JP3035841B2 - ピッザ - Google Patents

ピッザ

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JP3035841B2
JP3035841B2 JP5355062A JP35506293A JP3035841B2 JP 3035841 B2 JP3035841 B2 JP 3035841B2 JP 5355062 A JP5355062 A JP 5355062A JP 35506293 A JP35506293 A JP 35506293A JP 3035841 B2 JP3035841 B2 JP 3035841B2
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Japan
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pizza
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pizza crust
crust
fried
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亜紀 岡野
和昭 大隅
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ミツワフーズ株式会社
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  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピッザ、更に詳細に
は、油ちょうしたピッザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のピッザは、小麦粉、乳製品、食
塩、ドライイーストなどに水を加えて混練した後、ねか
せて発酵させることによりピッザ生地を作り、そのピッ
ザ生地塊を外周縁を盛り上げ中央部を薄く平たくして皿
状のものとし、その中央部にトマトソースを塗布した
、更にチーズ等の好みの具材をのせて焼き上げたもの
である。また、時には、仮焼成したピッザクラストを工
場などで予め作って冷凍保存しておき、必要に応じて、
そのピッザクラストを取り出し、好みの具材をのせて焼
き上げたものである。
【0003】この従来のピッザは、具を変えることによ
って、一応、味に変化を与えることができるけれども、
その大半がトマトソースをベースとしたものであること
から、一定の味の枠を出ることがない。
【0004】また、従来のピッザは、これを焼成するこ
とにより、トマトソースやチーズがとろけて流動性を帯
びることから、その取扱いに困難性があると共に、焼き
上ったピッザにおいても、これを食べるに際して小さく
分割する必要があり、その際にもトマトソースやチーズ
が流れることになり、手軽さに欠ける欠点がある。
【0005】さらに、従来のピッザは、焼成した後の賞
味期間は、僅か10数分であり、時間の経過と共にチー
ズ類が固結したり、ピッザクラストが固くなったりして
しまう欠点がある。
【0006】従って、これらの欠点を除去することが望
まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、叙上の欠点を除去し、ピッザに多様性を持たせ
て、新しい味覚を創造すると共に、食べる時のわずらわ
しさを排除して、手軽に食べられるピッザを提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ピッザ
クラストに具材を包み込み、これを油ちょうすることに
よって解決したのである。
【0009】本発明にあっては、ピッザクラストに具材
を包み込むものであるから、包み込まれた具材における
味の変化は殆んどなく、ラップに包んで冷凍保存すれ
ば、数ケ月の保存にも耐えられる。
【0010】また、本発明にあっては、油ちょうするこ
とによって、ピッザクラストの老化を防止すると共に乾
燥にも強くなることから、油ちょうしてから室内に1〜
2時間放置しても味の変化は見られない。
【0011】さらに、本発明にあっては、油ちょうする
ものであるから、具材の巾を拡げることができる。従来
のピッザは、トマトソースをベースとしていることか
ら、自然とトマトソースと調和する具材が選択されると
共に、焦げることを避けるために比較的水分の少ないも
のは採用できなかったのであるが、油ちょうするもので
あるためトマトソースなどをベースに塗付する必要がな
くなり、且つ、具材が焦げ付く心配もないので、比較的
水分の少ないものでも採用することができるなど、多
種、多様のものを具材として採用し得るのである。
【0012】さらにまた本発明にあっては、油ちょうす
る必要から小型なものとなり、従って食べ易い形態のも
のとすることができる。
【0013】ピッザ生地は、従来と変りなく作ることが
できる。即ち、小麦粉、乳製品、食塩、ドライイースト
などに水を加えて混練した後、ねかせて醗酵させること
によりピッザ生地が得られる。このピッザ生地塊を外周
縁を盛り上げ中央部を薄く平たくして皿状のものとす
る。
【0014】この皿状としたピッザ生地の平たい中央部
にサラダ油を薄く塗り、約60〜90%程度、好ましく
は約70〜80%程度の仮焼成を行ってピッザクラスト
を得る。仮焼成が60%未満であるとピッザクラスト
軟らかすぎて取扱い上の問題が生ずると共に、油ちょう
に時間が掛ることになる。また、仮焼成が90%を過ぎ
るとピッザクラストが硬くなりすぎて後の化工に問題点
が生ずる。
【0015】具材をピッザクラストに包み込む手段とし
ては、ピッザクラストを重ねて、その間に具材を位置さ
せる形態とピッザクラストを2つ折りにして、その間に
具材を位置させる形態とがある。
【0016】図1〜3に示すものは、ピッザクラスト
1、1を重ねて、その間に具材2を位置させた形態を示
し、ほぼ中心点を通る線で6等分した時の傾斜図であ
り、図1の場合は、ピッザクラスト1、1の表と表とを
重ね合わせたものであり、具材2を多く詰め込むことが
できるけれども、ピッザクラストの外周縁の盛り上げが
見えなくなる。図2の場合は、ピッザクラスト1、1の
裏と裏とを重ね合わせたものであり、具材2の詰め合わ
せ量が少なくなるけれども、ピッザクラストの外周縁の
盛り上げを残すことができるので見た目によい。図3の
場合は、ピッザクラスト1、1の表と裏とを重ね合わせ
たものであり、前述2者の長所をほどほどに具備したも
のとなる。
【0017】図4〜5に示すものは、ピッザクラスト1
を2つ折りにして、その間に具材2を位置させた形態を
示し、ほぼ中心点を通る線で3等分し、これを2つ折り
した時の傾斜図であり、図4の場合は、ピッザクラスト
1の表を内側にして2つ折りしたものであり、図5の場
合は、ピッザクラスト1の裏を内側にして2つ折りした
ものを示している。
【0018】
【実施例1】小麦粉100重量部、脱脂粉乳5重量部、
食塩2重量部、ドライイースト2重量部を加水混練した
後、1時間ねかせて醗酵させることによりピッザ生地を
得た。そのピッザ生地塊を直径約22cmの円盤状に延
ばして、外周縁を盛り上げると共に中央部を薄く平たく
して皿状に形成し、その中央部の窪みにサラダ油を薄く
塗って、約80%の仮焼成を施した。
【0019】次に、このピッザクラストに卵白を塗布し
てから、小豆あんを乗せた後、別のピッザクラストを重
ね合わせて、ほぼ中心点を通る線で6等分に分割し、同
時にその切断面に沿った開口部分を約5mm幅程強く押
圧すると共に外周縁に沿った開口部分は盛り上り部分が
つぶれない程度に押圧して開口部分を閉じることによ
り、小豆あんを包み込んで、これを油ちょうすることに
より、製品を得た。
【0020】また、その一部を急速冷凍、さらには緩慢
冷凍した後、包装して何れも冷凍保存し、30日後に電
子レンジで解凍し油ちょうした。
【0021】いずれの油ちょうピッザも、極めて美味で
あり、大きさ形態共に食べ易かった。
【0022】
【実施例2】実施例1で得たピッザ生地を同様にして約
70%の仮焼成を施してピッザクラストとし、ほぼ中心
点を通る線で3等分に分割して扇形に形成した後、これ
を中心線で2つ折りしながらカスタードクリームを包み
込み、その開口部分の端に糊材を塗布して、約5mm幅
程を押圧して開口部分を閉じた後、これを油ちょうし
た。
【0023】一部をラップで包装して冷凍保存し、30
日後に常温放置によって解凍して油ちょうした。何れの
油ちょうピッザも非常に美味であった。
【0024】
【実施例3】実施例2で得た扇形のピッザクラストで、
実施例2と同様にしてプロセスチーズとウィンナーソー
セジを包み込み、開口部を閉じた後、急速冷凍してラッ
プで包装し、冷凍保存した。60日後に、電子レンジで
解凍し、油ちょうしたところ、非常に美味であった。
【0025】
【効果】本発明による時には、ピッザクラストに具材が
包み込まれているから、具材における味の変化は殆んど
なく、ラップに包んで冷凍保存すれば数ケ月の保存を可
能にする。
【0026】また、本発明による時には、油ちょうする
ものであるから、ピッザクラストの老化を防止すると共
に乾燥も防止し、室内に数時間放置しても味に変化は見
られない。
【0027】さらに、本発明による時には、油ちょうす
るものであるから、具材の巾を拡げることができると共
に、食べ易い形態のものを自由に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピッザクラストの表を表とを重ね合わせた時の
傾斜図。
【図2】ピッザクラストの裏と裏とを重ね合わせた時の
傾斜図。
【図3】ピッザクラストの表と裏とを重ね合わせた時の
傾斜図。
【図4】ピッザクラストの表を内側にして2つ折りした
時の傾斜図。
【図5】ピッザクラストの裏を内側にして2つ折りした
時の傾斜図。
【符号の説明】
1はピッザクラスト 2は具材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/48 A21D 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッザ生地を約60〜90%程度まで仮
    焼成したピッザクラストに具材を包み込んだことを特徴
    とする油ちょう用ピッザ。
  2. 【請求項2】 ピッザ生地を約60〜90%程度まで仮
    焼成したピッザクラストによって具材を包み込むことを
    特徴とする油ちょう用ピッザの製造方法。
  3. 【請求項3】 具材の包み込みが、一方のピッザクラス
    ト上に具材を乗せた後、他方のピッザクラストを重ね合
    わせることによって行われる請求項2記載の油ちょう用
    ピッザの製造方法。
  4. 【請求項4】 重ね合わせたピッザクラストを押圧・切
    断する工程を含む請求項3記載の油ちょう用ピッザの製
    造方法。
  5. 【請求項5】 具材の包み込みが、ピッザクラスト上に
    具材を乗せた後、これを折り曲げることによって行われ
    る請求項2記載の油ちょう用ピッザの製造方法。
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