JP3036072B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3036072B2
JP3036072B2 JP2327441A JP32744190A JP3036072B2 JP 3036072 B2 JP3036072 B2 JP 3036072B2 JP 2327441 A JP2327441 A JP 2327441A JP 32744190 A JP32744190 A JP 32744190A JP 3036072 B2 JP3036072 B2 JP 3036072B2
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基春 江崎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、実像と虚像とを合成して表示する表示装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、実像と虚像とを合成して表示する表示装置に関
しては、例えば特開昭60−205794号公報に開示されるも
のがある。上記公報に開示された表示装置では、主な構
成部品に、第1の表示器、第2の表示器という2台の表
示器と、入射した光を透過及び反射するハーフミラーと
を有している。そして、第1の表示器と第2の表示器と
をほぼ120゜の角度にて設置するとともに、第1の表示
器とハーフミラーとのなす角度と前記第2の表示器と前
記ハーフミラーとのなす角度をほぼ等しくなるように両
表示器間にハーフミラーを配置して、第1の表示器上の
表示と第2の表示器上の表示をハーフミラーを用いてそ
れぞれ透過及び反射させ、実像と虚像により合成して視
認することができるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の装置においては、実像と虚像
とを合成して表示するためには、2台の表示器を必要と
している。このため、他の構成部品に比べて高価な表示
器を2台も使用するために、装置のコストが増大してし
まうという問題がある。さらに、主な構成部品が第1の
表示器,第2の表示器、及びハーフミラーの3点である
ため、第1の表示器と第2の表示器、第1の表示器とハ
ーフミラー、及び第2の表示器とハーフミラーの計3回
の光学的位置調整を必要とし、その調整に多大な時間が
かかること、装置の組み付け後振動等で位置関係がずれ
ること、又、2台の表示器の明るさ、色合い等を一致さ
せる調整が必要となることなどからも装置のコストの増
大をまねいていた。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、装置のコストを増大させることなく、実像と虚像
とを合成して表示する表示装置を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
ここで、従来装置においては、各ディスプレイに表示
された画像の大きさとほぼ同じ大きさの画像をハーフミ
ラーを介して視認することができた。ところで従来装置
において1台のディスプレイに表示された画像を分割し
て視認しようとした場合、当時市販されていたディスプ
レイの表示部分の大きさは6インチ程度のものしか存在
しなかったので、視認される画像は6インチ以下となっ
てしまい、例えばこのような装置を自動車用メータ等に
使用した場合、画像が小さくなりすぎてしまい運転者が
視認しにくいために実用性がなかった。しかして、最近
の技術動向としてディスプレイの技術開発の向上によ
り、表示部分の大きなディスプレイが開発されるように
なった。
本発明はそのような技術背景のもとでなされたもので
あって、上記目的を解決するために、表示部分が同一平
面上にあり、そのうちの一部分が第1表示を行い、他の
部分が第2表示を行う1台の表示器に、透過機能と反射
機能を備えた透過反射部材を前記表示器に設置し、前記
第1表示及び前記第2表示を前記透過反射部材を用いて
実像及び虚像によりほぼ同じ奥行きに合成して視認しう
るように構成したことを特徴とする表示装置を採用して
いる。
〔作用〕
本発明によれば、画像の表示部分が同一平面上にある
1台の表示器において画像が表示され、表示器から透過
反射部材に入射する光が、同透過反射部材を透過して透
過光として直進し、実像として視認される。
一方、表示器から透過反射部材に入射する光が、同透
過反射部材により反射されて反射光として前記透過光に
並行に直進し、虚像として視認される。
従って、画像を見る者は、表示器に表示された画像が
実像と虚像によりほぼ同じ奥行きに合成されて視認され
る。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例を用いて具体的に説
明する。
第1図に本発明の第1実施例の断面図を示す。ドット
マトリクスディスプレイ1は、画像の表示源であり、ケ
ーブルを介して制御装置8と電気接続されている。ドッ
トマトリクスディスプレイ1は制御装置8からRGBビデ
オ信号を入力することにより画像を表示する。又、ドッ
トマトリクスディスプレイ1の画像の表示部は平らであ
り、視線方向に対して約45゜に傾斜するように、ブラケ
ット5、6を用いてケース4に固定されている。ハーフ
ミラー2は入射された光を透過、及び反射する透過反射
部材であり、ブラケット7に固定されている。ブラケッ
ト7は、固定されたハーフミラー2がドットマトリクス
ディスプレイ1に対し垂直、かつドットマトリクスディ
スプレイ1の中心線上に配置されるように、ドットマト
リクスディスプレイ1に取りつけられている。
第1図において、ドットマトリクスディスプレイ1に
制御装置8からRGB入力信号が入力され、ドットマトリ
クスディスプレイ1の上部1/2にあたるC部分に画像が
表示された時には、ドットマトリクスディスプレイ1の
C部分に表示された画像がハーフミラー2を透過して、
その透過像(以後「実像a」と呼ぶ)が視認される。ド
ットマトリクスディスプレイ1の下部1/2にあたるD部
分に画像が表示された時には、ドットマトリクスディス
プレイ1のD部分に表示された画像がハーフミラー2の
反射面Eを鏡として反射され、その反射像(以後「虚像
b」と呼ぶ)が視認される。従って、画像がドットマト
リクスディスプレイ1全体に表示されると、画像を見る
者にとっては、実像aと虚像bとが視認される。即ち、
実像aと虚像bは第2図に示すようにほぼ同じ奥行きに
合成され全く重なって見えることになる。第2図におい
て実像aは実線、虚像bは点線で描いてある。符号EPは
人の目を示している。
よって本実施例は上述したような構成及び作動である
ので、表示装置の光学的位置調整は、ドットマトリクス
ディスプレイ1とハーフミラー2を調整するだけです
み、従来装置のように3回もの光学的位置調整を必要と
しないためその調整に多大な時間がかからない。又、表
示器がドットマトリクスディスプレイ1だけであるので
の明るさ、色合い等を一致させる調整も必要なくコスト
の増大を抑えることができる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その主旨を逸脱しない限り例えば以下のごとく変形可能
である。
上記第1実施例では、ハーフミラー2はドットマトリ
クスディスプレイ1の中央線上にブラケットを介して設
置されているが、ハーフミラー2の位置は、ドットマト
リクスディスプレイ1に対し垂直という関係を保ってい
れば、ドットマトリクスディスプレイ1の中心部にある
必要はない。従って、このハーフミラーの設置位置を変
更してもよい。
例えば、第3図(a)に示すように、ハーフミラー2
をドットマトリクスディスプレイ1平面の上方に設置す
ることにより、実像と虚像とを合成した表示は、虚像b
部分が広がり実像a部分は狭くなり視認される表示のう
ち下方部分のみが重ね合わせられる。又、第3図(b)
に示すように、ハーフミラー2をドットマトリクスディ
スプレイ1平面の下方に設置することにより、実像と虚
像との重ね合わせ表示は実像a部分が広がり虚像b部分
は狭くなり、視認される画像のうち上方部分のみが重ね
合わせられる。
本実施例においても、ハーフミラー2をドットマトリ
クスディスプレイ1の上から1/3の場所、あるいは下か
ら1/3の場所に配置すれば、第2実施例と同じようにド
ットマトリクスディスプレイが横200mm×縦150mmであっ
ても、横200mm×縦100mmの表示が可能となる。
このように構成された実像/虚像を用い、次の様な表
示が可能となる。
.実像/虚像を交互に表示することで画面の瞬時書き
換えが可能となる。
.虚像に背景、実像に動画像を表示することで動きの
ある画像を表示することが出来る。
『効果』 以上述べたように本発明の表示装置は、画像の表示を
同一平面上にある1台の表示器において行い、その表示
を透過反射部材を用いて実像及び虚像によりほぼ同じ奥
行きに合成して視認する合成手段を用いているので、主
な構成部品の部品点数を少なくし、かつ装置の光学的位
置調整を容易にでき、表示器の明るさ、色合い等を一致
させる調整が必要でなくなることなどからも装置のコス
トの増大をおさえることができるのみならず、複雑な表
示情報を視認性よく集約表示することができるという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は第
1図の作動説明に供する表示説明図、第3図(a)
(b)は第1実施例における変形例の説明図である。 1……ドットマトリクスディスプレイ,2……ハーフミラ
ー,4……ケース,5,6,7……ブラケット,8……制御装
置,。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤守 規雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−163429(JP,U) 実開 昭64−37735(JP,U) 実開 昭63−195930(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部分が同一平面上にあり、そのうち一
    部分が第1表示を行い、他の部分が第2表示を行う1台
    の表示器に、透過機能と反射機能を備えた透過反射部材
    を前記表示器に設置し、前記第1表示及び前記第2表示
    を前記透過反射部材を用いて実像及び虚像によりほぼ同
    じ奥行きに合成して視認し得るように構成したことを特
    徴とする表示装置。
JP2327441A 1990-11-27 1990-11-27 表示装置 Expired - Fee Related JP3036072B2 (ja)

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