリ装置にあっては、自動原
稿搬送装置を利用してシートタイプの原稿を連続的に搬
送することはできるが、このシートタイプの原稿を連続
して読み取っている途中に、読取条件を変更しようとす
ると、読取条件を変更する前の原稿概略読み取られて、
原稿台上から排出され、読取条件の変更するページの原
稿が自動原稿搬送装置により搬送される前に、読取条件
に変更操作を行う必要があり、この原稿搬送間隔は、通
常数秒間と、短く、この原稿搬送間隔の間に、読取条件
の変更操作を行うことは、困難であり、実際上不可能な
場合があるという問題があった。また、この第二のタイ
プでは、オペレータは、原稿の読取終了時に、必ず、原
稿の読取終了指示のキー操作を行う必要があり、オペレ
ータは、この読取終了指示のキー操作を行うために、全
ての原稿の読取動作が終了するまで、ファクシミリ装置
のところで待機しなければならず、ファクシミリ装置を
利用した作業の作業性が悪いという問題があった。さら
に、シートタイプの原稿の途中に、ブックタイプの原稿
を読み取らせて、1通信文の原稿とすることは不可能で
あるという問題があった。
〔発明の目的〕
そこで、本発明は、 自動原稿搬送手段を設け、原稿有無検出手段により原
稿台上および原稿載置台上の原稿の有無を検出して、自
動原稿搬送手段の原稿載置台上のシートタイプの原稿を
自動原稿搬送手段により一枚づつ原稿台上に搬送して読
取手段により読み取り、また、原稿台上にセットされた
ブックタイプの原稿を原稿有無検出手段により検出し
て、該ブックタイプの原稿を読取手段により読み取ると
ともに、読取手段や自動原稿搬送手段の動作を所定時間
だけ遅延させる遅延手段と該遅延手段の動作を指示する
遅延指示手段を設け、該遅延指示手段により遅延指示が
入力されると、原稿台上における次の原稿の読み取り
を、あるいは原稿載置台上にある次の原稿の原稿台への
搬送を遅延手段により所定時間遅延させるようにして、
自動原稿搬送手段を利用してシートタイプの原稿を全て
読み取ると、原稿有無検出手段により読取の完了を認識
させ、オペレータが読取終了のキー操作を行う手間を省
いて、作業性を向上させるとともに、読取条件の変更
や、原稿読取動作中での、シートタイプとブックタイプ
の原稿の変更操作を該遅延時間内に行うことができるよ
うにし、読取条件の変更や、原稿タイプの変更の操作
を、容易に行えるようにし、ファクシミリ装置の利用
性、操作性を向上させることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、 本発明は、 シートタイプの原稿やブックタイプの原稿のセットさ
れる原稿台と、 原稿台上にセットされた原稿を主走査しつつ副走査方
向に移動して主走査及び副走査し、原稿の画情報を読み
取る読取手段と、 複数のシートタイプの原稿の載置される原稿載置台
と、 原稿載置台に載置された複数枚の原稿を原稿台上に一
枚づつ搬送する自動原稿搬送手段と、 原稿台上の原稿の有無や原稿載置台上の原稿の有無を
検出する原稿有無検出手段と、 原稿台上の原稿の読取を完了した後、次の原稿台上の
原稿の読取動作及び(又は)自動原稿搬送手段による原
稿載置台の原稿の原稿台上への原稿の搬送を所定時間だ
け遅延させる遅延手段と、 遅延手段に該遅延動作を開始させる遅延指示手段と、 所定のファクシミリ制御手順を実行して読取手段によ
り読み取った原稿の画情報を送信するファクシミリ通信
手段と、 を備え、原稿有無検出手段により原稿台上および原稿
載置台上の原稿の有無を検出して、原稿載置台上のシー
トタイプの原稿を自動原稿搬送手段により一枚づつ原稿
台上に搬送して読取手段により読み取り、また、原稿台
上にセットされたブックタイプの原稿を原稿有無検出手
段により検出して、該ブックタイプの原稿を読取手段に
より読み取るとともに、遅延指示手段により遅延指示が
入力されると、原稿台上における次の原稿の読み取り
を、あるいは原稿載置台上にある次の原稿の原稿台への
搬送を遅延手段により所定時間遅延させることを特徴と
している。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第5図は本発明のファクシミリ装置の一実施
例を示す図である。
第1図はそのファクシミリ装置1の要部斜視図であ
り、ファクシミリ装置1は、その本体2の上部に原稿台
3が形成されている。原稿台3は、透明ガラス等で形成
されており、原稿台3上には、自動原稿搬送装置(自動
原稿搬送手段)4が設けられている。自動原稿搬送装置
4の第1図中右側側部には、原稿載置台5が取り付けら
れており、原稿載置台5には、第2図に示すように、複
数枚のシートタイプの原稿6がまとめて載置可能となっ
ている。この自動原稿搬送装置4には、第2図に示すよ
うに、原稿有無検出センサ7が取り付けられており、原
稿有無検出センサ7としては、マイクロスイッチが用い
られているが、これに限るものではなく、光センサ等で
あってもよい。原稿有無検出センサ7は、原稿載置台5
の原稿6の有無を検出し、その検出結果を後述するシス
テム制御部に出力する。自動原稿搬送装置4は、原稿載
置台5にセットされた複数枚のシートタイプの原稿6を
一枚づつ分離して、原稿台3上に搬送(フィードイン)
し、原稿台3上で読み取りの行なわれた原稿6を原稿台
3上から排出(フィードアウト)する。
ファクシミリ装置1の本体2の左側側部には、第1図
に示すように、排紙トレイ8が取り付けられており、上
記読み取りの完了した原稿6が自動原稿搬送装置4によ
り排紙トレイ8上に排出される。
自動原稿搬送装置4は、第1図に実線と破線で示すよ
うに、回動可能となっており、実線で示す位置から破線
で示す方向に回動されることにより、原稿台3上を開く
ことができる。したがって、自動原稿搬送装置4を開
き、原稿台3上にブックタイプの原稿をセットすること
により、ブックタイプの原稿を読み取ることができる。
第1図において、本体2の上部手前側には、操作表示
部9が設けられており、操作表示部9には、テンキー1
0、スタートキー11、ストップキー12、スキャナウェイ
トキー13、スキャナウェイトランプ14等の各種操作キー
やディスプレイ15およびハンドセット16等を備えてい
る。テンキー11により送信先の電話番号等各種送信条件
の入力等が行なわれ、スタートキー11により送信開始や
受信開始等の各種動作の開始指示が入力される。ストッ
プキー12により送信停止や受信停止等の各種動作の停止
指示が入力され、これらスタートキー11およびストップ
キー12により本発明の原稿読取の開始や停止等の指示も
入力される。スキャナウェイトキー13は、原稿の読取動
作に所定の遅延時間の設定を指示するものであり、この
スキャナウェイトキー13により遅延時間の設定指示が入
力されて、受け付けられると、スキャナウェイトランプ
14が点灯する。ディスプレイ15は、例えば、液晶ディス
プレイ等が使用され、ディスプレイ15には、キー操作さ
れた内容やファクシミリ装置1からオペレータに伝達す
る各種情報が表示される。
また、ファクシミリ装置1には、第3図に示すよう
に、原稿有無検出センサ17および開閉センサ18が取り付
けられている。原稿有無検出センサ17としては、例え
ば、光センサが使用され、原稿有無検出センサ17は、原
稿台3上にセットされたブックタイプの原稿台の有無や
自動原稿搬送装置4により原稿台3上に搬送されたシー
トタイプの原稿6の有無を検出して、検出結果を後述す
るシステム制御部に出力する。開閉センサ18としては、
例えば、マイクロスイッチが使用され、開閉センサ18
は、自動原稿搬送装置4の開閉状態を検出して、後述す
るシステム制御部に検出結果を出力する。なお、原稿有
無検出センサ17としては、光センサを使用しているが、
これに限るものではなく、例えば、マイクロスイッチ等
であってもよい、また、開閉センサ18としては、マイク
ロスイッチを使用しているが、これに限るものではな
く、光センサ等であってもよい。上記原稿有無検出セン
サ7および原稿有無検出センサ17は、原稿台3上の原稿
の有無や原稿載置台5上の原稿の有無を検出する原稿有
無検出手段を構成している。
ファクシミリ装置1は、第4図に示すように、操作表
示部9、画像処理部21、システム制御部22、ハードディ
スク23、スキャナ24、プロッタ25および通信処理部26等
を備えており、これら各部はバス27により接続されてい
る。
操作表示部9には、上述したスキャナウェイトキー13
やスキャナウェイトランプ14等が設けられており、本発
明の読取時間遅延処理の指示が入力され、また、その入
力の受付を表示する。
画像処理部21は、符号化・復号化部や変倍部等を備
え、画情報を所定の符号化方式による符号化処理や符号
化された画情報の復号化処理および画情報の縮小処理や
拡大処理等を行う。
システム制御部22は、CPU(Central Processing Uni
t)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Acce
ss Memory)等を備え、ROM内にはファクシミリ装置1と
しての基本プログラムや本発明の読取動作制御処理プロ
グラム等が格納されている。また、RAMには、後述する
本発明の読取動作制御処理に必要な各種データ、例え
ば、読取動作の遅延時間の設定データやスキャナウェイ
トキーの投入の有無に関するデータ、原稿有無検出セン
サ7、17及び開閉センサ18の検出結果のデータ等が記憶
される。システム制御部22は、ROM内のプログラムに従
ってファクシミリ装置1の各部を制御して、ファクシミ
リ装置1としてのシーケンスを実行するとともに、本発
明の読取動作制御処理を実行する。また、システム制御
部22は、タイマーを内蔵しており、本発明の読取動作制
御処理における遅延時間の計時に使用される。このタイ
マーの計時する遅延時間としては、あらかじめ設定され
ており、オペレータが読取条件の設定や、読取原稿のタ
イプの変更等の操作を行うのに十分な時間が設定され
る。
ハードディスク23は、所定容量を有し、受信した画情
報やスキャナ24で読み取った送信用の画情報を蓄積す
る。ハードディスク23に蓄積された画情報は、システム
制御部22によりファイル管理され、所定時期に読み出さ
れて、送信処理に供されたり、プロッタ25による記録に
供される。
スキャナ24としては、例えば、光源、縮小光学系およ
びCCD(Charge Coupled Device)等を利用した自送式イ
メージスキャナが使用されており、スキャナ24は、光源
からの光を原稿台3上にセットされた原稿に照射して、
その反射光を縮小光学系を通してCCDに投射することに
より主走査するとともに、光源や縮小光学系を搭載した
キャリアを副走査方向に移動することにより副走査す
る。
したがって、スキャナ24は、原稿台3上にセットされ
た原稿を主走査しつつ副走査方向に移動して主走査及び
副走査し、原稿の画情報を読み取る読取手段を構成して
いる。
このスキャナ24には、上述の原稿有無検出センサ7、
17が設けられており、これら原稿有無検出センサ7、17
の検出結果は、システム制御部22に出力される。
プロッタ25としては、例えば、サーマル素子を利用し
たサーマル記録装置が使用されており、プロッタ25は、
感熱記録紙に直接、あるいは、普通記録紙にインクシー
トを介して間接的に画像を記録する。
通信処理部26は、網制御部、モデム及び通信制御部等
を備え、通信処理部26には、回線L(例えば、電話回
線)が接続されている。通信処理部27は、その網制御部
により、自動発・着呼処理を行い、そのモデムにより、
送信信号の変調や受信信号の復調を行う。また、通信処
理部26は、その通信制御部により、相手ファクシミリ装
置との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミ
リ通信手順を実行する。
次に、作用を説明する。
本発明は、画像読取手段による原稿の読取時に、遅延
指示手段による遅延指示により、画像読取手段による原
稿の読取動作や自動原稿搬送手段による原稿の搬送動作
を所定時間遅延させた後、原稿の読取動作や自動原稿搬
送手段による原稿の搬送動作を再開させるところにその
特徴がある。以下、この読取動作制御処理について説明
する。
ファクシミリ装置1は、シートタイプの原稿6を読み
取ることもできるし、また、ブックタイプの原稿を読み
取ることもできる。さらに、シートタイプの原稿6の読
取途中に、ブックタイプの原稿を読み取らせたり、逆
に、ブックタイプの原稿の読取途中に、シートタイプの
原稿6を読み取らせることもできる。
送信時、オペレータは、操作表示部9のキー操作によ
り、送信先の電話番号や送信条件等を入力し、必要に応
じてスキャナウェイトキー13を投入した後、原稿をセッ
トする。原稿のセットが完了すると、スタートキー11を
投入し、スキャナ24による原稿の読み取りを開始させ
る。これらの一連の操作は、ブックタイプの原稿を読み
取らせるか、シートタイプの原稿6を読み取らせるか、
また、読み取らせる原稿タイプを途中で変更するか、さ
らには、読取原稿の特定のページに対して読取条件を変
更するか、等の条件により、以下のように、その操作方
法が異なってくる。以下、代表的な操作について説明す
る。
I.ブックタイプの原稿を1枚のみ送信する場合 送信に必要な情報(送信先電話番号や通信モード等)
を操作表示部9のキー操作により入力する。
原稿台3にブックタイプの原稿をセットする。
スタートキー11を投入する。
II.複数枚のシートタイプの原稿6を送信する場合 送信に必要な情報(送信先電話番号や通信モード等)
を操作表示部9のキー操作により入力する。
原稿載置台5にシートタイプの原稿6をセットする。
スタートキー11を投入する。
III.複数のブックタイプの原稿を送信する場合 送信に必要な情報(送信先電話番号や通信モード等)
を操作表示部9のキー操作により入力する。
スキャナウェイトキー13を投入する。
スキャナウェイトキー13の投入によりスキャナウェイ
トランプ14が点灯する。
原稿台3にブックタイプの原稿をセットする。
スキャナ24によりセットされたブックタイプの原稿の
当該ページの画情報が読み取られると、スキャナウェイ
トランプ14が点灯が点滅に変わり、次のブックタイプの
原稿を所定の遅延時間内に原稿台3にセットする。
スタートキー11を投入する。この時点でスャナウェイ
トランプ14は点滅から点灯に変わる。
以下からの処理を最終ページまで繰り返す。
最終ページの原稿の原稿台3へのセットと、スタート
キー11の投入が完了したとき、他の処理を行わせたいと
きには、スキャナウェイトキー13を再度投入して、遅延
処理を解除する。
IV.複数枚のシートタイプの原稿6を、途中で読取モー
ドを変更して送信する場合 送信に必要な情報(送信先電話番号や通信モード等)
を操作表示部9のキー操作により入力する。
原稿載置台5にシートタイプの原稿6をセットする。
スタートキー11を投入する。
順次自動原稿搬送装置4によりシートタイプの原稿6
が原稿台3に搬送され、スキャナ24により読取が行なわ
れるが、読取モード等の変更をしたい原稿が自動原稿搬
送装置4により搬送される前に、スキャナウェイトキー
13を投入する。
操作表示部9のキー操作により読取モードの変更を行
う。
スタートキー11を投入する。
V.複数枚のシートタイプの原稿6の途中にブックタイプ
の原稿を挿入して送信する場合 送信に必要な情報(送信先電話番号の通信モード等)
を操作表示部9のキー操作により入力する。
原稿載置台5にシートタイプの原稿6をセットする。
スタートキー11を投入する。
順次自動原稿搬送装置4によりシートタイプの原稿6
が原稿台3に搬送され、スキャナ24により読取が行なわ
れるが、ブックタイプの原稿を挿入したいページの前の
ページのシートタイプの原稿6の読み取りが行なわれ、
次のページの原稿が自動原稿搬送装置4により搬送され
る前に、スキャナウェイトキー13を投入する。
原稿台3にブックタイプの原稿をセットする。
スタートキー11を投入する。
スタートキー11の投入により、ブックタイプの原稿の
読取が行なわれ、ブックタイプの原稿の読み取りが完了
すると、ブックタイプの原稿を原稿台3から取り除き、
自動原稿搬送装置4を閉じて、スキャナウェイトキー13
を再投入する。
以降、シートタイプの原稿6の再読み取りが再開され
る。
このような、オペレータによる操作が行われると、フ
ァクシミリ装置1は、第5図に示すような処理を行う。
すなわち、ファクシミリ装置1は、スタートキー11が
投入されると、原稿有無検出センサ7、17からの信号に
基づいて、原稿の有無をチェックする(ステップS1)。
原稿台3上に原稿が無く、自動原稿搬送装置4の原稿
載置台(ADF)5上に原稿が有るときには、シートタイ
プの原稿6の読取であると判断して、自動原稿搬送装置
4を駆動し、原稿載置台5上の原稿6を搬送(フィード
イン)する(ステップS2)。原稿6を原稿台3上に搬送
したことを原稿有無検出センサ17が検出すると、スキャ
ナ24を駆動して、当該原稿6の読取を行い(ステップS
3)、読取が完了すると、スキャナウェイトキー13が投
入されているかどをかチェックする(ステップS4)。ス
キャナウェイトキー13が投入されていないときには、次
の原稿6が原稿載置台5上にあるかどうかチェックし
(ステップS5)、次の原稿6があるときには、自動原稿
搬送装置4を駆動して、原稿台3上の原稿6を排出(フ
ィードアウト)し、次の原稿6を原稿載置台5から原稿
台3上に搬送する(ステップS6)。原稿載置台5上のす
べての原稿6の読取が完了し、ステップS5で、原稿載置
台5上に次の原稿6が無くなると、自動原稿搬送装置4
を駆動して、原稿台3上の原稿6を排出し(ステップS
7)、原稿6の読取を終了する。ファクシミリ装置1
は、スキャナ24で読み取った原稿の画情報を画像処理部
21で所定の符号化方式に従って符号化した後、ハードデ
ィスク23に転送し、ハードディスク23に順次蓄積する。
全ての原稿の読み取りが完了すると、一つの送信原稿フ
ァイルと認識し、ファイル番号を付してシステム制御部
22によりファイル管理する。その後、所定時期にハード
ディスク23から読み出し、所定の符号化方式で符号化し
た後、あるいはそのまま通信処理部26を介して送信先に
送信する。
また、シートタイプの原稿6の読取途中で、スキャナ
ウェイトキー13が投入されたことを検出すると(ステッ
プS4)、まず、自動原稿搬送装置4を駆動して、原稿台
3上の原稿6を排出し(ステップS8)、システム制御部
22は、内蔵のタイマーを起動するとともに、スキャナウ
ェイトランプ14を点滅させる(ステップS9)。その後、
スタートキー11が投入されたかどうか、また、タイマー
が所定時間計時してタイムアウトしたかどうかチェック
し(ステップS10、S11)、スタートキー11が投入される
と、ステップS1に戻って、原稿の有無のチェックを行
う。
ステップS1で、原稿台3上に原稿があり、原稿載置台
5上に原稿6が無いときには、ブックタイプの原稿がセ
ットされているものと判断し、スキャナ24を駆動してブ
ックタイプの原稿の読取りを行う(ステップS12)。1
ページ分の原稿の読取を完了すると、スキャナウェイト
キー13が投入されているかどうかチェックし(ステップ
S13)、スキャナウェイトキー13が投入されていないと
きには、そのまま処理を終了して、次の処理に移行す
る。ステップS13で、スキャナウェイトキー13が投入さ
れているときには、次のブックタイプの原稿があると判
断し、ステップS9に移行して、タイマーを駆動させると
ともに、スキャナウェイトランプ14を点滅させる(ステ
ップS9)。オペレータは、この遅延時間内にブックタイ
プの原稿の次ページのセットを行い、スタートキー11を
投入する。タイマーがタイムアウトする前にスタートキ
ーが投入されると(ステップS10、S11)、ステップS1に
戻って、次ページの原稿の読取動作を同様に行う。
全てのブックタイプの原稿の読み取りが完了すると、
このときには、上述のように、スキャナウェイトキー13
が再投入されているため、ステップS13で、スキャナウ
ェイトキー13の投入が解除されたこととなり、当該送信
原稿のすべての原稿の読み取りが完了したものと判断し
て、原稿の読み取りを終了する。ファクシミリ装置1
は、スキヤナ24で読み取った原稿の画情報を画像処理部
21で所定の符号化方式に従って符号化した後、ハードデ
ィスク23に転送し、ハードディスク23に順次蓄積する。
全ての原稿の読み取りが完了すると、一つの送信原稿フ
ァイルと認識し、ファイル番号を付してシステム制御部
22によりファイル管理する。その後、所定時期にハード
ディスク23から読み出し、初手の符号化方式で符号化し
た後、あるいはそのまま通信処理部26を介して送信先に
送信する。
さらに、ファクシミリ装置1は、原稿台3上にも、原
稿載置台5上にも原稿があるときには、スキャナウェイ
トキー13が投入されているかどうかチェックし(ステッ
プS14)、シートタイプの原稿とブックタイプの原稿を
混ぜて1つの通信文とするモードであり、原稿台3上に
セットされたブックタイプの原稿の読取タイミングであ
ると判断して、スキャナ24を駆動する(ステップS1
2)。スキャナ24により原稿台3上にセットされた原稿
の読取処理が完了すると、スキャナウェイトキー13が投
入されているかどうかチェックし(ステップS13)、ス
キャナウェイトキー13が投入されていないとき、すなわ
ちスキャナウェイトキー13が再投入されて遅延処理が解
除されたときには、それまでに読み取った原稿の画情報
を一つの送信用等のファイルとしてハードディスク23に
蓄積して、処理を終了する。スキャナウェイトキー13が
投入されているときには、タイマーを起動するととも
に、スキャナウェイトランプ14を点滅し(ステップS
9)、スタートキー11がタイマーがタイムアウトするま
でに投入されたかどうかチェックする(ステップS10、S
11)。タイマーがタイムアウトするまでにスタートキー
11が投入されると、ステップS1に戻って次の処理に移行
し、スタートキー11が投入されずにタイムアウトする
と、それまでに読み取った原稿の画情報を一つの送信用
等のファイルとしてハードディスク23に蓄積して、処理
を終了する。
ステップS14で、スキャナウェイトキー13が投入され
ていないときには、スキャナウェイトキー13を投入せず
にシートタイプの原稿6の読取中にブックタイプの原稿
の読取りを行なわせようとしたか、シートタイプの原稿
6が自動原稿搬送装置4の異常等により排出されずに原
稿台3上に残っていると、判断して、操作表示部9のデ
ィスプレイ15に異常メッセージ、例えば、「原稿が残っ
ています。」等を表示して、異常終了する(ステップS1
5)。すなわち、それまでに読み取った原稿の画情報を
消去し、ハードディスク23には蓄積しない。
また、ステップS1で、原稿台3上にも、原稿載置台5
上にも原稿が無いときには、原稿がセットされていな
か、原稿が正しくセットされていないと、判断して、操
作表示部9のディスプレイ15に異常メッセージ、例え
ば、「原稿がありません。」等を表示して異常終了する
(ステップS16)。
したがって、シートタイプの原稿6を自動原稿搬送装
置4により順次読み取らせることができるとともに、シ
ートタイプの原稿6の読取途中にスキャナウェイトキー
13が投入されると、所定の遅延時間を設定して原稿の読
み取りおよび自動原稿搬送装置4による原稿の搬送動作
を停止させることができ、読取条件の変更やシートタイ
プの原稿の途中にブックタイプの原稿を読み取らせるた
めの操作を行うのに十分な時間を設定することができ
る。その結果、シートタイプの原稿6の読取途中に、読
取条件の変更やブックタイプの原稿への変更の操作を確
実、かつ、容易に行うことができ、ファクシミリ装置1
の利用性、便宜性を向上させることができる。また、ブ
ックタイプの原稿を読み取らせるときに、ブックタイプ
の原稿のセット操作を行うのに十分な時間を設定するこ
とができ、ブックタイプの原稿読取操作を確実、かつ、
容易に行うことができる。その結果、ファクシミリ装置
1の利用性、便宜性を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、スキャナウェイトキー
13が投入されたとき、所定時間内に(タイマーがタイム
アウトするまえに)スタートキー11が投入されていない
ときには、読取動作の終了と判断して、それまでに読み
取った原稿の画情報のハードディスク23への蓄積処理を
しているが、これに限るものではなく、例えば、ステッ
プS1に戻って、原稿有無検出センサ7、17の検出結果に
基づいて、移行の処理を決定するようにしてもよい。
〔効果〕
本発明によれば、 自動原稿搬送装手段を設け、原稿有無検出手段により原
稿台上および原稿載置台上の原稿の有無を検出して、自
動原稿搬送手段の原稿載置台上のシートタイプの原稿を
自動原稿搬送手段により一枚づつ原稿台上に搬送して読
取手段により読み取り、また、原稿台上にセットされた
ブックタイプの原稿を原稿有無検出手段により検出し
て、該ブックタイプの原稿を読取手段により読み取ると
ともに、読取手段や自動原稿搬送手段の動作を所定時間
だけ遅延させる遅延手段と該遅延手段の動作を指示する
遅延指示手段を設け、該遅延指示手段により遅延指示が
入力されると、原稿台上における次の原稿の読み取り
を、あるいは原稿載置台上にある次の原稿の原稿台への
搬送を遅延手段により所定時間遅延させることができる
ので、自動原稿搬送手段を利用してシートタイプの原稿
を全て読み取ると、原稿有無検出手段により読取の完了
を認識させ、オペレータが読取終了のキー操作を行う手
段を省いて、作業性を向上させることができるととも
に、読取条件の変更や、原稿読取動作中でのシートタイ
プとブックタイプの原稿の変更操作を該遅延時間内に行
うことができ、読取条件の変更や原稿タイプの変更の操
作を、容易に行うことができる。その結果、ファクシミ
リ装置の利用性、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明のファクシミリ装置の一実施例
を示す図であり、 第1図はそのファクシミリ装置の要部斜視図、 第2図はその原稿載置台上の原稿の有無を検出する原稿
有無検出センサ部分を示す図、 第3図はその原稿台上の原稿の有無を検出する原稿有無
検出センサ部分及び自動原稿搬送装置の開閉を検出する
開閉センサ部分を示す図、 第4図はそのファクシミリ装置のブロック図、 第5図はその読取制御処理を示すフローチャートであ
る。 1……ファクシミリ装置、2……本体、3……原稿台、
4……自動原稿搬送装置、5……原稿載置台、6……原
稿、7……原稿有無検出センサ、8……排紙トレイ、9
……操作表示部、10……テンキー、11……スタートキ
ー、12……ストップキー、13……スキャナウェイトキ
ー、14……スキャナウェイトランプ、15……ディスプレ
イ、16……ハンドセット、17……原稿有無検出センサ、
18……開閉センサ、21……画像処理部、22……システム
制御部、23……ハードディスク、24……スキャナ、25…
…プロッタ、26……通信処理部、27……バス、L……回
線。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−161770(JP,A) 特開 昭59−229967(JP,A) 特開 昭63−60670(JP,A) 特開 平1−265777(JP,A) 特開 平1−268252(JP,A) 特開 平1−318351(JP,A) 特開 平2−96461(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートタイプの原稿やブックタイプの原稿
    のセットされる原稿台と、 原稿台上にセットされた原稿を主走査しつつ副走査方向
    に移動して主走査及び副走査し、原稿の画情報を読み取
    る読取手段と、 複数のシートタイプの原稿の載置される原稿載置台と、 原稿載置台に載置された複数枚の原稿を原稿台上に一枚
    づつ搬送する自動原稿搬送手段と、 原稿台上の原稿の有無や原稿載置台上の原稿の有無を検
    出する原稿有無検出手段と、 原稿台上の原稿の読取を完了した後、次の原稿台上の原
    稿の読取動作及び(又は)自動原稿搬送手段による原稿
    載置台上の原稿の原稿台上への原稿の搬送を所定時間だ
    け遅延させる遅延手段と、 遅延手段に該遅延動作を開始させる遅延指示手段と、 所定のファクシミリ制御手順を実行して読取手段により
    読み取った原稿の画情報を送信するファクシミリ通信手
    段と、 を備え、原稿有無検出手段により原稿台上および原稿載
    置台上の原稿の有無を検出して、原稿載置台上のシート
    タイプの原稿を自動原稿搬送手段により一枚づつ原稿台
    上に搬送して読取手段により読み取り、また、原稿台上
    にセットされたブックタイプの原稿を原稿有無検出手段
    により検出して、該ブックタイプの原稿を読取手段によ
    り読み取るとともに、遅延指示手段により遅延指示が入
    力されると、原稿台上における次の原稿の読み取りを、
    あるいは原稿載置台上にある次の原稿の原稿台への搬送
    を遅延手段により所定時間遅延させることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
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