JP3028497B2 - 無線構内交換機 - Google Patents

無線構内交換機

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JP3028497B2 JP35197493A JP35197493A JP3028497B2 JP 3028497 B2 JP3028497 B2 JP 3028497B2 JP 35197493 A JP35197493 A JP 35197493A JP 35197493 A JP35197493 A JP 35197493A JP 3028497 B2 JP3028497 B2 JP 3028497B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線接続装置を分散設
置することによりマルチゾーン方式をとり、時分割多重
方式で複数の移動機と通信を行う無線構内交換機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の無線構内交換機の発展には目覚ま
しいものがあり、無線接続装置と移動機の通信方法とし
て、無線接続装置を分散配置し、同一周波数帯域の繰り
返し利用により収容できる移動機数を多くするマルチゾ
ーン方式が採用されている。このマルチゾーン方式で
は、サービスエリアを比較的狭いゾーンに区切って出力
が低い電波で周波数を繰り返し利用するので、送信電力
の低減や収容移動機数を多くとることができるといった
長所があるが、その反面、ゾーン間を移動する移動機の
位置を追跡し、通話を継続する技術が必要になり、これ
まで、様々な方式とサービスが実現されてきた。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のこの種の
無線構内交換機について説明する。
【0004】図8(1)は従来の無線構内交換機で無線接
続装置が2台、移動機が7台の場合の構成図、図8(2)
はスロットに対するチャネルの割当例である。
【0005】図8(1)に例示するように無線構内交換機
は、局線30で接続された構内交換機31と、この構内交換
機31とは第1の内線32で有線接続された第1の無線接続
装置34と、第2の内線33で有線接続された第2の無線接
続装置35と、前記第1の無線接続装置34とは無線で接続
される移動機50,51,52,53と、前記第2の無線接続装
置35と無線で接続される移動機54,55,56で構成されて
いる。なお、38は第1の無線接続装置34の無線ゾーン、
39は第2の無線接続装置35の無線ゾーンである。ここで
無線ゾーンとは、各無線接続装置34,35のアンテナ36,
37から出る電波が正常に届いて移動機50〜53,54〜56と
正常に通信可能な範囲である。
【0006】このような構成で、構内交換機31が第2の
無線接続装置35を介して移動機54,55,56に一斉通報す
る場合、構内交換機31は、局線30から着呼要求を受信す
ると、第2の内線33を介して第2の無線接続装置35に一
斉通報要求を行う。一斉通報要求を受けた第2の無線接
続装置35は、この第2の無線接続装置35が管理する無線
ゾーン39内に位置する移動機54,55,56に対して一斉通
報を行う。
【0007】以後、図9と図10を参照しながら一斉通報
を受ける移動機のうちの1台として移動機54,第2の無
線接続装置35,第2の内線33を、それぞれ図9の移動機
2,無線接続装置1,内線3に置き換えて移動機のベル
鳴動までを説明する。図9は無線接続装置と移動機の構
成図、図10は一斉通報により移動機のベルが鳴動するま
でのシーケンスチャートである。なお、移動機55,56は
移動機54の動作と同じなので省略する。
【0008】また、無線接続装置1において、第1の移
動機間無線インタフェース9はアンテナ10より送受信す
る無線信号を変換し、TDMAの信号の生成・分解を行
うとともにフレームの生成・分解を行い、第1の無線制
御部8は制御チャネル(CCH)および通信チャネル(T
CH)の制御を行う。また通信部4は内線3より受信さ
れた信号によりスロット同期信号を抽出し、第1の無線
制御部8を介してフレームの生成・分解を行う第1の移
動機間無線インタフェース9のスロットタイミングを制
御する。そのスロットに対するチャネルの割当例を図8
(2)に示す。ここでは内線3の通話チャネル数が3で、
無線接続装置1で制御するスロット数が4の場合を示し
ている。
【0009】図9において、内線3を介し、通信部4よ
り一斉通報要求を受けた無線接続装置1の第1の制御部
5は、無線接続装置1が管理する無線ゾーン内に位置す
るすべての移動機に対して一斉通報を行う。図10に示す
一斉通報を受けた移動機2の第2の制御部11は、第2の
自局ID記憶部12に記憶されている無線接続装置1の無
線ゾーン内に位置することを示す移動機2の識別コード
(以下、IDと称する)を移動機認証要求と共に無線接続
装置1へアンテナ10を介して送信する。アンテナ10を介
して受信した図10に示す移動機認証要求について、無線
接続装置1の第1の制御部5は、無線接続装置1の無線
ゾーン内に移動機2が存在していることを移動機ID記
憶部7の情報から確認し、移動機2に対し第1の自局I
D記憶部6に書き込まれた無線接続装置IDを含めた移
動機認証通知を図10に示すように送信する。
【0010】次に移動機認証を受けた移動機2の第2の
制御部11は、無線接続装置1のIDが自局に登録されて
いる無線接続装置であることを無線接続装置ID記憶部
13に登録されているIDと比較することにより確認し、
図10に示す着呼応答を無線接続装置1へ送信する。さら
に着呼応答を受けた無線接続装置1の第1の制御部5
は、通信部4と内線3を介し構内交換機31へ着呼応答を
送信する。着呼応答を受けた構内交換機31は、内線3,
無線接続装置1を介し移動機2に対し図10に示す呼設定
を送信し、呼設定を受けた移動機2は、無線接続装置1
と内線3を介し構内交換機31へ図10に示す呼設定受付を
送信した後、ベルを鳴動させる。最後に、移動機2は、
無線接続装置1と内線3を介し、構内交換機31へ図10に
示す呼出送信し、ベル鳴動までの一連の処理が終了とな
る。
【0011】次に、移動機54,55,56に一斉通報を行
い、各移動機のベル鳴動後、移動機54が応答した場合を
図11を参照しながら説明する。図11は一斉通報を受けた
移動機の1台が応答した場合のシーケンスチャートであ
る。移動機54が、図11に示すオフフックすると、移動機
54は構内交換機31に対して第2の無線接続装置35の第1
の無線制御部8と第1の制御部5を介して図11に示す応
答を送信する。応答を受けた構内交換機31は、局線30と
内線33を接続し、移動機54に対して第2の無線接続装置
35の第1の制御部5と第1の無線制御部8を介して、図
11に示す応答確認を送信し、移動機54の図11に示す通話
が可能になる。
【0012】最後に、応答した移動機以外のベルが鳴動
している移動機55,56に対してベル鳴動を停止させるた
めに、第2の無線接続装置35の第1の制御部5は、第1
の無線制御部8を介して、図11に示す切断要求を送信す
る。切断要求を受けた移動機55,56は、それぞれ第2の
無線接続装置35の第1の制御部5に対し、第1の無線制
御部8を介して、図11に示す切断終了を送信してベル鳴
動を停止し、発着信可能なアイドル状態に戻る。
【0013】なお、図9の移動機2において、14は第3
の無線制御部、15は無線接続装置間無線インタフェー
ス、16はアンテナであり、移動機2が無線接続装置1と
無線通信を行う場合は、第3の無線制御部14と無線接続
装置間無線インタフェース15,アンテナ16を介して通信
を行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の無線構内交
換機の構成では、この無線構内交換機で一斉通報を行う
場合、通話可能チャネル数分を超える移動機に対しては
一斉通報を行うことができないため、これを超える移動
機に対しても一斉通報を行うには、従来の一斉通報とは
別の手段を使用することが必要である。
【0015】本発明は上記の課題を解決するもので、す
べての移動機に対して一斉通報を行うことができる無線
構内交換機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決し、目的を達成するため、従来の構成の他に、無線構
内交換機の無線接続装置において、移動機間無線インタ
フェース部と無線制御部とアンテナを追加し、その追加
した無線制御部と従来の無線制御部とその2つの無線制
御部の通話路を切り替えるための通話路スイッチ部を設
けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、通話可能チャネル数分を超え
る移動機に対しては行うことができない一斉通報を、通
話可能チャネル数分を超える移動機に対しても一斉通報
を行うことができる。また、無線接続装置の使用中の無
線制御部が何らかの原因により制御不可能に陥った場合
でも、通話路スイッチ部により通話路を切り替え、さら
に正常な無線制御部に制御を切り替えることによって、
無線接続装置の機能を維持することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例における無線構内
交換機の無線接続装置と移動機の構成を示すブロック図
である。なお、従来例の図9と同様の作用をなす構成要
素には、同一の符号を付けて説明する。無線接続装置1
には、新たに第2の無線制御部18と、第2の移動機間無
線インタフェース19とを追加し、その追加した第2の無
線制御部18と、従来の第1の無線制御部8との2つの無
線制御部の通話路を切り替えるための通話路スイッチ部
17が追加されている点が従来の無線接続装置とは異な
る。
【0020】以上のように構成された本発明の無線構内
交換機の一斉通報の処理を図1のブロック図および図
2,図3,図5のシーケンスチャート、図4,図6に示
す説明図、図7に示す構成図に基づいて説明する。
【0021】図7(1)は無線構内交換機における無線接
続装置と移動機の構成図である。1は無線接続装置で、
内線3で構内交換機(図略)に接続されている。なお、無
線ゾーン60はアンテナ10から出ている電波による無線ゾ
ーンで、無線で接続される移動機は50,51,52,53の4
台で構成されている。
【0022】まず、このような構成で内線3の通話チャ
ネル数が3で、無線接続装置1で制御するスロット数が
4で、移動機50,51に対して一斉通報を行い、各移動機
のベルが鳴動するまでを説明する。なお、移動機52,53
は既に通話中で、図4(1)のようにそれぞれスロットを
1つ使用している。図中の2つの記号TCHは移動機5
2,53が通信スロットとして使用していることを意味す
る。
【0023】図2は移動機50に一斉通報を行う場合のシ
ーケンスチャートである。以後、移動機50を図1の移動
機2に置き換えて説明する。無線接続装置1が移動機2
と無線通信を行う場合は、第1の無線制御部8と第1の
移動機間無線インタフェース9,アンテナ10を介して行
う。また移動機2が無線接続装置1と無線通信を行う場
合は、第3の無線制御部14と無線接続装置間無線インタ
フェース15,アンテナ16を介して行う。また、通話路ス
イッチ部17の切り替えスイッチは、第1の無線制御部8
か第1の移動機間無線インタフェース9が何らかの原因
により制御不可能に陥らない限り、第1の無線制御部8
に接続されている。
【0024】図1における内線3を介し、通信部4によ
り図2に示す一斉通報要求を受けた無線接続装置1の第
1の制御部5は、無線接続装置1が管理する無線ゾーン
内に位置するすべての移動機に対して一斉通報を行う。
一斉通報要求を受けた移動機2の第2の制御部11は、第
2の自局ID記憶部12に記憶されている無線接続装置1
の無線ゾーン内に位置することを示す移動機2のID
を、図2に示す移動機認証要求とともに無線接続装置1
へ送信する。
【0025】移動機認証要求を受けた無線接続装置1の
第1の制御部5は、無線接続装置1の無線ゾーン内に移
動機2が存在していることを移動機ID記憶部7の情報
から確認し、移動機2に対し第1の自局ID記憶部6に
書き込まれた無線接続装置IDを含めた図2に示す移動
機認証通知を送信する。
【0026】次に、移動機認証を受けた移動機2の第2
の制御部11は、無線接続装置1のIDが自局に登録され
ている無線接続装置であることを、無線接続装置ID記
憶部13に登録されているIDと比較することにより確認
し、着呼応答を無線接続装置1へ送信する。さらに、図
2に示す着呼応答を受けた無線接続装置1の第1の制御
部5は、通信部4と内線3を介し構内交換機へ着呼応答
を送信する。着呼応答を受けた構内交換機は、内線3,
無線接続装置1を介し移動機2に対し図2に示す呼設定
を送信し、呼設定を受けた移動機2は、無線接続装置1
と内線3を介し構内交換機へ図2に示す呼設定受付を送
信した後、ベルを鳴動させ、さらに無線接続装置1と内
線3を介し構内交換機へ図2に示す呼出を送信し、移動
機50のベル鳴動までの一連の処理が終了となる。
【0027】このときスロットに対するチャネルの割当
は、図4(2)のようになる。図中の記号TCH(50)は移
動機50が通信スロットとして使用していることを意味す
る。この後、無線接続装置1の第1の制御部5は、第1
の無線制御部8で制御するスロットに空きスロットがな
い場合、空きスロットをつくり、一斉通報に該当する移
動機50以外の移動機との通信にスロットが使用できるよ
うに、移動機50を第2の無線制御部18が管理する図7
(2)に示す無線ゾーン61に切り替えるために移動機50に
対して図2に示す接続装置切り替え要求を送信する。接
続装置切り替え要求を受けた移動機50は第2の無線制御
部18が制御するスロットをモニタし、同期がとれたなら
ば、第1の無線制御部8に対して図2に示す切り替え終
了通知を送信する。以後、無線接続装置1が移動機50に
対して無線通信を行う場合は、第2の無線制御部18と、
第2の移動機間無線インタフェース19,アンテナ20を介
して行う。このとき、スロットに対するチャネルの割当
は、図4(3)のようになる。
【0028】次に、移動機51に対して一斉通報を行う
が、移動機のベル鳴動までのシーケンスは移動機50のベ
ル鳴動までのシーケンスと同じなので省略する。
【0029】図3は移動機51に一斉通報を行う場合のシ
ーケンスチャートであり、一斉通報要求からベル鳴動に
よる呼出までは、前記図2の場合と同様である。なお移
動機51のベル鳴動のとき、スロットに対するチャネルの
割当は図4(4)のようになる。図中の記号TCH(51)は
移動機51が通信スロットとして使用していることを意味
する。この後、無線接続装置1の第1の制御部5は、一
斉通報に該当する移動機50,51以外の移動機との通信に
スロットが使用できるように、第1の無線制御部8で制
御するスロットに空きスロットがない場合、第1の無線
制御部8が制御する移動機51が使用中のスロット3と第
2の無線制御部18が制御する同じ位置のスロットが空い
ていれば、移動機51に対して接続装置切り替え要求を送
信し、第2の無線制御部18が管理する無線ゾーン61に切
り替え、空きスロットをつくるが、移動機50が使用中な
ので、まず移動機50に対してスロット切り替え要求を第
2の無線制御部18より送信し、切り替える空きスロット
を指定する。
【0030】図3に示すスロット切り替え要求を受けた
移動機50は、スロット切り替えを行い、無線接続装置1
の第2の無線制御部18を介し第1の制御部5へ、図3に
示すスロット切り替え終了通知を送信する。このときの
スロットに対するチャネルの割当は図4(5)のようにな
る。第2の無線制御部18が制御するスロット3が空いた
ので、無線接続装置1の第1の制御部5は、移動機51に
対して第1の無線制御部8より図3に示す接続装置切り
替え要求を送信し、第2の無線制御部18が管理する無線
ゾーン61に切り替える。接続装置切り替え要求を受けた
移動機51は、第2の無線制御部18が制御するスロットを
モニタし、同期がとれたならば第1の無線制御部8に対
して図3に示す切り替え終了通知を送信する。以後、無
線接続装置1が移動機51に対して無線通信を行う場合
は、第2の無線制御部18と第2の移動機間無線インタフ
ェース19,アンテナ20を介して行う。このときのスロッ
トに対するチャネルの割当は図4(6)のようになる。以
上で一斉通報におけるすべての移動機のベル鳴動までの
動作は終了となり、無線接続装置と移動機の構成は図7
(2)のようになる。
【0031】次に、移動機50,51に一斉通報を行い各移
動機のベル鳴動後、移動機50が応答した場合について図
5,図6を参照しながら説明する。図5は一斉通報を受
けた移動機の1台が応答した場合のシーケンスチャート
である。このときのスロットに対するチャネルの割当は
図6(1)のようになっているものとする。図中の記号T
CH(50),TCH(51)は、移動機50,51がそれぞれ通信
スロットとして、またTCH(52)はすでに移動機52が一
斉通報以外で通信スロットとして使用していることを意
味する。移動機50がオフフックすると、移動機50は構内
交換機に対して無線接続装置1の第2の無線制御部18と
第1の無線制御部8に対して図5に示す応答を送信し、
応答を受けた構内交換機は局線と内線3を接続、移動機
50に対して無線接続装置1の第1の制御部5と第1の無
線制御部8を介して図5に示す応答確認を送信する。
【0032】この後、無線接続装置1の第1の制御部5
は、第2の無線制御部18が制御する移動機50が使用中の
スロット2と第1の無線制御部8が制御する同じ位置の
スロットが空いていれば、移動機50に対して図5に示す
スロット切り替え要求を送信し、第1の無線制御部8が
管理する無線ゾーン60に切り替えるが、移動機52が使用
中なので、まず移動機52に対してスロット切り替え要求
を第1の無線制御部8より送信し、切り替える空きスロ
ットを指定する。スロット切り替え要求を受けた移動機
52はスロット切り替えを行い、無線接続装置1の第1の
無線制御部8を介し第1の制御部5へ、図5に示す切り
替え終了通知を送信する。このときのスロットに対する
チャネルの割当は図6(2)のようになる。
【0033】第1の無線制御部8が制御するスロット2
が空いたので、無線接続装置1の第1の制御部5は、移
動機50に対して第2の無線制御部18より図5に示す接続
装置切り替え要求を送信し、第1の無線制御部8が管理
する無線ゾーン60に切り替える。接続装置切り替え要求
を受けた移動機50は、第1の無線制御部8が制御するス
ロットをモニタし、同期がとれたならば第2の無線制御
部18に対して図5に示す切り替え終了通知を送信する。
以後、無線接続装置1が移動機50に対して無線通信を行
う場合は、第1の無線制御部8と第1の移動機間無線イ
ンタフェース9,アンテナ10を介して行う。このときス
ロットに対するチャネルの割当は図6(3)のようにな
り、移動機50の通話が可能になる。
【0034】最後に、応答した移動機以外のベルが鳴動
している移動機51に対してベル鳴動を停止させるために
無線接続装置1の第1の制御部5は、第2の無線制御部
18を介して図5に示す切断要求を送信する。切断要求を
受けた移動機51は、無線接続装置1の第1の制御部5に
対し、第2の無線制御部18を介して図5に示す切断終了
を送信してベル鳴動を停止する。このときのスロットに
対するチャネルの割当は図6(4)のようになり、移動機5
1は発着信可能なアイドル状態に戻る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線構内
交換機は、その無線接続装置において、無線接続装置が
従来の構成の他に、移動機間無線インタフェース部と無
線制御部とアンテナとその追加した無線制御部と、従来
の無線制御部とその2つの無線制御部の通話路を切り替
えるための通話路スイッチ部を備えることによって、通
話可能チャネル数分を超える移動機に対しては行うこと
ができない一斉通報を、通話可能チャネル数分を超える
移動機に対して一斉通報を行うことができる。また、無
線接続装置の使用中の無線制御部が何らかの原因により
制御不可能に陥った場合でも通話路スイッチ部により通
話路を切り替え、さらに正常な無線制御部に制御を切り
替えることによって、無線接続装置の機能を維持するこ
とができ、無線構内交換機の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無線構内交換機の無
線接続装置と移動機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の無線構内交換機の一斉通報における移動
機50のベル鳴動の動作を示すシーケンスチャートであ
る。
【図3】図1の無線構内交換機の一斉通報における移動
機51のベル鳴動と移動機50の動作を示すシーケンスチャ
ートである。
【図4】図1の無線構内交換機の一斉通報における移動
機50,51のベル鳴動までのスロットに対するチャネルの
割当の説明図である。
【図5】図1の無線構内交換機の一斉通報における移動
機50の応答の動作を示すシーケンスチャートである。
【図6】図1の無線構内交換機の一斉通報における移動
機50の応答時のスロットに対するチャネルの割当の説明
図である。
【図7】図1の無線構内交換機の一斉通報における模式
図である。
【図8】従来の無線構内交換機の構成図(1)とスロット
に対するチャネルの割当例(2)である。
【図9】従来の無線構内交換機の無線接続装置と移動機
の構成を示すブロック図である。
【図10】図9の一斉通報における移動機のベル鳴動の
動作を示すシーケンスチャートである。
【図11】図9の一斉通報における移動機の応答の動作
を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1…無線接続装置、 2…移動機、 3…内線、 4…
通信部、 5…第1の制御部、 6…第1の自局ID記
憶部、 7…移動機ID記憶部、 8…第1の無線制御
部、 9…第1の移動機間無線インタフェース、 10,
16,20,36,37…アンテナ、 11…第2の制御部、 12
…第2の自局ID記憶部、 13…無線接続装置ID記憶
部、 14…第3の無線制御部、 15…無線接続装置間無
線インタフェース、 17…通話路スイッチ部、 18…第
2の無線制御部、 19…第2の移動機間無線インタフェ
ース、 30…局線、 31…構内交換機、 32…第1の内
線、33…第2の内線、 34…第1の無線接続装置、 35
…第2の無線接続装置、 38…第1の無線接続装置の無
線ゾーン、 39…第2の無線接続装置の無線ゾーン、50
〜56…移動機、 60…第1の無線制御部の無線ゾーン、
61…第2の無線制御部の無線ゾーン。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内交換機と内線で有線接続され、時
    割多重方式により複数の移動機と無線通信を行うための
    第1,第2の移動機間無線インタフェース部と、第1,
    第2の無線制御部と、前記第1,第2の無線制御部の通
    話路を切り替えるための通話路スイッチとを有する無線
    接続装置とから成る無線構内交換機であって前記無線接続装置に、 前記構内交換機より一斉通報要求
    を受けたときに自身が管理する無線ゾーン内に位置する
    すべての移動機に対して一斉通報を行い、前記一斉通報
    要求を受信した移動機から送信された移動機認証要求を
    信後、記移動機に対し移動機認証通知を送信する
    とにより移動機にベル鳴動させるため、 第1の無線制御部制御するスロットの中の一つ
    動機との通信使用され、前記第1の無線制御部
    御するスロットにおいて他に空きが無いとき、 前記移動機が使用中のスロットと同じ位置となる第2の
    無線制御部が制御するスロットに空があるか否かを判断
    し、空がある場合には、前記移動機に対して前記第2
    の無線制御部制御するスロットへ切り替え要求す
    る接続装置切り替え要求を送信する制御手段を備えた
    とを特徴とする無線構内交換機。
  2. 【請求項2】 前記無線接続装置の制御手段が、構内交
    換機より一斉通報要求を受けたときに自身が管理する無
    線ゾーン内に位置するすべての移動機に対して一斉通報
    を行い、前記一斉通報要求を受信した移動機から送信さ
    た移動機認証要求を受信後、記移動機に対し移動機
    認証通知を送信することにより移動機にベル鳴動させ
    ため、 第1の無線制御部制御するスロットの中の一つ第1
    の移動機との通信使用され、前記第1の無線制御部
    制御するスロットにおいて他に空きが無く、かつ前記第
    1の移動機が使用中のスロットと同じ位置となる第2の
    無線制御部が制御するスロットを第2の移動機が使用中
    であるとき、 記第2の移動機に対してスロット切り替え要送信
    て前記第2の無線制御部制御するスロットを空ける
    ように要求し、前記第2の移動機がスロット切り替えを
    行った後に送信するスロット切り替え終了通知の受信に
    よって、前記第2の無線制御部が制御するスロットに空
    きスロットが生じたことを認知すると、 前記第1の移動
    機に対して前記空きスロットへの切り替え要求する接
    続装置切り替え要求を送信する制御を行うことを特徴と
    する請求項1記載の無線構内交換機。
  3. 【請求項3】 構内交換機と内線で有線接続され、時分
    割多重方式により複数の移動機と無線通信を行うための
    第1,第2の移動機間無線インタフェース部と、第1,
    第2の無線制御部と、前記第1,第2の無線制御部の通
    話路を切り替えるための通話路スイッチとを有する無線
    接続装置から成る無線構内交換機であって、 前記無線接続装置に、前記構内交換機より一斉通報要求
    を受けたときに自身が管理する無線ゾーン内に位置する
    すべての移動機に対して一斉通報を行い、前記一斉通報
    要求を受信した移動機から送信された自局識別コードと
    移動機認証要求を受信後、当該無線ゾーン内に前記移動
    機の存在を確認し、前記移動機に対し前記無線接続装置
    の自局識別コードを含めた移動機認証通知を送信するこ
    とにより移動機にベル鳴動させるため、 第1の無線制御部が制御するスロットの中の一つが移動
    機との通信に使用され、前記第1の無線制御部が制御す
    るスロットにおいて他に空きが無いとき、 前記移動機が使用中のスロットと同じ位置となる第2の
    無線制御部が制御するスロットに空があるか否かを判断
    し、空がある場合には、前記移動機に対して、前記第2
    の無線制御部が制御するスロットへの切り替えを要求す
    る接続装置切り替え要求を送信し、 また、第1の無線制御部が制御するスロットの中の一つ
    が第1の移動機との通信に使用され、前記第1の無線制
    御部が制御するスロットにおいて他に空きが無く、かつ
    前記第1の移動機が使用中のスロットと同じ位置となる
    第2の無線制御部が制御するスロットを第2の移動機が
    使用中であるときは、 前記第2の移動機に対してスロット切り替え要求を送信
    して前記第2の無線制御部が制御するスロットを空ける
    ように要求し、前記第2の移動機がスロット切り替えを
    行った後に送信するスロット切り替え終了通知の受信に
    よって、前記第2の無線制御部が制御するスロットに空
    きスロットが生じたことを認知すると、前記第1の移動
    機に対して前記空きスロットへの切り替えを要求する接
    続装置切 り替え要求を送信する制御手段を備えたことを
    特徴とする無線構内交換機。
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