JP3025876U - 水筒一体型水彩絵筆 - Google Patents

水筒一体型水彩絵筆

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JP3025876U
JP3025876U JP1995011775U JP1177595U JP3025876U JP 3025876 U JP3025876 U JP 3025876U JP 1995011775 U JP1995011775 U JP 1995011775U JP 1177595 U JP1177595 U JP 1177595U JP 3025876 U JP3025876 U JP 3025876U
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watercolor
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watercolors
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JP1995011775U
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千尋 田中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水彩画を描く際の最もわずらわしい手順であ
る、水・水筒・水差し等の準備を解消する。 【解決手段】 水彩絵筆の柄の部分に水2を貯蔵するタ
ンク1を設け、その柄の部分と筆先の部分4を一体に構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
当該考案は、水彩画を描く際の最もわずらわしい手順である、水・水筒・水差 し等の準備を、水彩絵筆の筆先の部分と柄の部分に内蔵した水タンクを一体構造 にすることによって一切解消する。水や水差しを一々準備したり、水差しの置き 場所を確保する必要がなくなるため、携帯性や利便性が著しく向上し、近年急速 に流行しつつある旅行先やはがきに描く水彩画をより簡便・身近なものとし、よ り一層の普及を促す効果がある。 約5年間の試験使用の結果、水彩画の経験のほとんど無い初心者や、小学生で もきわめて短時間で習得可能で、大多数の者はこの絵筆の使用をきっかけに、水 彩画を愛好するようになった。美術産業のほか、教育産業でもかなりの効果が期 待される。
【0002】
【従来の技術】
従来水彩画を描く場合、水とそれを入れる水差し、更に水差しを置く場所の確 保等が不可欠であった。たとえば、はがきにちょっと水彩で着彩したいといった 場合でも、つい億劫になりあきらめてしまうことが多かった。また、旅行先など 限られた空間、時間といった条件下(例えば列車内)で水彩画を描く場合、水を 準備、安置すること自体不可能で、この場合もあきらめざるを得なかった。たと え工夫して水差しを準備しても、扱いが厄介なことこの上なく、最悪の場合、水 をこぼすといったトラブルも多かった。 従来からも、絵筆の柄の部分にタンクを設け、中に墨汁や色インクを充填した ものは普及している。確かに携帯性は良いが、1本のつき一色限りの着彩しかで きず、混色も困難で、一般の絵筆に勝るほどの利便性は認められなかった。
【0003】
【当該考案が解決しようとする課題】
水彩画を描く際、最もわずらわしくまた障害となっているのが、水・水筒・水 差し等の準備、その置き場所の確保である。水彩画を身近にし、より一層の普及 を促すためには、このわずらわしさを解消することが最も効果的である。つまり 「水に関する諸問題」からの開放が重要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
当該考案は、水彩画を描く際の最もわずらわしい手順である、水・水筒・水差 し等の準備を、水彩絵筆の筆先の部分と柄の部分に内蔵した水タンクを一体構造 にすることによって一切解消する。水や水差しを一々準備したり、水差しの置き 場所を確保する必要がなくなるため、携帯性や利便性が著しく向上する。
【0005】
【作用】
水彩絵筆の柄の部分に水を貯蔵するタンクを設け、その柄の部分と筆先の部 分を一体構造にすることにより、水筒・水差し・それらに入れる水が不要となり また、それらの置き場所も不要となる。 あらかじめ柄の部分に水が入っているため携帯性が抜群である。例えば上着 のポケットや児童の筆箱にも収納、携帯が可能である。たとえ揺れるような描画 環境(例えば動く列車内)でも水がこぼれる心配はなく、安心して水彩画を描け る。またちょっとした着彩にも色鉛筆感覚で使用できる 柄の部分の水タンクと筆先の接続部分は取り外し可能な構造なので、随時水 の補給、交換が可能である。 約5年間の試験使用の結果、1回の水の補給で、はがき水彩画を、7枚から 15枚程度描くことができ、携帯用としては十分な量である。 柄の部分は、弾力性のある素材で形成し必要に応じて側面を押して水を筆先 に送る構造で、常に濡れた筆先に水彩絵の具や固形水彩絵の具(ケーキカラー) をつけて、極めて簡単に着彩ができる。また、スポンジやティッシュペーパーな どで筆先をわずかに拭うだけで容易に洗浄でき、色換えも従来の絵筆よりはるか に短時間で済むのも特徴である。 試験的に柄の部分のタンク内に水を入れたまま約3ヵ月間放置したところ、 防腐剤なしでも腐敗は認められず、問題なく着彩できた。一般的な使用頻度で、 3ヵ月以上放置することはまず考えられない。 筆先は、筆まとまりが良く耐久性のある合成素材で形成し、筆に慣れない初 心者や小学生でも水彩画に親しむことができる。
【0006】
【実施例】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。添付図は全体概念図およびその 縦断面図である。水彩画を描く場合はまず柄の部分の側面を押して筆先に水を供 給する。次に、濡れた筆先に水彩絵の具や固形水彩絵の具(ケーキカラー)をつ けて、はがき等に着彩するわけである。水タンクに水を補給する場合は、接合部 を取り外して水道の蛇口などから水を入れればよい。着彩の絵の具の色を変更す る時は、ティッシュペーパーで筆先を軽く拭えば、簡単に洗浄できる。旅行先で の携帯に必要な水彩画の用具一式は、この絵筆のほかに、固形水彩絵の具、はが きサイズの画用紙、ティッシュペーパーで十分である。これらの用具一式を旅行 先に携帯し試験使用したが、はがきサイズなら数分程度F3号程度のサイズなら 10〜20分程度で完成させることができる。
【0007】
【考案の効果】
水彩絵筆の柄の部分に水を貯蔵するタンクを設け、その柄の部分と筆先の部分 を一体構造にすることにより、水筒・水差し・それらに入れる水が不要となりま た、それらの置き場所も不要となった。また、あらかじめ柄の部分に水が入って いるため携帯性が抜群となった。例えば上着のポケットや児童の筆箱にも収納、 携帯が可能である。たとえ揺れるような描画環境(例えば動く列車内)でも水が こぼれる心配はなく、安心して水彩画を描ける。またちよっとした着彩にも色鉛 筆感覚で使用できる。更に、柄の部分の水タンクと筆先の接続部分は取り外し可 能な構造なので、随時水の補給、交換が可能である。 約5年間の試験使用の結果、1回の水の補給で、はがき水彩画を、7枚から1 5枚程度描くことができ、携帯用としては十分な量であることもわかった。約5 年間、旅行先に携帯し試験使用したが、はがきサイズなら数分程度F3号程度の サイズなら10〜20分程度で水彩画を完成させることができる。柄の部分は、 弾力性のある素材で形成し必要に応じて側面を押して水を筆先に送る構造で、常 に濡れた筆先に水彩絵の具や固形水彩絵の具(ケーキカラー)をつけて極めて簡 単に着彩ができる。また、スポンジやティッシュペーパーなどで筆先をわずかに 拭うだけで容易に洗浄でき、色換えも従来の絵筆よりはるかに短時間で済むのも 特徴である。試験的に柄の部分のタンク内に水を入れたまま約3ヵ月間放置した ところ、防腐剤なしでも腐敗は認められず、問題なく着彩できた。一般的な使用 頻度で、3ヵ月以上放置することはまず考えられない。 筆先は、筆まとまりが良く耐久性のある合成素材で形成し、筆に慣れない初心 者や小学生でも水彩画に親しむことができる。約5年間の試験使用の結果、水彩 画の経験のほとんど無い初心者や、小学生でもきわめて短時間で習得可能で、大 多数の者はこの絵筆の使用をきっかけに、水彩画を極めて身近なものと感じるよ うになり、学校や旅行先にも常に携帯して愛好するようになった。
【図面の簡単な説明】
当該考案の一実施例を示した構造の説明図である。
【符号の説明】 A 全体概念図 B 縦断面図 (以下番号はA・B図に共通) 1 柄の部分に内蔵された水タンク 2 水 3 接合部(ねじ切り加工) 4 筆先の部分 5 筆先 6 保護キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水彩絵筆の柄の部分に水を貯蔵する部
    分を一体型にすることにより、水彩画を描く際の水・水
    筒・水差し等の準備といった、最もわずらわしい手順か
    ら一切開放され、特に携帯用(旅行のスケッチなど)や
    小品制作(はがき水彩画など)に利便性を発揮する、水
    筒一体型水彩絵筆の発明。
JP1995011775U 1995-09-29 1995-09-29 水筒一体型水彩絵筆 Expired - Lifetime JP3025876U (ja)

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