JP3030294B2 - ハ―ドディスクドライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法 - Google Patents
ハ―ドディスクドライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法Info
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- JP3030294B2 JP3030294B2 JP11047925A JP4792599A JP3030294B2 JP 3030294 B2 JP3030294 B2 JP 3030294B2 JP 11047925 A JP11047925 A JP 11047925A JP 4792599 A JP4792599 A JP 4792599A JP 3030294 B2 JP3030294 B2 JP 3030294B2
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- G11B2005/001—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure
- G11B2005/0013—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスクドラ
イバの磁気ヘッドのウィグル除去方法に関する。
イバの磁気ヘッドのウィグル除去方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ハードディスクドライバは磁気ヘッドを
通してハードディスクにデータを書込み、書込まれたデ
ータをそこから読出す。データの書込後、磁気ヘッド内
でヘッドコアとその周囲が電気的に中性状態でない帯電
状態となる現象が発生することがある。このような帯電
現象をウィグルという。このような帯電現象は、ヘッド
粒子成分の磁区(domain)が歪曲(pinning)された状態を
引き起こす。即ち、磁気ヘッド内で帯電現象が発生する
と、磁気ヘッドがディスクのデータを読出す時、読出し
データにノイズが発生する。このようなノイズをウィグ
ルノイズと称する。
通してハードディスクにデータを書込み、書込まれたデ
ータをそこから読出す。データの書込後、磁気ヘッド内
でヘッドコアとその周囲が電気的に中性状態でない帯電
状態となる現象が発生することがある。このような帯電
現象をウィグルという。このような帯電現象は、ヘッド
粒子成分の磁区(domain)が歪曲(pinning)された状態を
引き起こす。即ち、磁気ヘッド内で帯電現象が発生する
と、磁気ヘッドがディスクのデータを読出す時、読出し
データにノイズが発生する。このようなノイズをウィグ
ルノイズと称する。
【０００３】ウィグルノイズの発生を防止するために
は、帯電現象の発生した磁気ヘッドに電流を流してウィ
グルを除去する方法がある。この方法を二型再試図(Bim
odal Retry)または遠隔書込(Remote Write)と称する。
遠隔書込が行われると、歪曲された磁区が原状に復帰す
るので、ウィグルノイズの発生が防止される。しかし、
このようなウィグル除去方法で注意する点は、磁気ヘッ
ドがパーキング領域に位置した状態で、遠隔書込が行わ
れなければならないということである。そうしなけれ
ば、遠隔書込作業に起因して磁気ヘッドの下方に位置す
るディスクに書込まれていたデータまたはサーボ情報が
損傷される。
は、帯電現象の発生した磁気ヘッドに電流を流してウィ
グルを除去する方法がある。この方法を二型再試図(Bim
odal Retry)または遠隔書込(Remote Write)と称する。
遠隔書込が行われると、歪曲された磁区が原状に復帰す
るので、ウィグルノイズの発生が防止される。しかし、
このようなウィグル除去方法で注意する点は、磁気ヘッ
ドがパーキング領域に位置した状態で、遠隔書込が行わ
れなければならないということである。そうしなけれ
ば、遠隔書込作業に起因して磁気ヘッドの下方に位置す
るディスクに書込まれていたデータまたはサーボ情報が
損傷される。
【０００４】図1は一般的なハードディスク上の各フィ
ールドの配置状態を示す平面図である。図1を参照すれ
ば、ディスクの内周側から順次にパーキング領域15、IG
B(Inner Guard Band)13、データ領域12及びOGB(Outer G
uard band)11が割当てられる。データ領域12には、使用
者によるデータ情報が書込まれる。なお、ハードディス
クの製造時に使用されるメンテナンス領域(図示せず）
がディスクの外周側に割当てられる場合もある。ハード
ディスクの製造過程で書込まれるサーボ情報はIGB13、
データ領域12及びOGB11に書込まれ、パーキング領域15
またはメンテナンス領域には書込まれない。ここで、デ
ィスク内においてサーボ情報が書込まれる領域をサーボ
領域14とも称する。ディスク上においてサーボ情報の書
込まれないトラックとしてメンテナンス領域も含まれる
が、以下パーキング領域とメンテナンス領域とをパーキ
ング領域と称する。サーボ情報はサーボPLL(Phase Lock
ed Loop)、サーボアドレスマーク、グレーコード(Gray
code)及びサーボバストなどと関連した情報である。サ
ーボバストはPES(Position Error Signal)を発生させる
ための情報である。
ールドの配置状態を示す平面図である。図1を参照すれ
ば、ディスクの内周側から順次にパーキング領域15、IG
B(Inner Guard Band)13、データ領域12及びOGB(Outer G
uard band)11が割当てられる。データ領域12には、使用
者によるデータ情報が書込まれる。なお、ハードディス
クの製造時に使用されるメンテナンス領域(図示せず）
がディスクの外周側に割当てられる場合もある。ハード
ディスクの製造過程で書込まれるサーボ情報はIGB13、
データ領域12及びOGB11に書込まれ、パーキング領域15
またはメンテナンス領域には書込まれない。ここで、デ
ィスク内においてサーボ情報が書込まれる領域をサーボ
領域14とも称する。ディスク上においてサーボ情報の書
込まれないトラックとしてメンテナンス領域も含まれる
が、以下パーキング領域とメンテナンス領域とをパーキ
ング領域と称する。サーボ情報はサーボPLL(Phase Lock
ed Loop)、サーボアドレスマーク、グレーコード(Gray
code)及びサーボバストなどと関連した情報である。サ
ーボバストはPES(Position Error Signal)を発生させる
ための情報である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなフィー
ルド構造を有するハードディスクにおいて、磁気ヘッド
がパーキング領域15に位置しない状態でウィグルを除去
すると、ハードディスク上に書込まれていたデータまた
はサーボ情報が損傷される。それにも拘わらず、従来の
ウィグル除去方法では、磁気ヘッドがパーキング領域15
に確実に位置されたかが確認されていない状態で遠隔書
込が行われる。これにより、ディスク上に書込まれてい
たデータまたはサーボ情報が損傷される場合がある。
ルド構造を有するハードディスクにおいて、磁気ヘッド
がパーキング領域15に位置しない状態でウィグルを除去
すると、ハードディスク上に書込まれていたデータまた
はサーボ情報が損傷される。それにも拘わらず、従来の
ウィグル除去方法では、磁気ヘッドがパーキング領域15
に確実に位置されたかが確認されていない状態で遠隔書
込が行われる。これにより、ディスク上に書込まれてい
たデータまたはサーボ情報が損傷される場合がある。
【０００６】本発明の目的は、磁気ヘッドがパーキング
領域に確実に位置した状態で遠隔書込を行うことが可能
なウィグル除去方法を提供するにある。
領域に確実に位置した状態で遠隔書込を行うことが可能
なウィグル除去方法を提供するにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】目的を達成するための本
発明のウィグル除去方法は、使用中の第1磁気ヘッドに
ウィグルが発生すると、第1磁気ヘッドをパーキング領
域に移動する工程と、ウィグルの発生していない第2磁
気ヘッドを使用して、前記第1磁気ヘッドが前記パーキ
ング領域に位置しているかを確認する工程と、前記第1
磁気ヘッドに電流を流して前記ウィグルを除去する工程
とを含む。
発明のウィグル除去方法は、使用中の第1磁気ヘッドに
ウィグルが発生すると、第1磁気ヘッドをパーキング領
域に移動する工程と、ウィグルの発生していない第2磁
気ヘッドを使用して、前記第1磁気ヘッドが前記パーキ
ング領域に位置しているかを確認する工程と、前記第1
磁気ヘッドに電流を流して前記ウィグルを除去する工程
とを含む。
【０００８】前記除去工程は前記第1磁気ヘッドが前記
パーキング領域方向に移動するような電流をその第１磁
気ヘッドに流す工程をさらに含むことが望ましい。
パーキング領域方向に移動するような電流をその第１磁
気ヘッドに流す工程をさらに含むことが望ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態によるハード
ディスクドライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法で
は、第1磁気ヘッドが移動され、その移動位置が確認さ
れた後、第1磁気ヘッドのウィグルが除去される。即
ち、使用中の任意の第1磁気ヘッドにウィグルが発生す
ると、第1磁気ヘッドがパーキング領域に移動する（移
動工程）。続いて、ウィグルが発生していない第2磁気
ヘッドを使用して、第1磁気ヘッドがパーキング領域に
位置しているかが確認される（確認工程）。そして、発
生したウィグルを除去するために第1磁気ヘッドに電流
が流される（除去工程）。
ディスクドライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法で
は、第1磁気ヘッドが移動され、その移動位置が確認さ
れた後、第1磁気ヘッドのウィグルが除去される。即
ち、使用中の任意の第1磁気ヘッドにウィグルが発生す
ると、第1磁気ヘッドがパーキング領域に移動する（移
動工程）。続いて、ウィグルが発生していない第2磁気
ヘッドを使用して、第1磁気ヘッドがパーキング領域に
位置しているかが確認される（確認工程）。そして、発
生したウィグルを除去するために第1磁気ヘッドに電流
が流される（除去工程）。
【００１０】図2は、一実施の形態のハードディスクド
ライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法を示すフローチ
ャートである。使用中の第1磁気ヘッドにウィグルが発
生すると(ステップ20)、第1磁気ヘッドをパーキング領
域に移動させる(ステップ21)。そして、第1磁気ヘッド
がパーキング領域に確実に位置するように所定時間だけ
遅延させる(ステップ22)。一般に全体の磁気ヘッドは一
体に連結されているので、特定の磁気ヘッドを動かす
と、全体の磁気ヘッドが共に動くことになる。
ライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法を示すフローチ
ャートである。使用中の第1磁気ヘッドにウィグルが発
生すると(ステップ20)、第1磁気ヘッドをパーキング領
域に移動させる(ステップ21)。そして、第1磁気ヘッド
がパーキング領域に確実に位置するように所定時間だけ
遅延させる(ステップ22)。一般に全体の磁気ヘッドは一
体に連結されているので、特定の磁気ヘッドを動かす
と、全体の磁気ヘッドが共に動くことになる。
【００１１】その後、ウィグルが発生していない第2磁
気ヘッドを指定し(ステップ23)、第2磁気ヘッドを使用
してSAM(servo address mark)検索を始める(ステップ2
4)。ここで、SAMはサーボ信号の発生用データが書込ま
れた領域である。SAMを検索するに際して、第1磁気ヘッ
ドではなく第2磁気ヘッドを使用する理由は、第1磁気ヘ
ッドによりSAMを検索すると、データにウィグルノイズ
が発生するからである。また、SAMを検索する理由は、
第1磁気ヘッドがパーキング領域に確実に位置している
かを確認するためである。即ち、SAMはディスクのパー
キング領域には存在しないので、ディスクの検索中にSA
Mが探知されない時、第1磁気ヘッドがパーキング領域に
位置していることが確認される。従って、第2磁気ヘッ
ドがSAMを検出すると、第１磁気ヘッドがまだパーキン
グ領域に到達していないと判断する。
気ヘッドを指定し(ステップ23)、第2磁気ヘッドを使用
してSAM(servo address mark)検索を始める(ステップ2
4)。ここで、SAMはサーボ信号の発生用データが書込ま
れた領域である。SAMを検索するに際して、第1磁気ヘッ
ドではなく第2磁気ヘッドを使用する理由は、第1磁気ヘ
ッドによりSAMを検索すると、データにウィグルノイズ
が発生するからである。また、SAMを検索する理由は、
第1磁気ヘッドがパーキング領域に確実に位置している
かを確認するためである。即ち、SAMはディスクのパー
キング領域には存在しないので、ディスクの検索中にSA
Mが探知されない時、第1磁気ヘッドがパーキング領域に
位置していることが確認される。従って、第2磁気ヘッ
ドがSAMを検出すると、第１磁気ヘッドがまだパーキン
グ領域に到達していないと判断する。
【００１２】SAＭ検索では、ディスクの１つのトラック
内でSAMが検出されないかを確認する必要があるので、
ハードディスクを一回転させながら(ステップ25)、SAM
の検出の有無を判断する(ステップ26)。この際、第2磁
気ヘッドによりSAMが検出されない場合、第1磁気ヘッド
がパーキング領域に到達したものと判断され、他のステ
ップを経ることなく第1磁気ヘッドのウィグルを除去す
るステップを直接行う事も出来る。
内でSAMが検出されないかを確認する必要があるので、
ハードディスクを一回転させながら(ステップ25)、SAM
の検出の有無を判断する(ステップ26)。この際、第2磁
気ヘッドによりSAMが検出されない場合、第1磁気ヘッド
がパーキング領域に到達したものと判断され、他のステ
ップを経ることなく第1磁気ヘッドのウィグルを除去す
るステップを直接行う事も出来る。
【００１３】しかし、第1磁気ヘッドがパーキング領域
に到達していることをさらに確実に保障するために、次
のような確認工程を行うことが望ましい。即ち、SAMが
検出されると、正常カウンターPCをクリアし、不良カウ
ンターFCの値を1ずつ増加させる(ステップ27)。そして
不良カウンターFCの値が3以上なのか、即ちSAMの検出が
3回以上であるかを判断する(ステップ28)。なお、ステ
ップ２８における判断は、３回に限定されず、２回ある
いは４回以上であってもよい。不良カウンターFCが3以
上の場合には、ステップ21に戻って第１磁気ヘッドをパ
ーキング領域に移動するステップから再び行う。ステッ
プ26においてSAMが検出されない場合、不良カウンターF
Cをクリアし、正常カウンターPCの値を1ずつ増加させる
(ステップ29)。そして、正常カウンターPCの値が3以上
となれば(ステップ30)、第１磁気ヘッドがパーキング領
域に確実に到達したと判断して除去ステップを行う。な
お、ステップにおける判断は、３回に限定されず、２回
あるいは４回以上であってもよい。
に到達していることをさらに確実に保障するために、次
のような確認工程を行うことが望ましい。即ち、SAMが
検出されると、正常カウンターPCをクリアし、不良カウ
ンターFCの値を1ずつ増加させる(ステップ27)。そして
不良カウンターFCの値が3以上なのか、即ちSAMの検出が
3回以上であるかを判断する(ステップ28)。なお、ステ
ップ２８における判断は、３回に限定されず、２回ある
いは４回以上であってもよい。不良カウンターFCが3以
上の場合には、ステップ21に戻って第１磁気ヘッドをパ
ーキング領域に移動するステップから再び行う。ステッ
プ26においてSAMが検出されない場合、不良カウンターF
Cをクリアし、正常カウンターPCの値を1ずつ増加させる
(ステップ29)。そして、正常カウンターPCの値が3以上
となれば(ステップ30)、第１磁気ヘッドがパーキング領
域に確実に到達したと判断して除去ステップを行う。な
お、ステップにおける判断は、３回に限定されず、２回
あるいは４回以上であってもよい。
【００１４】第1磁気ヘッドのウィグルを除去する前
に、その第１磁気ヘッドをディスクのパーキング領域に
確実に移動させるために、第１磁気ヘッドをパーキング
領域方向に移動させる電流を流す(ステップ31)。即ち、
第１磁気ヘッドがパーキング領域に維持されるような電
流をその第１磁気ヘッドに流す。これにより、磁気ヘッ
ドに衝撃などが加えられた場合でも、磁気ヘッドがパー
キング領域から外れないように保障される。また、この
ステップ３１を実行することにより、前述した移動確認
ステップにおいて、エラーによりSAMが探知されなかっ
たにもかかわらず、第１磁気ヘッドがパーキング領域に
到達していない場合でも、第１磁気ヘッドを再びパーキ
ング領域に移動させることができる。
に、その第１磁気ヘッドをディスクのパーキング領域に
確実に移動させるために、第１磁気ヘッドをパーキング
領域方向に移動させる電流を流す(ステップ31)。即ち、
第１磁気ヘッドがパーキング領域に維持されるような電
流をその第１磁気ヘッドに流す。これにより、磁気ヘッ
ドに衝撃などが加えられた場合でも、磁気ヘッドがパー
キング領域から外れないように保障される。また、この
ステップ３１を実行することにより、前述した移動確認
ステップにおいて、エラーによりSAMが探知されなかっ
たにもかかわらず、第１磁気ヘッドがパーキング領域に
到達していない場合でも、第１磁気ヘッドを再びパーキ
ング領域に移動させることができる。
【００１５】次いで、第１磁気ヘッドがパーキング領域
15に確実に到達するまで所定時間だけ遅延させる(ステ
ップ32)。そして、ウィグルが発生した第1磁気ヘッドを
指定し(ステップ33)、第1磁気ヘッドに電流を流して遠
隔書込みを行うことによりウィグルを除去する(ステッ
プ34)。
15に確実に到達するまで所定時間だけ遅延させる(ステ
ップ32)。そして、ウィグルが発生した第1磁気ヘッドを
指定し(ステップ33)、第1磁気ヘッドに電流を流して遠
隔書込みを行うことによりウィグルを除去する(ステッ
プ34)。
【００１６】その後、第1磁気ヘッドが判読しようとし
たディスクの位置（ウィグル発生位置）に第１磁気ヘッ
ドが移動され(ステップ35)、中断された読出工程が再開
される。
たディスクの位置（ウィグル発生位置）に第１磁気ヘッ
ドが移動され(ステップ35)、中断された読出工程が再開
される。
【００１７】上記したように本実施形態によれば、第１
磁気ヘッドがパーキング領域に確実に到達したことを確
認した状態で遠隔書込を行ってウィグルを除去すること
ができる。更に、ＳＡＭが３回以上確認されなかった場
合に、第１磁気ヘッドがパーキング領域に到達されたと
判断する確認工程を設けたことにより、第１磁気ヘッド
がパーキング領域に到達していることの保障を確実に得
ることができる。又、ウィグル除去を実行する前に、第
１磁気ヘッドをパーキング領域に維持するための電流を
第１磁気ヘッドに流す工程を設けたことにより、磁気ヘ
ッドに衝撃などが加えられた場合でも、磁気ヘッドがパ
ーキング領域から外れることを防止することができる。
磁気ヘッドがパーキング領域に確実に到達したことを確
認した状態で遠隔書込を行ってウィグルを除去すること
ができる。更に、ＳＡＭが３回以上確認されなかった場
合に、第１磁気ヘッドがパーキング領域に到達されたと
判断する確認工程を設けたことにより、第１磁気ヘッド
がパーキング領域に到達していることの保障を確実に得
ることができる。又、ウィグル除去を実行する前に、第
１磁気ヘッドをパーキング領域に維持するための電流を
第１磁気ヘッドに流す工程を設けたことにより、磁気ヘ
ッドに衝撃などが加えられた場合でも、磁気ヘッドがパ
ーキング領域から外れることを防止することができる。
【００１８】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、当業者の水準でその変形及び改良が可能である。こ
の明細書中に記載された事項から特許請求の範囲に記載
された請求項以外に把握される技術的思想を記載する。
ず、当業者の水準でその変形及び改良が可能である。こ
の明細書中に記載された事項から特許請求の範囲に記載
された請求項以外に把握される技術的思想を記載する。
【００１９】（１）請求項１に記載のウィグル除去方法
において、前記確認工程は、２回以上行われることを特
徴とするハードディスクドライバの磁気ヘッドのウィグ
ル除去方法。
において、前記確認工程は、２回以上行われることを特
徴とするハードディスクドライバの磁気ヘッドのウィグ
ル除去方法。
【００２０】（２）請求項３に記載のウィグル除去方法
において、前記工程(a）は、２回以上行われることを特
徴とするハードディスクドライバの磁気ヘッドのウィグ
ル除去方法。
において、前記工程(a）は、２回以上行われることを特
徴とするハードディスクドライバの磁気ヘッドのウィグ
ル除去方法。
【００２１】
【発明の効果】前述したように本発明のハードディスク
ドライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法によれば、磁
気ヘッドがパーキング領域に確実に位置した状態で遠隔
書込みを行ってウィグルを除去することができ、ディス
クに書込まれたデータまたはサーボ情報の損傷を防止す
ることができるという優れた効果を奏する。
ドライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法によれば、磁
気ヘッドがパーキング領域に確実に位置した状態で遠隔
書込みを行ってウィグルを除去することができ、ディス
クに書込まれたデータまたはサーボ情報の損傷を防止す
ることができるという優れた効果を奏する。
【図１】一般的なハードディスク上の各フィールドの配
置状態を示す平面図である。
置状態を示す平面図である。
【図２】本発明の一実施の形態のハードディスクドライ
バの磁気ヘッドのウィグル除去方法を示すフローチャー
トである。
バの磁気ヘッドのウィグル除去方法を示すフローチャー
トである。
11…OGB 12…データ領域 13…IGB 15…パーキング領域
Claims (4)
- 【請求項１】使用中の第1磁気ヘッドにウィグルが発生
したとき、第1磁気ヘッドをパーキング領域に移動する
工程と、 ウィグルの発生していない第2磁気ヘッドを使用して、
前記第1磁気ヘッドが前記パーキング領域に位置してい
るかを確認する工程と、 前記第1磁気ヘッドに電流を流して前記ウィグルを除去
する工程とを含むことを特徴とするハードディスクドラ
イバの磁気ヘッドのウィグル除去方法。 - 【請求項２】前記除去工程は、前記第1磁気ヘッドが前
記パーキング領域方向に移動するような電流を該第１磁
気ヘッドに流す工程をさらに含むことを特徴とする請求
項１に記載のハードディスクドライバの磁気ヘッドのウ
ィグル除去方法。 - 【請求項３】前記確認工程は、 (a) 前記第2磁気ヘッドがパーキング領域以外のサーボ
領域に位置しているかを確認する工程と、 (b) 前記第2磁気ヘッドが前記サーボ領域に位置してい
るとき、前記移動工程を繰返して行う工程とを含むこと
を特徴とする請求項１に記載のハードディスクドライバ
の磁気ヘッドのウィグル除去方法。 - 【請求項４】前記工程(a）は所定の時間内でのみ行われ
ることを特徴とする請求項３に記載のハードディスクド
ライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019980007126A KR100555448B1 (ko) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 하드 디스크 드라이브의 위글 노이즈 제거방법 |
| KR1998-7126 | 1998-03-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11316921A JPH11316921A (ja) | 1999-11-16 |
| JP3030294B2 true JP3030294B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=19534219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11047925A Expired - Fee Related JP3030294B2 (ja) | 1998-03-04 | 1999-02-25 | ハ―ドディスクドライバの磁気ヘッドのウィグル除去方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6297925B1 (ja) |
| JP (1) | JP3030294B2 (ja) |
| KR (1) | KR100555448B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100555448B1 (ko) * | 1998-03-04 | 2006-05-03 | 삼성전자주식회사 | 하드 디스크 드라이브의 위글 노이즈 제거방법 |
| JP3522614B2 (ja) * | 1999-12-13 | 2004-04-26 | Ｔｄｋ株式会社 | 薄膜磁気ヘッドの特性改善方法および装置 |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5241438A (en) | 1989-09-12 | 1993-08-31 | Kyocera Corporation | Magnetic disk drive device with mechanical parking mechanism |
| JP3554039B2 (ja) | 1993-10-05 | 2004-08-11 | ヒュンダイ エレクトロニクス アメリカ | ディスクドライブ装置 |
| US5940234A (en) * | 1994-02-08 | 1999-08-17 | Mobile Storage Technology Inc. | Head instability recovery method for a disk drive |
| JPH07287942A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Fujitsu Ltd | ディスク装置、及びディスク装置のデータチェック再試行方法 |
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| KR100241748B1 (ko) | 1995-12-29 | 2000-02-01 | 윤종용 | 서보 버스트 신호의 미세 디펙 검출을 위한 서보패턴 기록방법 및 구동회로 |
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