JP3024796U - 乾電池型震動感知スイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、電池を使用している機器に使用
して地震等の災害時に自動的にスイッチが入るようにす
る乾電池型震動感知スイッチである。 【構成】 パイプ（１）、に震動感知スイッチ（２）、
を取り付け、震動感知スイッチ（２）の極線を、＋極板
（５）、−極板（６）に接続し＋極板（５）、−極板
（６）、をパイプ（１）の前後に取りつけた乾電池型震
動感知スイッチ。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は乾電池状のパイプの中に震動感知スイッチを取り付け、震動を感 知し、自動的にスイッチが入るようにした、乾電池型震動感知スイッチである。

従来の乾電池使用の非常用電気器具は、器具本体のスイッチを入れるか又は、 外部的にスイッチが入る状態にしなければ作動しなかった。したがって、夜間地 震による非常時には、地震の揺れの中で懐中電灯等を探すのに苦労した。

又、地震の揺れで食器、ガラス製品が床に落ちてこわれ飛散し、暗闇の中でそ の破片により怪我をすることがあった。

又、非常用機器として停電時に自動的に発光する電気器具も発売されているが 停電にならなければ発光しない為、停電にならなければ役に立たなかった。

本発明はその危険から安価で簡単に非常用電気器具に改造できる様にするもの である。以下それを説明すると、 （イ）乾電池と同じ形状に中空のパイプ（１）を切る。

（ロ）震動感知スイッチ（２）を取りつける。

（ハ）震動感知スイッチの極線を＋極板（５）、−極板（６）に接続する。

（ニ）球状のおもり（４）をパイプ（１）に入れる。

（ホ）＋極板（５），−極板（６）をパイプ（１）の前後に取りつける。

このような乾電池型震動感知スイッチを製作することにより、既製の乾電池 を使用している懐中電灯等電気機器が、本品を１本入れ替えることにより非常用 電気機器に変えることができる。

この乾電池型震動感知スイッチを使用すると次の効果がある。

（１）懐中電灯に使用すると、地震発生と同時に点灯する為、懐中電灯のあ る場所がすぐに判かる。

（２）非常時に、持っただけで点灯する。

（３）地震時にすぐに点灯するので周囲の状況を確認でき２次災害を防止で きる。

（４）ラジオに使用すると地震時にスイッチが入り速報が聞ける。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】震動感知スイッチの形状図

【符号の説明】

１はパイプ ２は震動感知スイッチ ３はスプーン状の
誘導羽付き受け皿 ４は球状のおもり ５は＋極板 ６は−極板 ７は既製
スイッチ ８は感知バー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 乾電池と同じ形状のパイプの内部に、震
   動感知スイッチを取り付け、震動発生時に自動的にスイ
   ッチが入るようにした、 乾電池型震動感知スイッチ。