JP2694743B2 - セメントミルク製造装置 - Google Patents

セメントミルク製造装置

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JP2694743B2
JP2694743B2 JP6704395A JP6704395A JP2694743B2 JP 2694743 B2 JP2694743 B2 JP 2694743B2 JP 6704395 A JP6704395 A JP 6704395A JP 6704395 A JP6704395 A JP 6704395A JP 2694743 B2 JP2694743 B2 JP 2694743B2
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JP
Japan
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water
cement milk
section
cement
mixing tank
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JP6704395A
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Inventor
新三 霜鳥
Original Assignee
株式会社ユメール
株式会社ピコイ
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセメントミルク製造装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セメントミルクの製造装置としては、筒
状のドラム内にスクリュウを設けた混合タイプ(実公昭
63−33622号)や、水ジェットをもって混合する
ジェットミキサータイプ(実公昭61−15938号)
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スクリュウ混合タイプ
のミキサーは、ミキサーの出口と入口を接続する還流通
路を形成することで、所定濃度のセメントミルクを確実
に製出できるが、製造一回毎にスクリュウや筒状のドラ
ム内に付着したセメントを取り除く必要があるが、セメ
ントがスクリュウの根元の回転軸との境界部分が凹部と
なり付着状態となり易い。このため丁寧な洗浄が必要と
なり使用し易い機器とは云えない。またジェットタイプ
のミキサーは、セメントミルクの連続製造は可能である
が、粉体はその貯溜箇所からの自然落下供給では、セメ
ント粉の正確な供給制御が困難であり、均一濃度のセメ
ントミルクを得ることが難しい。更にミキサー箇所への
粉体供給に際して、粉体が残存し且つ水分を吸収してし
まうと、当該箇所でのセメント硬化が生じてしまう。そ
こで本発明は、洗浄が容易であり、而も均一濃度のセメ
ントミルクを製出できる新規なセメントミルク製造装置
を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るセメントミ
ルク製造装置は、貯溜タンク部と、貯溜タンクと配管接
続したポンプ部と、セメント粉と水の混合槽を付設し、
ポンプ部からの圧力流体を噴射して噴射水と混合槽から
の混合物とでセメントミルクを製出する混気ジェットポ
ンプ型ミキサー部とからなることを特徴とするものであ
る。
【0005】また前記セメントミルク製造装置に於い
て、ミキサー部と貯溜タンク部とを配管接続して全体を
循環系に形成し、ミキサー部と貯溜タンク部との間の配
管にセメントミルク排出部を分岐して設けてなることを
特徴とするものであり、特に混合槽への給水をポンプ部
から分岐した圧力水として、混合槽の内周面に添って噴
出させて渦流とし、渦流となった搬送水にセメント粉を
落下供給することを特徴としたものである。
【0006】
【作用】貯溜タンク部に適当量の水を貯溜し、ポンプ部
を作動せしめると、水は混合槽と混気ジェットポンプに
供給される。同時に混合槽にセメント粉を加えると、混
合槽の流体がセメント粉の搬送体となり、ミキサーとな
るジェットポンプに供給され、ジェットポンプの噴射水
でセメント粉が水と均一に混合される。
【0007】特に全体を循環系とすると、循環途中に順
次のセメント粉を供給し、セメント総量と水の総量を容
易に設定できるので、均一濃度のセメントミルクの製出
ができる。更に混合槽内の供給水を渦流にすると、搬送
水による漏斗が形成され、セメント粉は確実に且つ何等
の支障も生ぜずにミキサーに供給される。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。実施
例に示したセメントミルク製造装置は、貯溜タンク部
1、ポンプ部2、ミキサー部3からなり、三者を配管で
接続して循環系を形成している。貯溜タンク部1は、適
宜な高所に配置した水槽11と、水槽11への給水を行
う給水部12(本実施例の給水部は、循環系への給水に
よって実現している。)を備えたものであり、水槽11
はポンプ部2に連結されている。
【0009】ミキサー部3は、ポンプ部2からの圧力水
を利用する混気ジェットポンプ型のミキサー30と、セ
メントの供給をなす混合槽31からなり、ミキサー30
は、圧力水の噴射部32と、混気用空気導入部33と、
混合物吸引部34と、高圧水と共に混合物が噴射混合さ
れるミキサー管35からなり、混合槽31は、混合物導
入部34の上方に配置し、ポンプ部2からの分岐管36
の開口端を混合槽31の内周面方向に設け、混合槽31
の上方開口部にセメント粉の供給部37を臨ませてな
り、ミキサー管35と水槽11とを循環路配管4で接続
すると共に、循環路配管4にセメントミルク排出部5を
分岐して設けたものである。
【0010】而して給水部12から循環路を通して貯溜
タンク部1内に所定量(製出しようとするセメントミル
クに必要とする水量)を貯溜し、ポンプ部2を作動させ
ると、水は混合槽31内と噴射部32に供給される。混
合槽31内への高圧水(搬送水)の供給で、混合槽31
内は渦流状態となり搬送水の漏斗体が形成される。一方
噴射部32から高圧水が噴射すると、高圧水は混気用空
気導入部33から空気を導入して混気状態で更に混合物
吸引部34でセメント粉混合水を吸引し、ミキサー管3
5に向かって噴射される。従ってセメント粉Aを混合槽
31に供給すると、セメント粉Aは確実にミキサー管3
5に導入され、噴射水でセメント粉が水と均一に混合さ
れ、セメントミルクBが製出される。
【0011】そして全体を循環系としたので、ミキサー
管35で混合されたセメントミルクBの濃度が所定値よ
り低い場合には、再度循環路配管4を通して貯溜タンク
部1に戻され、再度セメント粉Aが混合されるので、セ
メント量並びに水量の管理によって任意の均一濃度のセ
メントミルクBを容易に製出でき、製出したセメントミ
ルクBは、セメントミルク排出部5より取り出し使用に
供するものである。勿論循環させずにポンプ部2からの
給水量と給水量に対応したセメント粉Aの供給によっ
て、セメントミルクの連続製出も可能である。
【0012】またセメントミルク製出後は、装置に給水
を行うと共に、セメントミルク排出部5から排出しなが
ら且つ水を循環させると容易に洗浄を行うこともできる
利点もある。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、ジェットポンプ
タイプのミキサーを採用したセメントミルク製造装置に
於いて、特にミキサー部へのセメント粉供給を水(搬送
水)と共に行うようにしたもので、セメント粉の供給が
スムーズに実施され、更に混合槽内の搬送水を渦流にす
ることで、セメント粉のミキサー管供給をより確実なも
のにしたものである。また全体を循環系に形成し、セメ
ントミルク濃度調整並びに均一化が容易であり、また使
用後の洗浄も簡単に実施できる等の利点を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の全体の管路図。
【図2】同ミキサー部の一部切断正面図。
【図3】同混合槽の平面図。
【符号の説明】
1 貯溜タンク部 11 水槽 12 給水部 2 ポンプ部 3 ミキサー部 30 ミキサー 31 混合槽 32 噴射部 33 混気用空気導入部 34 混合物吸引部 35 ミキサー管 36 分岐管 37 セメント粉供給部 4 循環路配管 5 セメントミルク排出部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯溜タンク部と、貯溜タンクと配管接続
    したポンプ部と、セメント粉と水の混合槽を付設し、ポ
    ンプ部からの圧力流体を噴射して噴射水と混合槽からの
    混合物とでセメントミルクを製出する混気ジェットポン
    プ型ミキサー部とからなることを特徴とするセメントミ
    ルク製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセメントミルク製造装置
    に於いて、ミキサー部と貯溜タンク部とを配管接続して
    全体を循環系に形成し、ミキサー部と貯溜タンク部との
    間の配管にセメントミルク排出部を分岐して設けてなる
    ことを特徴とするセメントミルク製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のセメントミルク製
    造装置に於いて、混合槽への給水をポンプ部から分岐し
    た圧力水として、混合槽の内周面に添って噴出させて渦
    流とし、渦流となった搬送水にセメント粉を落下供給す
    ることを特徴としたセメントミルク製造装置。
JP6704395A 1995-02-28 1995-02-28 セメントミルク製造装置 Expired - Lifetime JP2694743B2 (ja)

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JPH08229927A JPH08229927A (ja) 1996-09-10
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KR101439098B1 (ko) * 2012-10-31 2014-09-12 (주)넥스지오 시멘팅용 시멘트 슬러리 믹싱 시스템 및 방법, 그리고 대심도의 굴착공과 케이싱 사이 공간 시멘팅 시스템 및 방법
WO2016199953A1 (ko) * 2015-06-10 2016-12-15 (주)넥스지오 슬러리 믹싱 시스템 및 대심도의 굴착공과 케이싱 사이 공간 시멘팅 시스템
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