JP3027952B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP3027952B2
JP3027952B2 JP9059509A JP5950997A JP3027952B2 JP 3027952 B2 JP3027952 B2 JP 3027952B2 JP 9059509 A JP9059509 A JP 9059509A JP 5950997 A JP5950997 A JP 5950997A JP 3027952 B2 JP3027952 B2 JP 3027952B2
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JP9059509A
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昭彦 丸山
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度計測機能付電
子時計と、時刻修正機能を有する電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるデジタルウォッチの動向
は、センサーを付加し、温度、圧力等の環境情報を与え
る機能付のものが主流となりつつある。特に、圧力セン
サーを付加したデジタルウォッチにおいては、圧力値は
もちろんのこと、圧力値より換算した高度値、さらに
は、気圧の変化量による天気予測機能などが付加されて
いる。また、デジタルウォッチの標準的な機能として、
ストップウォッチ機能は、そのほとんどに付加される機
能になりつつある。圧力センサー付の高度計測機能時計
において、登山等で、登はんした高さとそれに要した時
間の関係は登はん速度を知る上において重要な情報であ
る。しかし、従来の高度計測機能時計においては、高度
値表示は独立したモード内で表示されており、また、ス
トップウォッチ機能も、高度計測モードとは、別のモー
ドに設定されているものが全てであった。
【0003】また、デジタル時計の多機能化がされる
中、それに係わるボタン操作は、従来より、時計体ケー
スの外周に配置された4〜5個のボタン操作が主流であ
る。機能が多様化した場合従来のボタン数では、対応が
困難となり、2つのボタン同時入力等の複雑化操作が必
要になりつつある。時刻修正についても同様であり、従
来の方法としては、時刻修正状態へ移行する専用ボタン
を有するものがほとんどであり、専用化することが、他
の操作の複雑化する要因になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術においては、登山等において、開始時刻からの相対高
度と、経過時間の関係を知るための手段がなく、独立し
た高度値と、ストップウォッチから得た経過時間を、そ
の都度、ユーザーがメモするなどの手段をとり、さら
に、スタート時の時刻及び高度と、ストップ時の時刻及
び高度の減算をすることにより、その関係を算出してい
た。この場合、ユーザーにとってその情報を得るため
に、時間を要し、さらには、計算上での誤りの可能性も
あり、誤情報を得る危険性も高いという欠点をもってい
る。また、両情報を得るために、モード変換のための複
雑な操作が必要となる。
【0005】本発明では、ストップウォッチのスタート
時からの相対高度と、経過時間を同時表示することによ
り上記欠点を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子時計は、ス
タート時からの経過時間を計測するストップウォッチ装
置及び、圧力センサーを有する気圧計測手段、該気圧計
測手段より計測された気圧値を高度値に変換する手段を
具備した電子時計において、少なくともストップウォッ
チ装置の操作入力タイミングにおいて、気圧計測および
高度値への変換を行ない、スタート時の高度値と操作入
力タイミングにおける高度値の相対高度差と、その時点
での経過時間とを同時に表示する手段を有することを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例である高
度計測機能付デジタルウォッチのモード遷移図であり、
図2は、ストップウォッチ経過時間と、スタート時から
の相対高度差を同時に表わしたモード(以下、アルチク
ロノモードと呼ぶ)の外観図を示している。
【0008】本実施例のアルチクロノモードの操作及
び、時刻修正モードへの操作は、以下のとおりである。
【0009】本実施例の高度計測機能デジタルウォッチ
においては、基本時計モード1、気圧計測モード2、高
度計測モード3、アラームモード4、アルチクロノモー
ド5、時刻修正モード6の6つのモードで構成されてい
る。また、外部操作部材として、Aボタン7、Bボタン
8、Cボタン9、Dボタン10、Eボタン11の5つで
構成されている。Eボタン11は、液晶パネル面下に平
面的に位置しており、いわゆるフロントボタン形式にな
っている。また、Aボタン7は、通常の位置と、押し込
み位置、引出し位置の3状態を有し、押し込み位置と引
出し位置においては、スイッチ入力される構造となって
いる。さらに、引出し位置においては、その状態を保持
できる機構がムーブメント内に構成されている。図1に
示すとおり、基本時計モード1から、アラームモード4
へのモード遷移は、Aボタン7の押し込みによるスイッ
チ入力により行なわれる。また、アルチクロノモード5
へのモード遷移は、基本時計モード1、気圧計測モード
2、高度計測モード3、アラームモード4の全てのモー
ドより、Eボタン11の入力により、モード遷移を行な
うものである。時刻修正モードへの遷移は、上記の全て
のモード1〜5より、Aボタン7の引き出しのスイッチ
入力により、行なわれる。この引き出し状態が保持され
ている期間は、前記時刻修正状態が保持されており、こ
の状態からAボタン7の押し込みにより、スイッチ解除
されると、遷移前のモードへ復帰するものである。
【0010】図2は、本実施例のアルチクロノモードの
外観図を示している。このモードにおいては、ストップ
ウォッチ機能及び、高度値表示、スタート時高度から
の、各経過時間時点での相対高度差を表示するものであ
る。ストップウォッチの経過時間は、液晶パネル上に、
経過時間表示部12に時、分、秒、1/100秒桁を表
示する。また、高度値は、スタート、ストップ、スプリ
ット、リセットの操作入力時及び、スタートから一定時
間間隔時に圧力センサーで計測した圧力値を高度値に変
換し、絶対高度表示部14に表示する。また、スタート
時高度と、前記高度計測タイミングで計測された高度値
との相対高度差を、相対高度差表示部13に表示するも
のである。また、操作方法は、Eボタン11により、ア
ルチクロノモードに遷移した後、再度Eボタン11の入
力によりスタート動作し、計測中にEボタン11を入力
することによりストップするものである。また、計測中
に、Dボタン10を入力すると、スプリット表示し、そ
の後再度Dボタン10入力により、スプリット解除され
る。ストップ状態から、Dボタン10入力により、経過
時間及び、相対高度差が、各々「0:00′00″0
0」「0m」の初期状態にリセット表示される。
【0011】以上で図1、図2に示した、本実施例によ
るアルチクロノモードの操作方法及び、時刻修正モード
への移行操作についての説明を終り、次に以上の機能を
実現するための構成について、図3のフローチャート及
び、図4のブロック図により説明する。
【0012】図3は、本実施例の時刻修正に関するフロ
ーチャートである。前記Aボタンにおける押し込み時の
入力をA1とし、引き出し時のスイッチ入力をA2とす
る。まず、スイッチ入力A2の入力信号の有無を検知す
る(ステップ20)。スイッチA2が入力した場合は、
時刻修正モードへの移行処理を行なう(ステップ2
1)。次に、前記Cボタンの入力スイッチCを検知し、
ONならば、修正桁の選択を行なう(ステップ22)。
ここで、スイッチCの入力がなければ、次に前記Dボタ
ンのスイッチDの入力の検知をし、ONならば、選択桁
の修正を実行する(ステップ23)。この時に、スイッ
チDの入力がなければ、HALTに戻る。
【0013】また、スイッチA2のスイッチ入力の検知
がなければ、スイッチA1の入力の有無の検知を実行す
る(ステップ24)。スイッチA1が入力された場合
は、モード変換を実行(ステップ25)し、HALTに
戻る。また、スイッチA1の入力がない場合には、HA
LTに戻る。
【0014】以上のように、本発明における時刻修正
は、スイッチA2の入力を、スイッチA1入力より優先
して検知し、時刻修正状態に移行するものである。
【0015】図4は、本実施例のアルチクロノモードの
構成を示すブロック図である。アルチクロノモードにお
いて、スイッチEにより、スタート入力を行なうと、コ
ントローラ回路30により、スタート信号を出力する。
スタート信号により、ストップウォッチ回路31は、計
時回路32の基準信号により、経過時間の計測を行な
う。同時に、スタート信号により、気圧/高度計測回路
33の計測開始信号に基づいて、圧力センサー35は、
圧力を電圧値として出力する。この電圧値のアナログデ
ータを、A/Dコンバータ34によりデジタルデータに
変換し、気圧/高度計測回路33を介して、高度値デー
タをスタート時気圧/高度メモリ回路36にメモリす
る。同時に、ストップウォッチ回路31により出力され
るストップウォッチ経過時間信号及び、気圧/高度計測
回路33より出力された高度値信号を、絶対高度値とし
てLCDドライバ38を介して液晶パネル39に同時表
示する。次に、計測中において、スプリット、ラップ、
ストップの動作が、スイッチE及び、スイッチDより入
力されると、コントローラ回路30を経て、前記スター
ト時と同様に、ストップウォッチ回路31より、スプリ
ット、ラップ、ストップ時の経過時間をパネル39に表
示する。また、気圧/高度計測回路33より、出力され
た高度値信号は、LCDドライバ38を介して表示する
とともに、気圧/高度差演算回路37に入力し、前記ス
タート時気圧/高度メモリ回路にメモリされた、スター
ト時の高度値信号との減算処理をし、スタート時から
の、相対高度差信号をLCDドライバ38を介して、液
晶パネル39に経過時間及び、絶対高度と同時表示する
ものである。さらに、前記スプリット、ラップ、ストッ
プ時の相対高度差と、一定間隔(本実施例においては、
3秒、1分、6分の3つのサンプリング時間が設定され
ている)でのスタート時からの相対高度差を表示するた
め、計時回路32の基準信号を基にした、計測タイミン
グ回路40より出力される信号により、気圧/高度計測
回路33を経て、圧力センサー35で計測された高度値
信号を、気圧差演算回路において、スタート時からの相
対高度差として、LCDドライバ38を介して、液晶パ
ネル39に表示するものである。
【0016】以上で、本実施例の説明を終わる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、スト
ップウォッチの経過時間と、スタート時高度からの都度
相対高度が、同時に表示されることにより、高度変化の
ピッチが、瞬時に判読でき登山、ハンググライダー等
の、高度変化のピッチが、安全に大きく関わるスポーツ
等において、大きなメリットをもたらすものである。ま
た、従来の技術のように、高度計測とストップウォッチ
計測モードを個別に設けることは、操作の繁雑化を招く
とともに、誤判断に至る危険性がある。しかし、本発明
では、2つのモード機能を1つのモードとし、さらにボ
タン操作も同一のものとすることにより、簡便な操作性
と、誤判断の危険回避ができるというメリットも有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すモード遷移図。
【図2】本発明の実施例を示すアルチクロノモードの外
観図。
【図3】本発明の実施例を示す時刻修正のフローチャー
ト。
【図4】本発明の実施例を示すアルチクロノモードを説
明するブロック図。
【符号の説明】
7 Aボタン 8 Bボタン 9 Cボタン 10 Dボタン 11 Eボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 1/00 315 G01C 5/06 G04B 47/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スタート時からの経過時間を計測するスト
    ップウォッチ装置及び、圧力センサーを有する気圧計測
    手段、該気圧計測手段より計測された気圧値を高度値に
    変換する手段を具備した電子時計において、 前記ストップウォッチ装置のスタート、ストップ、スプ
    リット、ラップの操作入力タイミングにおいて、気圧計
    測および高度値への変換を行ない、前記スタート時の高
    度値と前記操作入力タイミングにおける高度値の相対高
    度差と、その時点での経過時間とを同時に表示する手段
    と、 一定の時間間隔において、気圧計測および高度値への変
    換を行ない、一定時間間隔をおいて計測・変換された高
    度の相対高度差の履歴を記憶する手段と、 前記相対高度差の履歴を表示する手段を有することを特
    徴とする電子時計。
JP9059509A 1997-03-13 1997-03-13 電子時計 Expired - Lifetime JP3027952B2 (ja)

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