JP3029986B2 - アルコール分解性組成物 - Google Patents

アルコール分解性組成物

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酢酸菌を含むアル
コール分解性組成物に関する発明であって、アルコール
飲料摂取時又はその前に投与することにより、アルコー
ルを胃で分解して、過剰なアルコール吸収を防止するこ
とを可能にするアルコール分解性組成物に関するもので
ある。なお、本明細書において“アルコール”の語は、
特に断らない限りエチルアルコールを意味する。
【0002】
【従来の技術】アルコール飲料は、美味で、仕事の緊張
をほぐし、気分を明るくするなど優れた性質を有し、家
族団欒や、会食、宴会などの社交の場などで広く飲用さ
れている。しかし、アルコールを過剰に摂取した場合
や、アルコールに弱い体質の人が社交上飲酒した場合な
ど、血中のアルコール濃度上昇に伴い酩酊、悪酔い及び
二日酔いといった症状が現れる。このような症状を緩和
するため様々な薬剤が開発されており、例えば、特開平
3-127739号公報に開示されているアルコール吸収抑制
剤、特開平4-124133号公報に開示されているアルコール
代謝促進剤などがあり、さらに特開昭49-132286 号公報
には、胃などの消化管でアルコールを分解する、酵母の
酵素液が開示されている。特に、この酵素液は、アルコ
ールを直接分解するものの、この酵素液に含まれるアル
コールデヒドロゲナーゼや、アルデヒドデヒドロゲナー
ゼは pH 7以上のアルカリ領域で始めて活性を発揮し、
酸性消化液を分泌する胃では全く作用せず、また、胃か
ら腸に移る間にほとんど失活してしまう。このため酵母
の酵素液は、その有効性に問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アルコール
飲料摂取時又はその前に投与し、アルコールを胃で分解
し、過剰なアルコール吸収を防止することを可能にする
アルコール分解性組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】通常の酵母が有するアル
コール脱水素酵素(ADH)とアルデヒド脱水素酵素
(ALDH)は、pH7.5 〜10.0程度のアルカリ側で活
性を有するので、酸性を帯びている胃の内部では、アル
コールを分解することはできない。また、酢酸菌の膜結
合型ADH及びALDHを含むアルコール代謝酵素系
は、至適 pH が4付近であり、 pH 3以下では活性がほ
とんどないので胃内部では十分にアルコールを分解する
ことができないと考えられていた。これに対し、本発明
者らは、酢酸菌の膜結合型ADH及びALDHを抽出す
る前の細胞懸濁液自体に pH 3以下でもアルコールを酸
化する酵素活性を示すことを発見し、そのような特色を
持った酢酸菌を、アルコール飲用時又はその前に摂取す
れば、酢酸菌により胃の中でアルコールがアセトアルデ
ヒドを経て酢酸に酸化され、アルコールが消化管で吸収
されないという知見を得た。本発明は、かかる知見に基
づいてなされた発明であり、したがって、本発明は、 p
H 3以下の酸性領域でアルコールを分解する酢酸菌を含
むアルコール分解性組成物を提供するものである。以
下、本発明の内容について詳細に説明する。
【0005】本発明では、 pH 3以下でアルコールを分
解し、かつ人体に無害であれば、特に制限なく酢酸菌を
使用することができる。本発明で使用できる好ましい酢
酸菌を例示すると、以下の通りである。なお、IFO番
号は財団法人発酵研究所の寄託菌に与えられる参照番号
である。 (アセトバクター属) アセトバクター アセチ (Acetobacter aceti) IFO 3281, IFO 3283, IFO 3284 アセトバクター アセチゲネス (Acetobacter acetigenus) IFO 3279 アセトバクター アセトサス (Acetobacter acetosus) IFO 3296 アセトバクター アスセンデス (Acetobacter ascendens) IFO 3188, IFO 3299 アセトバクター オウランティウス (Acetobacter aurantius) IFO 3245, IFO 3247, IFO 3248 アセトバクター クティンギアナス (Acetobacter kutzingianus) IFO 3222 アセトバクター ランセンス (Acetobacter rances) IFO 3297, IFO 3298 アセトバクター キシリナス (Acetobacter xylinus) IFO 3288 アセトバクター パスツリアナス (Acetobacter pasteurianus) IFO 3223 アセトバクター タービダンス (Acetobacter turbidans) IFO 3225
【0006】 (グルコノバクター属) グルコノバクター メラノゲナス (Gluconobacter melanogenus) IFO 3294 グルコノバクター オキシダンス (Gluconobacter oxydans) IFO 3287 グルコノバクター ジオキシアセトニカス (Gluconobacter dioxyacetonicus) IFO 3271, IFO 3272, IFO 3274 グルコノバクター セリナス (Gluconobacter cerinus) IFO 3262, IFO 3263, IFO 3264 IFO 3265, IFO 3266, IFO 3267 IFO 3268, IFO 3269, IFO 3270 グルコノバクター グルコニカス (Gluconobacter gluconicus) IFO 3285, IFO 3286 グルコノバクター アルビダス (Gluconobacter albidus) IFO 3251, IFO 3253 グルコノバクター サブオキシダンス (Gluconobacter suboxydans) IFO 3290, IFO 3291, IFO 12528
【0007】本発明では、生育できる状態の酢酸菌(以
下、活性酢酸菌という。)又は、生育できない状態の酢
酸菌(以下、不活性酢酸菌という。)のいずれを用いて
もよい。活性酢酸菌を用いる場合は、酢酸菌を培養した
後、遠心分離で培地と酢酸菌に分離して菌体を採取した
ものをそのまま使用する方法、採取した菌体を水溶液に
懸濁させて使用する方法、あるいは採取した菌体を凍結
乾燥して粉末状にしたものを使用する方法などがある。
不活性酢酸菌を調製する方法としては、例えば、酢酸菌
を40〜60℃で30〜60分間加熱処理する方法、酢
酸菌を機械的又は超音波により破砕する方法などがあ
る。本発明のアルコール分解性組成物により、胃の中で
のアルコール濃度の低下作用を得るための摂取量は、こ
れを摂取する人の体重、体質等の違いにより非常に個人
差や飲酒量が大きく影響するために明確に特定できない
が、胃でのアルコールの分解効果を十分に発揮させるた
めには、一回の摂取量が0.01〜25gの範囲に、好ま
しくは0.05〜5gであることが望ましい。
【0008】本発明の組成物の形態は、粉末剤、錠剤、
カプセル剤、顆粒剤、液剤、飲料などの何れであっても
よい。また、組成物の形態に応じて、増量剤、賦形剤、
などの添加剤を加える。また、飲料としても使用でき
る。その一例としては糖質10%、酸味量0.1%、果汁
2〜3%フレーバー0.1%に本組成物0.05〜5gを加
えて、pHを3.5〜4.0に調整した後、65℃で10分
間加熱殺菌するのが好ましい。得られたものを冷蔵して
飲用するのが好ましい。
【0009】
【発明の効果】本発明のアルコール分解性組成物は、 p
H 3以下でもアルコール及びアセトアルデヒドを速やか
に分解するので、過剰なアルコール吸収を防止する。さ
らに、本発明の酢酸菌は、通常の膜結合型ADH及びA
LDHも含むので、胃内部が pH 3以上になった場合は
さらに強力にアルコールを分解する。したがって、本発
明のアルコール分解性組成物は、強力なアルコール分解
作用を有し、アルコールの過剰な吸収を予防する。
【0010】
【実施例】
(実施例1)酢酸菌のADH活性およびALDH活性と
pHの関係について検討した。Acetobacter aceti (IF
O 3284)の洗浄菌体2gを蒸留水20mlに均一に
分散し凍結乾燥して菌体粉末を得た。両酵素活性は、W
oodらによるフェリシアナイドを電子受容体とする方
法に準じて行った。フェリシアナイドからフェロシアナ
イドへの還元比率が、酸化されたアルコールの量および
アセトアルデヒドの量に相当する。反応組成物は10μ
molのフェリシアン化カリ、0.5mlの種々のpHのMc
Ilvaine 氏緩衝液、100μmolのアルコールあるい
は20μmolのアセトアルデヒド、および酢酸菌粉末
0.1mgを含む菌液を加えて総量1.0mlとした。反応
はフェリシアン化カリを加えて開始し、37℃で20分
間行なった。直ちに、0.5mlのDupanol 液を加えて酵
素反応を止めた。それから3.5mlの蒸留水を添加して
よく混合し、室温で20分間放置したのち生成したPrus
sisn青色を660nmで測定した。活性の表示は、1分間
で1μmolのアルコールあるいはアセトアルデヒドが
減少するときの活性を1単位とした。実験の結果、図1
に示すように、酢酸菌のADHの至適pHは4付近、AL
DHの場合はpH5付近であるが、pH3ではADHおよび
ALDHはほとんど活性を示さない。
【0011】(実施例2)酢酸菌のアルコールの酸化に
関与する酵素活性とpHの関係について実験を行ない検討
した。実験の手順は次の通りであった。溶存酸素計を用
いて酸素の消費速度から、アルコールの酸化に関与する
酵素系の活性を測定した。すなわち、10ml容ビーカ
ー(2.5×5cm)に種々のpHのMcIlvaine 氏緩衝液4.6
ml、実施例1で調製された酢酸菌粉末1mgを含む菌
液0.2mlを加えた後、1.0Mのアルコール1.2mlを
添加して、25℃で酵素反応を行なった。活性の表示
は、1分間に1μmolの酸素が消費されたものを1単
位とした。その結果、アルコールの酸化に関与する酵素
活性は、pH4付近に至適pHを示すが、表1及び図2のグ
ラフに示すように、至適pHのアルコールの分解能を10
0%とすると、pH2.5では33%、pH3.0では68.8%
であった。実施例1実施例2からわかるように、酢酸菌
のADH及びALDH活性に比べ、アルコールの酸化に
関与する酵素活性は、pH3以下の低酸性域で強いアルコ
ール分解活性を有する。従って、酢酸菌粉末中に含まれ
るアルコールの酸化に関与する酵素系が、pHの低い胃の
中でも十分に作用することが判る。
【0012】
【表1】 表 1 酢酸菌のアルコール分解活性と酵素活性の関係 ───────────────────────────────── pH 1.5 2.0 2.5 3.0 4.0 酵素活性 10.8 21.5 495.1 1033.2 1501.4 (単位/ml) ※ 0.007% 0.014% 33.0% 68.8% 100.0% ※ pH 4.0 の酵素活性を100 %とした場合の、各 pH における強度
【0013】(実施例3)次に、動物実験で、本発明の
アルコール分解性組成物が胃の中でアルコールを分解す
ることを示す。Acetobacter aceti(IFO 3284) あるいは
Gluconobacter Suboxydans(IFO 12528)の凍結乾燥した
菌体25mgを水2.0 mlと分散した懸濁液と10%エタノ
ール溶液2.0mlとを別々の試験管に採取する。24時間
前から絶食させたウィスター系雄性ラット(8〜10週
令)に麻酔をかけて開腹し、前記の各々の溶液を数秒間
で混合した後、全量を直ちに注射器で胃に投与した。そ
の後、0分、5分、10分、15分後に下大静脈に留置
したカニューレーションチューブから血液を約150μ
lずつ採取した。採取した血液100μlに、0.33ml
/リットルの過塩素酸800μlを添加し混合し、3,0
00rpm で5分間遠心分離した後、上清中のエタノール
量をエタノール測定キット(ベーリンガーマンハイム
(株))を用いて測定した。同時に、対照区としてラッ
トの胃に蒸留水2.0mlと10%エタノール溶液2.0mlを
注射器で投与して同様に測定を行った。測定結果を図3
のグラフに示した。図3から明らかなように、酢酸菌細
胞懸濁液を投与したラットの方が、血中のアルコール濃
度が明らかに低いことが判り、危険率7%で有意差が見
られた。したがって、本発明のアルコール分解性組成物
が、胃に存在する場合、アルコールを分解し、アルコー
ルの過剰な吸収を抑えることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 酢酸菌のADH及びALDHの活性と pH の
関係を示すグラフである。
【図2】 酢酸菌のアルコールの酸化に関与する酵素系
の活性と pH の関係を示すグラフである。
【図3】 酢酸菌細胞懸濁液を投与したラットの血中ア
ルコール濃度を示すグラフである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 40〜60℃で30〜60分間加熱処理
    された不活性酢酸菌であって、pH3以下でアルコール
    を分解する不活性酢酸菌を含むアルコール分解用医薬組
    成物。
  2. 【請求項2】 40〜60℃で30〜60分間加熱処理
    された不活性酢酸菌であって、pH3以下でアルコール
    を分解する不活性酢酸菌を含む食品。
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