JP3028535B2 - ジェット噴流装置 - Google Patents
ジェット噴流装置Info
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- JP3028535B2 JP3028535B2 JP1293544A JP29354489A JP3028535B2 JP 3028535 B2 JP3028535 B2 JP 3028535B2 JP 1293544 A JP1293544 A JP 1293544A JP 29354489 A JP29354489 A JP 29354489A JP 3028535 B2 JP3028535 B2 JP 3028535B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はジェット噴流装置に関するものである。
従来の技術 はじめに従来のジェット噴流装置の構成を説明する。
第３図は従来のジェット噴流装置の概略構成を示す。第
３図において、21は浴槽、22は水吸入口を備えた吸入管
取付け金具、23は水吸入管、24は電気ポンプ、25は水送
出管、26は噴出ノズルを備えた噴出ノズル部である。吸
入管取付け金具22および噴出ノズル部26は浴槽21に取り
付けられている。そして、浴槽21内の水は電気ポンプ24
によって吸い込まれ、加圧されて噴出ノズル部26の噴出
ノズルから噴出される事となる。
第３図は従来のジェット噴流装置の概略構成を示す。第
３図において、21は浴槽、22は水吸入口を備えた吸入管
取付け金具、23は水吸入管、24は電気ポンプ、25は水送
出管、26は噴出ノズルを備えた噴出ノズル部である。吸
入管取付け金具22および噴出ノズル部26は浴槽21に取り
付けられている。そして、浴槽21内の水は電気ポンプ24
によって吸い込まれ、加圧されて噴出ノズル部26の噴出
ノズルから噴出される事となる。
第４図は噴出ノズル部26の詳細な構成を示す断面図で
ある。第４図において、27はベンチュリー、28はノズ
ル、29は空気吸入管である。
ある。第４図において、27はベンチュリー、28はノズ
ル、29は空気吸入管である。
次に動作を説明する。すなわち、ノズル28から水が噴
出されると、ベンチュリー27の内側空間が負圧となり、
空気吸入管29を介して空気が吸い込まれる。そしてベン
チュリー27内にて水と吸い込まれた空気が混合され、ベ
ンチュリー27の噴出口30より浴槽21内へ噴出される事と
なる。
出されると、ベンチュリー27の内側空間が負圧となり、
空気吸入管29を介して空気が吸い込まれる。そしてベン
チュリー27内にて水と吸い込まれた空気が混合され、ベ
ンチュリー27の噴出口30より浴槽21内へ噴出される事と
なる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成では、水の噴出量を変
えずに混合される空気の量を増やそうとしてもあまり多
く増やす事が出来ないという問題点があった。すなわ
ち、空気吸入管29からの空気吸い込み量を増やそうとす
ればベンチュリー27内の負圧を更に強くする必要がある
が、ベンチュリー27内の負圧を大きくするためにはノズ
ル28の噴出口の径を小さくする必要があり、ノズル28の
噴出口の径を小さくすればその分だけ水の噴出量が低下
してしまう。
えずに混合される空気の量を増やそうとしてもあまり多
く増やす事が出来ないという問題点があった。すなわ
ち、空気吸入管29からの空気吸い込み量を増やそうとす
ればベンチュリー27内の負圧を更に強くする必要がある
が、ベンチュリー27内の負圧を大きくするためにはノズ
ル28の噴出口の径を小さくする必要があり、ノズル28の
噴出口の径を小さくすればその分だけ水の噴出量が低下
してしまう。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、水
の噴出量を低下させずに混合される空気の量をより増や
す事が可能なジェット噴流装置を提供する事を目的とす
る。
の噴出量を低下させずに混合される空気の量をより増や
す事が可能なジェット噴流装置を提供する事を目的とす
る。
課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、水を噴出させる
ノズル部の内部に空気吸入管を配置し、上記空気吸入管
の一端部を上記ノズル部の第二の噴出口中央に配置し
た。
ノズル部の内部に空気吸入管を配置し、上記空気吸入管
の一端部を上記ノズル部の第二の噴出口中央に配置し
た。
作用 以上のように構成した事により、空気吸入管の出口を
囲むように環状の水噴出口が形成され、水は上記水噴出
口のまわりから筒状に噴出するので上記水噴出口に囲ま
れた部分には非常に強い負圧が生じる事となり、その部
分に空気吸入管の出口部を配置したので、空気吸入管の
入口部と出口部との圧力較差が非常に大きくなり、結果
として大量の空気が取り込まれ、水とともに噴出される
事となる。
囲むように環状の水噴出口が形成され、水は上記水噴出
口のまわりから筒状に噴出するので上記水噴出口に囲ま
れた部分には非常に強い負圧が生じる事となり、その部
分に空気吸入管の出口部を配置したので、空気吸入管の
入口部と出口部との圧力較差が非常に大きくなり、結果
として大量の空気が取り込まれ、水とともに噴出される
事となる。
実施例 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。第１図において、１は浴槽、２は水吸入管取付け金
具、３は水吸入管、４は電気ポンプ、５は水送出管であ
り、これらは従来例と同様に構成されている。
る。第１図において、１は浴槽、２は水吸入管取付け金
具、３は水吸入管、４は電気ポンプ、５は水送出管であ
り、これらは従来例と同様に構成されている。
６は噴出ノズルを備えた噴出ノズル部である。第２図
は噴出ノズル部６の詳細な構成を示す断面図である。第
２図において、７はベンチュリー、８はベンチュリー７
内に形成された混合室、９は混合室８内に設けられ、水
を噴出させる為のノズル部である。10は空気吸入管であ
る。空気吸入管10はノズル部９の内部に挿入され、その
空気吸入管10の先端部11をノズル部９の噴出口部12と同
軸に配置している。このように空気吸入管10の先端部11
をノズル部９の噴出口部12と同軸に配置した事により、
ノズル部９内に送り込まれた水は空気吸入管10の先端部
11のまわりに形成された環状の水噴出口13より噴出する
事となる。
は噴出ノズル部６の詳細な構成を示す断面図である。第
２図において、７はベンチュリー、８はベンチュリー７
内に形成された混合室、９は混合室８内に設けられ、水
を噴出させる為のノズル部である。10は空気吸入管であ
る。空気吸入管10はノズル部９の内部に挿入され、その
空気吸入管10の先端部11をノズル部９の噴出口部12と同
軸に配置している。このように空気吸入管10の先端部11
をノズル部９の噴出口部12と同軸に配置した事により、
ノズル部９内に送り込まれた水は空気吸入管10の先端部
11のまわりに形成された環状の水噴出口13より噴出する
事となる。
以下、動作を説明する。環状の水噴出口13より水が噴
出されると、その水噴出口13によって囲まれた空気吸入
管10の出口部の空気圧は外部に比べて負圧の状態とな
る。つまり、水は空気吸入管10の出口部の周囲から筒状
に噴出する事となり、また水が噴出した直後の速さは非
常に早いので、水噴出口13によって囲まれた部分すなわ
ち空気吸入管10の出口部に在る空気を大量に搬送する事
となる。従って水噴出口13によって囲まれた部分の圧力
は大きく下がり、外部との圧力較差が大きくなるので、
その圧力較差によって大量の空気が空気吸入管10を介し
て外部から取り込まれ、水噴出口13から噴出した水と混
合されてベンチュリー７の噴出口15より浴槽１内へ噴出
される。下記の表は本実施例における空気吸入量の測定
値を、同じ条件で測定した第４図の従来例の場合の測定
値とともに示したものである。
出されると、その水噴出口13によって囲まれた空気吸入
管10の出口部の空気圧は外部に比べて負圧の状態とな
る。つまり、水は空気吸入管10の出口部の周囲から筒状
に噴出する事となり、また水が噴出した直後の速さは非
常に早いので、水噴出口13によって囲まれた部分すなわ
ち空気吸入管10の出口部に在る空気を大量に搬送する事
となる。従って水噴出口13によって囲まれた部分の圧力
は大きく下がり、外部との圧力較差が大きくなるので、
その圧力較差によって大量の空気が空気吸入管10を介し
て外部から取り込まれ、水噴出口13から噴出した水と混
合されてベンチュリー７の噴出口15より浴槽１内へ噴出
される。下記の表は本実施例における空気吸入量の測定
値を、同じ条件で測定した第４図の従来例の場合の測定
値とともに示したものである。
発明の効果 以上のように本発明は、水を噴出させるノズル部の内
部に空気吸入管を配置し、上記空気吸入管の先端部を上
記ノズル部の噴出口部と同軸に配置した事により、空気
吸入管の出口部のまわりに環状の水噴出口が形成され、
水は上記水噴出口から筒状に噴出するので上記水噴出口
に囲まれた部分には非常に強い負圧が生じる事となり、
空気吸入管の入口部と出口部との圧力較差が非常に大き
くなり、結果として大量の空気が取り込まれる。従っ
て、水の噴出量を低下させずにより多くの空気を混合さ
せる事が可能になる。
部に空気吸入管を配置し、上記空気吸入管の先端部を上
記ノズル部の噴出口部と同軸に配置した事により、空気
吸入管の出口部のまわりに環状の水噴出口が形成され、
水は上記水噴出口から筒状に噴出するので上記水噴出口
に囲まれた部分には非常に強い負圧が生じる事となり、
空気吸入管の入口部と出口部との圧力較差が非常に大き
くなり、結果として大量の空気が取り込まれる。従っ
て、水の噴出量を低下させずにより多くの空気を混合さ
せる事が可能になる。
第１図は本発明のジェット噴流装置の概略構成図、第２
図は同ジェット噴流装置の噴出ノズル部の構成を示す断
面図、第３図は従来のジェット噴流装置の概略構成図、
第４図は同ジェット噴流装置の噴出ノズル部の構成を示
す断面図である。 １……浴槽、２……水吸入管取付け金具 ３……水吸入管、４……電気ポンプ ５……水送出管、６……噴出ノズル部 ７……ベンチュリー、８……混合室 ９……ノズル部、10……空気吸入管 11……先端部、12……噴出口部 13……噴出口、15……噴出口
図は同ジェット噴流装置の噴出ノズル部の構成を示す断
面図、第３図は従来のジェット噴流装置の概略構成図、
第４図は同ジェット噴流装置の噴出ノズル部の構成を示
す断面図である。 １……浴槽、２……水吸入管取付け金具 ３……水吸入管、４……電気ポンプ ５……水送出管、６……噴出ノズル部 ７……ベンチュリー、８……混合室 ９……ノズル部、10……空気吸入管 11……先端部、12……噴出口部 13……噴出口、15……噴出口
Claims (1)
- 【請求項１】水を噴出する第一の噴出口とベンチュリを
備えた混合室とを備えた噴出ノズル部と、前記噴出ノズ
ル部に設けられかつ加圧用ポンプから送られた水を前記
混合室に噴出する第二の噴出口を備えたノズル部と、前
記ノズル部の内部に配置された空気吸入管とを備えたジ
ェット噴流装置であって、前記ノズル部は前記第二の噴
出口に向けて漸次細くなり、前記空気吸入管の一端部を
前記ノズル部の第二の噴出口の中央に配置し、前記空気
吸入管の周囲から水が噴出するように構成した事を特徴
とするジェット噴流装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1293544A JP3028535B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | ジェット噴流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1293544A JP3028535B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | ジェット噴流装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03155864A JPH03155864A (ja) | 1991-07-03 |
| JP3028535B2 true JP3028535B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17796124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1293544A Expired - Fee Related JP3028535B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | ジェット噴流装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3028535B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7452926B2 (en) | 2002-08-29 | 2008-11-18 | Jtekt Corporation | Resin pulley formed of a resin composition having a phenol resin, an inorganic powder , a reinforcing fiber, and a lubricant |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP1293544A patent/JP3028535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7452926B2 (en) | 2002-08-29 | 2008-11-18 | Jtekt Corporation | Resin pulley formed of a resin composition having a phenol resin, an inorganic powder , a reinforcing fiber, and a lubricant |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03155864A (ja) | 1991-07-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |