JP3027700B2 - 多機能表示時計 - Google Patents

多機能表示時計

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JP3027700B2
JP3027700B2 JP7113895A JP11389595A JP3027700B2 JP 3027700 B2 JP3027700 B2 JP 3027700B2 JP 7113895 A JP7113895 A JP 7113895A JP 11389595 A JP11389595 A JP 11389595A JP 3027700 B2 JP3027700 B2 JP 3027700B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字板上の指標を指針
で指し示すことにより、時刻、温度、湿度、天気、カレ
ンダー等のセンサー情報や計時情報等を切り換え表示す
るものに関し、特に文字板上の指標を変化させて当該情
報を指示するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多機能表示時計は、計時情報とし
て例えば時刻、ストップウオッチ等の計測時間、日付や
曜日等のカレンダー情報や、センサからの温度、湿度、
気圧や天候情報等を表示するものがあった。また、デジ
タル表示においては上記情報を1つの表示装置に切り換
えて表示するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の多機
能表示時計は文字板面に多数の情報の指標が常時混在し
ており、各情報を指示しているのか時刻を指示している
のか瞬時に見分けることが困難であるとともに読取りに
くくり、さらに、表示する情報の種類が増加するに伴っ
て文字板面の指標が混雑してくるという問題があった。
また、デジタル表示は単に数値を表示したり当該情報の
セグメント等を点灯させるものであり、動きのある趣向
性を出すことは難しいものであった。また、指針時計に
おいて、動きのある構成としては、人形等の装飾体を動
作させるカラクリ時計があり、例えば、文字板にシャッ
ター機構を設けて所定時刻に文字板を開閉するからくり
時計(例えば特開平6−249975号公報のどんでん
返し、特開平5ー346469号公報の花形状に開く文
字板、実開平4−71194号公報の扇形分割された文
字板を隣合う扇形分割片に出没可能として文字板を変化
させるもの、実開平3−99390号公報や実開平3−
99391号公報のように文字板面を開閉するシャッタ
ー機構等)が提案されているが、いずれも装飾体や絵柄
を出現させるものであり、動的趣向を主とするものであ
り、他の情報を使用者に提供するものではなかった。本
発明は、上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その目的とするところは、時刻以外の情報の指標と
の混雑を回避できる多機能表示時計を提供することを第
1の目的とし、さらに時刻と時刻以外の情報との表示が
明確に区別できる多機能表示時計を提供するとともに動
きのある趣向性をも持つ多機能表示時計を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、指針にて時刻以外の情報を表示する多
機能表示時計において、表示情報を選択指示するモード
選択スイッチと、該選択指示信号に応答して選択された
情報の指標を出現させるとともに該指針を情報データに
基づいて該情報の指標を指示する制御回路と、を設けた
ことを特徴とする。また、前記指標を出現させるにあた
り、一旦、指針を特定位置に退避させることもあり、さ
らに、前記モード選択スイッチは姿勢を検知するととも
に該姿勢に対応して所定の情報指標を出現させて、当該
情報を指針にて指示表示する場合もある。
【0005】
【作用】本発明の多機能表示時計においては、モード選
択スイッチの操作に応答して選択された情報の指標文字
板が表示領域に出現して、当該情報のデータに従い、指
針にて指示表示をする。従って、文字板を分割可動ある
いは複数の文字板を重合配置することにより多数の情報
表示が可能となり、時刻表示の時には時刻指標の文字板
が表示領域に視認され、他の情報の時には前記時刻指標
の全部あるいは一部を切り換えて選択された情報の指標
を有する文字板を表示領域に視認させることができるの
で、時刻表示と時刻以外の他の情報表示とを明確に区別
することが出来るとともに、文字板と指針がモード選択
スイッチの操作に伴い動くので趣向性のある多機能表示
時計とすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の第1実施例に係る多機能表示時
計を示す正面図、図2及び図3は図1に示す第1文字板
及び第2文字板をそれぞれ示す正面図、図4は図1に示
す多機能表示時計の断面図、図5は表示状態を切り換え
たときの正面図である。2はケースであり、その正面中
央には窓部2aが設けられており、この窓部2a内が時
刻等を表示する表示領域4となっている。この表示領域
4内には、第1文字板6と、第2文字板8と、指針10
が設けられている。
【0007】この第1文字板6は、図4に示すように、
ケース2内の壁部2bに固定されている。また、図2に
示すように、第1文字板6の正面には、9時から3時の
時刻を表示する第1時刻指標6aと、4時から8時の位
置に配置された天気情報を表示する第1情報指標6bと
が設けられている。本実施例における第1時刻指標6a
と第1情報指標6bは、共に表示領域4内に配設されて
いる。
【0008】第2文字板8は、図4に示すように、第1
文字板6の前方に重合するように配置されており、図中
上下に移動可能な状態で指示されている。この第2文字
板8の略中央には、図3に示すように、第1文字板6の
第1時刻指標6a及び指針10が設けられている部分に
適合する矩形状の窓部8aが設けられている。また、こ
の窓部8aの下には4時から8時の時刻を表示する第2
時刻指標8bが設けられている。この第2時刻指標8b
と第2情報指標8cは、それぞれ表示領域4内の4時か
ら8時の位置と10時から2時の位置に適合するように
配置されている。
【0009】また、指針10は、本実施例においては時
針10aと分針10bとからなり、図4に示すように、
ケース2の内部に収納されたムーブメント12から第1
文字板6の中央の穴6cを経て突出する指針軸14に取
り付けられている。本実施例における時針10aと分針
10bは、多くの情報を表示することができるようにそ
れぞれ別個のモータにより駆動されている。尚、この指
針10を駆動制御する回路構成に関しては後述する。
【0010】図1において、16は表示切換スイッチで
あり、モード選択スイッチに相当する。本実施例におい
ては第2文字板8を上下にスライドさせるための操作部
と、指針10の指示状態を切り換えるためのスイッチを
兼ねており、図中上下方向にスライドさせて操作するよ
うに設定されている。
【0011】次に、上記構成からなる第1実施例の表示
切換動作について説明する。本実施例においては、図1
に示すように、第2文字板8を上方に位置させることに
より時刻を表示する状態になる。即ち、第2文字板8が
上方に位置すると、その窓部8aから第1文字板6の第
1時刻指標6aが現れ、第2時刻指標8bが第1文字板
6の第1情報指標6bの前方に位置してこれを覆う。こ
のため、表示領域4内には第1文字板6の第1時刻指標
6aと第2文字板8の第2時刻指標8bが位置すること
になり、時刻だけの指標が表示される。指針は時刻デー
タにより時刻を表示することになる。尚、このときに第
2文字板8の第2情報指標8cはケース2の窓部2aの
上側内部、即ち表示領域4の外側に位置しており、時計
の正面からは見えない。
【0012】ここで、スイッチ16を図中下方にスライ
ドさせると、この操作に連動して第2文字板8は図示し
ないモータ機構あるいは連結梃により下方に移動する。
このため、図5に示すように、第2文字板8の第2時刻
指標8bはケース2の窓部2aの下側内部、即ち表示領
域4の外側に移動し、これに代わって第2情報指標8c
が下方に移動して表示領域4内に入る。これにより、第
1文字板6の第1時刻指標6aがほぼ第2文字板8の第
2情報指標8cで覆われ、また、第1文字板6の第1情
報指標6bが第2文字板8の窓部8aから現れる。この
結果、表示領域4内には第1文字板6の第1情報指標6
bと第2文字板8の第2情報指標8cが位置することに
なり、指針は前記スイッチ16からの信号により情報デ
ータを表示することになる。尚、本実施例においては、
スイッチ16の操作により駆動状態が切り換えられた時
針10aが第1情報指標6bの天気を示すマークを指し
て予測される天気を表示し、また、分針10bが第2情
報指標8cの温度を示す数字を指して現在の気温を表示
する。
【0013】この第1実施例においては、天気及び温度
に関する2つの情報を表示するように構成しているが、
その一方だけ表示するようにしても良い。また、第2文
字板8を上下ではなく、左右にスライドさせることによ
り表示を切り換えるようにすることも出来る。この場合
には、第1文字板6の第1情報指標6bを1時から5時
の位置又は7時から11時の位置に配置し、第2文字板
8の第2時刻指標8bと第2情報指標8cをそれぞれ1
時から5時及び7時から11時の位置に配置すれば良
い。
【0014】図6は本発明の第2実施例に係る多機能表
示時計を示す正面図、図7はその断面図、図8は表示状
態を切り換えたときの正面図、図9はその断面図であ
る。本実施例においても、ケース22の窓部22a内が
時刻等を表示する表示領域24となっている。この表示
領域24内には、時刻を表示する時刻指標26aが表面
に設けられた第1文字板26と、ムーブメント32から
突出する指針軸34に取り付けられた指針30とが配設
されている。この第1文字板26も前述した実施例と同
様にケース22の壁部22bに固定されている。また、
指針30もそれぞれ別個に駆動される時針30aと分針
30bとから構成されている。
【0015】また、この表示領域24の外側、即ちケー
ス22の窓部22aの下側内部には、天気情報を表示す
る情報指標28aが表面に設けられた第2文字板28が
設けられている。この第2文字板28は図中上下に移動
可能に指示されており、中央付近が軸40にて回動自在
に指示されたシーソーのように可動するレバー38を介
してモード選択スイッチ36の押圧操作に連動して上下
に移動する。
【0016】上記構成からなる第2実施例においては、
通常、表示領域24内に第1文字板26のみがあり、そ
の時刻指標26aにより時刻のみが明確に表示される。
一方、モード選択スイッチ36が押圧されると、レバー
38の動作により第2文字板28が押し上げられて表示
領域24内に飛び出す。本実施例における第2文字板2
8は、上方に移動すると、時刻指標26aの4時から8
時の位置に重なる。このときに本実施例における時針3
0aと分針30bは重なった状態で情報指標28aの天
気を示すマークを指して予測される天気を明確に表示す
ることになる。尚、第2文字板28と同様な文字板を複
数設けることも可能であり、さらに、第2文字板28の
情報指標28aを複数の情報の指標とすることもでき
る。
【0017】図10は本発明の第3実施例に係る多機能
表示時計を示す正面図、図11及び図12は図10に示
す第1文字板と第2文字板をそれぞれ示す正面図、図1
3は図10に示す多機能表示時計の断面図である。この
第3実施例におけるケース42は、その略中央に表示領
域44となる窓部42aを有し、更に、外側面が机等の
平面上に載置可能な複数の平面で構成されている。図1
に示すケース42は、4つの外側面42b〜42eがい
ずれも平面からなる四角形の正面形状を有するように設
定されている。
【0018】また、表示領域44内に収められケース4
2の壁部42fに固定された第1文字板46の表面に
は、時刻の11時から1時を表示する第1時刻指標46
aと天気・湿度・温度の各情報をそれぞれ表示する情報
指標46b〜46dが円形に並んで配置されている。更
に、この第1文字板46の前方に重なるように表示領域
44内に収められた第2文字板48の表面には、時刻の
2時から10時を表示する第2時刻指標48aが設けら
れており、また、11時から1時の位置には切り欠き部
又は透明部材からなる窓部48bが設けられている。こ
れら第1文字板46と第2文字板48は、共にムーブメ
ント52から突出する指針軸54が中心となるように重
合して配置されており、第2文字板48は指針軸54又
はケース42により回動自在に支持されている。尚、本
実施例における第2文字板48は、時計の姿勢を変えた
ときに自重等によりその窓部48bが常に12時位置
(上方)に位置するように回動するように設定されてい
る。
【0019】この第3実施例における多機能表示時計に
おいては、指針50の指示状態を切り換えるためのモー
ド設定スイッチ56b〜56eが、ケース42の各外側
面42b〜42eに1つずつ配設されており、各外側面
42b〜42eを下にして机等の平面上に時計を載置す
ると、各モード選択スイッチ56b〜56eがオン状態
になって指針50の表示データが切り換わるように構成
されている。
【0020】次に、上記構成からなる第3実施例に係る
多機能表示時計の動作を図14乃至図17を用いて説明
する。尚、図中、時計の姿勢の変化をより判別し易くす
るため、時刻表示状態における12時の位置に円形のマ
ーク58が付してある。はじめに、図14に示すよう
に、ケース42の外側面42dを下にして机等の上に載
置した場合、この外側面42dに設けられているモード
選択スイッチ56dがオン状態となり、指針50は時刻
を指し示す状態になる。このときに第2文字板48は、
その窓部48bが上方に位置したところで停止している
ため、その窓部48bから第1文字板46の第1時刻指
標46aが見えることになり、第2文字板48の第2時
刻指標48aと共に時刻のみを明確に表示する。
【0021】ここで、図15に示すように、ケース42
の外側面42cを下にして載置すると、外側面42dの
モード選択スイッチ56dに代わってモード選択スイッ
チ56cがオン状態になり、指針50は天気情報を指し
示す状態に切り換わる。このときに、第2文字板48は
ケース42の姿勢の変化により上方にその窓部48bが
位置するように回転して停止する。また、このときに第
1文字板46の3時位置に位置していた天気情報を表示
する情報指標46bが上方に位置する状態になる。この
ため、第2文字板48の窓部48bからは天気情報を表
示する情報指標46bが見えることになり、これを指針
50が指し示すことにより天気が表示される。
【0022】また、図16に示すように、ケース42の
外側面42bを下にして載置した場合には、モード選択
スイッチ56bがオン状態になり、指針50は湿度情報
を表示する状態に切り換わる。このときに第2文字板4
8は、上述した動作と同様に、その窓部48bが上を向
くように回転する。また、ケース42の姿勢が変わった
ことにより、今度は湿度情報を表示する情報指標46c
が上方に位置する状態になる。従って、この情報指標4
6cが窓部48bから見えるようになり、これを指針5
0が指し示すことにより湿度が表示される。
【0023】更に、図17に示すように、ケース42の
外側面42eを下にして載置した場合には、モード選択
スイッチ56eがオン状態になり、指針50は温度情報
を表示する状態に切り換わる。このときに第2文字板4
8はその窓部48bが上向に位置するように回転し、ま
た、第1文字板46の温度情報を表示する情報指標46
cが上方に位置する状態になる。このため、第2文字板
48の窓部48bからは情報指標46cが見えるように
なり、これを指針50が指し示すことにより温度が表示
される。
【0024】尚、本実施例においては、第1文字板46
を固定し、第2文字板48を回動自在に設定している
が、第1文字板46を回動自在に支持し、第2文字板4
8を固定しても良い。また、実施例における第2文字板
48は、自重又はオモリ等により回動するが、モータを
使用した自動にすることもできる。更に、モード選択ス
イッチ56b〜56eを重力スイッチとして内部に設け
ることや、ダイヤル式のスイッチに変更すると共に、そ
のスイッチの回転に応じて第2文字板46が回転するよ
うに構成することもできる。
【0025】さらに、他の態様として図18に示すよう
に、時刻表示用の文字板を分割して、スイッチ16の操
作により、破線で示された前枠裏面に設けたモータ及び
輪列機構により分割された文字板8e、8fの裏面に情
報指標を設けて回動するように構成することもできる。
この場合は、スイッチ16の操作に応答して指針を所定
位置、例えば12時、あるいは6時等の位置に一旦退避
させて、文字板の回動動作をスムーズに行わせる。その
後、指針にて当該情報を表示させるようにする。尚、文
字板面を開閉および変化させる従来のカラクリ時計の開
閉機構をそのまま用いても、装飾体に代えて、あるいは
背景を時刻以外の情報表示とするだけでよく、容易に実
施できるものである。
【0026】次に、上述した各実施例における指針の駆
動制御を行う制御回路の構成に関して図19に示すブロ
ック図を用いて説明する。60、62は温度、天気等の
検出する情報に応じて設けられる検出回路であり、それ
ぞれセンサー64、66と、その出力信号を適宜検出信
号に変換する変換回路68、70とから構成されてい
る。72は時刻を計時する信号を出力する基準信号発生
回路である。74は制御回路であり、この制御回路74
は、検出回路60、62からの検出信号をそれぞれ表示
範囲に応じた数値に基準位置からの変位量を加算した値
に変換して記憶する設定位置78、80と、基準信号発
生回路72からの信号に基づいて現時刻を記憶する現時
刻メモリ76と、設定位置メモリ78、80と現時刻メ
モリ76の記憶内容を入力してモード選択スイッチ82
の操作に応じて切換出力する切換回路84と、この切換
回路84からの信号に基づいて角度変換(本実施例の場
合は指針は360スッテプであり1ステップが1度に変
換される)して表示すべき位置として記憶する表示位置
メモリ86と、表示位置メモリ86とモータ等の歩進信
号から指針の位置として記憶する指針位置メモリ88
と、表示位置メモリ86と指針位置メモリ88の内容を
比較して一致するまで歩進信号を出力する一致回路90
と、から構成されている。92は指針96を駆動する指
針駆動部であり、モータ駆動回路、時・分針用の複数ま
たは1個のステップモータ、輪列等を含むモータ94か
らなるものである。
【0027】この指針の駆動制御においては、例えば指
針96にて時刻を表示しているときにモード選択スイッ
チ82を操作すると、設定位置メモリ78、80から温
度等に関する情報の記憶内容が切換回路を介して表示位
置メモリ86に供給される。このときに、一致回路か
ら、指針位置メモリ88の内容と不一致であると歩進信
号が出力されて一致するまでモータを駆動して指針を移
動する。この結果、指針96は温度等の情報を表示する
ことになる。
【0028】尚、カレンダーの場合等の計時情報のとき
には、検出回路60に変えて計時信号を適宜分周入力し
て歩進するカレンダーメモリとすれば良く、所定時間指
針を退避させる構成については設定位置メモリに特定値
をメモリし、モード選択スイッチ82に応答して該メモ
リを選択させ所定時間後に該モード選択スイッチの信号
を切換回路84に出力する遅延回路を設ければ良い。こ
のときに表示文字板にリミットスイッチ等を設けて該ス
イッチ信号により前記モード選択スイッチ82の信号を
出力する遅延回路とすることもできる。又、文字板をモ
ータで駆動する場合は、モード選択スイッチ82の信号
により該モータを駆動させれば良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指針にて時刻以外の情報を表示する多機能表示時計にお
いて、表示情報を選択指示するモード選択スイッチと、
該選択指示信号に応答して選択された情報の指標を出現
させる構成としたので、多数の情報表示が可能となり、
時刻表示の時には時刻指標の文字板が表示領域に視認さ
れ、他の情報の時には、前記時刻指標の全部あるいは一
部を切り換えて選択された情報の指標を有する文字板を
表示領域に視認させることができるので、時刻表示と時
刻以外の他の情報表示とを明確に区別することが出来る
とともに、文字板と指針がモード選択スイッチの操作に
伴い動くので趣向性のある多機能表示時計とすることが
できる。また、前記指標を出現させるにあたり、一旦、
指針を特定位置に退避させることにより文字板を複数枚
重合配置させる構造でなく、1枚の時刻文字板で見やす
い情報表示板が提供できるともに、より多くのバリエシ
ョンが可能となる。さらに、モード選択スイッチを時計
の姿勢に連動させることにより、より表示する情報デー
タの視認を容易にすることができるとともに趣向性のあ
る多機能表示時計とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る多機能表示時計を示
す正面図である。
【図2】図1に示す第1文字板を示す正面図である。
【図3】図1に示す第2文字板を示す正面図である。
【図4】図1に示す多機能表示時計の断面図である。
【図5】図1に示す多機能表示時計の表示状態を切り換
えたときの正面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る多機能表示時計を示
す正面図である。
【図7】図6に示す多機能表示時計の断面図である。
【図8】図6に示す多機能表示時計の表示状態を切り換
えたときの正面図である。
【図9】図8に示す多機能表示時計の断面図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る多機能表示時計を
示す正面図である。
【図11】図10に示す第1文字板を示す正面図であ
る。
【図12】図10に示す第2文字板を示す正面図であ
る。
【図13】図10に示す多機能表示時計の断面図であ
る。
【図14】図10に示す多機能表示時計の表示状態を切
り換えたときの正面図である。
【図15】図10に示す多機能表示時計の表示状態を切
り換えたときの正面図である。
【図16】図10に示す多機能表示時計の表示状態を切
り換えたときの正面図である。
【図17】図10に示す多機能表示時計の表示状態を切
り換えたときの正面図である。
【図18】他の実施例を示し、通常の時刻表示した時の
該略構成を示す正面図である。
【図19】各実施例における指針の駆動制御を行う制御
回路のブロック図である。
【符号の説明】
4、24、44 表示領域 6、26、46 第1文字板 8、28、48 第2文字板 10、30、50 指針 6a、46a 第1時刻指標 6b、 第1情報指標 8b、48b 第2時刻指標 8c 第2情報指標 26a 時刻指標 28a、46b、46c、46d 情報指標 16、36、56b、56c、56d、56c、82
モード選択スイッチ 74 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 3/00 G04B 19/00 G04B 19/06 G04B 19/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針にて時刻以外の情報を表示する多機
    能表示時計において、表示情報を選択指示するモード選
    択スイッチと、前記モード選択スイッチの操作にともな
    って選択された情報の指標を出現させる文字板駆動手段
    と、前記モード選択スイッチからの信号に応答して指針
    を情報データに基づいて該情報の指標位置に表示指示さ
    せる制御回路と、を設けたことを特徴とする多機能表示
    時計。
  2. 【請求項2】 指針にて時刻以外の情報を表示する多機
    能表示時計において、表示情報を選択指示するモード選
    択スイッチと、前記モード選択スイッチの操作にともな
    って選択された情報の指標を出現させる文字板駆動手段
    と、前記モード選択スイッチからの信号に応答して指針
    を所定位置に退避させ、前記文字板駆動手段からの所定
    位置に文字板を移動した旨の終了信号あるいは前記モー
    ド選択スイッチからの信号発生から所定時間後に該指針
    を情報データに基づいて該情報の指標位置に表示指示す
    る制御回路と、を設けたことを特徴とする多機能表示時
    計。
  3. 【請求項3】前記モード選択スイッチは外装ケース枠体
    の姿勢に対応して選択するようにしたことを特徴とする
    請求項1および請求項2に記載の多機能表示時計。
JP7113895A 1995-04-14 1995-04-14 多機能表示時計 Expired - Fee Related JP3027700B2 (ja)

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