JPH077484Y2 - 目地押え具 - Google Patents

目地押え具

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Publication number
JPH077484Y2
JPH077484Y2 JP3176589U JP3176589U JPH077484Y2 JP H077484 Y2 JPH077484 Y2 JP H077484Y2 JP 3176589 U JP3176589 U JP 3176589U JP 3176589 U JP3176589 U JP 3176589U JP H077484 Y2 JPH077484 Y2 JP H077484Y2
Authority
JP
Japan
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joint
exterior material
inclined surface
side surfaces
caulking
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Application number
JP3176589U
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JPH02123544U (ja
Inventor
康博 近藤
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タイル調の深彫外装材等の継合部に形成され
る目地内に充填するコーキング材の押え作業を行うため
の目地押え具に関するものである。
〔従来の技術〕
建築現場における外装材継合部に形成される目地にはコ
ーキング材を充填し、これをへら状の押え具にて押し、
コーキング材が目地全体に均一に充填されるとともに、
表面が平滑になるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の目地部コーキング押えは、外装材が平坦面である
場合には有効であるが、近年の如く建築デザインも豊富
になると外装材表面形状も平坦面だけなく、タイル調と
なしたものがある。このタイル調の外装材の表面は多数
の深い溝が彫刻されたようになっている。このため、従
来のコーキング押えではこの深彫溝部と平坦面との凹凸
によりコーキング材の押えが均一に行い難く、その仕上
げが良くないという問題点を有していた。
本考案は、このようなタイル調の深彫外装材の目地にお
いても、コーキング材の押え作業を簡易に、かつ美しく
仕上げることができる目地押え具を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の目地押え具は、目地
押え具本体の先端部の外装材に対向する面を外装材の表
面に目地と交叉する方向に形成した溝の幅よりも大なる
長さの傾斜面に形成するとともに、この傾斜面に連なる
両側面を傾斜側面に形成し、この傾斜面及び傾斜側面に
て断面形状が台形のへら部を構成したことを要旨とす
る。
〔実施例〕
以下、本考案の目地押え具を図示の実施例に基づいて説
明する。
図において1は目地押え具の本体で、目地内に充填され
たコーキング材を押え、均一に美しく仕上げるのに必要
な強度と弾性を有する材質、例えば、合成樹脂、ゴム等
にて形成する。
この本体1は片手で持ち、かつ外装材表面の一部に当接
しつつ目地方向へ摺動するのに適当な大きさを有すると
ともに、長手方向の一端もしくは両端に目地幅に合わせ
たへら部2a,2bを一体に形成する。
このへら部2a,2bは本体両端に対称的に設けることがで
き、対象となる目地幅に合うように夫々そのサイズを異
にして構成することが望ましい。
以下、一方のへら部2aについて説明する。
このへら部2aは目地側、すなわち外装材に対向する面に
おいて、本体先端側が薄くなるよう斜めに傾斜面21を形
成する。この傾斜面21の長さL1はタイル調深彫外装材P
の表面に目地と交叉する方向に刻設した溝P1の幅Wpより
も大きく、好ましくは2倍以上に形成する。さらに、傾
斜面21に連なる両側面を傾斜側面22,22に形成し、この
傾斜面21及び傾斜側面22,22にて断面形状が台形のへら
部2を構成する。
この場合において、傾斜面21及び傾斜側面22,22は、へ
ら部2の先端側が細くなるように形成するとともに、傾
斜面21の先端の幅Woは、目地幅Wcに合わせることが望ま
しい。
合成樹脂をもって目地押え具を構成する場合は、予め形
成した金型にて一体に所要形状に成形することができ
る。
このように形成された目地押え具は、タイル調の深彫外
装材Pの目地にコーキング材Cを充填した後、このコー
キング材Cを目地に押し込むために使用する。
使用に際しては、第4図に示すように、目地幅Wcに合っ
た大きさのいずれか一方のへら部2a,2bの傾斜面21を目
地内に挿入する。これにより、目地内に充填されたコー
キング材Cは、傾斜面21によって全面に亘って押圧さ
れ、本体1を持って目地長手方向に引くことにより充填
されたコーキング材Cは傾斜面21にてその表面がならさ
れ、平滑面となり、また、目地の隅部までコーキング材
Cが押し込められ、確実に充填される。
この場合、断面形状が台形のへら部2が溝P1の幅Wpの位
置しても、へら部2は常に目地内にあって、その両端が
深彫外装材Pにて支持され、これによりコーキング材は
平滑に仕上げられる。
〔考案の効果〕
本考案の目地押え具によれば、タイル調の深彫外装材に
おいても、目地押え具を目地に沿って押圧しつつ摺動さ
せるのみでコーキング材を目地全域に亘って安定して均
一に充填することができ、コーキング材の押え作業を簡
易に、かつ美しく仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は外観斜視
図、第4図は使用状態の説明図、第5図は第4図の外観
図である。 1は本体、2a,2bはへら部、21は傾斜面、22は傾斜側
面、Cはコーキング材、Pは深彫外装材、P1は溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】目地押え具本体の先端部の外装材に対向す
    る面を外装材の表面に目地と交叉する方向に形成した溝
    の幅よりも大なる長さの傾斜面に形成するとともに、こ
    の傾斜面に連なる両側面を傾斜側面に形成し、この傾斜
    面及び傾斜側面にて断面形状が台形のへら部を構成した
    ことを特徴とする目地押え具。
JP3176589U 1989-03-20 1989-03-20 目地押え具 Expired - Lifetime JPH077484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3176589U JPH077484Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 目地押え具

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JP3176589U JPH077484Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 目地押え具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02123544U JPH02123544U (ja) 1990-10-11
JPH077484Y2 true JPH077484Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31257866

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3176589U Expired - Lifetime JPH077484Y2 (ja) 1989-03-20 1989-03-20 目地押え具

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JP (1) JPH077484Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190086891A (ko) * 2018-01-15 2019-07-24 권현수 건축용 판넬의 백업재 시공용 마감공구

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190086891A (ko) * 2018-01-15 2019-07-24 권현수 건축용 판넬의 백업재 시공용 마감공구

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Publication number Publication date
JPH02123544U (ja) 1990-10-11

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