JP3027339U - 折り畳み自在紙製便器 - Google Patents

折り畳み自在紙製便器

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JP3027339U
JP3027339U JP1996000878U JP87896U JP3027339U JP 3027339 U JP3027339 U JP 3027339U JP 1996000878 U JP1996000878 U JP 1996000878U JP 87896 U JP87896 U JP 87896U JP 3027339 U JP3027339 U JP 3027339U
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JP
Japan
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reinforcing plate
toilet bowl
tubular main
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Application number
JP1996000878U
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English (en)
Inventor
重司 稲岡
Original Assignee
メーテル株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 堅牢性に富み、座り心地も良好で椅子など他
の用途にも供せられる。 【解決手段】 扁平に屈曲できる多角形の筒状主体1
と、筒状主体の内面に配置される多角形に並設される補
強板4と、筒状主体1及び補強板4と結合する底板9
と、筒状主体1に被さる蓋体13からなる段ボール製の
紙製便器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、重荷重にも耐え得る折り畳み自在紙製便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
厚紙を利用した折り畳み式の簡易便器は従来公知である(例えば実開昭56− 97094号公報、実開平7−11997号公報参照)。このうち前者の技術は 上面部と底面部を有する四角形の下部枠に、便座面を有する四角形の上部枠を被 着するもので下部枠内面に汚物収納袋がセットされる。そして後者の技術は、上 辺に補強材をそなえた四角形の角筒に、所定形状の汚物収納袋を入れ、その上か ら四角形の蓋体を被せる構造のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前者の技術は、四つ折りできる一枚の厚紙で下部枠を構成したものにすぎない ため、幼児や軽量者には使用できても体重の重い者が座ると容易に瓦解するおそ れがあり、実用性に欠けるという問題がある。 また後者の技術は、角筒の補強材が上辺と一体的に形成した折り畳み式のもの であり、角筒側面部を二重構造にすることはできるものの、これのみでは堅牢と は言いがたく、体重の重い者が使用した場合は横ゆれしたり変形する等の事態を 生じやすく安定性に欠けるといった憾みがある。 上記のように従来の紙製便器はいずれも堅牢強固とは言いがたく、長期の使用 に不向きであるから却って経済的でなく、また便座が四角形で高さも限られたも のとなるので座り心地も悪いのと、便器以外の用途に供することは難しいといっ た問題点があった。
【0004】 本考案はこのような従来技術を考慮してなされたもので、体重を支える筒状主 体を堅牢に構成して誰人の使用にも耐えられるとともに反復継続性になじむので 経済的であり、座り心地が良好で椅子代わりにもなる、実用性の高い紙製便器を 提供することを目的としている。
【0005】 上記目的を達成するために本考案は以下のような技術手段をとるもので、すな わち、扁平に屈曲できる多角形の筒状主体と、主体内面に配置する補強板と、主 体及び補強板と結合する底板と、主体に被さる蓋体からなる段ボールの紙製便器 であって、主体側面と同数の各補強板を並列状に組み立て、各補強板の頂片のス リットに筒状主体の各上片の端部を挿入するとともに、底板に形成したスリット に、筒状主体の各下片の端部と補強板下端の凸部を夫々挿入することを特徴とす る折り畳み自在紙製便器である。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は段ボールからなる本考案の各構成部材を示し、1は六角状に形成した筒 状主体であり、全体が扁平に屈曲できる構造としてあり、各面は縦長で、天地に 同形状の上片2と下片3を突設し、上・下片2・3は夫々内方に屈曲でき、更に 上片2の端部2aは下向きに、下片3の端部3aは上向きに屈曲できる。
【0007】 4は筒状主体1の内面に配置する6枚の補強板であり、各補強板は上部又は下 部の左右に縦切溝5・5’を形成する。すなわち隣接するもののうち片方が上部 の縦切溝5を有する補強板であると、他方は下部の縦切溝5’を有する補強板と なり、上部の縦切溝5と下部の縦切溝5’の相互を合致させて上下方向に接合す ると6枚の補強板4が並列状に組み立てられ、補強板全体が六角形状に構成され る。各補強板の上端には、内方に屈曲される頂片6を突設し、該頂片6の基部に スリット7を形成するとともに、下端に凸部8を短く突出形成する。
【0008】 9は前記筒状主体1の内面下端に配置される六角状の底板であり、中央部に透 孔10と、六角の側面と平行にスリット11を形成する。スリット11の内側は やゝ長めで、この部分に補強板4の凸部8が係合し、外側は短めで、この部分に 筒状主体1の下片3の上向きに屈曲される端部3aが係合する。かくして筒状主 体1と補強板4及び底板9が結合して立体状となる。
【0009】 13は筒状主体1の上面に被さる六角状の蓋体であり、中央に開口部14を形 成し、下垂状に屈曲した側板15が主体1の外側に係合する。この蓋体13の内 面に、中央に開口部17を形成した補強用の平板16を設ける。
【0010】 図2及び図3は構成部材を組み合わせた断面を示し、補強板4が間隔18を空 けて筒状主体1の内面に配置されていることが分かる。20の仮想線で示したも のはビニール製の袋体であり、この中に汚物が収納される。袋体20の上部は、 筒状主体1の上端より外方に反転され、この上より蓋体13が被さる。図4はそ の組み立て状態を外観したもので、蓋体13が便座となる。蓋体13を外せばい つでも袋体20を取り出せるので、新たな袋体を取り付ければ全体は繰り返し使 用ができる。
【0011】 補強板4と底板9を筒状主体1より取り外すと、主体1と補強板4は扁平に折 り畳まれる(図5参照)。補強板4は隣接するもの同士の上部縦切溝5と下部縦 切溝5’の結合を解くことにより夫々がばらばらとなるので扁平に折り畳んだ主 体1の中に収納でき、また底板9もそのまゝ各補強板とともに主体内部に収納で きる。組み立て時の補強板4は主体と同角度となるので、主体1を折り畳むと同 時に内部の補強板4も夫々を結合した状態のまゝ扁平に折り畳むこともできる。
【0012】 なお本考案は、上述の図と説明では各構成部材を六角状のものとしてあるが、 本考案の目的・効果を奏する範囲において、その他の多角形状をも包含するもの である。
【0013】
【考案の効果】
以上のような本考案は以下のような特有の効果を奏する。 (1)多角形状の筒状主体が段ボール製であるため堅牢であり、しかも内面に沿 って補強板を設けたため垂直方向の重荷重に十分耐えることができ、体重の重い 者が座っても妄動や変形することがなく、長期にわたって反復使用できるので経 済的である。 (2)筒状主体に所要の高さを持たせることができるとともに多角形状としたの で座り心地がよく、蓋体に板状物をのせると椅子や踏み台等の用途に供し得るな ど多目的利用が可能となる。 (3)底板や蓋体を取り外すことによって筒状主体や補強板を扁平に折り畳むこ とができ、多数個と雖もかさ張ることなく積層・収納されるので携帯や運搬に適 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成部材を示す斜視図である。
【図2】組み立て状態の俯瞰断面図である。
【図3】組み立て状態の縦断面図である。
【図4】組み立て状態の斜視図である。
【図5】全体を扁平に折り畳んだ状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 筒状主体 2 上片 2a 端部 3 下片 3a 端部 4 補強板 6 頂片 7 スリット 8 凸部 9 底板 11 スリット 13 蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平に屈曲できる多角形の筒状主体と、
    主体内面に配置する補強板と、主体及び補強板と結合す
    る底板と、主体に被さる蓋体からなる段ボールの紙製便
    器であって、主体側面と同数の各補強板を並列状に組み
    立て、各補強板の頂片のスリットに筒状主体の各上片の
    端部を挿入するとともに、底板に形成したスリットに、
    筒状主体の各下片の端部と補強板下端の凸部を夫々挿入
    することを特徴とする折り畳み自在紙製便器。
JP1996000878U 1996-01-29 1996-01-29 折り畳み自在紙製便器 Expired - Lifetime JP3027339U (ja)

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ID=43162458

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011251066A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Iej:Kk 組立式便器
JP2017200532A (ja) * 2016-05-06 2017-11-09 知佳 小林 トイレ転用可能包装箱

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JP2011251066A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Iej:Kk 組立式便器
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