JP3724453B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3724453B2
JP3724453B2 JP2002147198A JP2002147198A JP3724453B2 JP 3724453 B2 JP3724453 B2 JP 3724453B2 JP 2002147198 A JP2002147198 A JP 2002147198A JP 2002147198 A JP2002147198 A JP 2002147198A JP 3724453 B2 JP3724453 B2 JP 3724453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
detection sensor
display
size
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002147198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003337388A (ja
Inventor
茂樹 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2002147198A priority Critical patent/JP3724453B2/ja
Publication of JP2003337388A publication Critical patent/JP2003337388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3724453B2 publication Critical patent/JP3724453B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラットベット読取部の、主走査方向に複数の原稿幅検出センサを配置し、副走査方向に少なくとも1つの原稿長さ検出センサを配置して、該読取部上に載置された原稿を、該原稿幅検出センサと該原稿長さ検出センサとで検出し、原稿サイズを特定する原稿読取装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿読取装置を備えたコピー・ファクシミリ複合機等は、図3に示すように、プラテンガラス9下方のフラットベット読取部に、原稿幅検出センサ34・35・36と、原稿長さ検出センサ37とが配置されている。図中におけるプラテンガラス9の左上頂点部分の、原稿位置合わせ基準位置0から主走査方向に向けて、A5原稿の短辺長さ離れた位置をX1、B5原稿の短辺長さ離れた位置をX2、A4原稿の短辺長さ離れた位置をX3、B4原稿の短辺長さ離れた位置をX4とすると、第1原稿幅検出センサ34は該位置X3と該位置X4との間に、第2原稿幅検出センサ35は該位置X2と該位置X3との間に、第3原稿幅検出センサ36は該位置X1と該位置X2との間に配置されている。
また、原稿位置合わせ基準位置0から副走査方向に向けて、B5原稿の短辺長さ離れた位置をY1、A5原稿の長辺長さ離れた位置をY2とすると、原稿長さ検出センサ37は該位置Y1と該位置Y2との間に配置されている。
【0003】
例えば、図4に示すように、プラテンガラス9上に、定型原稿(A5原稿)61が横置きで載置されると、該定型原稿61は、主走査方向の3つの原稿幅検出センサ34・35・36の内、第2原稿幅検出センサ35と、第3原稿幅検出センサ36とによって検出される。すなわち、該第2原稿幅検出センサ35と、該第3原稿幅検出センサ36とがON状態となり、第1原稿幅検出センサ34についてはOFFの状態のままである。
【0004】
この主走査方向の検出結果だけでは、縦置きのA4原稿か、横置きのA5原稿かが特定できないため、副走査方向に原稿長さ検出センサ37が配置されている。該主走査方向の検出結果に加えて、該原稿長さ検出センサ37によって、A5原稿又はB5原稿が、横置きで載置されていないか検出され、この場合は、該原稿長さ検出センサ37は定型原稿61を検出せずにOFFの状態のままである。この結果、読取部の制御回路では、プラテンガラス9上の定型原稿61は、横置きのA5原稿と判定され、仮に、該原稿長さ検出センサ37がON状態となっていれば、その定型原稿62は、縦置きのA4原稿と判定される。
【0005】
以上のように、原稿幅検出センサ34・35・36による主走査方向の検出結果と、原稿長さ検出センサ37による副走査方向の検出結果とに基づいて、定型原稿のサイズが判定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、時には、前記センサ34・35・36・37が誤作動することがあり、該センサ34・35・36・37が明らかに原稿を検出し得る状況にあるにも関わらず、原稿を検出し損ねることがあった。この場合は、操作部2の表示部20に、原稿サイズの入力を促すメッセージが表示されて、ユーザーは手動操作で原稿サイズを選択設定しなければならなかった。
そこで、本発明では、このような状況における、ユーザーによる手動操作をなくして、操作性の向上を図った原稿読取装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
まず、請求項1に記載のように、フラットベット読取部の、主走査方向に複数の原稿幅検出センサを配置し、副走査方向に少なくとも1つの原稿長さ検出センサを配置して、該読取部上に載置された原稿を、該原稿幅検出センサと該原稿長さ検出センサとで検出し、原稿サイズを特定する原稿読取装置において、前記原稿幅検出センサと前記原稿長さ検出センサとによる検出結果から原稿サイズを特定できない場合に、可能性の高い原稿サイズを推定する推定手段と、推定した原稿サイズの確認表示を表示する表示部と、前記表示部の表示事項を選択設定する表示対応キーと、前記表示対応キーにより前記確認表示が正しいと入力されると前記推定した原稿サイズを読取り原稿サイズに決定する手段と、前記表示対応キーにより前記確認表示が正しくないと入力されると前記表示部の画面を原稿サイズ選択画面に切り替える手段と、前記表示対応キーにより選択された原稿サイズを読取り原稿サイズに決定する手段と、を備えた。
【0008】
また、請求項2に記載のように、前記推定手段は、前記原稿幅検出センサのON/OFFと、前記原稿長さ検出センサのON/OFFとの組み合わせから成るテーブルを備え、ONのセンサに対して原稿位置合わせ基準位置側の、OFFのセンサについてはONと仮定して、原稿サイズを推定する。
【0009】
【発明の実施の形態】
これより、本発明の一実施例について、原稿読取装置を備えたコピー・ファクシミリ複合機1を参照しながら説明する。
【0010】
図1はコピー・ファクシミリ複合機1の全体斜視図であり、複合機1の本体は、複数の給紙カセット51・51・・・を備えた給紙部5上に載置固定されており、該本体内に、画像読取部3と、画像形成装置としての画像記録部4が上下に配置されている。本体上部には読取載置台6が形成され、該読取載置台6内部に画像読取部3が設けられている。読取載置台6からは手前方向に操作部2が延設されており、該操作部2上に、複合機1の動作状態等を表示する表示部20や、コピー又はファックス動作を開始させるスタートキー21等、各種操作キーが配置されている。読取載置台6の上面中央にはプラテンガラス9が敷設されており、該読取載置台6上にはプラテンカバー7が該プラテンガラス9に対して開閉自在に設けられて、該プラテンカバー7の一側部には自動原稿搬送装置(ADF)8が付設されている。
【0011】
前記画像読取部3は、プラテンガラス9上に載置された静止原稿60等を、読取載置台6内に設けられた読取装置31(図2参照)を走査させて読み取りを行うフラットベッドタイプのスキャナとして用いられるとともに、該読取装置31を該読取載置台6内の一側部に位置固定して、原稿をADF8に給送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いられる。
【0012】
図2は前記複合機1の制御構成を示すブロック図であり、複合機1の制御部には、制御手段であるMPU11、ROM12、RAM13、画像読取部3、画像記録部4、操作部2、表示部20、画像メモリ(DRAM)15、CODEC(符号化・復号器)16、MODEM17、NCU(ネットワーク制御回路)18が備えられ、前記の各部がバス19を介して、通信可能に接続されている。
【0013】
MPU11は、操作部2への入力操作及び制御プログラム等に基づいて、複合機1の各部を制御する制御手段である。ROM12には、複合機1を制御する制御プログラム等が記憶されている。また、RAM13には、複合機1の制御状態等の各種情報が一時的に記憶される。
【0014】
画像読取部3は、プラテンガラス9上に載置された写真、文書、図面等の原稿を光学的に読み取って、イメージデータである原稿画像を出力する。画像読取部3には、読取部制御回路30、読取装置(光学系)31、CCD(撮像素子)32が設けられている。
【0015】
読取装置31は、ミラーおよび光源等を備え、副走査方向に走行可能に構成されている。そして、読取装置31で、プラテンガラス9上の写真、文書、図面等の原稿を光学的に走査(スキャン)して、その反射光や透過光をCCD32に入力する。CCD32は入力された光学データを電子データに変換して、イメージデータである原稿画像を出力する。
【0016】
読取部制御回路30は、画像読取部3の各装置の制御手段である。画像読取部3は、例えば、原稿サイズに応じて、読取装置31の主走査方向および副走査方向の走査幅(走行幅)を変更する。
【0017】
また、画像読取部3は、主走査方向に配置された原稿幅検出センサ34・35・36と、副走査方向に配置された原稿幅検出センサ37とを備え、詳しくは後述するが、プラテンガラス9上に載置された原稿60の原稿幅と、原稿長さとを検出することにより、該原稿60のサイズを特定するように構成されている。
【0018】
画像記録部4は、電子写真方式のプリンタで構成され、前記画像読取部3で出力された原稿画像や、MODEM17を介して受信した受信画像を、記録紙上に記録(印刷)可能である。
【0019】
操作部2には、複合機1を操作するための入力手段として、スタートキー21や、表示対応キー22・23・24等の各種操作キーが設けられている。表示部20は、LCD(液晶ディスプレイ)で構成されており、操作部2上に配置されて、複合機1の動作状態等の各種情報が表示され、該表示部20の手前の表示対応キー22・23・24で、表示事項を選択設定するように構成されている。
【0020】
画像メモリ15には、前記原稿画像や受信画像等のイメージデータが一時的に記憶される。CODEC(符号化・復号器)16は符号化器として機能し、画像読取部3で読取られた原稿画像を、MH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)する。また、CODEC16は復号器としても機能し、前記符号化したイメージデータを、復号(デコード)する。MODEM17は、ITU(国際電気通信連合)勧告に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、送信データの変調および受信データの復調を行う。NCU(ネットワーク制御回路)18は、電話回線Lとの接続を制御するとともに、相手先の電話番号(ファックス番号を含む)に対応したダイアル信号の送出および着信を検出するための機能を備えている。
【0021】
次に、プラテンガラス9上に載置された原稿60のサイズ検出について説明する。
図3はプラテンガラス9の平面図であり、図中におけるプラテンガラス9の左上頂点部分が、原稿セット位置における原稿位置合わせ基準0となっている。該原稿位置合わせ基準0に、矩形の原稿60の一頂点を合わせて、原稿60がプラテンガラス9上にセットされる。
主走査方向の原稿幅の検出は、前記原稿幅検出センサ34・35・36による検出結果に基づいて行われ、副走査方向の原稿長さの検出は、前記原稿長さ検出センサ37による検出結果に基づいて行われる。
【0022】
本実施例では、プラテンガラス9はB4原稿よりもやや大きく形成されて、該プラテンガラス9下方の画像読取部3には、主走査方向に向けて3つの原稿幅検出センサ34・35・36が列置され、副走査方向に1つの原稿長さ検出センサ37が配置されているが、該原稿幅検出センサ34・35・36及び該原稿長さ検出センサ37の配置数は限定するものではなく、プラテンガラス9上に載置可能な原稿サイズに応じて配置されるものとする。
【0023】
ここで、原稿位置合わせ基準位置0から主走査方向に向けて、A5原稿の短辺長さ離れた位置をX1、B5原稿の短辺長さ離れた位置をX2、A4原稿の短辺長さ離れた位置をX3、B4原稿の短辺長さ離れた位置をX4とすると、第1原稿幅検出センサ34は該位置X3と該位置X4との間に、第2原稿幅検出センサ35は該位置X2と該位置X3との間に、第3原稿幅検出センサ36は該位置X1と該位置X2との間に配置されている。
また、原稿位置合わせ基準位置0から副走査方向に向けて、B5原稿の短辺長さ離れた位置をY1、A5原稿の長辺長さ離れた位置をY2とすると、原稿長さ検出センサ37は該位置Y1と該位置Y2との間に配置されている。
【0024】
通常、原稿60は、プラテンガラス9上に、縦置き(副走査方向に縦長に配置)で載置されるが、A5原稿とB5原稿については、横置き(主走査方向に縦長に配置)での載置も可能である。
【0025】
次に、具体的な例を参照しながら、プラテンガラス9上に載置された定型原稿61のサイズ検出について説明する。
例えば、図4に示すように、プラテンガラス9上に、定型原稿(A5原稿)61が横置きで載置されると、該定型原稿61は、主走査方向の3つの原稿幅検出センサ34・35・36の内、第2原稿幅検出センサ35と、第3原稿幅検出センサ36とによって検出される。すなわち、該第2原稿幅検出センサ35と、該第3原稿幅検出センサ36とがON状態となり、第1原稿幅検出センサ34についてはOFFの状態のままである。
【0026】
この主走査方向の検出結果だけでは、縦置きのA4原稿か、横置きのA5原稿かが特定できないため、副走査方向に原稿長さ検出センサ37が配置されている。該主走査方向の検出結果に加えて、該原稿長さ検出センサ37によって、A5原稿又はB5原稿が、横置きで載置されていないか検出され、この場合は、該原稿長さ検出センサ37は定型原稿61を検出せずにOFFの状態のままである。この結果、前記読取部制御回路30では、プラテンガラス9上の定型原稿61は、横置きのA5原稿と判定され、仮に、該原稿長さ検出センサ37がON状態となっていれば、その定型原稿62は、縦置きのA4原稿と判定される。
【0027】
以上のようにして、原稿幅検出センサ34・35・36による主走査方向の検出結果と、原稿長さ検出センサ37による副走査方向の検出結果とに基づき、画像読取部3の読取部制御回路30で、原稿のサイズが判定されている。
具体的には、読取部制御回路30は、下記に示す、原稿幅センサ34・35・36のON/OFFと、原稿長さ検出センサ37のON/OFFとの組み合わせから成るテーブルを備えており、該テーブルに基づき、プラテンガラス9上に載置された原稿のサイズが判定されている。
【0028】
【表1】
Figure 0003724453
【0029】
なお、本実施例では、上記テーブルに基づく判定は、プラテンガラス9上に、A5サイズ以上、B4サイズ以下の定型サイズの原稿が、その一頂点を原稿位置合わせ基準位置0に合わせて、該プラテンガラス9上からはみ出すことなくセットされている場合についてのみ、正しく適用される。
【0030】
ところで、原稿位置合わせ基準位置0に原稿の一頂点を合わせて、プラテンガラス9上にセットする場合、上記テーブルの左端に示す*印を付したセンサ34・35・36・37のON/OFFパターンは理論上ありえないが、実際には、センサ34・35・36・37の誤作動で、原稿を検出し損ねている場合もある。
【0031】
従来、この場合、操作部2の表示部20に、原稿サイズの入力を促すメッセージが表示されて、ユーザーは手動操作で原稿サイズを選択設定しなければならなかったが、本発明では、読取部制御回路30で、明らかに原稿を検出し得る状況にあるにも関わらず、ONとなっている原稿幅検出センサに対して原稿位置合わせ基準位置0側の原稿幅検出センサがOFFとなっている場合に、該OFFの原稿検出センサはONと仮定して、プラテンガラス9上に載置されている原稿のサイズを推定し、原稿サイズの選択の手間を省くようにしたところに特徴がある。
【0032】
このような構成で、原稿幅検出センサ34・35・36と原稿長さ検出センサ37とによる検出結果から、理論上、原稿サイズを特定できない場合についても、読取部制御回路30は、上記テーブルの*印を付したセンサ34・35・36・37のON/OFFパターンに基づき、プラテンガラス9上に載置されている可能性の高い原稿サイズを推定する推定手段を備えている。推定された原稿サイズは、確認メッセージとともに、操作部2の表示部20に表示されて、ユーザーに報知される。
なお、ここでは報知手段として、原稿サイズとその確認メッセージとを表示部20に表示する構成としているが、音声で報知してもよく、その構成は特に限定はしないものとする。
【0033】
次に、原稿サイズの決定までの流れを、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ユーザーが定型サイズの原稿60をプラテンガラス9上にセットして、プラテンカバー7を閉じると(ステップS1)、原稿幅検出センサ34・35・36により主走査方向の検出が行われるとももに(ステップS2)、原稿長さ検出センサ37によって副走査方向の検出が行われる(ステップS3)。この検出の開始は、例えば、プラテンカバー7の回動軸に回動量を検出するエンコーダが設けられて、プラテンカバー7が閉鎖側に所定角度以上回動したときに行われる。
【0034】
そして、該原稿幅検出センサ34・35・36による検出結果と、原稿長さ検出センサ37による検出結果とに基づき、読取部制御回路30で、プラテンガラス9上に載置された原稿サイズが判定される(ステップS4)。
このときの検出結果が上記テーブルの*印を付したセンサ34・35・36・37のON/OFFパターン以外の場合は(ステップS5)、自動的に原稿サイズが決定されて(ステップS6)、ここで、操作部2のスタートキー21を押すと(ステップS7)、原稿画像の読み取りが開始される(ステップS8)。
【0035】
一方、原稿幅検出センサ34・35・36と、原稿長さ検出センサ37とによる検出結果が上記テーブルの*印を付したセンサ34・35・36・37のON/OFFパターンの場合(ステップS5)、すなわち、原稿幅検出センサ35又は36が明らかに誤作動している場合は、操作部2の表示部20に、プラテンガラス9上に載置されている可能性の高い原稿サイズが表示されて、ユーザーに確認が促される(ステップS9)。なお、このときスタートキー21が押されても、原稿画像の読み取りは開始されない。
【0036】
この確認表示に対して、ユーザーは表示部20手前の表示対応キー22を操作し、正しければ(ステップS10)、「はい」を選択する。これにより、原稿サイズが決定され(ステップS6)、ここで、スタートキー21を押すと(ステップS7)、原稿画像の読み取りが開始される(ステップS8)。
【0037】
一方、ONとなっている原稿幅検出センサに対して、反原稿位置合わせ基準位置0側の、原稿を検出し得る状況にある原稿幅検出センサがOFFとなっている場合や、原稿長さセンサ37が誤作動している場合等、前記確認表示が正しくない場合には(ステップS10)、「いいえ」を選択し、これにより表示部20の画面は原稿サイズ選択画面に切り替わる。そして、ユーザーは表示対応キー22を操作して、実際にプラテンガラス9上にセットされている原稿サイズを選択し(ステップS11)、こうして原稿サイズが決定され(ステップS6)、この後、スタートキー21を押すと(ステップS7)、原稿画像の読み取りが開始される(ステップS8)。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、次に示すような効果を奏する。
まず、請求項1のように構成するので、原稿サイズを特定できない場合に、ユーザーが原稿サイズを手動入力する手間が省かれ、原稿サイズ決定操作が簡単になって、操作性が向上する。
【0039】
また、請求項2のように、前記推定手段は、前記原稿幅検出センサのON/OFFと、前記原稿長さ検出センサのON/OFFとの組み合わせから成るテーブルを備え、ONのセンサに対して原稿位置合わせ基準位置側の、OFFのセンサについてはONと仮定して、原稿サイズを推定することで、ユーザーが原稿サイズを手動入力する手間が省かれ、原稿サイズ決定操作が簡単になって、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合機1の斜視図。
【図2】複合機1の制御構成を示すブロック図。
【図3】プラテンガラス9及びその下方のセンサ34・35・36・37の配置位置を説明する図。
【図4】プラテンガラス9上に定型原稿61を載置した状態を示す図。
【図5】原稿サイズの決定までの流れを説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 複合機
2 操作部
3 画像読取部
6 原稿載置台
9 プラテンガラス
20 表示部
21 スタートキー
22 表示対応キー
23 表示対応キー
24 表示対応キー
30 読取部制御回路
34 原稿幅検出センサ
35 原稿幅検出センサ
36 原稿幅検出センサ
37 原稿長さ検出センサ
60 原稿
61 原稿
62 原稿

Claims (2)

  1. フラットベット読取部の、主走査方向に複数の原稿幅検出センサを配置し、副走査方向に少なくとも1つの原稿長さ検出センサを配置して、該読取部上に載置された原稿を、該原稿幅検出センサと該原稿長さ検出センサとで検出し、原稿サイズを特定する原稿読取装置において、
    前記原稿幅検出センサと前記原稿長さ検出センサとによる検出結果から原稿サイズを特定できない場合に、可能性の高い原稿サイズを推定する推定手段と、
    推定した原稿サイズの確認表示を表示する表示部と、
    前記表示部の表示事項を選択設定する表示対応キーと、
    前記表示対応キーにより前記確認表示が正しいと入力されると前記推定した原稿サイズを読取り原稿サイズに決定する手段と、
    前記表示対応キーにより前記確認表示が正しくないと入力されると前記表示部の画面を原稿サイズ選択画面に切り替える手段と、
    前記表示対応キーにより選択された原稿サイズを読取り原稿サイズに決定する手段と、
    を備えたことを特徴する原稿読取装置。
  2. 前記推定手段は、前記原稿幅検出センサのON/OFFと、前記原稿長さ検出センサのON/OFFとの組み合わせから成るテーブルを備え、ONのセンサに対して原稿位置合わせ基準位置側の、OFFのセンサについてはONと仮定して、原稿サイズを推定することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
JP2002147198A 2002-05-22 2002-05-22 原稿読取装置 Expired - Fee Related JP3724453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002147198A JP3724453B2 (ja) 2002-05-22 2002-05-22 原稿読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002147198A JP3724453B2 (ja) 2002-05-22 2002-05-22 原稿読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003337388A JP2003337388A (ja) 2003-11-28
JP3724453B2 true JP3724453B2 (ja) 2005-12-07

Family

ID=29705875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002147198A Expired - Fee Related JP3724453B2 (ja) 2002-05-22 2002-05-22 原稿読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3724453B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5848973B2 (ja) * 2012-01-13 2016-01-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003337388A (ja) 2003-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009207148A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2005079926A (ja) 画像読取装置およびそれを備えた複写機
JP3724453B2 (ja) 原稿読取装置
JP3912376B2 (ja) 画像読取装置
JP2005017809A (ja) 画像読取装置
JP2005260386A (ja) 画像読取装置
JP2005191886A (ja) 画像読取装置
JPH11231726A (ja) 原稿読取記録装置
JP4296977B2 (ja) 画像読取装置
JP4345021B2 (ja) 画像読取装置
JP3314742B2 (ja) 原稿読取記録装置
JP2009194762A (ja) 画像処理装置
JP3323794B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2004260506A (ja) 画像形成装置
JP2008052042A (ja) 画像読取装置
JP3698120B2 (ja) 画像読取装置
JP3703770B2 (ja) 複合機
JP2006165731A (ja) 画像読取装置
JP4158325B2 (ja) 通信端末装置
JP2006174199A (ja) 画像形成装置
JP2006157784A (ja) 原稿読取装置、画像形成装置、および原稿読取方法
JP2961232B2 (ja) 画像送信装置
JP2000050012A (ja) 画像処理装置
JPH10200666A (ja) 複合端末装置
JP3697586B2 (ja) マルチ動作機能を有する通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees