JP3028384B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計量部で計量し
た物品を、所定量分組合せて排出する組合せ計量装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】組合せ計量装置は、個々の重量にバラツ
キのある物品を、所定量分ひとまとめにするために、一
般的に図8に示すように構成されている。
【0003】即ち、図示しない供給装置から複数の中間
ホッパ11 〜1n に、ほぼ同量ずつ収容された物品W
は、各中間ホッパ11 〜1n に対応して設けられた計量
ホッパ21 〜2n へそれぞれ供給される。
【0004】計量ホッパ21 〜2n に供給された物品W
野尻は、ぞれぞれの計量器31 〜3n によって計量さ
れ、各計量器31 〜3n からの計量信号に基づいて、目
標とする所定重量に近い組合せが選定される。
【0005】組合せに選定された物品は、その計量ホッ
パから集合シュート4に一斉に排出される。
【0006】集合シュート4に排出された物品は、一旦
排出ホッパ5に集められた後、図示しない包装機へ排出
される。
【0007】このような構成の組合せ計量装置では、一
般的に包装機側からの排出要求信号を受けて、物品の排
出が起動される。
【0008】即ち、排出要求信号が入力されると、組合
せに選定された物品を収容している計量ホッパが所定時
間開閉し、この選定物品を一旦排出ホッパ5に収容し、
排出ホッパ5を所定時間開閉して選定物品を排出する。
この間に、空の計量ホッパに対応する中間ホッパが所定
時間開閉して、新たな物品が計量ホッパに供給されると
ともに他の計量ホッパによる組合せが選定され、次の排
出要求信号の入力に備える。
【0009】以下、排出要求信号が入力される毎に、上
記の一連の動作を繰り返し行って、所定量分の物品を順
次排出させる。
【0010】この種の計量装置に対し、高速化の要求が
年々増しており、上記の一連の動作をそれぞれ短時間に
行うことが必要になってきている。
【0011】ところが、上記の動作のタイミングは、計
量する物品の種類や、目標とする量等の違いによって、
一律に短縮化することはできない。
【0012】例えば、流れのよい物品を計量する場合
と、流れにくい物品を計量する場合とでは、同一の目標
量であっても、各ホッパの開閉時間や、ホッパ間の移動
時間等が大きく異なってしまい、上記の一連の動作を単
純に短縮させる訳にはいかない。
【0013】このため、従来は、計量運転を開始する前
に試運転を行い、実際の排出動作を見ながら、物品を高
速でかつ安定に排出できるように、各ホッパの開閉時間
や、動作タイミングを手動調整していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように、試運転中の実際の排出動作を見ながら、各ホッ
パの開閉時間や動作タイミングを手動調整する方法で
は、調整者の差によってその速度や安定性にバラツキが
生じて、計量物品に対する計量装置の能力を最大に設定
させることは困難である。
【0015】例えば、高速性のみを重視した調整をして
しまうと、計量ホッパあるいは排出ホッパが完全に閉じ
きっていないときに、中間ホッパあるいは計量ホッパか
らの物品が到達して、物品の噛み込みや、飛散などの問
題を発生させてしまう。逆に、安定性のみを重視した調
整をしてしまうと、運転速度が上がらない。
【0016】このため、このタイミング調整には、かな
り熟練した調整者が必要となっていた。
【0017】本発明は、この課題を解決した組合せ計量
装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明の組合せ計量装置は、複数のホッパに収
容された計量済み物品の組合せを選定して、選定した組
合せの物品を前記ホッパの開閉によって一斉に排出し、
集合シュートを介して排出ホッパに収容し、該排出ホッ
パの開閉によって前記選定物品を排出する組合せ計量装
置において、物品が前記集合シュートから前記排出ホッ
パに到達したことを検出するためのセンサと、前記セン
サからの信号を受けて、物品が、前記複数のホッパから
排出されたから、前記排出ホッパに到達するまでの時間
を検出する到達時間検出手段と、前記センサからの信号
を受けて、前記集合シュートを流れる物品の先頭部分が
前記排出ホッパに到達してから、物品の最後部が前記排
出ホッパに到達するまでの時間を検出する物品流れ時間
検出手段と、前記到達時間検出手段および前記物品流れ
時間検出手段によって検出された時間に基づいて、前記
複数のホッパと前記排出ホッパの開閉時間とそのタイミ
ングを決定するタイミング決定手段とを備えている。
【0019】また、第2の発明の組合せ計量装置は、計
量器をそれぞれ有する複数の計量ホッパに物品を複数の
中間ホッパからそれぞれ供給し、前記複数の計量器から
出力される計量信号に基づいて組合せを選定し、選定し
た物品を前記計量ホッパから一斉に排出する組合せ計量
装置において、前記計量器からの計量信号を受けて、前
記中間ホッパが開き始めてから計量信号が立ち上りを開
始するまでの到達時間と、計量信号の立ち上り開始から
変曲点に達するまでの流れ時間とを検出する供給時間検
出手段と、前記供給時間検出手段によって検出された到
達時間と流れ時間とに基づいて、前記計量ホッパに対す
る前記中間ホッパの開閉時間とそのタイミングを決定す
るタイミング決定手段とを備えている。
【0020】
【作用】本発明によれば、センサからの信号によって、
ホッパから排出された物品が排出ホッパへ到達するまで
の時間と、その物品の長さに対応した時間とが検出さ
れ、これらの時間に基づいて、ホッパおよび排出ホッパ
の開閉時間とそのタイミングが決定される。
【0021】また、計量ホッパの計量器からの信号によ
って検出された供給時間から、中間ホッパの開閉時間と
そのタイミングが決定される。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例の組合せ計量装
置の構成を示す図であり、前述の中間ホッパ11
n 、計量ホッパ21 〜2n 、計量器31 〜3n 、集合
シュート4および排出ホッパ5を有している。
【0024】なお、集合シュート4は、図2に示すよう
に、切頭逆円錐形に形成されており、上方の開口面4a
で受けた物品を下方の開口面4bから排出させる。
【0025】この集合シュート4と排出ホッパ5との間
には、集合シュート4から排出される物品の通過を光学
的に検出するためのセンサ8が設けられている。
【0026】センサ8の投光部8aは、集合シュート4
の開口面4bの中心から所定距離fだけ下方の位置を水
平に通るビーム光を出力し、受光部8bは、このビーム
光を受光する位置に配置されている。
【0027】なお、この距離fは、集合シュート4に受
け入れられた物品が必ず通過する位置(集合シュートの
排出焦点)に決められている。
【0028】このセンサ8の検出信号は、各計量器31
〜3n の計量信号とともに制御部10に入力されてい
る。
【0029】制御部10の組合せ選定装置11は、後述
する運転モード判定手段30からの起動信号を受ける
と、各計量器31 〜3n からの計量信号に基づいて、所
定ホッパ数Mの組合せ重量のなかから目標値に近い組合
せを選定して、選定された計量ホッパに対応する選定信
号を、選定完了信号とともに出力する。
【0030】なお、この選定に要する時間は、各ホッパ
の開閉時間等に比べてほとんど無視できるため、以下の
説明では、選定完了信号は、起動信号とほぼ同期して出
力されるものとする。
【0031】この選定完了信号を受けた排出ホッパ開閉
装置12は、排出ホッパ5を、選定完了信号の入力時か
ら、第1の遅延時間設定器13に設定されている遅延時
間T1だけ遅れたタイミングに、第1の開閉時間設定器
14に設定されている開閉時間Thで開閉させるための
開閉信号を出力する。
【0032】計量ホッパ開閉装置15は、組合せ選定装
置11からの選定信号によって指定された計量ホッパ
を、第2の開閉時間設定器17に設定されている開閉時
間Tkで開閉させるための開閉信号を出力する。
【0033】計量ホッパ開閉装置15からの開閉信号を
受けた中間ホッパ開閉装置18は、選定された計量ホッ
パに対応する中間ホッパを、第2の遅延時間設定器19
に設定されている遅延時間T2だけ遅れたタイミング
に、第3の開閉時間設定器20に設定されている開閉時
間Tmで開閉させるための開閉信号を出力する。
【0034】なお、中間ホッパ開閉装置18からの開閉
信号は、その開閉信号に応じた中間ホッパに物品を供給
するための供給装置(図示せず)に出力されている。
【0035】一方、センサ8からの検出信号は、到達時
間検出手段21および物品流れ時間検出手段22に入力
されている。
【0036】到達時間検出手段21は、計量ホッパが開
閉動作を開始してから、その計量ホッパの物品の先頭が
センサ8のビーム光を遮るまでの時間Tdを、到達時間
として検出する。
【0037】物品流れ時間検出手段22は、集合シュー
ト4から排出される物品が、センサ8のビーム光を遮る
時間Twを、物品の流れ時間として検出する。
【0038】なお、集合シュート4の開口面4bと排出
ホッパ5との距離は、集合シュート4の内壁4cの長さ
に比べて無視できる長さであり、この到達時間Tdは、
計量ホッパから排出された物品の先頭が、排出シュート
5に到達するまでの時間とほぼ等しいものとする。
【0039】到達時間検出手段21および物品流れ時間
検出手段22からの到達時間Tdと流れ時間Twの情報
は、第1のタイミング決定手段25に入力されている。
【0040】第1のタイミング決定手段25は、後述す
る運転モード判定手段30からの試運転モード信号を受
けると、所定回数(例えば10回)の組合せ排出動作で
得られた到達時間Tdおよび流れ時間Twの平均値A
(Td)、A(Tw)と分散σ(Td)、σ(Tw)と
をそれぞれ算出する。
【0041】そして、次式の計算によって、実際の流れ
時間が確率的にこれ以上長くなることのない最長流れ時
間Sw(+)と、実際の到達時間が確率的にこれ以上長
くなることのない最長到達時間Sd(+)および実際の
到達時間が確率的にこれ以上短くなることのない最短到
達時間Sd(−)を算出する。
【0042】Sw(+)=A(Tw)+4σ(Tw)
【0043】Sd(+)=A(Td)+4σ(Td)
【0044】Sd(−)=A(Td)−4σ(Td)
【0045】そして、算出された最長流れ時間Sw
(+)を計量ホッパの開閉時間Tkとして第2の開閉時
間設定器17に設定し、排出ホッパ5の開閉時間Thを
次式によって算出して第1の開閉時間設定器14に設定
する。
【0046】 Tc−Sw(+)−Sd(+)+Sd(−)=Th
【0047】ここで、Tcは、組合せ計量装置に対して
要求される運転サイクルであり、この開閉時間Thは、
図3に示すように、この運転サイクルTc内に排出ホッ
パ5が、完全に閉じきった状態から、最長到達時間と最
短到達時間の差(即ち到達時間幅Wd)と最長流れ時間
Sw(+)を待って次の開閉を開始することのできる最
長の時間である。
【0048】また、タイミング決定手段25は、次式の
計算によって、計量ホッパの開閉開始tから、排出ホッ
パ5の開閉開始までの遅延時間T1を算出して、第1の
遅延時間設定器13に設定する。
【0049】Sd(−)−Th=T1
【0050】このT1は、図4の(a)に示すように、
計量ホッパが開き始めてから、その物品の先頭が、最短
時間で排出ホッパ5に到達したときに、排出ホッパ5が
同図の(b)に示すように完全に閉じ終わっているため
の最大の遅延時間である。
【0051】第2のタイミング決定手段27は、この試
運転モード時に各計量器からの計量信号に基づいて、第
2の遅延時間設定器19および第3の開閉時間設定器2
0に対する遅延時間T2と開閉時間Tmを設定する。
【0052】即ち、図5の(a)に示すように、中間ホ
ッパが開閉を開始してから、対応する計量ホッパの計量
信号が、同図の(b)のように、立ち上がり変化を開始
するまでの到達時間Taと、計量信号が立ち上がり変化
を開始してから、例えば2回目の変曲点までの流れ時間
Tbを試運転中に検出し、その平均値A(Ta)、A
(Tb)と、分散σ(Ta)、σ(Tb)を算出する。
【0053】そして、前記同様に、最長流れ時間Sb
(+)と、最短到達時間Sa(−)を、次式の計算によ
って検出する。
【0054】Sb(+)=A(Tb)+4σ(Tb)
【0055】Sa(−)=A(Ta)−4σ(Ta)
【0056】そして、この最長流れ時間Sb(+)を中
間ホッパの開閉時間Tmとして第3の開閉時間設定器2
0に設定する。
【0057】また、計量ホッパが開閉を開始してから、
中間ホッパの開閉を開始するまでの遅延時間T2を次式
の計算によって検出し、第2の遅延時間設定器19に設
定する。
【0058】Tk−Sa(−)=T2
【0059】なお、第1のタイミング決定手段25およ
び第2のタイミング決定手段27は、試運転の初期に通
常運転時の設定値に比べて非常に大きな値を各設定器に
初期設定し、時間測定の誤差を発生させない遅い速度
で、この組合せ計量装置を運転させている。
【0060】運転モード判定手段30は、試運転スイッ
チ31のスイッチ操作を検知して、第1、第2のタイミ
ング決定手段25、27に試運転モード信号を出力し、
低速の起動信号を組合せ選定装置11に出力する。そし
て所定回数の組合せ排出動作が終了すると、運転サイク
ルTcの起動信号を組合せ選定装置11へ出力して、こ
の物品に対する最高速度での運転に切り替える。
【0061】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0062】計量条件が未知の物品の計量を開始する場
合には、試運転スイッチ31をオン操作する。
【0063】このスイッチ操作によって、この計量装置
は、試運転モードとなり、組合せ選定装置11には、図
6の(a)に示すような、長い初期サイクルTc0 の起
動信号が入力される。
【0064】組合せに選定された物品を収容している計
量ホッパは、同図の(b)に示すように、起動信号に同
期して初期開閉時間Tk0 で開閉される。
【0065】この開閉によって排出された物品は、集合
シュート4を介して排出ホッパ5に収容される。このと
き、センサ8の検出信号によって、第1回目の到達時間
Tdと流れ時間Twが検出される。
【0066】排出ホッパ5に収容された物品は、起動信
号の入力から初期遅延時間T10 だけ遅れたタイミング
に初期開閉時間Th0 で開閉して、物品を排出させる。
【0067】空になった計量ホッパには、起動信号から
初期遅延時間T20だけ遅れたタイミングに初期開閉時
間Tm0 で開閉する中間ホッパから新たな物品が供給さ
れる。
【0068】このとき、計量器からの信号によって、第
1回目の到達時間Taと流れ時間Tbが検出される。
【0069】以下同様にして、この初期サイクルでの運
転が続けられ、例えば10回目のサイクルが終了する
と、第1のタイミング決定手段25および第2のタイミ
ング決定手段27によって決定された各開閉時間と遅延
時間が、それぞれの設定器に設定されて、この物品に対
応した最も高速で安定な動作タイミングでの運転が開始
される。
【0070】図7は、この運転の様子を示しており、同
図の(a)に示すようにTcの間隔で入力される起動信
号に同期して、計量ホッパは、同図の(b)のようにT
k時間、即ち、Sw(+)時間開閉して、物品を排出さ
せる。
【0071】この開閉によって、計量ホッパ内の物品
は、完全に集合シュート4へ排出され、その先頭は、最
短でSd(−)時間後に排出ホッパ5へ到達する。
【0072】排出ホッパ5は、同図の(c)に示すよう
に、起動信号の入力からT1時間遅れてTh時間開閉し
た直後にこの物品を、その到達時間幅Wdと最大流れ時
間Sw(+)との期間で受けて、次の開閉動作に入る。
【0073】また、計量ホッパの開閉から遅延時間T2
だけ遅れたタイミングには、同図の(d)に示すよう
に、中間ホッパがTm時間開閉して、次の物品を供給す
る。以下、同様の動作が繰り返されて、Tc毎に目標量
の物品が排出されていくことになる。
【0074】
【他の実施例】なお、前記実施例では、排出ホッパ5へ
の物品の到達時間と流れ時間を検出するために、1組の
投受光器からなるセンサ8を用いていたが、これは本発
明を限定するものでなく、複数のセンサを平行にあるい
は円形に並べて、物品の検出をおこなってもよい。ま
た、光学式のセンサだけでなく、超音波センサ等を用い
てもよい。また、排出ホッパに計量器を連結させ、この
計量器をセンサとして用いてもよく、この場合には、計
量ホッパから排出された物品が、全て排出ホッパに収容
されているかを判定することもできる。
【0075】また、前記実施例では、計量ホッパで計量
した物品を直接集合シュート4へ排出する構成の計量装
置について説明したが、計量ホッパで計量した物品を直
ちにメモリホッパへ排出して、次の計量に備える形式の
組合せ計量装置についても本発明を同様に適用すること
ができる。
【0076】また、前記実施例では、試運転によって、
各ホッパの開閉時間や、遅延時間の設定を行なっていた
が、通常運転中の到達時間や流れ時間を検出して、各設
定時間を更新していくように構成してもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組合せ計
量装置は、センサからの信号によって、ホッパから排出
された物品が集合シュートを介して排出ホッパに到達す
るまでの到達時間とその流れ時間が検出され、この検出
時間に基づいて、ホッパと排出ホッパの開閉時間や遅延
時間が決定されるように構成されているため、従来のよ
うに、設定者による計量能力のバラツキがなく、物品に
対応した最適な条件で計量運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】一実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】一実施例のホッパ間の動作時間の関係図であ
る。
【図4】一実施例のホッパ間の動作時間の関係図であ
る。
【図5】一実施例のホッパ間の動作時間の関係図であ
る。
【図6】一実施例の試運転時の各ホッパの動作状態を示
すタイミング図である。
【図7】一実施例の通常運転時の各ホッパの動作状態を
示すタイミング図である。
【図8】計量装置の一般的な構成を示す図である。
【符号の説明】
1 〜1n 中間ホッパ 21 〜2n 計量ホッパ 31 〜3n 計量器 4 集合シュート 5 排出ホッパ 8 センサ 10 制御部 11 組合せ選定装置 12 排出ホッパ開閉装置 13 第1の遅延時間設定器 14 第1の開閉時間設定器 15 計量ホッパ開閉装置 17 第2の開閉時間設定器 18 中間ホッパ開閉装置 19 第2の遅延時間設定器 20 第3の開閉時間設定器 21 到達時間検出手段 22 物品流れ時間検出手段 25 第1のタイミング決定手段 27 第2のタイミング決定手段 30 運転モード判定手段 31 試運転モードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/387

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のホッパに収容された計量済み物品の
    組合せを選定して、選定した組合せの物品を前記ホッパ
    の開閉によって一斉に排出し、集合シュートを介して排
    出ホッパに収容し、該排出ホッパの開閉によって前記選
    定物品を排出する組合せ計量装置において、 物品が前記集合シュートから前記排出ホッパに到達した
    ことを検出するためのセンサと、 前記センサからの信号を受けて、物品が前記複数のホッ
    パから排出されてから、前記排出ホッパに到達するまで
    の時間を検出する到達時間検出手段と、 前記センサからの信号を受けて、前記集合シュートを流
    れる物品の先頭部分が前記排出ホッパに到達してから、
    物品の最後部が前記排出ホッパに到達するまでの時間を
    検出する物品流れ時間検出手段と、 前記到達時間検出手段および前記物品流れ時間検出手段
    によって検出された時間に基づいて、前記複数のホッパ
    と前記排出ホッパの開閉時間とそのタイミングを決定す
    るタイミング決定手段とを備えたことを特徴とする組合
    せ計量装置。
  2. 【請求項2】計量器をそれぞれ有する複数の計量ホッパ
    に物品を複数の中間ホッパからそれぞれ供給し、前記複
    数の計量器から出力される計量信号に基づいて組合せを
    選定し、選定した物品を前記計量ホッパから一斉に排出
    する組合せ計量装置において、 前記計量器からの計量信号を受けて、前記中間ホッパが
    開き始めてから計量信号が立ち上りを開始するまでの到
    達時間と、計量信号の立ち上り開始から変曲点に達する
    までの流れ時間とを検出する供給時間検出手段と、 前記供給時間検出手段によって検出された到達時間と流
    れ時間とに基づいて、前記計量ホッパに対する前記中間
    ホッパの開閉時間とそのタイミングを決定するタイミン
    グ決定手段とを備えたことを特徴とする組合せ計量装
    置。
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