JP3028055B2 - Pcカードシステム及びプログラム書き換え方法 - Google Patents

Pcカードシステム及びプログラム書き換え方法

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JP3028055B2
JP3028055B2 JP8030271A JP3027196A JP3028055B2 JP 3028055 B2 JP3028055 B2 JP 3028055B2 JP 8030271 A JP8030271 A JP 8030271A JP 3027196 A JP3027196 A JP 3027196A JP 3028055 B2 JP3028055 B2 JP 3028055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード内プログラ
ムの書き換えが可能なPCカードを備えたPCカードシ
ステム及びこのPCカードシステムにおけるプログラム
書き換え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PCカードは一般的に、パーソナ
ルコンピュータ、メモリカード、インターナショナルア
ソシエーションのPCMCIAインタフェースを持ち、
ホストコンピュータと電気的に接続される。このPCカ
ードの機能は、PCカード内のフラッシュメモリに予め
書き込まれたプログラムを実行することによって実現さ
れる。故に、ハードウェア構成が同一のPCカードであ
っても、フラッシュメモリに書き込まれたプログラムに
より、異なる機能を提供するPCカードになり得る。
【0003】従来、この種のフラッシュメモリの書き換
えは、新しい機能の提供や不具合の修正をするために、
ホストコンピュータ側の書き換えプログラムとPCカー
ド側の書き換えプログラムとが共有メモリを介して行わ
れている。このような、ハードウェア構成が同一であ
り、フラッシュメモリに書き込まれたプログラムにより
それぞれ提供する機能が実現できるPCカードでは、目
的の機能を使うために書き込むプログラムを変える必要
がある。
【0004】図9は、従来例の動作のフローチャートを
示す。本従来例では、ホストコンピュータ側書き込みプ
ログラムに従って書き換え開始コマンドを共有メモリに
発行した後、すぐにホストコンピュータの外部記憶装置
内のプログラムファイルを共有メモリを介してPCカー
ド内のプログラムエリアに書き込む。
【0005】最後にホストコンピュータ側書き込みプロ
グラムに従って書き込み終了コマンドを共有メモリに発
行して動作が終了する。
【0006】本発明と技術分野が類似する他の従来例と
して、特開平6−348638号「PCMCIA周辺装
置」および特開平5−324951号「内部プログラム
を実行するすることが可能なマイクロコンピュータ用P
Cカード」がある。但しこれらの従来例は、本発明と目
的・効果等において相違する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例のPCカードにおける第一の問題点は、フラッシ
ュメモリへ誤ったファイルを書き込んでしまうと目的の
機能が使えなくなる。
【0008】第二の問題点は、機能によって販売価格が
異なる。当然、搭載される機能の内容が高度であり高付
加価値を有する場合は、一般的にはそれらに応じて販売
価格が設定される。しかし、ハードウェア構成が同一の
PCカードのフラッシュメモリでは、プログラムの書き
換えが容易に行える。よって、予め書き込まれたプログ
ラムにより販売価格が決定される場合、販売元に不利益
が発生する危険性が大きい。
【0009】第三の問題点は、不具合の修正を目的とし
たフラッシュメモリの書き換えを行う場合、現在書き込
まれているプログラムよりも古いプログラムを、誤って
書き込んでしまう欠点がある。その理由は、不具合を生
じるプログラムファイルと不具合を修正したプログラム
ファイルは、通常ファイルに付けられた名前などで判別
するからである。
【0010】本発明は、プログラム書換時の認証を強化
したPCカードシステム及びプログラム書き換え方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のPCカードシステムは、PCカードと、該
PCカードに書き込むプログラムを保持したホストコン
ピュータとからなるPCカードシステムであって、ホス
トコンピュータは、PCカードとの接続をとるホスト側
インタフェース手段と、書き換え用プログラムと、該書
き換え用プログラムを前記PCカードに書き込むための
ホスト側書き込みプログラムと、前記書き換え用プログ
ラムを書き込む対象となるPCカードを識別するための
ホスト側認証情報とを記憶したホスト側記憶手段と、ホ
ストコンピュータの動作を制御するホスト側制御手段と
を有し、PCカードは、ホストホンピュータとの接続を
とるカード側インタフェース手段と、当該カード領域内
における動作を制御するカード側制御手段と、ホストコ
ンピュータ及び前記カード側制御手段のいずれからもア
クセス可能な共有記憶手段と、プログラムを書き込むた
めのプログラムエリ アを有し、前記ホストコンピュータ
からの前記書き換え用プログラムへの書き換えを行うた
めのカード側書き込みプログラムと、プログラムの書き
換え対象となるPCカードであるか否かを識別するため
のカード側認証情報とを記憶したカード側記憶手段と有
し、カード側認証情報が前記ホスト側認証情報に少なく
とも一部分で一致することにより、前記ホストコンピュ
ータは、前記PCカードに前記書き換え用プログラムを
ロードすることを特徴とする
【0012】上記の認証情報は、所定の文字情報からな
るキーワード、前記所定のキーワード及びプログラムの
バージョンを示すバージョン情報、所定のキーワード及
びPCMCIA規格にて規定された属性情報、前記所定
のキーワードと前記属性情報と前記バージョン情報のい
ずれかからなるとよい。
【0013】本発明のプログラム書き換え方法は、PC
カードとの接続をとるホスト側インタフェース手段と、
書き換え用プログラムと、前記書き換え用プログラムを
書き込む対象となるPCカードを識別するためのホスト
側認証情報とを記憶したホスト側記憶手段とを有するホ
ストコンピュータと、ホストホンピュータとの接続をと
るカード側インタフェース手段と、ホストコンピュータ
からのアクセスも可能な共有記憶手段と、プログラムを
書き込むためのプログラムエリアを有し、プログラムの
書き換え対象となるPCカードであるか否かを識別する
ためのカード側認証情報とを記憶したPC側記憶手段と
を有するPCカードとからなるPCカードシステムにお
けるプログラム書き換え方法であって、PCカードは、
前記カード側認証情報を前記共有記憶手段に書き込み、
ホストコンピュータは、前記共有記憶手段から前記カー
ド側認証情報を取得して、前記ホスト側認証情報との照
合を行い、2つの認証情報の少なくとも一部の一致によ
り、前記ホスト側記憶手段に記憶した前記書き換え用プ
ログラムを前記共有記憶手段に書き込み、PCカード
は、前記共有記憶手段に記憶された前記書き換え用プロ
グラムを前記プログラムエリアに書き込むことを特徴と
する。
【0014】本発明のプログラム書き換え方法は、PC
カードとの接続をとるホスト側イン タフェース手段と、
書き換え用プログラムと、前記書き換え用プログラムを
書き込む対象となるPCカードを識別するためのホスト
側認証情報とを記憶したホスト側記憶手段とを有するホ
ストコンピュータと、ホストホンピュータとの接続をと
るカード側インタフェース手段と、ホストコンピュータ
からのアクセスも可能な共有記憶手段と、プログラムを
書き込むためのプログラムエリアを有し、プログラムの
書き換え対象となるPCカードであるか否かを識別する
ためのカード側認証情報とを記憶したPC側記憶手段と
を有するPCカードとからなるPCカードシステムにお
けるプログラム書き換え方法であって、ホストコンピュ
ータは、前記共有記憶手段に前記ホスト側認証情報を書
き込み、PCカードは、前記共有記憶手段に記憶された
前記ホスト側認証情報を取得し、前記ホスト側認証情報
と前記カード側認証情報との照合を行い、2つの認証情
報の少なくとも一部が一致すると、前記共有記憶手段
に、認証成功の情報を記憶させ、ホストコンピュータ
は、前記共有記憶手段から取り出した前記情報が認証成
功の情報であった場合には、前記ホスト側記憶手段に記
憶した前記書き換え用プログラムを前記共有記憶手段に
書き込み、PCカードは、前記共有記憶手段に記憶され
た前記書き換え用プログラムを前記プログラムエリアに
書き込むことを特徴とする。
【0015】上記の認証情報は、所定の文字情報からな
るキーワード、前記所定のキーワード及びプログラムの
バージョンを示すバージョン情報、所定のキーワード及
びPCMCIA規格にて規定された属性情報、前記所定
のキーワードと前記属性情報と前記バージョン情報のい
ずれかからなるとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるPCカードシステム及びプログラム書き換え方法
実施の形態を詳細に説明する。図1〜図8を参照すると
本発明のPCカードシステム及びプログラム書き換え方
の一実施形態が示されている。
【0017】図1は、本発明に係る実施形態の構成を示
したブロック図である。図1は、本実施形態のPCカー
ド2がPCMCIAインタフェース300により、ホス
トコンピュータ1と電気的に相互接続された状態を表し
ている。
【0018】上記構成の内の一方のホストコンピュータ
1は、PCカード2をPCMCIAインタフェース30
0で接続するためのPCカードスロット101、CPU
102、プログラムファイル104とキーワード(ア)
105とホストコンピュータ側書き込みプログラム10
6とを含む外部記憶装置103とを有している。
【0019】また、他方のPCカード2は、ホストコン
ピュータ1のPCカードスロット101に差し込み可能
なPCカードコネクタ201、属性情報が格納されてい
る属性情報エリア205とプログラム206とキーワー
ド(イ)207とを包含する、書き込み可能なプログラ
ムエリア211並びに書き換えを行うカード側書き込み
プログラム208を含むフラッシュメモリ209、CP
U204、このCPUとPCMCIAインタフェース3
00で接続されたホストコンピュータ1との間で共有さ
れる共有メモリ202、複数の通信制御コントローラ群
であるSIO−1(210a),SIO−2(210
b),…、を有している。
【0020】この構成において、PCカード2に含まれ
るフラッシュメモリ209に格納されているキーワード
(イ)207と、ホストコンピュータ1に含まれる外部
記憶装置103に格納されているプログラムファイル1
04のキーワード(ア)105とを参照し、認証を行
う。
【0021】この認証により、フラッシュメモリ209
にホストコンピュータ1の外部記憶装置103に格納さ
れているプログラムファイル104を、共有メモリ20
2を介して書き換えるか、あるいは書き換えを中止する
かを決定する。
【0022】認証が成功すれば、ホストコンピュータ側
書き込みプログラム106に従ってCPU102が、
有メモリ202にプログラムファイル104の内容を複
写し、カード側書き込みプログラム208に従ってCP
U204が、共有メモリ202の内容をプログラムエリ
ア211に複写する。
【0023】認証が失敗すれば、ホストコンピュータ側
書き込みプログラム106に従ってCPU102が、共
有メモリ202にプログラムファイル104の内容を複
写することなしに終了する。PCカード側もカード側書
き込みプログラム208に従って共有メモリ202の内
容をプログラムエリア211に複写することなしに終了
する。
【0024】認証が成功する条件は、キーワード(ア)
105とキーワード(イ)207の全部あるいは一部分
が一致した場合である。
【0025】認証が失敗する条件は、キーワード(ア)
105とキーワード(イ)207が不一致、あるいはフ
ラッシュメモリ209の書き換えによって機能を更新し
た場合に、図5で説明する不都合が生じる場合である。
【0026】プログラムエリア211の不具合の修正に
よるフラッシュメモリ209の書き換えを意図した場合
は、キーワード(ア)105のバージョン情報がキーワ
ード(イ)207のバージョン情報より古い時は認証の
失敗となる。
【0027】次に、本発明の実施形態の動作について図
2〜図6のフローチャートと、図7および図8のキーワ
ード構成例を参照して説明する。図2が動作例1を示す
フローチャートである。図3〜図6は動作例2〜5を示
すフローチャートであり、図2と相違する認証手順のス
テップのみを示している。尚、フローチャート図中の符
号は認証成功でプログラムの書き換えが行われ、符号
は認証が失敗でプログラムの書き換えが行われない、
それぞれの経路を表す。
【0028】<動作例1> 図2において、まず最初にステップS11でホストコン
ピュータ1は、ホストコンピュータ側書き込みプログラ
ム106に基づき、書き換え動作を開始することを知ら
せるための書き換え開始コマンドを発行する。発行され
た書き換え開始コマンドは、PCMCIAインタフェー
ス300を介して、PCカード2の共有メモリ202に
書き込まれる。
【0029】次に認証手順その1が実行される。PCカ
ード2側では、カード側書き込みプログラムに基づき、
共有メモリ202にキーワード(イ)207を複写する
(S12)。
【0030】ホストコンピュータ1側のCPU102
が、ホストコンピュータ側書き込みプログラム208
従って共有メモリ202からキーワード(イ)207を
取得する(S13)。
【0031】次にキーワード(ア)105とキーワード
(イ)207とを比較し(S14)、認証の結果を共有
メモリ202に書き込む。
【0032】認証が成功の場合(S14/YES )にはス
テップS15へ進み、ホストコンピュータ1の外部記憶
装置103内のプログラムファイル104を、PCカー
ド2の共有メモリ202を介してフラッシュメモリ20
9に書き込む。
【0033】その後、ホストコンピュータ1が、ホスト
コンピュータ側書込プログラム106の書き換え終了を
宣言するコマンドを発行し(S16)、以上のPCカー
ド2への新規プログラムの書換動作を完了する。
【0034】また、ステップS14における認証が失敗
した場合には、ステップS16へ進む。よって、この場
合には、ステップS15のホストコンピュータ1側から
PCカード2への新規のプログラムの書換動作は実行さ
れない。
【0035】上記の手順に基づき本実施形態では、ホス
トコンピュータ側のプログラム書込プログラム106に
より認証がなされる。
【0036】<動作例2> 動作例2の認証手順を示す図3のフローチャートにおい
て、まず初めに、ホスト側書き込みプログラムに従って
CPU102が、共有メモリにキーワード(ア)を複写
する(S21)。次に、カード側書き込みプログラム
従ってCPU204が、共有メモリのキーワードを取得
する(S22)。
【0037】次にキーワード(ア)とキーワード(イ)
を比較し(S23)、認証の結果を共有メモリに書き込
む。
【0038】認証が成功の場合(S23/YES )には矢
印にすすみ(S24、S25)、認証が失敗の場合
(S23/NO)には矢印に進む(S26、S27)。
【0039】認証が成功した場合のみ認証(成功)イン
ディケーションを共有メモリに発行し、ホストコンピュ
ータの外部記憶装置内のプログラムファイルを共有メモ
リを介してPCカードのフラッシュメモリに書き込む。
【0040】本動作例では、PCカード側のプログラム
書き込みプログラムによって認証がなされる。
【0041】<動作例3> 動作例3の認証手順を示す図4のフローチャートにおい
て、ホストコンピュータ側書き込みプログラムがプログ
ラムファイルの中に埋め込まれたキーワード(イ)を取
得し(S31)、キーワード(イ)が正しいかどうか判
断する(S32)。
【0042】本動作例では、ホストコンピュータ側の外
部記憶装置の中のプログラムファイルと書き込みプログ
ラムを利用し、動作例1と動作例2とに比べて、容易に
認証がなされる。共通メモリを介さない分、認証に関わ
る時間も少なくてすむ。
【0043】<動作例4> 動作例4の認証手順を示す図5のフローチャートにおい
て、CPU102がホストコンピュータ側書き込みプロ
グラム106に従って、PCカード2の属性情報エリア
205から属性情報を取得する(S41)。PCカード
2の属性情報は、PCMCIA規格で定められているも
のである。次にプログラムファイルからキーワード
(ア)105を取得する(S42)。これら属性情報と
キーワード(ア)とからPCカードのプログラムを書き
換えるか否かを判定する(S43)。
【0044】<動作例5> 動作例5の認証手順を示す図6のフローチャートにおい
て、本動作例は、特に不具合の修正を行う等のプログラ
ムのバージョンアップを行う際の動作例である。ここで
の注目点は、認証の結果を判断するのに、PCカード内
のキーワード取得と(S51)、ホストコンピュータ内
のキーワード取得後に(S52)、プログラムのバージ
ョンを参照する点にある(S53)。
【0045】図7は、ホストコンピュータ内のキーワー
ド(ア)とPCカード内のキーワード(イ)の具体的な
構成例である。図7のケース6の例が示すように、キー
ワードに暗号化を施すことにより、より確実な認証が可
能となる。
【0046】また、図8は、キーワードとして製品情報
とバージョン情報とを含み構成した一例を示している。
本例によれば、不具合によるバージョンアップを行うと
きに本実施形態を応用して間違えなく新しいプログラム
を書き込むことができる。
【0047】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、カード側制御手段の制御により、カード側認証情報
を共有記憶手段に書き込み、ホスト側制御手段の制御に
より、共有記憶手段からカード側認証情報を取得して、
ホスト側認証情報との照合を行い、2つの認証情報の少
なくとも一部の一致により、ホスト側記憶手段に記憶し
た書き換え用プログラムを共有記憶手段に書き込み、カ
ード側制御手段の制御により、共有記憶手段に記憶され
た書き換え用プログラムをプログラムエリアに書き込
む。
【0049】また、ホスト側制御手段の制御により、共
有記憶手段にホスト側認証情報を書き込み、カード側制
御手段の制御により、共有記憶手段に記憶されたホスト
側認証情報を取得し、ホスト側認証情報とカード側認証
情報との照合を行い、2つの認証情報の少なくとも一部
が一致すると、共有記憶手段に、認証成功の情報を記憶
させ、ホストコンピュータは、ホスト側制御手段の制御
により、共有記憶手段から取り出した情報が認証成功の
情報であった場合には、ホスト側記憶手段に記憶した書
き換え用プログラムを共有記憶手段に書き込み、カード
側制御手段の制御により、共有記憶手段に記憶された書
き換え用プログラムをプログラムエリアに書き込む。
【0050】従って、PCカードのプログラムを書き換
える際の認証を強化することができる。よって、ハード
ウェア構成が同一で、フラッシュメモリに書き込まれた
プログラムの相違するPCカードの流通販路上の確保を
可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPCカードシステム及びプログラム書
き換え方法の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】一実施形態の動作例1を示すフローチャート図
である。
【図3】動作例2を示すフローチャート図である。
【図4】動作例3を示すフローチャート図である。
【図5】動作例4を示すフローチャート図である。
【図6】動作例5を示すフローチャート図である。
【図7】キーワードの具体例とその認証結果を示した図
である。
【図8】バージョンアップにおける認証を行う場合のキ
ーワードの構成例を示す図である。
【図9】従来のPCカードの動作例を示すフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 PCカード 101 PCカードスロット 102 CPU 103 外部記憶装置 104 プログラムファイル 105 キーワード(ア) 106 ホストコンピュータ側書き込みプログラム 201 PCカードコネクタ 202 共有メモリ 203 制御部 204 CPU 205 PCカード属性情報エリア 206 プログラム 207 キーワード(イ) 208 カード側書き込みプログラム 209 フラッシュメモリ 210 通信制御群 211 プログラムエリア 300 PCMCIAインタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/14 320 G06F 9/06 540 G06F 13/10 330 G06K 17/00 G06K 19/073

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCカードと、該PCカードに書き込む
    プログラムを保持したホストコンピュータとからなるP
    Cカードシステムであって、 前記ホストコンピュータは、 前記PCカードとの接続をとるホスト側インタフェース
    手段と、 書き換え用プログラムと、該書き換え用プログラムを前
    記PCカードに書き込むためのホスト側書き込みプログ
    ラムと、前記書き換え用プログラムを書き込む対象とな
    るPCカードを識別するためのホスト側認証情報とを記
    憶したホスト側記憶手段と、 前記ホストコンピュータの動作を制御するホスト側制御
    手段とを有し、 前記PCカードは、 前記ホストホンピュータとの接続をとるカード側インタ
    フェース手段と、 当該カード領域内における動作を制御するカード側制御
    手段と、 前記ホストコンピュータ及び前記カード側制御手段のい
    ずれからもアクセス可能な共有記憶手段と、 プログラムを書き込むためのプログラムエリアを有し、
    前記ホストコンピュータからの前記書き換え用プログラ
    ムへの書き換えを行うためのカード側書き込みプログラ
    ムと、プログラムの書き換え対象となるPCカードであ
    るか否かを識別するためのカード側認証情報とを記憶し
    たカード側記憶手段と有 し、前記カード側認証情報が前記ホスト側認証情報に少なく
    とも一部分で一致することにより、前記ホストコンピュ
    ータは、前記PCカードに前記書き換え用プログラムを
    ロードすることを特徴とするPCカードシステム。
  2. 【請求項2】 前記認証情報は、 所定の文字情報からなるキーワード、前記所定のキーワ
    ード及びプログラムのバージョンを示すバージョン情
    報、所定のキーワード及びPCMCIA規格にて規定さ
    れた属性情報、前記所定のキーワードと前記属性情報と
    前記バージョン情報のいずれかからなることを特徴とす
    る請求項1記載のPCカードシステム。
  3. 【請求項3】 PCカードとの接続をとるホスト側イン
    タフェース手段と、 書き換え用プログラムと、前記書き換え用プログラムを
    書き込む対象となるPCカードを識別するためのホスト
    側認証情報とを記憶したホスト側記憶手段とを有するホ
    ストコンピュータと、 前記ホストホンピュータとの接続をとるカード側インタ
    フェース手段と、 前記ホストコンピュータからのアクセスも可能な共有記
    憶手段と、 プログラムを書き込むためのプログラムエリアを有し、
    プログラムの書き換え対象となるPCカードであるか否
    かを識別するためのカード側認証情報とを記憶したPC
    側記憶手段とを有するPCカードとからなるPCカード
    システムにおけるプログラム書き換え方法であって、 前記PCカードは、前記カード側認証情報を前記共有記
    憶手段に書き込み、 前記ホストコンピュータは、前記共有記憶手段から前記
    カード側認証情報を取得して、前記ホスト側認証情報と
    の照合を行い、2つの認証情報の少なくとも一部の一致
    により、前記ホスト側記憶手段に記憶した前記書き換え
    用プログラムを前記共有記憶手段に書き込み、 前記PCカードは、前記共有記憶手段に記憶された前記
    書き換え用プログラムを前記プログラムエリアに書き込
    むことを特徴とするプロラム書き換え方法。
  4. 【請求項4】 PCカードとの接続をとるホスト側イン
    タフェース手段と、 書き換え用プログラムと、前記書き換え用プログラムを
    書き込む対象となるPCカードを識別するためのホスト
    側認証情報とを記憶したホスト側記憶手段とを有するホ
    ストコンピュータと、 前記ホストホンピュータとの接続をとるカード側インタ
    フェース手段と、 前記ホストコンピュータからのアクセスも可能な共有記
    憶手段と、 プログラムを書き込むためのプログラムエリアを有し、
    プログラムの書き換え対象となるPCカードであるか否
    かを識別するためのカード側認証情報とを記憶したPC
    側記憶手段とを有するPCカードとからなるPCカード
    システムにおけるプログラム書き換え方法であって、 前記ホストコンピュータは、前記共有記憶手段に前記ホ
    スト側認証情報を書き込み、 前記PCカードは、前記共有記憶手段に記憶された前記
    ホスト側認証情報を取得し、前記ホスト側認証情報と前
    記カード側認証情報との照合を行い、2つの認証情報の
    少なくとも一部が一致すると、前記共有記憶手段に、認
    証成功の情報を記憶させ、 前記ホストコンピュータは、前記共有記憶手段から取り
    出した前記情報が認証成功の情報であった場合には、前
    記ホスト側記憶手段に記憶した前記書き換え用プログラ
    ムを前記共有記憶手段に書き込み、 前記PCカードは、前記共有記憶手段に記憶された前記
    書き換え用プログラムを前記プログラムエリアに書き込
    むことを特徴とするプログラム書き換え方法。
  5. 【請求項5】 前記認証情報は、 所定の文字情報からなるキーワード、前記所定のキーワ
    ード及びプログラムのバージョンを示すバージョン情
    報、所定のキーワード及びPCMCIA規格にて規定さ
    れた属性情報、前記所定のキーワードと前記属性情報と
    前記バージョン情報のいずれかからなることを特徴とす
    る請求項3または4に記載のプログラム書き換え方法。
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