JP3036860U - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JP3036860U
JP3036860U JP1996011895U JP1189596U JP3036860U JP 3036860 U JP3036860 U JP 3036860U JP 1996011895 U JP1996011895 U JP 1996011895U JP 1189596 U JP1189596 U JP 1189596U JP 3036860 U JP3036860 U JP 3036860U
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敬一 杉山
亨一 野田
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株式会社朝日アトリックス
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 永久磁石を使用して、カートリッジを通過す
る水に実質的に交番磁界と同じ磁界を付与することで水
を活性化できる水処理装置を提供する。 【解決手段】 カートリツジ内部に設けた活水用磁石に
よって水道水に磁気活性化処理を施す水処理装置であっ
て、その直立する一の面と、該一の面と相対する他の面
をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水用磁石を少な
くとも2個用い、それぞれの磁石の磁化された面と面を
向かい合わせたときに該面と面との間若しくは両面の近
傍に発する平行な複数の磁力線が、流れる水の方向と直
交するように、該磁石を所定間隔離してカートリッジ内
に設けた水処理装置において、該カートリッジ内を流れ
る水の受ける磁力線の向きが順次反転するように、活水
用磁石をカートリッジの軸方向に複数層設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水処理装置に関するものであり、詳しく言えば、カートリッジ内 に活水用磁石を設け、該活水用磁石によりカートリッジを通過する水を磁気的に 活性化させる磁気活水方式の水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カートリッジに活水用磁石を設け、水を磁気的に活性化できるようにした、い あわゆる磁化水製造器が知られている。例えば、カートリッジ内部に、カートリ ッジ内を通過する水の流れと同一の方向に磁場が印加されるように活水用磁石を 設けた装置が市販されている。しかし、かかる装置の場合、活水用磁石の発する 磁力線はほぼ水の流れと一致するので、カートリッジを流れる水(正確には水の 分子)は該磁力線を交差する割合が小さいので、たとえ活水用磁石の磁界の強さ を大きくしたとしても、カートリッジを流れる水に対して磁場が効率的に印加さ れないという問題があった。
【0003】 また、水の磁気的活性化は、水分子に磁気振動を与えることであることを考慮 すると、水に与える磁場は、一定時間間隔ごとにその極性を変える(交番磁界) のが効果的であると考えられる。水に交番磁界を付与するには、水の流れの近傍 にコイルを設け、該コイルに交流電流を流せばよい。しかしながらこの方法は、 永久磁石の場合と異なり電力を消費するし、また、浄水器という水がらみの装置 であることを考慮すると、漏電および感電を防止するため、装置にはできるだけ 電気回路を用いないことが望ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案での第一の目的は、カートリッジ内に設けた活水用磁石により 、カートリッジを流れる水に効果的に磁場を印加することができるとともに、永 久磁石など特別に電源を必要としない部材を使用して、カートリッジを通過する 水に交番磁界と同じ効果を与えることのできる水処理装置を提供することにある 。第二の目的は、カートリッジ内部だけでなく、カートリツジへの通水手段、カ ートリッジからの出水手段なども有効に利用して水を活水化することのできる水 処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案では、請求項1で、カートリッジに水道水 を通水し、該カートリッジ内部に設けた活水用磁石によって該水道水に磁気活性 化処理を施す水処理装置であって、その直立する一の面と、該一の面と相対する 他の面をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水用磁石を少なくとも2個用い、 それぞれの磁石の磁化された面と面を向かい合わせたときに該面と面との間若し くは両面の近傍に発する平行な複数の磁力線が、流れる水の方向と直交するよう に、該磁石を所定間隔離してカートリッジ内に設けた水処理装置において、該カ ートリッジ内を流れる水の受ける磁力線の向きが順次反転するように該活水用磁 石をカートリッジに設けたことを特徴とする水処理装置を提供する。
【0006】 請求項2では、請求項1記載の水処理装置において、前記面と面を互いに平行 に設けたことを特徴とする水処理装置を提供する。
【0007】 請求項3では、請求項1記載の水処理装置において、前記面と面が、異なる極 を以て互いに対峙して設けられていることを特徴とする水処理装置を提供する。
【0008】 請求項4では、請求項2記載の水処理装置において、前記面と面が、異なる極 を以て互いに対峙して設けられていることを特徴とする水処理装置を提供する。
【0009】 請求項5では、請求項1乃至4の水処理装置において、前記活水用磁石を所定 の位置・状態に固定化しえるように構成したケースに収納し、該ケースをカート リッジの軸方向に沿って、複数段設けるようにしたことを特徴とする水処理装置 を提供する。
【0010】 請求項6では、請求項5記載の水処理装置において、寸法の異なる少なくとも 2種以上の磁石を用い、それらをケース内に同心多角形状に配置・収納してカー トリッジ内に設けてなることを特徴とする水処理装置を提供する。
【0011】 請求項7では、請求項5記載の水処理装置において、寸法の異なる少なくとも 2種以上の円弧体の磁石を用い、それらをケース内に同心円状に配置・収納して カートリッジ内に設けてなることを特徴とする水処理装置を提供する。
【0012】 請求項8では、請求項2若しくは請求項5の水処理装置において、その内面と 外面とがそれぞれ相異なる極に磁化されおり、それぞれ曲率半径が異なる2種以 上の円筒形磁石をカートリッジ内に同心状に設けてなることを特徴とする水処理 装置を提供する。
【0013】 請求項9では、請求項1乃至8の水処理装置において、活水用磁石がフェライ ト磁石からなることを特徴とする水処理装置を提供する。
【0014】 請求項10では、請求項1記載の水処理装置において、その直立する一の面と 、該一の面と相対する他の面をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水用磁石を 2個一組に用い、それぞれの磁石の異なる極に磁化された面と面を向かい合わせ て該面と面との間に平行な複数の磁力線が発するようにするとともに、該磁力線 が通水用ホース内を流れる水の方向と直交するように、前記面と面を互いに対峙 させて該通水用ホースに設けたことを特徴とする水処理装置を提供する。
【0015】 請求項11では、請求項10記載の水処理装置において、ホース内を流れる水 の受ける磁力線の向きが、順次反転するように、複数組の活水用磁石をホースの 軸方向に沿って設けたことを特徴とする水処理装置を提供する。
【0016】 請求項12では、請求項1記載の水処理装置において、その直立する一の面と 、該一の面と相対する他の面をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水用磁石を 2個一組に用い、それぞれの磁石の異なる極に磁化された面と面を向かい合わせ て該面と面との間に平行な複数の磁力線が発するようにするとともに、該磁力線 が出水用ホース内を流れる水の方向と直交するように、前記面と面を互いに対峙 させて該出水用ホースに設けたことを特徴とする水処理装置を提供する。
【0017】 請求項13では、請求項12記載の水処理装置において、ホース内を流れる水 の受ける磁力線の向きが、順次反転するように、複数組の活水用磁石をホースの 軸方向に沿って設けたことを特徴とする水処理装置を提供する。
【0018】 請求項14では、請求項1記載の水処理装置において、その直立する一の面と 、該一の面と相対する他の面をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水用磁石を 2個一組に用い、それぞれの磁石の異なる極に磁化された面と面を向かい合わせ て該面と面との間に平行な複数の磁力線が発するようにするとともに、該磁力線 が通水用ホース及び出水用ホース内を流れる水の方向と直交するように、前記面 と面を互いに対峙させて該通水用ホース及び出水用ホースに設けたことを特徴と する水処理装置を提供する。
【0019】 請求項15では、請求項14記載の水処理装置において、ホース内を流れる水 の受ける磁力線の向きが、順次反転するように、複数組の活水用磁石をホースの 軸方向に沿って設けたことを特徴とする水処理装置を提供する。
【0020】 請求項16では、請求項10乃至15の水処理装置において、活水用磁石をケ ースに収用し、該ケースをホースに取り付けるようにしたことを特徴とする水処 理装置を提供する。
【0021】 請求項17では、請求項10乃至16の水処理装置において、活水用磁石がネ オジウム磁石からなることを特徴とする水処理装置を提供する。
【0022】
【作用】
はじめに、本考案の水処理装置の原理である「磁気活水方式」について説明す るが、その前に水の構造について簡単に説明する。
【0023】 元来、水は水素原子2個と酸素原子1個からなる分子の集合体であると考えら れてきた。しかし、近年に至り、水の構造はかような簡単な構造物ではなく、こ の水分子自体が所定周波数で微弱に振動しながら、六角共鳴構造からなる一定の 集団を構成していることが判明した。そしてこの集団の単位はクラスターと呼ば れている。
【0024】 次に水の磁性について説明する。 水が誘電体であることは、例えばプラスチックの定規などを摩擦によって帯電 させ、わずかに流した水道水に近づけると水が反発して水の流れが斜めになる実 験によっても簡単に知ることができるが、水が磁性体であることが一般によく知 られるようになったのは比較的最近のことである。例えば、容器に溜めた水に強 大な磁場をかけると、水が裂けて二つに分かれる現象を見ることができる。これ は「モーセ効果」と呼ばれている。
【0025】 ところで、高山の麓で発生する湧水は雨水が何年もかけて地下の鉱脈をくぐり 抜けて地表に出てくるものである。この地下鉱脈は一定の磁気を帯びており、か かる湧水は、かような自然石の磁場の影響を受け、水分子を構成する原子やそれ らをとりまく電子のスピンを安定にしている。
【0026】 そして、一般に湧水がおいしく、水道水がまずい理由は、湧水はかかる地下鉱 石から溶け出すミネラル分を多く含み、一方水道水はカルキなどの添加物を多く 含むことにあると考えられてきた。しかし、最近の研究で、水道水がまずい理由 は、下水処理した水は自然界のよい磁場の影響をほとんど受けていないので、水 分子を構成する原子やその電子のスピンが不揃い即ち水分子の共鳴が不活発であ ることもその大きな一因であることが分かってきた。
【0027】 よって、水分子の不安定に振動している六角共鳴構造に一定の強さの磁場を与 えることにより、水の分子を構成する原子やその電子のスピンに磁界を加え(即 ち磁化し)、ラーモア歳差運動のスピン周波数及びスピン軸を一定にして、水分 子の共鳴振動を活発化することができる。このようにして磁気的に調整された水 分子はエネルギー準位が安定化するので、舌ざわりおよび飲み心地のよいおいし い水となる。このように、水に対して磁場即ち磁気エネルギーを印加して磁性体 である水を磁気的に活性化する方法を「磁気活水方式」という。
【0028】 この方法は、一般に活性炭などにより塩素などの添加物やその他トリハロメタ ンなどの有害物質を除去する「浄水」、水をイオン化する「整水」の概念と区別 できる。活水と浄水を併せ持つ方法は、一般に「浄活水」と呼ばれている。
【0029】 本考案によれば、カートリッジ内に設けた活水用磁石がカートリッジを通過す る水道水の水の分子に磁場を印加する。そして、水分子の不安定に振動している 六角共鳴構造に一定の強さの磁場振動を与えることにより、水の分子を構成する 原子やその電子のスピンに磁界を加え、即ち磁化し、ラーモア歳差運動のスピン 周波数及びスピン軸を一定にしようとする。そして水分子のエネルギー準位を安 定化させ、舌ざわりおよび飲み心地のよい、即ちおいしい水へと変化させる。
【0030】 請求項1の水処理装置、即ち、カートリッジに水道水を通水し、該カートリッ ジ内部に設けた活水用磁石によって該水道水に磁気活性化処理を施す水処理装置 であって、その直立する一の面と、該一の面と相対する他の面をそれぞれS極と N極に磁化した磁気活水用磁石を少なくとも2個用い、それぞれの磁石の磁化さ れた面と面を向かい合わせたときに該面と面との間若しくは両面の近傍に発する 平行な複数の磁力線が、流れる水の方向と直交するように、該磁石を所定間隔離 してカートリッジ内に設けた水処理装置において、該カートリッジ内を流れる水 の受ける磁力線の向きが順次反転するように該活水用磁石をカートリッジに設け たことを特徴とする水処理装置によれば、カートリッジを通過する水は、最初の 活水用磁石の層にて、該活水用磁石の磁化された面と面の間若しくは該面の近傍 を通過する間、該水は、その流れに対してほぼ直交する一の方向から発する互い に平行な複数の磁力線と交差し、次の活水用磁石の層にて、該水は、前記一の方 向と相対する方向から発する互いに平行な複数の磁力線と交差し、以下同様の作 用即ち経時的に交番磁界と同様の磁界の作用を受ける。
【0031】 請求項2の水処理装置、即ち、請求項1記載の水処理装置において、前記面と 面を互いに平行に設けた水処理装置によれば、カートリッジ内で、最初の活水用 磁石の層の少なくとも該面の近傍を通過する水は、その流れに対してほぼ直交す る一の方向から発する互いに平行な複数の磁力線と交差し、次の(第二の)活水 用磁石の層の少なくとも該活水用磁石の近傍を通過する水は、その流れに対して ほぼ直交する前記一の方向と相対する方向から発する互いに平行な複数の磁力線 と交差する。
【0032】 請求項3の水処理装置、即ち、請求項1の水処理装置において、前記面と面が 、異なる極を以て互いに対峙して設けられている水処理装置によれば、カートリ ッジ内で、最初の活水用磁石の層の前記面と面の間若しくは前記面の近傍を通過 する水は、その流れに対してほぼ直交する一の方向から発する互いに平行な複数 の磁力線と交差し、次の(第二の)活水用磁石の層の少なくとも該活水用磁石の 近傍を通過する水は、その流れに対してほぼ直交する前記一の方向と相対する方 向から発する互いに平行な複数の磁力線と交差する。
【0033】 請求項4の水処理装置、即ち、請求項2記載の水処理装置において、前記面と 面が異なる極を以て互いに対峙して設けられている水処理装置によれば、カート リッジ内で、最初の活水用磁石の層の前記面と面の間を通過する水は、その流れ に対してほぼ直交する一の方向から発する互いに平行な複数の磁力線と交差し、 次の(第二の)活水用磁石の層の少なくとも該活水用磁石の近傍を通過する水は 、その流れに対してほぼ直交する前記一の方向と相対する方向から発する互いに 平行でかつ磁界の強さが均一な複数の磁力線と交差する。
【0034】 請求項5の水処理装置、即ち、請求項1乃至4いずれか1項記載の水処理装置 において、前記活水用磁石を所定の位置・状態に固定化しえるように構成したケ ースに収納し、該ケースをカートリッジの軸方向に沿って、複数段設けるように したことを特徴とする水処理装置によれば、互いに所定間隔離して設けた活水用 磁石がその吸着力・反発力によって位置づれを起こすことがなく、構造の安定し た装置を提供できる。
【0035】 請求項6の水処理装置、即ち、請求項5の水処理装置において、寸法の異なる 少なくとも2種以上の磁石を用い、それらをケース内に同心多角形状に配置・収 納してカートリッジ内に設けてなる水処理装置によれば、該同心多角形を構成す る活水用磁石の互いに向かい合う磁化された面と面の間若しくは該面の近傍に、 水の流れに直交する互いに平行な複数の磁力線が分布する。そして、該磁化され た面と面の間若しくは該面の近傍を水が通過する間、該水は、その流れに対して ほぼ直交する互いに平行な複数の磁力線と交差する。
【0036】 請求項7の水処理装置、即ち、請求項5の水処理装置において、寸法の異なる 少なくとも2種以上の円弧体の磁石を用い、それらをケース内に同心多角形状に 配置・収納してカートリッジ内に設けてなる水処理装置によれば、該同心円を構 成する活水用磁石の互いに向かい合う磁化された面と面の間若しくは該面の近傍 に、水の流れに直交する、互いに平行な複数の磁力線が分布する。そして、該磁 化された面と面の間若しくは該面の近傍を水が通過する間、該水は、その流れに 対してほぼ直交する互いに平行な複数の磁力線と交差する。
【0037】 請求項8の水処理装置、即ち、請求項2若しくは請求項5の水処理装置におい て、その内面と外面とがそれぞれ相異なる極に磁化されおり、それぞれ半径が異 なる2種以上の円筒形磁石をカートリッジ内に同心状に設けてなる水処理装置に よれば、隣合う磁石同士の相向かい合う磁化された面と面の間に、水の流れと直 交する方向の磁場が生じ、そこを通過する水は、その流れとほぼ直交する互いに 平行でかつ磁界の強さが均一の複数の磁力線と交差する。
【0038】 請求項9の水処理装置、即ち、請求項1乃至8の水処理装置において、活水用 磁石がフェライト磁石からなる水処理装置によれば、水が有効に活性化されると ともに、処理される水に害ある影響を与えることがない。
【0039】 請求項10、12若しくは14の水処理装置によれば、ホース内を流れる水が 活水用の磁石と磁石の間を通過するとき、該水は、その流れと直交する互いに平 行な複数の磁力線と交差する。
【0040】 請求項11、13若しくは15の水処理装置によれば、ホース内を通過する水 は、最初の活水用磁石の組の間を通過するとき、その流れに対してほぼ直交する 一の方向から発する互いに平行な複数の磁力線と交差し、次の活水用磁石の組の 間を通過するとき、前記一の方向と相対する方向から発する互いに平行な複数の 磁力線と交差し、以下同様の作用を受ける。
【0041】 請求項16の水処理装置によれば、活水用磁石の組を容易にホースに取り付け ることができる。
【0042】 請求項17の水処理装置によれば、小型の磁石からでも密度の大きい磁力線が 放出される。
【0043】
【考案の第一の実施の形態】
以下、本考案の第一の実施形態について、図面にしたがって説明する。 図1は、本考案で使用する活水用磁石の一例を示す外観図である。図に示すよう に、磁石の形状は直方体をしており、その直立する一の面がS極に、該一の面と 相対する面がN極に磁化されている。該磁石の磁界の強さは、数千ガウス乃至干 数百ガウスの値の中から適宜な値が選択される。図に示される形状は例であり、 各辺の寸法(縦、横及び幅)は適宜の値に定められうる。図2(A)は、本考案 で使用する活水用磁石の他の実施例の外観図である。図に示すように、磁石の形 状は、前記直方体の磁石が円弧状に湾曲したような形(本明細書で「円弧体」と いう)をしており、その直立する一の面がS極に、該一の面と相対する他の面が N極に磁化されている。この円弧体磁石は、例えば、円筒状磁石を曲率中心Oを 中心に45゜の角度で8分割したものを使用することができる(同図(B)に示 した平面図参照)。この磁石の磁界の強さも、前記の値の中から適宜な値を選び 得る。上記活水用磁石としては、例えばフェライト磁石(永久磁石)を使用する ことができる。フェライト磁石は製造(焼結、磁化処理、加工)が容易で、また 安価であり、水に対して害ある影響を与えることもない。
【0044】 図3は、本考案の水処理装置の縦断面図である。図において、2は後述するよ うに、水道水を通水し、該水道水を処理するためのカートリッジで、略円柱形状 をしている。カートリッジは本体20と上蓋21からなっている。この上蓋は、 後述するように、カートリッジ内部に水を処理するための部材を詰め込んで後、 カートリッジ本体20に、例えば、ねじ込み式にて装着され、カートリッジ内部 の部材が密封される。上蓋の中央部分(図のP点)には、通水用L字管22を介 して水道蛇口より水道水を導くホース(通水用ホース)3が取り付けられており 、水道の蛇口を開くことにより、水道水が通水用L字管22、通水用ホース3を 通って、カートリッジ内部に通水されるようになっている。また、カートリッジ 底部の中央部分(図のQ点)には、出水用L字管23を介して、該カートリッジ 内部で処理された水を外部に取り出すためのホース(出水用ホース)4が取り付 けられている。5はカバーケースであり、カートリッジ全体が該カバーケースに 覆われ保護されている。カートリッジ内部には、水道水を処理するための必要な 部材(充填部材)が1種若しくは複数種充填されている。ある場合には、充填部 材として、活性炭のみが用いられ、必要に応じ、活性炭の他、水にミネラル分を 溶解する自然石粒子群、また、同じく水にミネラル分を溶解しあるいは水のクラ スターをより小さくするためこれら自然石粒子群を粉砕して焼結してなる多孔質 セラミック粒子群などが、順に軸方向に層状に充填される。活性炭粒子は天然石 粒子に比べ微細であるため、活性炭の天然石粒子への混合及び水への混入を防止 するため、活性炭の層の上下には、厚さ数ミリ程度の繊維状仕切板24が設けら れる。繊維状仕切板は、例えば、活性炭を太さ数ミクロン程度の繊維状にしたも のを固定化して所定の厚さに切断したものが用いられる。そして、天然石粒子群 の層とセラミック粒子群の層の間には、水が通過し得、それら充填部材の混合を 防ぐことのできるメッシュ状仕切板25が設けられる。最下部の充填材の下には 、不織布26、メッシュ状仕切板25、支え板27が順に設けられる。支え板2 7の天板にも、通水用の孔がメッシュ状に設けられている。6はカートリッジ及 びカバーケース5を固定するための台座である。
【0045】 図4(A)は、本考案において、活水用磁石によってカートリッジ内部を通過 する水に磁場が印加される様子を横式的に示したものである。図の四角形状に示 すものは、活水用磁石であり、図1の矢印方向から見た様子を表している。矢印 の付いた点線で表したものは活水用磁石から発する磁力線であり、白ぬきの大き な矢印は、水の流れる方向を示したものである(以下に述べる実施例において同 じ)。図示するように、活水用磁石の磁化された面を水の流れる方向と一致させ た場合、該面の近傍を通過する水に、該水の流れとほぼ直交する方向の磁場が印 加される。同図(B)は、活水用磁石2個を用いた場合の、同図(C)は3個用 い、磁化されたそれぞれ極性の異なる面と面を向かい合わせてそれらを近接させ て互いに平行に配置した場合の、磁力線の分布を示したものである。図示するよ うに、磁石の磁化された面と面の間には互いに平行な複数の磁力線が分布し、こ の磁力線が水の流れる方向と直交するように磁石を配置した場合、水が該磁石と 磁石の間を通過する間、該水はその流れと直交する方向の複数の磁力線と交差す る(この場合の前記面と面の間における磁力線の発する磁界の強さは、中心に近 いほど減衰するが、該面と平行な任意の面においてみる限り、全て均一となる) 。このような構成をとることにより、前記面と面の間を流れる水の分子(該分子 の原子およびその電子を含む)は、そこに分布する磁力線の数だけ磁気的な振動 にさらされることとなり、水分子の磁気的な活性化効率を著しく大きくすること ができる。また、活水用の磁石と磁石は、必ずしも磁化された面と面を平行に保 つ必要はなく、同図(D)に示すように、互いに不平行であっても、面と面の間 には、平行な複数の磁力線が分布し得る(この場合の面と面の間に発する磁力線 の強さは、その距離が長いもの程、その中心部分で弱くなる)。このような磁力 線を用いて、流れる水を磁化するようにすることもできる。さらに、相向かい合 う面と面は必ずしも、異なる極同士でなくてもよい。同極同士(S極とS極、又 はN極とN極)の面を互いに向かい合わせた場合の磁力線は、図5のように分布 する。この場合、図から理解し得るように、面の近傍においてのみ、面に直交す る磁力線が分布する。このような面と面の間に水を流した場合も、該面の近傍を 流れる水は効率よく磁気的に活性化される。又、図2(A)に示すような円弧体 の磁石を用いる場合は、図2(B)に示すような曲率半径の異なる複数の磁石を 互いに所定間隔離して使用すればよい。その場合、図2(A)の矢印方向から見 たものが、図4における四角形状で表した活水用磁石となる。
【0046】
【第一実施例】
図6は、実際に、カートリッジ内部に活水用磁石が設けられる例を示したもの であり、同図(A)はカートリッジ上部から見た平面図、同図(B)は同図(A )におけるA−A’断面図である。図示するように、その直立する一の面がS極 、他の一の面がN極に磁化されている薄い板状(直方体)の該磁化されている面 をカートリッジの軸方向(水が流れる方向)に沿って、互いに平行に所定間隔離 して設けている。実施例では、その向かい合う面同士が互いに異なる極に磁化さ れている。
【0047】 カートリッジ上部から誘導された水は、最上層の活水用磁石1の上部より、磁 石と磁石の隙間を通り、直下の活水用磁石の層へと進む。該層の磁石と磁石の隙 間を通過した水は、最下の活水用磁石の層へと進む。そして、水はこの層の磁石 と磁石の隙間を通過し、さらにその下方へと進む。本考案の特徴の一つは、第二 番目の層の活水用磁石の磁化された面の配置が、第一番目の層と第三番目の層の 場合におけるそれと極性が反対になっていることである。即ち、紙面において、 第一番面および第三番目の層では、磁力線が左から右方向へ発しているのに対し 、第二番目の層では、磁力線が右から左方向へ発するように活水用磁石が設けら れている。
【0048】 このような構成にすることによって、磁力線は流れる水の方向と直交し、又、 磁石の磁界の強さが数千乃至千数百ガウス程度の場合、面と面の中間の最も弱い 部分でも磁界の強さを数百ガウス程度に保持することができるので、上記第一乃 至第三の層のいずれにおいても、水の分子はこれら面の近傍若しくは面と面と間 を通過する間、この磁力練に90゜の角度で何回も交差し、その磁気的振動によ り、水は効率よく活性化される。特に、第二の層及び第三の層を通過する水は、 その上層で受けた磁力線の方向と反対方向(180゜向きが変った方向)の磁力 線と交差するので、水分子の受ける磁気的振動によるゆらぎはより大きいものと なり、磁気的な活性化もより一層大きなものとなる。これら活水用磁石の層は、 互いに所定間隔離した状態で、カートリッジ内の所定の位置に設けられる。
【0049】
【第二実施例】
図7は、本考案の第2実施例で用いる活水用磁石である。図の上部に示したも のは該活水用磁石の平面図、下方に示したものは正面図である。図から理解し得 るように、磁石は、所定の厚みを持ったリング形状若しくは円筒形状をしており 、その内側がN(S)極に、外側がS(N)極に磁化されている。ただし、厚み や、高さは模式的に示したものであって、適宜の寸法を取り得る。図8は、径の 異なるこれら3種のリング状磁石を用い、それらを同心円状にしてカートリッジ 内部に設けたものである。同図(A)はカートリッジ上面から見た平面図、同図 (B)は同図(A)におけるB−B’断面図である。図から理解し得るように、 円筒磁石の磁化された向かい合う面と面の間に互いに平行な複数の磁力線が分布 する。カートリッジの上部より誘導された水は、第一実施例の場合と同様に、第 一の層の磁石と磁石の間(隙間)を通り、第二の層さらに第三の層へと進む。活 水用磁石の磁界の強さを前記実施例と同様にすれば、前記実施例の場合と同様の 作用・効果を上げることができると同時に、第一実施例の場合と比べ、特にカー トリッジ本体20の内壁近傍を通過する水もあまねく磁気的に活性化することが できる。
【0050】
【考案の第二の実施の形態】
次に、本考案の第二の実施形態について、図面を用いて説明する。 図9は、大きさの異なる3種の直方体の活水用磁石を同心八角形状に固定化し えるケース7(カートリッジ収納用磁石ケース)に収納した様子を表している。 同図(A)は平面図、同図(B)は、同図(A)におけるC−C’断面図である 。ケースはその直径がカートリッジ内径とほぼ同じ大きさの円盤状の底部70と その上に一体に設けられている磁石収用部(以下、「収用部」という)71から なる。図において、斜線で示した四角形状のものは、ケースに収納された状態に おける活水用磁石1である。ケースは、活水用磁石を収納した状態で、その底部 70がカートリッジの水平面(軸方向に直角な面)と一致するように、カートリ ッジ内の所定の位置、例えば活性炭の中に埋設して設けられる。その場合、収用 部と収用部の隙間(磁力線が分布する部分)には、活性炭を充満させることがで きる。その場合、水が該活性炭中で一時滞留するので、磁場をより多く水に印加 することができる。
【0051】 図10は、カートリッジ内に磁石収用済みのケースが収納されている様子を示 したものである(カートリッジの中央縦断面図(部分))。カートリッジの上部 より第一の層(ケース)に誘導された水は、収用部71と収用部71の間を通過 し、メッシュ状に構成された底部70の孔を通り、下方の第二の層(ケース)及 び第三の層(ケース)へと進み、それぞれの層にて磁気的に活性化さる。本実施 形態の場合も、第二番目の層の活水用磁石の磁化された面の配置が、第一番目の 層と第三番目の層の場合におけるそれと極性が反対になっている。活水用磁石を 収納したケースは、同図(B)の状態を上下逆さまにした状態でカートリッジ内 に収納してもよい。また、第二の層と第三の層を構成するケースも任意の充填部 材の中間あるいは、充填部材(例えば活性炭)と充填部材(自然石粒子群)の境 目の位置に設けてもよい。その場合、仕切板25を省略することができる。この ように、本実施形態は、活水用磁石を収納したケース1個を1ユニットとして、 カートリッジの軸方向に沿って3層設けるようにしたものである。また、ケース は、円弧体磁石を収納し得るように構成することもできる。この場合さらに、図 2(B)に示したような曲率半径の異なる円弧体形状の活水用磁石を2種以上用 い、それらを同心円状に配置・収納して用いてもよい。本実施形態の場合、所定 の位置及び状態に活水用磁石を収納したケースを一つのユニットとして予め用意 しておくことができるので、装置の製造及び組立を容易に行うことができる。又 、活水用磁石を複数用いて各層を構成する場合、該磁石同士が、その磁力線によ って引き合ったり反発し合ったりしてカートリッジ内で動くようなことがなく、 構造の安定した装置を提供することができる。その他ケースは、本考案の目的の 範囲内で、種々の形状の活水用磁石を、所望の位置・状態に収納し得るように構 成することができる。
【0052】
【考案の第三の実施の形態】
次に、本考案の第三の実施形態について図面を用いて説明する。図11は、本 考案の第三の実施形態を表すものであり、通水用ホース3を挟んで、小型直方体 形の活水用磁石(ネオジウム磁石)を互いに異なる極に磁化されてなる面を向か い合わせて固定するものである。同図(A)は通水用ホース3の中央縦断面図で ある。図示するように、本実施形態の場合も、水が進行する方向にしたがって、 該水が受ける磁力線の向きが、順次反転(180゜向きを変える)するように、 活水用磁石が設けられている。同図(B)は、水の進行方向からみた、ホースと 活水用磁石の位置を示したものである。図のように、ホースを流れる水を有効に 活性化するため、活水用磁石の幅はホース内径と同じかそれより少し大きいこと が望ましい。この活水用磁石は、例えば、図3におけるA点とB点の間に設けら れ得る。図12は、これら活水用磁石を、ホースに容易に装着するためのケース (ホース装着用磁石ケース)8である。図12(A)に示すように、ケースは、 蝶番80を介して開閉自在な磁石収用部81および82からなり、各磁石収用部 には、ホースに装着時に両磁石収用部をかしめるためのアジャスタ雄部81A及 びアジャスタ雌部82Aが設けられている。磁石装着部81と82の上面および 下面にはホース外径よりわずかに小さい径の半円が繰り抜かれている。同図(B )は図12(A)の背面図であり、図示されているように、各磁石収用部には、 それぞれ3個づつ活水用磁石が収納できるようになっている。磁石の収用される 部分が、図12(A)、(B)において、点線の斜線で示されている。ホースに 装着された状態をホース上面からみたものが図12(C)に示されている。図の ように、ホースに装着したとき、活水用磁石はホースを挟みこんだ状態に固定さ れる。同図(D)は、ケースをホースに装着した状態を正面から見たものである 。活水用磁石を収用したケース8は、図3に示す出水用ホース4のC点とD点の 間に設けるようにしてもよい。
【0053】 以上の各実施例において、活水用磁石の形状は、直方体(薄板状を含む)、円 弧体及び円筒形状のものについて述べたが、これらに限られないことは言うまで もない。その他種々の設計変更は、本考案の趣旨を逸脱しない限り、本考案の範 囲内に含まれると解釈されるべきである。例えば、図3で、本考案の装置につい て、いわゆる据え置き型のものについて示したが、その他、カートリッジを、水 道管の中途に設けるいわゆるアンダーシンク型として本考案の装置を構成するこ ともできる。
【0054】
【考案の効果】
以上より本考案の水処理装置によれば、該カートリッジ内に設けた複数層の活 水用磁石により、カートリッジを流れる水は、カートリッジ内を流れることによ って実質的な交流磁場を受け、従来以上に磁気的に活性化された水を提供するこ とができる。
【0055】 又、ホースに活水用磁石を取り付けた場合は、さらに一層磁気的に活性化され た水を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で使用する活水用磁石(直方体)の外
観図
【図2】 本発明で使用する活水用磁石(円弧体)の外
観図
【図3】 本発明の水処理装置を据え置き型に構成した
場合の断面図
【図4】 水の流れる方向と活水用磁石の磁力線の分布
との関係を表す図
【図5】 同極の面同士を互いに近づけた場合に生じる
磁力線の分布図
【図6】 本発明の第一の実施形態における第一実施例
を表す図
【図7】 本発明の第一の実施形態における第二実施例
で使用するリング状活水用磁石の平面図及び正面図
【図8】 本発明の第一の実施形態における第二実施例
を表す図
【図9】 本発明の第二の実施形態を表す図
【図10】 本考案の第二の実施形態における実施例を
表す図
【図11】 通水用ホースに活水用磁石を取り付ける場
合の状態を表す図
【図12】 ホース取付用磁石ケースの構造図
【符号の説明】
1 活水用磁石 2 カートリッジ 3 通水用ホ
ース 4 出水用ホース 5 カバーケース 6 台座 7 カートリッジ収納用磁石ケース 8 ホース取
付用磁石ケース

Claims (17)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジに水道水を通水し、該カー
    トリッジ内部に設けた活水用磁石によって該水道水に磁
    気活性化処理を施す水処理装置であって、その直立する
    一の面と、該一の面と相対する他の面をそれぞれS極と
    N極に磁化した磁気活水用磁石を少なくとも2個用い、
    それぞれの磁石の磁化された面と面を向かい合わせたと
    きに該面と面との間若しくは両面の近傍に発する平行な
    複数の磁力線が、流れる水の方向と直交するように、該
    活水用磁石を所定間隔離してカートリッジ内に設けた水
    処理装置において、該カートリッジ内を流れる水の受け
    る磁力線の向きが順次反転するように該活水用磁石をカ
    ートリッジに設けたことを特徴とする水処理装置。
  2. 【請求項2】 前記面と面を互いに平行に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記面と面が、異なる極を以て互いに対
    峙して設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記面と面が、異なる極を以て互いに対
    峙して設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    水処理装置。
  5. 【請求項5】 前記活水用磁石を所定の位置・状態に固
    定化しえるように構成したケースに収納し、該ケースを
    カートリッジの軸方向に沿って、複数段設けるようにし
    たことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の
    水処理装置。
  6. 【請求項6】 寸法の異なる少なくとも2種以上の磁石
    を用い、それらをケース内に同心多角形状に配置・収納
    してカートリッジ内に設けてなることを特徴とする請求
    項5記載の水処理装置。
  7. 【請求項7】 寸法の異なる少なくとも2種以上の円弧
    体の磁石を用い、それらをケース内に同心円状に配置・
    収納してカートリッジ内に設けてなることを特徴とする
    請求項5記載の水処理装置。
  8. 【請求項8】 その内面と外面とがそれぞれ相異なる極
    に磁化されおり、それぞれ曲率半径が異なる2種以上の
    円筒形磁石をカートリッジ内に同心状に設けてなること
    を特徴とする請求項2若しくは請求項5いずれか1項記
    載の水処理装置。
  9. 【請求項9】 活水用磁石がフェライト磁石からなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載の水処
    理装置。
  10. 【請求項10】 その直立する一の面と、該一の面と相
    対する他の面をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水
    用磁石を2個一組に用い、それぞれの磁石の異なる極に
    磁化された面と面を向かい合わせて該面と面との間に平
    行な複数の磁力線が発するようにするとともに、該磁力
    線が通水用ホース内を流れる水の方向と直交するよう
    に、前記面と面を互いに対峙させて該通水用ホースに設
    けたことを特徴とする請求項1記載の水処理装置。
  11. 【請求項11】 ホース内を流れる水の受ける磁力線の
    向きが、順次反転するように、複数組の活水用磁石をホ
    ースの軸方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1
    0記載の水処理装置。
  12. 【請求項12】 その直立する一の面と、該一の面と相
    対する他の面をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水
    用磁石を2個一組に用い、それぞれの磁石の異なる極に
    磁化された面と面を向かい合わせて該面と面との間に平
    行な複数の磁力線が発するようにするとともに、該磁力
    線が出水用ホース内を流れる水の方向と直交するよう
    に、前記面と面を互いに対峙させて該出水用ホースに設
    けたことを特徴とする請求項1記載の水処理装置。
  13. 【請求項13】 ホース内を流れる水の受ける磁力線の
    向きが、順次反転するように、複数組の活水用磁石をホ
    ースの軸方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1
    2記載の水処理装置。
  14. 【請求項14】 その直立する一の面と、該一の面と相
    対する他の面をそれぞれS極とN極に磁化した磁気活水
    用磁石を2個一組に用い、それぞれの磁石の異なる極に
    磁化された面と面を向かい合わせて該面と面との間に平
    行な複数の磁力線が発するようにするとともに、該磁力
    線が通水用ホース及び出水用ホース内を流れる水の方向
    と直交するように、前記面と面を互いに対峙させて該通
    水用ホース及び出水用ホースに設けたことを特徴とする
    請求項1記載の水処理装置。
  15. 【請求項15】 ホース内を流れる水の受ける磁力線の
    向きが、順次反転するように、複数組の活水用磁石をホ
    ースの軸方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1
    4記載の水処理装置。
  16. 【請求項16】 活水用磁石をケースに収用し、該ケー
    スをホースに取り付けるようにしたことを特徴とする請
    求項10乃至15いずれか1項記載の水処理装置。
  17. 【請求項17】 活水用磁石がネオジウム磁石からなる
    ことを特徴とする請求項10乃至16いずれか1項記載
    の水処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012519059A (ja) * 2010-03-16 2012-08-23 ホ・ソンヨル イオン化装置を備えるシャワー器

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