JP3032011U - コーキング用へら - Google Patents

コーキング用へら

Info

Publication number
JP3032011U
JP3032011U JP1996005946U JP594696U JP3032011U JP 3032011 U JP3032011 U JP 3032011U JP 1996005946 U JP1996005946 U JP 1996005946U JP 594696 U JP594696 U JP 594696U JP 3032011 U JP3032011 U JP 3032011U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spatula
caulking
tip
pressing surface
intermediate position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996005946U
Other languages
English (en)
Inventor
洋三 和田
Original Assignee
日東ポリマー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日東ポリマー工業株式会社 filed Critical 日東ポリマー工業株式会社
Priority to JP1996005946U priority Critical patent/JP3032011U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3032011U publication Critical patent/JP3032011U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーキング材を平滑に美しく目地に充填して
押え得るへらを提供することにある。 【解決手段】 押え面2を平坦面とし、表て面3は勾配
面4を先端部5に有する。全体を発泡プラスチックとす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コーキング用へらに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築現場に於て、外装材の継合部(目地)に、コーキング材を充填するため、 これを押えるコーキング用へらとしては、従来、図8の(イ)(ロ)に示すよう な、金属薄板から成るへらが多く用いられている。つまり、図8に於て、(イ) は平面図、(ロ)は側面図であって、へら本体(押え部)41と、柄部42とから成 っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のへらは薄い金属板であったため、振動しやすく、目地の 縦断面図が図7の(ロ)に示すように、小凹凸が生じ、ざらざらとした、見苦し い仕上がりとなった。特に、最近の建築物外装材表面が、タイル調とか板張り調 として、多数の深い溝や凹凸のものが広く用いられるようになったため、目地の 仕上げが、従来の図8に示した薄い金属板製のへらでは、ざらざらとして、美し く仕上げることが至難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案に係るコーキング用へらは、コーキング材に対応する押え面を 平坦面とし、かつ、該押え面と反対の表て面は、先端に向かってしだいに肉薄と なる勾配面を先端部に有し、さらに、該勾配面の傾斜角度を10°〜40°に設定し た全体発泡プラスチックから成る。
【0005】 また、耐摩耗薄板片を、押え面側の少なくとも先端部に積層一体化されている 。また、左右一側面に親指当て用凹部を形成し、他側面に人指し指当て用小凹凸 波部を形成した。
【0006】 また、左右幅寸法は、所定中間位置から先端へしだいに減少する形状とすると 共に、勾配面の開始位置を上記中間位置よりも僅かに先端寄りに設定した。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図示の実施の形態に基づき本考案を詳説する。
【0008】 図1と図2に於て、全体が発泡プラスチックから成り、コーキング材に対応す る押え面2───図2の下面───を平坦面とする。この押え面2と反対の表て 面3は、先端に向かってしだいに肉薄───肉厚寸法が減少すること───とな る勾配面4を先端部5に有する。
【0009】 この勾配面4の傾斜角度θを10°〜40°に設定する。10°よりも小さいと勾配 面4の長さが過大となり、かつ、先端部5の使用中の曲がり弾性変形量が過大と なって、使い難く、逆に、40°を越すと勾配面4の長さが過小となって先端部5 の剛性が大きくなり過ぎる。
【0010】 そして、左右一側面6に、親指当て用凹部7を形成し、他側面8に、人指し指 当て用小凹凸波部9…を、形成する。図1と図2は右手(右きき)用であって、 図6に例示するように(2点鎖線の手Hにて握ったとき)、親指・人指し指の各 々が対応する左側面と右側面の各位置に、凹部7・小凹凸波部9…を、図1のよ うに、形成する。
【0011】 また、図1で明らかなように、左右幅寸法Wは、所定中間位置Pから先端へし だいに減少する形状とし、さらに、(図例では)基端へもしだいに減少する形状 としている。そして、勾配面4の開始位置Qを、この中間位置Pよりも僅かに先 端寄りに設定してある。なお、図1では、上記中間位置Pから基端部10側へもし だいに幅寸法Wを減少して、握り易くしている。
【0012】 次に、図3は図1の幅寸法Wを大きくしたものであり、要するに、建築物の外 装材の継目(目地)の幅よりもやや大きい幅寸法の先端部幅寸法W5 のへらを使 用するのが良い(図6参照)。
【0013】 次に、図4又は図5に示す如く、硬質プラスチックや金属製の耐摩耗薄板片11 を、押え面2側に積層一体化して構成しても良い。図4では、先端部5にのみ有 し、図5では、押え面2の全面に有する。発泡プラスチックから成る本体部分を 、この耐摩耗薄板片11により、耐久性を著しく向上する。
【0014】 図6は、上述のように構成された本考案のへら1の使用状態の説明図であって 、凹溝12…が深く形成された外装材13の継合部(継目部,目地)14に、コーキン グ材Cを充填して押えている状態を示す。
【0015】 なお、図1・図3に示した凹部7や小凹凸波部9…を省略した実施例を示すが 、このようにしても良い。そして、作業順序としては、予め、継合部(目地)14 の両側に沿って、貼着テープ(シーリングテープ)15,15を貼っておき、継合部 (目地)の幅wよりもやや大き目の先端部幅寸法W5 のへら1を使用し、押え面 2をコーキング材C側に向けて、上から下へコーキング材Cを押圧してゆく。
【0016】 発泡プラスチック材から成り、しかも、上述のように勾配面4を有して先端へ 肉薄の本考案のへら1は、円滑かつ柔順に、外装材13の凹溝12…を含む凹凸形状 に対応し、図7の(イ)の点線にて示すように、平坦(平滑)な仕上げ表面の目 地14が得られる。
【0017】 即ち、図7の(イ)に於て、実線は、外装材13の縦断面形状を例示し、これに 沿って、コーキング材Cは凹凸型であって、かつ、平滑(平坦)に仕上げられて 、美しい目地14に仕上げられる。この点は、従来の仕上げを示す図7の(ロ)と 比較すれば明らかであって、小凹凸(ざらざら)状が無くなる。 その後、所定時間だけ養生し、テープ15,15を剥離すれば、美しい仕上げのコ ーキング材Cの充填が完了する。
【0018】 なお、へら1に作業中に付着したコーキング材Cは、硬化すれば容易に剥離除 去できて、手を汚さない。また、へら先───先端部5───が損傷したときは 、(カッター)ナイフで切り直すことで、長期間使用できる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上述の構成により次のような著大な効果を奏する。
【0020】 (請求項1によれば、)先端に向かってしだいに肉薄であるから、凹凸の 激しい外装材13であっても、へらが柔順に対応し、コーキング材Cを平滑に美し く仕上げ得る(図7の(イ)の破線参照)。また、勾配面4の傾斜角度θを、10 °〜40°としたことにより、適度のへら先の柔順さ(弾性)が得られて、外装材 13の凹凸にスムーズに対応(変形)できて、平滑で美しいコーキング(目地)押 えができる。しかも、熟練を余り要さないで作業が可能となった。 (請求項2によれば、)耐久性(寿命)が延びる。 (請求項3によれば、)親指と人指し指が滑らず、能率良く、コーキング 材Cの目地充填処理作業ができる。 (請求項4によれば、)中間位置Pからしだいに先端へ剛性が低下し、さ らに、勾配面4の開始位置Qからは一層剛性が低下して、弾性変形し易くなり、 コーキング作業がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一形態を示す平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】他の形態を示す平面図である。
【図4】別の形態を示す側面図である。
【図5】さらに別の形態を示す側面図である。
【図6】使用状態説明図である。
【図7】作用説明用縦断面図である。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
2 押え面 3 表て面 4 勾配面 5 先端部 6 一側面 7 凹部 8 他側面 9 小凹凸波部 11 耐摩耗薄板片 W 幅寸法 P 中間位置 Q 開始位置 θ 角度 C コーキング材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーキング材Cに対応する押え面2を平
    坦面とし、かつ、該押え面2と反対の表て面3は、先端
    に向かってしだいに肉薄となる勾配面4を先端部5に有
    し、さらに、該勾配面4の傾斜角度θを10°〜40°に設
    定した全体発泡プラスチックから成ることを特徴とする
    コーキング用へら。
  2. 【請求項2】 耐摩耗薄板片11を、押え面2側の少なく
    とも先端部5に積層一体化されている請求項1記載のコ
    ーキング用へら。
  3. 【請求項3】 左右一側面6に親指当て用凹部7を形成
    し、他側面8に人指し指当て用小凹凸波部9…を形成し
    た請求項1又は2記載のコーキング用へら。
  4. 【請求項4】 左右幅寸法Wは、所定中間位置Pから先
    端へしだいに減少する形状とすると共に、勾配面4の開
    始位置Qを上記中間位置Pよりも僅かに先端寄りに設定
    した請求項1,2又は3記載のコーキング用へら。
JP1996005946U 1996-06-03 1996-06-03 コーキング用へら Expired - Lifetime JP3032011U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996005946U JP3032011U (ja) 1996-06-03 1996-06-03 コーキング用へら

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996005946U JP3032011U (ja) 1996-06-03 1996-06-03 コーキング用へら

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3032011U true JP3032011U (ja) 1996-12-13

Family

ID=43166939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996005946U Expired - Lifetime JP3032011U (ja) 1996-06-03 1996-06-03 コーキング用へら

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3032011U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015150503A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 大志 金原 パテ用の箆

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015150503A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 大志 金原 パテ用の箆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060162111A1 (en) Combination wedge and notch trowel with reversible grip handle
US7458127B2 (en) Taping knife with offset handle
US5437074A (en) Caulking tool
US4784598A (en) Drywall tool
JP3860373B2 (ja) 木質床材の製造方法
US5351357A (en) Spreader tool for applying bonding compounds to planar surfaces
JP3032011U (ja) コーキング用へら
US7418760B2 (en) Multi-functional hand-held tool
US7484263B2 (en) Grout joint clean out and leveling tool
US20060257513A1 (en) Artist's grout float
JPH0721748U (ja) 切り込み両面テープ
US4172321A (en) Wall tile removing tool
JP3174915U (ja) 左官施工用具
JP2500599Y2 (ja) 室内装飾生地の張り付け用ヘラ
JPH077484Y2 (ja) 目地押え具
JP3195010U (ja) へら
JP3186915B2 (ja) 小根太入り温水マット
CN201193396Y (zh) 多功能锯齿抹子
US20070044262A1 (en) Sealant hand tools
JP3024158U (ja) 地ベラ
KR20180001130U (ko) 미장용 공구
JPS6134451Y2 (ja)
JPS63283Y2 (ja)
JP3005556U (ja) 接着に適したタイル
JPH0735994Y2 (ja) 溶接の余盛り部切削用工具