JP3027802B2 - フローコントローラ - Google Patents

フローコントローラ

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JP3027802B2
JP3027802B2 JP9038666A JP3866697A JP3027802B2 JP 3027802 B2 JP3027802 B2 JP 3027802B2 JP 9038666 A JP9038666 A JP 9038666A JP 3866697 A JP3866697 A JP 3866697A JP 3027802 B2 JP3027802 B2 JP 3027802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を制御
するために使用されるフローコントローラに関するもの
であり、さらに詳細には、2本以上の流体搬送ライン
(以下、単に「ライン」という)を有する流体搬送設備
において、複数の流量計の信号をもとに制御弁の動作を
制御するフローコントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のラインを有する流体搬
送用設備には、各ラインに流れる流体の流量を調整する
ために、各ラインにフローコントローラが設置されてい
る。例えば、図5に示すように、第1ラインには、流量
計2a、制御弁1a、及びこれらの動作を制御するため
の制御手段30aを有するフローコントローラ100a
が、第2ラインには、流量計2b、制御弁1b、及びこ
れらの動作を制御するための制御手段30bを有するフ
ローコントローラ100bが設置されている。また近
年、半導体の製造工程等において、少量の流体を一定量
精度よく供給する必要が高くなっているため、より精度
の高いフローコントローラが強く望まれ、種々のフロー
コントローラが使用されている。
【0003】そこで、フローコントローラとして、一般
的に多く使用されている比例ソレノイドタイプのマスフ
ローコントローラについて説明する。図6には、比例ソ
レノイドタイプのマスフローコントローラ100a(1
00bも同様である)の構成を示す。マスフローコント
ローラ100aは、左半分の質量流量計2aと制御弁1
aとより構成されている。
【0004】質量流量計2aは、主通路102の左側に
入力ポート101が開口している。また、主通路102
の中央部に内壁と所定の間隔を介して、流体の流れを層
流状態にするための柱状部材103が保持されている。
また、柱状部材103の両側の内壁に流入口104と流
出口106とが開口し、導管105が付設されている。
そして、内部を流体が流れる導管105の上流側と下流
側に各々温度係数の大なる一対の自己加熱型測温体を巻
き付け感熱コイルR1,R2を形成し、各感熱コイルに
よりブリッジ回路を作り、その電位差より演算するよう
にしている。
【0005】制御弁1aでは、コイル116とプランジ
ャ115より構成されるソレノイドが上部に配設されて
いる。プランジャ115の下端部には、弁体107が固
設されている。弁体107に対抗する位置に弁出口ポー
ト117が形成されている。弁出口ポート117は、出
口ポート112に連通している。弁体107は、復帰バ
ネ108により弁出口ポート117に当接する方向に付
勢されている。弁体107は、コイル116に通電され
る電流に比例して、プランジャ115及び弁体107の
位置が決定される。従って、通電される電流に比例して
流量が決められる。
【0006】次にマスフローコントローラの作用を説明
する。導管105の内部を流体Fが矢印で示す方向に流
れている。導管105の上流側と下流側とに2つの感熱
コイルR1,R2がUV硬化樹脂等で接着され、センサ
部を構成している。感熱コイルR1,R2は各々定温度
制御回路に接続しており、感熱コイルR1,R2の温度
が常に相等しくかつ一定になるように制御している。従
って、定温度制御回路から出力される電圧は、各々の定
温度制御回路において感熱コイルR1,R2を定温度に
維持するために必要なエネルギ量に比例している。
【0007】ここで、電圧の差は、流体Fの質量流量に
比例するものであり、電圧の差を計測することにより質
量流量を計測することができる。一方、マスフローコン
トローラには、中央制御装置より制御手段に対して必要
な流量信号が入力されており、定められた流量信号に合
わせるため、コイル116に流す電流を調整する。すな
わち、計測した流量が定められた流量より大きい場合
は、コイル116に流す電流を減少させる。これによ
り、コイル116がプランジャ115を吸引する力が低
下して、弁体107が、復帰バネ108に付勢されて下
向きに移動して、流量が減少する。また、計測した流量
が定められた流量より小さい場合は、コイル116に流
す電流を増加させる。これにより、コイル116がプラ
ンジャ115を吸引する力が増大し、弁体107が復帰
バネ108に抗して、上向きに移動して、流量が増大す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
比例ソレノイドタイプのマスフローコントローラを含め
従来のフローコントローラには、次のような問題があっ
た。すなわち、図5に示すように、1つの流体供給源に
対して、2本(複数)のラインが設けられ、これらのラ
インにそれぞれフローコントローラが設置されて、各々
のフローコントローラが独立して、各制御手段が各ライ
ンの流量を調整するために、例えば図7に示すように、
第2ラインの流量Q2 を変化させたとき、この流量変化
により生じる圧力変動等によって、第1ラインの流量Q
1 が一時的に変化するという問題があった。ちなみに、
第1ラインの流量Q1 の変化量は、設定値に対して約±
5%あり、その変化時間は約2秒である。この流量変化
は、例えば、半導体製造工程中の成膜プロセスにおいて
は膜質に、エッチングプロセスにおいては回路加工の良
否に、多大な影響を及ぼす可能性がある。
【0009】また、従来のフローコントローラは、1つ
のフローコントローラに対して1つの流量計、1つの制
御弁、1つの制御手段を有しているので、現状より小型
化することは非常に困難である。従って、フローコント
ローラを多数使用する場合には、流体搬送用設備が大き
くなるという問題もあった。
【0010】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、他のラインで生じた流量
変化から受ける影響をできる限り小さくし、かつ流体搬
送用設備を小型化することができるフローコントローラ
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の発明によれば、2本以上の流体搬送ラ
インを有する流体搬送設備にて、各流体搬送ラインを流
れる流体の流量を制御するために使用されるフローコン
トローラにおいて、各流体搬送ラインにそれぞれ流量計
及び制御弁を設置し、前記各流量計からの信号に基づき
前記制御弁の動作を集中制御する制御手段を有すること
を特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば上記問題点を解決
するために、請求項1に記載するフローコントローラに
おいて、前記制御手段が前記制御弁の動作をフィードフ
ォワード制御によって制御することを特徴とする。
【0013】上記構成を有するフローコントローラによ
れば、複数ラインの各々に対して設置されている流量計
及び制御弁を1つの制御手段によって制御しているの
で、従来のフローコントローラのように各ラインにそれ
ぞれ流量計及び制御弁を制御するための制御手段が不要
となる。従って、フローコントローラを小型かつ安価に
製作することができる。さらに、1つの制御手段で集中
制御することにより、全ラインのバランスを考慮したオ
ートチューニングが可能となる。また、全ラインの状況
変化や異常を簡単に検知することができる。
【0014】また、前記制御手段が制御弁の動作をフィ
ードフォワード制御によって制御することにより、ある
ラインでの流量変化、圧力変化等による他のラインへの
影響を小さくすることができ、各ラインの流量を精度よ
く制御することが可能となる。
【0015】請求項3の発明によれば上記問題点を解決
するために、請求項1または請求項2に記載するフロー
コントローラにおいて、前記フローコントローラが各流
体搬送ラインに設置された前記流量計と前記制御弁と前
記制御手段とがユニット化されたマスフローラコントロ
ーラであって、前記制御手段が、全流体搬送ラインにお
ける流量情報を検知し,その流量情報に基づき前記制御
弁の動作をフィードフォワード制御によって、各流体搬
送ラインの流量が他の流体搬送ラインでの流量変化の影
響を受けないように制御することを特徴とする。
【0016】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果が得られる。また、従来のマスフローコン
トローラが既に設置されている場合には、各流体搬送ラ
インに設置されたマスフローコントローラに内蔵されて
いる制御手段を用いればよい。さらに、制御手段で演算
を行う制御関数を任意に変更するようにすれば、種々の
パターンの流量変化に対しても、各ラインの流量を精度
よく制御することが可能となる。また、制御弁が比例制
御弁でなくても制御することができる。また、この制御
関数を逐次修正するようにフィードバックをかけること
により、 種々のパターンの流量変化に対して、各ライ
ンの流量をより精度よく制御することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフローコントロー
ラについて、具体化した実施の形態を挙げ、図面に基づ
いて詳細に説明する。そこで、本発明の一実施の形態に
係るフローコントローラ10の構成を図1に示す。ここ
で、本実施の形態では、2本のラインの流体搬送用設備
に対応するフローコントローラを例示しているが、もち
ろん2本以上のラインの流体搬送用設備であっても本発
明を適応することは可能である。また、制御手段も従来
通り各ラインごとに設置されていても、本発明を適応す
ることは可能である。
【0018】フローコントローラ10は、第1,第2ラ
インに対して各々設置された流量計2a,2bと、制御
弁1a,1bと、流量計2a,2bからの信号に基づき
制御弁1a,1bの動作を集中制御する制御手段3とか
ら構成されている。流量計2a、制御弁1aは、従来例
として例示したものと同じであるから説明は省略する。
ここで、流量計、制御弁を一体構造としてもよいし、あ
るいは別体としてもよい。また、制御弁1はソレノイド
バルブであるが、制御弁はこれに限らず、ピエゾバル
ブ、サーマルバルブ、空気圧バルブ等でもよい。流量計
も質量流量計に限らず、他の流量計でもよい。
【0019】本発明の特徴部である制御手段3について
説明する。制御手段3は、図1に示すように、A/Dコ
ンバータ4、D/Aコンバータ5、I/Oコントローラ
6、CPU7、メモリ8から構成されている。A/Dコ
ンバータ4は流量計2a,2bに、D/Aコンバータ5
は制御弁1a,1bに接続されている。また、A/Dコ
ンバータ4とD/Aコンバータ5はI/Oコントローラ
6を介してCPU7にも接続されている。CPU7に
は、演算処理結果等を記憶するためのメモリ8が接続さ
れている。
【0020】この制御手段3は、次のようにして制御弁
1a,1bの開度を制御して、第1,2ラインを流れる
流体の流量を調整している。すなわち、流量計2a,2
bにて計測された信号が、A/Dコンバータ4、I/O
コントローラ6を介して、デジタルの流量信号としてC
PU7に送られる。そうすると、CPU7は予め設定さ
れた流量(プログラムによりパターン設定されている)
に対しての差を演算して、これを差信号としてI/Oコ
ントローラ6、D/Aコンバータ5を介して、制御弁1
a,1bに送る。そして、制御弁1a,1bは、差信号
が零になるように作動して、設定された流量になるよう
に調整している。
【0021】また、制御手段3は、一方のラインの急激
な流量変化による他方のラインの流量への影響を受けな
いように、以下のような制御を行なっている。まず、一
方のラインのみ流量を変化させる場合について説明す
る。ここでは、図2に示すように、第2ラインの流量Q
2 を変化させる場合を示す。この場合は、第2ラインの
流量Q2 の変化に対する第1ラインの流量Q1 への影響
を予め調べることができるので、その影響を調べて、影
響を打ち消すように、すなわち、第1ラインの流量Q1
を一定に保つように、制御弁1aを駆動させるプログラ
ムを設定しておく。そして、第2ラインの流量Q2 の変
化パターンに合わせてこのプログラムが実施される。こ
の実施期間は、図2中の期間Tである。
【0022】次に、両方のラインの流量を変化させる場
合について図3を参照して説明する。まず、第2ライン
の流量Q2 をパラメータとした第1ラインの流量Q1 と
制御弁1aの弁開度K1 との関係(図3(A)参照)、
第1ラインの流量Q1 をパラメータとした第2ラインの
流量Q2 と制御弁1bの弁開度K2 との関係(図3
(B)参照)を学習によって求めるか、あるいは予めメ
モリにインプットしておく。これらの関係は、設定時の
まま固定しておいてもよいが、より精度良く流量を制御
する場合には、逐次これらの関係をフィードバック制御
にて修正していくことも可能である。
【0023】そして、これらの関係から、各ラインの流
量変化に対する各制御弁の必要弁開度を求めて、制御弁
を作動させる。具体的には、以下に示すようになる。 (1)第1ラインの流量Q1 をQ11(一定)に保ち、第
2ラインの流量Q2 をQ21からQ22に変化させる場合
は、制御弁1aの弁開度K1 をK11からK12に、制御弁
1bの弁開度K2 をK21からK23に変化させる。 (2)第1ラインの流量Q1 をQ11からQ12に変化さ
せ、第2ラインの流量Q2をQ21(一定)に保つ場合
は、制御弁1aの弁開度K1 をK11からK13に、制御弁
1bの弁開度K2 をK21からK22に変化させる。 (3)第1ラインの流量Q1 をQ11からQ12に、第2ラ
インの流量Q2 もQ21からQ22に変化させる場合は、制
御弁1aの弁開度K1 をK11からK14に、制御弁1bの
弁開度K2 をK21からK24に変化させる。
【0024】このように、あるラインの流量を変化させ
る場合に、そのラインの制御弁のみならず、他のライン
の制御弁を流量変化による影響をなくす方向に駆動させ
ることにより、あるラインの流量変化による他のライン
への影響を限りなく小さくすることができる。
【0025】ここで、フローコントローラ10を用い
て、従来例と同様に、第1ラインの流量Q1 を一定に保
ち、第2ラインの流量Q2 を変化させるという流量パタ
ーンにて、流量変化を調べた結果を図4に示す。図4よ
り、第1ラインの流量Q1 が、第2ラインの流量Q2 の
変化の影響をほとんど受けていないのがわかる。すなわ
ち、第2ラインの流量Q2 の変化の影響による第1ライ
ンの流量Q1 の設定値に対する変化は、従来のフローコ
ントローラでは約±5%あったのが、±1%以内に、さ
らにその流量変化時間は、従来のフローコントローラで
は約2秒あったのが、約1秒になった。
【0026】以上、説明した通りフローコントローラ1
0によれば、第1,第2ラインに設置される流量計2
a,2bと制御弁1a,1bとを、1つの制御手段3に
て集中制御(フィードフォワード制御)しているので、
第1,第2ラインそれぞれの流量変化が他方のラインへ
及ぼす影響を非常に小さくすることができる。また、各
ライン毎に制御手段を設けなくてもよいので、フローコ
ントローラを小型かつ安価に製作することができる。
【0027】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明は上記実施の形態に限ることなく、色々な応
用が可能である。例えば、本発明は、各ラインに流量計
の変わりに圧力計を設置した場合にも応用することがで
き、この場合には、他のラインでの圧力変化による影響
を小さくできる。
【0028】
【発明の効果】本発明のによれば、2本以上の流体搬送
ラインを有する流体搬送設備にて、各流体搬送ラインを
流れる流体の流量を制御するために使用されるフローコ
ントローラにおいて、各流体搬送ラインにそれぞれ流量
計及び制御弁を設置し、前記各流量計からの信号に基づ
き前記制御弁の動作を集中制御する制御手段を有するの
で、従来のフローコントローラのように各ラインにそれ
ぞれ流量計及び制御弁を制御するための制御手段が不要
となる。従って、フローコントローラを小型かつ安価に
製作することができる。また、前記制御手段が制御弁の
動作をフィードフォワード制御によって制御することに
より、あるラインでの流量変化、圧力変化等による他の
ラインへの影響を小さくすることができ、各ラインの流
量を精度よく制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態であるフローコント
ローラの構成を示した図である。
【図2】本発明に係るフローコントローラの制御方法を
説明するためのもので、流量変化を示した図である。
【図3】本発明に係るフローコントローラの制御方法を
説明するためのもので、制御弁の弁開度と流量の関係を
示した図である。
【図4】本発明に係るフローコントローラで流量を制御
したときの流量変化を示した図である。
【図5】従来のフローコントローラの構成を示した図で
ある。
【図6】従来のフローコントローラ中の流量計と制御弁
の構成を示した図である。
【図7】従来のフローコントローラで流量を制御したと
きの流量変化を示した図である。
【符号の説明】
1a,1b 制御弁 2a,2b 流量計 3 制御手段 4 A/Dコンバータ 5 D/Aコンバータ 6 I/Oコントローラ 7 CPU 8 メモリ 10 フローコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 7/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本以上の流体搬送ラインを有する流体
    搬送設備にて、各流体搬送ラインを流れる流体の流量を
    制御するために使用されるフローコントローラにおい
    て、第1ライン制御弁と第2ライン制御弁の動作を集中制御
    する制御手段が、 データとして、第1ラインの流量Q1と第1ライン制御
    弁の弁開度K1との関係を、第2ラインの流量Q2をパ
    ラメータとして記憶する第1ライン弁開度制御記憶部
    と、 第2ラインの流量Q2と第2ライン制御弁の弁開度K2
    との関係を、第1ラインの流量Q1をパラメータとして
    記憶する第2ライン弁開度制御記憶部とを有し、 前記第1ライン弁開度制御記憶部又は前記第2ライン弁
    開度制御記憶部に記憶された変化パターンに基づいて前
    記第1ライン制御弁又は前記第2ライン制御弁の動作を
    フィードフォワード制御によって制御することを特徴と
    するフローコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するフローコントローラ
    において、前記第1ライン弁開度制御記憶部は、前記第1ラインの
    流量を一定に保ちながら、前記第2ラインの流量を一定
    に保つための弁開度K11を記憶し、 前記第1ラインの流量を一定に保ちながら、前記第2ラ
    インの流量を変化させるための弁開度K12を記憶し、 前記第1ラインの流量を変化させながら、前記第2ライ
    ンの流量を一定に保つための弁開度K13を記憶し、 前記第1ラインの流量を変化させながら、前記第2ライ
    ンの流量を変化させるための弁開度K14を記憶してお
    り、 前記第2ライン弁開度制御記憶部は、前記第1ラインの
    流量を一定に保ちながら、前記第2ラインの流量を一定
    に保つための弁開度K21を記憶し、 前記第1ラインの流量を変化させながら、前記第2ライ
    ンの流量を一定に保つための弁開度K22を記憶し、 前記第1ラインの流量を一定に保ちながら、前記第2ラ
    インの流量を変化させ るための弁開度K23を記憶し、 前記第1ラインの流量を変化させながら、前記第2ライ
    ンの流量を変化させるための弁開度K24を記憶すること
    を特徴とするフローコントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載するフロ
    ーコントローラにおいて、 前記フローコントローラが各流体搬送ラインに設置され
    た前記流量計と前記制御弁と前記制御手段とがユニット
    化されたマスフローコントローラであって、 前記制御手段が、全流体搬送ラインにおける流量情報を
    検知し、その流量情報に基づき前記制御弁の動作をフィ
    ードフォワード制御によって、各流体搬送ラインの流量
    が他の流体搬送ラインでの流量変化の影響を受けないよ
    うに制御することを特徴とするフローコントローラ。
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