JP3034559U - 歩行自在の踏台 - Google Patents

歩行自在の踏台

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JP3034559U
JP3034559U JP1996008702U JP870296U JP3034559U JP 3034559 U JP3034559 U JP 3034559U JP 1996008702 U JP1996008702 U JP 1996008702U JP 870296 U JP870296 U JP 870296U JP 3034559 U JP3034559 U JP 3034559U
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JP
Japan
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foot
kitchen
foot rest
walkable
height
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Application number
JP1996008702U
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English (en)
Inventor
フミ子 二宮
Original Assignee
フミ子 二宮
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さの高いユニットキッチン台で台所仕事を
する人の背丈の高さを補い、かつ、従来の踏台のように
載ったり下りたりすることなく常に載った状態で台所を
自在に歩行できる踏台を提供する。 【解決手段】 水平断面が長方形又は長円形で高さが上
昇するに連れて寸法が漸次縮小してなる台形状の1対の
踏台1からなり、各踏台1の上面2は足を載置する足載
置部3と、足載置部3周辺の周辺部4と、足載置部3に
載置した足を把捉する足係合具5から形成されている。
また、足載置部3は周辺部4に比し足形状に凹入してお
り、上面2は前部7から後部8にかけて上り勾配になっ
ており、底面6は前部7に面取り部9を形成されてお
り、足係合具5はスリッパ・サンダルの甲皮10或いは
鼻緒からなっている歩行自在の踏台である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、高さの高いユニットキッチン台、流し台、あるいはこれらの上方の 吊り戸棚が設置された台所で使用する歩行自在の踏台に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、人の背丈が高くなったことで、台所の流し台、調理台、ガスこんろなど のグリル台或いは配膳台などは、特にユニットキッチン等の台は、その高さが床 面からおよそ80cm前後に製造されているものが多い。このようなキッチン台 は140cm以下の婦人や子供にとってやや高すぎ、そのため長時間台所仕事を することが苦痛となることがあった。さらに、これらのキッチン台の上方には狭 い台所を有効りようするために吊り戸棚が設けられている。そして日常茶飯事に この吊り戸棚を利用する。しかし、吊り戸棚はさらに高い所に設置されているの で、普通の背丈の人にとっても高すぎ、床に立った状態で吊り戸棚に物を収納し たり取り出したりすることは困難な場合が多く、特に重いものを出し入れするこ とは危険である。調理台や流しなどは70cmの高さのものを設ければよいのだ が、最近はユニット化され若い背の高い女性向けの仕様のものに一般化されてい るので、このような低いものを設置するのは困難である。そこで、通常は我慢し て台所仕事をする。しかし、吊り戸棚に物を収納したり取り出したりする場合、 本来高すぎるので、従来からある踏台を運んできて床に置き、踏台の上に立って 必要な品物を収納したり取り出したりする。
【0003】 ところでこのような踏台は巾・奥行き・高さ共に大きく、重量もあり、再々運 んだり片づけたりすることは負担が大きく、特に調理台や流し台などの場合には 、従来の踏台は大きすぎ、また、台所内を動き回るとき、踏台に載ったり下りた りすることは、却って肉体的負担を増すこととなった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、上記のような台所の高所に設けられた吊り戸棚や高さの高いユニッ トキッチン台に対応することがてき、台所仕事をする女性やお手伝いをする子供 たちの背の高さを補うことができ、かつ、従来の踏台のように載ったり下りたり する必要がなく、常に載った状態で台所内を自在に歩行できる踏台を提供するこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本考案の手段は、請求項1の考案では、水平断面が長方 形又は長円形で高さが上昇するに連れて寸法が漸次縮小してなる台形状の1対の 踏台1からなり、各踏台1の上面2は足を載置する足載置部3と、足載置部3周 辺の周辺部4と、足載置部3に載置した足を把捉する足係合具5から形成されて いることを特徴とする歩行自在の踏台である。
【0006】 請求項2の考案では、底面6は前部7が面取りされて面取り部9を形成してい ることを特徴とする請求項1の手段における歩行自在の踏台である。
【0007】 請求項3の考案では、足係合具5はスリッパ・サンダルの甲皮10或いは鼻緒 11からなることを特徴とする請求項1または請求項2の手段における歩行自在 の踏台である。
【0008】
【考案の実施の形態】
図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。図1は本考案の1実施の態様 を示す斜視図である。図2はその正面図である。図3は側面図である。図4は平 面図である。図5は本考案の他の実施の形態を示す斜視図である。
【0009】 図において、1は本考案の歩行自在の踏台で、素材はできるだけ軽量でしかも 硬さがあるものが安定に歩行するためによく、このため、軽量の発泡ゴムや発泡 樹脂などの板材を積層したもの、あるいは軽量の木質材、例えばコルク、竹、藤 等、が使用される。踏台の高さは安定性と使用者の背の高さを補う面から5cm 〜20cmとするのが好ましい。踏台1の水平断面図は図4の平面図に見られる ように四隅が丸められた長方形或いは長円からなり、ときには、前部7の横幅と 後部8の横幅が多少相違してもよい。これらの水平断面の長方形又は長円形は踏 台の高さが上昇するに連れてその寸法が漸次縮小して上面2が最も面積が小さく なって、踏台1は台形状に形成されている。このように踏台1は底面が最も大き く上面が小さいので、安定で倒れにくくなっている。上面2の大きさは踏台1に 足を載せて歩行するため、その面積も足裏の面積よりもそれほど大きくないもの とする。例えば上面の長さは、使用者の足の大きさにもよるが、大人用として2 5cmないし30cmとし、また、その底面6の長さは28cmから33cmと する。子供用には適宜その大きさを子供の足に合わせて作るものとする。
【0010】 踏台1の上面2は中央部に足を載置する足載置部3を形成している。さらに、 足載置部3の周辺はやや巾のある周辺部4を形成している。また、上面2には足 載置部3に載せた足を踏台1にしっかりと固定するために足甲を把捉する足係合 具5を設ける。例えば、足係合具5は図1ないし図4に示すように、スリッパ或 いはサンダルのベルトなどに使用の甲皮10と同様の甲皮から形成する。踏台1 の上面2の足載置部3は周辺部4に比し足形状に多少凹入させて足裏との馴染み を良好にすることもできる。これらの足載置部3は足裏のつぼを刺激する突起を 前面に形成することもできる。さらに、踏台1の上面2は前部7から後部8にか けて上り勾配に、例えば前部7に比し後部を約10mm高く、形成すると足が踏 台から脱げにくくなり、また、履いたときに背筋が伸び姿勢がよくなる。
【0011】 踏台1の底面6は前部7が面取りして面取り部9を形成すると、踏台1を履い て歩くとき、足指が曲げることができ安定して歩行することができる。また、底 面6には適宜滑り止めのためにゴム等の摩擦の大きな材料の板を張りつけるとよ い。
【0012】 さらに、図5に示すように、足係合具5はスリッパ或いはサンダルのベルトな どに使用の甲皮10に代えて草履や下駄などに使用されている鼻緒11とするこ ともできる。
【0013】 なお、図5に示すように踏台1の重さをさらに軽量化するため踏台1の底面6 の中央部を切欠いて空洞部12を設けることもできる。また、図示しないが、踏 台1の内部を空洞にして外部からは空洞部をみえにくくすることもできる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の歩行自在の踏台は、従来の踏台のように大きく 重量があり移動させにくいものと異なり、大きさが足の大きさよりも多少大きい ものであるため軽量であり、足係合具により載せた足に履くことができるので、 従来の踏台と異なり、台所内を歩き回ることができる。このため従来の踏台のよ うに載ったり下りたりする必要もないので、使用者にかかる負担も少ないなど優 れた効果がある。そして、高所にある吊り戸棚に物を収容したり出したりするの も容易となり、また高さの高いキッチン台での台所仕事が容易にこなすことがで きるなど優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施の態様を示す斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】本考案の他の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 踏台 2 上面 3 足載置部 4 周辺部 5 足係合具 6 底面 7 前部 8 後部 9 面取り部 10 スリッパ・サンダルの甲皮 11 鼻緒 12 空洞部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平断面が長方形又は長円形で高さが上昇
    するに連れて寸法が漸次縮小してなる台形状の1対の踏
    台1からなり、各踏台1の上面2は足を載置する足載置
    部3と、足載置部3周辺の周辺部4と、足載置部3に載
    置した足を把捉する足係合具5から形成されていること
    を特徴とする歩行自在の踏台。
  2. 【請求項2】底面6は前部7が面取りされて面取り部9
    を形成していることを特徴とする請求項1に記載の歩行
    自在の踏台。
  3. 【請求項3】足係合具5はスリッパ・サンダルの甲皮1
    0或いは鼻緒11からなることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の歩行自在の踏台。
JP1996008702U 1996-08-09 1996-08-09 歩行自在の踏台 Expired - Lifetime JP3034559U (ja)

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