JP3030889B2 - 課金信号送出方式 - Google Patents

課金信号送出方式

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JP3030889B2
JP3030889B2 JP3039695A JP3969591A JP3030889B2 JP 3030889 B2 JP3030889 B2 JP 3030889B2 JP 3039695 A JP3039695 A JP 3039695A JP 3969591 A JP3969591 A JP 3969591A JP 3030889 B2 JP3030889 B2 JP 3030889B2
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弘之 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は課金信号送出方式に関
し、特にPCM時分割方式の電子交換機における公衆用
端末用の課金信号送出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の課金信号送出方式は、図
3に示すように加入者回路15,16と、タイムスイッ
チ13と、制御回路31とを有するPCM時分割方式の
交換機3の加入者回路16の回線側に、公衆用端末2へ
の課金信号を送出する課金信号送出回路4をアダプタと
して別に設けているというものであった。
【0003】次に、動作について説明する。
【0004】タイムスイッチ13により接続中の公衆用
端末2と加入者回路15側との通話の課金度数が所定の
数値に達したとき、制御装置31は課金信号の送出を制
御する課金信号送出制御信号CCを発生し、課金信号送
出回路4に送る。課金信号送出回路4は、公衆用端末2
に課金信号を送る。公衆用端末2は、この課金信号を受
信し、公衆用端末の利用者が投入したコインをコイン収
容箱に収納する。
【0005】課金信号は、周波数が12KHz、16K
Hz、または12KHzと16KHzの混合のバースト
信号であり、これらの中から端末の仕様に基いた周波数
を使用する。
【0006】図4は課金信号送出回路4の一例を示す回
路図である。
【0007】課金信号送出回路4は、課金信号発振器4
1と、トランス結合型の課金信号送出器42と、LCフ
ィルタ43とから構成されている。
【0008】交換機3から、課金信号送出制御信号CC
が課金信号送出器42に入力されたとき、課金信号発振
器41から出力される課金信号を公衆用端末2に送出す
る。音声回線にシリーズに挿入されているLCフィルタ
43は、課金信号が送出時に被呼者側の方に伝わり雑音
として聞こえるのを防止するための低域フィルタであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の課金信
号送出方式は、コイルやコンデンサ等のデスクリート部
品からなるトランス結合型の課金信号送出器とLCフィ
ルタとを有し、ハードウェア量が大きいという欠点があ
った。また、音声回線にシリーズに挿入されているLC
フィルタが通話損失および鳴音余裕度に影響し、通話品
質が劣化するという欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課金信号送出方
式は、加入者回路に音声信号をPCM符号化しPCM符
号を音声信号に復号するコーデック回路を有し前記PC
M符号をPCMスイッチによりスイッチングするPCM
時分割方式の電子交換機の公衆用端末用の課金信号送出
方式において、課金信号の送出を制御する課金信号送出
制御信号により予め定められた周波数の課金信号をPC
M符号化したPCM課金信号を発生し前記PCM課金信
号を前記コーデック回路の受信側である前記PCM符号
入力端子に入力するPCM課金信号発振器を備え 前記
コーデック回路が、前記受信側端子に前記PCM課金信
号を通過させる帯域通過フィルタを備えて構成されてい
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は本発明の課金信号送出方式の一実施
例を示すブロック図である。
【0013】本実施例の課金信号送出方式は、図1に示
すように、PCM時分割方式の交換機1と、公衆用端末
2とを含んで構成される。
【0014】交換機1は、加入者回路11,15と、P
CM課金信号発振器121を有するPCM課金信号送出
回路12と、タイムスイッチ13と、制御装置14とを
備えて構成される。
【0015】PCM課金信号発振器121は、課金信号
である周波数12KHz、16KHz、または12KH
zと16KHzの混合のうち、端末の仕様ごとに設定さ
れる周波数のPCM化されたバースト信号であるPCM
課金信号CPを発生する。PCM課金信号CPの出力
は、加入者回路11のコーデック112の受信側である
PCM符号入力端子TRXに入力される。
【0016】加入者回路11は、ハイブリッド回路11
1と、コーデック112と、通話電流供給回路113と
を備えて構成される。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
【0018】発呼者である公衆用端末2の利用者が被呼
者を呼び出し、呼が接続され通話が開始されると、監視
信号が交換機1の加入者回路11から発生する。交換機
1の制御装置14により、監視信号の持続時間、およ
び、この持続時間と通話距離に対応する課金度数がカウ
ントされる。
【0019】課金の対象となる時間が経過して、監視信
号の持続時間が、たとえば、1分、2分または3分に達
するごとに、制御装置14により、カウントされた課金
度数に応じ約1秒の課金送出制御信号CCが送出され
る。課金送出制御信号CCにより、PCM課金信号送出
回路12が作動し、PCM課金信号発振器121から約
1秒の期間のPCM課金信号CPが加入者回路11のコ
ーデック112のPCM符号入力端子TRXに入力され
る。コーデック112は、PCM課金信号CPを復号
し、公衆端末2にアナログ信号に復号された課金信号を
加入者回路11の出力として送出する。公衆用端末2は
この課金信号を受信し、投入されたコインを収納箱に収
納する。
【0020】ここで、加入者回路11のハイブリッド回
路111のトランスミット側には、音声周波数帯域外の
課金信号を印加することにより、ハイブリッド回路11
1のリターンロス特性による反射波の発生が予想される
が、最適なバランシングネットワークを選択することに
より、これの抑圧が可能であり、被呼者への影響を最小
にできる。
【0021】また、コーデック112およびハイブリッ
ド回路111の損失特性および公衆端末2の仕様に応じ
てPCM課金信号CPのレベルを設定すればよい。
【0022】図2はコーデック112の一例を示すブロ
ック図である。コーデック112は音声周波数領域を符
号化復号化するPCMコーデックを基本構成とし、A/
D変換器21と、D/A変換器22と、帯域通過フィル
タ23,25と、低域通過フィルタ24と、オア回路2
6と、制御部27とを有している。本実施例では、課金
信号である12KHz,16KHzを通過させるための
帯域通過フィルタ25を備えることが特徴である。ま
た、D/A変換器22は、音声帯域だけでなく、課金信
号の最高周波数である16KHzのPCM符号に対応で
きるものとなっている。
【0023】これにより、コーデック112の受信側で
あるPCM符号入力端子TRXに入力されたPCM音声
信号は低域通過フィルタ24を介し、また、PCM課金
信号CPは帯域通過フィルタ25を介し、それぞれ、D
/A変換器22に入力され、D/A変換されて公衆端末
2に送出される。
【0024】また、PCM課金信号送出回路12に備え
られるPCM課金信号発振器121は、ディジタル回路
で構成できるので、制御装置14やタイムスイッチ13
と一体化された1チップLSI化が可能となる。
【0025】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。
【0026】たとえば、実施例では、加入者回路ごとに
PCM課金信号送出回路を備える構成として説明した
が、これを、複数の加入者回路に対し1個のPCM課金
信号送出回路を備え、ディジタルスイッチ回路により切
替え制御することも、本発明の主旨を逸脱しない限り適
用できることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の課金信号
送出方式は、PCM符号化した課金信号を発生するPC
M課金信号発振器を備え、PCM課金信号をコーデック
回路の受信側であるPCM符号入力端子に入力しコーデ
ックで復号することにより課金信号を送出するものであ
るので、このPCM課金信号発振器をディジタル回路で
構成するため容易にLSI化でき、ハードウェア量を大
幅に削減できるという効果がある。また、音声回線にシ
リーズに挿入される課金信号抑圧用のLCフィルタを設
ける必要がないので、通話品質の劣化は発生しないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の課金信号送出方式の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示すコーデックの一例を示すブロック図
である。
【図3】従来の課金信号送出方式の一例を示すブロック
図である。
【図4】図3に示す課金信号送出回路の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,3 交換機 2 公衆用端末 4 課金信号送出回路 11,15,16 加入者回路 12 PCM課金信号送出回路 13 タイムスイッチ 14,31 制御装置 21 A/D変換器 22 D/A変換器 23,25 帯域通過フィルタ 24 低域通過フィルタ 26 オア回路 27 制御部 41 課金信号発振器 42 課金信号送出器 43 LCフィルタ 111 ハイブリッド回路 112 コーデック 113 通話電流供給回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者回路に音声信号をPCM符号化し
    PCM符号を音声信号に復号するコーデック回路を有し
    前記PCM符号をPCMスイッチによりスイッチングす
    るPCM時分割方式の電子交換機の公衆用端末用の課金
    信号送出方式において、 課金信号の送出を制御する課金信号送出制御信号により
    予め定められた周波数の課金信号をPCM符号化したP
    CM課金信号を発生し前記PCM課金信号を前記コーデ
    ック回路の受信側である前記PCM符号入力端子に入力
    するPCM課金信号発振器を備え 前記コーデック回路が、前記受信側端子に前記PCM課
    金信号を通過させる帯域通過フィルタを備え ることを特
    徴とする課金信号送出方式。
JP3039695A 1991-03-06 1991-03-06 課金信号送出方式 Expired - Lifetime JP3030889B2 (ja)

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