JP3032185U - 分割型誘導加熱コイル - Google Patents
分割型誘導加熱コイルInfo
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- JP3032185U JP3032185U JP1996001028U JP102896U JP3032185U JP 3032185 U JP3032185 U JP 3032185U JP 1996001028 U JP1996001028 U JP 1996001028U JP 102896 U JP102896 U JP 102896U JP 3032185 U JP3032185 U JP 3032185U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating coil
- induction heating
- heating
- type induction
- split type
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】効率的で、均一な加熱効果をもつ分割型誘導加
熱コイルを提供する。 【構成】半円形状に曲げられた加熱コイル1、2の先端
部にはブロック状の接点1a、2aが取り付けられ、そ
の接触面は高周波電流Iが通電できるようになってい
る。加熱コイル1、2の元の部分は可動電極3、4に接
続されており、これらから高周波電流Iの供給を受け
る。可動電極3、4の後部はヒンジピン101、102
によって支持されており、これによって、加熱コイル
1、2の開閉ができるようになっている。
熱コイルを提供する。 【構成】半円形状に曲げられた加熱コイル1、2の先端
部にはブロック状の接点1a、2aが取り付けられ、そ
の接触面は高周波電流Iが通電できるようになってい
る。加熱コイル1、2の元の部分は可動電極3、4に接
続されており、これらから高周波電流Iの供給を受け
る。可動電極3、4の後部はヒンジピン101、102
によって支持されており、これによって、加熱コイル
1、2の開閉ができるようになっている。
Description
【0001】
この考案は高周波誘導加熱による金属ワークの加熱に関するものである。
【0002】
長いもの、或いは形状の複雑な金属棒の表面などを加熱するとき、ワークの 着脱を容易にする分割型誘導加熱コイルが使われる。これまでに、このような加 熱コイルとして、例えば実開平4−111188、或いは実開平6−9092に 開示されている。
【0003】
これら、従来の分割型誘導加熱コイルは、分割点の所で電流が不連続になる ため、そのところでの加熱効果の低下は免れず、ワークの加熱が不均一になる。
【0004】
図1に示すように、リング状誘導加熱コイルの中央部分で2分割し、一方の 半割り状の加熱コイル1の分割部分に銅のブロックを用いた接点1aをろう付け して相手の接点2aと良好な通電ができるようにする。加熱コイル1の元の部分 は可動電極3にろう付けされる。可動電極3の後部はピン101によって支持し 、そこを支点としてスウィングできるようにする。相対する加熱コイル2につい ても同様にする。
【0005】
ワーク(被加熱物)25を加熱コイルの中心のセッティングした後、図2に 示すように、ヒンジピン101、102のまわりの開閉機構によって加熱コイル 1、2を閉じる。可動電極3、4を通して加熱コイル1、2に高周波電流Iを通 電する。これにより、ワーク25の表面は加熱領域25aに示されるように、分 割部分が均一に加熱される。
【0006】
図3に本考案の分割型誘導加熱コイルの実施例を示す。加熱コイル1は半円 状に曲げられた銅パイプコイル1b、1cおよび銅ブロックよりなる接点1aか らなっている。すなわち、図3bに示すように、銅パイプコイル1b、1cは上 下に重ねて、その先端には接点1aをろう付けする。接点1aの中心部分には冷 却水の通る穴が開けられ、銅パイプコイル1b、1cを通る冷却水の折り返しが 行なえるようになっている。銅パイプコイル1b、1cの元の部分は可動電極3 の上部にある冷却水の給排水口にろう付けされる。可動電極3の上部後端はピン 101によって固定されており、したがって、そのまわりに可動電極3が回転で きるようになっている。可動電極3の側面には絶縁板9を介してアーム5が取り 付けられている。その後部は滑りリンクとなっており、これによって、アーム5 はシリンダ11よりナックルジョイント11aを介して回転力を得ている。加熱 コイル2についても同様である。これで、空気圧によって加熱コイル1、2を開 き、ワーク25をセッティング後、閉じる。なお、アーム5、6の先端部が絶縁 ブロック5a、6aを介して接点1a、2aに回転力が与えられるようになって おり、これによって加熱コイル1、2が閉じたとき、接点1a、2aが互いに充 分な接触圧を得ることができる。可動電極板3、4の下部は、可とう導体15を 経て、それぞれ固定電極13、14につながっている。固定電極13、14は高 周波電源の出力トランスより高周波電流Iの供給を受ける。所定の時間加熱後、 通電を止め、それから加熱コイル1、2を開く。 冷却水の循環経路はホースコネクタ23から固定電極14、ホースコネクタ 21、耐圧ホース、ホースコネクタ19、可動電極3、銅パイプコイル1c、接 点1a)銅パイプコイル1b)可動電極3、ホースコネクタ17、耐圧ホース、 ホースコネクタ18、可動電極4、銅パイプコイル2b、接点2a、銅パイプコ イル2c、可動電極4、ホースコネクタ20、耐圧ホース、ホースコネクタ22 、固定電極14、ホースコネクタ24の順となっている。
【0007】
分割型誘導加熱コイルの分割面を電気的に接触状態にすることによって、加 熱コイルの構成がシンプルとなり、ワークにたいして、均一で、効率的な加熱が 行われるようになった。なお、通常は、前項で述べたように、通電を止めた状態 で接点1a、2aの開閉を行なうので、通電状態での開閉に起きる接点の消耗等 のトラブルは伴わない。しかし、腐食性、耐久性が問題になる場合は、タングス テン等の接点材料を用いることによって対処することができる。
【図1】 本考案の誘導加熱コイルを開いた状態の説明
図。
図。
【図2】 本考案の誘導加熱コイルを閉じた状態の説明
図。
図。
【図3】 本考案の実施例。(a)平面図、(b)正面
図。
図。
1、2:加熱コイル 1a、2a:接点 1b、1c、2b、2c:銅パイプコイル 3、4:可動電極 5、6:アーム 5a、6a:絶縁ブロック 7、8、9:絶縁板 101、102:ピン 11、12:シリンダ 11a、12a:ナックルジョイント 13、14:固定電極 15:可とう導体 16:支持板 17、18、19、20、21、22、23、24:ホ
ースコネクタ 25:ワーク 25a:ワークの加熱領域 I:高周波電流
ースコネクタ 25:ワーク 25a:ワークの加熱領域 I:高周波電流
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月3日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (1)
- 【請求項1】リング状の誘導加熱コイルの中央部分を切
断し、切断面を電気接点として通電できるようにする。
加熱コイルの元の部分にヒンジを設け、誘導加熱コイル
の開閉ができるようにする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001028U JP3032185U (ja) | 1996-01-21 | 1996-01-21 | 分割型誘導加熱コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001028U JP3032185U (ja) | 1996-01-21 | 1996-01-21 | 分割型誘導加熱コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3032185U true JP3032185U (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=43167107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001028U Expired - Lifetime JP3032185U (ja) | 1996-01-21 | 1996-01-21 | 分割型誘導加熱コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032185U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009055758A2 (en) * | 2007-10-27 | 2009-04-30 | Radyne Corporation | Electric induction brazing in an inert atmosphere |
KR101301908B1 (ko) | 2011-06-30 | 2013-08-30 | 주식회사 피에스텍 | 강판가열용 개폐형 유도가열코일 |
-
1996
- 1996-01-21 JP JP1996001028U patent/JP3032185U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009055758A2 (en) * | 2007-10-27 | 2009-04-30 | Radyne Corporation | Electric induction brazing in an inert atmosphere |
WO2009055758A3 (en) * | 2007-10-27 | 2009-07-16 | Radyne Corp | Electric induction brazing in an inert atmosphere |
US8963057B2 (en) | 2007-10-27 | 2015-02-24 | Radyne Corporation | Electric induction brazing in an inert atmosphere |
KR101301908B1 (ko) | 2011-06-30 | 2013-08-30 | 주식회사 피에스텍 | 강판가열용 개폐형 유도가열코일 |
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